JP3107865B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3107865B2
JP3107865B2 JP03232451A JP23245191A JP3107865B2 JP 3107865 B2 JP3107865 B2 JP 3107865B2 JP 03232451 A JP03232451 A JP 03232451A JP 23245191 A JP23245191 A JP 23245191A JP 3107865 B2 JP3107865 B2 JP 3107865B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、潜像担持体上に形成さ
れたトナー像を、転写ベルトによって搬送された転写材
に、転写装置の作用によって転写し、転写されたトナー
像を定着装置によって転写材上に定着して記録画像を得
る画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子複写機、プリンタ或いはファクシミ
リなどとして構成される上記形式の画像形成装置におい
て、その転写ベルトとこれを巻き掛けた複数のローラと
を枠体に支持し、かつ該枠体に定着装置を組付けてこれ
らを一体的な搬送ユニットとして構成し、該ユニットを
画像形成装置の手前側へ引き出せるように構成すること
は従来より周知である(特開昭54−88129号公
報、特開平1−94356号公報、及び特開平2−14
9861号公報参照)。
【0003】この構成によると、転写装置、定着装置、
そして排紙部へと至る転写材の搬送経路中にて転写材が
ジャムしたときや、上記各装置の保守点検ないしはその
修理時に、搬送ユニットを手前側へ引き出すことができ
るので、所定の作業を容易に行うことができる。作業終
了後、再び搬送ユニットを画像形成装置本体の奥側へ押
し込んでこれをセットする。
【0004】ところで、上述の転写ベルトと定着装置
は、画像形成動作時に駆動源によって回転駆動される
が、この駆動源は一般に搬送ユニット側ではなく、画像
形成装置本体側に設けられている。これは、搬送ユニッ
ト側に駆動源を搭載すると、その全重量が増大するた
め、搬送ユニットの引き出し又は押し込み時の操作性が
低下する恐れがあるからである。このように駆動源は画
像形成装置本体側に設けられているので、搬送ユニット
を押し込んでこれをセットしたとき、その転写ベルト側
と定着装置側が画像形成装置本体側の駆動源に接続さ
れ、駆動源からの駆動力が転写ベルトと定着装置に伝え
られ、これらが駆動される。搬送ユニットを手前側に引
き出せば上記接続は解除される。
【0005】上述のように転写ベルトと定着装置は駆動
源により駆動されるが、その際、これらを共通の駆動源
によって駆動すればコストを低減できる利点が得られる
のであるが、このような構成を採用すると、定着装置の
負荷変動が転写ベルトに伝えられ、これに起因して、転
写材に転写されたトナー像の画質が劣化する恐れを免れ
ない。すなわち、転写ベルトは転写材を担持しながら該
転写材を潜像担持体上のトナー像に整合させる機能をな
すものであるため、転写ベルトに定着装置側からの負荷
変動に基づくわずかな振動などが伝えられると、該ベル
トに走行むらが発生し、これによって転写材が潜像担持
体に対してわずかにずれ動き、転写材に転写されたトナ
ー像に擦れや画像ずれなどの乱れを生じてしまうのであ
る。
【0006】このような理由で、定着装置用と転写ベル
ト用の駆動源として別々のものを用い、転写ベルトをそ
の専用の駆動源で作動させ、他の装置からの外乱が転写
ベルトに伝わらないようにする必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように転写ベル
ト専用の駆動源(以下、ベルト駆動源と言う)を用いる
ことにより、転写ベルトの走行むらを阻止し、最終的に
得られる記録画像の画質を高めることが可能である。と
ころが、この構成においても次のような問題のあること
が本発明者の検討の結果明らかとなった。
【0008】搬送ユニットを画像形成装置本体の奥側へ
押し込んでこれをセットしたとき、画像形成装置本体に
設けられたベルト駆動源側の伝動要素と、転写ベルト側
の伝動要素とが係合する。このとき両伝動要素が所定の
位置関係を保って係合するように、位置決め手段によっ
て、搬送ユニットの枠体が画像形成装置に対して正しく
位置決めされる。同様にこのとき、定着装置用の駆動源
(以下、定着駆動源と言う)側の伝動要素と、定着装置
側の伝動要素が互いに係合して両者が駆動連結されるの
であるが、その際、従来の定着装置は、搬送ユニットの
枠体に一体的に結合されていたため、定着駆動源側の伝
動要素と定着装置側の伝動要素が所定の位置関係をもっ
て係合し得なくなる恐れがあった。すなわち、搬送ユニ
ットの枠体は前述の位置決め手段によって画像形成装置
に対して位置決めされるが、この位置決め手段は、ベル
ト駆動源側の伝動要素と転写ベルト側の伝動要素の位置
決めをなすものであり、定着装置はかかる位置決め手段
から離れて位置するため、上記位置決め手段によって枠
体を位置決めしても、製造時の組付誤差の集積によっ
て、定着駆動源側の伝動要素と、定着装置側の伝動要素
がその所定の相対位置からずれてしまうことがある。こ
のようなずれが生じれば、定着装置の駆動にむらを生
じ、定着むらなどの不具合が発生する。
【0009】本発明は上述した新規な認識に基づきなさ
れたものであり、上記不具合を確実に除去した画像形成
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、少なくとも1つの潜像担持体と、該担持体に
形成されたトナー像を転写材に転写する転写装置と、該
転写装置と潜像担持体との間の転写位置に転写材を搬送
する転写ベルトと、該ベルトを巻き掛けた複数のローラ
と、転写材搬送方向に見て前記転写ベルトよりも下流側
に配置されていて、転写材上に転写されたトナー像を定
着する定着装置と、画像形成装置本体側に設けられてい
て、前記転写ベルトを駆動するベルト駆動源と、画像形
成装置本体側に設けられていて、前記定着装置を駆動す
る定着駆動源とを具備し、前記転写ベルトとこれを巻き
掛けた前記ローラとを枠体に支持すると共に、該枠体に
前記定着装置を組付けてこれらを搬送ユニットとして構
成し、該ユニットを画像形成装置本体の手前側へ引き出
し、或いはこれを画像形成装置の奥側へ押し込んでセッ
トできるように当該搬送ユニットを画像形成装置本体に
対して移動可能に支持し、搬送ユニットを押し込んでセ
ットしたとき、前記ベルト駆動源側の伝動要素と、転写
ベルト側の駆動要素が所定の位置関係を保って係合する
ように、前記枠体を画像形成装置本体に対して位置決め
する手段を設けた画像形成装置において、前記定着装置
の奥側の部位が前記転写ベルトに対して接近又は離間可
能に前記枠体に支持され、搬送ユニットを画像形成装置
の奥側へ押し込んでこれをセットしたとき、定着駆動源
側の伝動要素と、伝着装置側の伝動要素が所定の位置関
係を保って係合するように、定着装置の奥側を画像形成
装置本体に対して位置決めする手段を設け、かつ前記転
写ベルトによる転写材の搬送方向と定着装置による転写
材の搬送方向とが合致するように、転写ベルトに対する
定着装置の位置を調整する手段を設けた構成を提案す
る。
【0011】
【作用】搬送ユニットを画像形成装置本体の奥側へ押し
込んでこれをセットしたとき、定着駆動源側の伝動要素
と定着装置側の伝動要素は、位置決め手段によって所定
の位置関係をもって係合する。このとき定着装置の奥側
は可動であるため、支障なく位置決め動作が行われる。
また必要に応じて調整手段によって定着装置の位置を調
整することにより、定着装置と転写ベルトの相対位置を
正しく設定できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
し、併せて前述の従来の問題点を図面に即してより具体
的に明らかにする。
【0013】図1は、本発明を色分解像重ね合せ転写方
式のフルカラー複写機に適用した実施例を示し、当該複
写機の上部を省略して示した図であり、図2は図1にお
いて省略した上部を示す概略構成図である。
【0014】この方式のフルカラー複写機では、原稿の
画像を青、緑、赤の3原色に色分解して画像情報光をそ
れぞれ読取り、その各色光の強度レベルを基にして画像
演算処理を行い、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の各
色の現像すべき書込画像データに変換し、この書込画像
データで変調されたレーザ光で4つの感光体に光書込み
を行ってそれぞれの感光体上に形成された静電潜像をそ
れぞれイエロー、マゼンタ、シアン及び黒のトナーで現
像し、各感光体上に形成されたトナー像を、各感光体に
順次接して周動する転写ベルトに給送した転写紙上に重
ね合せて転写し、次いでトナー像を定着することにより
フルカラー画像が得られる。
【0015】図1及び図2に示す実施例では、原稿読取
部1と、画像処理部2とがプリンタ部3の上位に配置さ
れている。
【0016】原稿読取部1の頂面には、原稿載置ガラス
4が設けられ、その下側には原稿載置ガラス4と平行に
左右方向にガイドレール5が原稿載置ガラス4の全長に
亘って延設されており、これに沿ってスキャナ6が図示
しない走査モータによって等速で移動して走査を行う。
スキャナ6は光源7、結像光学系としての集束性光伝送
体アレイ8及びその結像位置に設けられた等倍カラーセ
ンサ9より成る。なお、この原稿読取部では、原稿載置
ガラス4上にスクリーンを載置し、スライドプロジェク
タ10により該スクリーンに投影された透明陽画スライ
ドを読取ることも可能となっている。
【0017】等倍カラーセンサ9により読取られた青、
緑、赤色に色分解された画像情報信号は、画像処理部2
で演算処理を施して、イエロー、マゼンタ、シアン及び
黒(Y,M,C,Bkと略す)のトナーで現像さるベき
書込画像信号に変換され、プリンタ部3のレーザ書込装
置11に入力される。
【0018】レーザ書込装置11は、それぞれY,M,
C,Bkのトナーで現像すべき4つの画像情報で変調さ
れたレーザ光12Y,12M,12C,12Bkを出射
する4組のレーザ光出射装置を有し、そのそれぞれより
出射されたレーザ光は、最下位が一平面上にある如く互
いに平行に並べて設けられた4本の感光体ドラム14
Y,14M,14C,14Bkに入射される。かかる感
光体ドラムは潜像担持体の一例を構成するものである。
【0019】各感光体ドラムの周りには矢印で示す回転
方向の順に、帯電チャージャ15Y,15M,15C,
15Bk、上記各レーザ光による書込位置、現像器16
Y,16M,16C,16Bk、転写装置の一例である
転写チャージャ17Y,17M,17C,17Bkがそ
れぞれ設けられている。なお添字Y,M,C,Bkはそ
れぞれ感光体ドラム14Y,14M,14C,14Bk
に所属する要素であることを示し、現像器16Y,16
M,16C,16Bkにはそれぞれの色の現像剤が内蔵
されている。
【0020】4つの感光体ドラムの下側には、互いに離
間した複数のローラ25,26に巻き掛けられて各感光
体ドラムに当接する転写ベルト21が配設されている。
これらのローラのうち、一方のローラ25は駆動ロー
ラ、他方のローラ26は従動ローラとなっている。
【0021】各感光体ドラムは時計方向に駆動され、こ
のとき各感光体ドラムに所属する帯電チャージャによっ
て表面を一様に帯電され、その表面がレーザ光によって
それぞれ露光され、これによって画像信号に対応する静
電潜像が形成される。これらの潜像は各感光体ドラムに
所属する各現像器によってそれぞれの色にトナー像化さ
れる。
【0022】一方、給紙ユニット19の2つの給紙カセ
ット50,50のいずれかから、給紙ローラ18,1
8、レジストローラ20を経て、転写材の一例である転
写紙が転写ベルト21に給送される。このとき転写ベル
ト21の上辺は図1の右から左へ向けて駆動されてお
り、よって給送された転写紙は転写ベルト21上に担持
されて図1における左方に送られ、各感光体ドラムとこ
れに所属する転写チャージャの間の転写位置に順次搬送
される。転写紙は転写ベルト21に静電吸着されること
により、転写ベルト21の速度で精度よく搬送される。
【0023】各転写位置において、転写紙は各感光体ド
ラムに接触し、このとき各ドラムに形成されたBk,
C,M,Yの各色のトナー像が各転写チャージャ17B
k,17C,17M,17Yの作用により転写紙上に重
ねて転写される。転写後の各感光体ドラム上に残存する
トナーはクリーニング装置によって清掃され、また各感
光体ドラムは除電装置により除電作用を受ける。
【0024】上述の転写紙の搬送方向に見て、転写ベル
ト21よりも下流側には定着装置27が配置されてお
り、この定着装置27は、そのフレームに支持されてそ
れぞれ矢印方向に回転駆動される一対の定着ローラ22
を有している。
【0025】転写ベルト21から分離された転写紙が定
着装置27の一対の定着ローラ22の間を通るとき、熱
と圧力の作用によって、転写紙上のトナー像が転写紙に
定着され、これによって最終的な記録画像が得られる。
次いでこの転写紙は排紙ローラ対23により機外の排紙
トレイ31上に排出される。
【0026】転写ベルト21の表面に付着した紙粉やト
ナーなどは、該ベルト21の図1における右端側に付設
されたベルトクリーニングユニット92によって清掃さ
れる。
【0027】上述の転写ベルト21とこれを巻き掛けた
ローラ25,26は図3及び図4に示した枠体28に支
持され、また定着装置27(図4)も枠体28に組付け
られ、これらの要素21,25,26,27,28が搬
送ユニット40を構成している。本例では、前述の転写
チャージャ17Y,17M,17C,17Bkと、ベル
トクリーニングユニット92も搬送ユニット40に組込
まれ、しかも排紙ローラ対23が定着装置27に一体的
に組込まれてこれらが定着ユニット90を構成し、従っ
て排紙ローラ対23も搬送ユニット40の一構成要素と
なっている。
【0028】上述の如く構成された搬送ユニット40
は、通常オペレータが位置して複写機を操作する手前
側、すなわち図3に矢印Xで示した方向に引き出し可能
に複写機本体(画像形成装置本体)に支持されている。
本例では転写紙の搬送方向に対して直交する、図1の紙
面に対して垂直な手前方向に搬送ユニット40を引き出
すことができるのである。このようにユニット40を引
き出せるので、転写紙がその搬送経路中にてジャムを起
したとき、容易にその処理を為すことができ、また搬送
ユニット40の保守点検や修理を簡単に行うことができ
る。所定の作業を終えたのち、搬送ユニット40を複写
機本体の奥側Y(図3)へ押し込み、図1、図3及び図
4に示した所定の位置にセットして使用することができ
る。
【0029】図3は定着装置27を含む定着ユニット9
0を取外した状態での搬送ユニット40の平面図であ
り、図4は定着ユニット90を組付けた状態での部分平
面図である。これらの図から判るように、枠体28は手
前側(図3,図4の下方側)に位置する前側板60と、
奥側(同じく上方側)に位置する後側板61と、これら
の側板60,61に架け渡されて一体に固着された右側
の支持板63と、同じく両側板60,61に架け渡され
た左側の支持板62とを有している。左側の支持板62
の奥側の端部は後側板61に一体に固着されているが、
手前側の端部は後述するように前側板60に対して調整
動可能に支持され、かかる支持板62に、後述する如く
定着装置27、すなわち本例では排紙ローラ対23を含
めた定着ユニット90が支持されている。
【0030】前後の側板60,61の間には、転写ベル
ト21を巻き掛けた2本のローラ25,26を回転自在
に支持した一対の支持プレート51,52が配置され、
これらのプレート51,52は前後の側板60,61に
支持されている。
【0031】左右の両支持板62,63には位置決め孔
62a,62bと63aがそれぞれ穿設されている。一
方、図1及び図5に示すように搬送ユニット40の左右
の部位にはスライド装置42,43が付設され、これら
の装置としては例えばアキュライドなる商品名で市販さ
れているものを適宜使用できる。すなわち、これらのス
ライド装置42,43は、図5に示す如く複写機本体に
固着された前後方向X,Yに延びる固定レール48b
と、これにスライド自在に嵌合したスライドレール48
aと、各スライドレール48aに固着されたブラケット
49とを有し、各ブラケット49の上面にそれぞれ突設
された位置決めピン50a,50b及び50cが前述の
如く枠体28に形成された各位置決め孔62a,62
b;63aにそれぞれ嵌合し、枠体28が各スライドレ
ール48aに各ブラケット49を介して位置決めされて
支持されている。スライド装置と枠体28との位置関係
を明らかにするため、図6には、一方のスライド装置4
2を鎖線で簡略化して示してある。図5における符号4
4は複写機本体の手前側の本体フレーム板を示し、符号
45で示すものは奥側の本体フレーム板である。
【0032】上述のように、搬送ユニット40を手前側
Xへ引き出し、また奥側Yへ押し込んでこれをセットす
ることができるように、該ユニット40が複写機本体に
対して移動可能に支持されている。
【0033】なお、搬送ユニット40を引き出し、又は
これを押し込むとき、転写ベルト21が感光体に摺接し
てこれらに傷が付くことを防止するため、転写ベルト2
1が、その駆動側のローラ25を中心として図1に鎖線
で示す如く、感光体から離れることができるように、転
写ベルト21とローラ25,26が前述の支持プレート
51,52に支持されている。
【0034】また図1に示した例では、給紙カセット5
0からレジストローラ20に至る部分が1つの給紙ユニ
ット19をなし、このユニットがスライド装置48によ
って、図1中に輪郭の一部のみを鎖線で示した位置に引
き出され、また所定の位置に押し込まれてセットされる
ように構成されている。さらに、各感光体ドラム14
Y,14M,14C,14Bkと、そのまわりの転写チ
ャージャを除く各作像プロセス機器が作像ユニット20
0を構成し、これが、複写機本体の前後方向に配設され
た一対のスライド装置201,202により手前側に引
き出すことができるように支持されている。勿論、給紙
ユニット19を搬送ユニット40に含め、給紙部から排
紙部に至る全体を手前側に引き出せるように構成するこ
ともできる(特開昭54−88129号公報参照)。
【0035】上述の搬送ユニット40及び作像ユニット
200を手前側に引き出し、また奥側へ押し込むことが
できるように、複写機本体には図9及び図10に示す如
く、前ドア32,33が設けられ、右側カバーには給紙
ユニット19の脱着用の開口が設けられている。なお、
図9中の符号30は原稿圧板、34aは操作パネルを有
する操作部カバー、34b,34cはその他の外装カバ
ーである。
【0036】搬送ユニット40が図1乃至図4に示した
ようにセットされた状態で、前述のように転写ベルト2
1と定着装置27の定着ローラ22が駆動されるが、以
下にこの駆動に関連した構成を説明する。
【0037】図3及び図4において、複写機本体側、こ
の例ではその奥側に位置する本体フレーム板45に、転
写ベルト21を駆動するベルト駆動源としてのベルトモ
ータ70が固定され、その出力軸に、ベルト駆動源側の
伝動要素の一例を構成する出力ギア71が固着されてい
る。また奥側の後側板61と奥側の支持プレート51に
支持された駆動ローラ25の奥側の端部には、転写ベル
ト側の伝動要素の一例を構成する入力ギア74が固着さ
れ、搬送ユニット40が複写機本体内にセットされた状
態で両ギア71,74が互いに噛み合い、ベルトモータ
70の回転がこれらのギア71,74を介して駆動ロー
ラ25に伝えられ、これによって転写ベルト21が走行
駆動される。
【0038】また図4に示すように、定着装置27の上
側の定着ローラ22の奥側の端部には入力ギア75が固
着され、また定着装置27の奥側の側壁にはアイドルギ
ア174が回転自在に支持され、両ギア174,75が
互いに噛み合っている。
【0039】また、定着装置27の定着ローラ22を回
転駆動するための定着駆動源としての定着モータ(図示
せず)が複写機本体に設けられ、その出力軸に伝動ベル
ト55を介して駆動連結されたプーリ56の軸72が本
体フレーム板45に回転自在に支持され、該軸72の先
端に出力ギア73が固着されている。
【0040】搬送ユニット40を図1乃至図4のように
セットした状態で、上述の出力ギア73とアイドルギア
174が互いに噛み合い、定着モータの回転がベルト5
5,これが巻き掛けられたプーリ56、その軸72、ギ
ア73,174,75を介して上側の定着ローラ22に
伝えられ、これが回転駆動され、これによって下側の定
着ローラ22が従動回転する。このように本例では出力
ギア73が、定着駆動源側の伝動要素を構成し、アイド
ルギア174が定着装置側の伝動要素を構成している。
【0041】なお、この例では定着モータが定着装置以
外の要素、例えば図1に示した現像器16Y,16M,
16C,16Bkの現像ローラなどを駆動するためにも
用いられている。これに対し、ベルトモータ70は専ら
転写ベルト21を駆動するために用いられる。
【0042】上述のように、転写ベルト21は専用のベ
ルトモータ70により駆動されるので、転写ベルト21
と定着装置27の駆動源を共用した場合のように、定着
装置の負荷変動が転写ベルトに伝えられる恐れはない。
すなわち、転写ベルト21に定着装置からの振動が伝わ
って、転写ベルト21に走行むらを生じ、これに担持さ
れた転写紙が感光体ドラムに対して擦れるような恐れは
なく、画像品質の劣化を阻止できるのである。特に図1
及び図2に示したカラー複写機のように、多色のトナー
像を転写紙に重ねて転写する画像形成装置において、転
写ベルト21に走行むらが生じると、転写紙上に転写さ
れたトナー像に色ずれが発生し、その画質が著しく劣化
するが、図示した構成ではこのような不具合を阻止でき
るのである。
【0043】ところで、搬送ユニット40を手前側Xに
引き出すと、それまで互いに係合していたギア71と7
4、及び174と73が外れ、再び搬送ユニット40を
奥側へ押し込んでこれをセットすると、これらのギアは
互いに係合する。このとき、転写ベルト21側のギア7
4と複写機本体側のギア71が所定の正しい位置関係を
保って、すなわち所定の軸間距離L(図4)をもって係
合しないと、転写ベルト21の走行にむらが発生し、色
ずれや画像ずれなどによる画像品質の劣化が発生する。
またギア74,71が早期に摩耗する不具合も発生す
る。
【0044】そこで、従来より搬送ユニット40をセッ
トしたとき、両ギア74,71が所定の位置関係をもっ
て互いに係合するように、枠体28を複写機本体に対し
て位置決めする手段が設けられている。図示した例で
は、枠体28の後側板61におけるギア74,71の近
傍の部分に立設された第1基準ピン85aと、同じく後
側板61の従動ローラ26の近傍部分に立設された第2
基準ピン85bによって上記位置決め手段が構成され、
搬送ユニット40を図3のように奥側に押し込んでセッ
トしたとき、両基準ピン85a,85bが、複写機本体
の本体フレーム板45に穿設された基準孔185a,1
85bに嵌合する。このとき、第1基準ピン85aは両
ギア71,74の近傍に位置しているので、両者の軸間
距離Lが正しく規制される。これによって、転写ベルト
21は走行むらを生じることなく駆動され、またギア7
1,74の早期の摩耗を防止できる。
【0045】ところで、搬送ユニット40をセットした
とき、定着装置27側のギア174と複写機本体側のギ
ア73も互いに係合するが、これらのギア73,174
についても、これらを所定の位置関係をもって互いに係
合させなければならない。すなわち両ギア73,174
の軸間距離L1(図4)が所定の大きさになるように、
各ギア73,174を位置させなければならないのであ
る。その際、ギア73,174が前述の第1基準ピン8
5aの近傍に位置していれば、その基準ピン85aの位
置決め作用によって、定着装置用のギア73,174の
軸間距離L1も正しく設定できるが、これらのギア7
3,174と第1基準ピン85aは比較的大きく離れて
いる。このため、装置の製造時における組付誤差の累積
によって、ギア73と174の軸間距離L1を常に正し
く維持することは困難である。この軸間距離L1が所定
の値からずれてしまうと、定着ローラ22の駆動むらを
生じ、トナー像の定着むらが発生する。またギア73,
174が早期に摩耗する恐れも免れない。
【0046】そこで本発明に係る構成においては、図3
並びに図6乃至図8に例示する如く、定着装置27を支
持する支持板62の手前側の位置に、位置決めピン64
が突設され、このピン64に対応する定着装置27(な
いしは定着ユニット90)の部分に、図4及び図7に示
すようにガイド孔164が形成され、位置決めピン64
がこのガイド孔164に嵌合している。これにより、定
着装置27は位置決めピン64を中心として揺動可能に
支持板62上に支持され、従って定着装置27の奥側の
部位は、図4に矢印Pで示すように、転写ベルト21に
対して接近又は離間可能に枠体28に支持される。
【0047】また定着装置27の奥側の側板には、第3
の基準ピン95として構成された位置決め手段が設けら
れ、この基準ピン95は前述のギア174の近傍に位置
している。搬送ユニット40を図4のように奥側に押し
込んでセットしたとき、上述の基準ピン95が、複写機
本体の本体フレーム板45に穿設された基準孔195に
嵌合する。このようにして、定着装置27の奥側が正し
く位置決めされ、定着装置用のギア174と73との軸
間距離L1を正しく設定し、定着ローラ22の回転むら
を防止し、これをスムースに駆動することができる。ま
た、定着装置27の奥側の部位は、前述のように、転写
ベルト21に対して接近又は離隔可能に支持されている
ので、搬送ユニット40を押し込んだとき、第3の基準
ピン95は確実かつスムースに基準孔195に嵌入す
る。
【0048】このように、両ギア73,174の位置関
係を正しく保ちつつ、両ギア73,174を係合させる
ことができるが、これらの構成だけであると、第3の基
準ピン95と基準孔195が嵌合したとき、定着ローラ
22の回転中心軸線Q1と、駆動ローラ25の回転中心
軸線Q2との平行度が狂ってしまうこともある。このよ
うな狂いが生じると、転写ベルト21による転写紙の搬
送方向Rと、互いに平行に位置する一対の定着ローラ2
2による転写紙の搬送方向Sとが合致せず、これによっ
て、図16に示したように、上記方向R,Sのずれに対
応して、転写紙100の片側にたるみが発生する。これ
により、転写紙の一部が両定着ローラ22のニップより
手前で定着ローラや他の定着装置の部品に接触して擦
れ、これにより光沢むら、異常画像などの画像劣化を生
じ、或いは転写紙に皺が発生するおそれがある。
【0049】本発明では、この点をも考慮して、前述の
構成に加え、転写ベルトによる転写材の搬送方向と定着
装置による転写材の搬送方向とが合致するように、転写
ベルトに対する定着装置の位置を調整する手段が付加さ
れている。
【0050】図6乃至図8はその一例を示し、図6は図
3のVI−VI線断面図、図7は図3のVII−VII線断面図を
示し、図8は図6からの作動状態を示している。
【0051】これらの図及び図3から判るように、枠体
28の前側板60に固設されたブラケット81と後側板
61とには、ベアリングを介して偏心カム軸80の端軸
部80aがそれぞれ回転自在に支持され、該カム軸80
の手前側の端部にはノブ82が固着されている。偏心カ
ム軸80は図11に示すように、その両端の端軸部80
aと円柱状の本体部80bを有し、端軸部80aの中心
と本体部80bの中心が互いに偏心している。その偏心
量をdとする。また本体部80bは、支持板62の手前
側の端部に立設された舌部162aに形成されている長
孔66に、図6に示す如く回転自在に嵌合している。
【0052】また支持板62の奥側の端部は前述のよう
に枠体28の後側板61に固着されているが、これに対
し、支持板62の手前側の端部に形成された両耳部16
2bには、ねじ孔67a,67b,67cがそれぞれ穿
設され、これらに整合する前側板60の部位には、図に
おける水平方向に長い長孔68a,68b,68cがそ
れぞれ穿設されていて、互いに整合する孔にねじ69
a,69b,69cが挿通されている。
【0053】今、搬送ユニット40を奥側に押し込んで
セットしたとし、このとき、定着ローラ22と転写ベル
ト21の駆動ローラ25の両軸線Q1,Q2が平行でな
かったときは、ねじ69a,69b,69cを緩めてノ
ブ82を回わし、偏心カム軸80を回転させる。ここで
偏心カム軸80が、例えば図6の状態から図8の状態ま
でθだけ回転したとすると、その本体部80bは支持板
62に回転自在に嵌合しているので、支持板62はこれ
に支持された定着装置27と共に、その手前側がdsin
θだけ右方にずれ動く。このとき、各ねじ69a,69
b,69cが嵌合する前側板60の各孔は水平方向に長
い長孔68a,68b,68cとなっているので、支持
板62は支障なく転写ベルト21に対して接近する向き
に動くことができる。このようにして偏心カム軸80を
適宜な方向に回転させることによって、定着装置27を
転写ベルト21に対して接近又は離間する方向に動かす
ことができ、定着ローラ22と駆動ローラ25の軸線Q
1,Q2が正しく平行となるように、定着装置27の手
前側の位置を調整することができる。調整後、ねじ69
a,69b,69cを締め付けることによって、支持板
62を前側板60に対して一体に固定することができ
る。なお、この例では支持板62の奥側の端部が後側板
61に固定されているので、定着装置27が動くとき、
支持板62はその奥側の端部を基端として曲げ変形す
る。
【0054】上記のように両軸線Q1,Q2の平行度が
得られれば、転写ベルト21による転写紙の搬送方向R
と、定着ローラ22による転写紙の搬送方向Sが合致
し、両者のなす角度をゼロにすることができ、転写ベル
ト21から定着装置27へ転写紙をスムースに受け渡す
ことができる。このようにして画質劣化や転写紙のしわ
発生を阻止できるのである。
【0055】上述の実施例では、ノブ82を有する偏心
カム軸80を用いて、転写ベルト21に対する定着装置
27の位置を調整するように構成したが、図12乃至図
14に示した実施例においては、軸80が偏心カム軸で
はなく、通常の軸により構成され、しかもこの軸80に
はノブが設けられていない。軸80の本体部80bと、
端軸部80aとが同心となっているのである。
【0056】また図13及び図14に明示する如く、前
側板60に固着されたブラケット81の内部にはスライ
ダ136が、矢印A,B方向、すなわち転写ベルト21
に対して接近又は離隔する方向に移動可能に配置されて
おり、軸80の手前側の端軸部80aが、ベアリング1
34を介してスライダ136に回転自在に支持されてい
る。
【0057】ブラケット81とスライダ136には調整
ねじ138がねじ係合し、またスライダ136とブラケ
ット81との間には、スライダ136を調整ねじ138
の側(矢印B方向)へ付勢する圧縮ばね137が圧装さ
れている。
【0058】調整ねじ138は、第1のねじ部138a
(M5×0.8)と第2のねじ部138b(M4×0.
7)を有し、これらねじ部138a,138bが、ブラ
ケット81のねじ部81aと、スライダ136のねじ部
136aにそれぞれ螺合している。符号131aはスラ
イダ136のためのガイド穴、136bはガイド突起で
ある。
【0059】その他の構成は先の実施例と変りはなく、
図12に示すように、軸80の奥側の端軸部80aがベ
アリングを介して後側板61に回転自在に支持され、支
持板62の手前側の舌部162aに形成された孔66に
軸80の本体部80bが回転自在に嵌合し、支持板62
の手前側の両耳部162bに形成されたねじ孔(図6参
照)と、前側板60に形成された水平方向に長い長孔
(図7参照)には、それぞれねじ69a,69b,69
cが挿通されている。なお、孔66は長孔でなく、軸8
0の本体部80bに整合する丸孔であってよい。
【0060】搬送ユニット40を奥側へ押し込んでセッ
トし、定着ローラ22と転写ベルト21の駆動ローラ2
5の両軸線の平行度を調整するときは、ねじ69a,6
9b,69cを緩め、調整ねじ138を適宜回わし、ス
ライダ136を軸80の手前側の端軸部80aと共に、
矢印A又はB方向に調整動させればよい。
【0061】例えば、調整ねじ138を図13の矢印C
方向に1回転回すと、調整ねじ138はブラケット81
のねじ部81aに沿って1ピッチ、すなわち0.8mmだ
けA方向に移動する。このとき、調整ねじ138のねじ
部138bも1回転するから、ねじ部136aを介して
ねじ部138bと結合しているスライダ136は、調整
ねじ138に対して1ピッチ、すなわち0.7mmだけB
方向に移動する。この結果、スライダ136はブラケッ
ト81に対して0.1(=0.8−0.7)mmだけA方
向に移動する。このようにして、定着ローラ22と駆動
ローラ25の軸線が平行となるように、定着装置27の
手前側を調整することができ、調整後、ねじ69a,6
9b,69cを締め付け、支持板62を前側板60に固
定する。このように、この実施例によっても、簡単に画
質劣化や転写紙のしわ発生を防止することができる。
【0062】以上説明した実施例においては、転写ベル
ト21と定着装置27用の伝動要素としてギア71,7
4;73,174,75を用いたが、ギア以外の伝動要
素を適宜用いることもできる。例えば図15に示すよう
に、複写機本体側のベルトモータ70の出力軸にジョイ
ント71aを固定すると共に、転写ベルト21用の駆動
ローラ25に相手ジョイント74aを固定し、また複写
機本体側の定着モータ(図示せず)により駆動されるジ
ョイント73aを複写機本体側に設け、定着ローラ22
に相手ジョイント74aを設け、搬送ユニット40を奥
側に押し込んでセットしたとき、ジョイント71aと相
手ジョイント74a、及びジョイント73aと相手ジョ
イント74aを互いに係合させ、各モータの回転を転写
ベルト21と定着ローラ22に伝達するように構成して
もよい。この場合も、先の各実施例で説明した構成によ
って、ジョイント71aと74a、及び73a,74a
の軸線を一致させ、かつ定着ローラ22の軸線Q1と駆
動ローラ25の軸線Q2を平行に配置することができ
る。伝動要素としてジョイントを用いたときは、互いに
係合するジョイント同士の軸線を合致させることによ
り、両ジョイントを所定の位置関係に保って係合させる
ことができる。
【0063】以上の実施例では、定着装置27を支持板
62に支持し、この支持板62の位置を調整して平行度
を得るように構成したが、定着装置27ないし定着ユニ
ット自体を調整動可能に構成してもよい。
【0064】また本発明は、複数の潜像担持体を有する
画像形成装置だけでなく、1つの潜像担持体を有する装
置にも有利に適用できるものである。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、定着装置側の伝動要素
と、定着駆動源側の伝動要素の位置を正しく設定し、定
着装置の駆動むらをなくして、高品質な記録画像を形成
することができる。また定着装置と転写ベルトの相対位
置も正しく設定でき、画質劣化の発生を阻止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の一例を示す概略断面図であっ
て、その上部を省略した図である。
【図2】図1において省略した画像形成装置の上部を示
す概略断面図である。
【図3】定着ユニットを取り除いた状態での搬送ユニッ
トの平面図である。
【図4】定着ユニットを装着した状態での搬送ユニット
の平面図である。
【図5】スライド装置の構成を示す斜視図である。
【図6】図3のVI−VI線断面図である。
【図7】図3のVII−VII線断面図であって、定着ユニッ
トを鎖線で付加した図である。
【図8】偏心カム軸を回転させたときの、図6と同様な
図であって、前側板を鎖線で付加した図である。
【図9】画像形成装置の正面図である。
【図10】前ドアを開いたときの画像形成装置の斜視図
である。
【図11】偏心カム軸の斜視図である。
【図12】他の実施例を示す、図3と同様な平面図であ
る。
【図13】図12に示した実施例の部分拡大水平断面図
である。
【図14】図13の正面図である。
【図15】伝動要素としてジョイントを用いた実施例を
示す、図4と同様な図である。
【図16】従来の不具合を説明する斜視図である。
【符号の説明】
21 転写ベルト 25 ローラ 26 ローラ 27 定着装置 28 枠体 40 搬送ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G03G 15/20 102 G03G 15/20 102 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 550 G03G 21/16 - 21/18 G03G 15/00 518 G03G 15/01 G03G 15/16 G03G 15/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの潜像担持体と、該担持
    体に形成されたトナー像を転写材に転写する転写装置
    と、該転写装置と潜像担持体との間の転写位置に転写材
    を搬送する転写ベルトと、該ベルトを巻き掛けた複数の
    ローラと、転写材搬送方向に見て前記転写ベルトよりも
    下流側に配置されていて、転写材上に転写されたトナー
    像を定着する定着装置と、画像形成装置本体側に設けら
    れていて、前記転写ベルトを駆動するベルト駆動源と、
    画像形成装置本体側に設けられていて、前記定着装置を
    駆動する定着駆動源とを具備し、前記転写ベルトとこれ
    を巻き掛けた前記ローラとを枠体に支持すると共に、該
    枠体に前記定着装置を組付けてこれらを搬送ユニットと
    して構成し、該ユニットを画像形成装置本体の手前側へ
    引き出し、或いはこれを画像形成装置の奥側へ押し込ん
    でセットできるように当該搬送ユニットを画像形成装置
    本体に対して移動可能に支持し、搬送ユニットを押し込
    んでセットしたとき、前記ベルト駆動源側の伝動要素
    と、転写ベルト側の駆動要素が所定の位置関係を保って
    係合するように、前記枠体を画像形成装置本体に対して
    位置決めする手段を設けた画像形成装置において、前記
    定着装置の奥側の部位が前記転写ベルトに対して接近又
    は離間可能に、前記枠体に支持され、搬送ユニットを画
    像形成装置の奥側へ押し込んでこれをセットしたとき、
    定着駆動源側の伝動要素と、伝着装置側の伝動要素が所
    定の位置関係を保って係合するように、定着装置の奥側
    を画像形成装置本体に対して位置決めする手段を設け、
    かつ前記転写ベルトによる転写材の搬送方向と定着装置
    による転写材の搬送方向とが合致するように、転写ベル
    トに対する定着装置の位置を調整する手段を設けたこと
    を特徴とする画像形成装置。
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