JP4362985B2 - 自動販売機制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、缶飲料などの商品を冷却又は加温して販売する自動販売機の冷却制御を行う自動販売機制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は、自動販売機の内部構造図である。図8において、1は圧縮機、2は外部熱交換器、3〜5は内部熱交換器、11〜14はファン、27は電気ヒータ、28は漏電遮断器、29は商品ラック、30は搬出シュート、31は断熱区画壁、32は外断熱壁、33は前面扉、34は商品取出口である。
【0003】
外断熱壁32と断熱性の前面扉33で囲まれた庫内は、断熱区画壁31,31によって3個の庫室A,B,Cに区画されており、それぞれの庫室A,B,Cを個別に冷却したり加温したりして冷たい飲料と温かい飲料の両方を販売していた。そして、冷却用庫室は、圧縮機1,外部熱交換器2,内部熱交換器3〜5等よりなる周知の冷凍サイクルによって冷却し、加温用庫室は電気ヒータ27によって加温するようにしていた。
【0004】
そのような、従来の自動販売機では、冷却用庫室を冷却する冷凍サイクルで発生した排熱は、外部熱交換器2を介して外部に放出させる一方、加温用庫室の加温手段としては、電気ヒータ27を使用しており、効率が良くなかった。そこで、本出願人は、特願平11-255466号として、ヒートポンプ式の冷却・加温装置を採用した自動販売機を提案した。
【0005】
図1は、ヒートポンプ式の冷却・加温装置を採用した自動販売機の冷媒回路図である。符号は、図8のものに対応しており、6〜9は電動膨張弁、10は気液分離器、15A〜17Bは電磁弁、18A〜20Aは各庫室A〜Cの庫内温度を検知するための温度センサ、18B〜20Bは各内部熱交換器3〜5の温度を検知するための温度センサである。電磁弁15A〜17Bを切り換えることにより、内部熱交換器3〜5を蒸発器として使ってそれが設けられた庫室内を冷却したり、凝縮器として使って、その排熱を利用して庫室内を加温したりする。その結果、従来は外部に捨てていた冷凍サイクルの排熱を有効活用できて、自動販売機の電力消費を大幅に低減させることができる。
【0006】
この自動販売機の圧縮機1は、インバータ電源により駆動され、電源周波数に応じた回転数で運転される。そして、冷却用庫室の庫内温度の制御は、電動膨張弁7〜9の開度調整と、圧縮機1の電源周波数を段階的に変化させることにより行うようにした。すなわち、庫内温度が設定範囲より高くなったらインバータ電源の周波数を1段階高くして圧縮機1の能力を上げ、庫内温度が設定範囲より低くなったらインバータ電源の周波数を1段階低くして圧縮機1の能力を下げる。また、庫内温度が設定範囲より高くなった庫室では、電動膨張弁の開度を小さくし、庫内温度が設定範囲より低くなった庫室では、電動膨張弁の開度を大きくする。
【0007】
また、起動時は、まず各庫室のファン12〜14を起動した後、圧縮機を起動し、各庫室の冷却あるいは加温を開始することになる。そして、圧縮機をフル運転させながら、加温用庫室では、設定温度に達するまでファンを回転させ、設定温度に達したら、圧縮機の電源周波数を調整したり、ファンの回転数を調整したりして、庫内温度が設定範囲内に維持されるように制御する。
【0008】
本出願人が提案したヒートポンプ式の冷却・加温装置を採用した自動販売機では、そのようにして庫室の庫内温度が設定範囲に入るようにした。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、加温用庫室において、起動後、内部熱交換器の温度がなかなか上昇せず、庫内温度が設定温度まで上昇するのに長時間かかるという問題点があった。
【0010】
本発明は、そのような問題点を解決すること、すなわち、自動販売機の起動時に、加温用庫内の温度が設定温度まで上昇する時間を短縮することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、請求項1に記載の自動販売機制御装置は、断熱性の壁で区画された複数の庫室を有し、各庫室にはそれぞれ電動膨張弁付きの内部熱交換器及びファンが設けられ、それらの電動膨張弁と内部熱交換器は、庫室外に設けられた圧縮機と外部熱交換器に接続され、電磁弁で冷媒の流れ方向を切り換えることにより前記それぞれの内部熱交換器を蒸発器として作用させて庫室内を冷却したり、凝縮器として作用させて庫室内を加温したりできるようにした自動販売機を制御する自動販売機制御装置であって、一部の庫室を加温し、残りの庫室を冷却する際の自動販売機起動時に、起動後加温用庫室の庫内温度が所定の温度以上に上昇するまで、冷却用庫室の電動膨張弁の開度を、その後の定常運転における設定開度より広くすることを特徴とする。このようにすると、自動販売機の起動時に、加温用庫内の温度が設定温度まで上昇する時間を短縮することができる。
【0012】
また、請求項2に記載の自動販売機制御装置は、圧縮機を起動させた後、定常速度より高い所定速度に達するまで徐々に加速し、その後、加温用庫室の庫内温度が設定値に達したとき定常速度にすることを特徴とする。このようにすると、圧縮機の損傷を防止しながら、自動販売機の起動時に、加温用庫内の温度が設定温度まで上昇する時間をさらに短縮することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。冷媒回路は、図1のものを用いる。そして、図2は、本発明の自動販売機制御装置の制御ブロック図である。符号は、図1のものに対応している。主制御部21は、販売制御部22,入力制御部23,接客制御部24,硬貨処理制御部25等の自動販売機各部を個別に制御する端末制御部を統括して制御する。
【0014】
販売制御部22は、自動販売機内の各庫室の冷却,加温を制御したり、商品搬出装置26を制御したりする。入力制御部23は、リモコン式の入力装置と主制御部21との間のデータ入出力を制御する。接客制御部24は、自動販売機前面に設けられた商品選択ボタン(図示せず)の動作監視や、売切表示ランプ,投入金額表示器等の表示制御などを行う。硬貨処理制御部25は、硬貨投入口から投入された硬貨の識別やつり銭の払出し等を行う。各制御部は、マイコンによって構成される。
【0015】
販売制御部22には、各庫室の冷却,加温を制御するため、前述の圧縮機1,電動膨張弁6〜9,ファン11〜14,電磁弁15A〜17B,温度センサ18〜20が接続されている。
【0016】
ここで、まず、図1及び図2に基づいて冷媒回路の動作を説明する。図1は、庫室A,Bを冷却し、庫室Cだけを加温する場合を示している。この運転モードを、冷却Coolの「C」と加温Hotの「H」をとり、庫室A,Bを冷却し、庫室Cだけを加温するという意味で、「CCH運転」と表示することとする。また、この実施形態の自動販売機では、各熱交換器の容量は、内部熱交換器4の容量を1としたとき、内部熱交換器5の容量が2、内部熱交換器3の容量が3、そして、外部熱交換器2の容量が6となるように設計されているものとする。
【0017】
販売制御部22は、外部熱交換器2の電磁弁15Aを開き、他方の電磁弁15Bを閉じる。また、内部熱交換器4,5の電磁弁16A,17Bを閉じ、他方の電磁弁16B,17Aを開く。そしてまた、外部熱交換器2の電動膨張弁6と内部熱交換器5の電動膨張弁9は全開とし、内部熱交換器3,4の電動膨張弁7,8は、各庫室A,Bの温度に応じて開度が調整される。
【0018】
その状態で、圧縮機1から吐出された冷媒は、電磁弁15Aと電磁弁17Aに分流され、外部熱交換器2と内部熱交換器5へと流れ、それらで凝縮液化された後、電動膨張弁7,8に分配されてそこで減圧されてから内部熱交換器3,4に流入する。内部熱交換器3,4に流入した冷媒は、内部熱交換器3,4内部で気化した後、気液分離器10を経て圧縮機1に戻る。
【0019】
このようにして、図1のものでは、外部熱交換器2と内部熱交換器5は凝縮器として作用し、内部熱交換器3,4は、蒸発器として作用する。その結果、二つの庫室A,Bは冷却され、残りの庫室Cは加温される。その際、内部熱交換器3の容量が3、内部熱交換器4の容量が1であり、内部熱交換器5の容量が2であるので、外部熱交換器2の必要容量は2となる。そこで、販売制御部22は、外部熱交換器2のファン11の回転数を下げて、冷媒圧力がアンバランスにならないように調整する。
【0020】
次に、庫室Aだけを冷却し、庫室B,Cを加温する場合、すなわち、CHH運転の場合を説明する。図3は、CHH運転時の冷媒回路図である。販売制御部22は、外部熱交換器2の電磁弁15A,15Bは両方とも閉じる。また、内部熱交換器4,5の電磁弁16A,17Aを開き、他方の電磁弁16B,17Bを閉じる。そしてまた、外部熱交換器2の電動膨張弁6と内部熱交換器4,5の電動膨張弁8,9は全開とし、内部熱交換器3の電動膨張弁7は、庫室Aの温度に応じて開度が調整される。
【0021】
その状態で、圧縮機1から吐出された冷媒は、電磁弁16Aと電磁弁17Aに分流され、内部熱交換器4,5へと流れ、それらで凝縮液化された後、電動膨張弁7に流入する。そこで減圧されてから内部熱交換器3に流入する。内部熱交換器3に流入した冷媒は、内部熱交換器3内部で気化した後、気液分離器10を経て圧縮機1に戻る。
【0022】
このようにして、図3のものでは、内部熱交換器4,5は凝縮器として作用し、内部熱交換器3は、蒸発器として作用する。その結果、庫室Aは冷却され、残りの二つの庫室B,Cは加温される。その際、内部熱交換器3の容量が3、内部熱交換器4の容量が1であり、内部熱交換器5の容量が2であるので、それらだけでバランスし、外部熱交換器2は不要となる。
【0023】
次に、庫室A,Cを冷却し、庫室Bだけを加温する場合、すなわち、CHC運転の場合を説明する。図4は、CHC運転時の冷媒回路図である。販売制御部22は、外部熱交換器2の電磁弁15Aを開き、他方の電磁弁15Bを閉じる。また、内部熱交換器4,5の電磁弁16A,17Bを開き、他方の電磁弁16B,17Aを閉じる。そしてまた、外部熱交換器2の電動膨張弁6と内部熱交換器5の電動膨張弁8は全開とし、内部熱交換器3,5の電動膨張弁7,9は、庫室A,Cの温度に応じて開度が調整される。
【0024】
その状態で、圧縮機1から吐出された冷媒は、電磁弁15Aと電磁弁16Aに分流され、外部熱交換器2と内部熱交換器4へと流れ、それらで凝縮液化された後、電動膨張弁7,9に分配される。そこで減圧されてから内部熱交換器3,5に流入する。内部熱交換器3,5に流入した冷媒は、内部熱交換器3,5内部で気化した後、気液分離器10を経て圧縮機1に戻る。
【0025】
このようにして、図4のものでは、外部熱交換器2と内部熱交換器4は凝縮器として作用し、内部熱交換器3,5は、蒸発器として作用する。その結果、二つの庫室A,Cは冷却され、残りの庫室Bは加温される。その際、内部熱交換器3の容量が3、内部熱交換器5の容量が2であり、内部熱交換器4の容量が1である。そこで、販売制御部22は、外部熱交換器2のファン11の回転数を下げて、冷媒圧力がアンバランスにならないように調整する。
【0026】
次に、三つの庫室A,B,Cを共に冷却する場合、すなわち、CCC運転の場合を説明する。図5は、CCC運転時の冷媒回路図である。販売制御部22は、外部熱交換器2の電磁弁15Aを開き、他方の電磁弁15Bを閉じる。また、内部熱交換器4,5の電磁弁16A,17Aを閉じ、他方の電磁弁16B,17Bを開く。そしてまた、外部熱交換器2の電動膨張弁6は全開とし、内部熱交換器3〜5の電動膨張弁7〜9は、各庫室の温度に応じて開度が調整される。
【0027】
その状態で、圧縮機1から吐出された冷媒は、電磁弁15Aから外部熱交換器2へと流れ、凝縮液化された後、電動膨張弁7〜9に分配されてそこで減圧されてから内部熱交換器3〜5に流入する。内部熱交換器3〜5に流入した冷媒は、内部熱交換器3〜5内部で気化した後、気液分離器10を経て圧縮機1に戻る。
【0028】
このようにして、図5のものでは、外部熱交換器2は凝縮器として作用し、内部熱交換器3〜5は、蒸発器として作用する。その結果、三つの庫室A,B,Cは、全てが冷却される。
【0029】
以上の運転モードの内、本発明は、図1,図3,図4に示す例のように、いずれか一つあるいは二つの庫室の内部熱交換器を凝縮器として作用させて、その庫室を加温し、その他の庫室を冷却する場合に適用するものである。そのように、一部の庫室を加温し、残りの庫室を冷却するように冷媒回路を設定したのち、自動販売機を起動する際、本発明の自動販売機制御装置では、冷却用庫室の電動膨張弁の開度を、定常時の設定開度より広くする。すなわち、本来なら冷却用庫室の庫内温度は、5℃にするように電動膨張弁の開度を設定すべきところを、起動後加温用庫室の庫内温度が所定の温度以上に上昇するまでは、冷却用庫室の庫内温度が7℃程度になるように電動膨張弁の開度を設定する。
【0030】
そのように電動膨張弁の開度を広くすると、絞り作用(減圧作用)が減って、内部熱交換器での蒸発温度が上昇する。そして、蒸発温度が上がると、凝縮器として作用する内部熱交換器の凝縮温度も上がる。また、電動膨張弁の開度を広くすることで熱交換器への冷媒循環量も増えるので、熱交換作用が増進し、凝縮器として作用する内部熱交換器の凝縮温度が所定温度に到達するまでの時間が短縮される。
【0031】
すなわち、冷却用庫室の庫内温度を通常通り5℃に設定し、時点t0で圧縮機1を起動すると、庫内温度は、図6に点線ニで示すように低下していく。一方、加温用庫室の庫内温度は、図6に点線ロで示すように、緩やかに上昇していき、時点t2で設定温度TSに達する。
【0032】
それに対して、冷却用庫室の庫内温度を通常よりやや高い温度である7℃に設定すると、冷却用庫室の電動膨張弁の開度が通常より広くなり、庫内温度は、図6に実線ハで示すように点線ニより緩やかに低下していく。一方、加温用庫室の庫内温度は、図6に実線イで示すように点線ロより早く上昇していき、時点t2よりΔtだけ早い時点t1で設定温度TSに達する。その時点t0から時点t1までの期間をプルアップ期間といい、その長さは、8〜12時間程度要する。そして、その後は、定常状態の加温運転に入る。
【0033】
このように、冷却用庫室の庫内温度を通常よりやや高い温度に設定すると、冷却用庫室の電動膨張弁の開度が広くなって冷却用庫室の庫内温度の冷却速度が遅くなる。しかしながら、自動販売機内部の庫室を加温用に用いるときは、冬季等、外気温度が低い場合が多いので、冷却用庫室の温度低下が遅くなることより、それより、加温用庫室の温度上昇が早くなる方が売上によい結果を与える。そのような観点から、本発明の自動販売機制御装置では、自動販売機起動時に、冷却用庫室の設定温度を高めにして、電動膨張弁の開度を定常時の設定開度より広くすることにした。次に、フローチャートを使ってプルアップの制御手順について説明する。
【0034】
図7は、本発明の自動販売機制御装置のプルアップ制御手順を示すフローチャートである。
ステップ1…冷却用庫室の庫内温度の設定温度を、通常よりやや高めの7℃にする。
ステップ2…圧縮機に負担をかけないように、圧縮機を低速(例えば、電源周波数50Hz)で起動し、定常速度より高い所定速度(例えば、電源周波数80Hz)まで徐々に加速していく(例えば、電源周波数を5Hz/5minずつ上げていく)。なお、圧縮機はインバータにより駆動され,電源周波数に応じた回転数で運転される。
【0035】
ステップ3…加温用庫室に設けられている温度センサから加温用庫室の次販商品の温度TCを取得する。
ステップ4…次販商品の温度TCが設定温度、例えば、60℃に達したか否かを判別する。
【0036】
ステップ5…設定温度に達したら、冷却用庫室の庫内温度の設定温度を、通常の5℃にする。
ステップ6…圧縮機の運転速度を定常速度(例えば、電源周波数50Hz)まで低減させて、定常運転に入る。
【0037】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、次に記載するような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の自動販売機制御装置は、請求項1に記載の自動販売機制御装置は、一部の庫室を加温し、残りの庫室を冷却する際の自動販売機起動時に、起動後加温用庫室の庫内温度が所定の温度以上に上昇するまで、冷却用庫室の電動膨張弁の開度を、その後の定常運転における設定開度より広くするようにしたので、自動販売機の起動時に、加温用庫内の温度が設定温度まで上昇する時間を短縮することができる。
【0038】
また、請求項2に記載の自動販売機制御装置は、圧縮機を起動させた後、定常速度より高い所定速度に達するまで徐々に加速し、その後、加温用庫室の庫内温度が設定値に達したとき定常速度にするようにしたので、圧縮機の損傷を防止しながら、自動販売機の起動時に、加温用庫内の温度が設定温度まで上昇する時間をさらに短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する自動販売機の冷媒回路図である。
【図2】本発明の自動販売機制御装置の制御ブロック図である。
【図3】CHH運転時の冷媒回路図である。
【図4】CHC運転時の冷媒回路図である。
【図5】CCC運転時の冷媒回路図である。
【図6】プルアップ時の庫内温度の変化図である。
【図7】本発明の自動販売機制御装置のプルアップ制御手順を示すフローチャートである。
【図8】自動販売機の内部構造図である。
【符号の説明】
1…圧縮機
2…外部熱交換器
3〜5…内部熱交換器
6〜9…電動膨張弁
11〜14…ファン
15A〜17B…電磁弁
18A〜20B…温度センサ
27…電気ヒータ
28…漏電遮断器
29…商品ラック
30…搬出シュート
31…断熱区画壁
32…外断熱壁

Claims (2)

  1. 断熱性の壁で区画された複数の庫室を有し、各庫室にはそれぞれ電動膨張弁付きの内部熱交換器及びファンが設けられ、それらの電動膨張弁と内部熱交換器は、庫室外に設けられた圧縮機と外部熱交換器に接続され、電磁弁で冷媒の流れ方向を切り換えることにより前記それぞれの内部熱交換器を蒸発器として作用させて庫室内を冷却したり、凝縮器として作用させて庫室内を加温したりできるようにした自動販売機を制御する自動販売機制御装置であって、
    一部の庫室を加温し、残りの庫室を冷却する際の自動販売機起動時に、起動後加温用庫室の庫内温度が所定の温度以上に上昇するまで、冷却用庫室の電動膨張弁の開度を、その後の定常運転における設定開度より広くすることを特徴とする自動販売機制御装置。
  2. 圧縮機を起動させた後、定常速度より高い所定速度に達するまで徐々に加速し、その後、加温用庫室の庫内温度が設定値に達したとき定常速度にすることを特徴とする請求項1記載の自動販売機制御装置。
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