JPH08151728A - サンドイッチパネル - Google Patents
サンドイッチパネルInfo
- Publication number
- JPH08151728A JPH08151728A JP6296977A JP29697794A JPH08151728A JP H08151728 A JPH08151728 A JP H08151728A JP 6296977 A JP6296977 A JP 6296977A JP 29697794 A JP29697794 A JP 29697794A JP H08151728 A JPH08151728 A JP H08151728A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- surface material
- sandwich panel
- connecting piece
- sandwich
- fastening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 連結処理後の塗装もしくは補修塗装を必要と
しない、サンドイッチパネルを得る。 【構成】 サンドイッチパネルの端部の外面材１、内面
材２および中間材３のそれぞれの長さを異ならせ階段状
に構成する。外面材１，１の当接部の内側であり２個の
中間材３，３の間隔部において、連結用ピース５を用い
て２枚の外面材１，１を相互に固定する。外面材１，１
の連結固定は、内側から締結材８を用いて行う。さら
に、連結用ピース５の内側に木レンガ７が接着され、中
間材３の外側で内面材２と略同一面にパネル間材６が締
結材８で固定される。上記によれば締結材８を外面材１
の表面に露出させないで構成できる。
しない、サンドイッチパネルを得る。 【構成】 サンドイッチパネルの端部の外面材１、内面
材２および中間材３のそれぞれの長さを異ならせ階段状
に構成する。外面材１，１の当接部の内側であり２個の
中間材３，３の間隔部において、連結用ピース５を用い
て２枚の外面材１，１を相互に固定する。外面材１，１
の連結固定は、内側から締結材８を用いて行う。さら
に、連結用ピース５の内側に木レンガ７が接着され、中
間材３の外側で内面材２と略同一面にパネル間材６が締
結材８で固定される。上記によれば締結材８を外面材１
の表面に露出させないで構成できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、サンドイッチパネルに
係わり、特に、サンドイッチパネル間の結合処理を容易
化したサンドイッチパネルに関する。
係わり、特に、サンドイッチパネル間の結合処理を容易
化したサンドイッチパネルに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の、サンドイッチパネル例を図８に
示す。このサンドイッチパネルは、発泡合成樹脂から成
る板状の断熱材３３とその断熱材３３の両面に構造用板
材（３１，３２）を備えて構成されている。Ｒコントロ
ールパネル等のサンドイッチパネル間の結合は、従来図
８に示す様に、連結用ピース３５，３５をサンドイッチ
パネルの内部に挿入し、外部から釘等の締結材３８，
…，３８で外面材３１および内面材３２と固定すること
により行う。
示す。このサンドイッチパネルは、発泡合成樹脂から成
る板状の断熱材３３とその断熱材３３の両面に構造用板
材（３１，３２）を備えて構成されている。Ｒコントロ
ールパネル等のサンドイッチパネル間の結合は、従来図
８に示す様に、連結用ピース３５，３５をサンドイッチ
パネルの内部に挿入し、外部から釘等の締結材３８，
…，３８で外面材３１および内面材３２と固定すること
により行う。
【０００３】本願発明と技術分野が類似する従来技術例
として、実開平６−４０１０１号公報等がある。
として、実開平６−４０１０１号公報等がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法ではパネル間の結合をパネルの外面材３１の外
から固定する。このため、結合処理後に外面材３１の表
面を塗装もしくは部分的な補修塗装を行わなければなら
ない問題を伴う。
来の方法ではパネル間の結合をパネルの外面材３１の外
から固定する。このため、結合処理後に外面材３１の表
面を塗装もしくは部分的な補修塗装を行わなければなら
ない問題を伴う。
【０００５】本発明は、連結処理後の塗装もしくは補修
塗装を必要としない、サンドイッチパネルを提供するこ
とを目的とする。
塗装を必要としない、サンドイッチパネルを提供するこ
とを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明のサンドイッチパネルは、外面材、内面材、
および外面材と内面材との間に挿入される中間材、とを
有して構成されるサンドイッチパネルであり、このサン
ドイッチパネルの端部の外面材、内面材および中間材の
それぞれの端部の出長さを異ならせて構成したことを特
徴としている。
め、本発明のサンドイッチパネルは、外面材、内面材、
および外面材と内面材との間に挿入される中間材、とを
有して構成されるサンドイッチパネルであり、このサン
ドイッチパネルの端部の外面材、内面材および中間材の
それぞれの端部の出長さを異ならせて構成したことを特
徴としている。
【０００７】また、上記の出長さは、外面材が長く、内
面材が短く階段状に構成するとよい。さらに、２つのサ
ンドイッチパネルのそれぞれの外面材の内側に連結用ピ
ースを当接し、この連結用ピースと外面材とを連結用ピ
ースの内側から締結材にて固定し、２つのサンドイッチ
パネルの連結固定を可能とするとよい。
面材が短く階段状に構成するとよい。さらに、２つのサ
ンドイッチパネルのそれぞれの外面材の内側に連結用ピ
ースを当接し、この連結用ピースと外面材とを連結用ピ
ースの内側から締結材にて固定し、２つのサンドイッチ
パネルの連結固定を可能とするとよい。
【０００８】なお、上記の連結用ピースを溝型鋼で形成
し、さらに溝型鋼の両端部に折曲部を設け、この折曲部
と梁とを締結可能とするとよい。
し、さらに溝型鋼の両端部に折曲部を設け、この折曲部
と梁とを締結可能とするとよい。
【０００９】
【作用】したがって、本発明のサンドイッチパネルによ
れば、サンドイッチパネルの端部の外面材、内面材およ
び中間材のそれぞれの端部の出長さを異ならせて構成し
ている。よって、端部を例えば階段状とし、外面材を長
く内面材を短くすれば、連結用ピースを外面材の内側か
ら固定し、サンドイッチパネルを連結することが可能と
なる。
れば、サンドイッチパネルの端部の外面材、内面材およ
び中間材のそれぞれの端部の出長さを異ならせて構成し
ている。よって、端部を例えば階段状とし、外面材を長
く内面材を短くすれば、連結用ピースを外面材の内側か
ら固定し、サンドイッチパネルを連結することが可能と
なる。
【００１０】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明によるサンド
イッチパネルの実施例を詳細に説明する。図１〜図７を
参照すると本発明のサンドイッチパネルの実施例が示さ
れている。
イッチパネルの実施例を詳細に説明する。図１〜図７を
参照すると本発明のサンドイッチパネルの実施例が示さ
れている。
【００１１】図２は第１の実施例のサンドイッチパネル
の端部の構造示す側面図である。本実施例は、外面材
１、内面材２および中間材３とで構成される。外面材１
および内面材２は、一般的な壁面材、例えば石膏ボード
等でよい。中間材３は、断熱性・遮音性の優れた発泡合
成樹脂等が用いられる。
の端部の構造示す側面図である。本実施例は、外面材
１、内面材２および中間材３とで構成される。外面材１
および内面材２は、一般的な壁面材、例えば石膏ボード
等でよい。中間材３は、断熱性・遮音性の優れた発泡合
成樹脂等が用いられる。
【００１２】上記の各部材を用いて本実施例のサンドイ
ッチパネルは、図２に示す様にパネルの端部が階段状に
形成される。この階段状は、外面材１が一番長く端部か
ら突出し、中間部の中間材３が外面材１より短く且つ内
面材より長く設定される。内面材２は一番短く設定され
る。
ッチパネルは、図２に示す様にパネルの端部が階段状に
形成される。この階段状は、外面材１が一番長く端部か
ら突出し、中間部の中間材３が外面材１より短く且つ内
面材より長く設定される。内面材２は一番短く設定され
る。
【００１３】上記に構成されるサンドイッチパネル相互
の結合の構成例を図１に、結合部の断面構造を概念的に
示している。
の結合の構成例を図１に、結合部の断面構造を概念的に
示している。
【００１４】図１において、２枚のサンドイッチパネル
が外面材１，１の側面部で相互に当接される。外面材
１，１の当接部の内側であり２個の中間材３，３の間隔
部において、連結用ピース５を用いて２枚の外面材１，
１を相互に固定する。連結用ピース５には、例えば木板
または鉄板を用いる。外面材１，１の連結固定は、内側
から釘、木ネジ等の締結材８を用いて行う。さらに、連
結用ピース５の内側に木レンガ７が接着され、中間材３
の外側で内面材２と略同一面にパネル間材６が締結材８
で固定される。
が外面材１，１の側面部で相互に当接される。外面材
１，１の当接部の内側であり２個の中間材３，３の間隔
部において、連結用ピース５を用いて２枚の外面材１，
１を相互に固定する。連結用ピース５には、例えば木板
または鉄板を用いる。外面材１，１の連結固定は、内側
から釘、木ネジ等の締結材８を用いて行う。さらに、連
結用ピース５の内側に木レンガ７が接着され、中間材３
の外側で内面材２と略同一面にパネル間材６が締結材８
で固定される。
【００１５】図３は変化例１を示している。連結用ピー
ス１５と木レンガ１７，１７，１７とを連結具１０とし
て一体化したものである。連結用ピース１５として木板
または鉄板を用い、外面材１との固定用に貫通穴等で締
結部Ａを構成し、締結部Ａ，Ａ間の間隔部に木レンガ１
７を接合する。図３に示す様に接合具を一体化すること
により、サンドイッチパネル間の結合処理をより容易化
させることができる。
ス１５と木レンガ１７，１７，１７とを連結具１０とし
て一体化したものである。連結用ピース１５として木板
または鉄板を用い、外面材１との固定用に貫通穴等で締
結部Ａを構成し、締結部Ａ，Ａ間の間隔部に木レンガ１
７を接合する。図３に示す様に接合具を一体化すること
により、サンドイッチパネル間の結合処理をより容易化
させることができる。
【００１６】図４は変化例２を示している。本変化例
は、変化例１に加え締結部Ａにおけるサンドイッチパネ
ルへの結合処理後、木レンガ１７，１７間の空間部へ発
泡材等で構成される断熱材片１９を取付けたものであ
る。
は、変化例１に加え締結部Ａにおけるサンドイッチパネ
ルへの結合処理後、木レンガ１７，１７間の空間部へ発
泡材等で構成される断熱材片１９を取付けたものであ
る。
【００１７】図５〜図７は、第２の実施例を示してい
る。図５は、連結用ピースの端部の斜視図である。本実
施例の連結用ピースは、溝型鋼の形状とされ、さらに上
下端部分に折曲部を設けている。折曲部には貫通穴等で
構成される締結部Ｂが設けられる。この締結部Ｂによ
り、梁への取付けがされる。
る。図５は、連結用ピースの端部の斜視図である。本実
施例の連結用ピースは、溝型鋼の形状とされ、さらに上
下端部分に折曲部を設けている。折曲部には貫通穴等で
構成される締結部Ｂが設けられる。この締結部Ｂによ
り、梁への取付けがされる。
【００１８】図６は、連結用ピース２０をサンドイッチ
パネルへ取付けた状態を示す断面図である。連結用ピー
ス２０の溝の内部には締結部Ｃが形成され、この締結部
Ｃにより外面材１の内側へ、溝の内側から締結材８にて
結合される。さらに、外面材１へ結合された連結用ピー
ス２０の溝の内部へ、木レンガ２７が接合される。よっ
て、連結用ピース２０と木レンガ２７とにより、木レン
ガ付スタッドが形成される。
パネルへ取付けた状態を示す断面図である。連結用ピー
ス２０の溝の内部には締結部Ｃが形成され、この締結部
Ｃにより外面材１の内側へ、溝の内側から締結材８にて
結合される。さらに、外面材１へ結合された連結用ピー
ス２０の溝の内部へ、木レンガ２７が接合される。よっ
て、連結用ピース２０と木レンガ２７とにより、木レン
ガ付スタッドが形成される。
【００１９】上記によって形成された木レンガ付スタッ
ドには、図７に示す様に、木レンガ２７の外側で内面材
２と略同一面にパネル間材２６が締結材８で固定され
る。
ドには、図７に示す様に、木レンガ２７の外側で内面材
２と略同一面にパネル間材２６が締結材８で固定され
る。
【００２０】第２の実施例では、スタッドをパネルに固
定した後、連結用ピース２０の締結部Ｂを利用して、ラ
ーメン構造の梁にボルトで締結を行い、その後パネル間
材２６を固定することにより、サンドイッチパネルをラ
ーメン構造へ取付けることが可能となる。
定した後、連結用ピース２０の締結部Ｂを利用して、ラ
ーメン構造の梁にボルトで締結を行い、その後パネル間
材２６を固定することにより、サンドイッチパネルをラ
ーメン構造へ取付けることが可能となる。
【００２１】尚、上述の実施例は本発明の好適な実施の
一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。
一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。
【００２２】
【発明の効果】以上の説明より明かなように、本発明の
サンドイッチパネルは、サンドイッチパネルの端部の外
面材、内面材および中間材のそれぞれの短部の出長さを
異ならせ、端部を例えば階段状とし、外面材を長く内面
材を短くすれば、連結用ピースを外面材の内側から固定
し、サンドイッチパネルを連結することが可能となる。
よって、内側から締結材を用いることにより、外面材の
表面に締結材を露出させないで固定することが可能とな
る。
サンドイッチパネルは、サンドイッチパネルの端部の外
面材、内面材および中間材のそれぞれの短部の出長さを
異ならせ、端部を例えば階段状とし、外面材を長く内面
材を短くすれば、連結用ピースを外面材の内側から固定
し、サンドイッチパネルを連結することが可能となる。
よって、内側から締結材を用いることにより、外面材の
表面に締結材を露出させないで固定することが可能とな
る。
【図１】本発明のサンドイッチパネルの第１の実施例の
連結固定状態を示す断面構成図である。
連結固定状態を示す断面構成図である。
【図２】図１のサンドイッチパネルの端部の構成を示す
断面構成図である。
断面構成図である。
【図３】第１の実施例の変化例１を示す図であり、連結
具の斜視図である。
具の斜視図である。
【図４】変化例２を示す斜視図であり、図３の連結具に
断熱材片を取付けた状態を示している。
断熱材片を取付けた状態を示している。
【図５】本発明のサンドイッチパネルの第２の実施例の
連結用ピースの端部の斜視図を示している。
連結用ピースの端部の斜視図を示している。
【図６】連結用ピースをサンドイッチパネルへ取付けた
状態を示す断面図である。
状態を示す断面図である。
【図７】図６にさらにパネル間材を取付けた状態を示す
断面構造図である。
断面構造図である。
【図８】従来のサンドイッチパネルの連結固定状態を示
す断面構成図である。
す断面構成図である。
１ 外面材、 ２ 内面材、 ３ 中間材、 ５、１５、２０ 連結用ピース、 ６、２６ パネル間材、 ７、１７、２７ 木レンガ、 ８ 締結材、 １０ 連結具、 １９ 断熱材片、 Ａ、Ｂ、Ｃ 締結部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｅ０４Ｂ 2/56 ６４５ Ｂ 6951−2Ｅ
Claims (4)
- 【請求項１】 外面材、内面材、および前記外面材と内
面材との間に挿入される中間材、とを有して構成される
サンドイッチパネルにおいて、 該サンドイッチパネルの端部の前記外面材、内面材およ
び中間材のそれぞれの端部の出長さを異ならせて構成し
たことを特徴とするサンドイッチパネル。 - 【請求項２】 前記出長さは、外面材が長く、内面材
が短く階段状に構成されたことを特徴とする請求項１記
載のサンドイッチパネル。 - 【請求項３】 ２つの前記サンドイッチパネルのそれぞ
れの外面材の内側に連結用ピースを当接し、該連結用ピ
ースと前記外面材とを連結用ピースの内側から締結材に
て固定し、前記２つのサンドイッチパネルの連結固定を
可能としたことを特徴とする請求項１または２記載のサ
ンドイッチパネル。 - 【請求項４】 前記連結用ピースを溝型鋼で形成し、
さらに溝型鋼の両端部に折曲部を設け、該折曲部と梁と
を締結可能としたことを特徴とする請求項３記載のサン
ドイッチパネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6296977A JPH08151728A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | サンドイッチパネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6296977A JPH08151728A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | サンドイッチパネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08151728A true JPH08151728A (ja) | 1996-06-11 |
Family
ID=17840659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6296977A Pending JPH08151728A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | サンドイッチパネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08151728A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101361155B1 (ko) * | 2013-04-17 | 2014-02-12 | 주식회사 에코프랜 | 소음 차단이 향상된 목재 방음벽 |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP6296977A patent/JPH08151728A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101361155B1 (ko) * | 2013-04-17 | 2014-02-12 | 주식회사 에코프랜 | 소음 차단이 향상된 목재 방음벽 |
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