JPH08150620A - プラスチックゴミ処理装置 - Google Patents

プラスチックゴミ処理装置

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JPH08150620A
JPH08150620A JP29673094A JP29673094A JPH08150620A JP H08150620 A JPH08150620 A JP H08150620A JP 29673094 A JP29673094 A JP 29673094A JP 29673094 A JP29673094 A JP 29673094A JP H08150620 A JPH08150620 A JP H08150620A
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storage container
plastic waste
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centrifugal fan
plastic
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Hisao Tsunaga
久夫 津永
Takeshi Tomizawa
猛 富澤
Kunihiro Ukai
邦弘 鵜飼
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Refuse Receptacles (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的低い温度でプラスチックゴミを加熱減
容化する、小型で簡易な構造のプラスチックゴミ処理装
置を提供する。 【構成】 プラスチックゴミを収納する収納容器1を有
し、収納容器1内のほぼ中央上方に、下面と側面に開口
部を有する円筒状のファンフード2を配している。ファ
ンフード2内には、下方が吸込、側方が吐き出しの遠心
ファン3が配されると共に、遠心ファンの吐き出し側近
傍にはヒータ4が配され、ヒータ4により加熱された温
風を収納容器1内で循環させる構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭の台所等、あるい
は小規模事業場で発生するプラスチックゴミを減容処理
するプラスチックゴミ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、プラスチック廃棄量は、年々増加
する傾向にある。家庭からでるプラスチックゴミは自治
体が回収し、焼却、埋め立て処分をしている。焼却、埋
め立て前の中間処理として、加熱処理または機械的に圧
縮あるいは破砕処理することも行なわれている。また、
近年、リサイクルへの取り組みも盛んに行なわれてい
る。たとえば、発泡ポリスチレンを破砕摩擦熱あるいは
加熱により、溶解減容化しペレット状にする機器などが
考案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のプラスチック処
理装置はいずれも自治体や特定業者向けの大型で、かつ
高価な装置であって、家庭の台所等で発生するプラスチ
ックゴミを簡単に減容化する装置は存在しない。また、
加熱溶解させ減容化する方式は、加熱過程で有毒ガスを
発生する危険性があり、機械的に破砕する方式は、装置
が大きくなりかつ処理時の騒音が大きくなる等の問題を
有するため、そのまま家庭用にスケ−ルダウンしにく
い。
【0004】本発明は上記のような問題点を解決しよう
とするもので、家庭の台所あるいは日常生活で発生する
プラスチックを加熱圧縮し減容化することで、廃棄まで
の保管を簡便化し、さらに廃棄時の回収効率および埋立
効率を向上させ、家庭にも導入可能な安価で小型の減容
化装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は第1の手段は、プラスチックゴミを収納す
る収納容器を有し、前記収納容器の上方から前記収納容
器内にかけて、下面と側面に開口部を有する筒状のファ
ンフ−ドを配設し、前記ファンフ−ド内に、吸い込み側
が下面、吐き出し側が側面となる向きに遠心ファンを配
設し、前記遠心ファンとその近傍に配設されたヒ−タに
より生成された熱風により前記プラスチックゴミを加熱
し、減容処理を行うものである。
【0006】第2の手段は、前記第1の手段において、
収納容器の底板を上下動可能とし、ファンフ−ドの開口
部を側面のみとし、前記側面の開口部のうち一部が遠心
ファンの下面吸い込み側に連通するように、前記ファン
フ−ドと遠心ファンとの間に遮蔽板を配設し、前記遠心
ファンとヒ−タにより生成された熱風によりプラスチッ
クゴミを加熱すると共に、前記収納容器の底板を上昇さ
せ、前記ファンフ−ド下面と収納容器底板との間で前記
プラスチックゴミの圧縮減容処理を行うものである。
【0007】第3の手段は、前記第1、第2の手段にお
いて、遠心ファンとヒ−タにより生成された熱風の温度
を検知する温度検知手段を設け、前記熱風の温度を所定
温度に制御すると共に、収納容器を断熱容器構造とす
る。
【0008】第4の手段は、前記第3の手段において、
プラスチックゴミの加熱減容処理後、収納容器内部と外
気とを連通させる呼吸穴を通して前記収納容器内に外気
を取り込み、前記収納容器ならびにプラスチックゴミの
冷却を行う冷却工程を設ける。
【0009】第5の手段は、前記第4の手段において、
冷却工程中に遠心ファンを運転させる。
【0010】第6の手段は、前記第4、第5の手段にお
いて、外気と連通する複数の呼吸穴の内の少なくとも1
個に、収納容器内の気体を吸引し外気へ放出する吸引フ
ァンと脱臭器を接続し、他の呼吸穴には外気が収納容器
側へ進入する向きに逆止弁を接続する。
【0011】
【作用】つぎに上記各手段における作用について説明す
る。
【0012】第1の手段において、遠心ファンとヒ−タ
により生成された熱風は、ファンフ−ド側面の開口部よ
り収納容器内に吐き出され、収納容器内のプラスチック
ゴミを加熱した後、ファンフ−ド下面の開口部より遠心
ファンに吸い込まれ、ヒ−タにより再加熱され、ファン
フ−ド側面の開口部より再度吐き出され、前記循環を繰
り返しながらプラスチックゴミを加熱していく。
【0013】家庭の台所で発生するプラスチックゴミ、
すなわちトレ−や容器等食品の包装容器の大部分はポリ
スチレン等の汎用プラスチック製で、130度C程度の
熱風で加熱されると、軟化すると共に収縮を起こし、大
幅に減容される。加工温度が低いため、処理中に発生す
る臭気を含んだガスの量も低いレベルに抑えることがで
きる。
【0014】第2の手段によれば、ペットボトル等、加
熱だけでは収縮しない、すなわち減容できないプラスチ
ックゴミまで減容することができる。すなわち、ペット
ボトル等は加熱により収縮はしないが軟化はするので、
熱風により加熱軟化させた状態で収納容器の底板を上昇
させ、ファンフ−ド下面と収納容器底板との間で圧縮減
容させる。
【0015】ここで、熱風の吐き出し口および吸い込み
口はファンフ−ド側面に設けられ、下面には開口部が設
けられていないため、前記圧縮過程において被圧縮物が
開口部に噛み込む不都合が生じない。
【0016】つぎに、第3の手段における作用について
説明する。プラスチックゴミを加熱する熱風の温度はプ
ラスチックゴミ加熱時に発生するガスを出来るだけ抑制
するため、熱軟化温度もしくは熱収縮温度を越える温度
で出来るだけ低い方が望ましい。例えば、塩化ビニル類
から塩化水素が発生しないよう前記温度設定をしようと
すると設定温度は130度C前後となり、設定温度の許
容範囲は狭い。
【0017】このため、熱風の温度検知手段を設け、吐
き出し口における温度を前記許容温度に設定すると共
に、収納容器を断熱構造とし収納容器内全体がプラスチ
ックゴミの熱軟化温度もしくは熱収縮温度を越えるよう
にする。
【0018】つぎに、第4の手段における作用について
説明する。収納容器を断熱構造とし、収納容器内のプラ
スチックゴミを加熱減容処理すると、処理後、収納容器
ならびにプラスチックゴミが断熱構造の容器内で保温さ
れた状態となり、手で触れることの出来る温度まで下が
るのに多大の冷却時間を要するようになる。そこで、冷
却工程において、外気と連通する呼吸穴を通して収納容
器内に外気を取り込み、収納容器内の気体と置換させる
ことにより、断熱構造の収納容器の内側より冷却を促進
させ冷却時間の短縮をはかる。
【0019】つぎに、第5の手段における作用について
説明する。冷却工程中に遠心ファンを運転することによ
り収納容器内の気体が攪拌され、呼吸穴より取り込まれ
た外気が収納容器隅部まで行き渡り、冷却が促進され
る。
【0020】つぎに、第6の手段における作用について
説明する。プラスチックゴミ加熱処理中に発生した臭気
を含んだガスは脱臭器で脱臭され、収納容器内の気体と
共に吸引ファンにより外気に放出される。同時に吸引フ
ァンの働きで収納容器内は負圧となり、臭気が前記径路
以外で洩れることを防止する。
【0021】逆止弁は吸引ファンと協働し外気を収納容
器内に取り込むと共に、加熱時に膨脹する収納容器内の
臭気を含んだ気体が外部に洩れることを防ぐ。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面とともに
説明する。
【0023】図1は本発明の第1の手段による実施例
で、装置の要部縦断面図を示す。図1において、1はプ
ラスチックゴミを収納する収納容器で、2は円筒状のフ
ァンフ−ドで、側面と下面に開口部2a、2bを有する。
3は遠心ファンで吸い込み側が下側、吐き出し側が側方
となっている。4は遠心ファン3の吐き出し側近傍に配
設されたヒ−タである。
【0024】つぎに、上記実施例における動作を説明す
る。遠心ファン3とヒ−タ4により生成された熱風は、
ファンフ−ド2側面の開口部2aより収納容器1内に吐
き出され、収納容器1内のプラスチックゴミを加熱した
後、ファンフ−ド2下面の開口部2bより遠心ファン3
に吸い込まれ、ヒ−タ4により再加熱され、ファンフ−
ド2側面の開口部2aより再度吐き出され、前記循環を
繰り返しながら、プラスチックゴミを加熱していく。
【0025】家庭の台所で発生するプラスチックゴミ、
すなわちトレ−や容器等食品の包装容器の大部分はポリ
スチレン等の汎用プラスチック製で、130度C程度の
熱風で加熱されると、軟化すると共に収縮を起こし、大
幅に減容される。
【0026】本実施例では、熱風の温度は130度C程
度まで上昇するよう設計されており、よってプラスチッ
クゴミの減容を行うことができる。
【0027】つぎに、本発明の第2の手段の実施例につ
いて説明する。図2は本発明の第2の手段による実施例
で、装置の要部縦断面図を示す。
【0028】図2において、2は円筒状のファンフ−ド
で、側面に開口部2a、2cを有する。6は遮蔽板で、開
口部6aを有し、前記ファンフ−ド2の側面の開口部2c
を遠心ファン3の下方の吸い込み側に連通させている。
4は遠心ファン3の吐き出し側近傍に配設されたヒ−タ
である。5は収納容器1内を上下動可能な底板で、7は
気密性を有する風船状のエア−袋、8は加圧用エア−ポ
ンプ、9は電磁弁である。
【0029】つぎに、上記実施例における動作を説明す
る。遠心ファン3とヒ−タ4により生成された熱風は、
ファンフ−ド2側面の開口部2aより収納容器1内に吐
き出され、収納容器1内のプラスチックゴミを加熱した
後、ファンフ−ド2側面の開口部2cより遠心ファン3
に吸い込まれ、ヒ−タ4により再加熱され、開口部2a
より再度吐き出され、前記循環を繰り返しながら、プラ
スチックゴミを加熱していく。
【0030】前記第1の実施例で述べた通り、大部分の
プラスチックゴミは加熱のみでも大幅な減容が可能であ
るが、ペットボトル等は加熱のみでは大幅な減容は出来
ない。
【0031】そこで、それらのプラスチックゴミを含ん
だゴミを加熱軟化させた状態で底板5を上昇させ、ファ
ンフ−ド2下面との間で圧縮減容させる。すなわち、電
磁弁9を閉じた状態で加圧用エア−ポンプ8によりエア
−袋7にエア−を注入、エア−袋7をふくらませて底板
5を上昇させプラスチックゴミの加圧圧縮を行ない、減
容処理終了後、電磁弁9を開くと、エア−袋7内のエア
−が抜け、底板5は下死点まで自重で下降し初期状態に
戻る。
【0032】ここで、熱風の吐き出し口および吸い込み
口はファンフ−ド2の側面に設けられ、下面には設けら
れていないため、前記圧縮過程において被圧縮物が開口
部に噛み込む不都合が生じない。
【0033】その他の構成、動作については、前記図1
と同じなので説明を省略する。つぎに、本発明の第3の
手段の実施例について説明する。
【0034】図3は本発明の第3の手段による実施例
で、装置の要部縦断面図を示す。図3において、10は
サ−ミスタで、11は断熱筒である。遠心ファン3とヒ
−タ4により生成され、ファンフ−ド2側面の開口部2
aより吐き出される熱風の温度はサ−ミスタ10により
130度C前後にコントロ−ルされる。断熱筒11の働
きで、収納容器1内部のプラスチックゴミは一様に13
0度C前後まで加熱される。
【0035】その他の構成、動作については、前記図2
と同じなので説明を省略する。つぎに、本発明の第4の
手段の実施例について説明する。
【0036】図4は本発明の第4の手段による実施例
で、装置の要部縦断面図を示す。図4において、蓋12
には呼吸穴13a、13bが設けられ、収納容器1内部と
外気とが連通されている。呼吸穴13aには吸引ファン
14が接続されている。
【0037】プラスチックゴミ加熱圧縮減容処理後、吸
引ファン14を運転し、呼吸穴13bより外気を吸い込
み、呼吸穴13aより吐き出すことにより、断熱筒11
により断熱された収納容器1および内部のプラスチック
ゴミを冷却し、冷却時間を短縮させる。
【0038】その他の構成、動作については、前記図
2、図3と同じなので説明を省略する。
【0039】つぎに、本発明の第5の手段の実施例につ
いて説明する。第5の手段における要部縦断面図は前記
図4と同じで、ヒ−タ4、遠心ファン3、吸引ファン1
4の動作プログラムを図5に示す。
【0040】図5に示すとおり、冷却工程(ヒ−タOF
F)においても遠心ファンをONさせることにより、収
納容器1内の気体が攪拌され、呼吸穴13bより取り込
まれた外気が収納容器1の隅部まで行き渡り、冷却が促
進される。
【0041】その他の構成、動作については、前記図4
と同じなので説明を省略する。つぎに、本発明の第6の
手段の実施例について説明する。
【0042】図6は本発明の第6の手段による実施例
で、装置の要部縦断面図を示す。図6において、蓋12
には呼吸穴13a、13bが設けられ、呼吸穴13aには
脱臭器15、吸引ファン14が接続され、呼吸穴13b
には逆止弁16が接続されている。
【0043】プラスチックゴミを加熱中に発生する臭気
を含んだガス、底板5上昇中に押し出されるガス、冷却
工程中に吐き出されるガスは、脱臭器15で脱臭され、
吸引ファン14を通って排出される。脱臭器15には吸
着式脱臭器などを使用することができる。
【0044】吸引ファン14は収納容器1内を負圧気味
とし、臭気が前記脱臭器15を通る径路以外で洩れるこ
とを防ぐ。逆止弁16は吸引ファン14と協働し外気を
収納容器1内に取り込むと共に、収納容器1内の臭気を
含んだガスが呼吸穴13b側から外部に洩れることを防
ぐ。
【0045】その他の構成、動作については、前記図
4、図5と同じなので説明を省略する。
【0046】
【発明の効果】第1の手段によれば、遠心ファンとヒ−
タにより生成された熱風を、収納容器内で循環させ、比
較的低い温度で収納容器内のプラスチックゴミを加熱す
るので、処理中に発生する臭気を含んだガスの量も低い
レベルに抑えることができ、家庭向きの簡単な構造の、
安価で小型のプラスチックゴミ減容処理装置とすること
ができる。
【0047】第2の手段によれば、熱風により加熱軟化
させた状態で収納容器の底板を上昇させ、ファンフ−ド
下面と収納容器底板との間で圧縮減容させ、ペットボト
ル等、加熱だけでは減容できないプラスチックゴミまで
減容できるので、家庭向きの簡単な構造の、安価で小型
のプラスチックゴミ減容処理装置とすることができる。
【0048】第3の手段によれば、熱風の温度検知手段
を設け、吐き出し口における温度を許容温度に設定する
と共に、収納容器を断熱構造とし、収納容器内全体がプ
ラスチックゴミの熱軟化温度もしくは熱収縮温度を越え
るようにするので、プラスチックゴミ加熱時に発生する
ガスを出来るだけ抑制することができる。
【0049】第4の手段によれば、冷却工程において、
外気と連通する呼吸穴を通して収納容器内に外気を取り
込み、収納容器内の気体と置換させることにより、断熱
構造の収納容器の内側より冷却を促進させ冷却時間の短
縮をはかることができる。
【0050】第5の手段によれば、冷却工程中に遠心フ
ァンを運転するので、収納容器内の気体が攪拌され、呼
吸穴より取り込まれた外気が収納容器隅部まで行き渡
り、冷却が促進され、前記第4の手段よりさらに冷却時
間の短縮をはかることができる。
【0051】第6の手段によれば、吸引ファンの働きで
収納容器内を負圧とするので、臭気が径路以外で洩れる
ことを防止でき、また、逆止弁を設け、吸引ファンと協
働し外気を収納容器内に取り込む構成としたので、加熱
時に膨脹する収納容器内の臭気を含んだ気体が外部に洩
れることを防ぐできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の手段の実施例を示すプラスチッ
クゴミ処理装置の断面図
【図2】本発明の第2の手段の実施例を示すプラスチッ
クゴミ処理装置の断面図
【図3】本発明の第3の手段の実施例を示すプラスチッ
クゴミ処理装置の断面図
【図4】本発明の第4の手段の実施例を示すプラスチッ
クゴミ処理装置の断面図
【図5】本発明の第5の手段の実施例を示すプラスチッ
クゴミ処理装置の動作説明図
【図6】本発明の第6の手段の実施例を示すプラスチッ
クゴミ処理装置の断面図
【符号の説明】
1 収納容器 2 ファンフ−ド 2a,2b,2c 開口部 3 遠心ファン 4 ヒ−タ 5 底板 6 遮蔽板 6a 開口部 10 サ−ミスタ(温度検知手段) 11 断熱筒 13a,13b 呼吸穴 14 吸引ファン 15 脱臭器 16 逆止弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65F 1/00 Z // B29K 105:26

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックゴミを収納する収納容器を
    有し、前記収納容器内の上方に、下面と側面に開口部を
    有する筒状のファンフ−ドを配設し、前記ファンフ−ド
    内に、吸い込み側が下方、吐き出し側が側方となる向き
    に遠心ファンを配設し、前記遠心ファンとその近傍に配
    設されたヒ−タにより生成された熱風により前記プラス
    チックゴミを加熱し、減容処理を行うプラスチックゴミ
    処理装置。
  2. 【請求項2】 収納容器の底板を上下動可能とし、ファ
    ンフ−ドの開口部を側面のみとし、前記側面の開口部の
    うち一部が遠心ファンの下面吸い込み側に連通するよう
    に、前記ファンフ−ドと遠心ファンとの間に遮蔽板を配
    設し、前記遠心ファンとその近傍に配設されたヒ−タに
    より生成された熱風によりプラスチックゴミを加熱する
    と共に、前記収納容器の底板を上昇させ、前記ファンフ
    −ド下面と収納容器底板との間で前記プラスチックゴミ
    の圧縮減容処理を行う請求項1記載のプラスチックゴミ
    処理装置。
  3. 【請求項3】 遠心ファンとその近傍に配設されたヒ−
    タにより生成された熱風の温度を検知する温度検知手段
    を設け、前記温度検知手段により熱風の温度を所定温度
    に制御すると共に、収納容器を断熱容器構造とした請求
    項1または2記載のプラスチックゴミ処理装置。
  4. 【請求項4】 プラスチックゴミの加熱減容処理後、収
    納容器内部と外気とを連通させる呼吸穴を通して前記収
    納容器内に外気を取り込み、前記収納容器ならびにプラ
    スチックゴミの冷却を行う冷却工程を設けた請求項3記
    載のプラスチックゴミ処理装置。
  5. 【請求項5】 冷却工程中に遠心ファンを運転させる請
    求項4記載のプラスチックゴミ処理装置。
  6. 【請求項6】 外気と連通する複数の呼吸穴の内の少な
    くとも1個に、収納容器内の気体を吸引し外気へ放出す
    る吸引ファンと脱臭器を接続し、他の呼吸穴には外気が
    収納容器側へ進入する向きに逆止弁を接続した前記請求
    項4または5記載のプラスチックゴミ処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU205330U1 (ru) * 2020-11-24 2021-07-09 Наталья Андреевна Попова Контейнер бытовой для утилизации пластиковых отходов

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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RU205330U1 (ru) * 2020-11-24 2021-07-09 Наталья Андреевна Попова Контейнер бытовой для утилизации пластиковых отходов

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