JPH08161144A - 情報入力装置 - Google Patents

情報入力装置

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Publication number
JPH08161144A
JPH08161144A JP33066094A JP33066094A JPH08161144A JP H08161144 A JPH08161144 A JP H08161144A JP 33066094 A JP33066094 A JP 33066094A JP 33066094 A JP33066094 A JP 33066094A JP H08161144 A JPH08161144 A JP H08161144A
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JP
Japan
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voice
screen
information input
input
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP33066094A
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English (en)
Inventor
Seiichi Suzuki
誠一 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Equos Research Co Ltd
Original Assignee
Equos Research Co Ltd
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Publication date
Application filed by Equos Research Co Ltd filed Critical Equos Research Co Ltd
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Publication of JPH08161144A publication Critical patent/JPH08161144A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】階層構造の情報入力用画面を用いて情報を入力
する情報入力装置において、上層の情報入力用画面にお
ける操作を経ることなく所望の情報入力用画面を呼び出
すことを可能にして、操作性を向上させる。 【構成】あらかじめ、情報入力用画面を指す画面ポイタ
及び画面呼び出し用音声の特徴パラメータが対応付けら
れて音声認識用辞書43に記憶され、使用者が、画面呼
び出し用音声を発すると、認識判定部45から画面呼び
出し用音声に対応する画面ポインタが出力され、この画
面ポインタに基づいて対応する情報入力用画面が表示さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使用者の操作に応じて
階層構造の情報入力用画面を上層から順に表示し、この
情報入力用画面を用いて情報を入力する情報入力装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地理に不案内な運転者に対して目
的地まで経路案内を行うナビゲーション装置が広く実用
化されている。このナビゲーション装置では、目的地や
出発地を入力すると、この両地点間の自動車の走行経路
を探索し、この走行経路や車両の現在位置、進行方向を
示す矢印等を道路地図と共にディスプレイに表示しなが
ら経路案内を行うようになっている。ナビゲーション装
置では、目的地等の情報を入力する場合に、タッチパネ
ルを兼ねたディスプレイ上に、階層構造の情報入力用画
面を上層から順に表示し、この情報入力用画面を用いて
情報を入力するようにしたものが提案されている。
【0003】図5は情報入力用画面の階層構造の一例を
示したものである。この階層構造では、最上層にメニュ
ー画面51があり、その下層に目的地設定用画面52、
地名索引用画面53等がある。更に、例えば目的地設定
用画面52の下層には電話番号選択用画面54、施設名
称選択用画面55等があり、例えば施設名称選択用画面
55の下層にはゴルフ場選択用画面56、美術館選択用
画面57等がある。更に、例えば美術館選択用画面57
の下層には、各美術館の近傍の地図画面58,59…が
ある。
【0004】このような階層構造の情報入力用画面を用
いて目的地を設定する場合、使用者は、まずメニュース
イッチを押してディスプレイにメニュー画面51を表示
させ、このメニュー画面51中の複数の選択項目の一つ
である「目的地設定」を押す。すると、ディスプレイに
目的地設定用画面52が表示される。この目的地設定用
画面52には、「電話番号」、「施設名称」等の複数の
選択項目があり、使用者が例えば「施設名称」を押す
と、ディスプレイに施設名称選択用画面55が表示され
る。この施設名称選択用画面55には、「ゴルフ場」、
「美術館」等の複数の選択項目があり、使用者が例えば
「美術館」を押すと、ディスプレイに美術館選択用画面
57が表示される。この美術館選択用画面57には、複
数の美術館の名称が表示され、使用者がいずれかの美術
館の名称を選択すると、選択された美術館の近傍の地図
画面がディスプレイに表示される。そして、使用者は、
この地図画面上で、目的地を設定する。このような階層
構造の情報入力用画面を用いて情報を入力することは、
ディスプレイ上に一度に多数の項目を表示することがで
きない場合に不可欠である。また、ナビゲーション装置
の操作に慣れていない使用者にとっては、各情報入力用
画面に表示される少数の項目の中から所望の項目を選択
していけば所望の目的地を設定することができるので、
操作が容易であるという利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような階層構造の情報入力用画面を用いて目的地を設定
する場合、例えば、初めから美術館選択用画面57を用
いて美術館を選択することが明らかな場合でも、美術館
選択用画面57よりも上層の複数の情報入力用画面にお
いてそれぞれ項目の選択をしなければ美術館選択用画面
57に到達することができず、操作に慣れた使用者にと
っては操作が煩雑であるという問題点がある。
【0006】一方、近年、人間の話した音声を言葉とし
て認識する音声認識装置が実用化されつつあり、この音
声認識装置をナビゲーション装置において目的地等を音
声入力する場合の音声入力装置として用いることも行わ
れている。この場合、音声認識装置で認識する対象は、
目的地設定のための項目名称(「ごるふじょう」、「で
んわばんごう」等)や、ナビゲーション装置の機能や車
内の機器の操作のための名称(「げんざいち」、「しー
でぃー」、「らじお」、「かくだい」等)である。しか
しながら、上述のような階層構造の情報入力用画面を用
いて情報を入力する装置において、各情報入力用画面に
おける項目の選択を音声で行おうとすると、音声認識に
時間がかかることから、操作性の向上はさほど望めな
い。なお、以上の問題点は、ナビゲーション装置におけ
る目的地入力の場合に限らず、ウインカー、パワーウイ
ンドウ、バックミラー、アンテナ、エアーコンディショ
ナー、カーオーディオ装置等の自動車内の他の装置の操
作等のための情報の入力を、階層構造の情報入力用画面
を用いて行う場合にも当てはまる。
【0007】そこで本発明は、階層構造の情報入力用画
面を用いて情報を入力する情報入力装置であって、上層
の情報入力用画面における操作を経ることなく所望の情
報入力用画面を呼び出すことを可能にして、操作性を向
上させた情報入力装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、使用者の操作に応じて階層構造の情報入力用画面を
上層から順にディスプレイに表示し、この情報入力用画
面を用いて情報を入力する情報入力装置において、音声
を入力する音声入力手段と、任意の情報入力用画面と任
意の画面呼び出し用音声との対応付けの指示を行う指示
手段と、この指示手段によって対応付けの指示がされた
ときに、任意の情報入力用画面と音声入力手段によって
入力された任意の画面呼び出し用音声との対応関係を記
憶する記憶手段と、指示手段によって対応付けの指示が
されずに音声入力手段によって画面呼び出し用音声が入
力されたときに、記憶手段に記憶された対応関係を用い
て、画面呼び出し用音声に対応する情報入力用画面をデ
ィスプレイに表示させる画面制御手段とを、情報入力装
置に具備させて前記目的を達成する。請求項2記載の発
明では、請求項1記載の情報入力装置において、ナビゲ
ーション装置において目的地を含む情報の入力を行う装
置として用いる。
【0009】
【作用】請求項1記載の情報入力装置では、指示手段に
よって任意の情報入力用画面と任意の画面呼び出し用音
声との対応付けの指示が行われ、音声入力手段によって
任意の画面呼び出し用音声が入力されると、任意の情報
入力用画面と音声入力手段によって入力された任意の画
面呼び出し用音声との対応関係が記憶手段に記憶され
る。そして、指示手段によって対応付けの指示がされず
に音声入力手段によって画面呼び出し用音声が入力され
たときには、画面制御手段によって、記憶手段に記憶さ
れた対応関係を用いて、画面呼び出し用音声に対応する
情報入力用画面がディスプレイに表示される。請求項2
記載の情報入力装置は、ナビゲーション装置において目
的地を含む情報の入力を行う装置として用いられる。
【0010】
【実施例】以下本発明の情報入力装置における好適な実
施例について、図1から図4を参照して詳細に説明す
る。図1は本発明の一実施例に係る情報入力装置を用い
たナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
このナビゲーション装置は、演算部10を備え、この演
算部10には、タッチパネルとして機能するディスプレ
イ11aとこのディスプレイ11aの周囲に設けられた
操作用のスイッチ11bとを含む表示部11と、この表
示部11のタッチパネルやスイッチ11bからの入力を
管理するスイッチ入力類管理部12と、現在位置測定部
13と、速度センサ14と、地図情報記憶部15と、音
声認識部16と、音声出力部17とが接続されている。
【0011】現在位置測定部13は、緯度と経度による
座標データを検出することで、車両が現在走行または停
止している現在位置を検出する。この現在位置測定部1
3には、人工衛星を利用して車両の位置を測定するGP
S(Global Position System)レシーバ21と、路上に配
置されたビーコンからの位置情報を受信するビーコン受
信装置20と、方位センサ22と、距離センサ23とが
接続され、現在位置測定部13はこれらからの情報を用
いて車両の現在位置を測定するようになっている。
【0012】方位センサ22は、例えば、地磁気を検出
して車両の方位を求める地磁気センサ、車両の回転角速
度を検出しその角速度を積分して車両の方位を求めるガ
スレートジャイロや光ファイバジャイロ等のジャイロ、
左右の車輪センサを配置しその出力パルス差(移動距離
の差)により車両の旋回を検出することで方位の変位量
を算出するようにした車輪センサ、等が使用される。距
離センサ23は、例えば、車輪の回転数を検出して計数
し、または加速度を検出して2回積分するもの等の各種
の方法が使用される。なお、GPSレシーバ21とビー
コン受信装置20は単独で位置測定が可能であるが、G
PSレシーバ21やビーコン受信装置20による受信が
不可能な場所では、方位センサ22と距離センサ23の
双方を用いた推測航法によって現在位置を検出するよう
になっている。
【0013】音声認識部16には、音声を入力するため
のマイク24が接続されている。音声出力部17は、音
声を電気信号として出力する音声出力用IC26と、こ
の音声出力用IC26の出力を増幅するアンプ27と、
このアンプ27の出力をディジタル−アナログ変換する
D/Aコンバータ28とを備えている。D/Aコンバー
タ28の出力端にはスピーカ29が接続されている。
【0014】演算部10は、速度センサ14および地図
情報記憶部15に接続された地図データ読込部31と、
地図描画部32と、地図データ読込部31および地図描
画部32を管理する地図管理部33と、地図描画部32
および表示部11に接続された画面管理部34と、スイ
ッチ入力類管理部12および音声認識部16に接続され
た入力管理部35と、音声出力部17の音声出力用IC
26に接続された音声出力管理部36と、地図管理部3
3、画面管理部34、入力管理部35および音声出力管
理部36を管理する全体管理部37とを備えている。こ
の演算部10は、CPU(中央処理装置)、ROM(リ
ード・オンリ・メモリ)、RAM(ランダム・アクセス
・メモリ)等を備え、CPUがRAMをワーキングエリ
アとしてROMに格納されたプログラムを実行すること
によって、上記の各構成を実現するようになっている。
【0015】なお、演算部10は、使用者が目的地を入
力する際には、全体管理部37の制御の下で、使用者の
操作に応じて階層構造の情報入力用画面を上層から順に
ディスプレイ11aに表示し、この情報入力用画面を用
いて、表示部11のタッチパネルやスイッチ11bを用
いた指示、あるいはマイク24を用いた音声による指示
に応じて目的地の情報を入力するようになっている。
【0016】図2は、図1における音声認識部16の構
成を示すブロック図である。この図に示すように、音声
認識部16は、マイク24から入力される音声信号をデ
ィジタル信号に変換する音声入力部41と、この音声入
力部41の出力信号から特徴パラメータを抽出する特徴
抽出部42と、所定の音声の特徴パラメータである標準
パターンを記憶する音声認識用辞書43と、音声認識用
辞書43に記憶された標準パターンと特徴抽出手部42
によって抽出された特徴パラメータとを比較して、入力
された音声を認識する認識判定部45と、この認識判定
部45によって認識された音声の内容に従って、演算部
10に対する入力信号を生成して、演算部10の入力管
理部35へ出力する認識結果処理部46とを備えてい
る。なお、特徴パラメータとは、音節や単語あるいは音
素単位での音声信号の周波数特性である。また、特徴抽
出部42は、多チャネル・バンドパスフィルタや線形予
測分析等によって、この特徴パラメータを抽出する。
【0017】音声認識部16は、更に、ディスプレイ1
1aに任意の情報入力用画面が表示されているときに、
登録モード指定スイッチ40が押され、マイク24より
任意の画面呼び出し用音声が入力されると、ディスプレ
イ11aに表示されている情報入力用画面を指す画面ポ
インタとマイク24より入力された画面呼び出し用音声
に対応して特徴抽出部42によって抽出された特徴パラ
メータとを対応付けて音声認識用辞書43に記憶する個
人データ記憶処理部44を備えている。この個人データ
記憶処理部44によって音声認識用辞書43に記憶され
る画面ポインタと特徴パラメータとの対応関係は、1組
でも良いし複数組でも良い。
【0018】なお、登録モード指定スイッチ40は、任
意の情報入力用画面と任意の画面呼び出し用音声との対
応付けの指示を行う指示手段であり、表示部11のディ
スプレイ11aに表示されるスイッチでも良いし、ディ
スプレイ11aの周囲のスイッチ11aでも良いし、ス
テアリングスイッチ等の他の場所に設けられたスイッチ
でも良い。登録モード指定スイッチ40が押されると、
その情報は全体管理部37へ送られ、この全体管理部3
7より、現在、ディスプレイ11aに表示されている情
報入力用画面を特定する情報が個人データ記憶処理部4
4に送られるようになっている。個人データ記憶処理部
44は、全体管理部37より送られてきた情報を用い
て、現在、ディスプレイ11aに表示されている情報入
力用画面を指す画面ポインタを作成するようになってい
る。
【0019】特徴抽出部42は、登録モード指定スイッ
チ40が押されたときには、抽出した特徴パラメータを
個人データ記憶処理部44に出力し、他のときは抽出し
た特徴パラメータを認識判定部45に出力するようにな
っている。認識判定部45は、登録モード指定スイッチ
40が押されていないときに、入力された音声が画面呼
び出し用音声であると認識した場合には、その認識結果
と共に、画面呼び出し用音声に対応する情報入力用画面
を指す画面ポインタの情報を認識結果処理部46へ出力
する。この画面ポインタの情報は、認識結果処理部46
から入力管理部35を経て全体管理部37へ送られ、全
体管理部37の制御の下で、画面管理部34によって、
ディスプレイ11aに、画面呼び出し用音声に対応する
情報入力用画面が表示される。なお、音声認識用辞書4
3が本発明における記憶手段に対応し、認識判定部4
5、認識結果処理部46、入力管理部35、全体管理部
37および画面管理部34が本発明における画面制御手
段に対応する。
【0020】ここで、図1に示したナビゲーション装置
の動作の概要について説明する。使用者は、ナビゲーシ
ョン装置が必要とする目的地等の情報を、表示部11の
タッチパネルやスイッチ11bを用いて手によって、あ
るいはマイク24を用いて音声によって入力する。タッ
チパネルやスイッチ11bを用いて入力された情報はス
イッチ入力類管理部12を経て入力管理部35に入力さ
れる。また、マイク24を用いて音声によって入力され
た情報は音声認識部16で認識され、入力管理部35に
入力される。
【0021】演算部10は、使用者に対して目的地や経
路の選択等の情報の入力を促す場合、必要に応じて、画
面管理部34によって表示部11のディスプレイ11a
にメッセージを表示したり、音声出力管理部36によっ
て音声出力部17およびスピーカ29を用いて音声ガイ
ダンスを出力する。演算部10は、使用者が目的地を入
力する際には、全体管理部37の制御の下で、使用者の
操作に応じて階層構造の情報入力用画面を上層から順に
ディスプレイ11aに表示し、この情報入力用画面を用
いて、表示部11のタッチパネルやスイッチ11bを用
いた指示、あるいはマイク24を用いた音声による指示
に応じて目的地の情報を入力するようになっている。情
報入力用画面の階層構造は、例えば図5に示した例と同
様である。
【0022】演算部10は、使用者によって入力された
目的地等の情報に基づいて目的地までの走行経路を探索
し、この走行経路に従って経路案内を行う。この経路案
内の際には、現在位置測定部13の測定結果を基にし
て、地図管理部33が必要な地図データを地図データ読
込部31より入力し、地図描画部32を用いて地図を描
画し、画面管理部34によってディスプレイ11a上に
地図を表示する。また、この画面上に、走行経路や車両
の現在位置、進行方向を示す矢印等も表示する。
【0023】次に、図3を用いて、本実施例において、
任意の画面呼び出し用音声を用いて任意の情報入力用画
面を呼び出すための動作の概要について説明する。情報
入力用画面の階層構造が図5に示したようになっている
場合、使用者がメニュー画面51中の複数の選択項目の
一つである「目的地設定」を押すか、あるいは音声によ
って例えば「もくてきちせってい」と入力すると、図3
(a)に示すように、ディスプレイ11aに目的地設定
用画面52が表示される。その後、目的地設定用画面5
2において「施設名称」の項目を押すか、あるいは音声
によって「しせつめいしょう」と入力すると、ディスプ
レイ11aに施設名称選択用画面55が表示され、更
に、この施設名称選択用画面55において「美術館」の
項目を押すか、あるいは音声によって「びじゅつかん」
と入力すると、図3(b)に示すように、ディスプレイ
11aに美術館選択用画面57が表示される。
【0024】このように、例えば美術館選択用画面57
を表示させたい場合、通常は、美術館選択用画面57よ
りも上層の複数の情報入力用画面における操作を経て初
めて美術館選択用画面57が表示されることになるが、
本実施例では、上層の情報入力用画面における操作を経
ることなく所望の情報入力用画面を呼び出すことが可能
である。例えば、使用者が次回からは、上層の情報入力
用画面における操作を経ることなく図3(b)に示した
ような美術館選択用画面57を呼び出したい場合には、
例えばディスプレイ11aに表示される登録モード指定
スイッチ40を押して、任意の画面呼び出し用音声、例
えば「ショート」を発する。すると、個人データ記憶処
理部44によって、ディスプレイ11aに表示されてい
る情報入力用画面である美術館選択用画面57を指す画
面ポインタとマイク24より入力された画面呼び出し用
音声「ショート」に対応して特徴抽出部42によって抽
出された特徴パラメータとが対応付けられて音声認識用
辞書43に記憶される。
【0025】その後、使用者が任意のときに、図3
(c)に示すように、登録モード指定スイッチ40を押
さずに、画面呼び出し用音声「ショート」を発すると、
認識判定部45によって、入力された音声が画面呼び出
し用音声であると認識され、その認識結果と共に、画面
呼び出し用音声に対応する情報入力用画面を指す画面ポ
インタの情報が認識結果処理部46へ出力され、この画
面ポインタの情報が、認識結果処理部46から入力管理
部35を経て全体管理部37へ送られ、全体管理部37
の制御の下で、画面管理部34によって、ディスプレイ
11aに、画面呼び出し用音声「ショート」に対応する
情報入力用画面である美術館選択用画面57が表示され
る。このようにして、使用者は、美術館選択用画面57
から目的地入力の操作を行うことができる。
【0026】次に、図4のフローチャートを用いて、本
実施例において、任意の画面呼び出し用音声を用いて任
意の情報入力用画面を呼び出すための動作について詳し
く説明する。この動作では、まず、全体管理部37で、
登録モード指定スイッチ40が押されたか否かを判断す
る(ステップ101)。登録モード指定スイッチ40が
押された場合(Y)は、音声入力があったか否かを判断
する(ステップ102)。音声入力がない場合(N)
は、メインルーチンにリターンする。音声入力があった
場合(Y)には、マイク24から入力された音声信号を
音声入力部41によってディジタル信号に変換し、この
信号から特徴抽出部42によって特徴パラメータを抽出
する(ステップ103)。
【0027】次に、個人データ記憶処理部44によっ
て、特徴抽出部42で抽出した特徴パラメータと同一の
言葉を表す標準パラメータが既に音声認識用辞書43に
存在するか否かを判断する(ステップ104)。同一の
言葉を表す標準パラメータが存在する場合(Y)には、
個人データ記憶処理部44はその旨の情報を全体管理部
37へ送り、全体管理部37の制御の下で、入力した音
声(言葉)は登録できない旨のメッセージを音声出力部
17から音声で出力して(ステップ105)、リターン
する。同一の言葉を表す標準パラメータが存在しない場
合(ステップ104;N)には、個人データ記憶処理部
44は、現在表示されている情報入力用画面を指す画面
ポインタを作成し(ステップ106)、特徴抽出部42
で抽出した特徴パラメータと画面ポインタとを対応付け
て、音声認識用辞書43に登録し(ステップ107)、
リターンする。
【0028】一方、登録モード指定スイッチ40が押さ
れなかった場合(ステップ101;N)には、音声入力
があったか否かを判断する(ステップ108)。音声入
力がない場合(N)はリターンする。音声入力があった
場合(Y)には、マイク24から入力された音声信号を
音声入力部41によってディジタル信号に変換し、この
信号から特徴抽出部42によって特徴パラメータを抽出
する(ステップ109)。次に、認識判定部45によっ
て、特徴抽出部42で抽出した特徴パラメータと音声認
識用辞書43に登録されている標準パターンとを比較し
て、入力された音声を認識する(ステップ110)。認
識した音声の情報は、認識結果処理部46および入力管
理部35を経て全体管理部37へ送られ、この全体管理
部37の制御の下で、認識判定部45で認識した音声
(言葉)を確認するメッセージがディスプレイ11aあ
るいはスピーカ29より出力される(ステップ11
1)。使用者は、このメッセージから、音声認識部16
が認識した音声(言葉)が正しければ確認のスイッチを
押し、正しくなければ再入力のスイッチを押す。音声認
識部16は、使用者によって確認されたか否かを判断し
(ステップ112)、確認されなければ(N)リターン
し、確認されれば(Y)、認識結果処理部46によって
認識結果処理を行い(ステップ113)、リターンす
る。
【0029】なお、認識判定部45で認識した音声が画
面呼び出し用音声である場合には、その認識結果と共
に、画面呼び出し用音声に対応する情報入力用画面を指
す画面ポインタの情報が認識結果処理部46へ出力さ
れ、この画面ポインタの情報が、認識結果処理部46か
ら入力管理部35を経て全体管理部37へ送られ、全体
管理部37の制御の下で、画面管理部34によって、デ
ィスプレイ11aに、画面呼び出し用音声に対応する情
報入力用画面が表示される。
【0030】以上説明したように本実施例によれば、任
意の情報入力用画面に対応させて任意の画面呼び出し用
音声を登録することによって、次回からは、上層の情報
入力用画面における操作を経ることなく所望の情報入力
用画面を呼び出すことが可能となり、操作性が向上す
る。
【0031】なお、本発明は、上記実施例に限定され
ず、例えば、任意の画面呼び出し用音声によって呼び出
すことのできる情報入力用画面はメニュー画面で表示さ
れる地図画面58、59、…(図5)でも良い。さら
に、探索された走行経路に従って経路案内が行われてい
る際に、地図情報記憶部15から読み取られ、ディスプ
レイ11aに表示される地図画面でもよい。また、登録
モード指定スイッチ40を設ける代わりに、任意の情報
入力用画面と任意の画面呼び出し用音声との対応付けの
指示を行うための音声(言葉)を予め決めておき、この
音声(言葉)を認識判定部45で認識したときに、登録
モード指定スイッチ40が押されたときと同様の動作を
行うようにしても良い。
【0032】また、本発明の情報入力装置は、ナビゲー
ション装置における目的地入力に限らず、ウインカー、
パワーウインドウ、バックミラー、アンテナ、エアーコ
ンディショナー、カーオーディオ装置等の自動車内の他
の装置の操作等のための情報を入力する情報入力装置に
も適用することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、使
用者の操作に応じて階層構造の情報入力用画面を上層か
ら順にディスプレイに表示し、この情報入力用画面を用
いて情報を入力する情報入力装置において、指示手段に
よって任意の情報入力用画面と任意の画面呼び出し用音
声との対応付けの指示が行われたときに、任意の情報入
力用画面と音声入力手段によって入力された任意の画面
呼び出し用音声との対応関係を記憶手段に記憶し、指示
手段によって対応付けの指示がされずに音声入力手段に
よって画面呼び出し用音声が入力されたときには、画面
制御手段によって、記憶手段に記憶された対応関係を用
いて、画面呼び出し用音声に対応する情報入力用画面を
ディスプレイに表示するようにしたので、上層の情報入
力用画面における操作を経ることなく所望の情報入力用
画面を呼び出すことが可能となり、操作性を向上するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る情報入力装置を用いた
ナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1における音声認識部の構成を示すブロック
図である。
【図3】本発明の一実施例に係る情報入力装置における
任意の画面呼び出し用音声を用いて任意の情報入力用画
面を呼び出すための動作の概要を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施例に係る情報入力装置における
任意の画面呼び出し用音声を用いて任意の情報入力用画
面を呼び出すための動作を示すフローチャートである。
【図5】情報入力用画面の階層構造の一例を示す説明図
である。
【符号の説明】
10 演算部 11 表示部 11a ディスプレイ 16 音声認識部 24 マイク 34 画面管理部 35 入力管理部 37 全体管理部 40 登録モード指定スイッチ 41 音声入力部 42 特徴抽出部 43 音声認識用辞書 44 個人データ記憶処理部 45 認識判定部 46 認識結果処理部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者の操作に応じて階層構造の情報入
    力用画面を上層から順にディスプレイに表示し、この情
    報入力用画面を用いて情報を入力する情報入力装置にお
    いて、 音声を入力する音声入力手段と、 任意の情報入力用画面と任意の画面呼び出し用音声との
    対応付けの指示を行う指示手段と、 この指示手段によって対応付けの指示がされたときに、
    任意の情報入力用画面と前記音声入力手段によって入力
    された任意の画面呼び出し用音声との対応関係を記憶す
    る記憶手段と、 前記指示手段によって対応付けの指示がされずに前記音
    声入力手段によって前記画面呼び出し用音声が入力され
    たときに、前記記憶手段に記憶された対応関係を用い
    て、前記画面呼び出し用音声に対応する情報入力用画面
    をディスプレイに表示させる画面制御手段とを具備する
    ことを特徴とする情報入力装置。
  2. 【請求項2】 ナビゲーション装置において目的地を含
    む情報の入力を行う装置として用いられることを特徴と
    する請求項1記載の情報入力装置。
JP33066094A 1994-12-07 1994-12-07 情報入力装置 Pending JPH08161144A (ja)

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