JP2000338993A - 音声認識装置、その装置を用いたナビゲーションシステム - Google Patents

音声認識装置、その装置を用いたナビゲーションシステム

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JP2000338993A JP11146648A JP14664899A JP2000338993A JP 2000338993 A JP2000338993 A JP 2000338993A JP 11146648 A JP11146648 A JP 11146648A JP 14664899 A JP14664899 A JP 14664899A JP 2000338993 A JP2000338993 A JP 2000338993A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】利用者がコマンドを正確に覚えていなくても、
そのコマンド内容の主要な部分さえ音声入力できれば、
最終的には所望のコマンド入力ができるようにして、使
い勝手をより向上させる。 【解決手段】最初に音声入力した内容(例えばVICS
表示)だけではナビゲーション機能を駆動できない場合
であっても、辞書中においてその入力内容に対してキー
ワードの関連が設定されている操作可能コマンド(例え
ば渋滞表示、規制表示、駐車場表示など)を検索し
((d)参照)、ディスプレイに表示してユーザに提示
することができる。そのため、その表示内容を見たユー
ザは、その中の所望のコマンド(例えば渋滞表示)を再
度音声入力すれば、操作コマンドとして「VICS渋滞
表示」を指示できる。つまり、ユーザは、コマンドを正
確に覚えていなくても、そのコマンド内容の主要な部分
さえ音声入力できればよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばナビゲーシ
ョンシステムにおける目的地の設定などを音声によって
入力できるようにする場合などに有効な音声認識装置及
びその音声認識装置を備えたナビゲーションシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、入力された音声を予め記憶されている複数の比較対
象パターン候補と比較し、一致度合の高いものを認識結
果とする音声認識装置が既に実用化されており、例えば
ナビゲーションシステムにおいて表示されている地図の
拡大や縮小の指示、目的地の設定、経路の設定など、所
定のコマンドを利用者が音声で指示入力するためなどに
用いられている。特に車載ナビゲーションシステムを運
転手自身が利用する場合、音声入力であればボタン操作
や画面注視が伴わないため、車両の走行中に行っても安
全性が高いため有効である。
【0003】例えば、目的地設定の具体例として、目的
地を名古屋駅に設定するコマンドを指示入力するために
「名古屋駅に行く」という音声入力が必要な場合を考え
る。この場合に、「名古屋駅」、「に」、「行く」とい
うように単語を基本とした所定単位毎に区切って発音し
なくてはならないとすると利用者にとって煩わしいの
で、コマンド単位、すなわち「名古屋駅に行く」とひと
続きで入力(一括入力)できるようにすることが考えら
れている。この場合には、認識辞書中に「名古屋駅に行
く」というコマンド単位での辞書が設けられている。
【0004】しかしながら、音声認識においては、辞書
に登録されていない単語は認識されないため、上述した
コマンドを正確に入力しなくては所望の動作を指示する
ことができない。もちろん、ユーザがコマンドを正確に
入力できれば問題ないが、コマンド内容が複雑多岐にわ
たると、それらを覚えきれない状況も想定される。その
場合、その都度、説明書などを参照しなくてはならない
のでは非常に不便である。
【0005】そこで本発明は、このような問題を解決
し、利用者がコマンドを正確に覚えていなくても、その
コマンド内容の主要な部分さえ音声入力できれば、それ
をきっかけとして最終的なコマンド入力ができるように
して、使い勝手をより向上させた音声認識装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】そして、その音声認識装置を用いたナビゲ
ーションシステムを提供することも目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達成するためになされた請求項1に記載の音声認識装
置は、辞書手段が、単語毎に対応する比較対象パターン
を単語辞書データとして記憶しており、利用者が音声入
力手段を介して音声を入力すると、認識手段が、その入
力された音声を辞書手段に記憶されている複数の比較対
象パターン候補と比較して一致度合の高いものを認識結
果とする。そして、認識制御手段は、少なくとも認識手
段による認識結果を外部装置へ出力する。
【0008】ここで、前記辞書手段は、外部装置にて実
行する機能を特定する上で必要なコマンド内容を操作対
象コマンド及び操作詳細コマンドという2種類のキーワ
ードに分割した場合の各キーワード間の対応関係を持た
せて、単語辞書データを記憶している。操作対象コマン
ドは、操作の対象を特定するためのコマンドであり、概
念的には「何々をどうする」の「何々」に相当する。一
方、操作詳細コマンドは、その操作対象が行う内容を特
定するためのコマンドであり、概念的には「何々をどう
する」の「どうする」に相当する。但し、その分類手法
は種々考えられ、例えばナビゲーション関連で言えば、
「名古屋駅(という地名)」を操作対象コマンドとし、
「行く」を操作詳細コマンドとする一般的なものもあれ
ば、さらに「VICS表示」という一見、操作対象コマ
ンドと操作詳細コマンドとが合体しているようなキーワ
ードも操作対象コマンドとして扱うこともできる。この
「VICS表示」という操作対象コマンドに対して、例
えば「渋滞表示」、「空き道表示」、「駐車場表示」と
いった複数の操作詳細コマンドを対応させることができ
る。
【0009】そして、認識制御手段中の判断手段は、認
識手段による認識結果のみで外部装置の機能を実行可能
か否かを判断し、外部装置の機能が実行可能であると判
断された場合は、当該認識結果のみを外部装置へ出力す
る。一方、実行不可能であると判断された場合は、辞書
手段におけるキーワード間の対応関係に基づき、認識結
果と対応関係にある操作対象コマンドあるいは操作詳細
コマンドを抽出する。例えば、外部装置がナビゲーショ
ン装置で、上述例の「VICS表示」が音声入力された
場合には、それだけでは機能駆動できないので、「VI
CS表示」という操作対象コマンドと対応関係にある操
作詳細コマンド(例えば上述した「渋滞表示」、「空き
道表示」、「駐車場表示」など)を抽出する。そして、
音声認識装置自らが有する報知手段を介して利用者に報
知するか、あるいは外部装置が有する報知手段を介し利
用者に報知させるために外部装置へ指示する。
【0010】この報知手段としては、表示にて報知する
ものを用いることが考えられる。もちろん、音声その他
の報知手法を採用してもよいが、上述したように複数の
対応する操作詳細コマンドがある場合には、それらを一
覧表示して、その中から利用者が選択し易くすることが
好ましい。
【0011】なお、操作詳細コマンドから逆に操作対象
コマンドを辿ることもできる。例えば上述した「駐車場
表示」という操作詳細コマンドに分類されるキーワード
が音声入力された場合、対応関係を逆にたどれば、駐車
場表示の対象として「VICS情報として提供される駐
車場情報の表示」なのか、「レストランに完備されてい
る駐車場」の表示なのか、「現在地周辺に存在する駐車
場」の表示なのか、などが判る。したがって、これらを
同様に一覧表示するなどして利用者に報知すればよい。
【0012】このように、本発明の音声認識装置によれ
ば、操作対象コマンドあるいは操作詳細コマンドのいず
れか一方が利用者によって音声入力された場合、対応関
係にある操作詳細コマンドあるいは操作対象コマンドを
報知するため、その報知結果を認知した利用者は、所望
のコマンドを再度入力することができる。つまり、利用
者は、コマンドを正確に覚えていなくても、そのコマン
ド内容の主要な部分さえ音声入力できれば、それをきっ
かけとして最終的なコマンド入力ができるため、使い勝
手がより向上する。
【0013】なお、判断手段が認識手段による認識結果
のみで外部装置の機能を実行可能か否かを判断する場合
には、請求項2に示すように、外部装置の状態に基づい
て判断することが考えられる。例えば、外部装置がナビ
ゲーション装置であり、VICS情報を提供するモード
に設定されている場合には、上述した「駐車場表示」と
いう操作詳細コマンドだけが音声入力されても、操作対
象がVICS表示となっているため、そのまま機能駆動
できると判断される。同様に、ナビゲーション装置が目
的地設定モードとなっていれば、「名古屋駅」という操
作対象コマンドのみで機能駆動が可能であると判断され
る。
【0014】また、認識制御手段は、認識結果のみで外
部装置の機能を実行不可能である場合に、辞書手段にお
けるキーワード間の対応関係に基づき、認識結果と対応
関係にある操作対象コマンドあるいは操作詳細コマンド
を抽出するのであるが、この際、請求項3に示すよう
に、認識制御手段が備える辞書管理手段によって次のよ
うな辞書管理を行っても良い。つまり、辞書手段に記憶
されている単語辞書データの内、キーワード間の対応関
係に基づいて抽出した操作対象コマンドあるいは操作詳
細コマンドに対応する単語辞書データのみを、認識手段
における認識の際の単語辞書データとして有効にする辞
書絞り込みを行うのである。このようにすれば、再度の
音声入力に対する誤認識が少なくなり、より適切な音声
認識を実現できる。
【0015】なお、辞書管理手段が辞書の絞り込みを行
った場合、その後、通常の音声認識をする場合には適切
な単語辞書データでなくなるので、請求項4に示すよう
に、認識手段による認識結果のみで外部装置の機能を実
行可能であると判断手段にて判断された場合には、辞書
絞り込みを解除するようにすればよい。
【0016】ところで、請求項1〜4のいずれかに記載
の音声認識装置をナビゲーションシステム用として用い
る場合には、請求項5に示すように構成することが考え
られる。つまり、請求項1〜4のいずれかに記載の音声
認識装置と、ナビゲーション装置とを備え、音声認識装
置の音声入力手段を、少なくともナビゲーション装置が
ナビゲート処理をする上で指定される必要のある所定の
ナビゲート処理関連データの指示を利用者が音声にて入
力するために用いるのである。
【0017】この場合の「所定のナビゲート処理関連デ
ータ」としては、目的地が代表的なものとして挙げら
れ、その目的地としては、地名そのものである場合もあ
るし、あるいは施設や店舗名などの場合もある。また、
それ以外にもルート探索に関する条件選択や、上述した
VICS表示など、ナビゲート処理をする上で指定の必
要のある種々の指示が含まれる。
【0018】特に請求項6に示すように、一般的なナビ
ゲーション装置は表示装置に地図やメニューを表示可能
であるため、その表示装置を、音声認識装置からの報知
指示に応じて操作対象コマンドあるいは操作詳細コマン
ドを報知するための報知手段として機能させることが考
えられる。このようにすれば、音声認識装置自体が報知
手段を持たなくてもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用された実施例
について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の
形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発
明の技術的範囲に属する限り、種々の形態を採り得るこ
とは言うまでもない。
【0020】図1は音声認識装置30を適用した車載用
のナビゲーションシステム1の概略構成を示すブロック
図である。本ナビゲーションシステム1は、音声認識装
置30と機構スイッチ2とリモコンスイッチ3とからな
る操作スイッチ部4、その操作スイッチ部4からの操作
状況などを入力し、ナビゲーションシステム全体の制御
を行う操作制御部5、自車両現在位置を算出するための
現在位置算出部6、ユーザの設定した目的地に基づき目
的地までの適切なルート(推奨ルート)を算出する経路
計算部7、経路計算部7にて計算された推奨ルートに基
づき、車両の運転を円滑に進めるために必要な案内を音
声や簡易地図などでユーザに提供する制御処理を行う案
内制御部8、地図データ検索部9、外部情報入出力装置
10、音声出力制御部11,スピーカ12、表示制御部
13及びディスプレイ14を備えている。なお操作制御
部5は通常のコンピュータとして構成されており、内部
には、周知のCPU、ROM、RAM、I/O及びこれ
らの構成を接続するバスラインが備えられている。
【0021】前記現在位置算出部6は、例えばいずれも
周知のジャイロスコープ、距離センサ及び衛星からの電
波に基づいて車両の位置を検出するGPS(Global Pos
itioning System )のためのGPS受信機を有してい
る。これらのセンサ等は各々が性質の異なる誤差を持っ
ているため、複数のセンサにより、各々補間しながら使
用するように構成されている。なお、精度によっては上
述した内の一部で構成してもよく、更に、地磁気セン
サ、ステアリングの回転センサ、各転動輪の車輪センサ
等を用いてもよい。
【0022】地図データ検索部9は、位置検出の精度向
上のためのいわゆるマップマッチング用データ、地図デ
ータ及び目印データを含む各種データを入力するための
装置である。媒体としては、そのデータ量からCD−R
OMやDVDを用いるのが一般的であるが、メモリカー
ド等の他の媒体を用いても良い。
【0023】一方、外部情報入出力装置10は、図示し
ないラジオアンテナを介してFM放送信号を受信した
り、道路近傍に配置されたVICS(Vehicle Informat
ion and Communication System:道路交通情報システ
ム)サービス用の固定局から、電波ビーコン信号及び光
ビーコン信号を受信する。この受信した情報は操作制御
部5へ送られて処理される。また、外部へ情報を発信で
きるようにもされている。
【0024】ディスプレイ14は例えばカラーディスプ
レイで構成されており、その画面には、現在位置算出部
6から入力された車両現在位置マークと、地図データ検
索部9より入力された地図データと、更に地図上に表示
する誘導経路や後述する設定地点の目印等の付加データ
とを重ねて表示することができる。
【0025】機構スイッチ2は、例えば、ディスプレイ
14と一体になったタッチスイッチもしくはメカニカル
なスイッチ等が用いられ、経路計算のための目的地や各
種入力に使用される。また、リモコンスイッチ3を介し
ても機構スイッチ2と同じ指示入力をすることができる
ようにされている。そして、音声認識装置30は、上記
機構スイッチ2あるいはリモコンスイッチ3が手動操作
により目的地などを指示するために用いられるのに対し
て、ユーザが音声で入力することによっても同様に目的
地などを指示することができるようにするための装置で
ある。なお、操作スイッチ部4としては、必ずしもこれ
ら音声認識装置30、機構スイッチ2及びリモコンスイ
ッチ3の全てを備えていなくてはならないということは
なく、どれか一つだけでも所望の指示入力は可能である
が、本実施例では利便性を考えて3つを併有するものと
する。
【0026】次に、この操作スイッチ部4の一部を構成
する音声認識装置30について、図2を参照してさらに
詳しく説明する。音声認識装置30は、「音声入力手
段」としてのマイク31と、マイク31を介して入力し
た音声信号をA/D変換などによってデータ処理可能な
形態に変換処理する入力信号処理部32と、「認識手
段」としての認識処理部33と、「辞書手段」及び「辞
書管理手段」としての辞書管理部34と、「認識制御手
段」としての認識制御部35とを備えている。
【0027】なお、図2には図示していないが、本実施
例における音声入力方法は、ユーザがPTT(Push-To-
Talk)スイッチを押しながらマイク31を介して音声を
入力するという使用方法である。具体的には、入力信号
処理部32はPTTスイッチが押されたかどうかを判断
しており、PTTスイッチが押されている場合にはマイ
ク31を介しての音声入力処理を実行するが、押されて
いない場合にはその音声入力処理を実行しないようにし
ている。したがって、PTTスイッチが押されている間
にマイク31を介して入力された音声データのみが認識
処理部33へ出力されることとなる。
【0028】認識処理部33は、入力信号処理部32か
ら入力された音声データを、設定された辞書データ中に
比較対象パターン候補と比較して一致度の高い上位比較
対象パターンを認識制御部35へ出力する。入力音声中
の単語系列の認識は、入力信号処理部32から入力され
た音声データを順次音響分析して音響的特徴量(例えば
ケプストラム)を抽出し、この音響分析によって得られ
た音響的特徴量時系列データを得る。そして、周知のD
Pマッチング法によって、この時系列データをいくつか
の区間に分け、各区間が辞書データとして格納されたど
の単語に対応しているかを求める。
【0029】なお、認識処理部33から認識制御部35
に出力される認識結果は1つとは限らない。例えば認識
処理部33における類似判定結果の上位複数の語彙、あ
るいは認識された複数の語彙のこともある。音声認識技
術は、登録された認識対象語と取り込まれた音声のパタ
ーンマッチングであるため、一致度の高いものを認識結
果として複数出力するのが一般的である。また、認識処
理部33から認識制御部35へは、各認識結果に「認識
度」をセットにして出力される。例えば都道府県名を認
識辞書とした場合、「ワカヤマケン」と「オカヤマケ
ン」のパターンが似ていれば、「岡山県」というユーザ
の発声に対して上記2つが認識結果として出力されるこ
ともあるが、その場合に、「ワカヤマケン」は90%、
「オカヤマケン」は80%といった具合である。なお、
この具体的数値は実際の認識度を表したものではなく、
説明の便宜上用いたものにすぎない。
【0030】そして、認識制御部35は、その認識結果
を操作制御部5へ出力し、逆に操作制御部5からは状態
を取得する。この状態とは、ナビゲーションシステム1
が現時点でどのような設定状態にあるのかなどを取得す
る。そして、その取得した状態に基づき、認識処理部3
3からの認識結果にてナビゲーション機能の駆動が可能
かどうかを判断する。
【0031】また、認識制御部35は、辞書管理部34
に対し、認識結果に対応する操作候補を要求する。ここ
で、辞書管理部34に記憶されている辞書について説明
する。この辞書には、ナビゲーション機能を駆動する上
で必要なコマンド内容を、操作対象コマンド及び操作詳
細コマンドという2種類のキーワードに分割した場合の
各キーワード間の対応関係を持たせた単語辞書データが
記憶されている。具体的には、図3(b)に示すよう
に、操作対象コマンドとして、地図表示、VICS表
示、レストラン表示、駅表示、到着予想時刻表示、目的
地表示、検索画面表示、周辺施設表示などがある。一
方、操作詳細コマンドとしては、渋滞表示、空き道表
示、規制表示、駐車場表示、全道路表示、高速限定、一
般限定などがある。図3(b)においては、VICS表
示と、上述した地図表示、VICS表示、レストラン表
示などが対応関係にあることを示しているが、同様に、
他の操作対象コマンドである地図表示やレストラン表示
などにあっても、それぞれ対応関係が設定されている。
当然ながら、操作詳細コマンドの駐車場表示は、操作対
象コマンドのVICS表示だけでなく、レストラン表示
や周辺施設表示との間にも対応関係がある。
【0032】辞書管理部34は、認識制御部35から認
識結果に対応する操作候補を要求された場合、上述のキ
ーワード間の対応関係に基づき、対応する操作候補を認
識制御部35へ提示する。そして、認識制御部35は、
その提示された操作候補を、さらに操作制御部5へ通知
する。そして、操作制御部5では、この通知された操作
候補を、ディスプレイ14に表示してユーザに報知す
る。
【0033】次に、本実施例のナビゲーションシステム
1の動作について説明する。なお、音声認識装置30に
関係する部分が特徴であるので、ナビゲーションシステ
ムとしての一般的な動作を簡単に説明した後、音声認識
装置30に関係する部分の動作について詳しく説明する
こととする。
【0034】ナビゲーションシステム1の電源オン後
に、ディスプレイ14上に表示されるメニューから、ド
ライバーが機構スイッチ2またはリモコンスイッチ3に
より、案内経路をディスプレイ14に表示させるために
経路情報表示処理を選択した場合、あるいは、音声認識
装置30を介して希望するメニューをマイク31を介し
て音声入力することで、上述したスイッチ2,3を介し
て選択されるのと同様の指示が認識制御部35から操作
制御部5へなされた場合、次のような処理を実施する。
すなわち、ドライバーがディスプレイ14上の地図に基
づいて、音声あるいはスイッチ操作によって目的地を入
力すると、現在位置算出部6にて車両の現在地が求めら
れ、目的地と現在地との間に、ダイクストラ法によりコ
スト計算して、現在地から目的地までの最も短距離の経
路を誘導経路として求める処理が行われる。そして、デ
ィスプレイ14上の道路地図に重ねて誘導経路を表示し
て、ドライバーに適切なルートを案内する。このような
誘導経路を求める計算処理や案内処理は一般的に良く知
られた処理であるので説明は省略する。
【0035】また、操作制御部5は、外部情報入出力装
置10を介してVICSサービス用の固定局から受信し
た情報に基づく処理も行う。例えば交通規制、渋滞、空
いている道路の案内や、駐車場案内などを行う。なお、
この場合、VICSサービス用の固定局からナビゲーシ
ョンシステム1側へ一方的な情報送信のみ行うものも考
えられるが、ナビゲーションシステム1側からサービス
用固定局へ、現在位置を通知し、サービス用固定局側に
おいて、通知された位置において有効な上記交通規制、
渋滞、空いている道路や、駐車場を選択して、ナビゲー
ションシステム1側へ送信することも好ましい。このよ
うにすれば、真に必要な情報をより的確に得ることがで
きるからである。
【0036】次に、音声認識装置30における動作につ
いて、図3のフローチャートを参照して説明する。起動
した際の最初のステップS10においては、ナビゲーシ
ョンシステム1の状態を取り込む。例えば、目的地を設
定するための画面表示をしている状態、目的地を音声入
力するようユーザに要求している状態、などを取り込
む。
【0037】そして、続くS20では、操作詳細コマン
ドを現在認識中であるか否かを判断する。後述するS9
0にて操作可能コマンドを操作制御部5へ通知してお
り、且つ、その後にS100での要求機能の操作制御部
5への通知が未だなされていない場合に、「操作詳細コ
マンドを現在認識中である」と判断する。
【0038】操作詳細コマンドを現在認識中の場合には
(S20:YES)、辞書管理部34中の音声認識用の
辞書の絞り込みを行う(S30)が、操作詳細コマンド
を現在認識中でない場合には(S20:NO)、辞書管
理部34中の音声認識用の辞書の絞り込みを行わず、通
常の辞書設定を行う(S35)。なお、S30での認識
辞書の絞り込みについては後述する。
【0039】こうして音声認識のための準備が完了する
と、S40にて音声認識を行い、S50にて音声認識が
成功したかどうかを判断する。なお、音声認識は次のよ
うに行う。上述したように、図示しないPTTスイッチ
が押されている間にマイク31を介して入力された音声
データのみが入力信号処理部32から認識処理部33へ
出力される。したがって、入力信号処理部32からの音
声データの入力があれば、認識処理部33は、辞書管理
部34にて設定された辞書データを用いて照合を行い認
識処理を実行する。この認識結果としては、上述したよ
うに複数出力されるのが一般的であり、また「認識度」
もセットにされて出力される。
【0040】そして、音声データの取込に異常がある、
あるいは辞書データを用いた照合の結果、一致するもの
がない、などの不具合が検出されれば、音声認識は失敗
であるとして(S50:NO)、そのまま本処理ルーチ
ンを終了する。一方、音声認識が成功した場合には(S
50:YES)、認識制御部35は、その認識結果から
ナビゲーションシステム1の機能を駆動可能か否かを判
断する(S60)。例えば、ナビゲーションシステム1
がその時点で目的地設定モードとなっている場合に「名
古屋駅」と音声入力すると、名古屋駅という認識結果だ
けでも機能駆動が可能であると判断される(S60:Y
ES)。そのため、S100へ移行して要求機能の通知
を行う。この場合には「名古屋駅」という認識結果のみ
を送ればよい。
【0041】しかし、同様の状況(目的地設定モードに
なっている場合)で「VICS表示」とだけ音声入力し
ても、そのままでは機能駆動できない。そのため、認識
結果だけからでは機能駆動できない場合には(S60:
NO)、S70へ移行して、キーワード関連辞書の設定
を行い、さらにS80にて操作詳細コマンドの検索を行
う。
【0042】この点を図4を参照して具体的に説明す
る。図4(a)に示すように、「VICS表示」という
音声入力がユーザによってなされた場合には、図4
(b)に示すように認識辞書を参照することで、図4
(c)に示すように、「VICS表示」という認識結果
が得られる。しかし、この場合には、「VICS表示」
という認識結果だけでは機能駆動ができないため、図4
(b)に示すキーワード関連から操作可能コマンドを検
索する。具体的には、図4(b)においてキーワード
「VICS表示」に対してリンクの張られている「渋滞
表示」、「空き道表示」、「規制表示」、「駐車場表
示」、「全道路標示」、「高速限定」、「一般限定」が
検索される(図4(d)参照)。そのため、図3のフロ
ーチャートのS90では、その検索された操作可能コマ
ンドを操作制御部5へ通知し、本処理ルーチンを一旦終
了する。
【0043】操作制御部5では、その通知された操作可
能コマンドをディスプレイ14へ表示し、ユーザへの提
示を行う。その提示を見たユーザは、操作可能コマンド
の中から自分の所望のするものを選んで再度発声する。
この状況では、図3のフローチャートのS20にて肯定
判断されるため、S30にて認識辞書の絞り込みが行わ
れる。つまり、この場合には、「VICS表示」に対し
てリンクの張られた「渋滞表示」、「空き道表示」、
「規制表示」、「駐車場表示」、「全道路表示」、「高
速限定」、「一般限定」のみが認識対象の辞書として用
意される。この状態でS40の認識処理を行うため、誤
認識が発生しにくくなる。
【0044】図4(e)に示すように、ユーザが「渋滞
表示」と発声した場合には、図4(f)に示すように絞
り込まれた辞書を参照して認識処理を行うことにより、
適切に渋滞表示という認識結果を得ることができる。そ
して、この場合の認識結果である「渋滞表示」は操作コ
マンドとしては「VICS渋滞表示」であるため、S1
00にて操作制御部5へ要求機能の通知を行う。
【0045】このように、本実施例のナビゲーションシ
ステム1の音声認識装置30においては、最初に音声入
力した内容だけではナビゲーション機能を駆動できない
場合であっても、辞書中において当該入力内容とキーワ
ード関連がある操作可能コマンドを検索し、ディスプレ
イ14に表示してユーザに提示することができるように
されている。そのため、その表示内容を見たユーザは、
その中の所望のコマンドを再度音声入力することができ
る。つまり、ユーザは、コマンドを正確に覚えていなく
ても、そのコマンド内容の主要な部分さえ音声入力でき
れば、それをきっかけとして最終的なコマンド入力がで
きるため、使い勝手がより向上する。
【0046】なお、本実施例の場合には、図3のS30
にて辞書の絞り込みを行った場合、その後、通常の音声
認識をする場合には(S20:NO)、S35にて通常
の辞書を設定するので、何ら問題ない。また、図4に示
した具体例では、操作対象コマンドである「VICS表
示」のみが音声入力された場合に、それと対応関係にあ
る操作詳細コマンド(例えば上述した「渋滞表示」、
「空き道表示」、「駐車場表示」など)を抽出するよう
にしたが、逆に、操作詳細コマンドから操作対象コマン
ドを辿ることもできる。例えば上述した「駐車場表示」
が音声入力された場合、対応関係を逆に辿るのである。
図4(b)では、操作対象コマンド「VICS表示」と
操作詳細コマンドとの対応関係しか明示していないが、
他の操作対象コマンドである、地図表示、レストラン表
示、駅表示、周辺施設表示などについても、同様に操作
詳細コマンドとの対応関係が設定されている。
【0047】したがって、例えばレストラン表示、駅表
示、周辺施設表示の3つについて、それぞれ対応する操
作詳細コマンド中に駐車場表示がある場合に、「駐車場
表示」という音声入力がされると、キーワード関連を逆
に辿ることで、「VICS情報として提供される駐車場
情報の表示」なのか、「レストランに完備されている駐
車場」の表示なのか、「現在地周辺に存在する駐車場」
の表示なのか、という操作可能コマンドを検索すること
ができる。そのため、同様にディスプレイ14に表示し
てユーザに提示すれば、その表示内容を見たユーザは、
その中の所望のコマンドを再度音声入力できる。
【0048】[その他] (1)上述した実施例では、最初に音声入力した内容だ
けではナビゲーション機能を駆動できない場合に、辞書
中において当該入力内容とキーワード関連がある操作可
能コマンドを検索してディスプレイ14に表示するよう
にしたが、例えばスピーカ12から音声にて報知するよ
うにすることもできる。但し、上述したように複数の対
応する操作可能コマンドを報知する場合には、ディスプ
レイ14に一覧表示して、その中から利用者が選択し易
くすることが使い勝手の点でも好ましいと考えられる。
【0049】(2)また、上述した実施例では、音声認
識装置30を車載用のナビゲーションシステム1に適用
した例を説明したが、適用先としては、車載用でなくて
もよく、さらにはナビゲーション以外のシステムも考え
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例としてのナビゲーションシステムの概
略構成を示すブロック図である。
【図2】 実施例の音声認識装置の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図3】 実施例の音声認識装置における処理を示すフ
ローチャートである。
【図4】 音声対話の遷移を示す説明図である。
【符号の説明】
1…ナビゲーションシステム 2…機構スイッ
チ 3…リモコンスイッチ 4…操作スイッ
チ部 5…操作制御部 6…現在位置算
出部 7…経路計算部 8…案内制御部 9…地図データ検索部 10…外部情報入
出力部 11…音声出力制御部 12…スピーカ 13…表示制御部 14…ディスプ
レイ 30…音声認識装置 31…マイク 32…入力信号処理部 33…認識処理
部 34…辞書管理部 35…認識制御
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 21/06 G10L 3/00 S 5J062 15/00 551Q 9A001 // G01S 5/14 Fターム(参考) 2C032 HC16 HC21 2F029 AA02 AB01 AB07 AB09 AC02 AC04 AC13 AC14 AC18 5D015 AA04 KK01 LL05 LL06 5D045 AB17 5H180 AA01 BB02 BB04 BB12 BB13 EE01 FF04 FF05 FF12 FF13 FF22 FF25 FF27 FF32 KK10 5J062 AA05 BB01 CC07 HH05 9A001 HH17 JJ78

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単語毎に対応する比較対象パターンを単語
    辞書データとして記憶している辞書手段と、 音声を入力するための音声入力手段と、 該音声入力手段を介して入力された音声を、予め辞書手
    段に記憶されている複数の比較対象パターンと比較して
    一致度合の高いものを認識結果とする認識手段と、 少なくとも前記認識手段による認識結果を外部装置へ出
    力する処理を実行可能な認識制御手段とを備える音声認
    識装置であって、 前記辞書手段は、 前記外部装置にて実行する機能を特定する上で必要なコ
    マンド内容を操作対象コマンド及び操作詳細コマンドと
    いう2種類のキーワードに分割した場合の各キーワード
    間の対応関係を持たせて、前記単語辞書データを記憶し
    ており、 前記認識制御手段は、 前記認識手段による認識結果のみで前記外部装置の機能
    を実行可能か否かを判断する判断手段を備えており、 該判断手段にて前記外部装置の機能が実行可能であると
    判断された場合は、当該認識結果のみを前記外部装置へ
    出力し、一方、実行不可能であると判断された場合は、
    前記辞書手段におけるキーワード間の対応関係に基づ
    き、前記認識結果と対応関係にある前記操作対象コマン
    ドあるいは操作詳細コマンドを抽出し、音声認識装置自
    らが有する報知手段を介して利用者に報知するか、ある
    いは前記外部装置が有する報知手段を介し利用者に報知
    させるために前記外部装置へ指示することを特徴とする
    音声認識装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の音声認識装置において、 前記判断手段は、 前記認識手段による認識結果のみで前記外部装置の機能
    を実行可能か否かを、前記外部装置の状態に基づいて判
    断することを特徴とする音声認識装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の音声認識装置におい
    て、 前記認識制御手段は、 さらに、前記辞書手段に記憶されている単語辞書データ
    の内、前記キーワード間の対応関係に基づいて抽出した
    前記操作対象コマンドあるいは操作詳細コマンドに対応
    する単語辞書データのみを、前記認識手段における認識
    の際の単語辞書データとして有効にする辞書絞り込みを
    行う辞書管理手段を備えていることを特徴とする音声認
    識装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の音声認識装置において、 前記辞書管理手段は、 前記判断手段により、前記認識手段による認識結果のみ
    で前記外部装置の機能を実行可能であると判断された場
    合には、前記辞書絞り込みを解除することを特徴とする
    音声認識装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載の音声認識
    装置と、当該音声認識装置が認識結果を出力する先であ
    る前記外部装置としてのナビゲーション装置とを備え、 前記音声認識装置の前記音声入力手段は、少なくとも前
    記ナビゲーション装置がナビゲート処理をする上で指定
    される必要のある所定のナビゲート処理関連データの指
    示を利用者が音声にて入力するために用いられるもので
    あることを特徴とするナビゲーションシステム。
  6. 【請求項6】請求項5に記載のナビゲーションシステム
    において、 前記ナビゲーション装置は表示装置に地図やメニューを
    表示可能であり、当該表示装置が、前記音声認識装置か
    らの報知指示に応じて前記操作対象コマンドあるいは操
    作詳細コマンドを報知するための報知手段として機能す
    ることを特徴とするナビゲーションシステム。
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