JPH08184588A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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Publication number
JPH08184588A
JPH08184588A JP32664194A JP32664194A JPH08184588A JP H08184588 A JPH08184588 A JP H08184588A JP 32664194 A JP32664194 A JP 32664194A JP 32664194 A JP32664194 A JP 32664194A JP H08184588 A JPH08184588 A JP H08184588A
Authority
JP
Japan
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calibration curve
data
formation
displayed
working curve
Prior art date
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Pending
Application number
JP32664194A
Other languages
English (en)
Inventor
Yumiko Kawasaki
裕美子 川崎
Kisaburo Deguchi
喜三郎 出口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Instruments Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Instruments Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Instruments Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Instruments Engineering Co Ltd
Priority to JP32664194A priority Critical patent/JPH08184588A/ja
Publication of JPH08184588A publication Critical patent/JPH08184588A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】検量線表示より、検量線の信頼性を低下させて
いるデータを容易に識別でき、そのデータを除いて再計
算を実行し、信頼性の高い定量を行うことの出来るデー
タ処理装置を提供する。 【構成】検量線表示に際し、複数の測定毎の個々の検量
線の基礎となる形成点を前記表示手段に表示する行程
と、表示手段上に表示された形成点を任意に選択する行
程と、前記選択された形成点を除いて検量線を設定する
行程を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種分析における検量線
表示につき、特に複数の測定対象成分の濃度データをも
って検量線を形成するデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種分析装置、特に液体クロマトグラフ
では、未知試料内の定量を行う成分と同じ成分の既知濃
度と、該既知濃度に対するクロマトグラムのピーク高
さ,ピーク面積、或いは検出器出力を持て検量線を作成
し、未知試料内の成分の定量を行っていた。その中でも
複数の標準試料内の成分を用いて検量線を作成すること
が知られている。これは標準試料の中にも信頼出来ない
ものが存在し、1つの標準試料だけでは必ずしも正確な
検量線を作成することは出来ないことによる。特開昭64
−80838 号公報には、標準試料に対する複数の測定結果
を用いることが記載されており、複数の測定データに対
応した検量線を作成することについて開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】検量線を用いて定量を
行う場合、検量線の信頼性が重要な課題となる。しかし
ながら上記従来技術の如く複数の測定データを用いる場
合、そのデータ中に信頼性を低下させているデータが存
在した場合であっても、表示されている検量線は全ての
データの平均値などから算出されており、そのデータを
特定することができなかった。
【0004】本発明は、検量線の信頼性を低下させてい
るデータを容易に発見することが出来ると共に、該デー
タを除去し正確な検量線を描画することができるデータ
処理装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では検量線を表示
する表示手段と、測定対象成分の既知濃度データに基づ
いて前記検量線を描画する描画手段を有するデータ処理
装置において、前記検量線が測定対象成分の複数の測定
のデータを加味した状態で描画される場合であって、以
下の検量線作成行程を備えている。
【0006】或る一定の濃度値上に前記測定対象成分の
測定毎の検量線の基礎となる形成点を前記表示手段に表
示する第1の行程,前記表示手段上に表示された形成点
を任意に選択する第2の行程,前記選択された形成点を
除いて前記検量線を設定する第3の行程。
【0007】
【作用】以上の構成では、先ず複数の測定毎の検量線を
作成する上での形成点を表示する行程を設けたため、複
数の測定対象成分のうちどれが信頼するに足らない成分
であるかを特定することが出来る。
【0008】また複数の測定毎の形成点を併せて配置,
表示するから、他の形成点との比較により、信頼するに
足らない形成点を容易に判断できる。
【0009】更に、検量線を設定する前に、検量線の信
頼性を低下させるデータ任意に選択する行程を設けたの
で、検量線作成に操作者の判断を加味することが検量線
の自動描画手段上で可能となる。
【0010】
【実施例】以下本願発明を図面に基づいて説明する。
【0011】図2は本願発明の一実施例を示すデータ処
理装置の構成図である。
【0012】12はCPUであり液体クロマトグラフな
どの分析装置からその検出信号がA/D変換器を経てC
PU12に取り込まれる。CPU12にはクロマトグラ
ムデータ等を取り込む。その手段としては例えばRS232C
インタフェースやネットワークからデジタル伝送路10
を経て取り込むことが出来る。CPU12にはプログラ
ムを記憶しているROM,取り込まれたデータを記憶す
るRAMなどのメモリ14が接続され、検量線や未知試
料の定量結果を表示する表示部16,測定操作を入力す
る入力部などが接続されている。
【0013】図1は本願発明の一実施例を示すフローチ
ャートである。
【0014】先ず、複数の標準試料を分析する。この分
析は必要に応じて行われ、この結果は記憶される。
【0015】本実施例では検量線を2点で作成し、標準
試料の分析が4回行われる場合を示す。即ち各対象成分
毎の検量線の基礎となる形成点は図3の検量線図に示す
ように計8点からなる。縦軸は検出器の出力値から算出
される応答値でありクロマトグラフを例にとると成分ピ
ークの面積であったりピークの高さであったりする。次
に記憶した標準試料の各測定データから最小自乗法によ
り検量線の係数を計算し検量線を作成し表示する。
【0016】そして表示部16上には対象成分の複数の
測定毎の検量線の基礎となる形成点が各測定データ毎に
識別できるように表示される。図3の表示例では各形成
点に数字が付され夫々判別できるようになっている。こ
の場合1回目の測定には1,2回目の測定には2、とい
う具合に表示する。
【0017】尚、各形成点は上記のように数字が付され
る場合の他、アルファベットが付されるものであった
り、また各対象成分毎の形成点を図4に示すような丸,
三角,四角,菱等、形状が異なるようにしたり、各対象
成分毎色分けしたり、各対象成分を判別できるようなも
のであれば良い。本実施例では測定回ごと、上記の形状
や色分けが一致している。
【0018】次に上記各対象成分毎の検量線の基礎とな
る形成点の中で検量線作成上操作者が不要と判断した形
成点、即ち同一濃度上の他の形成点に比して明らかに掛
け離れた位置に形成点がある場合などに、表示画面上で
その形成点を指定し、不要であることを明らかにする。
この時図7に示すように指定された形成点をそれ迄の表
示形態から変化させることで2重指定を防止すると共に
その形成点を含まない計算により検量線を作成すること
を明らかにすることができる。
【0019】この形成点選択行程は、形成点を選択する
必要が無い場合はそのまま次の行程に移行するが、形成
点の確認行程としてこの行程を設けることによって精度
の高い検量線であることを認識しつつ操作者は後の分析
を継続できる。また図5に示したように、形成点Aを選
択したときその形成点のデータを表示するようにすれば
操作者の判断をより確実なものとすることが出来る。こ
のデータは標準試料Std1に対する3回目の測定によ
ってもたらされた形成点であることを示している。
【0020】また図6に示すように各形成点のデータを
検量線画面と同一画面に表示しておいても同様の効果を
得ることが出来る。このデータはStd1、及びStd
2に対して行われた測定の結果を示している。この時選
択された形成点のデータを他のデータと識別して表示す
ることでも2重指定の防止やその形成点を含まない検量
線を作成することを明らかにすることが出来る。その例
として挙げられるのが、指定されたデータの色を変えた
り、データ欄を点滅させたりすることが考えられる。
【0021】次に上記行程で指定された形成点を除いて
検量線の係数を再計算し、この計算結果に基づいて新た
な検量線を形成する。
【0022】この際、図8に示すように再計算の結果得
られた信頼性の高い検量線と、元の検量線を同じ表示画
面上に出力することによって、検量線の比較が出来、再
計算の結果得られた検量線が本当に正しいのかの判別が
可能となる。この表示画面上では再計算時に除かれた形
成点は×で表示され、再計算時の計算に用いられた形成
点は・で表示されている。検量線20は再計算の結果得
られた信頼性の高い検量線を示し、22は全ての形成点
データが計算の対象として得られたもとの検量線であ
る。
【0023】図8の例では、再計算の結果得られた信頼
性の高い検量線20は実線で、全ての形成点データによ
り算出された元の検量線は破線で表示され、異なる線種
より識別できる。また線の太細,線の色の違い等によっ
ても検量線の比較容易に行うことが出来る。
【0024】次に、未知試料の分析を行い、この際上記
得られた信頼性の高い検量線を用いて定量計算を行う。
【0025】
【発明の効果】本発明では、検量線を表示する際、検量
線を形成する既知濃度に応じた値を測定毎のデータで表
示するため、検量線の信頼性を低下させているデータの
識別が容易であり、そのデータを除いた後検量線の再設
定ができるから、操作者の意に反することのない、信頼
性の高い検量線を自動描画することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すフローチャート。
【図2】本発明の実施例のデータ処理装置の構成図。
【図3】本発明の実施例の第1の検量線図。
【図4】本発明の実施例の第2の検量線図。
【図5】本発明の実施例の第3の検量線図。
【図6】本発明の実施例の第4の検量線図。
【図7】本発明の実施例の第5の検量線図。
【図8】本発明の実施例の第6の検量線図。
【符号の説明】
8…A/D変換器、10…デジタル伝送路、12…CP
U、14…メモリ、16…表示部、18…入力部、2
0,21…検量線。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検量線を表示する表示手段と、測定対象成
    分の既知濃度データに基づいて前記検量線を描画する描
    画手段を有するデータ処理装置において、前記検量線が
    測定対象成分の複数の測定データを加味した状態で描画
    される場合であって、或る一定の濃度値上に前記複数の
    測定毎の検量線の基礎となる形成点を前記表示手段に表
    示する行程と,前記表示手段上に表示された形成点を任
    意に選択する行程と,前記選択された形成点を除いて前
    記検量線を設定する行程を設けたことを特徴とするデー
    タ処理装置。
  2. 【請求項2】前記各測定対象成分毎の検量線の基礎とな
    る形成点を前記各測定対象毎に識別して表示することを
    特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】前記選択された形成点を他の形成点と識別
    して表示することを特徴とする請求項1または2に記載
    のデータ処理装置。
  4. 【請求項4】前記選択された形成点を除いて設定した検
    量線と,前記選択された形成点を含む検量線を識別して
    表示することを特徴とする請求項1乃至3に記載のデー
    タ処理装置。
  5. 【請求項5】測定対象成分の既知濃度データに基づいて
    検量線を描画する描画手段を有するデータ処理装置にお
    いて、前記検量線が測定対象成分の複数の測定の濃度の
    データを加味した状態で描画される場合であって、或る
    一定の濃度値上に前記各複数の測定毎の検量線の基礎と
    なる形成点を表示する表示手段と,前記各形成点に基づ
    いて検量線を設定する設定手段と,前記形成点を任意に
    選択する選択手段を有し、前記設定手段は前記選択手段
    によって形成点が選択された場合、該形成点を除いて検
    量線を設定することを特徴とするクロマトグラフ用デー
    タ処理装置。
JP32664194A 1994-12-28 1994-12-28 データ処理装置 Pending JPH08184588A (ja)

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JP32664194A JPH08184588A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 データ処理装置

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JP32664194A JPH08184588A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 データ処理装置

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JPH08184588A true JPH08184588A (ja) 1996-07-16

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ID=18190060

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32664194A Pending JPH08184588A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 データ処理装置

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JP (1) JPH08184588A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000275195A (ja) * 1999-03-26 2000-10-06 Rigaku Industrial Co 蛍光x線分析装置
JP2018504709A (ja) * 2015-01-26 2018-02-15 ディーエイチ テクノロジーズ デベロップメント プライベート リミテッド 自動定量的回帰

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000275195A (ja) * 1999-03-26 2000-10-06 Rigaku Industrial Co 蛍光x線分析装置
JP2018504709A (ja) * 2015-01-26 2018-02-15 ディーエイチ テクノロジーズ デベロップメント プライベート リミテッド 自動定量的回帰

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