JPH08163272A - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

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JPH08163272A
JPH08163272A JP6300940A JP30094094A JPH08163272A JP H08163272 A JPH08163272 A JP H08163272A JP 6300940 A JP6300940 A JP 6300940A JP 30094094 A JP30094094 A JP 30094094A JP H08163272 A JPH08163272 A JP H08163272A
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signal
data communication
transmission
communication
reception
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JP6300940A
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Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Canon Inc
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Priority to EP01129964A priority patent/EP1209898B1/en
Priority to DE69527245T priority patent/DE69527245T2/de
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Priority to ES95116585T priority patent/ES2179858T3/es
Priority to ES01129964T priority patent/ES2230228T3/es
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Bidirectional Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 全2重通信を行なう際に通信時間を短縮し、
送受交代時に適切に全2重通信が行なえるようにするこ
とを目的とする。 【構成】 着呼時に、制御回路20はエコーサプレッサ
機能をディスイネーブル状態にするためのANSam信
号を送出させ、以降発呼側は50msec以上の信号断
を発生しないように手順信号と画信号を送出し、発呼側
からの画信号の終了による送受交代時に、着呼側はAN
Sam信号を送出して手順信号の送出を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全2重通信によるデー
タ通信が可能なデータ通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として、例えばファ
クシミリ装置が知られている。一般の公衆回線を用いて
全2重通信を行なう場合には、公衆回線網に設けられて
いるエコーサプレッサ(又はエコーキャンセラ)の機能
を停止させる必要がある。公衆回線網のエコーサプレッ
サ機能は、所定時間(500msec〜1sec)の2
100Hzの信号を回線に送出することによって停止
(ディスイネーブル)され、又回線上の信号が100m
sec以上の間断することによって復帰(イネーブル)
される。
【0003】従来の全2重通信が可能なファクシミリ装
置では、手順信号を半2重で通信し、画信号は全2重で
通信していた。そして、半2重通信による手順信号の通
信では、100msec以上の信号断が発生する場合が
あるので、画信号の通信直前毎に、エコーサプレッサを
ディスネーブルするための2100Hzの信号を所定時
間送信した後、全2重通信による画信号通信を行なって
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
エコーサプレッサをディスネーブルするための2100
Hzの信号は、500msec〜1sec間送信する必
要がある。そして、各ページの画信号通信毎に上記の2
100Hzの信号を送出すると、複数のページの画信号
を送信する場合、その2100Hzの信号の送出分通信
時間が長くなってしまう。
【0005】特に、近年では、モデム技術の進歩によ
り、伝送スピードの高速化が図られているが、上述の様
に、各ページの画信号通信毎にエコーサプレッサのティ
スイネーブル信号を送出していると、通信時間の短縮が
効率的に実現できないという問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明では、呼
接続時に送出手段により全2重通信を可能にするための
第1の信号を送出し、データ通信手段は、前記第1信号
の送出後、所定時間以上の信号断が発生しないように手
順信号とデータの通信を行なう。そして、データ通信の
終了に続いて、送受、交代手段が相手先とのデータの送
受を切り換えてデータ通信を続行させる際に、前記送出
手段により前記第1の信号を送出することによって、前
記第1信号の送出回数を極力少なくし、しかも適切に全
2重通信を行えるようにしたものである。
【0007】又、本発明では、1つのデータ通信の終了
に続いて、相手先とのデータの送受を切り換えの際に、
所定時間以上の信号断が発生しないように手順信号の通
信を行なってデータ通信を続行することによって、前記
第1信号の送出回数を極力少なくし、しかも適切に全2
重通信が行えるようにしたものである。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0009】尚、以下の実施例では、ファクシミリ装置
を例に説明するが、本発明は、手順信号の通信とデータ
の通信を行なう全2重通信が可能なデータ通信装置に
は、全て適用できる。
【0010】図1は、本実施例のファクシミリ装置の構
成を示したブロック図である。
【0011】図中、2はNCU(網制御装置)であり、
公衆回線網の電話回線2aを電話機4又はハイブリッド
回路6に選択的に接続するためのCMLリレー、電話回
線2aの回線ループを形成するためのループ形成回路及
び電話回線2aからの呼び出し信号(CI信号)を検出
するCI検出回路等から構成されている。
【0012】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号を分離するための回路である。
【0013】8は、変復調器(モデム)であり、ハイブ
リッド回路6からの受信系の信号を復調してデジタルデ
ータとして制御回路20に出力したり制御回路20から
のデジタルデータを変調し加算回路12を介してハイブ
リッド回路6に送信系の信号として出力する。このモデ
ム8は、手順信号の変調・復調用として、Vシリーズ勧
告のV.8、V.21、V.34、又画信号の変調復調
用として、V.27ter、V.29、V.17、V.
34の機能を有する。これらの変調・復調方式及び伝送
スピードは、制御回路20からの制御信号により切り換
えられる。
【0014】10は、公衆回線網のエコーサプレッサ又
はエコーキャンセラ機能をディスイネーブルするディス
イネーブル信号(2100Hzの信号又は2100Hz
の信号を変調した信号)を加算回路12、ハイブリッド
回路6、NCU2を介して回線2aに送出するディスネ
ーブル信号送出回路である。このディスイネーブル信号
送出回路10は、制御回路20からの制御信号に従っ
て、ディスイネーブル信号の送出を行なう。
【0015】14は、原稿を読み取るための読取部であ
り、16は、画信号を画像として記録する記録部であ
る。
【0016】18は、画像メモリであり、読取られた画
像データ、受信した画像データを記憶するためのもので
ある。
【0017】20は、制御回路であり、マイクロコンピ
ュータ、ROM、RAM等から構成されている。制御回
路20は、読取部14の制御、記録部16の制御、操作
部22からの各種のキー信号の入力制御及び操作部22
に設けられている表示器の表示制御、画像データの符号
化処理・復号化処理(MH、MR、MMR等の符号化、
復号化処理)、モデム8の変復調方式の切り換え制御及
び伝送スピードの切り換え制御、ディスイネーブル信号
送出回路10による信号送出制御、後述する手順信号の
送受信と画像データの通信の通信シーケンスの制御等を
行なう。
【0018】次に、本実施例の概要について説明する。
【0019】本実施例では、まず全2重通信により手順
信号の送受信を行なう。図2は、本実施例の通信シーケ
ンスを示した図である。
【0020】着呼側は、着信に応答して、ディスイネー
ブル信号送出回路10からANSam信号(2100H
zを15Hzで変調した信号)又は1秒間の2100H
zのモノトーン信号(全2重通信を可能にするためのデ
ィスイネーブル信号)を送出する。このANSam信号
又は2100Hzのモノトーン信号により公衆網のエコ
ーサプレッサ機能又はエコーキャンセラ機能がディスイ
ネーブル状態となり全2重通信が可能となる。発呼側
は、着呼側からのANSam信号を受信すると、V.8
変調によるCM信号を送出し、このCM信号により画信
号伝送において実行可能な伝送モードを着呼側に通知す
る。着呼側は、CM信号を受信すると、ANSam信号
の送出を停止し、V.8変調によるJM信号を送出す
る。着呼側は、このJM信号によって、CM信号で通知
された実行可能な伝送モードの中で、着呼側が実行でき
る伝送モードを発呼側に通知する。発呼側は、JM信号
を受信するとCM信号の送出を停止し、V.8変調のC
J信号を送出する。発呼側は、このCJ信号によりJM
信号に基づいて決定した伝送モードを着呼側に通知す
る。着呼側は、CJ信号を受信すると、JM信号の送出
を停止し、発呼側からのラインプルービング信号の受信
処理へ進む。
【0021】一方、発呼側は、CJ信号の送出を停止し
てから50msec経過後に、回線2aの状況をチェッ
クするためのラインプルービング信号(V.34で変調
された信号)を送出する。この間の信号断は、50ms
ecであるので、公衆網のエコーサプレッサ又はエコー
キャンセラ機能はディスイネーブル状態のままである。
一方、着呼側は、ラインプルービング信号を受信する
と、このラインプルービング信号に対する応答信号
(V.34変調の信号)を送出し、この応答信号によっ
て、以後の信号の送出レベル、振幅レベルの補正、伝送
ボーレートを発呼側に通知し、発呼側からのロングトレ
ーニング信号の受信処理へ進む。
【0022】発呼側は、前記応答信号を受信すると、ラ
インプルービング信号の送出を停止し、送出停止から5
0msec経過後にV.34変調のロングトレーニング
信号を送出する。着呼側は、このロングトレーニング信
号によりモデム8の等化器の調整、タイミング検出等の
処理を実行する。
【0023】発呼側は、ロングトレーニング信号の送出
後、50msec経過後にV.34変調のパラメータ交
換信号を送出する。着呼側は、パラメータ変換信号を受
信すると、V.34変調のパラメータ変換応答信号を送
出し、この応答信号により以降のリンク補正、ピットレ
ートを発呼側に通知する。そして、着呼側は、パラメー
タ交換応答信号に続いてT.30勧告のCSI、DIS
信号をV.34変調により送出し、更に発呼側からT.
30勧告のTSI、DCSを受信するまでフラグ(ダミ
ー信号)を送出する。
【0024】発呼側は、CSI、DIS信号を受信する
とパラメータ交換信号の送出を停止し、V.34変調に
よりTSI、DCSを送出した後、着呼側からCFR信
号を受信するまでフラグを送出する。一方、着呼側は、
発呼側からTSI、DCS信号を受信するとフラグ送出
を停止し、V.34変調によりCFR信号を送出する。
このDIS、DCS信号の送受信において、着呼側は、
発呼側に対して受信終了後に送信する原稿画像がセット
されていることを通知する。そして、発呼側は、送信終
了後に着呼側から画像送信されることを認識する。
【0025】発呼側は、CFR信号を受信すると、フラ
グ送出を停止し、50msec経過後に前の手順で設定
された伝送モードにより、画信号を送出し、着呼側は、
設定された伝送モードにより画信号の受信を行なう。こ
こでの画信号の送受信は、全2重通信による誤り再送通
信であってもよいし、半2重通信による誤り再送通信
(ECM通信)であってもよい。
【0026】発呼側は、1ページの画信号の送信後に、
そのままの伝送モードで次ページの画信号を送出する場
合には、画信号の送信終了から50msec経過後にP
PS−MPS信号(T.30勧告のECMの場合)を送
出した後、着呼側からMCF信号を受信するまでフラグ
を送出する。尚、伝送モードを変更して次ページの送信
を行なう場合には、発呼側は、PPS−MPS信号に代
わってPPS−EOM信号を送出する。
【0027】着呼側は、画信号に続いてPPS−MPS
信号を受信すると、画信号が良好に受信されているとM
CF信号を送出した後に、次のページの画信号受信処理
へ進む。
【0028】発呼側は、MCF信号を受信すると、フラ
グ送出を停止し、50msec経過後に、次のページの
画信号を送出する。そして、そのページが最終ページで
あると、そのページの画信号の送出終了後、50mse
c経過後にPPS−EOP信号を送出し、着呼側からM
CF信号を受信するまでフラグを送出する。以上の通信
処理では、50msec以上の信号断は発生しないの
で、エコーサプレッサ又はエコーキャンセラ機能は、デ
ィスイネーブル状態のままである。
【0029】発呼側は、着呼側からMCF信号を受信す
ると、フラグ送出を停止して、送受交代による受信手順
へ移行する。一方、着呼側は、発呼側からのフラグの停
止を検出すると、MCF信号が発呼側に正しく受信され
たと判断し、送受交代による画信号を送信のため手順へ
進む。受信側におけるフラグ停止の検出時に、回線遅延
が片道0.6secある場合、図3に示す様に1.25
secの信号断が発生し、エコーサプレッサ機能がイネ
ーブル状態になることがある。そこで、本実施例では、
送受交代時、着呼側は、フラグ停止を検出すると、50
msec後に再びANSam信号を送出し、エコーサプ
レッサ又はエコーキャンセラ機能をディスイネーブル状
態にする。そして、ANSam信号を送出してから50
msec後にラインプルービング信号を送出し、以降、
上述した手順と同様の通信シーケンスを行なう。
【0030】以上の処理により、全2重通信を行なう場
合に、極力100msec以上の信号断が発生しないよ
うにし、エコーサプレッサ機能をディスイネーブル状態
にするためのディスイネーブル信号の送出を少なくする
ようにしたものである。
【0031】図4〜図8は、上述した処理を実行する制
御回路20の制御動作を示したフローチャートである。
【0032】まず、制御回路20は、ステップS1(図
4)において、各部の初期化を行ない待機状態となる。
【0033】そして、ステップS2、S3において、着
信検出(CI検出)の有無、送信指示の有無を判定し、
いずれも検出されないとステップS4にて他の処理を実
行し、ステップS2に戻る。着信を検出するとステップ
S2からステップS5に進み、受信処理を行ない、送信
指示を検出するとステップS35(図7)に進み送信処
理を行なう。
【0034】ステップS5に進むと、NCU2のCML
リレーをオンし回線2aをハイブリッド回路6側に接続
し回線ループを形成する。そして、ステップS6にて回
線の状態が安定するのを待ち(0.5secウエイ
ト)、ステップS7、S8にてモデム8をV.8モード
に設定してCM信号を受信するまでANSam信号を送
出する。CM信号を受信すると、ステップS9、S10
にて、CJ信号を受信するまでJM信号を送出する。そ
して、CJ信号が受信されると、ステップS11にてモ
デム8をV.34モードに設定し、ステップS11〜S
14(図5)において、モデム8にラインプルービング
信号の受信、ラインプルービング応答信号の送出、及び
ロングトレーニング信号の受信を行なわせる。
【0035】ステップS15において、ロングトレーニ
ング信号の受信終了を検出すると、ステップS16にて
パラメータ交換信号を受信し、パラメータ交換信号を受
信すると、ステップS17、S18にて、パラメータ交
換応答信号の送出、NSF・CSI・DIS信号の送出
を行なう。そして、ステップS19、S20にて、NS
S・TSI・DCS信号を受信するまでフラグの送出を
行なう。このとき、読取部14に送信用の原稿がセット
されていたり、画像メモリ18に送信用の画像データが
セットされていると、DIS信号のビット9を“1”に
して発呼側にその旨通知する。
【0036】ステップS20にてNSS・TSI・DC
S信号を受信すると、ステップS21にて、それまで送
受信された手順信号により設定された伝送モードの通信
が良好であればCFR信号を送出し、ステップS22の
画信号受信へ進む。
【0037】ステップS22では、画信号の受信、受信
した画像データの復号化処理、及び受信画像の記録制御
を実行する。そして、ステップS23、S24、S25
にてPPS−MPS、PPS−EOM、PPS−EOP
(ECMモードの場合)信号の受信の有無を判定し、い
ずれの信号も受信されないと画信号受信を続行する。
【0038】ステップS23にて、PPS−MPS信号
が受信されると、ステップS26にて受信された画像が
良好であれば、MCF信号を送出した後、次ページの画
信号の受信を行なうべくステップS22に進む。
【0039】又、ステップS24にて、PPS−EOM
信号が受信されると、伝送モードの変更を行なうべくス
テップS14に進む。
【0040】又、ステップS25にて、PPS−EOP
信号が受信されると、ステップS27(図6)に進む。
【0041】ステップS27では、読取部14又は画像
メモリ18に送信用の画像がセットされているか否かを
判定し、送信用画像がセットされていなければ、ステッ
プS28、S29にて、DCN信号が受信されるまで、
MCF信号を周期的に送出する。そして、DCN信号が
受信されるとステップS30にて回線を開放して回線2
aを電話機4側に切り換えた後、ステップS2の待機状
態へ戻る。
【0042】又、ステップS27にて、送信用画像がセ
ットされていると、ステップS31、S32にて、フラ
グの受信が終了と判定するまで、周期的にMCF信号を
送出する。そして、ステップS32にて、フラグ受信の
終了と判定すると、ステップS33にて50msecウ
エイトした後、ステップS34にてANSam信号を再
度送出し、公衆網のエコーサプレッサ又はエコーキャン
セラ機能をディスイネーブル状態にして、ステップS4
1(図7)に進む。
【0043】又、ステップS3にて送信指示を検出し、
ステップS35(図7)に進むと、ステップS35に
て、NCU2のCMLリレーをオンし、回線2aをハイ
ブリッド回路6側に切り換えて回線ループを形成する。
そして、操作部22により入力された相手先に対して発
呼(ダイヤリング)を行なった後、ステップS36に
て、ANSam信号を受信を行なう。
【0044】ステップS36にて、ANSam信号を受
信すると、モデム8をV.8モードに設定し、ステップ
S37、S38にて、JM信号を受信するまでCM信号
を送出する。
【0045】ステップS38にて、JM信号を受信する
と、ステップS39にて、CJ信号を送出する。そし
て、CJ信号の送出が終了すると、ステップS40にて
50msecウエイトした後、ステップS41にて、モ
デム8をV.34モードに設定し、モデム8にラインプ
ルービング信号の送出及びラインプルービング信号に対
する応答信号の受信を行なわせる。ラインプルービング
信号の送出が終了すると、ステップS42にて、50m
secウエイトした後、ステップS43にて、モデム8
にロングトレーニング信号を送出させる。そして、ロン
グトレーニング信号の送出が終了すると、ステップS4
4にて50msecウエイトした後、ステツプS45、
S46(図8)にて、パラメータ交換応答信号、NSF
・CSI・DIS信号を受信するまで、パラメータ交換
信号の送出を行なう。
【0046】ステップS46にて、パラメータ交換応答
信号、NSF・CSI・DIS信号を受信すると、ステ
ップS47にて、NSS・TSI・DCS信号を送出す
る。そして、ステップS48、S49にて、CFR信号
を受信するまでフラグを送出する。
【0047】ステップS49にてCFR信号を受信する
と、ステップS50にて、50msecウエイトした
後、ステップS51にて、以上の手順で設定された伝送
モードで1ページの画信号の送信を行なう。そして、1
ページの画信号の送信が終了すると、ステップS52に
て次ページの有無を判定する。次ページが有ると、ステ
ップS53にて、モードチェンジの操作が行なわれたか
否かを判定し、モードチェンジの操作が行なわれていな
ければ、ステップS54にて50msecウエイトした
後、ステップS55にてPPS−MPS信号を送出す
る。そして、ステップS56、S57にて、MCF信号
を受信するまでフラグを送出し、MCF信号を受信する
と、次ページの画信号の送信を行なうべくステップS5
1へ進む。
【0048】又、ステップS53にて、モードチェンジ
が有れば、ステップS58にて50msecウエイトし
た後、ステップS59にて、PPS−EOM信号を送出
する。そして、ステップS60、S61にて、MCF信
号を受信するまでフラグを送出し、MCF信号を受信す
ると、伝送モードを変更するべくステップS42(図
7)に進む。
【0049】又、ステップS52にて、次ページが無け
れば、ステップS62にて、50msecウエイトした
後、ステップS63にて、PPS−EOP信号を送出す
る。そして、ステップS64、S65にて、MCF信号
を受信するまで、フラグを送出し、MCF信号を受信す
ると、ステップS66にて、ステップS46において受
信したDIS信号のファクシミリ情報フィールドの第9
番目のビットが“1”か否かを判定し、DIS信号のビ
ット9が“1”でなければ、ステップS68にて、DC
N信号を送出し、ステップS69にて、回線を開放し図
4のステップS2の待機状態に戻る。
【0050】又、ステップS66にて、DIS信号のビ
ット9が“1”であれば受信処理へ移行し、ステップS
67にて、ANSam信号を受信した後、図4のステッ
プS11に進んで受信処理を行なう。
【0051】以上の処理により、図2に示す通信シーケ
ンスを実行する。
【0052】尚、受信側は、受信した画像データにエラ
ーがあると、MCF信号に代わって再送するフレームデ
ータを指定する再送要求信号(PPR)を送出し、送信
側はPPR信号を受信すると、フラグ送出を停止し、5
0msec後に受信したPPR信号に示されるフレーム
データを再送信する。
【0053】又、上述した実施例では、送受交代時に着
呼側ANSam信号を送出しているが、発呼側からAN
Sam信号を送出するようにしてもよい。この場合、着
呼側は、図6のステップS33、S34の処理に代わっ
て、ANSam信号の受信を検出し、ANSam信号の
受信と判定すると、ANSam信号が終了するまでフラ
グを送出し、ANSam信号の終了でフラグ送出を停止
して図7のステップS41に進む。一方、発呼側は、図
8のステップS67の処理に代わって、ANSam信号
を1秒間送出した後、図4のステップS11に進む。図
9は、送受交代時に、発呼側がANS信号を送出する場
合の通信シーケンスを示した図である。
【0054】又、上述した実施例では、着信時に着呼側
がANSam信号を送出しているが、発呼側がANSa
m信号を送出するようにしてもよい。この場合、発呼側
は、図7のステップS36の処理に代わってCMLリレ
ーのオン後、0.5秒待った後に、ANSam信号を1
秒間送出してステップS37に進む。一方、着呼側は、
図4のステップS6、S7の処理を省略し、CMLリレ
ーをオンした後は、ステップS8にて、CM信号の受信
を行なう。図10は、発呼時(着呼時)に発呼側がAN
Sam信号を送出する場合の通信シーケンスを示した図
である。
【0055】又、上述した実施例では、送受交代時に、
ANSam信号を送出して、公衆網のエコーサプレッサ
又はエコーキャンセラ機能をディスイネーブル状態にし
ているが、ANSam信号を送出する代わりに、フラグ
を送出し、50msec以上の信号断が発生しないよう
にしてもよい。この場合、図11に示すように、着呼側
は、MCF信号に続いて発呼側からのフラグが終了した
と判定するまで、フラグを送出し、発呼側からのフラグ
が終了したと判定すると、フラグ送出を停止し、50m
sec後にラインプロービング信号を送出する。制御回
路20の行なう制御としては、着呼側は、図6のステッ
プS31において、MCF信号の送出に続いてフラグを
送出し、ステップS32にて発呼側からのフラグ終了と
判定すると、ステップS33にて50msec待った後
に、図7のステップS41に進む。一方、発呼側は、図
8のステップS67の処理を省略し、ステップS66か
ら図4のステップS11に進む。
【0056】以上の処理によれば、公衆網のエコーサプ
レッサ又はエコーキャンセラ機能をディスイネーブル状
態にするための信号(全2重通信を可能にするための信
号)の送出の回数を極力少なくでき、全2重通信を行な
う場合の通信時間を全体として短縮できる。
【0057】又、本発明は、上述した実施例に限らず種
々の変形が可能である。
【0058】
【発明の効果】以上の様に本発明によれば、例えば発呼
側から着呼側にデータ送信した後に、続いて着呼側から
発呼側にデータ送信する送受交代時にも、適切に全2重
通信を行なうことができる。しかも、本発明によれば、
全2重通信を可能にするための信号の送出回数を極力少
なくすることができ、通信時間を短縮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のファクシミリ装置の構成を示したブ
ロック図である。
【図2】本実施例による通信シーケンスを示した図であ
る。
【図3】送受交代時の信号断の発生を示した図である。
【図4】本実施例の制御動作を示したフローチャート図
である。
【図5】本実施例の制御動作を示したフローチャート図
である。
【図6】本実施例の制御動作を示したフローチャート図
である。
【図7】本実施例の制御動作を示したフローチャート図
である。
【図8】本実施例の制御動作を示したフローチャート図
である。
【図9】他の実施例の通信シーケンスを示した図であ
る。
【図10】他の実施例の通信シーケンスを示した図であ
る。
【図11】他の実施例の通信シーケンスを示した図であ
る。
【符号の説明】
2 NCU 4 電話機 6 ハイブリッド回路 8 モデム 10 ディスイネーブル信号送出回路 12 加算回路 14 読取部 16 記録部 18 画像メモリ 20 制御回路 22 操作部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全2重通信により通信を行なうデータ通
    信装置において、 全2重通信を可能にするための第1の信号を送出する送
    出手段と、 前記第1の信号の送出後、所定時間以上の信号断を発生
    することなく全2重通信によるデータ通信を行なうデー
    タ通信手段と、 前記データ通信の終了に続いて、相手先とのデータの送
    受信を切り換えてデータ通信を続行させる送受交代手段
    と、 前記送受交代手段による送受交代時に、前記送出手段に
    より前記第1の信号を送出させる手段とを有することを
    特徴とするデータ通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記送受交代手段
    は、前記第1信号の送出後、所定時間以上の信号断を発
    生することなくデータ通信を続行させることを特徴とす
    るデータ通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記データ通信手段
    は、手順信号の送受信に従ってデータの通信を行ない、
    前記手順信号の送受信を全2重通信により行ない、前記
    データの通信を半2重通信により行なうことを特徴とす
    るデータ通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記データ通信手段
    は、手順信号の送受信に従ってデータの通信を行ない、
    前記手順信号と前記データの通信を全2重通信により行
    なうことを特徴とするデータ通信装置。
  5. 【請求項5】 全2重通信により通信を行なうデータ通
    信装置において、 全2重通信を可能にするための第1の信号を送出する送
    出手段と、 前記第1信号の送出後、所定時間以上の信号断を発生す
    ることなく全2重通信によるデータ通信を行なうデータ
    通信手段と、 前記データ通信の終了に続いて、相手先とのデータの送
    受信を切り換えてデータ通信を続行させる送受交代手段
    とを有し、 前記送受交代手段は、前記送受交代時に所定時間以上の
    信号断を発生することなく手順信号の通信を行なってデ
    ータ通信を続行させることを特徴とするデータ通信装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記送受交代時に、
    手順信号に続いて所定の信号を送出することにより前記
    所定時間以上の信号断の発生を防止することを特徴とす
    るデータ通信装置。
  7. 【請求項7】 請求項1又は5において、前記データ通
    信手段は、手順信号に続いて所定の信号を送出すること
    により前記所定時間以上の信号断の発生を防止すること
    を特徴とするデータ通信装置。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7において、前記所定の信
    号は、ダミー信号であることを特徴とするデータ通信装
    置。
  9. 【請求項9】 全2重通信により通信を行なうデータ通
    信方法において、 呼接続時に、全2重通信を可能にするための第1の信号
    を送出し、 前記第1の信号の送出後、所定時間以上の信号断を発生
    しないように手順信号とデータの通信を行ない、 前記データ通信の終了に続いて、相手先とのデータの送
    受信を切り換えてデータ通信を続行し、その送受の切り
    換えの際に前記第1の信号を送出することを特徴とする
    データ通信方法。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記手順信号の送
    受信を全2重通信により行ない、前記データの通信を半
    2重通信により行なうことを特徴とするデータ通信方
    法。
  11. 【請求項11】 請求項9において、前記手順信号の通
    信と前記データの通信を全2重通信により行なうことを
    特徴とするデータ通信方法。
  12. 【請求項12】 全2重通信により通信を行なうデータ
    通信方法において、 呼接続時に、全2重通信を可能にするための第1の信号
    を送出し、 前記第1の信号の送出後、所定時間以上の信号断が発生
    しないように手順信号とデータの通信を行ない、 前記データ通信の終了に続いて、相手先とのデータの送
    受信を切り換えてデータ通信を続行し、その送受の切り
    換えの際に、前記所定時間以上の信号断が発生しないよ
    うに手順信号の通信を行なうことを特徴とするデータ通
    信方法。
  13. 【請求項13】 請求項12において、前記送受切り換
    えの際に、前記手順信号に続いて、所定の信号を送出す
    ることにより前記所定時間以上の信号断が発生しないよ
    うにしたことを特徴とするデータ通信方法。
  14. 【請求項14】 請求項9又は12において、前記第1
    の信号の送出後、前記手順信号に続いて所定の信号を送
    出することにより前記所定時間以上の信号断が発生しな
    いようにしたことを特徴とするデータ通信方法。
  15. 【請求項15】 請求項13又は14において、前記所
    定信号はダミー信号であることを特徴とするデータ通信
    方法。
JP6300940A 1994-10-21 1994-12-05 データ通信装置 Withdrawn JPH08163272A (ja)

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JP6300940A JPH08163272A (ja) 1994-12-05 1994-12-05 データ通信装置
US08/545,114 US6388770B1 (en) 1994-10-21 1995-10-19 Data communication apparatus and facsimile apparatus
EP95116585A EP0708549B1 (en) 1994-10-21 1995-10-20 Data communication apparatus
DE69533902T DE69533902T2 (de) 1994-10-21 1995-10-20 Datenkommunikationsgerät und Fernkopiergerät
EP01129964A EP1209898B1 (en) 1994-10-21 1995-10-20 Data communication apparatus and facsimile apparatus
DE69527245T DE69527245T2 (de) 1994-10-21 1995-10-20 Datenübertragungsgerät
CNB951202855A CN1154337C (zh) 1994-10-21 1995-10-20 传真设备及其数据通信方法
ES95116585T ES2179858T3 (es) 1994-10-21 1995-10-20 Aparato de comunicacion de datos.
ES01129964T ES2230228T3 (es) 1994-10-21 1995-10-20 Aparato de comunicacion de datos y aparato facsimil.

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014529264A (ja) * 2011-09-22 2014-10-30 エアビクティ インコーポレイテッド 無線帯域内信号伝送モデムにおけるエコーキャンセル

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