JPH08148000A - 記憶回路 - Google Patents

記憶回路

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JPH08148000A
JPH08148000A JP33031194A JP33031194A JPH08148000A JP H08148000 A JPH08148000 A JP H08148000A JP 33031194 A JP33031194 A JP 33031194A JP 33031194 A JP33031194 A JP 33031194A JP H08148000 A JPH08148000 A JP H08148000A
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eprom
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 情報を記憶する記憶回路において、試験と再
プログラミングを簡便な方法で行なえるようにする。 【構成】 モノリシック集積回路の回路部品を交互に切
り換えるスイッチ情報を記憶するのに好適な記憶回路で
あり、電圧供給源の二つの極(VDD,GND)の間に
挿入された二つの直列結線を有し、各直列結線がEPR
OMトランジスタ(E1,E2)とMOSトランジスタ
(M1,M2)とから成り、二つのEPROMトランジ
スタ(E1,E2)が結合して基準電圧源(REF)に
接続され、二つのMOSトランジスタ(M1,M2)の
ゲートがEPROMトランジスタ(E1,E2)の接続
ポイントとほかの直列結線のMOSトランジスタ(M
1,M2)とに接続された構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報を記憶する記憶回
路に関するもので、特に、モノリシック集積回路の回路
部品を交互に切り換えるスイッチ情報を記憶する記憶回
路であり、供給電圧源の二つの極の間に挿入された並列
結線を有し、第1EPROMトランジスタ、第1MOS
トランジスタ及びその間にある第1回路ノードを有する
第1直列結線と、第2EPROMトランジスタ、第2M
OSトランジスタ及びその間にある第2回路ノードを有
する第2直列結線とを含み、記憶された情報が上記二つ
のEPROMトランジスタのプログラミング状態により
与えられたスイッチング状態に依存し、上記二つのMO
Sトランジスタのそれぞれのゲートが相手側の直列結線
の回路ノードに接続され、上記二つの直列結線の一方の
結線の回路ノードが記憶回路の出力信号を送るようにな
っている記憶回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の記憶回路、詳細には、モノリシッ
ク集積回路の回路部品を交互に切り換えるスイッチ情報
を記憶する記憶回路においては、例えば、供給電圧源の
二つの極(VDD,GND)の間に挿入された並列結線
を有し、第1EPROMトランジスタ(E1)、第1M
OSトランジスタ(M1)及びその間にある第1回路ノ
ード(SK1)を有する第1直列結線と、第2EPRO
Mトランジスタ(E2)、第2MOSトランジスタ(M
2)及びその間にある第2回路ノード(SK2)を有す
る第2直列結線とを含み、記憶された情報が上記二つの
EPROMトランジスタ(E1,E2)のプログラミン
グ状態により与えられたスイッチング状態に依存し、上
記二つのMOSトランジスタ(M1,M2)のそれぞれ
のゲートが相手側の直列結線の回路ノード(SK2,S
K1)に接続され、上記二つの直列結線(E1,M1,
E2,M2)の一方の結線(E2,M2)の回路ノード
(SK2)が記憶回路の出力信号を送るようになってい
るこの形式の記憶回路は、デザイン・エレクトロニッ
ク、No.13、1989年6月27日発行、マルクト
&テクニック誌、46,48,49頁と、エレクトロニ
ック・エンジニアリング誌、1988年9月発行、4
4,45,48,50,54頁に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】モノリシック集積回路
は、特に大規模集積回路の場合、複雑な構造であり、量
産に入る前に、開発に大きな労力と広範囲な準備作業が
必要である。従って、各集積回路には、多くの部品点数
が望まれている。時には、ほんの僅か異なるいくつかの
バージョンの集積回路が必要とされる。例えば、クロッ
ク発振器としてRC発振器または水晶発振器を選択する
ことが出来なければならない。
【0004】あるタイプの集積回路のいくつかのバージ
ョンを形成する従来の方法では、このタイプの集積回路
のすべてのバージョンを全く同一のチップに形成し、各
種バージョンの異なる伝導パターンを形成している。し
かし、異なるマスクが、所要の個々の伝導パターンを製
作するために必要である。
【0005】各異なるバージョンに必要なすべての回路
部品と伝導パターンとを、全く同一の集積回路に備え、
対応するスイッチ制御信号により個々の所望のバージョ
ンへ内部的に切り換えるスイッチを、この集積回路へ備
えることにより、この労力は回避される。これはまた、
このような集積回路が、開発段階の間、または、使用中
においてさえも、内部選択されたバージョンからほかの
バージョンへ切り換えられる利点にもつながる。
【0006】このために、上記のタイプの記憶回路を使
用することが出来る。これにより、集積回路のスイッチ
は、記憶回路の記憶状態に従って制御される。
【0007】広く知られているように、EPROMトラ
ンジスタは、伝導チャネルと制御ゲートとの間に浮遊ゲ
ートを有する。EPROMトランジスタの浮遊ゲート
は、プログラムされない状態において電荷を帯電してい
ないが、プログラムされた状態では電荷を帯電してい
る。n−チャネルEPROMトランジスタを考察する
と、その浮遊ゲートは、プログラムされない状態におい
て負の電荷を帯電していない。従って、EPROMトラ
ンジスタは、約1.9Vの電圧が制御ゲートへ印加され
ていると、伝導状態になる。プログラムされたn−チャ
ネルEPROMトランジスタにより、負の電荷が浮遊ゲ
ートに認められる。これは、このようなトランジスタ
は、5Vより高い制御ゲート電圧の時にプログラムされ
た状態においてのみ伝導することを意味する。
【0008】プログラムされたEPROMトランジスタ
とプログラムされないEPROMトランジスタのこの異
なる挙動は、情報の記憶に利用される。例えば、この情
報は、記憶回路と同一の半導体チップに配置されたハー
ドウェア・スイッチのスイッチング状態を、上述のよう
に制御するために使用することが出来る。
【0009】上述のタイプの記憶回路により、送られた
誤った記憶情報に関しては、エラーは発生しない。乱れ
た状態の後、この記憶回路は、プログラムされた記憶情
報を確実に送る正しい回路状態を常に独自に再開する。
供給電圧が降下すると、妨害によるか、または、計画的
遮断により、記憶回路は、供給電圧を元へ戻して正しい
記憶情報を再び送ることが十分に出来る。読み出し信号
は不要である。
【0010】このような記憶回路は、スイッチ制御情報
をスイッチへ送るのに適しているだけではない。情報が
確実に記憶され、正確に入力されるべきいかなる条件に
おいても、この記憶回路は、長時間乱れることもなく有
利に使用することが出来る。例えば、記憶回路は、不揮
発性メモリにも非常に適している。
【0011】一般に、記憶回路とそれにより制御された
回路の試験を繰り返すことは必要である。引き続いて、
記憶回路により制御された回路の機能を変化することも
必要になる。これは、記憶回路の記憶充填量を変化する
こと、従って、それを再びプログラミングすることを意
味する。制御された回路の動作中に、この動作が中断さ
れたり損なわれたりすることなく、試験及びまたは再プ
ログラミングが、必要である。
【0012】本発明は、上述の形式の記憶回路を開発す
る上での問題に基づいて成されたものであり、本発明の
主要な目的は、試験と再プログラミングを簡便な方法で
行うことができる記憶回路を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、供給電圧源の
二つの極(VDD,GND)の間に挿入された並列結線
を有し、第1EPROMトランジスタ(E1)、第1M
OSトランジスタ(M1)及びその間にある第1回路ノ
ード(SK1)を有する第1直列結線と、第2EPRO
Mトランジスタ(E2)、第2MOSトランジスタ(M
2)及びその間にある第2回路ノード(SK2)を有す
る第2直列結線とを含み、記憶された情報が前記二つの
EPROMトランジスタ(E1,E2)のプログラミン
グ状態により与えられたスイッチング状態に依存し、前
記二つのMOSトランジスタ(M1,M2)のそれぞれ
のゲートが相手側の直列結線の回路ノード(SK2,S
K1)に接続され、前記二つの直列結線(E1,M1,
E2,M2)の一方の結線(E2,M2)の回路ノード
(SK2)が記憶回路の出力信号を送るようになってい
る記憶回路に関するものであり、本発明の上記目的は、
前記二つのEPROMトランジスタ(E1,E2)が、
記憶される情報に依存して前記第1(E1)又は第2
(E2)の一方のEPROMトランジスタのみがプログ
ラムされた状態に置かれかつ他方のEPROMトランジ
スタ(E1,E2)がプログラムされない状態に置かれ
るプログラミング手段に接続され;前記プログラミング
手段が;前記第1又は第2直列結線の対応する二つのM
OSトランジスタ(M1,M2)に対面しているEPR
OMトランジスタ(E1,E2)の側が、プログラミン
グ動作中にプログラミング信号を前記二つのEPROM
トランジスタ(E1,E2)の選択可能な一方のトラン
ジスタにのみ送りかつ他方のEPROMトランジスタに
はプログラミング信号を送らないプログラミング信号手
段(PS1,PS2)に接続されている第1(PT1)
及び第2(PT2)のプログラミングトランジスタと、
プログラミング動作中に前記二つのプログラミングトラ
ンジスタ(PT1,PT2)を伝導状態にするプログラ
ミング制御信号手段(PROG)とを有し、カットオフ
トランジスタ(ST1,ST2)が、前記二つの直列結
線にて、前記回路ノード(SK1,SK2)と、前記E
PROMトランジスタ(E1,E2)と前記プログラミ
ングトランジスタ(PT1,PT2)間の接続ポイント
との間に挿入され、前記カットオフトランジスタが、プ
ログラミング動作中に、前記プログラミング制御信号手
段(PROG)によりオフ状態へ、さもなければオン状
態へ切り換え可能であり;少なくとも一つのシミュレー
ショントランジスタ(SIT1,SIT2)が、前記二
つのEPROMトランジスタ(E1,E2)のそれぞれ
と並列又は直列に接続され、各シミュレーショントラン
ジスタが、試験シミュレーションのために当該試験信号
によりオン又はオフの状態へ交互に切り換え可能であ
り;前記二つのEPROMトランジスタ(E1,E2)
の制御ゲートが;供給電圧源の二つの極(VDD,GN
D)の間に挿入され、前記二つの極の一つの極(VD
D)と部分電圧タップポイント(TA)との間に挿入さ
れた第1スイッチングトランジスタ(SW1),部分電
圧タップポイント(TA)と二つの極のほかの極(GN
D)との間に挿入されかつ一定電圧降下を有する第1回
路構成要素(D),及びダイオードとして配線された第
3EPROMトランジスタ(E3)の形の一定電圧降下
を有する第2回路構成要素を含み、前記部分電圧タップ
ポイント(TA)に存在する電圧がプログラムされない
EPROMトランジスタ(E1とE2)をオン状態に切
り換えるに十分であるが、プログラムされたEPROM
トランジスタ(E1とE2)を切り換えるには十分でな
いように、大きさが設定された電圧分割器(SW1,
D,E3)と、前記部分電圧タップポイント(TA)と
基準電圧源(REF)の出力(REFOUT)との間に
挿入され、オン状態において、前記部分電圧タップポイ
ント(TA)に存在する部分電圧レベルを前記基準電圧
源(REF)の出力(REFOUT)へゲートする第1
の制御可能なスイッチ(TG2)と、前記EPROMト
ランジスタ(E1,E2)をプログラミングするに十分
に高いプログラミング基準電圧を有するプログラミング
基準電圧源(VPROG)と、前記プログラミング基準
電圧源(VPROG)と前記基準電圧源(REF)の出
力(REFOUT)との間に挿入され、オン状態におい
て、プログラミング基準電圧を前記基準電圧源(RE
F)の出力(REFOUT)へゲートする第2の制御可
能なスイッチ(TG3)とを有し;前記第2制御可能ス
イッチ(TG3)だけか、さもなければ、前記第1制御
可能スイッチ(TG2)だけがプログラミング動作中に
伝導状態になるように、前記二つの制御可能スイッチ
(TG2,TG3)が、前記プログラミング制御信号手
段(PROG)により制御され;前記三つのEPROM
トランジスタ(E1,E2,E3)が全く同一のモノリ
シック集積回路の一部であり、同一の制作工程により製
作されることによって達成される。
【0014】さらに、本発明の上記目的は、次の態様と
することによって、より効果的に達成される。
【0015】(a)前記第1スイッチングトランジスタ
(SW1)が高インピーダンス伝導トランジスタとして
形成されていること。 (b) 前記第1スイッチングトランジスタ(SW1)が
オン状態において約10MΩから約20MΩの抵抗を有
すること。 (c)低インピーダンスの第2スイッチングトランジス
タ(SW2)が前記第1スイッチングトランジスタ(S
W1)と並列に接続され、記憶回路が所定のターンオン
時間の間オンに切り換えられるようになっていること。 (d)第3スイッチングトランジスタ(SW3)が、前
記部分電圧タップポイント(TA)と前記供給電圧源の
接地(GND)への接続部との間に挿入され、前記第1
スイッチングトランジスタ(SW1)と反対にオンまた
はオフの状態へ駆動可能であること。 (e)選択的にオフ状態に置かれる伝導ブリッジ(R)
が前記部分電圧タップポイント(TA)と前記供給電圧
源のほかの極(GND)との間の直列結線に挿入されて
いること。 (f)記憶された情報が前記二つの直列結線のうちの一
つの回路ノード(SK2)から取り出され、保持回路
(INV1,INV2,INV3,TR1)がこの回路
ノード(SK2)に接続され、少なくとも前記カットオ
フトランジスタ(ST1,ST2)がオフ状態へ駆動さ
れる時間の間、この回路ノード(SK2)に生成する個
々の情報を記憶するようになっていること。 (g)1回プログラマブルPROMトランジスタ構成要
素が、それぞれの場合に前記第1と第2のEPROMト
ランジスタ(E1,E2)の代わりに配置されること。 (h)固定してプログラムされたROM構成要素が、そ
れぞれの場合に前記第1と第2のEPROMトランジス
タ(E1,E2)の代わりに配置されること。 (i)少なくとも一つの制御可能なスイッチにより選択
される複数の選択可能な機能を有する回路構成におい
て、スイッチが、上記の主構成及び(a)〜(h)に記
載の記憶回路から選択を決定するそのスイッチ制御情報
を受信すること。 (j)前記回路構成がモノリシックに集積されているこ
と。
【0016】
【作用】本発明の記憶回路によれば、随時対応して選択
された論理信号を単に送ることにより非常に弾力的で多
角的な方法で試験を行い、再プログラミングを行う必要
もなく、個々のプログラミング状態と異なる記憶状態を
シミュレートし、記憶回路の記憶充填量により与えられ
た回路状態のほかに、記憶回路により制御された回路構
成の機能を点検し、1回のプログラマブルな記憶要素が
使用される時にプログラムされた記憶充填量と異なる記
憶充填量で試験を繰り返すことさえも可能である。
【0017】記憶回路が繰り返しプログラムされる記憶
要素により構成されるならば、これは本発明の記憶回路
のプログラミング手段によりいつでも行うことが出来
る。
【0018】使用されるプログラミングトランジスタ
は、好適に電圧安定トランジスタ、すなわち、プログラ
ミング動作中に少なくとも発生する電圧レベルに損傷す
ることなく耐えるトランジスタである。
【0019】記憶装置のすべての回路構成要素は、二つ
のEPROMトランジスタを除いて、プログラミング動
作中にカットオフトランジスタにより保護される。この
ために、カットオフトランジスタは、プログラミング動
作中にオフ状態に切り換えられ、さもなければ、伝導状
態である。電圧安定トランジスタは、好適にカットオフ
トランジスタの代わりにも使用される。
【0020】記憶回路の記憶充填量により制御された回
路部品が、このためにEPROMトランジスタを再プロ
グラミングする必要もなく、異なる記憶充填量に対する
その反応に関し試験されるようにするため、シミュレー
ショントランジスタが、各EPROMトランジスタと並
列に接続して実際に不伝導状態のEPROMトランジス
タを伝導状態に駆動する。これには、記憶回路の出力信
号により制御されるスイッチが、プログラミングまたは
試験動作により損なわれない利点がある。
【0021】保持回路は、好適に記憶回路の出力に接続
しており、記憶回路の個々の記憶値を保持する。これに
は、記憶回路の出力信号により制御されたスイッチが、
プログラミングまたは試験の動作により損なわれない利
点がある。このようなプログラミングまたは試験は、保
持回路により記憶が有る無しにかかわず、希望通りに行
われる。
【0022】本発明の記憶回路の基準電圧源は、比較的
に単純な回路構成にかかわらず、記憶回路の非常に多角
的で弾力的な動作を可能にする。
【0023】一般に知られているように、用語”EPR
OM”は、”消去可能プログラマブルROM”の略語で
あり、プログラミングが再び消去されるプログラマブル
ROMである。二つの異なるタイプが知られている。普
通”EPROM”と呼ばれている第1タイプの場合、プ
ログラミングは紫外線へ露出することにより消去され
る。ほかのタイプの場合、プログラミングは電気的に消
去される。このタイプの一般的名称は、”E2 PRO
M”(電気的に消去可能なプログラマブルROM)であ
る。このケースの場合、用語”EPROM”には、両方
のタイプの消去可能プログラマブルROMがある。両方
のタイプは、同じ回路に使用することが出来る。プログ
ラミング装置は、プログラミングと、あるいは紫外線に
より消去可能なEPROMの記憶充填量の読み出しとに
のみ使用され、プログラミング装置は、そのほかに、電
気的に消去可能なE2 PROMにより消去するために使
用される。従って、プログラミング、消去及びあるいは
読み出しのために、異なる電圧が、プログラミング装置
によりE2 PROMトランジスタの端子へ随時対応して
単に印加されるだけである。
【0024】バイポーラトランジスタにより全記憶回路
のトランジスタの一部を実行することも考えられる。こ
れは、EPROMトランジスタそれ自身を除いて、全て
のトランジスタに対し保持する。
【0025】本発明と、本発明の利点のある開発成果
は、実施態様に関し詳細に説明されるであろう。
【0026】
【実施例】本発明の実施態様の次の説明において、EP
ROMトランジスタは、紫外線により消去可能なEPR
OMであると想定されている。
【0027】また、図面において、p−チャネルトラン
ジスタは、制御ゲート上に小さい円で印されている。こ
のような円の無いトランジスタは、n−チャネルトラン
ジスタである。
【0028】二つの星印(**)により図面に印された
トランジスタは、電圧安定トランジスタとして構成され
ており、供給電圧と比較して比較的に高いプログラミン
グ電圧に、危険も損傷も無く耐える。p−チャネルトラ
ンジスタが、基本的に高い電気的強度に製作されている
ので、二つの星印(**)のトランジスタは、常にn−
チャネルトランジスタを指している。
【0029】図1は、本発明の記憶回路の第一実施態様
を示す。この回路は、供給電圧線路VDDの間に並列に
接続されており、例えば、5Vの供給電圧を送る接地リ
ード線GNDは、第1EPROMトランジスタE1、第
1カットオフトランジスタST1及び第1MOSトラン
ジスタM1の第1直列結線と、第2EPROMトランジ
スタE2、第1カットオフトランジスタST2及び第1
MOSトランジスタM2の第2直列結線とから成ってい
る。EPROMトランジスタE1とE2の制御ゲート
は、結合して基準電圧源REFへ接続している。ST1
とM1との間の第1回路ノードSK1は、M2のゲート
へ接続している。ST2とM2との間の第2回路ノード
SK2は、M1のゲートへ接続している。第2回路ノー
ドSK2は、記憶回路の出力OUTを形成している。
【0030】プログラムされないEPROMトランジス
タは、その浮遊ゲートに負の電荷を帯電していないの
で、約1.9Vの電圧がその制御ゲートへ印加される
と、伝導状態になる。この電圧レベルは、EPROMト
ランジスタに対し少し変えることが出来、各種の方法に
より発生する。プログラムされたEPROMトランジス
タは、その浮遊ゲートに負の電荷を帯電する。これは、
このようなトランジスタが、約5Vのゲート電圧の時に
のみ伝導状態であることを意味する。ここで考えている
トランジスタは、n−チャネルEPROMである。しか
し、p−チャネルEPROMトランジスタは、記憶回路
が随時対応して使用される場合、使用することも出来
る。
【0031】基準電圧源REFは、ノーマルモードにお
いて、約3Vの基準電圧をEPROMトランジスタE1
とE2との制御ゲートへ送る。従って、消去されるか、
または、プログラムされないEPROMトランジスタ
は、プログラムされたEPROMトランジスタが不伝導
状態である間、伝導状態である。例えば、E1がプログ
ラムされず、E2がプログラムされていると仮定する
と、E2が不伝導状態である間、E1はこの基準電圧に
おいて伝導状態である。E1が伝導状態であるので、第
1回路ノードSK1は低電位であり、従って、M2は伝
導状態である。このために、また、E2が不伝導状態で
あるので、第2回路ノードSK2は高電位である。従っ
て、記憶回路の出力OUTには、論理値Hがあり、これ
は2進値”1”と見なされる。この高出力電圧がゲート
M1に存在しているので、後者は不伝導状態である。
【0032】OUTの初期の状態は安定しており、トラ
ンジスタが各直列結線において不伝導状態であるので、
横断電流が記憶回路に流れる。
【0033】明らかなように、読み出し信号は不要であ
る。供給電圧を十分に発生し、そこから、基準電圧が引
き出される。供給電圧が一時的にされなくても、ターン
オフによるか、または、動揺によるにしても、供給電圧
が復帰すると直ちに、正しい記憶情報が、出力OUTに
おいて再び使用出来る。
【0034】本発明の記憶回路のプログラミング装置
は、第1プログラミングトランジスタPT1と第2プロ
グラミングトランジスタPT2とから成り、これらのト
ランジスタを介して、E1またはE2のGNDに接続し
ていない側は、第1プログラミング信号源PS1または
第2プログラミング信号源PS2に接続している。PT
1とPT2のゲートは、結合してプログラミング制御信
号源PROGへ接続している。プログラミング動作中
に、EPROMトランジスタE1とE2の制御ゲート
は、約12.5Vの基準電圧を受電する。基準電圧源が
これをどのように行うかは、図3を参照して説明する。
【0035】プログラミング動作中に、約12.5Vの
基準電圧がE1とE2の制御ゲートへ同時に送られてい
る間、プログラミングトランジスタPT1とPT2と
は、プログラミング制御信号(PROG)により伝導状
態になる。プログラムされるEPROMトランジスタE
1とE2のひとつは、約7Vのプログラミング電圧を、
対応するプログラミングトランジスタPT1またはPT
2を介して、対応するプログラミング信号源PS1また
はPS2から受電する。プログラムされるEPROMト
ランジスタを流れるこの発生した電流から、電荷キャリ
アは、約12.5Vの高い基準電圧によりトンネル効果
により浮遊ゲートへ引き込まれ、プログラミング動作
後、そこに残る。二つのプログラミング信号源PS1ま
たはPS2の代わりに、一つの結合したプログラミング
信号源を使用して、単にPT1とPT2とを選択的に駆
動することにより、プログラムされる個々のEPROM
トランジスタE1とE2とを選択することが出来る。
【0036】カットオフトランジスタST1とST2
は、電圧安定トランジスタとして構成されており、カッ
トオフトランジスタST1とST2の上方に配置された
回路部品をプログラミング動作とその高電圧とから保護
する働きをする。このために、ST1とST2のゲート
は、結合して制御信号源PROGと接続しており、PR
OGは、プログラミング制御信号の反転バージョンを制
御信号源PROGからこれらのゲートへ送る。これによ
り、カットオフトランジスタST1とST2は、プログ
ラミング動作中に不伝導状態になり、このようなプログ
ラミング動作を除いて伝導状態になる。
【0037】本発明の記憶回路は、そのほかに、第1E
PROMトランジスタE1と第2EPROMトランジス
タE2とにそれぞれ並列に接続したシミュレーショント
ランジスタSIT1とSIT2とを有する。SIT1と
SIT2のゲートは、試験信号源TEST1とTEST
2とにそれぞれ接続している。両方のトランジスタは、
電圧安定トランジスタとして構成されている。
【0038】記憶回路の出力信号により駆動される回路
部品が、EPROMトランジスタE1とE2とを再プロ
グラムする必要がないか、または、1回プログラマブル
PROM要素がEPROMトランジスタの代わりに配置
される場合、記憶回路の異なる記憶充填量においてその
挙動に関し試験されるように、シミュレーショントラン
ジスタSIT1とSIT2が配置されている。このシミ
ュレーションは、プログラムされたEPROMトランジ
スタにより行われるか、または、伝導状態のシミュレー
ショントランジスタにより橋絡された正常に印加される
約3Vの低基準電圧レベルにおいて、不伝導状態である
PROM要素により行われる。
【0039】記憶回路の出力OUTの両方の状態を実現
するために、第1試験段階に関してプログラムされたE
1/プログラムされないE2の配置状態を生成し、ほか
の試験段階に関しプログラムされないE1/プログラム
されたE2の配置状態を生成することが一般に必要であ
る。これは、紫外線照射によるEPROMトランジスタ
E1とE2の時間のかかる中間消去を必要とする。この
要求条件は、シミュレーショントランジスタSIT1と
SIT2により回避することが出来る。例えば、プログ
ラムされたE1/プログラムされないE2の配置状態が
実現され、試験された後、E2もプログラムされる。次
に、第2の可能性、プログラムされないE1/プログラ
ムされたE2、がE1をSIT1により橋絡することに
よりシミュレートされる。すなわち、次に、両方のEP
ROMトランジスタE1とE2がプログラムされ、E1
とE2のすべてのプログラミング配置状態が、シミュレ
ーショントランジスタSIT1とSIT2によりシミュ
レートされる。E1とE2に並列に接続したシミュレー
ショントランジスタSIT1とSIT2の代わりか、ま
たは、そのほかに、E1とE2と直列に接続し、シミュ
レートされる配置状態に依存して、不伝導状態になる
か、または、伝導状態になるシミュレーショントランジ
スタを使用することが出来る。このために、カットオフ
トランジスタST1とST2が二つの異なる試験信号源
により独立して駆動される場合には、これらのカットオ
フトランジスタも使用することが出来る。このシミュレ
ーションにより、スイッチに続く回路配置状態がどのよ
うに反応するかを見るため、再プログラミングすること
なく、記憶回路の出力OUTにおける信号により制御さ
れたスイッチを、各スイッチング状態に交互に置くこと
が出来る。安全性の理由から、シミュレーショントラン
ジスタSIT1とSIT2を、試験モードにおいてのみ
シミュレーション状態へ切り換えることが、好適に可能
でなければならない。
【0040】記憶回路は、1回プログラマブル記憶セル
(PROM)によっても構成することが出来る。この試
験手順を基準電圧源REFの各種モードに関連して次に
述べる。
【0041】図2は、図1に示された実施態様のほかに
保持回路またはラッチ回路を有する本発明の記憶回路の
実施態様を示す。既知の方法により、この回路は、第2
インバータINV2といわゆる伝達ゲートTG1とから
成る直列結線により橋絡された第1インバータINV1
を、SK2とOUTとの間に有する。TG1は、p−チ
ャネルトランジスタとn−チャネルトランジスタとの並
列結線により構成されている。”1”がp−チャネルト
ランジスタによってのみ適切にゲートされ、”0”がn
−チャネルトランジスタによってのみ適切にゲートされ
るので、この並列結線が使用される。
【0042】記憶制御信号STOREは、伝達ゲートT
G1の二つのトランジスタのゲートへ、直接か、また
は、第3インバータINV3を経て送られる。この信号
は、カットオフトランジスタST1とST2とがプログ
ラミング動作を実行するためにオフ状態に置かれている
場合にのみ、保持回路を作動する。このようなプログラ
ミング動作の開始前、従って、ST1とST2とが不伝
導状態になる前に、第2回路ノードSK2に存在する現
在の記憶情報が記憶される。出力OUTへ接続したスイ
ッチは飛び越すことが出来ず、従って、プログラミング
動作中に動揺を起こす。
【0043】図2に示された記憶回路の実施態様は下記
の能力を有する。 ラッチング能力, EPROMトランジスタのプログラミング能力と読み出
し能力, 試験能力, ノーマルモードにおいてであるが、また試験とプログラ
ミング中の妨害免除,
【0044】EPROMトランジスタE1とE2のプロ
グラミング状態が、プログラミング信号源PS1とPS
2とに接続した回線を介して読み出されるので、読み出
し能力が与えられる。
【0045】図1と2は、基準電圧回路REFの基準電
圧源を回路ブロックとして示しており、このブロック
は、基準電圧VREFをEPROMトランジスタE1と
E2の制御ゲートへ結合して送る。基準電圧源REFを
記憶回路3に関して説明する。
【0046】図3に示された基準電圧源は、第1スイッ
チングトランジスタSW1と直列結線を有する電圧分割
器、拡散低インピーダンス抵抗体R、ダイオードとして
配線されたトランジスタD、及び同様にダイオードとし
て配線された第3EPROMトランジスタE3を有す
る。この直列結線は、供給電圧源の極VDDとGNDと
の間に接続している。SW1とRとの間には、電圧分割
器の部分電圧のタップポイントTAがある。第1スイッ
チングトランジスタSW1は、オン状態において高イン
ピーダンスでもあるように、製作されている。それは、
オン状態において、約10MΩから約20MΩの範囲の
抵抗を有することが好ましい。これは、数100nA程
度の非常に小さい電流が、SW1が伝導状態であって
も、電圧分割器を常に流れることを意味する。これによ
り、供給電圧源が保護され、これは、電源が蓄電池に構
成されている場合、特に重要である。
【0047】第2スイッチングトランジスタSW2が第
1スイッチングトランジスタSW1と並列に接続してお
り、これはオン状態において低インピーダンスである。
【0048】第3スイッチングトランジスタSW3が、
TAとGNDとの間に置かれた電圧分割器の一部と並列
に接続している。
【0049】SW1とSW3のゲート電極が、結合して
論理信号源OTPTESTに接続している。SW2のゲ
ート接続は、論理信号源RESETNに接続している。
【0050】部分電圧タップポイントTAと基準電圧源
の出力接続部REFOUTとの間に、オン状態において
部分電圧タップポイントTAに存在する電圧を出力接続
部REFOUTへゲートする第2伝達ゲートTG2が接
続されている。
【0051】プログラミング電圧源VPROGとその出
力との間に、オン状態においてプログラミング電圧VP
ROGを基準電圧回路REFの出力REOUTへゲート
する第3伝達ゲートTG3が接続されている。図2にお
いてTG1に関連してすでに説明した理由により、伝達
ゲートTG2とTG3とは、並列に接続したp−チャネ
ルトランジスタとn−チャネルトランジスタとをどちら
も有しており、これにより、ゲートTG2とTG3は、
論理信号”0”の電圧レベルと論理信号”1”の電圧レ
ベルの両方を容易にゲートする。
【0052】TG2は、n−チャネルトランジスタN2
とp−チャネルトランジスタP2の並列結線を有する。
TG3は、n−チャネルトランジスタN3とp−チャネ
ルトランジスタP3の並列結線を有する。
【0053】P2とN3の制御ゲートは、論理信号源P
ROGに直接に接続し、P3とN2の制御ゲートは、論
理信号源PROGに第4インバータINV4を介して接
続している。INV4は、直列結線のp−チャネルトラ
ンジスタP4とn−チャネルトランジスタN4とを有す
る。
【0054】図示された実施態様において、供給電圧源
は供給電圧VDD=5Vを送る。プログラミング電圧V
PROGは、プログラミング動作中に12.5Vか、さ
もなければ、供給電圧のように5Vである。論理信号P
ROGの電圧レベルは、後者が論理値”1”または”
H”を有する場合同様に12.5Vである。この通常の
論理信号値は、論理信号RESETNとOTPTEST
とに十分である。
【0055】基準電圧源REFは、先ず第一に、動作中
に図1または図2の電子記憶セルの読み出しを行うよう
に意図されている。しかし、さらに、記憶セルのプログ
ラミングを行い、試験能力を支援するようにも意図され
ている。
【0056】次に、基準電圧源REFの機能モードを各
種動作状態において説明する。
【0057】1.ノーマルモード:ノーマルモードにお
いて、基準電圧回路REFの入力信号は、次の論理レベ
ルにある; OTPTEST=0, RESETN=1, PROG=0, VPROG=VDD。
【0058】これらの入力値により、トランジスタSW
2,SW3,N3,P3及びN4は不伝導状態である。
トランジスタSW1,N2,P2及びP4は伝導状態で
ある。
【0059】トランジスタDとE3は、そのドレーン端
子に接続しているその制御ゲートによりダイオードとし
てそれぞれ配線されているので、DとE3は、いわゆる
弱い極性反転状態であり、これらの二つのトランジスタ
のそれぞれの電圧降下は、ほぼ、個々のトランジスタが
伝導状態になる初めの電圧VTHである。トランジスタD
の場合、初めの電圧は約+0.9Vである。第3EPR
OMトランジスタE3は消去された(プログラムされな
い)状態であり、従って、約+1.9Vの初めの電圧を
有する。供給電圧VDDが十分に高くなるとすぐに、D
とE3はそれぞれ一定の電圧降下により構成部分を構成
し、これらの電圧降下の合計は、約2.8Vである。拡
散抵抗体Rは低いインピーダンスを有しているので、部
分電圧タップポイントTAは、VDDのノーマル電圧レ
ベルにおいて約3Vである。
【0060】部分電圧を発生するのに必要な横断電流
は、SW1を流れる。この電流は、基準電圧源のノーマ
ルモードにおいて連続的に流れるので、オン状態におい
て高いインピーダンスを有するトランジスタSW1によ
り、数100nAの上述の低い値に保持される。
【0061】伝達ゲートTG2は、基準電圧源のノーマ
ルモードにおいて伝導状態であるので、部分電圧タップ
ポイントTAにおいて発生する約3Vの電圧レベルが、
基準電圧源の出力REFOUTに現れる。
【0062】トランジスタDの代わりに、一定の電圧降
下によりほかの構成要素、例えば、ダイオードも使用す
ることが出来る。
【0063】上述の基準電圧源の目的を説明する。
【0064】本発明の記憶回路の”静的EPROMセ
ル”の過度の電圧(例えば、VDD)による読み取り
は、次の理由により不利である。
【0065】a)基準電圧源REFの出力電圧VREF
がプログラムされたEPROMトランジスタの初めの電
圧を超えると、横断電流は静的EPROMセルに流れ始
める。この理由は、プログラムされたEPROMトラン
ジスタに直列に接続したMOSトランジスタが伝導状態
になるためである。この結果、集積回路の電力消費が増
加する。これは、電力が蓄電池から送られる場合、特に
望ましくない。留意すべきことは、プログラムされたE
PROMトランジスタの初めの電圧が、自然の老化によ
り絶えず低下することである。これは、プログラムされ
たEPROMトランジスタの浮遊ゲートに記憶されたも
のから、電荷が絶えず失われているからである。
【0066】b)横断電流がプログラムされたEPRO
Mトランジスタとそれに直列に接続したMOSトランジ
スタとに流れる場合、いわゆる”ソフトプログラミン
グ”の効果が起こる。すなわち、電荷が横断電流により
浮遊ゲートへ到達するので、消去されたEPROMトラ
ンジスタが、やがて無意識のうちにプログラムされる。
【0067】両方の効果はかなり不利であり、実際に、
記憶セルの記憶充填量により制御された回路のシステム
故障となる。
【0068】本発明の記憶回路の基準電圧源REFは、
基準電圧VREFが、常に、消去されたEPROMトラ
ンジスタの初めの電圧より約900mVだけ高いという
利点がある。この理由は、基準電圧源の基準電圧VRE
Fが、上述のように、ダイオードとして配線された第3
EPROMトランジスタE3の約1.9Vの初めの電圧
と、ダイオードとして配線されたトランジスタDの約
0.9Vの初めの電圧との合計により決定されるからで
ある。基準電圧源REFのEPROMトランジスタE3
は、EPROMセルのEPROMトランジスタE1とE
2と同じモノリシック集積回路に属するので、E3はE
1とE2とのように挙動する。これは、技術的に従属し
た基準電圧源から構成した全記憶回路を形成しており、
信頼性が高い。EPROMセルのEPROMトランジス
タE1とE2の初めの電圧が、集積回路を製作する方法
の工程変動により変化すると、基準電圧源のEPROM
トランジスタE3は、この変化に加わる。すなわち、E
1とE2の初めの電圧が工程変動により変化すると、E
3の初めの電圧はそれに従って変化し、基準電圧源RE
Fの基準電圧VREFは随時適応して修正される。
【0069】供給電圧VDDが降下すると、DとE3の
電圧降下は、約0.9Vまたは約1.9Vに一定に維持
される。すなわち、伝導スイッチングトランジスタSW
1の電圧降下は減少する。供給電圧VDDが、DとE3
のこの一定の電圧降下を行うにもはや不十分であるなら
ば、DとE3はオフ状態に変化する。次に、部分電圧タ
ップポイントTAにおいて、従って、基準電圧源REF
の出力において、低下した供給電圧VDDは電位として
上昇する。これにより、記憶回路の静的EPROMセル
は、VDDが製造技術により初めの電圧へ降下する(V
thEPROM 〜1.9V)。
【0070】2.リセットモード:
【0071】リセットモードにおいて、論理信号値と電
圧レベルは、論理信号RESETNを除いて、上記のノ
ーマルモードにおけるように存在し、これはここでは論
理値”0”である。これは、第2スイッチングトランジ
スタSW2を伝導状態にする。SW2は低インピーダン
ス伝導トランジスタである。リセットモードにおいて、
SW2の低インピーダンス伝導経路は、伝導状態のSW
1の高インピーダンス経路と並列に接続している。これ
により、第1スイッチングトランジスタSW1が伝導状
態であるよりも大きい電流が、基準電圧源REFの出力
REFOUTを介して記憶回路へ送られる。REFOU
Tへ接続したゲート電極は、ある程度の静電容量を構成
している。SW2をオンに切り換えると、大きい電流が
REFOUTにより送られるので、この静電容量は敏速
に充電される。リセットモードにおいて、すなわち、回
路構成がオンに切り換えられている場合、高インピーダ
ンス伝導スイッチングトランジスタSW1だけがオンに
切り換えられた場合よりも速く、全回路は安定する。
【0072】低インピーダンス伝導スイッチングトラン
ジスタSW2により、基準電圧VREFは、ノーマルモ
ードにおけるよりも数100mV高く、回路構成がリセ
ットモードにおいてオンに切り換えられている場合、こ
れは静的EPROMセルの自動読み出しの活動には有利
である。
【0073】3.プログラミングモード:プログラミン
グモードに関し、基準電圧源REFは、記憶回路のEP
ROMトランジスタE1とE2の個々のトランジスタを
プログラミングするに適している基準電圧VREFを生
成するように動作する。このモードにおいて、次の論理
信号がある; OTPTEST=0, RESETN=1, PROG=1, プログラミング電圧源は、プログラミング電圧VPRO
M=12.5Vを有す。供給電圧は、VDD=5Vのま
まである。
【0074】PROG=1は、トランジスタP2とN2
が不伝導状態である間、トランジスタP3とN3が伝導
状態であることを意味する。すなわち、伝達ゲートTG
2が不伝導状態である間、伝達ゲートTG3が不伝導状
態である。従って、約12.5Vのプログラミング電圧
は、基準電圧源REFの出力REFOUTに達する。こ
のようにして、静的EPROMセルは、入力SP1とS
P2を経てプログラムされる。
【0075】図3に示されているように、基準電圧源R
EFのトランジスタP4とN4とから成るインバータI
N4は、VDDへは接続していないが、VPROGへは
接続している。また、トランジスタP2,P3及びP4
が配置されている集積回路のn−伝導ウエルは、VPR
OMの電位へ接続している。これを接続しない場合、短
絡路が、プログラミングモードにおいてn−ウエルに伝
導状態のダイオードの形で形成する。また、インバータ
IN4がどちらかといえば横断電流を引き入れ、TG2
が不伝導状態でないので、論理信号PROGは、論理
値”1”において約12.5VのVPROGの電位にな
ければならない。
【0076】4.試験モード:記憶回路に使用される記
憶構成要素の種類により、基準電圧源REFは多様に動
作する。
【0077】a)EPROMトランジスタを有する記憶
回路;この場合、基準電圧源REFはノーマルモードに
おけるように動作する。記憶回路のEPROMトランジ
スタE1とE2のどちらも、ノーマル読み取りモードに
おいて両方が不伝導状態であるように、最初にプログラ
ムされる。次に、シミュレーショントランジスタSIT
1とSIT2は、所望の試験状態に従ってオンまたはオ
フの状態へ駆動される。
【0078】b)1回プログラマブル記憶構成要素;1
回プログラマブル(OTP)記憶構成要素は、EPRO
Mトランジスタと同じ半導体構成を有する。しかし、O
TPトランジスタは、EPROMトランジスタが消去す
るために紫外線に露出することを必要とする窓が無く、
ハウジングに詰め込まれている。OTPトランジスタ
は、詰め込まれた後紫外線によりもはや消去されないの
で、OTPトランジスタにより、一つのプログラミング
動作だけが可能である。
【0079】詰め込み前と詰め込み後その都度、各記憶
構成要素は2回試験されなければならない。しかし、さ
らにプログラミングすることは不可能であるので、詰め
込まれた後は、試験のためのプログラミングは、OTP
構成要素によりもはや行うことは出来ない。a)に上述
されたように、従って、試験モードは実行出来ない。
【0080】それでも、静的記憶セルを試験するため
に、論理信号OTPTESTが、基準電圧源REFに論
理値”1”にセットされる。ほかのすべての論理信号と
電圧レベルは、ノーマルモードにおけるように選択され
る。論理信号OTPTESTの論理値”1”は、SW1
を不伝導状態にし、SW3を伝導状態にする。これによ
り、部分電圧タップポイントTA、従って、基準電圧源
REFの出力REFOUTも接地へ接続する。これは、
静的記憶セルのプログラムされた記憶回路だけでなく、
プログラムされない記憶回路が、不伝導状態になり、従
って、プログラムされたトランジスタのように挙動する
ことを意味する。シミュレーショントランジスタSIT
1とSIT2とにより、再び試験を行うことが出来る。
【0081】5.ROM記憶回路用モード:記憶トラン
ジスタの製作中にマスクシーケンスを修正し、植え込み
マスクを投入することにより、製作中に静的記憶セルを
確実にプログラムすることが可能である。EPROMト
ランジスタE1とE2は、正常なn−チャネルトランジ
スタへ変換され、プログラムされるトランジスタは、そ
のドレーン側へ遮られる。これは拡散を阻止することに
より行われる。
【0082】従って、基準電圧として高い基準電圧VR
EFまたはVDDも可能である。プログラムされたトラ
ンジスタは決して伝導状態になることはないので、横断
電流の危険はない。
【0083】基準電圧源が、高インピーダンスの伝導ス
イッチングトランジスタSW1の伝導によりノーマルモ
ードにおいて引き出す僅かな横断電流さえも防止するた
めに、基準電圧VREFをVDDにセットし、基準電圧
源REFを一緒にオフにすることは、有意義である。
【0084】基準電圧がEPROM記憶回路に対し生成
されるならば、低インピーダンス拡散抵抗体Rは有効で
ある。記憶トランジスタがROMトランジスタとして設
計されるならば、伝導路SW1(あるいは、SW2),
D及びE3が不伝導状態であり、かつ、基準電圧源RE
Fの出力REFOUTがSW1を経て(あるいは、さら
にSW2を経て)VDDに接続するように、拡散抵抗体
Rの拡散は、特殊な植え込みマスクにより阻止される。
【0085】一般に、マスクセットにより定められた初
期の状態は、静的ROMセルにおいて試験されなけられ
ばならないので、論理信号OTPTESTを論理値”
0”から論理値”1”へ切り換える必要はない。
【0086】拡散抵抗体Rの拡散を阻止する代わりに、
記憶回路の静的ROMセルのプログラミング中に行われ
ると同様な方法で、EPROMトランジスタE3のドレ
ーン側に拡散を阻止することも可能である。
【0087】上記の考察は、上述の基準電圧源REFが
記憶回路の信頼性と弾力性とを高くすることを示してい
る: 製造技術から独立した基準電圧; パッケージ内で試験可能なOTP構成要素; 老化による記憶値の誤った読み出し防止と、従って、老
化によるシステム故障の防止; 敏速なターンオン応答; プログラミング能力; 同じ回路による可能な静的ROM記憶セルへの変移。
【0088】E2 PROMトランジスタを備えた本発明
の記憶回路の実施態様において、プログラミング信号源
PS1へ接続した線路と切り換え可能な基準電圧源の切
り換えとにより、E2 PROMトランジスタのプログラ
ミング、消去及び読み出しを行うことが出来る。電圧レ
ベルを変え、これらの三つの動作のそれぞれに適した電
圧レベルを、E2 PROMトランジスタの対応する電極
に付加するだけが必要である。
【0089】図4は、記憶回路13の出力信号により、
二つの動作状態へ切り換えられる回路構成11の基本回
路の概要図を示す。記憶回路13は、非常に簡略された
基本形で示されている。各種の動作状態が、第1回路部
品15または第2回路部品17によりこの実施例におい
て具体化されている。第1回路部品15と第2回路部品
17とが制御信号”1”により動作し、制御信号”0”
によりオフに切り換えられるとすると、回路部品17
は、記憶回路13の出力OUTにおいて出力信号”1”
により動作し、回路部品15は、先行するインバータ1
9によりオフに切り換えられる。
【0090】
【発明の効果】本発明の記憶回路の利点は、次のように
再度要約される: 動的回路概念と比較して妨害免除; 静的解法、すなわち、制御信号不要; プログラミング能力; テスト能力; 最小化労力、すなわち、集積回路の各種ハードウエアを
設定するために、各種マスク、または金属ブリッジの溶
解は、もはや不要; 数個のマスクを交換することにより、EPROMプログ
ラマブルセルを一定にプログラムされたROMセルに加
工することが出来る。この方法で、EPROMプログラ
マブルセルで構成されたパイロットシリーズを一定にプ
ログラムされたROMセルによる量産に移行することが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記憶回路の第一実施態様を示す構成図
である。
【図2】図1に示された実施態様のほかに、保持装置を
有する本発明の記憶回路の第二の実施態様を示す構成図
である。
【図3】本発明の記憶回路の基準電圧源の実施態様を示
す構成図である。
【図4】本発明の記憶回路が回路構成を制御するために
使用されている回路構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
E1,E2,E3 EPROMトランジスタ PT1,PT2 プログラミングトランジスタ M1,M2 MOSトランジスタ PS1,PS2 プログラミングスイッチ装置 PROG プログラミング制御
信号装置 ST1,ST2 カットオフトランジスタ SK1,SK2 回路ノード SIT1,SIT2 シミュレーショントランジス
タ VDD,GND 供給電圧電源の極 D 回路構成要素 TA 部分電圧タップポイント REFOUT 基準電圧源REFの出力 VPROG プログラミング基準電圧源 REF 基準電圧源 TG2,TG3 制御可能スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 19/177 9199−5K

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給電圧源の二つの極(VDD,GN
    D)の間に挿入された並列結線を有し、第1EPROM
    トランジスタ(E1)、第1MOSトランジスタ(M
    1)及びその間にある第1回路ノード(SK1)を有す
    る第1直列結線と、第2EPROMトランジスタ(E
    2)、第2MOSトランジスタ(M2)及びその間にあ
    る第2回路ノード(SK2)を有する第2直列結線とを
    含み、記憶された情報が前記二つのEPROMトランジ
    スタ(E1,E2)のプログラミング状態により与えら
    れたスイッチング状態に依存し、前記二つのMOSトラ
    ンジスタ(M1,M2)のそれぞれのゲートが相手側の
    直列結線の回路ノード(SK2,SK1)に接続され、
    前記二つの直列結線(E1,M1,E2,M2)の一方
    の結線(E2,M2)の回路ノード(SK2)が記憶回
    路の出力信号を送るようになっている記憶回路におい
    て:前記二つのEPROMトランジスタ(E1,E2)
    が、記憶される情報に依存して前記第1(E1)又は第
    2(E2)の一方のEPROMトランジスタのみがプロ
    グラムされた状態に置かれかつ他方のEPROMトラン
    ジスタ(E1,E2)がプログラムされない状態に置か
    れるプログラミング手段に接続され;前記プログラミン
    グ手段が;前記第1又は第2直列結線の対応する二つの
    MOSトランジスタ(M1,M2)に対面しているEP
    ROMトランジスタ(E1,E2)の側が、プログラミ
    ング動作中にプログラミング信号を前記二つのEPRO
    Mトランジスタ(E1,E2)の選択可能な一方のトラ
    ンジスタにのみ送りかつ他方のEPROMトランジスタ
    にはプログラミング信号を送らないプログラミング信号
    手段(PS1,PS2)に接続されている第1(PT
    1)及び第2(PT2)のプログラミングトランジスタ
    と、 プログラミング動作中に前記二つのプログラミングトラ
    ンジスタ(PT1,PT2)を伝導状態にするプログラ
    ミング制御信号手段(PROG)とを有し、 カットオフトランジスタ(ST1,ST2)が、前記二
    つの直列結線にて、前記回路ノード(SK1,SK2)
    と、前記EPROMトランジスタ(E1,E2)と前記
    プログラミングトランジスタ(PT1,PT2)間の接
    続ポイントとの間に挿入され、前記カットオフトランジ
    スタが、プログラミング動作中に、前記プログラミング
    制御信号手段(PROG)によりオフ状態へ、さもなけ
    ればオン状態へ切り換え可能であり;少なくとも一つの
    シミュレーショントランジスタ(SIT1,SIT2)
    が、前記二つのEPROMトランジスタ(E1,E2)
    のそれぞれと並列又は直列に接続され、各シミュレーシ
    ョントランジスタが、試験シミュレーションのために当
    該試験信号によりオン又はオフの状態へ交互に切り換え
    可能であり;前記二つのEPROMトランジスタ(E
    1,E2)の制御ゲートが;供給電圧源の二つの極(V
    DD,GND)の間に挿入され、前記二つの極の一つの
    極(VDD)と部分電圧タップポイント(TA)との間
    に挿入された第1スイッチングトランジスタ(SW
    1),部分電圧タップポイント(TA)と二つの極のほ
    かの極(GND)との間に挿入されかつ一定電圧降下を
    有する第1回路構成要素(D),及びダイオードとして
    配線された第3EPROMトランジスタ(E3)の形の
    一定電圧降下を有する第2回路構成要素を含み、前記部
    分電圧タップポイント(TA)に存在する電圧がプログ
    ラムされないEPROMトランジスタ(E1とE2)を
    オン状態に切り換えるに十分であるが、プログラムされ
    たEPROMトランジスタ(E1とE2)を切り換える
    には十分でないように、大きさが設定された電圧分割器
    (SW1,D,E3)と、 前記部分電圧タップポイント(TA)と基準電圧源(R
    EF)の出力(REFOUT)との間に挿入され、オン
    状態において、前記部分電圧タップポイント(TA)に
    存在する部分電圧レベルを前記基準電圧源(REF)の
    出力(REFOUT)へゲートする第1の制御可能なス
    イッチ(TG2)と、 前記EPROMトランジスタ(E1,E2)をプログラ
    ミングするに十分に高いプログラミング基準電圧を有す
    るプログラミング基準電圧源(VPROG)と、 前記プログラミング基準電圧源(VPROG)と前記基
    準電圧源(REF)の出力(REFOUT)との間に挿
    入され、オン状態において、プログラミング基準電圧を
    前記基準電圧源(REF)の出力(REFOUT)へゲ
    ートする第2の制御可能なスイッチ(TG3)とを有
    し;前記第2制御可能スイッチ(TG3)だけか、さも
    なければ、前記第1制御可能スイッチ(TG2)だけが
    プログラミング動作中に伝導状態になるように、前記二
    つの制御可能スイッチ(TG2,TG3)が、前記プロ
    グラミング制御信号手段(PROG)により制御され;
    前記三つのEPROMトランジスタ(E1,E2,E
    3)が全く同一のモノリシック集積回路の一部であり、
    同一の制作工程により製作されることを特徴とする記憶
    回路。
  2. 【請求項2】 前記第1スイッチングトランジスタ(S
    W1)が高インピーダンス伝導トランジスタとして形成
    されている請求項1に記載の記憶回路。
  3. 【請求項3】 前記第1スイッチングトランジスタ(S
    W1)がオン状態において約10MΩから約20MΩの
    抵抗を有する請求項2に記載の記憶回路。
  4. 【請求項4】 低インピーダンスの第2スイッチングト
    ランジスタ(SW2)が前記第1スイッチングトランジ
    スタ(SW1)と並列に接続され、記憶回路が所定のタ
    ーンオン時間の間オンに切り換えられるようになってい
    る請求項1乃至請求項3に記載の記憶回路。
  5. 【請求項5】 第3スイッチングトランジスタ(SW
    3)が、前記部分電圧タップポイント(TA)と前記供
    給電圧源の接地(GND)への接続部との間に挿入さ
    れ、前記第1スイッチングトランジスタ(SW1)と反
    対にオンまたはオフの状態へ駆動可能である請求項1乃
    至請求項4に記載の記憶回路。
  6. 【請求項6】 選択的にオフ状態に置かれる伝導ブリッ
    ジ(R)が前記部分電圧タップポイント(TA)と前記
    供給電圧源のほかの極(GND)との間の直列結線に挿
    入されている請求項1乃至請求項5に記載の記憶回路。
  7. 【請求項7】 記憶された情報が前記二つの直列結線の
    うちの一つの回路ノード(SK2)から取り出され、保
    持回路(INV1,INV2,INV3,TR1)がこ
    の回路ノード(SK2)に接続され、少なくとも前記カ
    ットオフトランジスタ(ST1,ST2)がオフ状態へ
    駆動される時間の間、この回路ノード(SK2)に生成
    する個々の情報を記憶するようになっている請求項1乃
    至請求項6に記載の記憶回路。
  8. 【請求項8】 1回プログラマブルPROMトランジス
    タ構成要素が、それぞれの場合に前記第1と第2のEP
    ROMトランジスタ(E1,E2)の代わりに配置され
    る請求項1乃至請求項7に記載の記憶回路。
  9. 【請求項9】 固定してプログラムされたROM構成要
    素が、それぞれの場合に前記第1と第2のEPROMト
    ランジスタ(E1,E2)の代わりに配置される請求項
    1乃至請求項7に記載の記憶回路。
  10. 【請求項10】 少なくとも一つの制御可能なスイッチ
    により選択される複数の選択可能な機能を有する回路構
    成において、スイッチが、請求項1〜9のすべての請求
    項に記載の記憶回路から選択を決定するそのスイッチ制
    御情報を受信することを特徴とする回路構成。
  11. 【請求項11】 前記回路構成がモノリシックに集積さ
    れている請求項10に記載の回路構成。
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