JPH08163709A - ハイブリッド電気自動車 - Google Patents

ハイブリッド電気自動車

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JPH08163709A
JPH08163709A JP30252594A JP30252594A JPH08163709A JP H08163709 A JPH08163709 A JP H08163709A JP 30252594 A JP30252594 A JP 30252594A JP 30252594 A JP30252594 A JP 30252594A JP H08163709 A JPH08163709 A JP H08163709A
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battery
weight
vehicle
voltage
traveling
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JP30252594A
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English (en)
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Hisamitsu Koga
久光 古賀
Naotake Kumagai
直武 熊谷
Tomiji Owada
富治 大和田
Shinya Furukawa
信也 古川
Masao Kato
正朗 加藤
Nobuyuki Kawamura
伸之 川村
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
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    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ハイブリッド電気自動車に関し、
車両に規定のバッテリを搭載させるようにしてバッテリ
出力による正規の走行性能を確保できるようにすること
を目的とする。 【構成】 バッテリ出力による走行とエンジン出力によ
る走行とを切り換え可能に構成されたハイブリッド電気
自動車において、車両に搭載されたバッテリ1の重量を
検出するように設けられたバッテリ重量検出手段10
と、該バッテリ重量検出手段10からの検出情報に基づ
いて、該バッテリ1の重量が予め設定された規定重量よ
りも軽い場合に該車両の走行を禁止又は制限する制御手
段5とをそなえるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に規定のバッテリ
を搭載させるように案内することで、バッテリ出力によ
る正規の走行性能を確保させるよう走行を制御しうる、
ハイブリッド電気自動車に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境を保護しようとする動き
が強まっているが、自動車においても、排出ガスを出さ
ない電気自動車が見直されてきている。この電気自動車
は、現時点では、実用上種々の課題が残されており、一
部の分野で実用化されているものの一般に普及するまで
には至っていない。そこで、電気自動車をより実用的な
ものにすべく、現在、電気自動車に関して、様々な技術
が提案されている。
【0003】例えば、バッテリの性能に限界があるた
め、現在の電気自動車では、一充電当たりの走行距離を
伸ばそうとすると、大量のバッテリを搭載することが必
要になり、車両重量が大幅に増大し、車両内のスペース
も大きく占領されてしまう。このため、車両の動力性能
や居住性が悪化してしまうという不具合がある。もちろ
ん、バッテリの量を減らせば、一充電当たりの走行距離
を伸ばせない。
【0004】また、電気自動車では、エネルギ源である
バッテリの残存容量が減ったら充電を行なわなくてはな
らないが、このバッテリの充電はガソリン補給のように
手軽には行なえないのが現状である。このため、バッテ
リの容量不足により車両が路上で停止してしまったとき
には、これに対する処置が容易ではない。このような現
時点における電気自動車の課題を補うために、電気自動
車自体に内燃機関を搭載した、いわゆる、ハイブリッド
電気自動車が提案されている。
【0005】このようなハイブリッド電気自動車の具体
的な例として、図3に示すようなシリーズ式ハイブリッ
ド車や、図4に示すようなパラレル式ハイブリッド車が
ある。図3に示すシリーズ式ハイブリッド車は、内燃機
関7と、この内燃機関7により駆動される発電機(ジェ
ネレータ)6とを搭載している。そして、バッテリ1の
容量が不足したら、内燃機関7を作動させて発電機6で
発電を行ない、この発電電力でバッテリ1を充電しなが
らモータ2で車輪3を駆動して走行することで、バッテ
リ1の容量が不足した場合でも、電気自動車の走行が可
能となる。なお、4はモータコントローラ,5は走行用
マネージメントコントローラであり、モータコントロー
ラ4は走行用マネージメントコントローラ5からの制御
信号にしたがってモータの出力を制御するようになって
いる。
【0006】また、図4に示すパラレル式ハイブリッド
車は、走行用電動機2と並列に走行用内燃機関8を搭載
しており、走行用電動機2で車輪3を駆動する他に、走
行用内燃機関8によっても車輪3を駆動することができ
る。したがって、バッテリ1の容量が不足した場合で
も、走行用内燃機関8により、自動車の走行が可能とな
る。
【0007】したがって、このようなハイブリッド電気
自動車では、内燃機関8を補助的に作動させることで、
排気ガスを低減させ大気の汚染の抑制効果を得ながら、
自動車の走行距離を延ばすことができるのである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ハイブリッド電気自動車では、必然的にバッテリが大型
化してしまい、車両への重量負担が大きなものとなって
いる。また、その一方で上述したようなハイブリッド電
気自動車では、内燃機関で駆動された発電機から電気エ
ネルギを取り出してモータを駆動したり(シリーズ式ハ
イブリッド車)、あるいは内燃機関により直接車輪を駆
動したり(パラレル式ハイブリッド車)することによ
り、車両を走行させることもできる。したがって、ハイ
ブリッド電気自動車のユーザが、車両の運動性能を高め
ようとして勝手にバッテリを取り外したり、あるいは正
規のバッテリよりも容量の小さい軽量なバッテリに交換
して車両の軽量化を図るというようなことが考えられ
る。特に、バッテリの重量はハイブリッド電気自動車に
おいても大きな割合を占めるので、車両の軽量化を図る
ために、バッテリをより容量の小さい軽量なものに交換
したり、更には取り外してしまったりするおそれは十分
に考えられる。
【0009】このように、バッテリを取り外したり、あ
るいは正規のバッテリよりも小容量のバッテリに交換し
てハイブリッド電気自動車を走行させると、車両性能が
十分に発揮されなくなることがある。さらに、内燃機関
を作動させながら走行する割合を増加させるおそれもあ
り、電気自動車に求められる環境保護を十分に達成でき
ないことも考えられる。
【0010】そこで、バッテリが取り外されたり小容量
のものに交換されたりしたら、車両の走行を制限するこ
とが考えられる。電気自動車においては所要条件下で車
両の走行を制限する技術は、種々のものが提案されてお
り、例えば実開平5−95108号の技術では、バッテ
リが高温になるとの走行を制限するようになっている。
しかしながら、この技術は、高温下でのバッテリの保護
を目的としたもので、バッテリが取り外されたり小容量
のものに交換されたりすることに対処できるものではな
い。
【0011】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、車両に規定のバッテリを搭載させるようにし
てバッテリ出力による正規の走行性能を確保し、エンジ
ン出力に頼らずにバッテリ出力による走行を促進するこ
とができるようにした、ハイブリッド電気自動車を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明のハイブリッド電気自動車は、バッテリ出力に
よる走行とエンジン出力による走行とを切り換え可能に
構成されたハイブリッド電気自動車において、車両に搭
載されたバッテリの重量を検出するように設けられたバ
ッテリ重量検出手段と、該バッテリ重量検出手段からの
検出情報に基づいて、該バッテリの重量が予め設定され
た規定重量よりも軽い場合に該車両の走行を禁止又は制
限する制御手段とをそなえていることを特徴としてい
る。
【0013】請求項2記載の本発明のハイブリッド電気
自動車は、請求項1記載の構成において、上記バッテリ
の電圧を検出するバッテリ電圧検出手段をさらにそな
え、上記制御手段が、該バッテリ電圧検出手段及び上記
バッテリ重量検出手段からの検出情報に基づいて、該バ
ッテリの電圧が予め設定された規定電圧以下であるか又
は該バッテリの重量が予め設定された規定重量よりも軽
い場合に該車両の走行を禁止又は制限するように構成さ
れていることを特徴としている。
【0014】
【作用】上述の請求項1記載の本発明のハイブリッド電
気自動車では、バッテリ出力による走行とエンジン出力
による走行とを適宜切り換えて走行する。この走行に際
して、バッテリ重量検出手段が車両に搭載されたバッテ
リの重量を検出し、制御手段が、この検出情報を受け
て、車両に搭載されたバッテリの重量が予め設定された
規定重量よりも軽い場合には該車両の走行を禁止又は制
限する。バッテリを正規のものよりも小容量のものに交
換すると、一般に小容量のものは軽量であるため、制御
手段では、重量に関する判定からこのバッテリの小容量
のものへの交換を検出でき勿論バッテリの取外しも検出
できる。この場合に、車両の走行を禁止又は制限するこ
とで、運転者に、正規のバッテリを搭載するように案内
できる。
【0015】上述の請求項2記載の本発明のハイブリッ
ド電気自動車では、バッテリ重量検出手段が車両に搭載
されたバッテリの重量を検出するとともに、バッテリ電
圧検出手段が該バッテリの電圧を検出する。そして、制
御手段が、これらの検出情報を受けて、該バッテリの電
圧が予め設定された規定電圧以下であるか又は該バッテ
リの重量が予め設定された規定重量よりも軽い場合には
該車両の走行を禁止又は制限する。バッテリを正規のも
のよりも小容量のものに交換すると、一般に小容量のも
のは軽量であり又電圧も低くなる。このため、制御手段
では、これらの電圧及び重量に関する判定からこのバッ
テリの小容量のものへの交換やバッテリの取外しを確実
に検出できる。この場合に、車両の走行を禁止又は制限
することで、運転者に、正規のバッテリを搭載するよう
に案内できる。
【0016】
【実施例】以下、図1,図2を参照して、本発明の実施
例について説明する。この実施例では、ハイブリッド電
気自動車がシリーズ式ハイブリッド車である場合につい
て説明する。図1は本発明の一実施例としてのハイブリ
ッド電気自動車を示すが、図1において、1はバッテリ
であり、このバッテリ1は車両に装備されない外部充電
器(図示略)により繰り返し充電することができるよう
になっている。2はバッテリ1から電力を供給されるモ
ータ(駆動用電動機)であり、このモータ2により自動
車の駆動輪3が駆動される。モータ2の出力は、モータ
コントローラ4により制御されるようになっているが、
モータコントローラ4では、ドライバの出力要求操作
(即ち、図示しないアクセルペダルの踏込み状態)やモ
ータ2の現作動状態等に基づいてモータ2の出力を制御
するようになっている。また、モータコントローラ4で
は、図示しないブレーキペダルの踏込み等から制動指令
を検出すると、モータ2を発電機に切り換えて、駆動輪
3からの回転エネルギで発電を行ないながら制動力を与
える回生制動を行なえるようになっている。
【0017】そして、この車両には、図示はしないが発
電機(又はジェネレータ)と発電用内燃機関とが設けら
れており、発電用内燃機関により発電機が駆動されるよ
うになっている。そして、この発電機で発電された電力
は、バッテリ1及びモータ2に供給されるようになって
いる〔図3参照〕。これにより、例えば郊外や大気汚染
の度合いが低い所では、発電用内燃機関を用いてモータ
1に電力を供給して走行し、都市部や大気汚染の激しい
所では、バッテリ1に蓄えられた電力により走行するこ
とができる。
【0018】さて、ここでモータ2の制御系について説
明すると、図1に示すように、モータコントローラ4へ
の制御信号は、制御手段としての走行マネージメントコ
ントローラ5により設定され出力されるようになってい
る。この走行マネージメントコントローラ5は、ハイブ
リッド電気自動車の走行状態に応じて、モータ2や内燃
機関の状態を総合的に制御するものである。
【0019】この走行マネージメントコントローラ5内
には、バッテリ規格判断手段9が設けられている。この
バッテリ規格判断手段9は、バッテリ1の重量情報と電
圧情報とに基づいて、バッテリ1が本来車両に搭載され
るべく正規の容量以上のものであるか否かを判断するも
のである。すなわち、例えば図示しないバッテリケース
の底部等にバッテリ1の重量を検知しうる重量センサ
(バッテリ重量検出手段)10を設け、バッテリ規格判
断手段9では、この重量センサ10からの信号に基づい
て、バッテリ1が本来車両に搭載されるべく正規の容量
以上のものであるか否かを判断する。
【0020】これは、一般に、バッテリ1は容量が大き
いほどその重量も大きくなり、容量と重量とで相関関係
がある。したがって、正規の容量のバッテリ重量Wは所
要重量W1(W1=規格容量のバッテリ重量の下限値)
以上のはずである。そこで、バッテリ規格判断手段9で
は、検出したバッテリ重量Wは所要重量W1以上であれ
ば規格のバッテリ又は規格以上のバッテリであると判断
するが、バッテリ重量Wは所要重量W1に達しなければ
規格よりも小容量のバッテリに交換されているか又はバ
ッテリが取り外されているかいずれかであると判断でき
る。
【0021】このように、バッテリ重量Wを所要重量値
W1以上であるかの判断なので、重量センサ10は、バ
ッテリ重量Wを所要重量値W1以上になるとオンになる
ように設定されたスイッチでもよい。この場合、バッテ
リ重量Wを所要重量値W1以上になるとオンになるよう
構成された圧電素子を用いたり、バッテリ重量Wを所要
重量値W1以上になるとオンになるようバネ定数を設定
されたボタンスイッチ等が考えられる。
【0022】また、バッテリ1の電圧を検知しうる電圧
センサ(バッテリ電圧検出手段)11を設け、バッテリ
規格判断手段9では、この電圧センサ11からの信号に
基づいて、バッテリ1が本来車両に搭載されるべく正規
の容量以上のものであるか否かを判断する。つまり、一
般に、バッテリ1は容量が大きいほどその端子電圧も大
きくなり、容量と端子電圧とで相関関係がある。そし
て、正規の容量のバッテリ重量Wは所要電圧VB1(V
B1=規格容量のバッテリ電圧の下限値)以上のはずで
ある。そこで、バッテリ規格判断手段9では、このバッ
テリ1の端子電圧VBが所定電圧VB1以上あると規格
のバッテリ又は規格以上のバッテリであると判断する
が、バッテリ1の端子電圧VBが所定電圧VB1に達し
なければ規格よりも小容量のバッテリに交換されている
か又はバッテリが取り外されているかいずれかであると
判断できる。
【0023】バッテリ規格判断手段9では、バッテリ1
の重量に基づく判断及びバッテリ1の電圧に基づく判断
のいずれか一方で、バッテリが規格外(小容量のバッテ
リに交換されているか又はバッテリが取り外されてい
る)であると判断する。走行マネージメントコントロー
ラ5では、車両の始動時に、バッテリ規格判断手段9で
バッテリが規格外であると判断されると、車両の走行を
禁止又は制限して、アラームランプ12等の警告手段に
よってドライバにこの旨を警告するようになっている。
この場合、車両の走行の禁止は、モータコントローラ4
にコンダクタオフの信号を出力してインタロック状態と
する。また、車両の走行の制限は、モータコントローラ
4へのコンダクタ信号をモータ2が一定以下の出力しか
発生しないように制限する。また、これらの場合には、
エンジンコントローラ5(図3参照)にも停止信号を送
って、エンジン8(図3参照)を確実に停止させる。
【0024】本発明の一実施例としてのハイブリッド電
気自動車は、上述のように構成されているので、例え
ば、図2のフローチャートに示すように、バッテリ規格
判断に基づいた車両の走行規制制御を行なう。まず、ス
タータスイッチ(IGキー)がスタートにされたか判断
し(ステップS10)、そうでない場合はスタートに戻
り、スタータスイッチがスタートに切り替えられるま
で、このルートを回り続ける。
【0025】そして、スタータスイッチがスタートに切
り替えられると、次にステップS20に進んで、バッテ
リ1の電圧VBが所定電圧VB1以上あるかどうかが判
断される。バッテリ1の電圧VBが所定電圧VB1以上
あると、次にステップS30に進んで、バッテリ1の重
量Wが所定重量W1以上あるかどうかが判断される。こ
こで、バッテリ1の重量Wが所定重量W1以上あると、
ステップS40に進んで、車両を通常走行可能とする。
【0026】一方、バッテリ1の電圧VBが所定電圧V
B1以上ないか、又は、バッテリ1の重量Wが所定重量
W1以上ない場合には、ステップS50に進んで、車両
を走行不可即ちインターロック状態又は走行制限状態と
する。また、アラームランプ12を点灯してドライバに
バッテリ1が正規の規格でないことを警告する。このよ
うにして、車両を走行不可又は走行制限状態とすると、
ドライバは、バッテリ1の電圧VBを所定電圧VB1以
上且つバッテリ1の重量Wを所定重量W1以上となけれ
ば満足な走行を行なえない。
【0027】バッテリ1の電圧VBを所定電圧VB1以
上且つバッテリ1の重量Wを所定重量W1以上とするに
は、正規の規格のバッテリ1を搭載するのが最も簡単で
ある。このようにして本ハイブリッド電気自動車では、
バッテリ規格判断に基づいた車両の走行規制制御によ
り、車両に搭載するバッテリ1を正規の規格のものにす
るように促進することができ、バッテリ1を取り外した
り、バッテリ1を小容量のバッテリに変更して車両を走
行させることを防止でき、ハイブリッド式電気自動車の
性能を維持することができるようになるのである。
【0028】なお、この実施例では、バッテリ1の電圧
VBとバッテリ1の重量Wとの両方でバッテリが規格通
りかを判断しているので、より確実にバッテリに関する
判断を行なえるという利点があるが、このバッテリに関
する判断を、より簡素化して、バッテリ1の重量Wのみ
に基づいたり、バッテリ1の電圧VBのみに基づいたり
して行なってもよい。
【0029】なお、本実施例では、主にシリーズ式ハイ
ブリッド自動車を用いて説明しているが、これをパラレ
ル式ハイブリッド自動車に適用することもできる。ま
た、本実施例では、アラームランプ12を警告手段とし
て用いているが、通常のバッテリ警告灯を警告手段とし
て機能させてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明のハイブリッド電気自動車によれば、バッテリ出力
による走行とエンジン出力による走行とを切り換え可能
に構成されたハイブリッド電気自動車において、車両に
搭載されたバッテリの重量を検出するように設けられた
バッテリ重量検出手段と、該バッテリ重量検出手段から
の検出情報に基づいて、該バッテリの重量が予め設定さ
れた規定重量よりも軽い場合に該車両の走行を禁止又は
制限する制御手段とをそなえるという構成により、バッ
テリの小容量のものへ交換された場合やバッテリが取外
された場合に、車両の走行を禁止又は制限することで、
運転者に、正規のバッテリを搭載するように案内でき
る。このため、バッテリ出力による正規の走行性能が確
保され、エンジン出力に頼らずにバッテリ出力を中心と
して車両を走行させるように促すことができる。
【0031】請求項2記載の本発明のハイブリッド電気
自動車は、請求項1記載の構成において、上記バッテリ
の電圧を検出するバッテリ電圧検出手段をさらにそな
え、上記制御手段が、該バッテリ電圧検出手段及び上記
バッテリ重量検出手段からの検出情報に基づいて、該バ
ッテリの電圧が予め設定された規定電圧以下であるか又
は該バッテリの重量が予め設定された規定重量よりも軽
い場合に該車両の走行を禁止又は制限するように構成さ
れていることにより、バッテリの小容量のものへ交換さ
れた場合やバッテリが取外された場合に、これをより確
実に検出でき、車両の走行を禁止又は制限することで、
運転者に正規のバッテリを搭載するように案内できる。
このため、バッテリ出力による正規の走行性能がより確
保され易くなり、エンジン出力に頼らずにバッテリ出力
を中心として車両を走行させるように一層促すことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのハイブリッド電気自
動車の要部を示す模式的な構成図である。
【図2】本発明の一実施例としてのハイブリッド電気自
動車における制御動作の流れを示すフローチャートであ
る。
【図3】従来のシリーズ式ハイブリッド電気自動車を示
す模式的構成図である。
【図4】従来のパラレル式ハイブリッド電気自動車を示
す模式的構成図である。
【符号の説明】
1 バッテリ 2 駆動用電動機(モータ) 3 駆動輪(車輪) 4 モータコントローラ 5 制御手段としての走行マネージメントコントローラ 6 発電機(ジェネレータ) 7 発電用内燃機関(エンジン) 8 走行用内燃機関(エンジン) 9 バッテリ規格判断手段 10 重量センサ(バッテリ重量検出手段) 11 電圧センサ(バッテリ電圧検出手段) 12 警告手段としてのアラームランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 信也 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 加藤 正朗 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 川村 伸之 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリ出力による走行とエンジン出力
    による走行とを切り換え可能に構成されたハイブリッド
    電気自動車において、 車両に搭載されたバッテリの重量を検出するように設け
    られたバッテリ重量検出手段と、 該バッテリ重量検出手段からの検出情報に基づいて、該
    バッテリの重量が予め設定された規定重量よりも軽い場
    合に該車両の走行を禁止又は制限する制御手段とをそな
    えていることを特徴とする、ハイブリッド電気自動車。
  2. 【請求項2】 上記バッテリの電圧を検出するバッテリ
    電圧検出手段をさらにそなえ、 上記制御手段が、該バッテリ電圧検出手段及び上記バッ
    テリ重量検出手段からの検出情報に基づいて、該バッテ
    リの電圧が予め設定された規定電圧以下であるか又は該
    バッテリの重量が予め設定された規定重量よりも軽い場
    合に該車両の走行を禁止又は制限するように構成されて
    いることを特徴とする、請求項1記載のハイブリッド電
    気自動車。
JP30252594A 1994-12-06 1994-12-06 ハイブリッド電気自動車 Withdrawn JPH08163709A (ja)

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