JPH08164699A - 伸縮式筆記具 - Google Patents
伸縮式筆記具Info
- Publication number
- JPH08164699A JPH08164699A JP33218794A JP33218794A JPH08164699A JP H08164699 A JPH08164699 A JP H08164699A JP 33218794 A JP33218794 A JP 33218794A JP 33218794 A JP33218794 A JP 33218794A JP H08164699 A JPH08164699 A JP H08164699A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- slider
- lead
- axial direction
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 組立て性の良い構造と成して、安価な伸縮式
筆記具の提供を可能とする。 【構成】 先軸にリード筒を円周方向に回転自在で軸方
向に移動不能に装着し、又、先軸にはスライダーも円周
方向に回転不能で軸方向には筆記体と連動して移動自在
に装着し、先軸に対し後軸を軸方向に移動自在で円周方
向に回転不能に組付け、リード筒又は後軸自体もしくは
後軸に固着した内筒の一方の部品に軸方向に対し傾斜し
た斜溝を設けると共に他方の部品には斜溝内に移動自在
に嵌入する第１の突起を設け、リード筒又はスライダー
の一方の部品に軸方向に対し傾斜したカム斜面を設ける
と共に他方の部品にはカム斜面に当接してリード筒の回
転と共に移動自在となる第２の突起を設け、先軸に対す
る後軸の前進又は後退による上記斜溝と第１の突起の相
対運動によって生ずるリード筒の回転にともなうカム斜
面と第２の突起の相対運動によって、軸長の伸長と連動
して筆記体の筆記部を軸先端口から突出可能にすると共
に軸長の短縮と連動して筆記体の筆記部を軸内部に没入
可能とする。
筆記具の提供を可能とする。 【構成】 先軸にリード筒を円周方向に回転自在で軸方
向に移動不能に装着し、又、先軸にはスライダーも円周
方向に回転不能で軸方向には筆記体と連動して移動自在
に装着し、先軸に対し後軸を軸方向に移動自在で円周方
向に回転不能に組付け、リード筒又は後軸自体もしくは
後軸に固着した内筒の一方の部品に軸方向に対し傾斜し
た斜溝を設けると共に他方の部品には斜溝内に移動自在
に嵌入する第１の突起を設け、リード筒又はスライダー
の一方の部品に軸方向に対し傾斜したカム斜面を設ける
と共に他方の部品にはカム斜面に当接してリード筒の回
転と共に移動自在となる第２の突起を設け、先軸に対す
る後軸の前進又は後退による上記斜溝と第１の突起の相
対運動によって生ずるリード筒の回転にともなうカム斜
面と第２の突起の相対運動によって、軸長の伸長と連動
して筆記体の筆記部を軸先端口から突出可能にすると共
に軸長の短縮と連動して筆記体の筆記部を軸内部に没入
可能とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、筆記する場合は筆記部
が軸先端口から突出すると共に軸長が握りやすい長さま
で伸長して使い勝手が良く、又、筆記しない場合には筆
記部が軸内部に没入すると共に軸長がコンパクトに短縮
して携帯に利便となる伸縮式筆記具の改良に関する。
が軸先端口から突出すると共に軸長が握りやすい長さま
で伸長して使い勝手が良く、又、筆記しない場合には筆
記部が軸内部に没入すると共に軸長がコンパクトに短縮
して携帯に利便となる伸縮式筆記具の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の伸縮式筆記具の従来例として
は、特開昭６０ー１９９６９９号公報に提示された伸縮
式ボールペンや、実公昭４７ー５６６０号公報に記載さ
れたボールペン等が存在するが、前者の伸縮式ボールペ
ンは軸長を短縮した状態で固定する為に磁石を内蔵して
いるのでポケットやバッグ等に収納した場合に磁気カー
ドへ悪影響を与えるという欠点を有しており、又、後者
のボールペンは軸長を伸縮する為に揺動カムを利用して
いるので伸縮ストロークが充分にとれないという欠点を
有している。そこで、上記の問題を解決する目的で同出
願人は実開平１ー１６３８７号公報で伸縮式筆記具を提
案している。
は、特開昭６０ー１９９６９９号公報に提示された伸縮
式ボールペンや、実公昭４７ー５６６０号公報に記載さ
れたボールペン等が存在するが、前者の伸縮式ボールペ
ンは軸長を短縮した状態で固定する為に磁石を内蔵して
いるのでポケットやバッグ等に収納した場合に磁気カー
ドへ悪影響を与えるという欠点を有しており、又、後者
のボールペンは軸長を伸縮する為に揺動カムを利用して
いるので伸縮ストロークが充分にとれないという欠点を
有している。そこで、上記の問題を解決する目的で同出
願人は実開平１ー１６３８７号公報で伸縮式筆記具を提
案している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実開平１
ー１６３８７号公報に基づいて一層の改良を加えたもの
で、組立て性の良い構造と成して安価に提供可能とする
ものである。
ー１６３８７号公報に基づいて一層の改良を加えたもの
で、組立て性の良い構造と成して安価に提供可能とする
ものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
案出された本発明の伸縮式筆記具は、先軸にリード筒を
円周方向に回転自在で軸方向に移動不能に装着し、又、
先軸にはスライダーも円周方向に回転不能で軸方向には
筆記体と連動して移動自在に装着し、先軸に対し後軸を
軸方向に移動自在で円周方向に回転不能に組付け、リー
ド筒又は後軸自体もしくは後軸に固着した内筒の一方の
部品に軸方向に対し傾斜した斜溝を設けると共に他方の
部品には斜溝内に移動自在に嵌入する第１の突起を設
け、リード筒又はスライダーの一方の部品に軸方向に対
し傾斜したカム斜面を設けると共に他方の部品にはカム
斜面に当接してリード筒の回転と共に移動自在となる第
２の突起を設け、先軸に対する後軸の前進又は後退によ
る上記斜溝と第１の突起の相対運動によって生ずるリー
ド筒の回転にともなうカム斜面と第２の突起の相対運動
によって、軸長の伸長と連動して筆記体の筆記部を軸先
端口から突出可能にすると共に軸長の短縮と連動して筆
記体の筆記部を軸内部に没入可能とするものである。
案出された本発明の伸縮式筆記具は、先軸にリード筒を
円周方向に回転自在で軸方向に移動不能に装着し、又、
先軸にはスライダーも円周方向に回転不能で軸方向には
筆記体と連動して移動自在に装着し、先軸に対し後軸を
軸方向に移動自在で円周方向に回転不能に組付け、リー
ド筒又は後軸自体もしくは後軸に固着した内筒の一方の
部品に軸方向に対し傾斜した斜溝を設けると共に他方の
部品には斜溝内に移動自在に嵌入する第１の突起を設
け、リード筒又はスライダーの一方の部品に軸方向に対
し傾斜したカム斜面を設けると共に他方の部品にはカム
斜面に当接してリード筒の回転と共に移動自在となる第
２の突起を設け、先軸に対する後軸の前進又は後退によ
る上記斜溝と第１の突起の相対運動によって生ずるリー
ド筒の回転にともなうカム斜面と第２の突起の相対運動
によって、軸長の伸長と連動して筆記体の筆記部を軸先
端口から突出可能にすると共に軸長の短縮と連動して筆
記体の筆記部を軸内部に没入可能とするものである。
【０００５】
【実施例】図１乃至図１１は本発明の実施例を示してい
る。先ず、図１及び図８に示すように先軸１の後方内面
部に軸方向の縦溝１ａを設け、又、後端近傍の外周部に
２箇所でスリット部１ｃが穿設され、該スリット部１ｃ
の後端に図９に示すように適宜内方に膨出した受け座１
ｄが形成されている。又、後端部外周には図１０に示す
ように後軸６の縦溝６ａに嵌入して回転のみ不能とする
リブ１ｂが形成されている。
る。先ず、図１及び図８に示すように先軸１の後方内面
部に軸方向の縦溝１ａを設け、又、後端近傍の外周部に
２箇所でスリット部１ｃが穿設され、該スリット部１ｃ
の後端に図９に示すように適宜内方に膨出した受け座１
ｄが形成されている。又、後端部外周には図１０に示す
ように後軸６の縦溝６ａに嵌入して回転のみ不能とする
リブ１ｂが形成されている。
【０００６】図３乃至図５はリード筒２を示している。
図に示すようにリード筒２の前端外周部には前面に斜面
を有した円形鍔状の係止部２ａが形成され、又、その後
方から後端に向かって斜溝２ｂが形成されている。又、
リード筒２の前方内孔には図示するようにカム斜面２ｃ
長い平坦の前部２ｅと短い平坦の後部２ｆが形成されて
いる。
図に示すようにリード筒２の前端外周部には前面に斜面
を有した円形鍔状の係止部２ａが形成され、又、その後
方から後端に向かって斜溝２ｂが形成されている。又、
リード筒２の前方内孔には図示するようにカム斜面２ｃ
長い平坦の前部２ｅと短い平坦の後部２ｆが形成されて
いる。
【０００７】又、図６はスライダー３を示している。図
に示すようにスライダー３の外周部前端にはリブ３ａが
形成され、その後方の軸部の外周部に突起３ｂが形成さ
れて更に後端の外周部に円周状に膨出した係止部３ｃが
形成されている。尚、係止部３ｃは突条に形成されても
良い。又、図１に示すようにスライダー３の内孔には通
基孔を有した仕切り壁３ｄが形成されて、後述するボー
ルペンリフィール９の後端が仕切り壁３ｄに当接する状
態で前方の孔部に装着される。尚、孔部には必要に応じ
てリフィールを嵌着する係合部が設けられる。
に示すようにスライダー３の外周部前端にはリブ３ａが
形成され、その後方の軸部の外周部に突起３ｂが形成さ
れて更に後端の外周部に円周状に膨出した係止部３ｃが
形成されている。尚、係止部３ｃは突条に形成されても
良い。又、図１に示すようにスライダー３の内孔には通
基孔を有した仕切り壁３ｄが形成されて、後述するボー
ルペンリフィール９の後端が仕切り壁３ｄに当接する状
態で前方の孔部に装着される。尚、孔部には必要に応じ
てリフィールを嵌着する係合部が設けられる。
【０００８】又、図７は内筒４を示している。図に示す
ように内筒４の外周部前方にはリブ４ｂが形成されてい
る。又、内孔前端の一側に内方突状の第１の突起４ａが
形成されている。又、図１に示すように後軸６は内孔の
側壁に略前端から後方に長く延びた縦溝６ａが形成さ
れ、前端は閉塞状で段部６ｂと成されている。
ように内筒４の外周部前方にはリブ４ｂが形成されてい
る。又、内孔前端の一側に内方突状の第１の突起４ａが
形成されている。又、図１に示すように後軸６は内孔の
側壁に略前端から後方に長く延びた縦溝６ａが形成さ
れ、前端は閉塞状で段部６ｂと成されている。
【０００９】以上により、前記リード筒２の前端外面部
に設けた係止部２ａの後端を先軸１の受け座１ｄに当接
するよう弾性的に圧入し、リード筒２の前端が先軸１の
前段部に当接されて先軸１に対しリード筒２を軸方向に
略移動不能だが円周方向には回転自在に装着し、又、ス
ライダー３の前端外面部に設けたリブ３ａを先軸１の縦
溝１ａに嵌入させて先軸１に対しスライダー３を円周方
向には回転不能だが軸方向には移動可能に装着し、スラ
イダー３の孔部には筆記体としてのボールペンリフィー
ル９をコイルばね１０によって後方へ附勢した状態で収
納して、ボールペンリフィール９の後端を仕切り壁３ｄ
に当接させる。
に設けた係止部２ａの後端を先軸１の受け座１ｄに当接
するよう弾性的に圧入し、リード筒２の前端が先軸１の
前段部に当接されて先軸１に対しリード筒２を軸方向に
略移動不能だが円周方向には回転自在に装着し、又、ス
ライダー３の前端外面部に設けたリブ３ａを先軸１の縦
溝１ａに嵌入させて先軸１に対しスライダー３を円周方
向には回転不能だが軸方向には移動可能に装着し、スラ
イダー３の孔部には筆記体としてのボールペンリフィー
ル９をコイルばね１０によって後方へ附勢した状態で収
納して、ボールペンリフィール９の後端を仕切り壁３ｄ
に当接させる。
【００１０】一方、後軸６の略中間内孔部には内筒４が
嵌装される。内筒４は図１１に示すように縦溝６ａにリ
ブ４ｂが嵌装して後軸６に対し回転不能と成される。
又、後軸６の後端孔には天冠５の軸部５ａが内筒４の後
端に当接して固着される。又、天冠５の一側にはクリッ
プ５ｂが形成されている。
嵌装される。内筒４は図１１に示すように縦溝６ａにリ
ブ４ｂが嵌装して後軸６に対し回転不能と成される。
又、後軸６の後端孔には天冠５の軸部５ａが内筒４の後
端に当接して固着される。又、天冠５の一側にはクリッ
プ５ｂが形成されている。
【００１１】後軸６を先軸１の後端外面部に後軸６の内
面部に設けた軸方向の縦溝６ａに先軸１の外面部に設け
たリブ１ｂを弾性的に嵌入させることにより軸方向に移
動自在に且つ円周方向には回転不能に装着し、前述した
リード筒２の外面には軸方向の成分と円周方向の成分を
有する即ち軸方向に対して所要角度傾斜した斜溝２ｂに
内筒４の前端近傍の内面に設けた第１の突起４ａを嵌入
させると共にリード筒２を内筒４の内面部に挿入するこ
とにより当該第１の突起４ａを斜溝２ｂに移動自在に嵌
入させ、又、リード筒２には更に図３及び図５に示すよ
うに、斜溝２ｂとは逆方向に傾斜したカム斜面２ｃに前
記スライダー３の軸部の外周面に設けた第２の突起３ｂ
を当接させて、上記斜溝２ｂの所要の伸縮ストロークに
於ける円周方向の成分と等しい円周方向の成分でカム斜
面２ｃのボールペンリフィール９の所要の出没ストロー
クとなるように設定して成るものである。
面部に設けた軸方向の縦溝６ａに先軸１の外面部に設け
たリブ１ｂを弾性的に嵌入させることにより軸方向に移
動自在に且つ円周方向には回転不能に装着し、前述した
リード筒２の外面には軸方向の成分と円周方向の成分を
有する即ち軸方向に対して所要角度傾斜した斜溝２ｂに
内筒４の前端近傍の内面に設けた第１の突起４ａを嵌入
させると共にリード筒２を内筒４の内面部に挿入するこ
とにより当該第１の突起４ａを斜溝２ｂに移動自在に嵌
入させ、又、リード筒２には更に図３及び図５に示すよ
うに、斜溝２ｂとは逆方向に傾斜したカム斜面２ｃに前
記スライダー３の軸部の外周面に設けた第２の突起３ｂ
を当接させて、上記斜溝２ｂの所要の伸縮ストロークに
於ける円周方向の成分と等しい円周方向の成分でカム斜
面２ｃのボールペンリフィール９の所要の出没ストロー
クとなるように設定して成るものである。
【００１２】又、図１２及び図１３は夫々他の実施例を
示すものであるが、基本的には前記実施例と同じであ
る。相違するところは、前例のものが後軸６を先軸１の
後端外面部に設けた縦溝６ａに先軸１の外面部に設けた
リブ１ｂを弾性的に嵌入させるの対し、先軸の先方より
後軸を挿入可能として組立てを容易化するものである。
この場合には後軸を先軸に挿入した後に後軸に対し内筒
を固着することになる。
示すものであるが、基本的には前記実施例と同じであ
る。相違するところは、前例のものが後軸６を先軸１の
後端外面部に設けた縦溝６ａに先軸１の外面部に設けた
リブ１ｂを弾性的に嵌入させるの対し、先軸の先方より
後軸を挿入可能として組立てを容易化するものである。
この場合には後軸を先軸に挿入した後に後軸に対し内筒
を固着することになる。
【００１３】
【作用】上記の実施例に基づき作用を説明する。図１は
先軸１に対し後軸６が後退して軸長が伸長した状態を示
し、内筒４の第１の突起４ａはリード筒２の斜溝２ｂの
後端に位置し、又、スライダー３の第２の突起３ｂはリ
ード筒２のカム斜面２ｃの前端となる前部２ｅに位置し
てボールペンリフィール９の筆記部９ａを口金７の先端
口７ａから突出させた状態で固定している。この状態は
勿論筆記する状態である。
先軸１に対し後軸６が後退して軸長が伸長した状態を示
し、内筒４の第１の突起４ａはリード筒２の斜溝２ｂの
後端に位置し、又、スライダー３の第２の突起３ｂはリ
ード筒２のカム斜面２ｃの前端となる前部２ｅに位置し
てボールペンリフィール９の筆記部９ａを口金７の先端
口７ａから突出させた状態で固定している。この状態は
勿論筆記する状態である。
【００１４】この状態から先軸１に対し後軸６を前進さ
せると、内筒４の第１の突起４ａが斜溝２ｂの前壁を押
すのでリード筒２は回転し、リード筒２の回転によって
リード筒２のカム斜面２ｃにより第２の突起３ｂが後退
させられてスライダー３が後退し同時にコイルばね１０
により後方へ附勢されたボールペンリフィール９がスラ
イダー３に従って後退し、最終的に第１の突起４ａは斜
溝２ｂの前端に又、第２の突起３ｂはカム斜面２ｃの後
端である後部２ｆに位置して、軸長が斜溝２ｂの軸方向
の成分だけ短縮すると共にボールペンリフィール９の筆
記部９ａがカム斜面２ｃの軸方向の成分だけ後退して口
金７の内部に没入する。又、先軸１に対し後軸６を後方
へ引くと再び図１の状態に戻る。
せると、内筒４の第１の突起４ａが斜溝２ｂの前壁を押
すのでリード筒２は回転し、リード筒２の回転によって
リード筒２のカム斜面２ｃにより第２の突起３ｂが後退
させられてスライダー３が後退し同時にコイルばね１０
により後方へ附勢されたボールペンリフィール９がスラ
イダー３に従って後退し、最終的に第１の突起４ａは斜
溝２ｂの前端に又、第２の突起３ｂはカム斜面２ｃの後
端である後部２ｆに位置して、軸長が斜溝２ｂの軸方向
の成分だけ短縮すると共にボールペンリフィール９の筆
記部９ａがカム斜面２ｃの軸方向の成分だけ後退して口
金７の内部に没入する。又、先軸１に対し後軸６を後方
へ引くと再び図１の状態に戻る。
【００１５】尚、上記の実施例では後軸６に内筒４を固
着してその内筒４に第１の突起４ａを設けているが、後
軸自体に直に第１の突起４ａを設けてもよく作用は変わ
らない。又、上記実施例ではリード筒２に斜溝２ｂとカ
ム斜面２ｃを併設し、内筒４に第１の突起４ａを又スラ
イダー３に第２の突起３ｂを設けているが、 斜溝をを
リード筒に、第１の突起を内筒に、カム斜面をスライダ
ーに、第２の突起をリード筒に夫々設けるか、又は、
斜溝を内筒に、第１の突起をリード筒に、カム斜面をリ
ード筒に、第２の突起をスライダーに夫々設けるか、又
は、 斜溝を内筒に、第１の突起をリード筒に、カム斜
面をスライダーに、第２の突起をリード筒に夫々設ける
ことも可能である。
着してその内筒４に第１の突起４ａを設けているが、後
軸自体に直に第１の突起４ａを設けてもよく作用は変わ
らない。又、上記実施例ではリード筒２に斜溝２ｂとカ
ム斜面２ｃを併設し、内筒４に第１の突起４ａを又スラ
イダー３に第２の突起３ｂを設けているが、 斜溝をを
リード筒に、第１の突起を内筒に、カム斜面をスライダ
ーに、第２の突起をリード筒に夫々設けるか、又は、
斜溝を内筒に、第１の突起をリード筒に、カム斜面をリ
ード筒に、第２の突起をスライダーに夫々設けるか、又
は、 斜溝を内筒に、第１の突起をリード筒に、カム斜
面をスライダーに、第２の突起をリード筒に夫々設ける
ことも可能である。
【００１６】
【発明の効果】本発明は以上の通りであり、前記実開平
１ー１６３８７の欠点を解消する効果がある。即ち、第
１の突起と斜溝の係合、第２の突起とカム斜面の係合、
先軸とリード筒の係合など組立て構造が容易となり伸縮
式筆記具が安価に製造できる効果がある。
１ー１６３８７の欠点を解消する効果がある。即ち、第
１の突起と斜溝の係合、第２の突起とカム斜面の係合、
先軸とリード筒の係合など組立て構造が容易となり伸縮
式筆記具が安価に製造できる効果がある。
【図１】本発明の一実施例を示したもので、軸長を伸長
した状態の縦断面図である。
した状態の縦断面図である。
【図２】軸長を短縮した状態の縦断面図である。
【図３】実施例に使用されるリード筒の縦断面図であ
る。
る。
【図４】リード筒の斜視図である。
【図５】リード筒の斜溝とカム斜面を示した展開平面図
である。
である。
【図６】実施例に使用されるスライダーの斜視図であ
る。
る。
【図７】実施例に使用される内筒の斜視図である。
【図８】図１に於ける先軸とスライダー部のＡーＡ断面
を示している。
を示している。
【図９】図１に於ける先軸部のＢーＢ断面を示してい
る。
る。
【図１０】図１に於ける先軸と後軸部のＣーＣ断面を示
している。
している。
【図１１】図１に於ける後軸と内筒のＤーＤ断面を示し
ている。
ている。
【図１２】伸縮式筆記具の他の実施例を示す縦断面図で
ある。
ある。
【図１３】伸縮式筆記具の更に他の実施例を示す縦断面
図である。
図である。
１ 先軸 １ａ 縦溝 １ｂ リブ １ｃ スリット部 １ｄ 受け座 ２ リード筒 ２ａ 係止部 ２ｂ 斜溝 ２ｃ カム斜面 ２ｄ 係止部 ２ｅ 前部 ２ｆ 後部 ３ スライダー ３ａ リブ ３ｂ 第２の突起 ３ｃ 係止部 ４ 内筒 ４ａ 第１の突起 ４ｂ リブ ５ 天冠 ５ａ 軸部 ５ｂ クリップ ６ 後軸 ６ａ 縦溝 ６ｂ 段部 ７ 口金 ７ａ 先端口 ８ ゴムグリップ ９ ボールペンリフィール ９ａ 筆記部 １０ コイルばね
Claims (3)
- 【請求項１】 先軸にリード筒を円周方向に回転自在で
軸方向に移動不能に装着し、又、先軸にはスライダーも
円周方向に回転不能で軸方向には筆記体と連動して移動
自在に装着し、先軸に対し後軸を軸方向に移動自在で円
周方向に回転不能に組付け、リード筒又は後軸自体もし
くは後軸に固着した内筒の一方の部品に軸方向に対し傾
斜した斜溝を設けると共に他方の部品には斜溝内に移動
自在に嵌入する第１の突起を設け、リード筒又はスライ
ダーの一方の部品に軸方向に対し傾斜したカム斜面を設
けると共に他方の部品にはカム斜面に当接してリード筒
の回転と共に移動自在となる第２の突起を設け、先軸に
対する後軸の前進又は後退による上記斜溝と第１の突起
の相対運動によって生ずるリード筒の回転にともなうカ
ム斜面と第２の突起の相対運動によって、軸長の伸長と
連動して筆記体の筆記部を軸先端口から突出可能にする
と共に軸長の短縮と連動して筆記体の筆記部を軸内部に
没入可能としたことを特徴とする伸縮式筆記具。 - 【請求項２】 リード筒とスライダーの相互間にリード
筒に対しスライダーが脱落防止となる係止部を設けたこ
とを特徴とする上記請求項１記載の伸縮式筆記具。 - 【請求項３】 先軸後端部近傍の外周に２箇所のスリッ
ト部を穿設して、該スリット部の後端に内方に適宜膨出
した受け座を形成すると共にリード筒の前端外周に前方
斜面を有する円周鍔状の係止部を設けて、弾性的に圧入
して係止部を受け座に係止させて先軸に対しリード筒が
回転自在で軸方向に移動不能となるように構成されたこ
とを特徴とする上記請求項１記載の伸縮式筆記具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33218794A JPH08164699A (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 伸縮式筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33218794A JPH08164699A (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 伸縮式筆記具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08164699A true JPH08164699A (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=18252148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33218794A Withdrawn JPH08164699A (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 伸縮式筆記具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08164699A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001186922A (ja) * | 1999-10-25 | 2001-07-10 | Chong Chool Kim | 引出及び収納自在の多用途ケース |
| JP2008526571A (ja) * | 2005-01-17 | 2008-07-24 | モリス コーポレーション | 操出式伸縮筆記具 |
| JP2019119112A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | 株式会社パイロットコーポレーション | 筆記具 |
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1994
- 1994-12-13 JP JP33218794A patent/JPH08164699A/ja not_active Withdrawn
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