JPH0815935A - 多色画像形成装置 - Google Patents

多色画像形成装置

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JPH0815935A
JPH0815935A JP6149441A JP14944194A JPH0815935A JP H0815935 A JPH0815935 A JP H0815935A JP 6149441 A JP6149441 A JP 6149441A JP 14944194 A JP14944194 A JP 14944194A JP H0815935 A JPH0815935 A JP H0815935A
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Japan
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recording medium
forming apparatus
image forming
frame
recording
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JP6149441A
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Masahito Kawashima
雅人 川島
Hidemoto Shimofuchi
秀元 下淵
Hiroyuki Okitsu
博之 沖津
Masahito Shogetsu
優人 松月
Hiroaki Yoshida
吉田  浩明
Michihiro Fujii
通弘 藤井
Yukinari Okawa
行成 大川
Masaru Iida
優 飯田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Priority to DE69511790T priority patent/DE69511790T2/de
Priority to EP95304621A priority patent/EP0690358B1/en
Priority to EP99101690A priority patent/EP0927915B1/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は複数の静電記録ユニットを直列に配
置した多色画像形成装置に関し、その設置面積すなわち
投影面積を減少させることを目的とする。 【構成】 無端ベルト搬送手段(48)上に沿って複数
の静電記録ユニット(Y、C、M、B)が直列に配置さ
れ、該無端ベルト搬送手段によって送られる記録紙上に
色の異なった帯電トナー像が形成される。記録紙の給紙
部(82)が無端ベルト搬送手段の記録紙導入側の下方
側に配置される。静電記録ユニットを経た記録紙は無端
ベルト搬送手段の記録紙排出側で定着器(62)に送ら
れ、そこで帯電トナー像は該記録紙上に定着される。次
いで、記録紙は定着器の上方側に位置した排紙トレー
(46a)に送られてそこに排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は静電記録ユニットを持つ
画像形成装置に関し、一層詳しくは複数の静電記録ユニ
ットを直列に配置して多色記録を行う多色画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、静電記録技術を利用した静電
記録ユニットでは、感光体、誘電体等の静電潜像担持体
に静電潜像が書き込まれ、その静電潜像は現像剤いわゆ
るトナーでもって帯電トナー像として静電的に現像さ
れ、次いで該帯電トナー像は記録紙等の記録媒体に静電
的に転写された後に熱、圧力あるいは光等によって該記
録媒体上に定着される。
【0003】図12を参照すると、電子写真方式を採用
した静電記録ユニットが概略的に図示され、この静電記
録ユニットでは、静電潜像担持体として、感光ドラム1
0が用いられる。記録作動時、感光ドラム10は図中に
示す矢印の方向に回転させられる。感光ドラム10は前
帯電器12によって一様に帯電させられ、その帯電領域
には光学的書込み手段14によって静電潜像が書き込ま
れる。なお、前帯電器12は例えばコロナ帯電器あるい
はスコロトロン帯電器として構成され得るが、その他の
前帯電器として、導電性ローラ帯電器あるいは導電性ブ
ラシ帯電器等も挙げられ、また光学的う書込み手段とし
ては、レーザビームスキャンナ、LED(発光ダイオー
ド)アレイ、液晶シャッターアレイ等が知られている。
感光ドラム10に書き込まれた静電潜像は現像器16に
よって帯電トナー像として静電的に現像され、その帯電
トナー像は転写器18によって記録紙等の記録媒体Pに
静電的に転写される。記録媒体すなわち記録紙Pは図示
されない給紙部から給紙され、その記録紙Pは一対のレ
ジストローラ20の箇所で一旦停止されて待機され、次
いで記録紙は感光ドラム10への静電潜像の書込みに応
じた所定のタイミングで感光ドラム10と転写器18と
の間に一対のレジストローラ20によって送り込まれ、
これにより記録紙Pへの帯電トナー像の転写が所定箇所
で行われる。なお、図示の例では、転写器18は例えば
コロナ放電器等から構成される転写部18aと、AC除
電器等から構成させる除電部18bとを含み、転写部1
8aは記録紙Pに帯電トナー像とは逆極性の電荷を与え
て該帯電トナー像を感動ドラム10から記録紙P側に転
写させる機能を持ち、除電器18bは帯電トナー像の転
写直後に記録紙Pから電荷を部分的に除去して該記録紙
Pを感光ドラム10から分離し易くする機能を持つ。転
写プロセスを経た記録紙Pは定着器22に送られ、そこ
で転写トナー像は記録紙P上に定着される。図示の例で
は、定着器22はヒートローラ22aおよびバックアッ
プローラ22bからなる熱定着器として構成され、転写
トナー像は該ローラ間を通過するとき熱溶融されて記録
紙P上に熱定着される。
【0004】一方、転写プロセスを経た感光ドラム10
の表面上には記録紙Pに転写されずに残った残留トナー
が付着し、この残留トナーは清掃器24によって除去さ
れる。静電記録ユニットが高速記録用として構成される
場合では、感光ドラム10の表面から速やかにしかも確
実に残留トナーを除去することが求められ、また厖大な
量の記録紙に記録が行われるために、処理すべき残留ト
ナー量も多くなる。このため特に高速記録用静電記録ユ
ニットでは、図12に示すようなタイプの清掃器24が
一般的に用いられる。詳述すると、清掃器24は感光ド
ラム10の一部を受け入れるようになった開口部を持つ
トナー回収容器24aと、このトナー回収容器24a内
にその開口部に接近して設けられたファーブラシ24b
と、トナー回収容器24aの開口部の上側縁に沿って設
けられたトナー掻取りブレード24cと、トナー回収容
器24aの底部に設けられた搬送スクリュー24dとを
具備する。勿論、ファーブラシ26bは感光ドラム10
の表面から残留トナーを払い落とすように機能し、また
掻取りブレード24cはファーブラシ24bで払い落と
せなかった残留トナーを掻き取るように機能する。ファ
ーブラシ24bおよび掻取りブレード24cによって除
去された残留トナーはトナー回収容器24a内に一旦回
収されるが、その回収トナーは搬送スクリュー24dに
よってトナー回収容器24aから所定場所まで運ばれ
る。感光ドラム10の表面から清掃器24によって残留
トナーが除去されて清掃されれると、その清掃表面は除
電ランプ26によって照射されて、そこから残留電荷が
除去される。
【0005】上述の現像プロセスで用いられる現像剤と
しては、トナー成分(着色樹脂の微粉体粒子)と磁性成
分(微細な磁性体キャリヤ)とからなる二成分現像剤が
広く知られ、特に多色記録では、二成分現像剤を用いる
ことが一般的である。二成分現像剤を用いる現像器は1
6は二成分現像剤を保持する現像剤保持容器28と、こ
の現像剤保持容器28内の二成分現像剤を攪拌してトナ
ー成分と磁性体キャリヤ成分とを互いに摩擦帯電させる
攪拌器30と、その磁性体キャリヤの一部を磁力でもっ
て吸着して磁気ブラシを形成するマグネットローラすな
わち現像ローラ32とを具備し、この現像ローラ32の
一部は現像剤保持容器から露出されて感光ドラム10と
対面させられる。現像ローラ32の周囲に形成された磁
気ブラシにはトナー成分が静電的に付着し、該現像ロー
ラ32の回転によりトナー成分は磁気ブラシに伴われて
感光ドラム10との対面領域すなわち現像領域に搬送さ
れ、そこで静電潜像の現像が行われる。静電潜像の現像
濃度は現像領域に搬送されるトナー量によっても左右さ
れるので、現像濃度の均質化のために、磁気ブラシの穂
の長さが規制ブレード34によって規制される。現像領
域を経た現像剤、すなわちトナー成分が低下した現像剤
はスクレーパ部材36によって現像ローラ32から掻き
取られて攪拌器30側に戻される。
【0006】現像剤として二成分現像剤を用いる場合、
現像プロセスで絶えずトナー成分が消費されるので、現
像トナー像の品位すなわち記録トナー像の品位を維持す
るためには、適宜トナー成分を補給することが必要であ
る。また、記録トナー像の品位を左右する要因の1つと
して、トナー成分を磁性体キャリヤと十分に摩擦帯電さ
せるだけなく該トナー成分を磁性体キャリヤ中に均一に
分布させることも挙げられる。更に、静電記録ユニット
が高速記録用とされるときには、現像プロセスで使用さ
れる現像剤量も当然増えるので、現像剤を速やかにかつ
効率良く攪拌することが求められる。このため攪拌器3
0として、図示するような循環方式のものが一般的に採
用される。詳述すると、攪拌器30は一対の搬送スクリ
ュー30aおよび30bと、その間に配置された仕切り
板30cとからなり、この一対の搬送スクリュー30a
および30bは現像保持容器28内で現像ローラ32と
平行に配置される。一対の搬送スクリュー30aおよび
30bは現像剤保持容器28の両側壁間に延在し、仕切
り壁30cの長さは搬送スクリューの長さよりも短く、
その両端のそれぞれは現像剤保持容器28の該当側壁か
ら所定の間隔だけ離される。搬送スクリュー30aおよ
び30bは現像剤を互いに反対方向に搬送するように駆
動され、これにより現像剤循環路が形成される。すなわ
ち、現像剤が例えば搬送スクリュー30aによってその
端部まで運ばれると、仕切り板30cの該当端部を回っ
て反対側の搬送スクリュー30b側に移動させられ、そ
の現像剤が搬送スクリュー30bによってその端部まで
運ばれると、仕切り板30cの反対側端部を回って再び
搬送スクリュー30a側に移動させられ、かくして現像
剤は一対の搬送スクリュー30aおよび30bに沿って
循環させられることになる。
【0007】さて、上述したような静電記録技術を利用
した多色画像形成装置の方式の一つとして単ドラム方式
が知られている。この単ドラム方式では、単一の静電潜
像担持体すなわち感光ドラムが使用され、その感光ドラ
ムへの静電潜像書込み箇所と転写器との間には複数個の
現像器が設けられ、それぞれの現像器では異なった色の
トナー成分を持つ現像剤が使用される。例えば、フルカ
ラー記録を行う場合には、4つの現像器が設けられ、こ
れら現像器のそれぞれにはイエロートナー成分を持つ現
像剤、シアントナー成分を持つ現像剤、マゼンタトナー
成分を持つ現像剤およびブラックトナー成分を持つ現像
剤が用いられる。感光ドラム上には先ずイエローの像デ
ータに基づいて静電潜像が記録され、この静電潜像はイ
エロートナーで現像され、このイエロートナー像は記録
紙上に転写されて定着される。次いで、感光ドラムには
シアンの像データに基づいて静電潜像が記録され、この
静電潜像はシアントナーで現像され、このシアントナー
像はイエロートナー像を持つ記録紙上に転写されて定着
される。同様なプロセスはマゼンタの像データおよびブ
ラックの像データについても行われ、これにより記録紙
上に4色のトナー像が重ねられ、これによりフルカラー
の画像記録が達成されることになる。このような単ドラ
ム方式の多色記録装置にはその構成全体を比較的コンパ
クトなものとし得る利点はあるが、しかしならがら単一
の感光ドラムで各色のトナー像を形成しなくてはならな
いので、高速記録を達成し得ない点が問題となる。
【0008】静電記録技術を利用した多色画像形成装置
の方式として多ドラム方式も知られており、この多ドラ
ム方式でフルカラー記録を行う多色画像形成装置の一例
が図13に模式的に示されている。このような多色画像
形成装置内には上述したような静電記録ユニットY、
C、MおよびBの4台が設けられ、これら静電記録ユニ
ットは互いに同じ構造を持ち、記録紙搬送用無端ベルト
搬送手段38上に沿って直列に配置される。なお、図1
3では、図12に示した構成要素と同様な構成要素につ
いては同じ参照符号が用いられる。各静電記録ユニット
Y、C、M、Bの特徴的な事項としては、光学的書込み
手段14をレーザビームスキャンナとして構成した点、
また転写器18を導電性転写ローラとして構成した点が
挙げられる。なお、導電性転写ローラ18は記録紙搬送
用無端ベルト手段38の上側走行部を介して感光ドラム
10に対接させられる。静電記録ユニットY、C、Mお
よびBのそれぞれの現像器16にはイエロートナー成分
を持つ現像剤、シアントナー成分を持つ現像剤、マゼン
タトナー成分を持つ現像剤およびブラックトナー成分を
持つ現像剤が用いられる。すなわち、静電記録ユニット
Y、C、MおよびBのそれぞれでは、イエロートナー
像、シアントナー像、マゼンタトナー像およびブラック
トナー像の記録が行われる。無端ベルト搬送手段38の
一端、すなわち記録紙導入端側には一対のレジストロー
ラ20が設けられる。記録作動時、給紙部40からは、
記録紙が繰出しローラ40aでもって繰り出され、その
記録紙は一対のレジストローラ20の箇所で一旦停止さ
れて待機される。静電記録ユニットY、C、MおよびB
では、順次それぞれの色の像データに基づいて感光ドラ
ム10に静電潜像が書き込まれ、次いで所定のタイミン
グで記録紙はプリンタY、C、MおよびBを順次通過さ
せられ、これにより該記録紙上にはイエロートナー像、
シアントナー像、マゼンタトナー像およびブラックトナ
ー像が順次転写されてフルカラー像が形成される。この
ようにして得られたフルカラー像を持つ記録紙は記録紙
搬送用無端ベルト手段38の他端側に設けれた定着器2
2を通過させられ、該フルカラー像は記録紙上に定着さ
れ、その後記録紙は排出ローラ42を経て多色記録装置
の外部に設けた排紙トレー44上に排出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上で述べたような多
ドラム方式の多色画像形成装置は高速多色記録を達成し
得る利点を持つが、しかし複数の静電記録ユニットを直
列に配置する構成となるために大型な構造となることが
大きな問題点として指摘されている。また、図13に示
したような多色画像形成装置では、給紙部40および排
紙トレー44が多色画像形成装置の側壁から突出させら
れるために、該多色画像形成装置の設置面積すなわち投
影面積が大きくなる点も問題となる。更に、かかる多色
画像形成装置にあっては、図13に示す構成要素の他に
電源部および制御部等も設けられ、これら構成要素を全
体的にコンパクトに配置させて全体構成を小型化するこ
とも望まれ、特に多色画像形成装置を両面記録装置とし
て構成した場合には、記録紙の反転用搬送路も必要とな
り、このような反転用搬送路を上述した種々の構成要素
と共にコンパクトに配置することも求めれている。その
上、コンパクト化された多色画像形成装置においては、
そのコンパクト化のために屡々保守性が犠牲にされがち
であり、このため多色画像形成装置では、その保守性を
配慮したコンパクト化も望まれる。
【0010】したがって、本発明の目的は静電記録技術
を利用した静電記録ユニットを持つ画像形成装置、特に
複数の静電記録ユニットを直列に配置して多色記録を行
う多色画像形成装置であって、その全体構造をコンパク
トに小型化してその設置面積すなわち投影面積を可及的
に減少させ得る多色画像形成装置を提供することであ
る。
【0011】本発明の別の目的は、静電記録技術を利用
した静電記録ユニットを持つ画像形成装置、特に複数の
静電記録ユニットを直列に配置して多色記録を行う多色
画像形成装置であって、その全体構造の小型化と共にそ
の保守性を配慮した多色画像形成装置を提供することで
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による多色画像形
成装置は記録媒体導入側と記録媒体排出側とを持つ記録
媒体移動経路を提供する記録媒体搬送手段と、この記録
媒体搬送手段の記録媒体導入側の下方側に配置された記
録媒体供給手段と、この記録媒体供給手段から排出され
た記録媒体を上方に向けて搬送して記録媒体搬送手段の
記録媒体導入側まで案内する第1の記録媒体案内手段
と、記録媒体移動経路に沿って搬送される記録媒体上に
異なった色で帯電トナー像を形成すべく該記録媒体移動
経路に沿って直列に配置された少なくとも2つの静電記
録ユニットと、帯電トナー像を担持した記録媒体上に該
帯電トナー像を定着させるべく記録媒体搬送手段の記録
媒体排出側に配置された定着手段と、この定着手段を経
た記録媒体を上方に向けて搬送して案内する第2の記録
媒体案内手段と、この第2の記録媒体案内手段によって
搬送された記録媒体を収容すべく定着手段の上方側に配
置された記録媒体排出手段とを具備する。
【0013】
【作用】以上の構成から明らかなように、本発明による
多色画像形成装置にあっては、記録媒体供給手段が記録
媒体搬送手段の記録媒体導入側の下方側に配置され、し
かも記録媒体排出手段が第2の記録媒体案内手段によっ
て搬送された記録媒体を収容すべく定着手段の上方側に
配置されるので、該多色画像形成装置の設置面積すなわ
ち投影面積については減少することになる。
【0014】
【実施例】次に、添付図面の図1ないし図11を参照し
て、本発明による多色画像形成装置の一実施例について
説明する。
【0015】図1を参照すると、本発明による多色画像
形成装置の全体的な配置構成が概略的に図示され、この
多色画像形成装置はハウジング46を具備する。ハウジ
ング46のほぼ中段には記録媒体例えば記録紙を搬送す
るための無端ベルト搬送手段48が設けられ、この無端
ベルト搬送手段48は可撓性誘電体材料例えば適当な合
成樹脂材料から形成された無端ベルト48aからなり、
この無端ベルト48aは4つのローラ48b、48c、
48dおよび48eの周りに掛け渡される。ローラ48
bは駆動ローラとして機能し、この駆動ローラ48bは
図示されない適当な駆動機構により無端ベルト48aを
図中の矢印で示す方向に駆動する。ローラ48cは従動
ローラとして機能し、この従動ローラ48cは無端ベル
ト48cに電荷を与える帯電ローラとしても機能する。
ローラ48dおよび48eは共にガイドローラとして機
能し、駆動ローラ48bおよび従動ローラ48cのそれ
ぞれに接近して配置される。従動ローラ48cおよびガ
イドローラ48eの間にはテンションローラ48fが設
けられ、このテンションローラ48fにより無端ベルト
48aには適当な張力が与えられる。無端ベルト48a
の上側走行部、すなわち駆動ローラ48bと従動ローラ
48cとの間で区画される走行部は記録紙移動経路を形
成し、記録紙は従動ローラ48c側から導入されて駆動
ローラ48b側から排出される。記録紙が従動ローラ4
8c側から導入されたとき、該記録紙は無端ベルト48
aの帯電のために該無端ベルト48aに静電的に吸着さ
れる。駆動ローラ46b側にはAC除電器48gが設け
られ、このAC除電器48gにより無端ベルト48aか
ら電荷が除去され、このため記録紙が駆動ローラ48b
側から排出される際には該記録紙は無端ベルト48aか
ら容易に分離され得ることになる。
【0016】本実施例では、多色画像形成装置は4台の
静電記録ユニットY、C、MおよびBを具備し、これら
静電記録ユニットは無端ベルト48aの上側走行部に沿
ってその上流側から下流側に向かって直列に配置され
る。静電記録ユニットY、C、MおよびBは互いに同一
構造を有し、無端ベルト48aの上側走行部に沿って移
動する記録紙上にイエロートナー像、シアントナー像、
マゼンタトナー像およびブラックトナー像を記録すると
いう点だけで異なるものである。各静電記録ユニットは
感光ドラム50を具備し、記録作動時、感光ドラム50
は図中に示す矢印の方向に回転駆動させられる。感光ド
ラム50の上方には、例えば、コロナ帯電器あるいはス
コロトロン帯電器等として構成される前帯電器52が配
置され、この前帯電器52により感光ドラム48の回転
表面は順次一様な電荷で帯電させられる。感光ドラム5
0の帯電領域には光学的書込み手段例えばレーザビーム
スキャンナ54によって静電潜像が書き込まれる。レー
ザビームスキャンナ54はハウジング46内のメインフ
レームの一部を構成する支持体56によって固定支持さ
れる。
【0017】感光ドラム50に書き込まれた静電潜像は
現像器58によって所定の色トナーでもって帯電トナー
像として静電的に現像され、該現像器58は感光ドラム
50に対して記録移動経路の上流側に配置される。帯電
トナー像は感光ドラム40の下方に位置した導電性転写
ローラ60によって記録紙等の記録媒体に静電的に転写
される。図1に示すように、導電性転写ローラ60は無
端ベルト48aの上側走行部を介して感光ドラム50に
対接させられ、該無端ベルト48aによって搬送される
記録紙に帯電トナー像とは逆極性の電荷を与え、これに
より帯電トナー像は感光ドラム50から該記録紙上に静
電的に転写される。
【0018】以上のような構成によれば、記録紙が無端
ベルト搬送手段48の従動ローラ48cから導入されて
静電記録ユニットY、C、MおよびBを順次経たとき、
該記録紙上には4色のトナー像が重ね合わされてフルカ
ラー像が形成され、次いで記録紙は無端ベルト搬送手段
48の駆動ローラ48b側から熱定着器62に向かって
送られ、そこでフルカラー像は該記録紙上に熱定着され
る。なお、熱定着器62はヒートローラ62aおよびバ
ックアップローラ62bからなる周知のタイプのもので
ある。一方、各静電記録装置において、転写プロセスを
経た感光ドラム48の表面上には記録紙に転写されずに
残った残留トナーが付着し、この残留トナーは清掃器6
4によって除去され、この清掃器64は感光ドラム50
に対して記録紙移動経路の下流側に設けられる。なお、
図1において、参照符号66は転写プロセスを経た感光
ドラム50の表面から電荷を除去するための除電用発光
体例えば発光ダイオードアレイを示す。
【0019】熱定着器62を経た記録紙は多数の用紙ガ
イドローラ組立体68aないし68gによって形成され
る用紙排出路に沿ってほぼ垂直方向に搬送された後、ハ
ウジング46の頂部壁に形成された排紙トレー46a上
に排出される。なお、用紙ガイドローラ組立体68aな
いし68gに適宜駆動ローラを組み込むことにより、記
録紙を排紙トレー上46aまで確実に搬送させることが
可能である。
【0020】図2を参照すると、静電記録ユニット
(Y、C、M、B)の一つが詳細に図示される。レーザ
ビームスキャンナ54はレーザビーム発生部54aと、
このレーザビーム発生部材54aから射出されたレーザ
ビームLBを感光ドラム50に向けて導くべく種々の光
学要素を保持する光学系ガイド部54bとからなる。
【0021】現像器58は図12を参照して説明した現
像器16と同様な構成を持つものである。すなわち、現
像器58は二成分現像剤を保持する現像剤保持容器70
と、この現像剤保持容器70内の二成分現像剤を攪拌し
てトナー成分と磁性体キャリヤ成分とを互いに摩擦帯電
させる現像剤攪拌器72と、その磁性体キャリヤの一部
を磁力でもって吸着して磁気ブラシを形成するマグネッ
トローラすなわち現像ローラ74とを具備し、この現像
ローラ74の一部は現像剤保持容器70から露出されて
感光ドラム50と対面させられる。現像ローラ74の周
囲に形成された磁気ブラシにはトナー成分が静電的に付
着し、該現像ローラ32の回転によりトナー成分は磁気
ブラシに伴われて感光ドラム50との対面領域すなわち
現像領域に搬送され、そこで静電潜像の現像が行われ
る。静電潜像の現像濃度は現像領域に搬送されるトナー
量によっても左右されるので、現像濃度の均質化のため
に、磁気ブラシの穂の長さが規制ブレード76によって
規制される。現像領域を経た現像剤、すなわちトナー成
分が低下した現像剤はスクレーパ部材78によって現像
ローラ74から掻き取られて現像剤攪拌器72側に戻さ
れる。現像剤攪拌器72は現像剤保持容器70の両端壁
間に延在した一対の搬送スクリュー72aおよび72b
からなり、この一対の搬送スクリュー72aおよび72
bは互いに平行に配置される。図2に示すように、搬送
スクリュー72aおよび72b間には現像剤保持容器7
0の底部から直立した仕切り板72cが配置され、この
仕切り板72cの長さは搬送スクリュー72a、72b
の長さよりも短く、その両端のそれぞれは現像剤保持容
器70の該当側壁部分から所定の間隔だけ離される。し
たがって、図12を参照して説明した搬送スクリュー3
0aおよび30bの場合と同様に、搬送スクリュー72
aおよび72bにより現像剤循環路が形成される。ま
た、現像器58は現像剤保持容器70の頂部に設けられ
たトナー補給タンク80を具備し、このトナー補給タン
ク80の底部はトナー補給用パドルローラ80aが設け
られ、このトナー補給用パドルローラ80aを適宜回転
させることにより、現像剤保持容器70内の現像剤にト
ナー成分が適宜補給される。
【0022】清掃器64も図12を参照して説明したタ
イプと同様なものである。すなわち、清掃器64は感光
ドラム50の一部を受け入れるようになった開口部を持
つトナー回収容器64aと、このトナー回収容器64a
内にその開口部に接近して設けられたファーブラシ64
bと、トナー回収容器64aの開口部の上側縁に沿って
設けられたトナー掻取りブレード64cと、トナー回収
容器64aの底部に設けられた搬送スクリュー64dと
からなる。感光ドラム50の表面からは残留トナーがフ
ァーブラシ64bによって払い落とされ、またファーブ
ラシ64bで払い落とせなかった残留トナーは掻取りブ
レード64cによって掻き取られる。ファーブラシ64
bおよび掻取りブレード64cによって除去された残留
トナーはトナー回収容器64a内に一旦回収されるが、
その回収トナーは搬送スクリュー64dによってトナー
回収容器64aから所定場所まで運ばれる。
【0023】再び図1を参照すると、ハウジング46の
底部の右側(図1において)、すなわち無端ベルト搬送
手段48の記録紙導入側の下方には、給紙部82が設け
られ、この給紙部82には上下に配置された2つの給紙
カセットが設けられる。各給紙カセットには記録紙の積
重ね体が収容され、また各給紙カセットは繰出しローラ
82aと一対の給紙ローラ82bとを具備する。給紙部
82と無端ベルト搬送手段48の従動ローラ48cとの
間にはほぼ垂直方向の用紙供給路を形成する3つの用紙
ガイドローラ組立体84a、84bおよび84cと、該
従動ローラ48cに隣接して配置された一対のレジスト
ローラ86とが設けられる。各給紙カセットでは、繰出
しローラ82aにより記録紙の積重ね体から一枚ずつ記
録紙が繰り出され、その記録紙は一対の給紙ローラ82
bによって上記用紙供給路に導かれて一対のレジストロ
ーラ86に向かって搬送される。なお、用紙ガイドロー
ラ組立体84bあるいは84cに適宜駆動ローラを組み
込むことにより、記録紙を給紙部82から一対のレジス
トローラ86まで確実に搬送させることができる。一対
のレジストローラ86の用紙導入側には適当な用紙セン
サ88が配置され、記録紙の先端が該用紙センサ88に
よって検出されると、該記録紙は一対のレジストローラ
86の箇所で一旦停止されて待機され、次いで記録紙は
静電記録ユニット(Y、C、M、B)での静電潜像の書
込みに応じた所定のタイミングで該一対のレジストロー
ラ86により無端ベルト搬送手段48の記録紙導入側に
送り込まれ、これにより記録紙への帯電トナー像の転写
が所定箇所で行われる。
【0024】図1に示すように、ハウジング46の底部
の左側には(図1において)、すなわち無端ベルト搬送
手段48の記録紙排出側の下方には電源90が配置さ
れ、また給紙部82と電源90との間には制御部92が
配置される。
【0025】本実施例では、多色画像形成装置は記録紙
の両面に記録を行い得るように構成され、このため給紙
部82、電源90および制御部92と無端ベルト搬送手
段48との間には用紙反転路94が設けられ、この用紙
反転路94は複数の用紙ガイドローラ組立体96aない
し96lから形成される。用紙ガイドローラ組立体96
aは用紙ガイドローラ組立体68cに連なるように配置
され、また用紙ガイドローラ組立体96lは用紙ガイド
ローラ組立体84cに連なるように配置される。また、
用紙ガイドローラ組立体96aと用紙ガイドローラ組立
体68bとの間には用紙切換ローラ98が設けられ、ま
た用紙ガイドローラ組立体68bの用紙排出側には用紙
センサ100が配置される。両面記録を行うとき、熱定
着器62から排出された記録紙(その表面だけが記録さ
れた)は用紙ガイドローラ組立体68aないし68gに
よって形成される用紙排出路に一旦送り込まれるが、そ
の後端が用紙センサ100によって検出された直後に該
記録紙は逆方向に搬送されて、用紙切換路98によって
用紙反転路94側に導かれる。用紙反転路94によって
搬送される記録紙は用紙ガイドローラ組立体84cに導
かれて、再び一対のレジストローラ86を介して無端ベ
ルト搬送手段48の記録紙導入側に送り込まれ、かくし
て該記録紙の裏側にも記録が行われることになる。両面
に記録された記録紙は熱定着器62を経た後に片面記録
の場合と同様に排紙トレー46aに排出される。なお、
用紙ガイドローラ組立体96aないし96lに適宜駆動
ローラを組み込むことにより、記録紙は用紙反転経路9
4に沿って確実に搬送されて一対のレジストローラ86
まで到達し得る。
【0026】図1に示すような多色画像形成装置の配置
構成の特徴としては、給紙部82が無端ベルト搬送手段
48の記録紙導入側の下方に配置され、しかも排紙トレ
ー46aが熱定着器62の上方側に配置される点、また
電源部90および制御部92が共に無端ベルト搬送手段
48の下方に配置される点、更に両面記録用の用紙反転
経路94が給紙部82、電源90および制御部92と無
端ベルト搬送手段48との間に配置される点が挙げるこ
とができる。というのは、かかる配置構成によれば、多
色画像形成装置の設置面積すなわち投影面積については
大巾に減少され得るからである。
【0027】図3および図4を参照すると、本発明によ
る多色画像形成装置のメインフレームが参照符号102
で示され、このメインフレーム102には無端ベルト搬
送手段48に沿って延在する第1のサブフレーム104
が移動自在に設けられる。第1のサブフレーム104は
その両端側に設けられた2つの固定ガイドレール106
に対して摺動自在に支持される。詳述すると、固定ガイ
ドレール106はメインフレーム102に対して固着さ
れ、一方第1のサブフレーム104には固定ガイドレー
ル106に入子式摺動自在に係合する可動ガイドレール
108が取り付けられる。固定ガイドレール106と可
動ガイドレール108との間には共に摺動自在に係合す
る中間ガイドレール110が介在し、該中間ガイドレー
ル110には可動ガイドレール108にその長手方向に
沿って一体的に形成された凸状ガイドレール112が摺
動自在に係合する。かくして、第1のサブフレーム10
4は図4に示すようにメインフレーム102から無端ベ
ルト搬送手段48の横断方向に外側に引き出すことが可
能である。固定ガイドレール106と中間ガイドレール
110との間および中間ガイドレール110と凸状レー
ル112との間にはそれぞれ図示されないストッパが設
けられ、これらスットパにより、第1のサブフレーム1
04が引き出されたとき、固定ガイドレール106、可
動ガイドレール108および中間ガイドレール110が
図4に示すような相対位置となるように保証され、この
ため第1のサブフレーム104の可動ガイドレール10
8が固定ガイドレール106から抜け落ちることが防止
される。
【0028】また、メインフレーム102には無端ベル
ト搬送手段48に沿って延在する第2のサブフレーム1
14が移動自在に設けられ、この第2のサブフレーム1
14は第1のサブフレーム104の下側に位置する。第
2のサブフレーム114はその両端側に設けられた2つ
の固定ガイドレール116に対して摺動自在に支持され
る。詳述すると、固定ガイドレール116はメインフレ
ーム112に対して固着され、一方第2のサブフレーム
114には固定ガイドレール116に入子式摺動自在に
係合する可動ガイドレール118が取り付けられる。固
定ガイドレール116と可動ガイドレール118との間
には共に摺動自在に係合する中間ガイドレール120が
介在し、該中間ガイドレール120には可動ガイドレー
ル118にその長手方向に沿って一体的に形成された凸
状ガイドレール122が摺動自在に係合する。かくし
て、第1のサブフレーム114は図4に示すようにメイ
ンフレーム102から無端ベルト搬送手段48の横断方
向に外側に引き出すことが可能である。固定ガイドレー
ル116と中間ガイドレール120との間および中間ガ
イドレール120と凸状レール122との間にはそれぞ
れ図示されないストッパが設けられ、これらスットパに
より、第2のサブフレーム114が引き出されたとき、
固定ガイドレール116、可動ガイドレール118およ
び中間ガイドレール120が図4に示すような相対位置
となるように保証され、このため第2のサブフレーム1
14の可動ガイドレール118が固定ガイドレール11
6から抜け落ちることが防止される。
【0029】第1のサブフレーム104には4台の静電
記録ユニットY、C、MおよびBの感光ドラム50およ
び現像器58が着脱自在に搭載支持され、該感光ドラム
50には前帯電器52、清掃器64および除電用発光体
66等は該感光ドラム50に対して一体化されて保持さ
れる。一方、第2のサブフレーム114には、無端ベル
ト搬送手段48と、導電転写ローラ60と、熱定着器6
2と、用紙反転経路94の一部を形成する用紙ガイドロ
ーラ組立体96cないし96lが搭載支持される。第1
のサブフレーム104および第2のサブフレーム114
は共に図5に示す引出し位置と図6に示す押込み位置
(収納位置)との間で移動自在とされるが、第1のサブ
フレーム104をメインフレーム102から引き出す際
には、第2のサブフレーム114が前もってメインフレ
ーム102から引き出しておくことが必要である。とい
うのは、図3から明らかなように、第1のサブフレーム
104を引き出すとき、第2のサブフレーム114の前
面壁が該1のサブフレーム104上に搭載された感光ド
ラム50や現像器等に対して障害となるからである。図
5および図6では、図示の簡略化のために、第1のサブ
フレーム104に現像器58だけを搭載して図示されて
いるが、もちろん感光ドラム50等も第1のサブフレー
ム104に搭載される。同様に、第2のサブフレーム1
14にも無端ベルト搬送手段48、導電転写ローラ6
0、熱定着器62等が搭載されるが、それら構成要素は
図示の簡略化のために図5および図6では省かれてい
る。
【0030】第1のサブフレーム104が図6の押込み
位置まで移動させられるとき、特に感光ドラム50につ
いては所定位置に正確に位置決めされなければならな
い。このため図7に示すように感光ドラム50の両端面
のそれぞれからは軸端50aおよび50bが突出させら
れ、その一方の軸端50aには従動カップリング123
が装着される。図7に示す感光ドラム50が第1のサブ
フレーム104上に搭載されて、該第1のサブフレーム
104が図5の引出し位置から図6の押込み位置まで移
動させられると、感光ドラム50の従動カップリング1
23はメインフレーム102側に設けられた駆動カップ
リング124(図5、図6)に係合させられる。一方、
第2のサブフレーム114側には位置決めベアリング1
25(図5、図6)が設けられ、第1のサブフレーム1
04を押込み位置まで移動させた後に第2のサブフレー
ム114を押込み位置まで移動させたとき、該位置決め
ベアリング125が感光ドラム50の軸端50bに装着
させられ、かくして、感光ドラム50はメインフレーム
102に対して所定位置に正確に位置決めされることに
なる。要するに、感光ドラム50の軸線方向に対する位
置決めは軸端50aの従動カップリング123と駆動カ
ップリング124との係合によって保証され、またその
半径方向の位置決めは軸端50bと位置決めベアリング
125との係合により保証される。なお、駆動カップリ
ング124は多色画像形成装置のメインモータ(図示さ
れない)から回転駆動力を受けてそこに係合された従動
カップリング123に伝達し、これにより感光ドラム5
0が回転駆動させられる。
【0031】上述したように、感光ドラム50には前帯
電器52、清掃器64および除電用発光体66等が一体
化された保持され、それら構成要素の保守あるいは交換
時に感光ドラム50が第1のサブフレーム104の前面
壁から抜き出せるように該前記面壁には切欠き開口部1
26(図3)が形成される。
【0032】図8および図9に示すように、無端ベルト
搬送手段48は独立した組立体として構成され、この組
立体は一対の側方板127からなる。図9(a) から明ら
かなように、一対の側方板127間には駆動ローラ48
bの駆動シャフト128が適当なベアリング130を介
して回転自在に保持され、この駆動シャフト128の両
端部には別のベアリング132がそれぞれ装着される。
ベアリング132はそれぞれ第2のサブフレーム114
の両側壁部上に形成された切欠き凹部114a内に装着
保持される。また、図9(b) から明らかなように、一対
の側方板127間には従動ローラ48cのシャフト13
4が固着され、従動ローラ48cは該シャフト134上
に回転自在に取り付けられる。シャフト134の両端部
は第2のサブフレーム114の両側壁部上に形成された
切欠き凹部114b内に装着保持される。図9(a) およ
び図9(b) から明らかなように、ガイドローラ48dの
シャフト136、ガイドローラ48eのシャフト138
およびテンションローラ48fのシャフト140もそれ
ぞれ一対の側方板127間に適宜固着され、各ローラは
その該当シャフト上に回転自在に取り付けられる。な
お、無端ベルト搬送手段すなわち組立体48内には図8
に示すように4つの導電性転写ローラ60が所定位置に
適宜組み込まれる。
【0033】第2のサブフレーム114に無端ベルト搬
送手段48を搭載して該第2のサブフレーム114を押
込み位置まで移動させると、無端ベルト搬送手段48は
静電記録ユニットY、C、MおよびBに対して所定位置
に配置されることになる。図9(a) に示すように、駆動
ローラ48bの駆動シャフト128の一端には従動カッ
プリング141aが設けられ、第2のサブフレーム11
4を押込み位置まで移動させとき、該従動カップリング
141aはメインフレーム102側に設けられた駆動カ
ップリング141bと係合させられる。駆動カップリン
グ141bは上述した感光ドラム50の駆動カップリン
グ124の場合と同様に多色画像形成装置のメインモー
タ(図示されない)から回転駆動力を受けて、そこに係
合された従動カップリング141aに伝達し、これによ
り駆動ローラ48bが回転駆動させられる。
【0034】また、第2のサブフレーム114には熱定
着器62も支持され、該第2のサブフレーム114の引
出し時に熱定着器62の上方側部分がメインフレーム1
02の前面壁に対して障害となるので、該前面壁には図
3に示すような切欠き開口部142が形成される。な
お、メインフレーム102の前面壁には熱定着器62の
直ぐ上に冷却ファン144が装着され、この冷却ファン
144により熱定着器62から発生する熱がメインフレ
ーム102の外部に放出される。
【0035】図10を参照すると、第2のサブフレーム
114と主要な構成要素との相対位置関係、特に第2の
サブフレーム114と用紙反転経路94との相対位置関
係が概略的に示され、用紙反転経路94の一部を形成す
る複数の用紙ガイドローラ組立体96cないし96lが
第2のサブフレーム114によって支持される。図11
は図10のX-X 線に沿って見た端面図であり、同図から
明らかなように、用紙ガイドローラ組立体96cないし
96lの各々は一対のシャフト要素146および148
を具備し、各シャフト要素146、148にはそれぞれ
6つのローラ要素150が装着される。一方のシャフト
要素146はサブフレーム114の底部に取り付けられ
たガイド板152に回転自在に装着され、他方のシャフ
ト要素148はガイド板152に適当なヒンジ手段15
3によって蝶番付けされたガイド板154に回転自在に
装着される。図11では、各シャフト要素146、14
8のローラ要素150はそれぞれのガイド板152、1
54に形成された開口部を通して僅かに突出させられ、
ガイド板154がヒンジ手段153の周りでガイド板1
52に対して平行となる位置まで回動させられたとき、
シャフト要素146および148の双方のローラ要素1
50は互いに係合させられる。
【0036】図11に示すように、ガイド板154の前
方側縁(図11において左側)には適当な間隔で幾つか
の錠止手段156が設けられ、各錠止手段156は枢着
係止片156aと、この枢着係止片156aを時計方向
(図11において)に弾性的に偏倚させるコイルばね1
56bとを包含する。ガイド板154がガイド板152
に対して平行となる位置まで回動させられると、錠止手
段156の枢着係止片156aはガイド板152の前方
側縁(図11において左側)を乗り越えて該前方側縁に
コイルばね156bの作用でもって弾性的に錠止させら
れ、これによりガイド板154はガイド板152に対し
て平行位置で保持され得る。このようにガイド板154
をガイド板152に錠止し状態で第2のサブフレーム1
14をメインフレーム102内に押し込めると、用紙ガ
イドローラ組立体96cないし96lは所定位置に位置
決めされて、両面記録を成すべき記録紙に対して用紙反
転経路94の一部を提供する。
【0037】また、ガイド板152および154の双方
の前方側縁の間には適当な間隔で幾つかの所定長さの布
テープ158が取り付けられ、これら布テープ156は
錠止手段156の枢着係止片156aをガイド板152
の前方側縁から離脱させた際にガイド板154の回動範
囲を規制する。すなわち、第2のサブフレーム114を
メインフレーム102から引き出して枢着係止片156
aをガイド板152の前方側縁から離脱させたとき、ガ
イド板152に対するガイド板154が開度が布テープ
158によって規制される。
【0038】図3ないし図11に示したような配置構成
によれば、多色画像装置の主要な構成要素については容
易にアクセスし得るので、その保守が容易となるばかり
でなく、部品交換等も迅速に行うことが可能である。な
お、上述の実施例では、熱定着器62を第2のサブフレ
ーム114上に支持させたが、しかし該熱定着器62を
メインフレーム102側に固定支持することも可能であ
る。
【0039】
【発明の効果】以上の記載から明らかなように、本発明
による多色画像形成装置はその全体構造を小型化して設
置面積すなわち投影面積を小さくすることができるの
で、オフィス等のスペースを効率的に利用することがで
きる。また、本発明によれば、多色画像形成装置の主要
な構成要素をメインフレームに対して可動となったサブ
フレームに搭載することにより、その全体の保守および
部品交換等を容易にかつ迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による多色画像形成装置の一実施例を示
す概略立面図である。
【図2】図1に示した多色画像形成装置の静電記録ユニ
ットの1つを詳細に図示する立面図である。
【図3】図1に示した多色画像形成装置をメインフレー
ムと共に示す立面図である。
【図4】図3のIV-IV 線に沿う断面図であって、メイン
フレームと第1および第2のサブフレームとの配置関係
を示す図である。
【図5】図4と同様な断面図であって、第1のサブフレ
ームに現像器を搭載した状態で示す図である。
【図6】図5と同様な断面図であって、第1および第2
のサブフレームを収納位置に押し込んだ状態で示す図で
ある。
【図7】第1のサブフレーム上に搭載される感光ドラム
の平面図である。
【図8】無端ベルト搬送手段と第2のサブフレームとの
配置関係を示す部分立面図である。
【図9】図8の横断面を示す図であって、図9(a) は図
8のIXA-IXA に沿う断面図であり、図9(b) は図8のIX
B-IXB に沿う断面図である。
【図10】第2のサブフレームと主要な構成要素との相
対位置関係、特に第2のサブフレームと用紙反転路との
相対位置関係を示す概略図である。
【図11】図10のXI-XI 線に沿って見た端面図であ
る。
【図12】代表的な静電記録ユニットの一例を示す概略
図である。
【図13】図12に示した静電記録ユニットを複数台用
いて構成した従来の多色画像形成装置の概略図である。
【符号の説明】
46…ハウジング 48…無端ベルト搬送手段 48a…無端ベルト 48b…駆動ローラ 48c…従動ローラ 48d…ガイドローラ 48e…ガイドローラ 48f…テンションローラ 48g…AC除電器 50…感光ドラム 50a・50b…軸端 52…前帯電器 54…レーザビームスキャンナ 58…現像器 60…導電性転写ローラ 62…熱定着器 64…清掃器 64a…トナー回収容器 64b…ファーブラシ 64c…トナー掻取りブレード 64d…搬送スクリュー 66…除電用発光体 68a〜68g…用紙ガイドローラ組立体 70…現像剤保持容器 72…現像剤攪拌器 72a…搬送スクリュー 72b…搬送スクリュー 72c…仕切り板 74…現像ローラ 76…現像剤規制ブレード 78…スクレーパ部材 80…トナー補給タンク 82…給紙部 82a…繰出しローラ 82b…給紙ローラ 84a〜84c…用紙ガイドローラ組立体 86…レジストローラ 88…用紙センサ 90…電源部 92…制御部 94…用紙反転経路 96a〜96l…用紙ガイドローラ組立体 98…用紙切換ローラ 100…用紙センサ100 102…メインフレーム 104…第1のサブフレーム 106…固定ガイドレール 108…可動ガイドレール 110…中間ガイドレール 112…凸状ガイドレール 114…第2のサブフレーム 116…固定ガイドレール 118…可動ガイドレール 120…中間ガイドレール 122…凸状ガイドレール 123…従動カップリング 124…駆動カップリング 125…位置決めベアリング 126…切欠き開口部 127…側方板 128…駆動シャフト 130…ベアリング 132…ベアリング 134…シャフト 136…シャフト 138…シャフト 140…シャフト 141a…従動カップリング 141b…駆動カップリング 142…切欠き開口部 144…冷却ファン 146…シャフト要素 148…シャフト要素 150…ローラ要素 152…ガイド板 154…ガイド板 156…錠止手段 156a…枢着係止片 156b…コイルばね 158…布テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松月 優人 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 吉田 浩明 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 藤井 通弘 兵庫県加東郡社町佐保35番(番地なし) 富士通周辺機株式会社内 (72)発明者 大川 行成 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 飯田 優 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体導入側と記録媒体排出側とを持
    つ記録媒体移動経路を提供する記録媒体搬送手段(4
    8)と、 前記記録媒体搬送手段(48)の記録媒体導入側の下方
    側に配置された記録媒体供給手段(82、82a、82
    b)と、 前記記録媒体供給手段から排出された記録媒体を上方に
    向けて搬送して前記記録媒体搬送手段(48)の記録媒
    体導入側まで案内する第1の記録媒体案内手段(84a
    〜84c、86)と、 前記記録媒体移動経路に沿って搬送される記録媒体上に
    異なった色で帯電トナー像を形成すべく該記録媒体移動
    経路に沿って直列に配置された少なくとも2つの静電記
    録ユニット(Y、C、M、B)と、 前記帯電トナー像を担持した記録媒体上に該帯電トナー
    像を定着させるべく前記記録媒体搬送手段の記録媒体排
    出側に配置された定着手段(62)と、 前記定着手段を経た記録媒体を上方に向けて搬送して案
    内する第2の記録媒体案内手段(68a〜68g)と、 前記第2の記録媒体案内手段によって搬送された記録媒
    体を収容すべく前記定着手段の上方側に配置された記録
    媒体排出手段(48b)とを具備して成る多色画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の多色画像形成装置にお
    いて、更に、前記記録媒体搬送手段(48)の下方側に
    は該多色画像形成装置の電源手段(90)およびその制
    御手段(92)が設けられることを特徴とする多色画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の多色画像形成
    装置において、記録媒体の両面に記録を行うべく前記第
    2の記録媒体案内手段(68a〜68g)から前記第1
    の記録媒体案内手段(84a〜84c、86)に戻すた
    めの記録媒体反転手段((96a〜96l)が前記記録
    媒体搬送手段(48)の直下で前記記録媒体供給手段
    (82、82a、82b)上側に延在させられることを
    特徴とする多色画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の多色画像形成
    装置において、前記静電記録ユニット(Y、C、M、
    B)のそれぞれが静電潜像担持体(50)と、この静電
    潜像担持体に帯電領域を与える帯電手段(52)と、前
    記静電潜像担持体の帯電領域に静電潜像を光学的に書き
    込むための光学的書込み手段(54)と、前記静電潜像
    担持体上の静電潜像を帯電トナー像でもって現像する現
    像手段(58)と、この現像手段でもって現像された帯
    電トナー像を前記静電潜像担持体から、前記記録媒体搬
    送手段(48)によって移動させられる記録媒体に静電
    的に転写する転写手段(60)と、前記静電潜像担持体
    からその残留トナーを清掃するための清掃手段(64)
    とを包含することを特徴とする多色画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の多色画像形成装置にお
    いて、更に、メインフレーム(102)と、このメイン
    フレーム内の押込み位置と該メインフレームから引き出
    された引出し位置との間で移動自在となった第1のサブ
    フレーム(104)とが設けられ、前記第1のサブフレ
    ーム(104)には前記現像手段(58)が着脱自在に
    搭載され、また前記静電潜像担持体(50)と、前記帯
    電手段(52)と、前記清掃手段(64)とが一体的あ
    るいは個々に着脱自在に搭載されることを特徴とする多
    色画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の多色画像形成装置にお
    いて、更に、前記メインフレーム(102)内の押込み
    位置と該メインフレームから引き出された引出し位置と
    の間で移動自在とされ、しかも前記第1のサブフレーム
    (104)の下側に配置された第2のサブフレーム(1
    14)とが設けられ、前記第2のサブフレーム(11
    4)には前記記録媒体搬送手段(48)が搭載されるこ
    とを特徴とする多色画像記録装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の多色画像形成装置にお
    いて、前記静電潜像担持体(50)の一方の軸端(50
    a)には従動カップリング(123)が設けられ、前記
    第1のサブフレーム(104)がその押込み位置まで移
    動させられたとき、前記従動カップリング(123)が
    前記メインフレーム(102)に設けられた駆動カップ
    リング(124)と係合させられ、前記第2のサブフレ
    ーム(114)には位置決めカップリング(125)が
    設けられ、該第2のサブフレーム(114)がその押込
    み位置まで移動させられたとき、前記位置決めカップリ
    ング(125)が前記静電潜像担持体(50)の他方の
    軸端(50b)に係合させられることを特徴とする多色
    画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項6から7までのいずれか1項に記
    載の多色画像形成装置において、前記転写手段(60)
    が前記記録媒体搬送手段(48)内に組み込まれて該記
    録媒体搬送手段と共に前記第2のサブフレーム(11
    4)に搭載されることを特徴とする多色画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項6から8までのいずれか1項に記
    載の多色画像形成装置において、前記記録媒体搬送手段
    (48)がその記録媒体導入側および記録媒体排出側に
    それぞれ設けられた従動ローラ(48c)および駆動ロ
    ーラ(48b)と、これら両ローラに掛け渡された無端
    ベルト(48a)とを包含し、前記従動ローラおよび前
    記駆動ローラの両シャフト(134、128)のそれぞ
    れの両端部が前記第2のサブフレーム(114)に対し
    て着脱自在に保持されることを特徴とする多色画像形成
    装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の多色画像形成装置に
    おいて、前記駆動ローラ(48b)の駆動シャフト(1
    28)がそのの両端部に設けられたベアリング132を
    介して前記第2のサブフレーム(114)に着脱自在に
    支持され、前記駆動シャフト(128)の一端部には従
    動カップリング(141a)が設けられ、前記第2のサ
    ブフレーム(114)がその押込み位置まで移動させら
    れたとき、前記従動カップリング(141a)が前記メ
    インフレーム(102)に設けられた駆動カップリング
    (141b)と係合させられることを特徴とする多色画
    像形成装置。
  11. 【請求項11】 請求項6から10までのいずれか1項
    に記載の多色画像形成装置において、記録媒体の両面に
    記録を行い得るように前記第1の記録媒体案内手段(8
    4a〜84c、86)と前記第2の記録媒体案内手段
    (68a〜68g)との間に記録媒体反転路(94)が
    設けられることを特徴とする多色画像形成装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の多色画像形成装置
    において、前記記録媒体反転路(94)の一部を形成す
    る記録媒体ガイドローラ組立体(96c〜96l)の各
    々が一対のシャフト要素(146、148)と、各シャ
    フト要素に装着されらローラ要素(150)とを包含
    し、前記一対のシャフト要素の一方(146)が前記第
    2のサブフレーム(114)の底部に取り付けられた第
    1のガイド板(152)に回転自在に保持され、前記一
    対のシャフト要素の他方(148)が前記第1のガイド
    板に対して回動自在に装着された第2のガイド板(15
    4)に回転自在に保持され、前記第2のガイド板(15
    4)が前記第1のガイド板(152)に対して平行とな
    った位置を維持すべく該第1のガイド板(152)に錠
    止されるようになった錠止手段(156)を具備するこ
    とを特徴とする多色画像形成装置。
  13. 【請求項13】 請求項6から12までのいずれか1項
    に記載の多色画像形成装置において、前記定着手段(6
    2)が前記第2のサブフレーム(114)に搭載される
    ことを特徴とする多色画像形成装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の多色画像形成装置
    において、前記定着手段が熱定着器(62)からなり、
    前記第2のサブフレーム(114)がその押込み位置ま
    で移動させられた際に前記熱定着器を冷却するための冷
    却手段(144)が前記メインフレーム(102)に設
    けられていることを特徴とする多色画像形成装置。
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