JPH08186255A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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Publication number
JPH08186255A
JPH08186255A JP6339633A JP33963394A JPH08186255A JP H08186255 A JPH08186255 A JP H08186255A JP 6339633 A JP6339633 A JP 6339633A JP 33963394 A JP33963394 A JP 33963394A JP H08186255 A JPH08186255 A JP H08186255A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate
mos transistor
integrated circuit
semiconductor integrated
gate electrodes
Prior art date
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Pending
Application number
JP6339633A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Kakimoto
哲也 柿本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP6339633A priority Critical patent/JPH08186255A/ja
Publication of JPH08186255A publication Critical patent/JPH08186255A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大電流を安定に高速スイッチングできるMO
Sトランジスタを有する半導体集積回路を提供する。 【構成】 シリコン基板内の一つの区画された素子形成
領域11を横切って複数本のゲート電極12が配設さ
れ、各ゲート電極12を挟んで両側にソース及びドレイ
ンとなるn+型拡散層13が形成され、且つ複数本のゲ
ート電極12の両端部にコンタクトするアルミニウム配
線15が配設されて、各ゲート電極12が両端部から同
時に駆動されるようにした出力用MOSトランジスタを
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体集積回路に係
り、特に大電流を高速スイッチングする出力回路等に用
いられるMOSトランジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路において、大電流を高速
スイッチングすることが要求される出力回路では、ゲー
ト長Lが小さく、且つゲート幅Wが十分に大きいMOS
トランジスタが必要となる。しかし、ゲート幅とゲート
長の比W/Lが極端に大きいと、ゲート幅方向の電流の
均一性が損なわれ、電流集中により破壊され易くなる。
また素子レイアウトも難しくなる。
【0003】そこで、実質的にW/Lの大きいMOSト
ランジスタを得るために、図3に示すようなMOSトラ
ンジスタ構造とすることが考えられる。即ち一つの素子
形成領域31を横切るように複数本の多結晶シリコンゲ
ート電極321 〜326 を配設し、これらゲート電極3
21 〜326 からの一端を金属配線33で共通接続し
て、実質的に複数のMOSトランジスタが並列接続され
た状態とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図3の構造で
は、電流集中の問題はまだ十分に解決されていない。ゲ
ート電極には一端側のみから信号が供給されて、ゲート
電極での信号遅延が無視できないからである。特にゲー
ト電極の幅が例えばサブミクロンの細いものであると、
各ゲート電極の抵抗が大きくなり、信号遅延がそれだけ
大きくなる。その結果、ゲート信号が供給される側の端
部からトランジスタがオンあるいはオフし始め、これが
電流集中の原因となる。また同様の理由でスイッチング
の高速性が損なわれる。
【0005】この発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、大電流を安定に高速スイッチングできるMOSトラ
ンジスタを有する半導体集積回路を提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体集
積回路は、半導体基板内の一つの区画された素子形成領
域を横切って複数本のゲート電極が配設され、各ゲート
電極を挟んで両側にソース及びドレインとなる拡散層が
形成され、且つ前記複数本のゲート電極の両端部にゲー
ト信号が供給されるようにしたMOSトランジスタを有
することを特徴としている。
【0007】
【作用】この発明によるMOSトランジスタでは、複数
本のゲート電極の両端部から同時にオン又はオフし始め
る。従って、細長いゲート電極での信号遅延の影響が低
減されて、高速スイッチングが可能になり、またゲート
幅方向についての電流の均一性が良くなるため、電流集
中による破壊が防止される。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例を
説明する。図1(a)(b)はこの発明の一実施例に係
る集積回路の出力用MOSトランジスタのレイアウトを
示す。(a)は金属配線まで施した状態であり、(b)
は金属配線形成前の状態である。
【0009】図1(b)に示すように、シリコン基板の
フィールド酸化膜により囲まれる形で区画された一つの
素子形成領域11にゲート酸化膜を形成した後、この素
子形成領域を横切るように、複数本のゲート電極12
(121 〜126 )が配設される。ゲート電極12は多
結晶シリコン膜により形成される。このゲート電極12
をマスクとして不純物のイオン注入を行うことにより、
各ゲート電極12を挟んでソース,ドレインとなるn+
型拡散層13(131 〜137 )が形成される。
【0010】そして図1(a)に示すように、ソース,
ドレイン拡散層及びゲート電極にコンタクトする2層構
造の金属配線14,15が形成される。例えば、n+
拡散層131 , 133 ,135 ,137 にコンタクトさ
せた第1層アルミニウム配線141 がソース配線であ
る。これと噛み合う形で、n+ 型拡散層132 , 13
4,136 にコンタクトさせた第1層アルミニウム配線
142 がドレイン配線である。第2層アルミニウム配線
15はゲート配線であって、これは複数本配設されたゲ
ート電極12のそれぞれの両端部にコンタクトさせてい
る。
【0011】この実施例の出力用MOSトランジスタで
は、複数本のゲート電極12の両端部からゲート信号が
供給される。従ってこのMOSトランジスタでは、複数
本のゲート電極12の両端部から同時にオン又はオフし
始めるから、細長いゲート電極12での信号遅延の影響
が低減されて、従来にない高速スイッチングが可能にな
る。またゲート幅方向についての電流の均一性が良くな
り、電流集中による破壊が確実に防止される。
【0012】図2は、この発明の別の実施例に係る集積
回路の出力用MOSトランジスタのレイアウトを示す。
図1の実施例と対応する部分には図1と同一符号を付し
て詳細な説明は省く。この実施例では、ゲート電極12
と同時に、ゲート電極12の両端部に連続する形でパタ
ーン形成された多結晶シリコン配線16が用いられてい
る。ソース,ドレインの金属配線は省略している。
【0013】この実施例の出力用MOSトランジスタで
も、先の実施例と同様に複数本のゲート電極12の両端
部からゲート信号が供給されるから、先の実施例と同様
の効果が得られる。
【0014】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、複
数本のゲート電極の両端部からゲート駆動信号が供給さ
れるようにして高速スイッチング動作を可能とし、また
電流の均一性向上を図った、大電流用の高速MOSトラ
ンジスタをもつ半導体集積回路が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に係る集積回路の出力M
OSトランジスタの構成を示す。
【図2】 この発明の他の実施例に係る集積回路の出力
MOSトランジスタの構成を示す。
【図3】 従来の出力MOSトランジスタの構成を示
す。
【符号の説明】
11…素子形成領域、12…ゲート電極、13…n+
拡散層、14…第1層アルミニウム配線、15…第2層
アルミニウム配線、16…多結晶シリコン配線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板内の一つの区画された素子形
    成領域を横切って複数本のゲート電極が配設され、各ゲ
    ート電極を挟んで両側にソース及びドレインとなる拡散
    層が形成され、且つ前記複数本のゲート電極の両端部に
    ゲート信号が供給されるようにしたMOSトランジスタ
    を有することを特徴とする半導体集積回路。
JP6339633A 1994-12-28 1994-12-28 半導体集積回路 Pending JPH08186255A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6339633A JPH08186255A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 半導体集積回路

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JP6339633A JPH08186255A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 半導体集積回路

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JPH08186255A true JPH08186255A (ja) 1996-07-16

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ID=18329348

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JP6339633A Pending JPH08186255A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 半導体集積回路

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JP (1) JPH08186255A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003017697A (ja) * 2001-07-03 2003-01-17 Hitachi Ltd 半導体装置
WO2008142969A1 (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Mitsumi Electric Co., Ltd. 半導体装置

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JP2003017697A (ja) * 2001-07-03 2003-01-17 Hitachi Ltd 半導体装置
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