JPH0816717A - 郵便物区分装置 - Google Patents

郵便物区分装置

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Publication number
JPH0816717A
JPH0816717A JP6148091A JP14809194A JPH0816717A JP H0816717 A JPH0816717 A JP H0816717A JP 6148091 A JP6148091 A JP 6148091A JP 14809194 A JP14809194 A JP 14809194A JP H0816717 A JPH0816717 A JP H0816717A
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JP
Japan
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noise
block
area
unit
graphic pattern
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Application number
JP6148091A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Hamana
一之 浜名
Tsutomu Sano
力 佐野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、正規化後の図形パターンから確実
にノイズを除去することができ、数字を誤って識別した
り、数字が識別されないことを防止でき、郵便物が誤っ
た区分箱に区分されたり、あるいはリジェクトされてし
まうのを防止できることを目的とする。 【構成】この発明は、正規化部31により正規化された
図形パターンの連結するブロックごとの位置と面積を位
置面積算出部33で算出し、この算出した面積から各ブ
ロックに対する面積比を面積比算出部34で算出し、各
ブロックごとの位置に対応するノイズ判定基準としての
面積比との比較により、ノイズか否かをノイズ判定部3
5で判定し、この判定されたノイズをノイズ除去部37
で正規化された図形パターンから除去するようにしたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、搬送される郵便物か
らその上に記載されている郵便番号を読取り、この読取
った郵便番号を用いて区分を行う郵便物区分装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、郵便物上の郵便番号を読取ってそ
の郵便番号に対応する区分箱に区分する郵便番号自動区
分装置としての郵便物区分装置が実用化されている。こ
の郵便物区分装置では、供給部から郵便物を1通ずつ取
り出し、処理上不適当な異物在中郵便物等を検知排除
し、その他の郵便物については搬送路上に設けた読取部
で郵便物の表面を走査し、その結果を電気信号に変換し
て判別部へ送る。判別部で郵便番号を認識した後、その
読取結果に基づく指令に従い搬送系を制御し、搬送路上
の郵便物を所定の区分箱に区分する。どの郵便番号をも
つ郵便物はどの区分箱に集積させるかという対応は区分
指定と呼ばれる対応表を参照することで決定している。
【0003】上記のような郵便物区分装置では、判別部
で郵便番号を認識する際に、郵便番号と思われる文字を
1文字ごとの図形パターンとして検出切出し、この切出
された図形パターンの正規化を行い、この正規化後の図
形パターンをパターンの繋がりによりブロックごとに分
け、各ブロックの面積が一定面積以下のブロックや郵便
番号枠に隣接するブロックをノイズと判定して除去し、
このノイズを除去した図形パターンを基準パタ―ンとの
マッチング法などによって数字を識別し、この識別した
数字から郵便番号を認識するようになっている。
【0004】しかし、このような郵便物区分装置の判別
部では、正規化後の図形パターン内の一定面積以上のブ
ロックのノイズについては除去することができなかっ
た。このように除去できなかったノイズにより、数字を
誤って識別したり(誤読)、数字が識別できなかったり
(エラー)して、郵便物が誤った区分箱に区分された
り、あるいはリジェクトされてしまうという欠点があっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記した
ように、郵便番号の判別部で正規化後の図形パターンか
ら除去できなかったノイズにより、数字を誤って識別し
たり、数字が識別できなかったりして、郵便物が誤った
区分箱に区分されたり、あるいはリジェクトされてしま
うという欠点があった。
【0006】そこで、この発明は、郵便番号の判別部
で、正規化後の図形パターンから確実にノイズを除去す
ることができ、数字を誤って識別したり、数字が識別さ
れないことを防止でき、郵便物が誤った区分箱に区分さ
れたり、あるいはリジェクトされてしまうのを防止でき
る郵便物区分装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の郵便物区分装
置は、郵便物上の情報を読取る読取手段、この読取手段
により読取った情報から1文字ごとの図形パターンを検
出切出す検出切出手段、この検出切出手段により切出さ
れた図形パターンを正規化する正規化手段、この正規化
手段により正規化された図形パターンの連結するブロッ
クごとにブロック化するブロック化手段、このブロック
化手段による各ブロックごとの位置と面積を算出する第
1の算出手段、この第1の算出手段により算出された各
ブロックに対する面積比を算出する第2の算出手段、上
記図形パターンを複数の領域に分割した領域ごとの異な
るノイズ判定基準が記憶されている記憶手段、上記第1
の算出手段により算出された各ブロックごとの位置に対
応して上記記憶手段から読出されたノイズ判定基準と、
上記第2の算出手段により算出された各ブロックに対す
る面積比とにより、ノイズか否かを判定する判定手段、
この判定手段により判定されたノイズを上記正規化手段
により正規化された図形パターンから除去する除去手
段、この除去手段によりノイズの除去された図形パター
ンにより郵便番号を識別する識別手段、およびこの識別
手段により識別した郵便番号により、上記郵便物の区分
を行う区分手段から構成されている。
【0008】この発明のノイズ除去回路は、正規化され
た図形パターンからノイズを除去するものにおいて、上
記正規化された図形パターンの連結するブロックごとに
ブロック化するブロック化手段、このブロック化手段に
よる各ブロックごとの位置と面積を算出する第1の算出
手段、この第1の算出手段により算出された各ブロック
に対する面積比を算出する第2の算出手段、上記図形パ
ターンを複数の領域に分割した領域ごとの異なるノイズ
判定基準が記憶されている記憶手段、上記第1の算出手
段により算出された各ブロックごとの位置に対応して上
記記憶手段から読出されたノイズ判定基準と、上記第2
の算出手段により算出された各ブロックに対する面積比
とにより、ノイズか否かを判定する判定手段、およびこ
の判定手段により判定されたノイズを上記正規化された
図形パターンから除去する除去手段から構成されてい
る。
【0009】この発明の郵便物区分装置は、郵便物上の
情報を読取る読取手段、この読取手段により読取った情
報から1文字ごとの図形パターンを検出切出す検出切出
部、この検出切出部により切出された図形パターンを正
規化する正規化部、この正規化部により正規化された図
形パターンの連結するブロックごとにブロック化するブ
ロック化部、このブロック化部による各ブロックごとの
位置と面積を算出する位置面積算出部、この位置面積算
出部により算出された各ブロックに対する面積比を算出
する面積比算出部、上記図形パターンを複数の領域に分
割した領域ごとの異なるノイズ判定基準が記憶されてい
るノイズ判定テーブル、上記位置面積算出部により算出
された各ブロックごとの位置に対応して上記ノイズ判定
テーブルから読出されたノイズ判定基準と、上記面積比
算出部により算出された各ブロックに対する面積比とに
より、ノイズか否かを判定するノイズ判定部、このノイ
ズ判定部により判定されたノイズを上記正規化部により
正規化された図形パターンから除去するノイズ除去部、
このノイズ除去部によりノイズの除去された図形パター
ンにより郵便番号を識別する識別部、およびこの識別部
により識別した郵便番号により、上記郵便物の区分を行
う区分部から構成されている。
【0010】
【作用】この発明は、上記のような構成において、郵便
物上の情報を読取り、この読取った情報から1文字ごと
の図形パターンを検出切出し、この切出された図形パタ
ーンを正規化手段で正規化し、この正規化された図形パ
ターンの連結するブロックごとにブロック化し、このブ
ロック化された各ブロックごとの位置と面積を第1の算
出手段で算出し、この算出された各ブロックに対する面
積比を第2の算出手段で算出し、上記図形パターンを複
数の領域に分割した領域ごとの異なるノイズ判定基準が
記憶手段で記憶され、上記第1の算出手段により算出さ
れた各ブロックごとの位置に対応して上記記憶手段から
読出されたノイズ判定基準と、上記第2の算出手段によ
り算出された各ブロックに対する面積比とにより、ノイ
ズか否かを判定し、この判定されたノイズを上記正規化
手段により正規化された図形パターンから除去し、この
ノイズの除去された図形パターンにより郵便番号を識別
し、この識別した郵便番号により、上記郵便物の区分を
行うようにしたものである。
【0011】この発明は、上記のような構成において、
正規化された図形パターンからノイズを除去するものに
おいて、上記正規化された図形パターンの連結するブロ
ックごとにブロック化し、このブロック化された各ブロ
ックごとの位置と面積を第1の算出手段で算出し、この
算出された各ブロックに対する面積比を第2の算出手段
で算出し、上記図形パターンを複数の領域に分割した領
域ごとの異なるノイズ判定基準が記憶手段で記憶され、
上記第1の算出手段により算出された各ブロックごとの
位置に対応して上記記憶手段から読出されたノイズ判定
基準と、上記第2の算出手段により算出された各ブロッ
クに対する面積比とにより、ノイズか否かを判定し、こ
の判定されたノイズを上記正規化手段により正規化され
た図形パターンから除去するようにしたものである。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図2および図3はこの発明の郵便物区
分装置を示し、次のような構成となっている。すなわ
ち、供給部1には一括かつ立位状態で葉書、封書などの
郵便物P…がセットされる。この供給部1の郵便物P…
は、取出部2により最前端の郵便物Pから順次1枚づつ
取出し搬送され取込搬送路3の途中に配置された読取部
4によって郵便物Pに付与された郵便番号が読取られ
る。
【0013】また、取込搬送路3上には、異物、硬さ検
出装置12、異物在中郵便物等排除部13、搬送姿勢不
良集積部14が設けられ、機械処理に適さない郵便物は
あらかじめ排除されるようになっている。
【0014】上記読取部4は郵便物P上の郵便番号を光
電変換する光電変換部4a、この光電変換部4aの出力
に応じて文字パタ―ンの認識を行うことにより郵便番号
を判別する判別部4bとからなるものである。
【0015】すなわち、光電変換部4aは、郵便物P上
を光学的に走査して光電変換することによりパタ―ン信
号を得るものであり、たとえば郵便物P上に光を照射す
る光源、およびその反射光を受けて電気信号に変換する
自己走査形のCCDイメ―ジセンサ等によって構成され
る。上記光電変換部4aの出力は判別部4bに供給され
るようになっている。
【0016】判別部4bは、図4に示すように、郵便物
P上の郵便番号の位置を検出する位置検出部21、位置
検出部21により検出した位置に対応する文字情報を検
出切出しする検出切出部22、検出切出部22により検
出切出された図形パターン(文字情報)を正規化した
り、ノイズ除去する等の前処理を行う前処理部23、前
処理部23により前処理された図形パターンを辞書24
内の数字に対する基準パタ―ンとのマッチング法などに
よって数字つまり郵便番号を識別する識別部25、この
識別部25により識別された郵便番号に対する区分指定
デ―タつまり後段の区分部11におけるポケット6、…
を示すデ―タを区分指定テーブル26から読取って出力
する判断部27によって構成されている。辞書24と区
分指定テーブル26は、フロッピーディスクにより設定
されるようになっている。
【0017】区分指定テーブル26には、郵便番号に対
する区分指定デ―タとしての区分箱データが記憶されて
いる。つぎに、読取部4を通過した郵便物Pは搬送路3
を介して区分部11に搬送されるようになっている。
【0018】この区分部11は、図示しないゲ―ト機構
部によって鉛直方向に複数段設けられた区分搬送路5
a、〜5gに上記郵便番号の読取結果等に基づいて選択
的に振分けられるようになっている。
【0019】上記区分搬送路5a、〜5fの下方にはそ
の下面側に沿ってそれぞれ複数のポケット(区分箱;集
積箱)6…が複数段(A段、〜G段)に配設されてお
り、区分搬送路5a、〜5gに送り込まれた郵便物Pは
上記読取部4の読取結果に基づいて、区分制御部15の
制御により所定のポケット6内に区分集積されるように
なっている。
【0020】なお、上記搬送路3、5a、…上には、そ
の搬送路上の郵便物Pの搬送を検知する搬送検知器群
(図示しない)が設けられている。また、上記供給部1
の上部には、上記区分制御部15に接続されている操作
パネルとしてのオペレ―タパネル7が設けられている。
【0021】次に、上記前処理部23について、図1を
用いて説明する。すなわち、上記前処理部23は、正規
化部(正規化手段)31、ブロック化部(ブロック化手
段)32、位置面積算出部(第1の算出手段)33、面
積比算出部(第2の算出手段)34、ノイズ判定部(判
定手段)35、ノイズ判定テーブル(記憶手段)36、
およびノイズ除去部(除去手段)37によって構成され
ている。
【0022】上記正規化部31は、上記検出切出部22
により検出切出された図形パターン(文字情報)を、1
2×12のマトリクス状の所定サイズに正規化するもの
である。
【0023】ブロック化部32は、上記正規化部31に
より正規化された図形パターンの連結するブロックごと
にブロック化するものである。位置面積算出部33は、
ブロック化部32によりブロック化された各ブロックご
との位置と面積を(ラベリングを用いて)算出するもの
である。位置としては、たとえば、図5に示すように、
12×12のマトリクス状の図形パターンにおいて、中
心部a、上下左右部b、c、d、e、角部f、g、h、
iの9つに分割され、中心部aが6×6のマトリクス領
域で、上下左右部b、c、d、eが6×3のマトリクス
領域で、角部f、g、h、iが3×3のマトリクス領域
のどの領域に対応しているかが求められる。面積として
は、図形パターンのマトリクスの升目数により換算され
る。たとえば、図5の場合、ブロックBaの面積が升目
で30個に相当し、ブロックBbの面積が升目で2個に
相当し、ブロックBaは中心部a、上部b、下部c、左
部d、角部f、h、iにまたがって位置し、ブロックB
bは角部gに位置している。
【0024】面積比算出部34は、上記位置面積算出部
33により算出された各ブロックに対する面積比、つま
り一番大きなブロックの面積で他のブロックの面積を除
算することにより算出するものである。たとえば、図5
の場合、ブロックBaの面積が升目で30個に相当し、
ブロックBbの面積が升目で2個に相当し、ブロックB
aに対するブロックBbの面積比が7%であると算出さ
れる。
【0025】ノイズ判定テーブル36は、上記図形パタ
ーンを複数の領域に分割した領域ごとの異なるノイズ判
定基準としての面積比(ノイズと判定しても良い面積比
率の限界値)が記憶されているものであり、たとえば、
図6に示すように、12×12のマトリクス状の図形パ
ターンにおいて、中心部aが6×6のマトリクス領域
で、上下左右部b、c、d、eが6×3のマトリクス領
域で、角部f、g、h、iが3×3のマトリクス領域
で、順に領域が小さくなり、中心部aが4%、上下左右
部b、c、d、eが7%、角部f、g、h、iが10%
の順にノイズ判定基準としての面積比(ノイズと判定し
ても良い面積比率の限界値)が大きくなっている。面積
比率の限界値は、図形パターンの中心より遠くなる程高
くなり、大きさにより中心より離れた極小ブロックをノ
イズと判定するようにしてある。
【0026】ノイズ判定部35は、上記位置面積算出部
33により算出された各ブロックごとの位置に対応して
上記ノイズ判定テーブル36から読出されたノイズ判定
基準と、上記面積比算出部34により算出された各ブロ
ックに対する面積比とにより、ノイズか否かを判定する
ものである。
【0027】たとえば、図5の場合、ブロックBaに対
するブロックBbの面積比が7%であり、ブロックBb
の位置(角部g)に対応するノイズ判定テーブル36の
ノイズ判定基準としての面積比が10%となっているた
め、ノイズと判定される。
【0028】ノイズ除去部37は、上記ノイズ判定部3
5により判定されたノイズを上記正規化手段により正規
化された図形パターンから除去し、ノイズのない図形パ
ターンにするものである。
【0029】次に、このような構成において、ノイズ除
去動作を説明する。たとえば今、正規化部31により、
図5に示すような正規化パターンが得られ、ブロック化
部32およびノイズ除去部37に出力される。ブロック
化部32は、この正規化された図形パターンの連結する
ブロックごとにブロック化し、そのブロック化内容を位
置面積算出部33へ出力する。
【0030】位置面積算出部33は、ブロックBaの面
積が升目で30個と算出し、ブロックBbの面積が升目
で2個と算出し、各ブロックごとの面積としての升目数
を面積比算出部34へ出力し、ブロックBaは中心部
a、上部b、下部c、左部d、角部f、h、iにまたが
って位置し、ブロックBbは角部gに位置している内容
を、ノイズ判定部35へ出力する。面積比算出部34
は、ブロックBaの升目数(30)で、ブロックBbの
升目数(2)を除算することにより、7%を算出し、ノ
イズ判定部35へ出力する。
【0031】ノイズ判定部35は、上記位置面積算出部
33から供給される各ブロックごとの位置に対応して上
記ノイズ判定テーブル36からノイズ判定基準としての
面積比が読出され、この読出された面積比と上記面積比
算出部34から供給される各ブロックごとの面積比とに
より、ノイズか否かを判定する。この場合、ブロックB
aに対するブロックBbの面積比が7%であり、ブロッ
クBbの位置(角部g)に対応するノイズ判定テーブル
36のノイズ判定基準としての面積比が10%となって
いるため、孤立ノイズと判定され、その判定結果はノイ
ズ除去部37へ出力される。
【0032】ノイズ除去部37は、上記ノイズ判定部3
5によりノイズと判定されたブロックBbを上記正規化
部31により正規化された図形パターンから除去し、ブ
ロックBaだけのノイズのない図形パターンを、識別部
2へ出力する。
【0033】上記したように、正規化された図形パター
ンの連結するブロックごとの位置と面積を算出し、この
算出した面積から各ブロックに対する面積比を算出し、
各ブロックごとの位置に対応するノイズ判定基準として
の面積比との比較により、ノイズか否かを判定し、この
判定されたノイズを正規化された図形パターンから除去
するようにしたものである。
【0034】これにより、郵便番号の判別部で、正規化
後の図形パターンから確実にノイズを除去することがで
き、数字を誤って識別したり、数字が識別されないこと
を防止でき、郵便物が誤った区分箱に区分されたり、あ
るいはリジェクトされてしまうのを防止できる。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
郵便番号の判別部で、正規化後の図形パターンから確実
にノイズを除去することができ、数字を誤って識別した
り、数字が識別されないことを防止でき、郵便物が誤っ
た区分箱に区分されたり、あるいはリジェクトされてし
まうのを防止できる郵便物区分装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における郵便物区分装置の
判別部内の前処理部の構成を示すブロック図。
【図2】この発明の郵便物区分装置の構成を示す平面
図。
【図3】図2の郵便物区分装置の全体の構成を示すブロ
ック図。
【図4】図3の判別部の構成を示すブロック図。
【図5】正規化後の図形パターンの例を示す図。
【図6】ノイズ判定テーブルに記憶される図形パターン
の領域ごとのノイズと判定しても良い面積比率の限界値
を説明するための図。
【符号の説明】
31…正規化部 32…ブロック化部 33…位置面積算出部 34…面積比算出部 35…ノイズ判定部 36…ノイズ判定テーブル 37…ノイズ除去部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 郵便物上の情報を読取る読取手段と、 この読取手段により読取った情報から1文字ごとの図形
    パターンを検出切出す検出切出手段と、 この検出切出手段により切出された図形パターンを正規
    化する正規化手段と、 この正規化手段により正規化された図形パターンの連結
    するブロックごとにブロック化するブロック化手段と、 このブロック化手段による各ブロックごとの位置と面積
    を算出する第1の算出手段と、 この第1の算出手段により算出された各ブロックに対す
    る面積比を算出する第2の算出手段と、 上記図形パターンを複数の領域に分割した領域ごとの異
    なるノイズ判定基準が記憶されている記憶手段と、 上記第1の算出手段により算出された各ブロックごとの
    位置に対応して上記記憶手段から読出されたノイズ判定
    基準と、上記第2の算出手段により算出された各ブロッ
    クに対する面積比とにより、ノイズか否かを判定する判
    定手段と、 この判定手段により判定されたノイズを上記正規化手段
    により正規化された図形パターンから除去する除去手段
    と、 この除去手段によりノイズの除去された図形パターンに
    より郵便番号を識別する識別手段と、 この識別手段により識別した郵便番号により、上記郵便
    物の区分を行う区分手段と、 を具備したことを特徴とする郵便物区分装置。
  2. 【請求項2】 上記記憶手段により分割されている図形
    パターンの複数の領域が、中心部、上下左右部、角部の
    9つに分割され、中心部、上下左右部、角部の順に領域
    が小さくなり、ノイズ判定基準が大きくなるようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載の郵便物区分装置。
  3. 【請求項3】 正規化された図形パターンからノイズを
    除去するノイズ除去回路において、 上記正規化された図形パターンの連結するブロックごと
    にブロック化するブロック化手段と、 このブロック化手段による各ブロックごとの位置と面積
    を算出する第1の算出手段と、 この第1の算出手段により算出された各ブロックに対す
    る面積比を算出する第2の算出手段と、 上記図形パターンを複数の領域に分割した領域ごとの異
    なるノイズ判定基準が記憶されている記憶手段と、 上記第1の算出手段により算出された各ブロックごとの
    位置に対応して上記記憶手段から読出されたノイズ判定
    基準と、上記第2の算出手段により算出された各ブロッ
    クに対する面積比とにより、ノイズか否かを判定する判
    定手段と、 この判定手段により判定されたノイズを上記正規化され
    た図形パターンから除去する除去手段と、 を具備したことを特徴とするノイズ除去回路。
  4. 【請求項4】 上記記憶手段により分割されている図形
    パターンの複数の領域が、中心部、上下左右部、角部の
    9つに分割され、中心部、上下左右部、角部の順に領域
    が小さくなり、ノイズ判定基準が大きくなるようにした
    ことを特徴とする請求項3に記載のノイズ除去回路。
  5. 【請求項5】 郵便物上の情報を読取る読取手段と、 この読取手段により読取った情報から1文字ごとの図形
    パターンを検出切出す検出切出部と、 この検出切出部により切出された図形パターンを正規化
    する正規化部と、 この正規化部により正規化された図形パターンの連結す
    るブロックごとにブロック化するブロック化部と、 このブロック化部による各ブロックごとの位置と面積を
    算出する位置面積算出部と、 この位置面積算出部により算出された各ブロックに対す
    る面積比を算出する面積比算出部と、 上記図形パターンを複数の領域に分割した領域ごとの異
    なるノイズ判定基準が記憶されているノイズ判定テーブ
    ルと、 上記位置面積算出部により算出された各ブロックごとの
    位置に対応して上記ノイズ判定テーブルから読出された
    ノイズ判定基準と、上記面積比算出部により算出された
    各ブロックに対する面積比とにより、ノイズか否かを判
    定するノイズ判定部と、 このノイズ判定部により判定されたノイズを上記正規化
    部により正規化された図形パターンから除去するノイズ
    除去部と、 このノイズ除去部によりノイズの除去された図形パター
    ンにより郵便番号を識別する識別部と、 この識別部により識別した郵便番号により、上記郵便物
    の区分を行う区分部と、 を具備したことを特徴とする郵便物区分装置。
JP6148091A 1994-06-29 1994-06-29 郵便物区分装置 Pending JPH0816717A (ja)

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