JP2870230B2 - 自動販売機の冷却制御装置 - Google Patents

自動販売機の冷却制御装置

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JP2870230B2
JP2870230B2 JP3168650A JP16865091A JP2870230B2 JP 2870230 B2 JP2870230 B2 JP 2870230B2 JP 3168650 A JP3168650 A JP 3168650A JP 16865091 A JP16865091 A JP 16865091A JP 2870230 B2 JP2870230 B2 JP 2870230B2
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JP
Japan
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room
temperature
cooler
vending machine
cooling
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Inventor
弘久 中野
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F9/00Details other than those peculiar to special kinds or types of apparatus
    • G07F9/10Casings or parts thereof, e.g. with means for heating or cooling

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、缶飲料などの商品を
冷却して販売する自動販売機に関し、特に商品の冷え過
ぎを防止しながら商品収納室の温度をすばやく下げられ
るようにした冷却制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ホット商品とコールド商品とを併売する
自動販売機では本体内がいくつかの商品収納室に区画さ
れ、これらの商品収納室は切り換えによりそれぞれ冷却
あるいは加熱されるようになっている。そして、このよ
うな自動販売機において、隣接する複数の商品収納室に
ついてその中の1つの室にのみ冷却器を設置し、この冷
却器でこれらの室を共通に冷却して省エネルギーと自動
販売機製作費の低減とを図ることが知られている。
【0003】例えば、4つの商品収納室が左右に配列さ
れ、左の1室がコールド専用室、右の3室がホットオア
コールド室とされた自動販売機では、ヒータは3室にそ
れぞれ設置されているが、冷却器(エバポレータ)は左
室と中右室(左から3番目の室)にのみ設置され、左側
の2室と右側の2室とはそれぞれ1つの冷却器で共通に
冷却されるようになっている。なお、冷却器を共有する
各2室の互いの仕切壁にはシャッタで開閉される通風孔
が設けられ、一方の室がホット運転される場合には通風
孔が閉鎖されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
自動販売機において、設定温度に基づいて冷却器をオン
オフ制御するための温度センサは、従来は冷却器が設置
された室にのみ置かれていた。そのため、冷却器が設置
されている室が設定温度以下に冷えている間は冷却器が
オンせず、この冷却器を共有する他の室はどうしても温
度が高くなりがちであった。特に、冷却器のない室がホ
ット運転から冷却運転に切り換った場合には、その室が
冷えるのに長い時間がかかるとい問題があった。この発
明は、1つの冷却器で複数の商品収納室を共通に冷却す
る自動販売機において、冷却器が設置された室が設定温
度以下であっても他の室が冷却を必要とするときには冷
却器をオンすることを可能にし、冷却器がない室の冷却
性能を高めるようにした自動販売機の冷却制御装置を提
供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、冷却器をオ
ンオフ制御するための温度検知手段をこの冷却器を共有
するすべての商品収納室に設置し、冷却器のない室から
も冷却器のオン要求を出させる一方、冷却効果の高い冷
却器設置室の冷え過ぎを防止するために別途過冷防止温
度を設定し、その室の温度がこの過冷防止温度以下であ
れば他の室から冷却器のオン要求があってもそれを認め
ないようにしたものである。すなわち、この発明は、各
商品収納室の温度をそれぞれ検知する手段と、前記各商
品収納室のそれぞれの設定温度及び冷却器が設置された
前記商品収納室の過冷防止温度を記憶する手段と、いず
れかの前記商品収納室の温度が前記設定温度以上で、か
つ前記冷却器が設置された前記商品収納室の温度が前記
過冷防止温度以上のときのみ前記冷却器をオンする制御
手段とを設けるものとする。
【0006】
【作用】冷却器がない室についても温度検知手段と設定
温度とを設け、各室の検知温度と設定温度との比較によ
り冷却器をオンオフ制御する。ただし、冷却器が設置さ
れた室は他の室よりも冷えやすいので、他の室が設定温
度に達する前に冷え過ぎにより商品が凍結する危険があ
る。そこで、冷却器設置室については設定温度よりも一
定値以上は低くならない過冷防止温度を設定し、他の室
から冷却器のオン要求があった場合には冷却器設置室の
温度が過冷防止温度以上であるときのみ冷却器をオンす
る。これにより、従来よりも冷却器がオンする機会が増
え、冷却器がない室の冷却性能が良くなる。
【0007】
【実施例】以下、図1〜図3に基づいてこの発明の実施
例を説明する。まず、図1は自動販売機の構成を模式的
に示す正面図で、自動販売機本体内は1A〜1Dの4つ
の商品収納室に区画され、各室には図示しないベンドラ
ックに積まれてそれぞれ缶飲料が収納されている。ここ
で、左室1Aはコールド専用室、また中左室1B、中右
室1C及び右室1Dはいすれもホットオアコールド室と
なっている。左室1Aと中左室1Bとの間の仕切壁には
通風孔2が設けられ、シャッタ3で開閉されるようにな
っている。同様に、中右室1Cと右室1Dとの間の仕切
壁には通風孔4が設けられ、シャッタ5で開閉されるよ
うになっている。
【0008】6はモータコンプレッサ(MC)、コンデ
ンサなどからなる冷凍機のコンデンシングユニットで、
電磁バルブ7及び8を介して配管された2つのエバポレ
ータ9及び10を備えている。エバポレータ9は左室1
A内に設置され、その室及び中左室1Bを共通に冷却す
る。また、エバポレータ10は中右室1C内に設置さ
れ、その室及び右室1Dを共通に冷却する。11、12
及び13はそれぞれ中左室1B、中右室1C及び右室1
Dに設置されたヒータで、各室を個別に加熱する。1
4、15、16及び17はそれぞれ左室1A、中左室1
B、中右室1C及び右室1Dに設置されたサーミスタか
らなる温度センサで、各室の温度を個別に検知する。1
8は検知された温度と予め設定された温度とを比較して
エバポレータ9,10あるいはヒータ11〜13をオン
オフ制御する制御装置が収納された電装ボックスであ
る。
【0009】図示しないが各室1A〜1Dにはそれぞれ
モータファンが設置されており、エバポレータ9,10
あるいはヒータ11〜13を通して室内空気を強制循環
させるようになっている。ここで、図に示すようによう
にシャッタ3が開いているときには、中左室1B内の空
気は矢印で示すようにエバポレータ9を通して循環する
ように空気通路が構成されている。同様に、シャッタ5
が開いているときは、右室1Dの空気はエバポレータ1
0を通して循環する。なお、シャッタ3あるいは5が開
いたときは運転回路が加熱から冷却に自動的に切り換え
られるようになっている。
【0010】図2は図1における制御装置のブロック図
である。制御部19は温度センサ14〜17からの入力
信号により得られた各室1A〜1Dの温度と記憶部20
に予め設定された温度とを比較してエバポレータ9,1
0あるいはヒータ11〜13のオンオフ信号を出力す
る。記憶部20には各室1A〜1Dの冷却及び加熱運転
時の設定温度、更に左室1A室及び中右室1Cについて
は商品の凍結を防止するための冷却設定温度より低い過
冷防止温度が設定されている。これらのデータはキーボ
ードからなる設定部21から設定入力される。
【0011】22、23、24、25、26及び27は
制御部19からの出力信号により駆動されるリレーで、
それぞれ冷凍機のMC28、電磁バルブ7,8、ヒータ
11〜13をオンオフする。ここで、電磁バルブ7及び
8はエバポレータ9及び10への冷媒通路を開閉し、オ
フしたときは冷却が停止される。また、MC28は電磁
バルブ7及び8が共にオフするとオフになるように制御
される。
【0012】図3は制御部19の制御動作を示すフロー
チャートである。以下、これに基づいて、シャッタ3を
開きエバポレータ9により左室1Aと中左室1Bのみを
冷却する場合の動作について説明する。なお、エバポレ
ータ10による中右室1C及び右室1Dのみの冷却、あ
るいは全室冷却の場合も同様の動作なのでそれらの説明
は省略する。まず、ステップS1で左室1Aが設定温度
以下かをチェックし、設定温度以下でなければステップ
S2で左側の電磁バルブ7を開き、次いでステップS3
でMC28をオンして両室1A及び1Bを冷却する。
【0013】ステップS1で左室1Aが設定温度以下な
ら、ステップS4で更に過冷防止温度以上かをチェック
する。そして、過冷防止温度以上ならステップS5で中
左室1Bが設定温度以下かをチェックし、設定温度以下
でなければステップS2に進んで冷却を行う。また、中
左室1Bも設定温度以下ならステップS6で電磁バルブ
7を閉じ、ステップS7でMC28をオフして冷却を停
止する。一方、ステップS4で左室1Aが過冷防止温度
以上でなければ、中左室1Bの温度をチェックすること
なく直ちにステップS6に進んで冷却を停止する。これ
により冷え過ぎによる左室1Aの商品の凍結が防止され
る。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、1つの冷却器で共通
に冷却される複数の商品収納室がある自動販売機におい
て、冷却器が設置されていない室の温度が設定温度を満
たしていない場合には、冷却器が設置されている室の温
度が設定温度以下であっても過冷防止温度以上であれば
冷却運転を行うように制御することにより、冷却器のな
い室がホットからコールドに切り換えられた直後でもす
ばやく温度を下げることができ、しかも冷却器設置室の
商品を凍結させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例における自動販売機の構成を
模式的に示す正面図である。
【図2】図1の自動販売機の制御装置のブロック図であ
る。
【図3】図2の制御装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1A 商品収納室 1B 商品収納室 1C 商品収納室 1D 商品収納室 9 エバポレータ 10 エバポレータ 14 温度センサ 15 温度センサ 16 温度センサ 17 温度センサ 19 制御部 20 記憶部 21 設定部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の商品収納室をその中の1つの室に設
    置された冷却器で共通に冷却する自動販売機において、
    各商品収納室の温度をそれぞれ検知する手段と、前記各
    商品収納室のそれぞれの設定温度及び冷却器が設置され
    た前記商品収納室の過冷防止温度を記憶する手段と、い
    ずれかの前記商品収納室の温度が前記設定温度以上で、
    かつ前記冷却器が設置された前記商品収納室の温度が前
    記過冷防止温度以上のときのみ前記冷却器をオンする制
    御手段とを設けたことを特徴とする自動販売機の冷却制
    御装置。
JP3168650A 1991-06-13 1991-06-13 自動販売機の冷却制御装置 Expired - Lifetime JP2870230B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3168650A JP2870230B2 (ja) 1991-06-13 1991-06-13 自動販売機の冷却制御装置
KR1019920002893A KR0128347B1 (ko) 1991-06-13 1992-02-25 자동 판매기의 냉각 제어 장치

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3168650A JP2870230B2 (ja) 1991-06-13 1991-06-13 自動販売機の冷却制御装置

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Publication Number Publication Date
JPH04367096A JPH04367096A (ja) 1992-12-18
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JP3168650A Expired - Lifetime JP2870230B2 (ja) 1991-06-13 1991-06-13 自動販売機の冷却制御装置

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JP5370108B2 (ja) * 2009-12-01 2013-12-18 富士電機株式会社 冷却加熱装置

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JPH04367096A (ja) 1992-12-18
KR930001107A (ko) 1993-01-16
KR0128347B1 (ko) 1998-04-22

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