JPH08166035A - セミアクティブ制御用ダンパおよび制御システム - Google Patents

セミアクティブ制御用ダンパおよび制御システム

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JPH08166035A
JPH08166035A JP33308794A JP33308794A JPH08166035A JP H08166035 A JPH08166035 A JP H08166035A JP 33308794 A JP33308794 A JP 33308794A JP 33308794 A JP33308794 A JP 33308794A JP H08166035 A JPH08166035 A JP H08166035A
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damping force
valve
force control
damping
control circuit
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治彦 川崎
Yasuo Tsuyuki
保男 露木
Toshiaki Kamei
俊明 亀井
Masakazu Nakazato
雅一 中里
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鉄道車両やビルディング等のような制振側の
マスが極めて大きいものの使用に適したセミアクティブ
制御用ダンパシステムを提供する。 【構成】 振動発生側と制振側との間に介装した一方向
流れのストロークセンシングシリンダ6と、比例バルブ
25およびアンロードバルブ26並びに切換バルブ27
を備えた減衰力制御回路8とで制御用ダンパ3を構成す
る。一方、ストロークセンシングシリンダ6で検出した
ダンパ速度信号V1,V2と、検知器で検出した制振側
の速度信号U1,U2を用いて振動発生側と制振側の振
動状態をコンピュータ28で判断する。そして、コンピ
ュータ28から出力される指令信号X,Y,Zに基づい
て比例バルブ25とアンロードバルブ26および切換バ
ルブ27を動作させ、減衰力制御回路8の発生減衰力を
制御して制振側の横振れを効果的に抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鉄道車両の車体に発
生する横振れや地震発生時のビルディングの横振れ等を
制振するセミアクティブ制御用ダンパ、および当該ダン
パを使用した制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車等にあっては、車体に生
じる上下振動を単に減衰して吸収するだけでは充分な乗
心地を得られないとの理由から、より一層の乗心地の向
上を図るために車体の挙動を検出して積極的に正しい姿
勢に補正する所謂アクティブ制御の減衰力可変ダンパが
用いられるようになってきた。
【0003】しかし、このようなアクティブ制御の減衰
力可変ダンパは、パワー源であるポンプや特殊の制御バ
ルブ類を必要とし、しかも、それらを制御するコントロ
ーラ自体も複雑となるので高価につくばかりか、パワー
源をもっているがために誤動作を起こした場合に却って
乗心地を害することになる。
【0004】そこで、昨今にあっては、パワー源を用い
ることなく車体振動の振幅や周波数に応動して減衰力制
御を行う所謂セミアクティブ制御の減衰力可変ダンパが
注目されるようになってきた。
【0005】このセミアクティブ制御の減衰力可変ダン
パは、ハード面およびソフト面の両面でシンプルなかた
ちになるので、運行上およびメンテナンスの上で使い易
いという利点を有する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、その反面、こ
のようなセミアクティブ制御の減衰力可変ダンパを、例
えば鉄道車両やビルディング等の横振れ防止用としてそ
のまま適用しようとした場合には、自動車と相違して制
振側のマスが極めて大きいために下記のような問題点を
生じる。
【0007】すなわち、振動発生側が制振側と同じ方向
により速い速度で振れ動いたときにも、ダンパが動作し
て減衰力を発生することから当該ダンパを通して振動発
生側が制振側を押し、制振側の横振れを抑えることなく
却って増長するように作用する。
【0008】また、そればかりでなく、何等かの理由で
減衰力の可変制御が不能になったときに制振側の慣性で
ダンパがストローク端まで急激に作動し、当該ストロー
ク端で大きな衝撃力を発生することになる。
【0009】したがって、この発明の目的は、鉄道車両
やビルディング等のような制振側のマスが極めて大きい
ものであっても、これを効果的に制振することのできる
セミアクティブ制御用ダンパ、および当該ダンパを使用
した制御システムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した目的は、この発
明において、振動発生側と制振側との間に介装されるス
トロークセンシングシリンダと、このストロークセンシ
ングシリンダのヘッド側室からロッド側室に向う作動流
体の流れのみを許容する流路と、サクションバルブを通
してヘッド側室に通じるリザーバと、ストロークセンシ
ングシリンダのロッド側室をリザーバに接続する減衰力
制御回路とを備え、当該減衰力制御回路に、緊急時の最
低減衰力を保障する減衰力発生要素と、絞り開度を連続
的に比例制御する減衰力制御要素、および減衰力制御回
路をアンロード状態に切り換えるアンロードバルブをそ
れぞれ並列に配設し、かつ、これら減衰力発生要素と減
衰力制御要素およびアンロードバルブの上流側、または
減衰力発生要素とアンロードバルブの上流側に位置し
て、減衰力発生要素とアンロードバルブを含めて減衰力
制御要素の使用、または減衰力発生要素とアンロードバ
ルブの使用を選択する切換バルブを介装したセミアクテ
ィブ制御用ダンパを用い、制御系の電源オン或いはスタ
ンバイ信号によって減衰力制御回路の切換バルブを、減
衰力制御要素とアンロードバルブまたはアンロードバル
ブの選択位置に切り換えると共に、ストロークセンシン
グシリンダで検出したダンパ信号と制振側の振動状態を
検知する検知手段からの制振側の速度信号とに基づい
て、コンピュータにより減衰力制御要素の連続的な比例
動作とアンロードバルブのオン・オフ操作とを制御する
第一の構成によって達成される。
【0011】また、振動発生側と制振側との間に介装さ
れるストロークセンシングシリンダと、このストローク
センシングシリンダのヘッド側室からロッド側室に向う
作動流体の流れのみを許容する流路と、サクションバル
ブを通してヘッド側室に通じるリザーバと、ストローク
センシングシリンダのロッド側室をリザーバに接続する
減衰力制御回路とを備え、当該減衰力制御回路に、緊急
時の最低減衰力を保障する減衰力発生要素と減衰力制御
回路をアンロード状態に切り換えるアンロードバルブを
並列に配設し、かつ、上記減衰力発生要素の上流側に絞
り開度を連続的に比例制御する常開の減衰力制御要素を
直列に介装したセミアクティブ制御用ダンパを用い、制
御系の電源オン或いはスタンバイ信号とストロークセン
シングシリンダで検出したダンパ信号、および制振側の
振動状態を検知する検知手段からの制振側の速度信号と
に基づいて、コンピュータにより減衰力制御要素の連続
的な比例動作とアンロードバルブのオン・オフ操作とを
制御する第二の構成によっても達成される。
【0012】
【作 用】すなわち、上記の構成により、ダンパ本体を
構成するストロークセンシングシリンダは、ヘッド側室
からロッド側室に向う作動流体の流れのみを許容する流
路とサクションバルブの働きで、伸長および圧縮動作の
何れにあっても、ロッド側室の作動流体を減衰力制御回
路からリザーバを通して循環させる一方向流れのダンパ
として作用する。
【0013】これにより、ストロークセンシングシリン
ダのピストンとピストンロッドの断面積比を2:1にと
ることによって、当該ストロークセンシングシリンダの
伸縮動作に伴って減衰力制御回路に押し出されてくる作
動流体の流量は、伸長側と圧縮側とで同じになる そして、制振側の振れ方向に対応してストロークセンシ
ングシリンダが伸縮動作する通常の横振れ振動発生時に
あっては、そのときのストロークセンシングシリンダか
らのダンパ信号と検知手段からの制振側の速度信号とに
基づいてこれをコンピュータが判断し、当該コンピュー
タからの指令信号でアンロードバルブをオフの位置に保
っておく。
【0014】なお、第一の構成にあっては、上記に先立
って予め制御動作開始と同時に電源オン或いは制御スタ
ンバイ信号でセミアクティブ制御用ダンパの減衰力制御
回路中に介装した切換バルブを、減衰力制御要素とアン
ロードバルブまたはアンロードバルブを選択するオンの
位置に切り換える。
【0015】かくして、コンピュータは、上記ストロー
クセンシングシリンダからのダンパ信号と検知手段から
の制振側の速度信号に基づいて、減衰力制御回路中に介
装した減衰力制御要素を制御動作させ、当該減衰力制御
要素の絞り開度を連続的に比例制御して制振側の横振れ
を効果的に制振する。
【0016】しかも、上記において、ストロークセンシ
ングシリンダが作動端に達するような事態が生じると、
当該ストロークセンシングシリンダからのダンパ信号に
よってこれをコンピュータが判断し、減衰力制御要素の
絞り開度をゼロにするなり或いは最小に制御して減衰力
制御回路の発生減衰力を最大とし、ストロークセンシン
グシリンダの作動端での衝撃を緩和する。
【0017】それに対して、上記の制振作用時に振動発
生側が制振側と同方向により速い速度で振れたとする
と、ストロークセンシングシリンダの動作方向が逆転し
て振動発生側の振れが制振側の振れを増長するように作
用する。
【0018】しかし、この場合には、コンピュータが、
上記ストロークセンシングシリンダからのダンパ信号と
検知手段からの制振側の速度信号によりこれを判断して
アンロードバルブをオンの位置に切り換え、減衰力制御
回路をバイパス状態にして振動発生側の振れにより制振
側の横振れがさらに増長されるのを防止する。
【0019】一方、異常事態の発生や電源のオフによる
制御動作不能時に際して、第一の構成にあっては、それ
まで電源オンや制御スタンバイ信号でオンの位置に切り
換えられていた切換バルブが自動的にオフの位置に復帰
する。
【0020】その結果、減衰力制御要素とアンロードバ
ルブまたはアンロードバルブが減衰力制御回路から切り
離されると共に、緊急時の最低減衰力を保障する減衰力
発生要素が使用状態に切り換えられ、当該減衰力発生要
素により所定の減衰力の発生を確保して制振側の横振れ
振動を制振する。
【0021】また、第二の構成にあっては、コンピュー
タからの指令信号の遮断によって減衰力制御要素が自動
的に全開状態に切り換えられ、この減衰力制御要素を通
して緊急時の最低減衰力を保障する減衰力発生要素によ
り所定の減衰力の発生を確保し、そのような事態の発生
時における制振側の横振れ振動を制振することになるの
である。
【0022】
【実施例】以下、添付図面に基づいてこの発明の実施例
を説明するに当り、ここでは説明の便宜上から、当該発
明を鉄道車両の横振れ振動の制振用に適用した場合を例
にとって説明することにする。
【0023】図1において、振動発生側である台車1と
制振側である車体2の間には、この発明によるセミアク
ティブ制御用ダンパ3と通常のダンパ4(これも、この
発明によるセミアクティブ制御用ダンパで構成してもよ
い)が互いに対向して水平に配置してある。
【0024】また、制振側の車体2には、当該車体2の
振動状態を検知する加速度計或いは速度計等からなる検
知器5が設けてある。
【0025】上記セミアクティブ制御用ダンパ3は、図
2に示すように、ストロークセンシングシリンダ6とリ
ザーバ7および減衰力制御回路8とからなっている。
【0026】ストロークセンシングシリンダ6は、シリ
ンダ9の内部を摺動自在のピストン10でヘッド側室1
1とロッド側室12とに区画し、かつ、ピストン10か
らは外部に向ってピストンロッド13が延びている。
【0027】ピスドンロッド13には、スケールメモリ
14が所定の間隔を保って刻んであり、これらスケール
メモリ14と対向してシリンダ9に変位センサ15を取
り付けてある。
【0028】ヘッド側室11は、サクションバルブ16
をもつ吸込流路17を通してリザーバ7に通じており、
また、ヘッド側室11とロッド側室12は、ピストン1
0に設けたチェックバルブ18をもつ流路19で連通し
ている。
【0029】チェックバルブ18は、ヘッド側室11か
らロッド側室12に向う作動流体の流れのみを許容する
ように配設してあり、かつ、ロッド側室12がフィルタ
20から減衰力制御回路8を通してリザーバ7に通じて
いる。
【0030】減衰力制御回路8には、最大の減衰力を規
制する減衰力発生要素である高圧リリーフバルブ21と
絞り22、緊急時の最低減衰力を保障する減衰力発生要
素である低圧リリーフバルブ23と絞り24、絞り開度
を連続的に比例制御する減衰力制御要素である常閉の比
例バルブ25、および常閉のアンロードバルブ26がそ
れぞれ並列に接続してある。
【0031】また、それらの上流側には、低圧リリーフ
バルブ23と絞り24および比例バルブ25とアンロー
ドバルブ26を減衰力制御回路8に対して選択的に並列
接続する切換バルブ27が直列に配置してあり、当該切
換バルブ27は、制御動作開始と同時にオンの位置に切
り換えられて比例バルブ25とアンロードバルブ26を
減衰力制御回路8に対して並列接続する役目を果たす。
【0032】以上により、台車1の横振れによって車体
2に横方向への振れが生じ、これら台車1と車体2の間
に相対変位が生じたとすると、当該台車1と車体2の振
れ方向に対応してこれら台車1と車体2との間に介装し
たストロークセンシングシリンダ6が伸縮動作する。
【0033】ストロークセンシングシリンダ6が伸長動
作すると、リザーバ7内の作動流体をサクションバルブ
16から吸込流路17を通してヘッド側室11に吸い込
みつつ、ピストン10に設けたチェックバルブ18を閉
じてロッド側室12内の作動流体を減衰力制御回路8に
向いフィルタ20を通して押し出す。
【0034】反対に、ストロークセンシングシリンダ6
が圧縮動作した場合には、サクションバルブ16が閉じ
てヘッド側室11内の作動流体をピストン10に設けた
流路19からチェックバルブ18を開いてロッド側室1
2に流し、ロッド側室12からピストンロッド13の侵
入体積分に相当する量の作動流体をフィルタ20を通し
て減衰力制御回路8に押し出す。
【0035】それ故に、減衰力制御回路8に向って押し
出される作動流体の流量は、シリンダ9の断面積をA,
ピストンロッド13の断面積をa,ストロークセンシン
グシリンダ6のストロークをLとすると、伸長動作時に
は「(A−a)×L」また圧縮動作時には「a×L」と
なる。
【0036】このことから、シリンダ9の断面積Aとピ
ストンロッド13の断面積aとの比を「A:a=2:
1」に選ぶことによって、伸長動作時と圧縮動作時に減
衰力制御回路8に向って押し出される作動流体の流量を
同じにもできるし、また、上記の比を変えることによっ
て流量比を任意に選定することもできる。
【0037】上記と並行して、減衰力制御回路8におけ
るの切換バルブ27は、使用開始と同時に電源オン或い
は制御スタンバイ信号で制御器におけるコンピュータ2
8からバルブドライバ回路29を通して出力される切換
信号Zで比例バルブ25とアンロードバルブ26を減衰
力制御回路8に対して並列に接続するオンの位置に切り
換えられる。
【0038】一方、ストロークセンシングシリンダ6に
設けた変位センサ15は、ピストンロッド13のスケー
ルメモリ14と協同してシリンダ9とピストンロッド1
3の相対変位をディジタルのダンパ信号Sとして検出す
る。
【0039】上記したダンパ信号Sは、コンピュータ信
号変換用のセンサ信号処理回路30でプラスのダンパ変
位信号W1(伸長側)とマイナスのダンパ変位信号W2
(圧縮側)、およびこれらダンパ変位信号W1,W2に
基づいて算出したプラスのダンパ速度信号V1(伸長
側)とマイナスのダンパ速度信号V2(圧縮側)に処理
されたのちコンピュータ28に入力される。
【0040】また、図1に示すように、車体2に設けた
検知器5は、当該車体2の振れを車体信号Tとして検出
し、この車体信号Tもまた、コンピュータ信号変換用の
処理回路31でプラスの車体速度信号U1(左方の振
れ)とマイナスの車体速度信号U2(右側への振れ)に
処理されたのちにコンピュータ28に入力される。
【0041】なお、検知器5が速度計である場合には、
上記のようにして処理回路31によりプラスの車体速度
信号U1とマイナスの車体速度信号U2に処理される
が、加速度計であった場合には、処理回路31で加速度
を一旦速度に変換してからプラスの車体速度信号U1と
マイナスの車体速度信号U2に処理される。
【0042】再び図2に戻って、コンピュータ28は、
車体2側の検知器5から送られてくる車体速度信号U
1,U2と、ストロークセンシングシリンダ6から送ら
れてくるダンパ速度信号V1,V2とダンパ変位信号W
1,W2とに基づいて制御論理を演算する。
【0043】この場合、ダンパ速度信号V1,V2と車
体速度信号U1,U2は、振動発生側の台車1と制振側
の車体2のそれぞれの振れ方向と、併せて、それに伴う
ストロークセンシングシリンダ6の伸縮速度を表わす信
号としてコンピュータ28により判断され、また、ダン
パ変位信号W1,W2は、ストロークセンシングシリン
ダ6の伸縮位置を表わす信号としてコンピュータ28に
より判断される。
【0044】これにより、コンピュータ28は、上記し
た各信号に基づいて制御論理を演算し、バルブドライバ
回路29を通してその結果を制御信号Xと切換信号Yと
して出力し、当該制御信号Xに基づいて比例バルブ25
を制御動作すると共に、切換信号Yによってアンロード
バルブ26をオン・オフに切り換える。
【0045】かくして、上記したセミアクティブ制御用
のダンパシステムは以下のようにして動作する。
【0046】[制御動作開始時] 電源或いは制御スタンバイのオン操作によりコンピュー
タ28から切換バルブ27に切換信号Zが出力され、当
該切換バルブ27を、減衰力制御回路8に対して比例バ
ルブ25とアンロードバルブ26を並列に接続するオン
の位置(図2で下側ポジション)に切り換える。
【0047】そして、この状態は、電源或いは制御スタ
ンバイを切り換えてオフにしない限り、或いは、異常事
態の発生によってそれらがオフにならない限りそのまま
の状態に保たれる。
【0048】[車体2が左側に振れた時] 上記の状態において、走行中に車体2が左側に振れたと
すると、検知器5から処理回路31を通してプラスの車
体速度信号U1がコンピュータ28に入力される。
【0049】ここで、台車1が車体2よりも遅い速度で
左側に振れているか、或いは、車体2とは逆に右側に振
れたとすると、ストロークセンシングシリンダ6は伸長
側に動作して内部の作動流体を減衰力制御回路8に押し
出す。
【0050】そして、変位センサ15からは、センサ信
号処理回路30を通してコンピュータ28にプラスのダ
ンパ変位信号W1と同じくプラスのダンパ速度信号V1
が入力される。
【0051】これにより、コンピュータ28は、これら
検知器5からのプラスの車体速度信号U1と変位センサ
15からのプラスのダンパ変位信号W1とに基づいて車
体2が左側に振れかつストロークセンシングシリンダ6
が伸長側に動作していることを判断し、切換信号Yを発
することなくアンロードバルブ26をオフの位置に保
つ。
【0052】また、上記と併せて、コンピュータ28
は、変位センサ15からのプラスのダンパ速度信号V1
と検知器5からのプラスの車体速度信号U1に基づいた
減衰力値を演算し、これに合うように比例バルブ25の
絞り開度を決定する。
【0053】そして、比例バルブ25に対しその開度信
号に応じた制御信号Xを出力して当該比例バルブ25の
絞り開度をそれに合わせて比例制御し、減衰力制御回路
8の発生減衰力を適切に連続制御して車体2の左方への
横振れを効果的に抑える。
【0054】すなわち、車体2の横振れ速度が通常の範
囲内である場合には、上記したように、コンピュータ2
8から当該横振れ速度に応じた制御信号Xを比例バルブ
25に送ってその開度を制御しつつ、ストロークセンシ
ングシリンダ6から減衰力制御回路8に押し出されてく
る作動流体を絞り22と比例バルブ25からリザーバ7
に流し、この比例バルブ25の制御動作によりそのとき
どきの発生減衰力を制御して車体2の横振れを抑える。
【0055】しかも、上記において、ストロークセンシ
ングシリンダ6が伸長端近傍に達するような事態が生じ
た場合には、変位センサ15からのプラスのダンパ変位
信号W1に基づいてこれをコンピュータ28が判断し
て、伸長端近傍に達した時点から制御信号Xの出力を小
さくして比例バルブを25の開度を少なくする。
【0056】これにより、ストロークセンシングシリン
ダ6から減衰力制御回路8に押し出されてきた作動流体
は、高圧リリーフバルブ21の制御下で絞り22と比例
バルブ25を通してリザーバ7に流れ、減衰力制御回路
8の発生減衰力を大きく保って伸長端での衝撃を緩和す
る。
【0057】また、車体2の横振れ速度が通常では考え
られない範囲を越えて上昇した場合には、ストロークセ
ンシングシリンダ6から減衰力制御回路8に押し出され
てくる作動流体圧力を高圧リリーフバルブ21と絞り2
2で制限し、セミアクティブ制御用バンパ3が高圧の作
動流体によって破損されるのを防止する。
【0058】このようにして、減衰力制御回路8は、ス
トロークセンシングシリンダ6の変位と伸長速度の大小
に応じて比例バルブ25により発生減衰力を制御しつ
つ、車体2の横振れを効果的に抑えて少なくするのであ
る。
【0059】一方、車体2が左側に振れているときに、
例えば、台車1がレールの狂い等によって車体2の左方
への横振れ速度よりも速い速度で左方に振れたとする
と、ストロークセンシングシリンダ6が圧縮動作して当
該ストロークセンシングシリンダ6のヘッド側室11に
も減衰力制御回路8の発生減衰力に応じた流体圧力が発
生する。
【0060】このヘッド側室11に発生した流体圧力
は、ピストンロッド13の存在によって生じるヘッド側
室11とロッド側室12の受圧面積差によりストローク
センシングシリンダ6を伸長方向に押す力として作用
し、車体2をさらに大きく左方に振ることになるので当
該流体圧力を生じないようにする必要がある。
【0061】そこで、この場合には、検知器5からコン
ピュータ28に送られてくるプラスの車体速度信号U1
とストロークセンシングシリンダ6の圧縮動作によって
変位センサ15から送られてくるマイナスのダンパ速度
信号V2に基づき、これをコンピュータ28が判断して
アンロードバルブ26に切換信号Yを出力する。
【0062】これにより、アンロードバルブ26がオン
の位置(図2で下側ポジション)に切り換えられて減衰
力制御回路8がアンロード状態となり、ヘッド側室11
の作動流体がピストン10のチェックバルブ18からロ
ッド側室12およびアンロード状態となった減衰力制御
回路8を通してリザーバ7に逃げる。
【0063】したがって、ストロークセンシングシリン
ダ6のヘッド側室11には流体圧力が発生しないことに
なるので、当該ストロークセンシングシリンダ6が車体
2をさらに大きく左方に振るのを阻止する。
【0064】[車体2が右側に振れた時] 上記とは反対に車体2が右側に振れたとすると、検知器
5からマイナスの車体速度信号U2がコンピュータ28
に入力される。
【0065】ここで、台車1が車体2よりも遅い速度で
右側に振れているか、或いは、車体2とは逆に左側に振
れたとすると、ストロークセンシングシリンダ6は吸込
流路17のチェックバルブ16を閉じつつ圧縮側に動作
して、ヘッド側室11内の作動流体を流路19からロッ
ド側室12を通して減衰力制御回路8に押し出す。
【0066】そして、変位センサ15からは、マイナス
のダンパ速度信号V2とマイナスのダンパ変位信号W2
がコンピュータ28に入力される。
【0067】コンピュータ28は、検知器5から送られ
てくるマイナスの車体速度信号U2と変位センサ15か
らのマイナスのダンパ速度信号V2とに基づき、車体2
が右側に振れ、かつ、ストロークセンシングシリンダ6
が圧縮側に動作していることを判断し、切換信号Yを発
することなくアンロードバルブ25をオフの位置に保
つ。
【0068】一方、コンピュータ28は、先の車体2が
左側に振れた場合と同様に、変位センサ15からのマイ
ナスのダンパ速度信号V2と検知器5からのマイナスの
車体速度信号U2に基づいた減衰力値を演算し、これに
合うように比例バルブ25の絞り開度を比例制御して減
衰力制御回路8の発生減衰力を適切に連続制御し、車体
2の右方への横振れを効果的に抑える。
【0069】すなわち、車体2の横振れ速度が通常の範
囲内の場合には、コンピュータ28から当該横振れ速度
に応じた制御信号Xを比例バルブ25に送ってその開度
を制御し、ストロークセンシングシリンダ6から減衰力
制御回路8および絞り22と比例バルブ25を通してリ
ザーバ7に流れる作動流体をこの比例バルブ25により
の制御して、そのときどきの振れ速度に応じた減衰力を
発生して車体2の横振れを抑える。
【0070】しかも、上記にあっても、ストロークセン
シングシリンダ6が圧縮端近傍に達するような事態が生
じたときに、変位センサ15からのマイナスのダンパ変
位信号W2に基づいてこれをコンピュータ28が判断す
る。
【0071】そして、圧縮端近傍に達した時点で変位セ
ンサ15からのマイナスのダンパ変位信号W2に基づい
て比例バルブ25の開度を小さくし、ストロークセンシ
ングシリンダ6から減衰力制御回路8に押し出されてく
る作動流体圧力を高圧リリーフバルブ21と絞り22お
よび比例バルブ25で制限しつつ、減衰力制御回路8の
発生減衰力を大きく保ってストロークセンシングシリン
ダ6の圧縮端での衝撃を緩和する。
【0072】それに対して、車体2の横振れ速度が通常
では考えられない範囲を越えて上昇した場合には、スト
ロークセンシングシリンダ6から減衰力制御回路8に押
し出されてくる作動流体圧力を高圧リリーフバルブ21
と絞り22で制限し、セミアクティブ制御用バンパ3が
高圧の作動流体によって破損されるのを防止する。
【0073】このようにして、減衰力制御回路8は、ス
トロークセンシングシリンダ6の変位と圧縮速度の大小
に応じて比例バルブ25により発生減衰力を制御しつ
つ、車体2の横振れを効果的に抑えて少なくする。
【0074】また、上記においても、台車1がレールの
狂い等により車体2の右方への横振れ速度よりも速い速
度で右方に振れたとすると、ストロークセンシングシリ
ンダ6は伸長動作してロッド側室12に減衰力制御回路
8の発生減衰力に応じた流体圧力が発生する。
【0075】このロッド側室12に発生した流体圧力
は、ストロークセンシングシリンダ6を圧縮方向に押す
力として作用し、車体2の右方への振れを増長すること
になるので当該流体圧力を生じないようにする必要があ
る。
【0076】しかし、この場合にあっても、車体2は右
方に振れ動いているために、検知器5からコンピュータ
32に送られてくるマイナスの車体速度信号U2とスト
ロークセンシングシリンダ6の伸長動作により変位セン
サ15から送られてくるプラスのダンパ速度信号V1に
基づき、コンピュータ28がアンロードバルブ26に切
換信号Yを出力する。
【0077】そして、この切換信号Yによりアンロード
バルブ26をオンの位置に切り換えて減衰力制御回路8
をアンロード状態にし、ロッド側室12の作動流体をリ
ザーバ7に逃がして車体2がさらに大きく右方に振られ
るのを阻止する。
【0078】[電源のオフや異常事態の発生による制
御不能時] この場合にあっても、車体2の左右方向への振れに伴っ
てストロークセンシングシリンダ6が伸縮動作を繰り返
すことになるので、当該ストロークセンシングシリンダ
6から減衰力制御回路8に向って作動流体が押し出され
る。
【0079】しかし、電源がオフになったときは、それ
と同時に、コンピュータ28からの制御信号Xと切換信
号Y,Zが断たれることになるので、比例バルブ25と
アンロードバルブ26および切換バルブ27が自動的に
図2のオフの位置に切り換わる。
【0080】これにより、ストロークセンシングシリン
ダ6から減衰力制御回路8に押し出されてきた作動流体
は、低圧リリーフバルブ23の制御下で絞り22,24
を通してリザーバ7に流れ、絞り24と低圧リリーフバ
ルブ23の働きによって最小限の減衰力を発生しつつ通
常のダンパとして動作し、車体2の左右方向への振れを
制振する。
【0081】また、制御時において、例えば、制御系に
異常事態が発生してアンロードバルブ26がオンの状態
に切り換わったり、或いはアンロードバルブ26がオン
の位置からオフの位置に復帰できなくなったとする。
【0082】しかし、この場合にあっても、アンロード
バルブ26は切換バルブ27と直列状態を保って減衰力
制御回路8に介装されおり、しかも、制御系の異常時に
は自動的に切換バルブ27がオフの位置状態に戻る。
【0083】したがって、切換バルブ27が低圧リリー
フバルブ23と絞り24を選択することになるので、減
衰力制御回路8がアンロード状態になることなく低圧リ
リーフバルブ23と絞り24で減衰力を確保する。
【0084】図3は、図2の変形例を示すもので、この
実施例にあっては、減衰力制御回路8に対して比例バル
ブ25を切換バルブ27の上流側に並列状態を保って介
装してある。
【0085】すなわち、切換バルブ27は、前記した図
2の実施例から分かるように、もともと電源オフや異常
事態の発生による制御不能時に自動的にオフの位置に切
り換わり、絞り24と低圧リリーフバルブ23により最
小限の減衰力を確保してセミアクティブ制御ダンパ3を
通常のダンパとして作動させるためのものである。
【0086】一方、比例バルブ25は、制御動作時に車
体2の振れ速度に対応して絞り開度を制御し、上記の制
御不能時には絞り開度をゼロの状態に保持する。
【0087】このことから、図3の実施例のように、減
衰力制御回路8に対して比例バルブ25を切換バルブ2
7の上流側に並列状態を保って介装したとしても、当該
比例バルブ25は図2の実施例の場合と全く同様の制御
動作を行うことになる。
【0088】図4は、この発明の他の実施例を示すもの
であって、当該実施例にあっては切換バルブ27を用い
ることなく、緊急時の最低減衰力を保障する低圧リリー
フバルブ23と絞り24の上流側に絞り開度を連続的に
比例制御する常開の比例バルブ25を直列に介装してあ
る。
【0089】このものにあっても、台車1が車体2より
も遅い速度で左右に振れているか、或いは、車体2とは
逆位相で左右に振れたときに、前述の図2および図3の
場合と同様に動作する。
【0090】すなわち、車体2側の検知器5から送られ
てくる車体速度信号U1,U2と変位センサ15からの
ダンパ速度信号V1,V2とに基づいて、コンピュータ
28がこれに合うように制御信号Xを出力し、比例バル
ブ25の絞り開度を比例制御して減衰力制御回路8の発
生減衰力を適切に制御する。
【0091】しかも、ストロークセンシングシリンダ6
が圧縮端近傍に達するような事態が生じたときには、変
位センサ15からのダンパ変位信号W1,W2に基づい
てこれをコンピュータ28が判断し、比例バルブ25の
開度を小さくしてストロークセンシングシリンダ6から
減衰力制御回路8に押し出されてくる作動流体圧力を高
圧リリーフバルブ21と絞り22および比例バルブ25
で制限しつつ減衰力制御回路8の発生減衰力を大きく保
ち、ストロークセンシングシリンダ6の圧縮端での衝撃
を緩和する。
【0092】また、車体2の横振れ速度が通常では考え
られない範囲を越えて上昇した場合には、ストロークセ
ンシングシリンダ6から減衰力制御回路8に押し出され
てくる作動流体圧力を高圧リリーフバルブ21と絞り2
2で制限し、セミアクティブ制御用バンパ3が高圧の作
動流体によって破損されるのを防止する。
【0093】このようにして、減衰力制御回路8は、ス
トロークセンシングシリンダ6の圧縮速度の大小に応じ
て比例バルブ25により発生減衰力を比例制御しつつ、
車体2の横振れを効果的に抑えて少なくする。
【0094】一方、制御系に異常事態が発生して制御が
不能になったときには、それと同時にコンピュータ28
からの制御信号Xと切換信号Yが断たれることになるの
で、比例バルブ25とアンロードバルブ26が自動的に
図4のオフの位置に切り換わる。
【0095】これにより、ストロークセンシングシリン
ダ6から減衰力制御回路8に押し出されてきた作動流体
は、絞り22および全開状態になった比例バルブ25か
ら低圧リリーフバルブ23と24を通してリザーバ7に
流れ、絞り24と低圧リリーフバルブ23の働きによっ
て最小限の減衰力を発生しつつ通常のダンパとして動作
し、車体2の左右方向への振れを制振する。
【0096】なお、これまで述べてきた図2〜4の実施
例にあっては、減衰力制御回路8に対して高圧リリーフ
バルブ21と並列に絞り22を設けたが、この絞り22
は必ずしも必要ではなく、例えば、図2の変形例として
図5に示した代表例にみられるように、比例バルブ25
を開口度が最小でも全閉状態にならない比例絞りバルブ
にすることによってこれを廃することができる。
【0097】何故ならば、制御時においてこれら絞り2
2と比例バルブ25は、減衰力制御回路8に対して常に
並列状態を保って介装されることになり、したがって、
コンピュータ28からの制御信号Xに基づく最大制御時
に比例バルブ25の開口度を最小に保つことによって、
当該比例バルブ25に絞り22の役目をもたせることが
可能になるからである。
【0098】また、これまでの実施例にあっては、鉄道
車両にこの発明を適用した場合を例にとって説明してき
たが、これをビルディングの制振装置に適用して地震や
強風により発生する振動を制振することもできるのは勿
論である。
【0099】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の発明によ
れば、制振器であるダンパ本体としてストロークセンシ
ングシリンダを用いたことにより、当該ストロークセン
シングシリンダからのダンパ信号を用いて減衰力制御回
路に介装した減衰力制御要素の発生減衰力を直接制御す
ることができ、したがって、減衰力制御回路の発生減衰
力を常に適切に制御して効果的に制振側の振動を抑える
ことができる。
【0100】また、減衰力制御回路に減衰力制御要素と
並列にアンロードバルブを介装すると共に、これら減衰
力制御要素とアンロードバルブの使用を選択する切換バ
ルブを用い、制御時にこの切換バルブをオンの位置に切
り換えてアンロードバルブを選択するようにしてやるこ
とにより、振動発生側が制振側と同方向により速い速度
で振れて制振側の振れを増長するような事態が生じたと
しても、そのときにはアンロードバルブをオンの位置に
切り換えて減衰力制御回路をアンロード状態にしてやる
ことにより、振動発生側の振れによって制振側の振れが
増長されるのを防止することができる。
【0101】請求項2の発明によれば、制御系の電源オ
ンやスタンバイ信号によって切換バルブを、また、スト
ロークセンシングシリンダからのダンパ変位信号とダン
パ速度信号、および制振側に設けた検知手段からの制振
側の速度信号とを用いてコンピュータにより減衰力制御
回路の比例バルブとアンロードバルブとを切換制御する
ようにしたことにより、上記した効果を適切にかつ自動
的に発揮することが可能になる。
【0102】請求項3の発明によれば、緊急時の最低減
衰力を保障する減衰力発生要素の上流側に絞り開度を連
続的に比例制御する常開の減衰力制御要素を直列に介装
したことより、切換バルブを用いることなく上記した請
求項1と同等の効果を発揮することができる。
【0103】請求項4の発明によれば、同じく切換バル
ブを用いることなく、ストロークセンシングシリンダか
らのダンパ変位信号とダンパ速度信号、および制振側に
設けた検知手段からの制振側の速度信号とを用い、コン
ピュータにより減衰力制御回路の比例バルブとアンロー
ドバルブを切換制御して上記の効果を適切にかつ自動的
に発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるセミアクティブ制御用ダンパシ
ステムの一実施例を示すブロック図である。
【図2】同上のダンパシステムに使用するセミアクティ
ブ制御用ダンパの構成例を示す回路図である。
【図3】同上の変形例を示す回路図である。
【図4】同じく、他の構成例を示す回路図である。
【図5】同じく、代表例として図2の変形例を示す回路
図である。
【符号の説明】
1 振動発生側である台車 2 制振側である車体 3 セミアクティブ制御用ダンパ 5 制振側速度の検出手段である検知器 6 ストロークセンシングシリンダ 7 リザーバ 8 減衰力制御回路 11 ヘッド側室 12 ロッド側室 14 スケールメモリ 15 変位センサ 16 サクションバルブ 17 吸込流路 18 チェックバルブ 19 流路 21 減衰力発生要素である高圧リリーフバルブ 23 減衰力発生要素である低圧リリーフバルブ 22,24 減衰力発生要素である絞り 25 比例バルブ 26 アンロードバルブ 27 切換バルブ 28 コンピュータ 29 バルブドライバ回路 30 センサ信号処理回路 31 処理回路 S ダンパ信号 T 制振側の横振れ信号 U1,U2 制振側の速度信号 V1,V2 ダンパの速度信号 W1,W2 ダンパの変位信号 X 比例バルブに対する制御信号 Y アンロードバルブに対する制御信号 Z 切換バルブに対する切換信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 亀井 俊明 東京都港区浜松町二丁目4番1号 世界貿 易センタービル カヤバ工業株式会社内 (72)発明者 中里 雅一 東京都港区浜松町二丁目4番1号 世界貿 易センタービル カヤバ工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動発生側と制振側との間に介装される
    ストロークセンシングシリンダと、このストロークセン
    シングシリンダのヘッド側室からロッド側室に向う作動
    流体の流れのみを許容する流路と、サクションバルブを
    通してヘッド側室に通じるリザーバと、ストロークセン
    シングシリンダのロッド側室をリザーバに接続する減衰
    力制御回路とを備え、当該減衰力制御回路に、緊急時の
    最低減衰力を保障する減衰力発生要素と、絞り開度を連
    続的に比例制御する減衰力制御要素、および減衰力制御
    回路をアンロード状態に切り換えるアンロードバルブを
    それぞれ並列に配設し、かつ、これら減衰力発生要素と
    減衰力制御要素およびアンロードバルブの上流側、また
    は減衰力発生要素とアンロードバルブの上流側に位置し
    て、減衰力発生要素とアンロードバルブを含めて減衰力
    制御要素の使用、または減衰力発生要素とアンロードバ
    ルブの使用を選択する切換バルブを介装したことを特徴
    とするセミアクティブ制御用ダンパ。
  2. 【請求項2】 振動発生側と制振側との間に介装される
    ストロークセンシングシリンダと、このストロークセン
    シングシリンダのヘッド側室からロッド側室に向う作動
    流体の流れのみを許容する流路と、サクションバルブを
    通してヘッド側室に通じるリザーバと、ストロークセン
    シングシリンダのロッド側室をリザーバに接続する減衰
    力制御回路とを備え、当該減衰力制御回路に、緊急時の
    最低減衰力を保障する減衰力発生要素と、絞り開度を連
    続的に比例制御する減衰力制御要素、および減衰力制御
    回路をアンロード状態に切り換えるアンロードバルブを
    それぞれ並列に配設し、かつ、これら減衰力発生要素と
    減衰力制御要素およびアンロードバルブの上流側、また
    は減衰力発生要素とアンロードバルブの上流側に位置し
    て、減衰力発生要素とアンロードバルブを含めて減衰力
    制御要素の使用、または減衰力発生要素とアンロードバ
    ルブの使用を選択する切換バルブを介装したセミアクテ
    ィブ制御用ダンパを用い、制御系の電源オン或いはスタ
    ンバイ信号によって減衰力制御回路の切換バルブを、減
    衰力制御要素とアンロードバルブまたはアンロードバル
    ブの選択位置に切り換えると共に、ストロークセンシン
    グシリンダで検出したダンパ信号と制振側の振動状態を
    検知する検知手段からの制振側の速度信号とに基づい
    て、コンピュータにより減衰力制御要素の連続的な比例
    動作とアンロードバルブのオン・オフ操作とを制御する
    ことを特徴とするセミアクティブ制御用ダンパシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 振動発生側と制振側との間に介装される
    ストロークセンシングシリンダと、このストロークセン
    シングシリンダのヘッド側室からロッド側室に向う作動
    流体の流れのみを許容する流路と、サクションバルブを
    通してヘッド側室に通じるリザーバと、ストロークセン
    シングシリンダのロッド側室をリザーバに接続する減衰
    力制御回路とを備え、当該減衰力制御回路に、緊急時の
    最低減衰力を保障する減衰力発生要素と減衰力制御回路
    をアンロード状態に切り換えるアンロードバルブを並列
    に配設し、かつ、上記減衰力発生要素の上流側に絞り開
    度を連続的に比例制御する常開の減衰力制御要素を直列
    に介装したことを特徴とするセミアクティブ制御用ダン
    パ。
  4. 【請求項4】 振動発生側と制振側との間に介装される
    ストロークセンシングシリンダと、このストロークセン
    シングシリンダのヘッド側室からロッド側室に向う作動
    流体の流れのみを許容する流路と、サクションバルブを
    通してヘッド側室に通じるリザーバと、ストロークセン
    シングシリンダのロッド側室をリザーバに接続する減衰
    力制御回路とを備え、当該減衰力制御回路に、緊急時の
    最低減衰力を保障する減衰力発生要素と減衰力制御回路
    をアンロード状態に切り換えるアンロードバルブを並列
    に配設し、かつ、上記減衰力発生要素の上流側に絞り開
    度を連続的に比例制御する常開の減衰力制御要素を直列
    に介装したセミアクティブ制御用ダンパを用い、制御系
    の電源オン或いはスタンバイ信号とストロークセンシン
    グシリンダで検出したダンパ信号、および制振側の振動
    状態を検知する検知手段からの制振側の速度信号とに基
    づいて、コンピュータにより減衰力制御要素の連続的な
    比例動作とアンロードバルブのオン・オフ操作とを制御
    することを特徴とするセミアクティブ制御用ダンパシス
    テム。
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