JPH08189227A - 屋根における雪庇除去装置 - Google Patents

屋根における雪庇除去装置

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JPH08189227A
JPH08189227A JP1852995A JP1852995A JPH08189227A JP H08189227 A JPH08189227 A JP H08189227A JP 1852995 A JP1852995 A JP 1852995A JP 1852995 A JP1852995 A JP 1852995A JP H08189227 A JPH08189227 A JP H08189227A
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JP
Japan
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roof
living room
room
outside
hut
Prior art date
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Application number
JP1852995A
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English (en)
Inventor
Chikafumi Nishida
親文 西田
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RIPOOTO SERVICE HOKKAIDO KK
Original Assignee
RIPOOTO SERVICE HOKKAIDO KK
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  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スノーダクト方式の屋根における雪庇除去を
することができる屋根における雪庇除去装置の提供を目
的とする。 【構成】 スノーダクト方式の屋根2において、居室側
小屋裏部分2F,居室外側小屋裏部分2Gの上端には当
該居室側小屋裏部分2Fや居室外側小屋裏部分2G内の
空気を棟部2A方向に誘導する空気流路1Aが形成さ
れ、居室側屋根面2Bの上端には棟部2Aの稜線に沿っ
て空気流路1Aと連通する空気排出口部1Bが形成さ
れ、軒天用板2G1には外気を空気流路1A方向に導入
する導入口1Cが多数開設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スノーダクト方式の屋
根における雪庇除去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスノーダクト方式の屋根3は、下
記のようなものになっている。(図5を参照する)棟部
3Aを中心として居室側に位置する居室側屋根面3B
と、居室外側に位置する居室外側屋根面3Cとからな
り、居室側屋根面3Bには当該居室側屋根面と連設する
状態で形成されたスノーダクト用の溝部3Dが形成さ
れ、居室側屋根面3Bの下面には居室3Eなどの天井3
E1との間に居室側小屋裏部分3Fが設けられ、居室外
側屋根面3Cの下面には軒天用板3G1を張設して居室
外側小屋裏部分3Gが構成され、この軒天用板3G1に
は外気と居室外側小屋裏部分3Gおよび居室側小屋裏部
分3Fとを連通する通気口3G11が開設されている。
したがって、冷たい外気は居室外側小屋裏部分3G,居
室側小屋裏部分3F内に入り、居室側小屋裏部分3Fで
加温された空気は通気口3G11を通って外気に排出さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。居室
側屋根面3B上の雪3Hが落ちないので風によって棟部
に雪庇3H1が発生する。これが棟部で分断され落下す
るので極めて危険である。
【0004】本願は、従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、上述の問題を解決できるものを提供しようとするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。すなわち、
本願のものは、棟部2Aを中心として居室側に位置する
居室側屋根面2Bと、居室外側に位置する居室外側屋根
面2Cとからなり、居室側屋根面2Bには当該居室側屋
根面と連設する状態で形成されたスノーダクト用の溝部
2Dが形成され、居室側屋根面2Bの下面には居室2E
などの天井2E1との間に居室側小屋裏部分2Fが設け
られ、居室外側屋根面2Cの下面には軒天用板2G1を
張設して居室外側小屋裏部分2Gが構成されているスノ
ーダクト方式の屋根2において、居室側小屋裏部分2
F,居室外側小屋裏部分2Gの上端には当該居室側小屋
裏部分2Fや居室外側小屋裏部分2G内の空気を棟部2
A方向に誘導する空気流路1Aが形成され、居室側屋根
面2Bの上端には棟部2Aの稜線に沿って空気流路1A
と連通する空気排出口部1Bが形成され、この軒天用板
2G1には外気を空気流路1A方向に導入する導入口1
Cが多数開設されている屋根における雪庇除去装置であ
る。
【0006】また、下記のようにすることができる。 A.上記スノーダクト方式の屋根2において、居室側小
屋裏部分2F,居室外側小屋裏部分2Gの上端には当該
居室側小屋裏部分2Fや居室外側小屋裏部分2G内の空
気を棟部2A方向に誘導する空気流路1Aが形成され、
居室側屋根面2Bの上端には棟部2Aの稜線に沿って空
気流路1Aと連通する空気排出口部1Bが形成され、外
壁2C4の裏側には通気路1Dが形成され、当該通気路
1Dの上端1D1は居室外側小屋裏部分2Gに連通さ
れ、また、下端を外気に連通することができる。 B.空気排出口部1Bは、居室側屋根面2Bの上端部分
に添設された居室側段部1B1と、居室外側小屋裏部分
2Gの上端部分に添設された居室外側段部1B2と、居
室側段部1B1の上面に張設された水返し板1B3と、
水返し板1B3の下辺に棟部2Aの稜線と平行に植設さ
れた起立板1B4と、この起立板1B4に開設された排
水口1B4と、水返し板1B3の上面と居室外側段部1
B2の上面とを上方から覆うように配設された排気機能
を有する笠木部1B5とから構成され、笠木部1B5
は、居室側斜面部1B6と居室外側斜面部1B7とを断
面略逆V字状に連設して構成され、かつ、居室側斜面部
1B6には排気口1B61が開設され、この排気口1B
61には排気を斜め上方に誘導する誘導板1B62を設
けることができる。
【0007】
【作用】作用は効果と共に説明する。
【0008】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。本
発明の屋根における雪庇除去装置1,11は、スノーダ
クト方式の屋根2に設けられている。
【0009】この場合、スノーダクト方式の屋根2は、
棟部2Aを中心として居室側に位置する居室側屋根面2
Bと、居室外側に位置する居室外側屋根面2Cとからな
り、居室側屋根面2Bには当該居室側屋根面と連設する
状態で形成されたスノーダクト用の溝部2Dが形成さ
れ、居室側屋根面2Bの下面には居室2Eなどの天井2
E1との間に居室側小屋裏部分2Fが設けられ、居室外
側屋根面2Cの下面には軒天用板2G1を張設して居室
外側小屋裏部分2Gが構成されている。図中、2A1は
棟木、2B1はたる木、2B2は野地板、2B3は屋根
板、2C1はたる木、2C2は野地板、2C3は屋根
板、2C4は外壁をそれぞれ示す。
【0010】そこで、第1発明の屋根における雪庇除去
装置1を説明する。居室側小屋裏部分2F,居室外側小
屋裏部分2Gの上端には当該居室側小屋裏部分2Fや居
室外側小屋裏部分2G内の空気を棟部2A方向に誘導す
る空気流路1Aが形成され、居室側屋根面2Bの上端に
は棟部2Aの稜線に沿って空気流路1Aと連通する空気
排出口部1Bが形成され、この軒天用板2G1には外気
を空気流路1A方向に導入する導入口1Cが多数開設さ
れている。
【0011】ついで、第2発明の屋根における雪庇除去
装置11を説明する。スノーダクト方式の屋根2の構成
は、上述したスノーダクト方式の屋根2の構成と同様で
ある。そこで、居室側小屋裏部分2F,居室外側小屋裏
部分2Gの上端には当該小屋裏部分2Fや居室外側小屋
裏部分2G内の空気を棟部2A方向に誘導する空気流路
1Aが形成され、居室側屋根面2Bの上端には棟部2A
の稜線に沿って空気流路1Aと連通する空気排出口部1
Bが形成され、外壁2C4の裏側には通気路1Dが形成
され、当該通気路1Dの上端1D1は居室外側小屋裏部
分2Gに連通され、また、下端は図示は省略するが外気
に連通されている。この通気路1Dにより外気は空気流
路1A方向に導入されることになる。
【0012】空気排出口部1Bの構成は下記の通りであ
る。(図4を参照する) 居室側屋根面2Bの上端部分に添設された巾木でなる居
室側段部1B1と、居室外側小屋裏部分2Gの上端部分
に添設された巾木でなる居室外側段部1B2と、居室側
段部1B1の上面に張設された水返し板1B3と、水返
し板1B3の下辺に棟部2Aの稜線と平行に植設された
起立板1B4と、この起立板1B4に開設された排水口
1B41と、水返し板1B3の上面と居室外側段部1B
2の上面とを上方から覆うように配設された排気機能を
有する笠木部1B5とから構成されている。笠木部1B
5は、居室側斜面部1B6と居室外側斜面部1B7とを
断面略逆V字状に連設して構成され、かつ、居室側斜面
部1B6には排気口1B61が開設され、この排気口1
B61には排気を斜め上方に誘導する誘導板1B62が
設けられている。上述した水返し板1B3により雨が小
屋裏に入らないことになる。
【0013】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。導入口1Cあるいは通気
路1Dより入ってくる冷気が小屋裏で温められ、膨張し
て上昇する。この温気は空気流路1Aを介して空気排出
口部1Bから外気に排出されることになる。この空気排
出口部1Bから排出される温気によって降ってくる雪を
溶かすため、雪庇ができないことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の斜視図である。
【図2】第1発明の要部拡大縦断面図である。
【図3】第2発明の要部拡大縦断面図である。
【図4】空気排出口部を中心に見た拡大縦断面図であ
る。
【図5】従来のスノーダクト方式の屋根の拡大縦断面図
である。
【符号の説明】
1 屋根における雪庇除去装置 1B 空気排出口部 1C 導入口 11 屋根における雪庇除去装置 1D 通気路 2 スノーダクト方式の屋根

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棟部(2A)を中心として居室側に位置
    する居室側屋根面(2B)と、居室外側に位置する居室
    外側屋根面(2C)とからなり、居室側屋根面(2B)
    には当該居室側屋根面と連設する状態で形成されたスノ
    ーダクト用の溝部(2D)が形成され、居室側屋根面
    (2B)の下面には居室(2E)などの天井(2E1)
    との間に居室側小屋裏部分(2F)が設けられ、居室外
    側屋根面(2C)の下面には軒天用板(2G1)を張設
    して居室外側小屋裏部分(2G)が構成されているスノ
    ーダクト方式の屋根(2)において、居室側小屋裏部分
    (2F),居室外側小屋裏部分(2G)の上端には当該
    居室側小屋裏部分(2F)や居室外側小屋裏部分(2
    G)内の空気を棟部(2A)方向に誘導する空気流路
    (1A)が形成され、居室側屋根面(2B)の上端には
    棟部(2A)の稜線に沿って空気流路(1A)と連通す
    る空気排出口部(1B)が形成され、この軒天用板(2
    G1)には外気を空気流路(1A)方向に導入する導入
    口(1C)が多数開設されていることを特徴とする屋根
    における雪庇除去装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスノーダクト方式の屋根
    (2)において、居室側小屋裏部分(2F),居室外側
    小屋裏部分(2G)の上端には当該居室側小屋裏部分
    (2F)や居室外側小屋裏部分(2G)内の空気を棟部
    (2A)方向に誘導する空気流路(1A)が形成され、
    居室側屋根面(2B)の上端には棟部(2A)の稜線に
    沿って空気流路(1A)と連通する空気排出口部(1
    B)が形成され、外壁(2C4)の裏側には通気路(1
    D)が形成され、当該通気路(1D)の上端(1D1)
    は居室外側小屋裏部分(2G)に連通され、また、下端
    は外気に連通されていることを特徴とする屋根における
    雪庇除去装置。
  3. 【請求項3】 空気排出口部(1B)は、居室側屋根面
    (2B)の上端部分に添設された居室側段部(1B1)
    と、居室外側小屋裏部分(2G)の上端部分に添設され
    た居室外側段部(1B2)と、居室側段部(1B1)の
    上面に張設された水返し板(1B3)と、水返し板(1
    B3)の下辺に棟部(2A)の稜線と平行に植設された
    起立板(1B4)と、この起立板(1B4)に開設され
    た排水口(1B4)と、水返し板(1B3)の上面と居
    室外側段部(1B2)の上面とを上方から覆うように配
    設された排気機能を有する笠木部(1B5)とから構成
    され、笠木部(1B5)は、居室側斜面部(1B6)と
    居室外側斜面部(1B7)とを断面略逆V字状に連設し
    て構成され、かつ、居室側斜面部(1B6)には排気口
    (1B61)が開設され、この排気口(1B61)には
    排気を斜め上方に誘導する誘導板(1B62)が設けら
    れている請求項1あるいは請求項2記載の屋根における
    雪庇除去装置。
JP1852995A 1995-01-09 1995-01-09 屋根における雪庇除去装置 Pending JPH08189227A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008163617A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Daiwa House Ind Co Ltd 雪庇防止金物

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5912307B2 (ja) * 1979-12-31 1984-03-22 ワ−ナ−・ランバ−ト・カンパニ− 安全かみそり用替刃カ−トリッジ
JPS613832B2 (ja) * 1982-05-17 1986-02-04 Mitsubishi Gas Chemical Co
JPS62202176A (ja) * 1986-02-28 1987-09-05 株式会社アイジー技術研究所 雪庇防止付建物

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