JPH08189112A - 間仕切パネルの連結装置 - Google Patents

間仕切パネルの連結装置

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JPH08189112A
JPH08189112A JP33994194A JP33994194A JPH08189112A JP H08189112 A JPH08189112 A JP H08189112A JP 33994194 A JP33994194 A JP 33994194A JP 33994194 A JP33994194 A JP 33994194A JP H08189112 A JPH08189112 A JP H08189112A
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Kenichi Imoto
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直線連結した間仕切パネルの連結部に他の間
仕切パネルを直角に連結し、ガタつきがなく、目地溝の
左右どちらの側にも同一部材を用いて連結することが可
能な間仕切パネルの連結装置を提供する。 【構成】 取付台座12の両側に間仕切パネルAの表面
に当接する脚板16を形成し、一方の脚板から目地溝1
0に挿入する挿入板17を延設し且つその先端に係止孔
11に係止する上向きフック18を形成した上取付金具
2及び下向きフックを形成した下取付金具の一対と、間
仕切パネルBの高さ及び厚さと略同一の上下長さ及び横
幅を有し、取付台座にネジ止めする基板22の両側に取
付台座を外被する側板23を有し、基板の幅方向中央部
分を縦枠1の連結面6側の構造と一致させ、基板と間仕
切パネルBの縦枠1とを接合し且つ間仕切パネルAを直
線連結するためのものと同一の連結具にて連結し得るカ
バー部材4とよりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、間仕切パネルの連結装
置に係わり、更に詳しくは二枚の間仕切パネルを直線状
に連結した連結部分に直角に他の間仕切パネルを連結す
るための間仕切パネルの連結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の間仕切パネルの連結装置は、各種
提供されている。二枚の間仕切パネルを直線状に連結す
る態様としては主として2種類存在する。その一は、間
仕切パネルの端部に縦溝を形成し、該縦溝内に支柱を嵌
合係止し、該支柱を介して次々に間仕切パネルを連結す
る構造のものである。その二は、側端に縦枠を突出状態
で設けた間仕切パネルを用い、両間仕切パネルの縦枠同
士を接合し且つ連結具を用いて連結する構造のものであ
る。
【0003】また、二枚の間仕切パネルを直線状に連結
した連結部分に他の間仕切パネルを直角に連結する態様
としては、連結部分にコーナー支柱を介在させて二枚の
間仕切パネルを連結するとともに、該コーナー支柱に他
の間仕切パネルを同様に連結する構造が最も一般的であ
る。しかし、このコーナー支柱を介在させる連結は、コ
ーナー支柱が必要となることからコスト高となる。
【0004】そこで、もっと簡易にコーナー支柱を介在
させずに他の間仕切パネルを直角に連結する構造のもの
も各種提供されている。即ち、直線状に連結した両間仕
切パネル間の目地溝内に露出した前記支柱又は縦枠に形
成した係止孔に、取付金具のフックを嵌合係止するとと
もに、他の間仕切パネルの端部の支柱又は縦枠の係止孔
に前記取付金具のフックを嵌合係止する構造のものであ
る。例えば、実公平3−48333号公報には、二片の
係止片で平面視L字形に形成し、一方の係止片に上向き
フックを、他方の係止片に下向きフックを設けた取付金
具を用い、下向きフックを直線状に連結した二枚の間仕
切パネルに介在させた支柱の係止孔に嵌合係止し、上向
きフックに他の間仕切パネルの端部に取付けた支柱の係
止孔を嵌合係止して連結するとともに、他の間仕切パネ
ルの支柱の端部に側カバーを取付け、直線状に連結した
一方の間仕切パネルの表面に該側カバーを当接させる連
結装置が開示されている。
【0005】しかし、前述の公報記載のものは、前記取
付金具の係止片が、他の間仕切パネルの端部に設けた側
カバーの外方に露出しているとともに、側カバーと直線
状に連結した間仕切パネルの表面との外観における連続
性に乏しいばかりでなく、取付金具は単にフックが支柱
の係止孔に嵌合係止しているだけであるので、他の間仕
切パネルの上方移動を、各支柱の下端に設けたアジャス
ター同士を下部連結金具によって連結する必要がある。
また、直線状の連結部分の目地溝に対して、左右一側に
他の間仕切パネルを直角に連結するための取付金具を、
左右他側に他の間仕切パネルを直角に連結するための取
付金具として共用することはできないのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明が前述
の状況に鑑み、解決しようとするところは、直線状に連
結した両間仕切パネルの連結部に他の間仕切パネルを直
角に連結するための間仕切パネルの連結装置において、
連結部に外観性を損なう取付金具が露出することがな
く、しかも上下方向及び横方向のガタつきがなく連結す
ることが可能であるとともに、直線状に連結した両間仕
切パネル間の目地溝の左右どちらの側にも同一部材を用
いて他の間仕切パネルを直角に連結することが可能な間
仕切パネルの連結装置を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、二枚の間仕切パネルを互いの側端に設けた
縦枠同士を接合し且つ連結具にて直線状に連結すること
が可能であるとともに、両間仕切パネル間の目地溝内に
露出した縦枠に上下方向へ一定間隔毎に係止孔を形成し
た構造を有する間仕切パネルを用い、直線状に連結した
両間仕切パネルA,Aの連結部に他の間仕切パネルBを
直角に連結するための間仕切パネルの連結装置におい
て、取付台座の両側に前記間仕切パネルAの表面に当接
する脚板を折曲形成するとともに、一方の脚板から前記
目地溝に挿入する挿入板を延設し且つ該挿入板の先端に
前記係止孔に嵌合係止する上向きフックを形成した上取
付金具及び下向きフックを形成した下取付金具の一対
と、前記間仕切パネルBの高さ及び厚さと略同一の上下
長さ及び横幅を有する長尺部材であり、前記取付台座に
ネジ止めする基板の両側に該取付台座を外被する側板を
有するとともに、前記基板の幅方向中央部分を前記縦枠
の連結面側の構造と一致させ、該基板と間仕切パネルB
の縦枠とを接合し且つ前記連結具にて連結し得るカバー
部材と、よりなる間仕切パネルの連結装置を構成した。
【0008】ここで、前記上取付金具と下取付金具と
を、上下対称な形状とし、具体的には、前記上取付金具
の挿入板の先端上部に前記係止孔に嵌合係止する上向き
フックを形成するとともに、挿入板の先端下部に前記係
止孔に嵌入する爪片を形成し、一方、前記下取付金具の
挿入板の先端下部に前記係止孔に嵌合係止する下向きフ
ックを形成するとともに、挿入板の先端上部に前記係止
孔に嵌入する爪片を形成してなることが好ましい。
【0009】
【作用】以上の如き内容からなる本発明の間仕切パネル
の連結装置は、二枚の間仕切パネルA,Aを互いの側端
に設けた縦枠同士を接合し且つ連結具にて直線状に連結
した状態で、両間仕切パネル間の目地溝内に露出した縦
枠に上下方向へ一定間隔毎に形成した係止孔に、上取付
金具の挿入板先端の上向きフック及び下取付金具の挿入
板先端の下向きフックをそれぞれ嵌合係止するととも
に、上下取付金具の脚板を一方の間仕切パネルAの表面
に当接して上下位置に装着し、その状態で上下取付金具
の取付台座にカバー部材の基板をネジ止めするととも
に、該カバー部材の両側板で取付台座を外被して取付
け、それから前記カバー部材の基板の前記縦枠の連結面
側の構造と一致させた幅方向中央部分と、他の間仕切パ
ネルBの縦枠とを接合し且つ直線状の間仕切パネルの連
結に用いたものと同一の前記連結具にて互いに連結する
のである。
【0010】ここで、前記上取付金具と下取付金具と
を、上下対称な形状としているので、上取付金具及び下
取付金具を上下反転させて用いると、或いは上下反転さ
せ且つ上取付金具と下取付金具の上下関係を逆にして用
いると、直線状に連結した間仕切パネルの目地溝に対し
て左右両側に他の間仕切パネルを連結することができる
のである。
【0011】また、前記上取付金具の挿入板の先端上部
に前記係止孔に嵌合係止する上向きフックを形成すると
ともに、挿入板の先端下部に前記係止孔に嵌入する爪片
を形成し、一方、前記下取付金具の挿入板の先端下部に
前記係止孔に嵌合係止する下向きフックを形成するとと
もに、挿入板の先端上部に前記係止孔に嵌入する爪片を
形成した場合には、上取付金具の上向きフックを係止孔
に嵌合係止し且つ爪片を他の係止孔に嵌入し、下取付金
具の下向きフックを係止孔に嵌合係止し且つ爪片を他の
係止孔に嵌入すると、上下取付金具から手を離してもそ
れぞれ上下方向に移動することなく仮止めがなされ、ま
た上下方向の取付位置も正確に設定できるのである。
【0012】
【実施例】次に添付図面に示した実施例に基づき更に本
発明の詳細を説明する。図1は本発明によって直線状に
連結した二枚の間仕切パネルA,Aの連結部aに、他の
間仕切パネルBを直角に連結した状態を示し、図2は本
発明の要部の分解斜視図を示し、図中1は縦枠、2は上
取付金具、3は下取付金具、4はカバー部材をそれぞれ
示している。
【0013】前記間仕切パネルA,Bの両側端の幅方向
中央部には、前記縦枠1,1を表裏のパネル板5,5の
端縁よりも若干突出させて一体的に取付けられている。
そして、前記縦枠1は、パネル板5から突出した連結面
6の中央に外方へ開放した縦方向の凹溝7を形成したも
のである。そして、両間仕切パネルA,Aを直線状に連
結するには、各間仕切パネルAの縦枠1の連結面6同士
を接合し且つ後述の上連結具8と下連結具9を用いて連
結するのである。尚、本発明における前記上連結具8と
下連結具9を用いて間仕切パネルA,Aを直線状に連結
する構造は、本出願人の先願に係る実開平5−8471
5号公報に記載されたものと同じ構造を採用している。
【0014】前記両間仕切パネルA,Aのパネル板5,
5間の目地溝10に露出した縦枠1の側面の端縁に上下
方向へ一定間隔毎に係止孔11,…を形成し、該目地溝
10に両間仕切パネルA,Aの縦枠1,1の係止孔1
1,…が二列に並列して現れるのである。
【0015】前記上取付金具2は、スチール板を折曲形
成したものであり、取付台座12を取付板13とその両
側にパネル板5側へ折曲した両保高板14,14とで平
面視略コ字形に形成するとともに、該取付板13の中央
部には螺孔15を形成し、前記両保高板14,14の先
端縁に外向きに脚板16,16を折曲形成し、一方の脚
板16、本実施例では直線状に連結した連結部aに向か
って左側の脚板16に前記目地溝10に挿入する挿入板
17を延設し、該挿入板17に上部に前記係止孔11に
嵌合係止する上向きフック18を形成するとともに、挿
入板17の下部に他の係止孔11に嵌入する爪片19を
形成したものである。
【0016】前記下取付金具3は、前記上向きフック1
8と上下対称な形状に形成したものであり、この場合に
は前記挿入板17の下部に下向きフック20を形成し、
挿入板17の上部に前記同様な爪片21を形成したもの
であり、その他の構成は前記同様であるので同一構成に
は同一符号を付してその説明は省略する。
【0017】前記カバー部材4は、前記間仕切パネルB
の高さ及び厚さと略同一の上下長さ及び横幅を有する長
尺部材であり、前記取付台座12にネジ止めする基板2
2の両側に該取付台座12を外被する側板23,23を
形成するとともに、該側板23の端縁を内方へ折曲して
前記脚板16の表面に当接する接触片24を形成し、更
に前記基板22の幅方向中央部分を前記縦枠1の連結面
6側の構造と一致させて凹溝25を形成したものであ
り、前記凹溝25の適所に前記上取付金具2と下取付金
具3の螺孔15,15に螺合するネジ26,26を挿通
する通孔27,27を形成している。
【0018】更に詳しく、間仕切パネルA,Bの構造
と、両間仕切パネルA,Aを直線状に連結する構造を図
3及び図4に基づいて説明する。前記間仕切パネルA,
Bは、両側に縦溝28,28と上下側に横溝29,29
を有するとともに、縦溝28と横溝29内であって上角
部には上部コーナー金具30と下角部にはアジャスター
を兼ねた下部コーナー金具30aを取付け、そして上部
コーナー金具30と下部コーナー金具30aとに中空の
縦枠1を取付けた構造のものである。この縦枠1は一部
が縦溝28から突出するように取付けられ、その連結面
6の中央には外方へ開放した縦方向の凹溝7を形成して
いる。前記縦枠1の連結面6を挟んだ両側板31,31
は凹溝7の上端より上方へ延設して突片32,32とな
している。また、前記凹溝7のやや下方には、該凹溝7
と連結面6の一部にわたった側面視四角形の開口33を
形成している。
【0019】前記上連結具8は、図3に示す如く、連結
具34、連結バー35、係合具36及びボルト37から
構成されている。以下、各部品を図3及び図4に基づい
て説明する。
【0020】前記連結具34は、下方にテーパー溝38
を有し、その傾斜側面39,39で相対向した凹溝7,
7上端を接近方向に締付けながら嵌合し得るようにな
し、また上部には前記連結バー35を嵌合すべく前記テ
ーパー溝38と直交した上方溝40を形成し、更に中心
には上下に貫通した貫通孔41を形成している。
【0021】前記連結バー35は、板部42の両側に立
壁43,43を形成した断面略コ字形の長尺部材であ
り、下部は前記連結具34の上方溝40内に嵌合し得る
形状となし、板部42の長手方向中心から一側端部に連
続した長孔44を形成し、更に板部42の両端下面に突
起45,45を形成し、該突起45は前記連結具34の
凹部46に嵌合可能となしたものである。尚、前記縦枠
1の突片32,32の間に連結バー35が嵌合するよう
に寸法設定されている。
【0022】前記係合具36は、相対向した縦枠1,1
の開口33,33の上縁間に渡設する係止部47を有
し、該係止部47の上面両側部にはそれぞれ前記開口3
3の上縁内方に係合する爪48を突設し、更に係止部4
7の下面中央には前記縦枠1,1を相対向させた際に両
凹溝7,7で形成される四角孔に回転不能に密嵌する嵌
合部49を一体形成し、そして係止部47の中心にはボ
ルト37を螺合する螺孔50を形成したものである。こ
の嵌合部49の長さは、前記係止部47が開口33の上
縁に当接した状態で、下端が開口33の下縁より若干下
方の凹溝7内に位置するように設定している。従って、
嵌合部49は常に凹溝7,7で形成される四角孔内に位
置して、係合具36の回転を規制している。
【0023】また、前記上部コーナー金具30の横溝2
9内に位置する水平部には上方開放した断面略コ字形の
取付台51が一体形成されている。この取付台51は、
前記連結バー35を載支嵌合するとともに、笠木52を
取付けるために使用されるもので、載支板53の両側に
立板54,54を折曲形成して構成されている。そし
て、該載支板53と立板54,54との間に前記連結バ
ー35の端部を嵌合するとともに、両側にそれぞれ接合
した立板54と連結バー35の立壁43とを、笠木52
の下面に形成した一対の脚片で挟むように取付けるので
ある。また、前記笠木52の脚片による係合をより強固
にするために、前記立板54には外側に突出したダボ5
5,…を形成している。
【0024】また、間仕切パネルAの下部には、図4に
示す如く、凹溝7内に正面視台形状の下連結具9がビス
止め等によって固定され、該下連結具9の略半分が凹溝
7から突出するように設定している。この下連結具9
は、本実施例では上下の向きによる付け間違いが生じな
いように上下回転対称のものを示したが、少なくとも上
下一側に係合斜面56を有するものであればよいのであ
る。そして、間仕切パネルA,Aを連結するには、それ
に対応する縦枠1,1にそれぞれ下連結具9,9を上下
に位置をずらせて取付け、一方の上方係合斜面56に他
方の下方係合斜面56が面接合して載支されるようにす
る。
【0025】そして、前述のように二枚の間仕切パネル
A,Aを互いの縦枠1,1の連結面6,6同士を接合し
且つ上連結具8と下連結具9とを用いて直線状に連結し
た状態で、この連結部に他の間仕切パネルBを直角に連
結するには、図2、図5〜図7に示すように、先ず上取
付金具2の挿入板17を目地溝10に挿入して上向きフ
ック18を一方の縦枠1の係止孔11に嵌合係止すると
ともに、爪片19をその下方の係止孔11に嵌入して取
付け、また下取付金具3の挿入板17を目地溝10に挿
入して下向きフック20を同じく一方の縦枠1の係止孔
11に嵌合係止するとともに、爪片21をその上方の係
止孔11に嵌入して取付ける。その状態では上取付金具
2と下取付金具3の脚板16,16は一方の間仕切パネ
ルBのパネル板5の表面に当接している。次に、前記カ
バー部材4を上下取付金具2,3の取付台座12を基板
22と両側板23,23で外被するように配設し、基板
22の凹溝25内に形成した通孔27,27に挿通した
ネジ26,26をそれぞれ取付台座12の取付板13に
形成した螺孔15に螺合して取付ける。この状態で、カ
バー部材4の両接触片24,24は、上下取付金具2,
3の脚板16,16の表面に当接している。
【0026】それから、他の間仕切パネルBの端部の縦
枠1の連結面6を、前記カバー部材4の基板22に接合
し、前記間仕切パネルA,Aを連結した上連結具8と下
連結具9とを用いて、縦枠1とカバー部材4とを同様に
連結するのである。即ち、前記カバー部材4の基板22
の幅方向中央部分の構造は前記縦枠1の連結面6側の構
造と全く同一であり、該カバー部材4の凹溝25の上端
と縦枠1の凹溝7の上端に連結具34のテーパー溝38
の傾斜側面39,39を係合するとともに、その下方の
開口33,33の上縁に、係合具36の係止部47を渡
設し、連結具34の上方溝40内に連結バー35を嵌合
し、その長孔44及び貫通孔41に挿通したボルト37
を、前記係合具36の螺孔50に螺合し、連結具34と
該係合具36を接近させることによって、前記縦枠1と
カバー部材4とを引き付けて連結するのである。また、
下部においては、縦枠1の凹溝7内にネジ止めした下連
結具9の係合斜面56と、カバー部材4の凹溝25内に
ネジ止めした下連結具9の係合斜面56とを接合して連
結するのである。
【0027】図7はこのようにして直線状に連結した間
仕切パネルA,Aの連結部に他の間仕切パネルBを直角
に連結したものであるが、この間仕切パネルBの連結位
置は、直線状の連結部、即ち目地溝10に対して向かっ
て右側の間仕切パネルAのパネル板5の端部に突き合い
状態で連結したものである。そこで、前記上取付金具2
を上下反転させて下部に位置させるとともに、前記下取
付金具3を上下反転させて上部に位置させて、前記同様
に縦枠1の係止孔11,…に取付けて、カバー部材4及
び間仕切パネルBを次々に連結すると、目地溝10に対
して向かって左側に間仕切パネルBを突き合い状態で連
結することができる。
【0028】このように、本実施例ではカバー部材4に
他の間仕切パネルBを連結する構造として、前述の上連
結具8と下連結具9とを用いたが、他の連結構造によっ
て間仕切パネルA,Aを直線状に連結するものにあって
は、その連結構造をそのままカバー部材4と他の間仕切
パネルBとの連結構造として採用することが可能であ
る。
【0029】尚、図1において、符号57として示すも
のは、間仕切パネルBの側カバーであり、前記カバー部
材4の厚さ即ち側板23の幅は、該側カバー57の厚さ
と略一致させ、間仕切パネルBの両側部の意匠的なバラ
ンスを作り出している。
【0030】
【発明の効果】以上にしてなる本発明の間仕切パネルの
連結装置は、以下に示す顕著な効果を奏するのである。
【0031】請求項1によれば、二枚の間仕切パネル
A,Aを互いの側端に設けた縦枠同士を接合し且つ連結
具にて直線状に連結した状態で、両間仕切パネル間の目
地溝内に露出した縦枠に上下方向へ一定間隔毎に形成し
た係止孔に、上取付金具の挿入板先端の上向きフック及
び下取付金具の挿入板先端の下向きフックをそれぞれ嵌
合係止するとともに、上下取付金具の脚板を一方の間仕
切パネルAの表面に当接して上下位置に装着し、その状
態で上下取付金具の取付台座にカバー部材の基板をネジ
止めするとともに、該カバー部材の両側板で取付台座を
外被して取付け、それから前記カバー部材に他の間仕切
パネルBの縦枠とを直線状の間仕切パネルの連結に用い
たものと同一の前記連結具にて互いに連結するので、簡
単に連結できるばかりでなく、間仕切パネル端部の連結
構造を何ら変更しなくても上下取付金具を連結部に露出
させずに連結することができ、外観性に優れているとと
もに、上下取付金具の両脚板がパネル表面に当接するの
で、ガタつきなく取付けることができる。
【0032】請求項2によれば、上取付金具及び下取付
金具を上下反転させて用いると、或いは上下反転させ且
つ上取付金具と下取付金具の上下関係を逆にして用いる
と、直線状に連結した間仕切パネルの目地溝に対して左
右両側に他の間仕切パネルを連結することができる。
【0033】請求項3によれば、上取付金具の上向きフ
ックを係止孔に嵌合係止し且つ爪片を他の係止孔に嵌入
し、下取付金具の下向きフックを係止孔に嵌合係止し且
つ爪片を他の係止孔に嵌入すると、上下取付金具から手
を離してもそれぞれ上下方向に移動することなく仮止め
でき、また上下方向の取付位置も正確に設定できるの
で、カバー部材の基板を上下取付金具の取付台座にネジ
止めする作業も簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の連結装置を採用してT字形に間仕切パ
ネルを連結した例を示す簡略斜視図である。
【図2】本発明の要部を一部省略して示した分解斜視図
である。
【図3】二枚の間仕切パネルを直線状に連結する上部の
連結構造を示す分解斜視図である。
【図4】同じく二枚の間仕切パネルを連結する状態を示
す縦断面図である。
【図5】直線状の連結部に他の間仕切パネルを直角に連
結した上部の連結状態を示す縦断面図である。
【図6】同じく下部の連結状態を示す縦断面図である。
【図7】同じく連結状態を示す横断面図である。
【符号の説明】
A 直線状に連結する間仕切パネル B 他の間仕切パネル 1 縦枠 2 上取付金具 3 下取付金具 4 カバー部材 5 パネル板 6 連結面 7 凹溝 8 上連結具 9 下連結具 10 目地溝 11 係止孔 12 取付台座 13 取付板 14 保高板 15 螺孔 16 脚板 17 挿入板 18 上向きフック 19 爪片 20 下向きフック 21 爪片 22 基板 23 側板 24 接触片 25 凹溝 26 ネジ 27 通孔 33 開口 34 連結具 35 連結バー 36 係合具 37 ボルト 56 係合斜面 57 側カバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二枚の間仕切パネルを互いの側端に設け
    た縦枠同士を接合し且つ連結具にて直線状に連結するこ
    とが可能であるとともに、両間仕切パネル間の目地溝内
    に露出した縦枠に上下方向へ一定間隔毎に係止孔を形成
    した構造を有する間仕切パネルを用い、直線状に連結し
    た両間仕切パネル(A),(A)の連結部に他の間仕切
    パネル(B)を直角に連結するための間仕切パネルの連
    結装置において、 取付台座の両側に前記間仕切パネル(A)の表面に当接
    する脚板を折曲形成するとともに、一方の脚板から前記
    目地溝に挿入する挿入板を延設し且つ該挿入板の先端に
    前記係止孔に嵌合係止する上向きフックを形成した上取
    付金具及び下向きフックを形成した下取付金具の一対
    と、 前記間仕切パネル(B)の高さ及び厚さと略同一の上下
    長さ及び横幅を有する長尺部材であり、前記取付台座に
    ネジ止めする基板の両側に該取付台座を外被する側板を
    有するとともに、前記基板の幅方向中央部分を前記縦枠
    の連結面側の構造と一致させ、該基板と間仕切パネル
    (B)の縦枠とを接合し且つ前記連結具にて連結し得る
    カバー部材と、 よりなることを特徴とする間仕切パネルの連結装置。
  2. 【請求項2】 前記上取付金具と下取付金具とを、上下
    対称な形状としてなる請求項1記載の間仕切パネルの連
    結装置。
  3. 【請求項3】 前記上取付金具の挿入板の先端上部に前
    記係止孔に嵌合係止する上向きフックを形成するととも
    に、挿入板の先端下部に前記係止孔に嵌入する爪片を形
    成し、一方、前記下取付金具の挿入板の先端下部に前記
    係止孔に嵌合係止する下向きフックを形成するととも
    に、挿入板の先端上部に前記係止孔に嵌入する爪片を形
    成してなる請求項1又は2記載の間仕切パネルの連結装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015132089A (ja) * 2014-01-10 2015-07-23 三協立山株式会社 建築構造体

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