JPH08147118A

JPH08147118A - 情報処理装置および情報処理装置のプリント制御方法

Info

Publication number: JPH08147118A
Application number: JP6290876A
Authority: JP
Inventors: Takahiro Kato; 毅博加藤
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1994-11-25
Filing date: 1994-11-25
Publication date: 1996-06-07
Anticipated expiration: 2017-08-05
Also published as: JP3311177B2

Abstract

(57)【要約】【目的】各アプリケーション切り換え毎に必要とされ
た印刷設定情報の再設定処理を不要として、登録された
あるいは変更した印刷設定情報に従う印刷処理を効率よ
く行える。【構成】各アプリケーションからプリンタに対する印
刷要求指示に基づいてプリンタドライバが起動する際
に、中央処理装置１１がアプリケーション名が登録され
ていると判定した場合に、アプリケーション名に従って
記憶手段に登録された印刷設定情報を呼び出して表示装
置１４に印刷設定画面を表示させ、中央処理装置１１が
アプリケーション名が登録されていないと判定した場合
に、作成されたデフォルトの印刷設定情報に基づく印刷
設定画面を表示装置１４に表示させる構成を特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、複数のアプリケーショ
ンに基づいて処理された印刷情報をプリンタに出力する
情報処理装置および情報処理装置のプリント制御方法に
関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の情報処理装置において、
プリンタ装置に対する印刷モード設定方法では、ユーザ
がアプリケーションソフトから印刷機能を利用すると
き、印刷に先立ってプリンタが備えるさまざまな機能を
使うための設定を行う。

【０００３】その時に、一般的にＷｉｎｄｏｗｓ（商品
名）に代表されるような印刷機能が仮想化されたシステ
ムにおいては、アプリケーションから印刷プログラムが
分離されているため、コンピュータに接続されているプ
リンタ本体を制御するための汎用印刷プログラム（以
降、プリンタドライバと呼ぶ）の印刷モード設定機能を
利用して行っている。

【０００４】そして、複数のアプリケーションにおい
て、この印刷モード設定機能によって設定された印刷設
定は共有されている。

【０００５】また、この種の情報処理装置において、プ
リンタ装置に対するドキュメント情報印刷方法では、印
刷データとともにドキュメントについての情報としてド
キュメント名称や作成日時，作成者，ページ番号，総ペ
ージ数といった付加的な情報（以降、ドキュメント情報
と呼ぶ）を印刷することでドキュメントについて様々な
情報を提供している。

【０００６】これにより、ドキュメント閲覧者はドキュ
メントの作成元の情報を得たり、ドキュメントの順番や
欠落を確認できたり、と付加される情報次第で有益なも
のとなっている。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような印刷モード設定方法では、アプリケーション側に
印刷モード設定機能を持つことなく、複数のアプリケー
ションで共有されるプリンタドライバの提供する印刷モ
ード設定機能を利用することで実現しているために、ア
プリケーション自身で印刷設定を保持していない。

【０００８】そのため、あるアプリケーションで設定さ
れた印刷設定は、プリンタドライバによって保持される
が、それ以後に別のアプリケーションによって印刷モー
ド設定が行われた場合、印刷設定は更新され過去の設定
はすべて失われてしまうことになる。

【０００９】このように、アプリケーション毎に必要と
する印刷モード設定は異なるのに、従来のプリンタドラ
イバでは最後に設定された印刷モードしか保持していな
いために、アプリケーションを変えるたびに印刷設定を
やり直す必要があるという問題点があった。

【００１０】また、従来のドキュメント情報印刷方法に
よれば、ドキュメントに付加する情報をヘッダあるいは
フッタとして印刷用紙の上端あるいは下端に印刷される
のが一般的であった。

【００１１】この場合、ドキュメントデータとともに印
刷されるために、付加情報が多くなると印刷結果が雑多
になってしまい肝心のドキュメントデータが見難くなっ
てしまいがちであった。

【００１２】また、限られた印刷面にドキュメントデー
タに加えてドキュメント情報も一緒に印刷するのである
から、必然と１ページに印刷できるドキュメントデータ
の容量が減少してしまい、それにともなってドキュメン
トの印刷ページ数が増加してしまうという問題点があっ
た。

【００１３】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第１の発明〜第１６の発
明の目的は、各アプリケーション切り換え毎に必要とさ
れた印刷設定情報の再設定処理を不要として、登録され
たあるいは変更した印刷設定情報に従う印刷処理を効率
よく行えるとともに、ドキュメントおよびドキュメント
の詳細情報とをユーザからの要求で記録媒体の両面に振
り分けて印刷させて、紙資源を節約した印刷することが
できる情報処理装置および情報処理装置のプリント制御
方法を提供することである。

【００１４】

【課題を解決するための手段】本発明に係る第１の発明
は、複数のアプリケーションに基づいて処理された印刷
情報をプリンタに出力するプリンタドライバを備える情
報処理装置において、各アプリケーション毎に初期設定
された印刷設定情報を各アプリケーション名毎に記憶す
る記憶手段と、各アプリケーションからプリンタに対す
る印刷要求指示に基づいて前記プリンタドライバが起動
する際に、前記記憶手段に対応するアプリケーション名
が登録されているかどうかを判定する判定手段と、この
判定手段がアプリケーション名が登録されていると判定
した場合に、アプリケーション名に従って前記記憶手段
に登録された印刷設定情報を呼び出して表示手段に印刷
設定画面を表示させる第１の表示制御手段と、判定手段
がアプリケーション名が登録されていないと判定した場
合に、デフォルトの印刷設定情報を作成する作成手段
と、この作成手段に作成された前記デフォルトの印刷設
定情報に基づく印刷設定画面を表示手段に表示させる第
２の表示制御手段とを設けたものである。

【００１５】本発明に係る第２の発明は、第１の表示制
御手段により表示された登録設定情報または第２の表示
制御手段により表示された作成設定情報に基づいて現在
のプリンタドライバの印刷設定情報を初期化設定する初
期化手段を設けたものである。

【００１６】本発明に係る第３の発明は、第１の表示制
御手段は、アプリケーション名に従って記憶手段に登録
された複数の印刷設定情報を次候補表示要求に基づいて
順次呼び出し表示手段に表示させるように構成したもの
である。

【００１７】本発明に係る第４の発明は、第１の表示制
御手段により表示された登録設定情報を破棄して、作成
手段に作成された前記デフォルトの印刷設定情報に基づ
く印刷設定画面を表示手段に更新表示させる第３の表示
制御手段を設けたものである。

【００１８】本発明に係る第５の発明は、複数のアプリ
ケーションに基づいて処理された印刷情報を複数のプリ
ンタに出力するプリンタドライバを複数有するものであ
る。

【００１９】本発明に係る第６の発明は、両面印刷機能
を備えたプリンタにテキストデータおよびこのテキスト
データに対して設定されるドキュメントデータとを含む
印刷情報を出力する情報処理装置において、前記印刷情
報を解析して前記印刷情報中の前記テキストデータを抽
出して記録媒体の一方の面に印刷させるように前記プリ
ンタを制御する第１の印刷制御手段と、前記印刷情報を
解析して前記印刷情報中の前記テキストデータを抽出し
て前記記録媒体の他方の面に、前記ドキュメントデータ
を印刷させるように前記プリンタを制御する第２の印刷
制御手段とを設けたものである。

【００２０】本発明に係る第７の発明は、第２の印刷制
御手段は、テキストデータに対して付加されたヘッダと
フッタとからなるドキュメントデータを編集して記録媒
体の他方の面に印刷させるように構成したものである。

【００２１】本発明に係る第８の発明は、第１の印刷制
御手段は、印刷情報に設定されたページフォーマットの
テキストエリアを拡張して前記印刷情報から抽出したテ
キストデータを記録媒体の一方の面に印刷するように構
成したものである。

【００２２】本発明に係る第９の発明は、第２の印刷制
御手段は、テキストデータに対して付加されたヘッダと
フッタとからなるドキュメントデータおよびユーザ入力
されたユーザデータを編集して記録媒体の他方の面に印
刷させるように構成したものである。

【００２３】本発明に係る第１０の発明は、第２の印刷
制御手段によるドキュメントデータに基づく印刷実行を
有効または無効のいずれが設定されているかを判定する
判定手段と、この判定手段による判定結果に基づいて第
２の印刷制御手段によるドキュメントデータの印刷を実
行または禁止する第３の印刷制御手段とを設けたもので
ある。

【００２４】本発明に係る第１１の発明は、複数のアプ
リケーションに基づいて処理された印刷情報をプリンタ
に出力するプリンタドライバを備える情報処理装置のプ
リント制御方法において、プリンタドライバを呼び出し
たアプリケーションの名称を取得するアプリケーション
名取得工程と、前記アプリケーション名と一致する名称
による印刷設定情報を検索する印刷設定検索工程と、前
記検索結果により過去の印刷設定情報の有無を判定する
印刷設定有無判定工程と、過去の印刷設定情報が存在す
るときに印刷設定情報をメモリ上に読み込む印刷設定読
み込み工程と、過去の印刷設定情報が存在しないときデ
フォルトの印刷設定情報を作成するデフォルト印刷設定
作成工程と、前記読み込み、もしくは作成された印刷設
定情報に基づいてアプリケーション用の印刷設定を初期
化する印刷設定初期化工程と、前記初期化された印刷設
定を画面に表示する印刷設定画面表示工程とを有するも
のである。

【００２５】本発明に係る第１２の発明は、印刷設定検
索工程により複数の印刷設定情報が検出された場合、現
在表示している印刷設定以外の設定を呼び出すための次
候補印刷設定呼出し工程を有するものである。

【００２６】本発明に係る第１３の発明は、印刷設定検
索工程により過去の印刷設定情報が検出され、印刷設定
画面表示工程によりアプリケーション用の印刷設定が表
示された後、現在の印刷設定を破棄してデフォルトの印
刷設定に更新する印刷設定呼出し工程とを有するもので
ある。

【００２７】本発明に係る第１４の発明は、編集したド
キュメントを両面印刷機能を有するプリンタに出力して
印刷させる情報処理装置のプリント制御方法において、
印刷要求されたドキュメントについての詳細情報を取得
するドキュメント情報取得工程と、前記取得したドキュ
メント情報に付加するページ番号を初期化するページカ
ウント初期化工程と、前記印刷要求とともに渡される印
刷設定情報を取得する印刷設定取得工程と、前記取得し
た印刷設定情報中の印刷形態設定を判定する印刷設定判
定工程と、印刷先のプリンタ装置に関する印刷能力情報
を取得するプリンタ情報取得工程と、前記取得したプリ
ンタ情報中の両面印刷能力有無を判定する両面印刷能力
判定工程と、前記取得した印刷設定中に両面印刷モード
を設定する両面印刷モード設定工程と、前記印刷要求さ
れたドキュメントの１ページ分のデータを出力するペー
ジデータ出力工程と、前記取得したドキュメント情報に
付加するページ番号を１ページ加算するページカウント
加算工程と、前記取得したドキュメント情報と前記加算
したページカウント値とに基づいて印刷用紙裏面に印刷
するドキュメント情報印刷データを作成するドキュメン
ト情報印刷データ作成工程と、前記作成したドキュメン
ト情報印刷データを次ページ印刷データとして出力する
ドキュメント情報印刷データ出力工程と、前記印刷要求
されたドキュメントの次ページ分のデータを検出する次
ページデータ検出工程とを有するものである。

【００２８】本発明に係る第１５の発明は、ドキュメン
トのページデータを出力した後、ドキュメント情報印刷
データを出力する前に、一定時間の待機時間を設定する
ドキュメント情報印刷データ出力待機工程を有するもの
である。

【００２９】本発明に係る第１６の発明は、ドキュメン
トのページデータを出力した後、ドキュメント情報印刷
データを出力する前に、ユーザからの確認指示入力待ち
を行うドキュメント情報印刷データ出力確認工程を有す
るものである。

【００３０】

【作用】第１の発明において、各アプリケーションから
プリンタに対する印刷要求指示に基づいて前記プリンタ
ドライバが起動する際に、判定手段がアプリケーション
名が登録されていると判定した場合に、第１の表示制御
手段がアプリケーション名に従って前記記憶手段に登録
された印刷設定情報を呼び出して表示手段に印刷設定画
面を表示させ、判定手段がアプリケーション名が登録さ
れていないと判定した場合に、第２の表示制御手段が作
成手段により作成された前記デフォルトの印刷設定情報
に基づく印刷設定画面を表示手段に表示させ、起動され
る各アプリケーション毎に設定された印刷設定情報をユ
ーザに明示して内容を確認させることを可能とする。

【００３１】第２の発明において、第１の表示制御手段
により表示された登録設定情報または第２の表示制御手
段により表示された作成設定情報に基づいて初期化手段
が現在のプリンタドライバの印刷設定情報を初期化設定
して、起動される各アプリケーション毎に設定された印
刷設定情報に従って所望の印刷モードを再現性よく設定
することを可能とする。

【００３２】第３の発明において、第１の表示制御手段
は、アプリケーション名に従って記憶手段に登録された
複数の印刷設定情報を次候補表示要求に基づいて順次呼
び出し表示手段に表示させ、同一アプリケーション名に
対して登録された複数の印刷設定情報をユーザに明示し
て出力情報に最適な印刷設定情報を選択可能とする。

【００３３】第４の発明において、第３の表示制御手段
は、第１の表示制御手段により表示された登録設定情報
を破棄して、作成手段に作成された前記デフォルトの印
刷設定情報に基づく印刷設定画面を表示手段に更新表示
させ、一度ユーザが設定登録した印刷設定情報をデフォ
ルトの印刷設定情報に随時更新表示可能とする。

【００３４】第５の発明において、複数のアプリケーシ
ョンに基づいて処理された印刷情報を複数のプリンタに
出力するプリンタドライバ毎にアプリケーション名に従
う複数の印刷設定情報を登録可能とする。

【００３５】第６の発明において、第１の印刷制御手段
により印刷情報を解析して前記印刷情報中の前記テキス
トデータを抽出して記録媒体の一方の面に印刷させるよ
うに前記プリンタを制御し、第２の印刷制御手段により
前記印刷情報を解析して前記印刷情報中の前記テキスト
データを抽出して前記記録媒体の他方の面に、前記ドキ
ュメントデータを印刷させるように前記プリンタを制御
して、ユーザの意思で通常同一記録媒体面に印刷される
ドキュメントデータとテキストデータとを記録媒体の両
面に振り分けて印刷することを可能とする。

【００３６】第７の発明において、第２の印刷制御手段
は、テキストデータに対して付加されたヘッダとフッタ
とからなるドキュメントデータを編集して記録媒体の他
方の面に印刷させ、ヘッダおよびフッタを集約したドキ
ュメントデータをテキストデータ印刷領域を制限するこ
となく印刷することを可能とする。

【００３７】第８の発明において、第１の印刷制御手段
は、印刷情報に設定されたページフォーマットのテキス
トエリアを拡張して前記印刷情報から抽出したテキスト
データを記録媒体の一方の面に印刷させ、ドキュメント
エリアで制限されていたテキストエリアを拡張して通常
よりも可能な限り多くのテキストを一方の面に出力する
ことを可能とする。

【００３８】第９の発明において、第２の印刷制御手段
は、テキストデータに対して付加されたヘッダとフッタ
とからなるドキュメントデータおよびユーザ入力された
ユーザデータを編集して記録媒体の他方の面に印刷さ
せ、抽出されたドキュメントデータに加えてユーザ入力
されたユーザデータをも合わせて印刷することを可能と
する。

【００３９】第１０の発明において、第２の印刷制御手
段によるドキュメントデータに基づく印刷実行を有効ま
たは無効のいずれが設定されているかを判定する判定手
段による判定結果に基づいてる第３の印刷制御手段が第
２の印刷制御手段によるドキュメントデータの印刷を実
行または禁止させ、印刷開始前に、ユーザ意思で通常の
片面印刷によりまたは両面印刷によりテキストデータと
ドキュメントデータとを印刷させることを可能とする。

【００４０】第１１の発明において、プリンタドライバ
を呼び出したアプリケーションの名称を取得し、前記ア
プリケーション名と一致する名称による印刷設定情報を
検索し、該検索結果により過去の印刷設定情報の有無を
判定し、過去の印刷設定情報が存在するときに印刷設定
情報をメモリ上に読み込み、過去の印刷設定情報が存在
しないときデフォルトの印刷設定情報を作成し、前記読
み込み、もしくは作成された印刷設定情報に基づいてア
プリケーション用の印刷設定を初期化し、該初期化され
た印刷設定を画面に表示して、アプリケーション切り換
え毎に、各アプリケーション毎に登録されたされた印刷
設定情報を自動設定してユーザに明示させることを可能
とする。

【００４１】第１２の発明において、印刷設定情報の検
索により複数の印刷設定情報が検出された場合、現在表
示している印刷設定以外の設定を呼び出し、同一のアプ
リケーションであても所望とする印刷設定情報をユーザ
に順次明示することを可能とする。

【００４２】第１３の発明において、印刷設定情報の検
索により過去の印刷設定情報が検出され、アプリケーシ
ョン用の印刷設定が表示された後、現在の印刷設定を破
棄してデフォルトの印刷設定に更新して、ユーザに設定
登録された印刷設定情報を随時破棄してデフォルトの印
刷設定に自動変更することを可能とする。

【００４３】第１４の発明において、印刷要求されたド
キュメントについての詳細情報を取得し、該取得したド
キュメント情報に付加するページ番号を初期化し、前記
印刷要求とともに渡される印刷設定情報を取得し、該取
得した印刷設定情報中の印刷形態設定を判定して、印刷
先のプリンタ装置に関する印刷能力情報を取得し、該取
得したプリンタ情報中の両面印刷能力有無を判定し、取
得した印刷設定中に両面印刷モードを設定し、前記印刷
要求されたドキュメントの１ページ分のデータを出力す
るとともに、該取得したドキュメント情報に付加するペ
ージ番号を１ページ加算し、前記取得したドキュメント
情報と前記加算したページカウント値とに基づいて印刷
用紙裏面に印刷するドキュメント情報印刷データを作成
し、該作成したドキュメント情報印刷データを次ページ
印刷データとして出力し、印刷要求されたドキュメント
の次ページ分のデータを検出して、ドキュメントデータ
を妨げることなく、ドキュメントを補足する情報を記録
媒体に付加することを可能とする。

【００４４】第１５の発明において、ドキュメントのペ
ージデータを出力した後、ドキュメント情報印刷データ
を出力する前に、一定時間の待機時間を設定して、その
間に両面印刷に必要な記録媒体の搬送制御を完了し、最
適なタイミングで印刷を再開することを可能とする。

【００４５】第１６の発明において、ドキュメントのペ
ージデータを出力した後、ドキュメント情報印刷データ
を出力する前に、ユーザからの確認指示入力待ちを行
い、その間に両面印刷に必要な記録媒体の搬送制御を完
了し、最適なタイミングで印刷を再開するか、または裏
面印刷をスキップすることを可能とする。

【００４６】

【実施例】

〔第１実施例〕図１は本発明の第１実施例を示す情報処
理装置の構成を説明するブロック図である。

【００４７】図において、１１は中央処理装置で、記憶
装置（命令用）１２，記憶装置（データ用）１３，表示
装置１４，入力装置１５，通信装置１６等からその主要
部が構成されている。

【００４８】図２は、図１に示した表示装置１４に表示
される印刷モード設定画面の一例を示す図である。

【００４９】図において、２１は印刷モード設定ウイン
ドウで、情報処理装置における入力装置１５を構成する
キーボードまたはポインティングデバイスにより、印刷
要求が指示された場合に表示される。２２〜２５は指示
ボタンで、設定された印刷モードのＯＫ，キャンセル，
次候補，デフォルト等をカーソル２７あるいはファンク
ションキー等で指示する。２６はクローズボックスで、
該ボックスをカーソル２７で指示することにより、該印
刷モード設定ウインドウ２１が表示画面から消失され
る。

【００５０】なお、ウインドウ内に表示された項目は、
一例であって、その他の印刷モード設定項目を含むもの
であってもよい。すなわち、印刷装置の機能（カラー機
能，シート後処理機能，両面印刷機能）によって決定さ
れる。

【００５１】ウインドウ２１は、ユーザが印刷モード設
定を行う際に表示装置１４に表示され、マウスに代表さ
れるような入力装置１５によってユーザ自身が操作す
る。

【００５２】以下、本実施例と第１〜第５の発明の各手
段との対応及びその作用について図１，図２等を参照し
て説明する。

【００５３】第１の発明は、複数のアプリケーションに
基づいて処理された印刷情報をプリンタに出力するプリ
ンタドライバを備える情報処理装置において、各アプリ
ケーション毎に初期設定された印刷設定情報を各アプリ
ケーション名毎に記憶する記憶手段（記憶装置１３）
と、各アプリケーションからプリンタに対する印刷要求
指示に基づいて前記プリンタドライバが起動する際に、
前記記憶手段に対応するアプリケーション名が登録され
ているかどうかを判定する判定手段（中央処理装置１１
の機能による）と、この判定手段がアプリケーション名
が登録されていると判定した場合に、アプリケーション
名に従って前記記憶手段に登録された印刷設定情報を呼
び出して表示手段に印刷設定画面を表示させる第１の表
示制御手段（中央処理装置１１の機能による）と、判定
手段がアプリケーション名が登録されていないと判定し
た場合に、デフォルトの印刷設定情報を作成する作成手
段（中央処理装置１１の機能による）と、この作成手段
に作成された前記デフォルトの印刷設定情報に基づく印
刷設定画面を表示手段に表示させる第２の表示制御手段
（中央処理装置１１の機能による）とを設け、各アプリ
ケーションからプリンタに対する印刷要求指示に基づい
て前記プリンタドライバが起動する際に、中央処理装置
１１がアプリケーション名が登録されていると判定した
場合にアプリケーション名に従って前記記憶手段に登録
された印刷設定情報を呼び出して表示装置１４に印刷設
定画面を表示させ、中央処理装置１１がアプリケーショ
ン名が登録されていないと判定した場合に、作成された
前記デフォルトの印刷設定情報に基づく印刷設定画面を
表示装置１４に表示させ、起動される各アプリケーショ
ン毎に設定された印刷設定情報をユーザに明示して内容
を確認させることを可能とする。

【００５４】第２の発明は、第１の表示制御手段（中央
処理装置１１の機能による）により表示された登録設定
情報または第２の表示制御手段により表示された作成設
定情報に基づいて現在のプリンタドライバの印刷設定情
報を初期化設定する初期化手段を設け、第１の表示制御
手段により表示された登録設定情報または第２の表示制
御手段により表示された作成設定情報に基づいて初期化
手段が現在のプリンタドライバの印刷設定情報を初期化
設定して、起動される各アプリケーション毎に設定され
た印刷設定情報に従って所望の印刷モードを再現性よく
設定することを可能とする。

【００５５】第３の発明は、第１の表示制御手段（中央
処理装置１１の機能による）は、アプリケーション名に
従って記憶手段に登録された複数の印刷設定情報を次候
補表示要求に基づいて順次呼び出し表示手段に表示さ
せ、同一アプリケーション名に対して登録された複数の
印刷設定情報をユーザに明示して出力情報に最適な印刷
設定情報を選択可能とする。

【００５６】第４の発明は、第３の表示制御手段（中央
処理装置１１の機能による）は、第１の表示制御手段に
より表示された登録設定情報を破棄して、作成手段に作
成された前記デフォルトの印刷設定情報に基づく印刷設
定画面を表示手段に更新表示させ、一度ユーザが設定登
録した印刷設定情報をデフォルトの印刷設定情報に随時
更新表示可能とする。

【００５７】第５の発明は、複数のアプリケーションに
基づいて処理された印刷情報を複数のプリンタに出力す
るプリンタドライバ毎にアプリケーション名に従う複数
の印刷設定情報を登録可能とする。なお、プログラムド
ライバは、記憶装置１２に記憶されているものとする。

【００５８】以下、図３に示すフローチャートを参照し
て本発明に係る情報処理装置の印刷プリント制御方法に
ついて説明する。

【００５９】図３は本発明に係る情報処理装置のプリン
ト制御方法の一実施例を示すフローチャートである。な
お、（１）〜（３）は各ステップを示し、本実施例で
は、印刷モード設定方法に対応する。以下、本実施例と
第１１〜第１３の発明の各工程との対応及びその作用に
ついて説明する。

【００６０】先ず、本発明に係るプリンタシステムのプ
リント制御方法（印刷モード設定方法）に対応する第１
１の発明は、図３に示すように、起動中のアプリケーシ
ョン名取得工程（ステップ（１））と、印刷設定検索ス
テップ（２）と、印刷設定有無判定ステップ工程（ステ
ップ（３））と、印刷設定読み込み工程（ステップ
（４））と、デフォルト印刷設定作成工程（ステップ
（５））と、印刷設定初期化工程（ステップ（６））と
を実行して、アプリケーション切り換え毎に、各アプリ
ケーション毎に登録されたされた印刷設定情報を自動設
定してユーザに明示させる処理をプログラマブルに実行
可能とする。

【００６１】第１２の発明は、印刷設定検索工程により
複数の印刷設定情報が検出された場合、現在表示してい
る印刷設定以外の設定を呼び出すための次候補印刷設定
呼出し工程（図示しない）を実行して、同一のアプリケ
ーションであても所望とする印刷設定情報をユーザに順
次明示する処理をプログラマブルに実行可能とする。

【００６２】第１３の発明は、印刷設定検索工程により
過去の印刷設定情報が検出され、印刷設定画面表示工程
（図示しない）によりアプリケーション用の印刷設定が
表示された後、現在の印刷設定を破棄してデフォルトの
印刷設定に更新する印刷設定呼出し工程を実行して、ユ
ーザに設定登録された印刷設定情報を随時破棄してデフ
ォルトの印刷設定に自動変更する処理をプログラマブル
に実行可能とする。

【００６３】なお、以下の各ステップは、処理の実現に
必要なプログラムが記憶装置（命令用）１２から読み出
され、これを中央処理装置１１によって実行される。ま
た、本実施例における画面への表示はすべて表示装置１
４に行われるとともにユーザからの設定操作はすべて入
力装置１５によって行われる。

【００６４】一般にＷｉｎｄｏｗｓ（商品名）に代表さ
れるように、印刷機能がアプリケーションソフトウエア
から分離され仮想化されているシステムにおいては、ア
プリケーションソフトから印刷機能を利用しようとする
ときシステムを経由して印刷機能を実現するためのプリ
ンタドライバが呼び出される。

【００６５】本実施例による印刷モード設定処理も、こ
のようにアプリケーションが印刷設定を行おうとすると
きに呼び出され処理が開始するものとする。

【００６６】先ず、最初にアプリケーション名取得ステ
ップ（１）により、プリンタドライバは印刷設定処理を
呼び出したアプリケーション名を取得する。ここで扱う
アプリケーション名とは、製品名やプログラム名である
必要はなく、一意にアプリケーションを限定することの
できる情報でよい。また、プリンタドライバの動作する
システムによって取得できるアプリケーション情報が異
なるため、アプリケーション名は限定しない。

【００６７】次に、印刷設定検索ステップ（２）によ
り、先に取得したアプリケーション名で登録された印刷
設定が記憶装置（データ用）１３上に存在しているか検
索する。そして、印刷設定有無判定ステップ（３）によ
り、過去に同一名称のアプリケーションにより設定され
た印刷設定が存在すると判定されたときには、印刷設定
読み込みステップ（４）により、記憶装置（データ用）
１３から該当する印刷設定情報を読み込む。

【００６８】また、前記印刷設定有無判定ステップ
（３）により、該当する印刷設定が存在しないと判定さ
れたときには、デフォルト印刷設定作成ステップ（５）
により、あらかじめ決定されている汎用的な印刷設定情
報にしたがって印刷設定を作成する。

【００６９】最後に、印刷設定初期化ステップ（６）に
おいて、前述の印刷設定読み込みステップ（４）あるい
はデフォルト印刷設定作成ステップ（５）のいずれかに
おいて取得された印刷設定情報に基づいてプリンタドラ
イバを呼び出したアプリケーション用の印刷設定を作成
し、これを印刷設定画面表示ステップ（７）において、
印刷設定画面を表示装置１４に表示して、処理をリター
ンする。

【００７０】上記実施例においては、記憶装置（データ
用）１３上に該当する印刷設定情報がいくつあっても１
つの印刷設定しか利用することができないが、複数の印
刷設定情報があったときに、これらを選択するステッ
プ、もしくは順番に呼び出すステップを加えることによ
って、１つのアプリケーションに対して１つの印刷設定
と限られることなく利用形態に合わせて多様な印刷設定
を保持しておくことができ効果的である。

【００７１】また、上記実施例によって実現される印刷
設定の呼び出しに加えて、デフォルトの印刷設定に再設
定するステップを追加することによって、新規の印刷設
定を作成する際に便利になる。

【００７２】これにより、複数のアプリケーションが利
用される環境において、アプリケーションを変えても、
印刷設定をやり直すことなくそのアプリケーション自身
が過去に設定した印刷設定を利用できるようになり、一
度設定しておけば以後、常にそれぞれのアプリケーショ
ンに適した印刷設定での印刷を即座に実現できるように
なる。〔第２実施例〕図４は本発明の第２実施例を示す情報処
理装置の構成を説明するブロック図である。

【００７３】図において、３１はＣＰＵで、記憶装置３
３に記憶されたシステムプログラム，アプリケーション
プログラムに基づいてバス３７に接続された各メモリ３
２，表示装置３４，入力装置３５，出力装置３６等のア
クセスを制御している。

【００７４】なお、プリンタ装置は出力装置３６に接続
されており、ＣＰＵ３１による印刷プログラムの実行に
より出力装置３６を介して印刷データの出力が行われ
る。

【００７５】また、本実施例で用いられるプリンタ装置
における両面印刷は、連続する印刷データの奇数ページ
を表に、偶数ページを裏に受け取った順に印刷していく
方式を取るもので、印刷用紙の反転はプリンタ装置に内
蔵される反転ユニットにより行われる。

【００７６】図５は本発明に係る情報処理装置における
ドキュメント情報印刷処理出力状態を示す模式図であ
る。による印刷結果を例示するものでああり、（ａ）は
印刷用紙の片面だけにドキュメントデータおよびドキュ
メント情報を印刷した場合に対応し、（ｂ）は本実施例
が適用されたドキュメント情報印刷方法における印刷出
力結果を例示するものであり、印刷用紙の表側にドキュ
メントデータが印刷され、裏側にドキュメント情報が印
刷されている場合に対応する。

【００７７】以下、本実施例と第６〜第１０の発明の各
手段との対応及びその作用について図４，図５を参照し
て説明する。

【００７８】第６の発明は、両面印刷機能を備えたプリ
ンタにテキストデータおよびこのテキストデータに対し
て設定されるドキュメントデータとを含む印刷情報を出
力する情報処理装置において、前記印刷情報を解析して
前記印刷情報中の前記テキストデータを抽出して記録媒
体の一方の面に印刷させるように前記プリンタを制御す
る第１の印刷制御手段（ＣＰＵ３１の機能による）と、
前記印刷情報を解析して前記印刷情報中の前記テキスト
データを抽出して前記記録媒体の他方の面に、前記ドキ
ュメントデータを印刷させるように前記プリンタを制御
する第２の印刷制御手段（ＣＰＵ３１の機能による）と
を設け、ＣＰＵ３１により印刷情報を解析して前記印刷
情報中の前記テキストデータを抽出して記録媒体の一方
の面に印刷させるように前記プリンタを制御し、ＣＰＵ
３１により前記印刷情報を解析して前記印刷情報中の前
記テキストデータを抽出して前記記録媒体の他方の面
に、前記ドキュメントデータを印刷させるように前記プ
リンタを制御して、ユーザの意思で通常同一記録媒体面
に印刷されるドキュメントデータとテキストデータとを
記録媒体の両面に振り分けて印刷することを可能とす
る。

【００７９】第７の発明は、第２の印刷制御手段（ＣＰ
Ｕ３１の機能による）は、テキストデータに対して付加
されたヘッダとフッタとからなるドキュメントデータを
編集して記録媒体の他方の面に印刷させ、ヘッダおよび
フッタを集約したドキュメントデータをテキストデータ
印刷領域を制限することなく印刷することを可能とす
る。

【００８０】第８の発明は、第１の印刷制御手段（ＣＰ
Ｕ３１の機能による）は、印刷情報に設定されたページ
フォーマットのテキストエリアを拡張して前記印刷情報
から抽出したテキストデータを記録媒体の一方の面に印
刷させ、ドキュメントエリアで制限されていたテキスト
エリアを拡張して通常よりも可能な限り多くのテキスト
を一方の面に出力することを可能とする。

【００８１】第９の発明は、第２の印刷制御手段（ＣＰ
Ｕ３１の機能による）は、テキストデータに対して付加
されたヘッダとフッタとからなるドキュメントデータお
よびユーザ入力されたユーザデータを編集して記録媒体
の他方の面に印刷させ、抽出されたドキュメントデータ
に加えてユーザ入力されたユーザデータ（特に図示しな
いが、例えばスタンプ情報（閲覧可能，社外秘等）をも
合わせて印刷することを可能とする。

【００８２】第１０の発明は、第２の印刷制御手段（Ｃ
ＰＵ３１の機能による）によるドキュメントデータに基
づく印刷実行を有効または無効のいずれが設定されてい
るかを判定する判定手段による判定結果に基づいてる第
３の印刷制御手段（ＣＰＵ３１の機能による）が第２の
印刷制御手段によるドキュメントデータの印刷を実行ま
たは禁止させ、印刷開始前に、ユーザ意思で通常の片面
印刷によりまたは両面印刷によりテキストデータとドキ
ュメントデータとを印刷させることを可能とする。

【００８３】以下、図６に示すフローチャートを参照し
て本発明に係る情報処理装置のプリント制御方法につい
て説明する。

【００８４】図６は本発明に係る情報処理装置のプリン
ト制御方法の一実施例を示すフローチャートである。な
お、（１）〜（１２）は各ステップを示し、本実施例で
はドキュメント情報印刷方法に対応する。以下、本実施
例と第１４〜第１６の発明の各工程との対応及び作用に
ついて説明する。

【００８５】先ず、本発明に係る情報処理装置のプリン
ト制御方法（ドキュメント情報印刷方法）に対応する第
１４の発明は、ドキュメント情報取得工程（ステップ
（１））と、ページカウンタ初期化工程（ステップ
（２））と、印刷設定取得工程（ステップ（３））と、
印刷設定判定工程（ステップ（４））と、プリンタ情報
取得工程（ステップ（５））と、両面印刷能力判定工程
（ステップ（６））と、両面印刷モード設定工程（ステ
ップ（７））と、ページデータ出力工程（ステップ
（８））と、ページカウンタ加算工程（ステップ
（９））と、ドキュメント情報印刷データ作成工程（ス
テップ（１０））と、ドキュメント情報印刷データ出力
工程（ステップ（１１））と、次ページデータ検出工程
（ステップ（１２））とを実行して、ドキュメントデー
タを妨げることなく、ドキュメントを補足する情報を記
録媒体に付加する処理をプログラマブルに実行可能とす
る。

【００８６】第１５の発明は、ドキュメントのページデ
ータを出力した後、ドキュメント情報印刷データを出力
する前に、一定時間の待機時間を設定するドキュメント
情報印刷データ出力待機工程（特に図示しない）を実行
して、その間に両面印刷に必要な記録媒体の搬送制御を
完了し、最適なタイミングで印刷を再開することを可能
とする。

【００８７】第１６の発明は、ドキュメントのページデ
ータを出力した後、ドキュメント情報印刷データを出力
する前に、ユーザからの確認指示入力待ちを行うドキュ
メント情報印刷データ出力確認工程（特に図示しない）
を実行して、最適なタイミングで印刷を再開するか、ま
たは裏面印刷をスキップすることを可能とする。

【００８８】図７は本発明に係る情報処理装置における
プリント制御方法による印刷出力のようすを示す図であ
り、ドキュメント情報が印刷された面が上面で出力され
ているためドキュメントの確認が容易になる。

【００８９】なお、以下の各ステップは、処理の実現に
必要なプログラムが記憶装置３３内から読み出され、こ
れを中央処理装置３１によって実行される。また、入力
装置３５によるユーザからの印刷指示の結果、情報処理
装置上に印刷プログラムが起動される。この印刷プログ
ラムが印刷要求を受け取ると、図６の処理が呼び出され
る。

【００９０】まず、ドキュメント情報取得ステップ
（１）により、印刷要求のあったドキュメントに関する
情報を渡されたドキュメント名称をもとにして取得す
る。ここで、取得される情報は本発明の適用される情報
処理装置およびドキュメント・ファイル形式に依存する
が、本実施例においては、タイトル，作成日時，ページ
数が取得される。

【００９１】次に、ページカウンタ初期化ステップ
（２）により、ドキュメントデータの印刷ページ番号を
取得するためにあらかじめページカウンタの初期化を行
う。次に、印刷設定取得ステップ（３）により、印刷要
求とともに渡される印刷設定を取得する。これには、印
刷を片面で行うか、両面で行うか、という印刷形態設定
が含まれている。

【００９２】この取得された印刷設定は、続く印刷設定
判定ステップ（４）により、印刷形態設定が片面印刷か
両面印刷かのいずれであるかが判定される。

【００９３】一方、印刷設定判定ステップ（４）で片面
印刷と判定されると、プリンタ情報取得ステップ（５）
により、印刷対象となるプリンタの印刷能力についての
情報（プリンタ情報）を取得する。このプリンタ情報に
は、プリンタ装置の両面印刷能力についても含まれてい
る。

【００９４】ステップ（５）で取得されたプリンタ情報
は、続く両面印刷能力判定ステップ（６）により、両面
印刷が対象プリンタ装置で利用可能か判定される。

【００９５】一方、両面印刷能力判定ステップ（４）で
両面印刷であると判定されると、両面印刷モード設定ス
テップ（７）により、前記印刷設定取得ステップ（３）
で取得した印刷設定内の印刷形態設定を両面印刷モード
に設定し直す。

【００９６】なお、前記印刷設定判定ステップ（４）で
両面印刷と判定された場合、両面印刷能力判定ステップ
（６）で両面印刷不可と判定された場合においては、本
発明が適用されない図２に例示されるような従来通りの
片面印刷を行う。以上の印刷に先立つ前処理が完了する
と、印刷プログラムはドキュメントデータの出力処理に
移行する。

【００９７】次いで、ページデータ出力ステップ（８）
により、印刷要求されたドキュメントデータから１ペー
ジ分の印刷データを抽出してこれを出力装置３６に送
る。ページデータの出力が終了するとページカウンタ加
算ステップ（９）により、ページカウンタを１ページ分
加算する。

【００９８】次に、ドキュメント情報印刷データ作成ス
テップ（１０）により、前記取得したドキュメント情報
と前記加算したページカウンタに基づいて印刷用紙の裏
面に印刷するための印刷データ（ドキュメント情報印刷
データ）を作成する。この裏面に印刷するドキュメント
情報印刷データには、どのような情報も含んでもかまわ
ないし、フォーマットについても任意である。本実施例
においては、図５の（ｂ）に例示されるように、裏面の
下部の矩形内にドキュメント名称，作成日時，ページ番
号，総ページ数が配置される。

【００９９】そして、前記作成されたドキュメント情報
印刷データはドキュメント情報印刷データ出力ステップ
（１１）により、出力装置３６に送られる。なお、この
出力によっては、ドキュメントデータではないのでペー
ジカウンタの加算は行わない。

【０１００】最後に、次ページデータ検出ステップ（１
２）により、印刷要求されたドキュメントの次ページ分
の印刷データの有無を検出する。ここで、次ページデー
タを検出すると、ページデータ出力ステップ（８）に戻
って以降の処理を繰り返す。

【０１０１】一方、ステップ（１２）で全印刷データと
そのドキュメント情報印刷データの出力が終了すると、
印刷プログラムは後処理に移行する（リターンする）。

【０１０２】なお、上記実施例では、両面印刷機能を備
えたプリンタ装置について記述したが、本発明はこれに
限られるものではなく、コンピュータとの接続によりプ
リンタとしても利用可能な複写機（両面印刷機能付き）
においても有効である。

【０１０３】また、両面印刷機能をもたなくとも、印刷
用紙の表にドキュメントデータを印刷したあとにウェイ
トステップを設けるか、継続のための入力待ちステップ
を設けることで、その間にドキュメントデータが印刷出
力された印刷用紙を裏返して再度給紙することができる
ので、同様の効果を得ることができる。

【０１０４】これにより、ドキュメントデータを妨げる
ことなく、ドキュメントを補足する情報を印刷用紙に付
加することができる。これによって、印刷用紙表側の印
刷領域をすべてドキュメントデータのため、データ容量
が増えても印刷に要する用紙枚数を節約することができ
るようになる。

【０１０５】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、１つの機器から成る装置に適
用しても良い。また、本発明はシステムあるいは装置に
プログラムを供給することによって達成させる場合にも
適用できることは言うまでもない。

【０１０６】

【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第１
の発明によれば、各アプリケーションからプリンタに対
する印刷要求指示に基づいて前記プリンタドライバが起
動する際に、判定手段がアプリケーション名が登録され
ていると判定した場合に、第１の表示制御手段がアプリ
ケーション名に従って前記記憶手段に登録された印刷設
定情報を呼び出して表示手段に印刷設定画面を表示さ
せ、判定手段がアプリケーション名が登録されていない
と判定した場合に、第２の表示制御手段が作成手段によ
り作成された前記デフォルトの印刷設定情報に基づく印
刷設定画面を表示手段に表示させるので、起動される各
アプリケーション毎に設定された印刷設定情報をユーザ
に明示して内容を確認させることができる。

【０１０７】第２の発明によれば、第１の表示制御手段
により表示された登録設定情報または第２の表示制御手
段により表示された作成設定情報に基づいて初期化手段
が現在のプリンタドライバの印刷設定情報を初期化設定
するので、起動される各アプリケーション毎に設定され
た印刷設定情報に従って所望の印刷モードを再現性よく
設定することができる。

【０１０８】第３の発明によれば、第１の表示制御手段
は、アプリケーション名に従って記憶手段に登録された
複数の印刷設定情報を次候補表示要求に基づいて順次呼
び出し表示手段に表示させるので、同一アプリケーショ
ン名に対して登録された複数の印刷設定情報をユーザに
明示して出力情報に最適な印刷設定情報を選択すること
ができる。

【０１０９】第４の発明によれば、第３の表示制御手段
は、第１の表示制御手段により表示された登録設定情報
を破棄して、作成手段に作成された前記デフォルトの印
刷設定情報に基づく印刷設定画面を表示手段に更新表示
させるので、一度ユーザが設定登録した印刷設定情報を
デフォルトの印刷設定情報に随時更新表示することがで
きる。

【０１１０】第５の発明によれば、複数のアプリケーシ
ョンに基づいて処理された印刷情報を複数のプリンタに
出力するプリンタドライバ毎にアプリケーション名に従
う複数の印刷設定情報を登録することができる。

【０１１１】第６の発明によれば、第１の印刷制御手段
により印刷情報を解析して前記印刷情報中の前記テキス
トデータを抽出して記録媒体の一方の面に印刷させるよ
うに前記プリンタを制御し、第２の印刷制御手段により
前記印刷情報を解析して前記印刷情報中の前記テキスト
データを抽出して前記記録媒体の他方の面に、前記ドキ
ュメントデータを印刷させるように前記プリンタを制御
するので、ユーザの意思で通常同一記録媒体面に印刷さ
れるドキュメントデータとテキストデータとを記録媒体
の両面に振り分けて印刷することができる。

【０１１２】第７の発明によれば、第２の印刷制御手段
は、テキストデータに対して付加されたヘッダとフッタ
とからなるドキュメントデータを編集して記録媒体の他
方の面に印刷させるので、ヘッダおよびフッタを集約し
たドキュメントデータをテキストデータ印刷領域を制限
することなく印刷することができる。

【０１１３】第８の発明によれば、第１の印刷制御手段
は、印刷情報に設定されたページフォーマットのテキス
トエリアを拡張して前記印刷情報から抽出したテキスト
データを記録媒体の一方の面に印刷させるので、ドキュ
メントエリアで制限されていたテキストエリアを拡張し
て通常よりも可能な限り多くのテキストを一方の面に出
力することができる。

【０１１４】第９の発明によれば、第２の印刷制御手段
は、テキストデータに対して付加されたヘッダとフッタ
とからなるドキュメントデータおよびユーザ入力された
ユーザデータを編集して記録媒体の他方の面に印刷させ
るので、抽出されたドキュメントデータに加えてユーザ
入力されたユーザデータをも合わせて印刷することがで
きる。

【０１１５】第１０の発明によれば、第２の印刷制御手
段によるドキュメントデータに基づく印刷実行を有効ま
たは無効のいずれが設定されているかを判定する判定手
段による判定結果に基づいてる第３の印刷制御手段が第
２の印刷制御手段によるドキュメントデータの印刷を実
行または禁止させるので、印刷開始前に、ユーザ意思で
通常の片面印刷によりまたは両面印刷によりテキストデ
ータとドキュメントデータとを印刷させることができ
る。

【０１１６】第１１の発明によれば、プリンタドライバ
を呼び出したアプリケーションの名称を取得し、前記ア
プリケーション名と一致する名称による印刷設定情報を
検索し、該検索結果により過去の印刷設定情報の有無を
判定し、過去の印刷設定情報が存在するときに印刷設定
情報をメモリ上に読み込み、過去の印刷設定情報が存在
しないときデフォルトの印刷設定情報を作成し、前記読
み込み、もしくは作成された印刷設定情報に基づいてア
プリケーション用の印刷設定を初期化し、該初期化され
た印刷設定を画面に表示させるので、アプリケーション
切り換え毎に、各アプリケーション毎に登録されたされ
た印刷設定情報を自動設定してユーザに明示させること
ができる。

【０１１７】第１２の発明によれば、印刷設定情報の検
索により複数の印刷設定情報が検出された場合、現在表
示している印刷設定以外の設定を呼び出するので、同一
のアプリケーションであても所望とする印刷設定情報を
ユーザに順次明示することができる。

【０１１８】第１３の発明によれば、印刷設定情報の検
索により過去の印刷設定情報が検出され、アプリケーシ
ョン用の印刷設定が表示された後、現在の印刷設定を破
棄してデフォルトの印刷設定に更新するので、ユーザに
設定登録された印刷設定情報を随時破棄してデフォルト
の印刷設定に自動変更することができる。

【０１１９】第１４の発明によれば、印刷要求されたド
キュメントについての詳細情報を取得し、該取得したド
キュメント情報に付加するページ番号を初期化し、前記
印刷要求とともに渡される印刷設定情報を取得し、該取
得した印刷設定情報中の印刷形態設定を判定して、印刷
先のプリンタ装置に関する印刷能力情報を取得し、該取
得したプリンタ情報中の両面印刷能力有無を判定し、取
得した印刷設定中に両面印刷モードを設定し、前記印刷
要求されたドキュメントの１ページ分のデータを出力す
るとともに、該取得したドキュメント情報に付加するペ
ージ番号を１ページ加算し、前記取得したドキュメント
情報と前記加算したページカウント値とに基づいて印刷
用紙裏面に印刷するドキュメント情報印刷データを作成
し、該作成したドキュメント情報印刷データを次ページ
印刷データとして出力し、印刷要求されたドキュメント
の次ページ分のデータを検出するので、ドキュメントデ
ータを妨げることなく、ドキュメントを補足する情報を
記録媒体に付加することができる。

【０１２０】第１５の発明によれば、ドキュメントのペ
ージデータを出力した後、ドキュメント情報印刷データ
を出力する前に、一定時間の待機時間を設定するので、
その間に両面印刷に必要な記録媒体の搬送制御を完了
し、最適なタイミングで印刷を再開することができる。

【０１２１】第１６の発明によれば、ドキュメントのペ
ージデータを出力した後、ドキュメント情報印刷データ
を出力する前に、ユーザからの確認指示入力待ちを行う
ので、その間に両面印刷に必要な記録媒体の搬送制御を
完了し、最適なタイミングで印刷を再開するか、または
裏面印刷をスキップすることができる。

【０１２２】従って、各アプリケーション切り換え毎に
必要とされた印刷設定情報の再設定処理を不要として、
登録されたあるいは変更した印刷設定情報に従う印刷処
理を効率よく行えるとともに、ドキュメントおよびドキ
ュメントの詳細情報とをユーザからの要求で記録媒体の
両面に振り分けて印刷させて、紙資源を節約した印刷す
ることができる等の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施例を示す情報処理装置の構成
を説明するブロック図である。

【図２】図１に示した表示装置に表示される印刷モード
設定画面の一例を示す図である。

【図３】本発明に係る情報処理装置のプリント制御方法
の一実施例を示すフローチャートである。

【図４】本発明の第２実施例を示す情報処理装置の構成
を説明するブロック図である。

【図５】本発明に係る情報処理装置におけるドキュメン
ト情報印刷処理出力状態を示す模式図である。

【図６】本発明に係る情報処理装置のプリント制御方法
の一実施例を示すフローチャートである。

【図７】本発明に係る情報処理装置におけるプリント刷
制御方法による印刷出力のようすを示す図である。

【符号の説明】

１１中央処理装置１２記憶装置１３記憶装置１４表示装置１５入力装置１６通信装置

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】複数のアプリケーションに基づいて処理
された印刷情報をプリンタに出力するプリンタドライバ
を備える情報処理装置において、各アプリケーション毎
に初期設定された印刷設定情報を各アプリケーション名
毎に記憶する記憶手段と、各アプリケーションからプリ
ンタに対する印刷要求指示に基づいて前記プリンタドラ
イバが起動する際に、前記記憶手段に対応するアプリケ
ーション名が登録されているかどうかを判定する判定手
段と、この判定手段がアプリケーション名が登録されて
いると判定した場合に、アプリケーション名に従って前
記記憶手段に登録された印刷設定情報を呼び出して表示
手段に印刷設定画面を表示させる第１の表示制御手段
と、判定手段がアプリケーション名が登録されていない
と判定した場合に、デフォルトの印刷設定情報を作成す
る作成手段と、この作成手段に作成された前記デフォル
トの印刷設定情報に基づく印刷設定画面を表示手段に表
示させる第２の表示制御手段とを具備したことを特徴と
する請求項１記載の情報処理装置。
【請求項２】第１の表示制御手段により表示された登
録設定情報または第２の表示制御手段により表示された
作成設定情報に基づいて現在のプリンタドライバの印刷
設定情報を初期化設定する初期化手段を具備したことを
特徴とする請求項１記載の情報処理装置。
【請求項３】第１の表示制御手段は、アプリケーショ
ン名に従って記憶手段に登録された複数の印刷設定情報
を次候補表示要求に基づいて順次呼び出し表示手段に表
示させることを特徴とする請求項１または２記載の情報
処理装置。
【請求項４】第１の表示制御手段により表示された登
録設定情報を破棄して、作成手段に作成された前記デフ
ォルトの印刷設定情報に基づく印刷設定画面を表示手段
に更新表示させる第３の表示制御手段を具備したことを
特徴とする請求項１記載の情報処理装置。
【請求項５】複数のアプリケーションに基づいて処理
された印刷情報を複数のプリンタに出力するプリンタド
ライバを複数有することを特徴とする請求項１記載の情
報処理装置。
【請求項６】両面印刷機能を備えたプリンタにテキス
トデータおよびこのテキストデータに対して設定される
ドキュメントデータとを含む印刷情報を出力する情報処
理装置において、前記印刷情報を解析して前記印刷情報
中の前記テキストデータを抽出して記録媒体の一方の面
に印刷させるように前記プリンタを制御する第１の印刷
制御手段と、前記印刷情報を解析して前記印刷情報中の
前記テキストデータを抽出して前記記録媒体の他方の面
に、前記ドキュメントデータを印刷させるように前記プ
リンタを制御する第２の印刷制御手段とを具備したこと
を特徴とする情報処理装置。
【請求項７】第２の印刷制御手段は、テキストデータ
に対して付加されたヘッダとフッタとからなるドキュメ
ントデータを編集して記録媒体の他方の面に印刷させる
ことを特徴とする請求項６記載の情報処理装置。
【請求項８】第１の印刷制御手段は、印刷情報に設定
されたページフォーマットのテキストエリアを拡張して
前記印刷情報から抽出したテキストデータを記録媒体の
一方の面に印刷することを特徴とする請求項６記載の情
報処理装置。
【請求項９】第２の印刷制御手段は、テキストデータ
に対して付加されたヘッダとフッタとからなるドキュメ
ントデータおよびユーザ入力されたユーザデータを編集
して記録媒体の他方の面に印刷させることを特徴とする
請求項６記載の情報処理装置。
【請求項１０】第２の印刷制御手段によるドキュメン
トデータに基づく印刷実行を有効または無効のいずれが
設定されているかを判定する判定手段と、この判定手段
による判定結果に基づいて第２の印刷制御手段によるド
キュメントデータの印刷を実行または禁止する第３の印
刷制御手段とを具備したことを特徴とする請求項６記載
の情報処理装置。
【請求項１１】複数のアプリケーションに基づいて処
理された印刷情報をプリンタに出力するプリンタドライ
バを備える情報処理装置のプリント制御方法において、
プリンタドライバを呼び出したアプリケーションの名称
を取得するアプリケーション名取得工程と、前記アプリ
ケーション名と一致する名称による印刷設定情報を検索
する印刷設定検索工程と、前記検索結果により過去の印
刷設定情報の有無を判定する印刷設定有無判定工程と、
過去の印刷設定情報が存在するときに印刷設定情報をメ
モリ上に読み込む印刷設定読み込み工程と、過去の印刷
設定情報が存在しないときデフォルトの印刷設定情報を
作成するデフォルト印刷設定作成工程と、前記読み込
み、もしくは作成された印刷設定情報に基づいてアプリ
ケーション用の印刷設定を初期化する印刷設定初期化工
程と、前記初期化された印刷設定を画面に表示する印刷
設定画面表示工程とを有することを特徴とする情報処理
装置のプリント制御方法。
【請求項１２】印刷設定検索工程により複数の印刷設
定情報が検出された場合、現在表示している印刷設定以
外の設定を呼び出すための次候補印刷設定呼出し工程を
有することを特徴とする請求項１１記載の情報処理装置
のプリント制御方法。
【請求項１３】印刷設定検索工程により過去の印刷設
定情報が検出され、印刷設定画面表示工程によりアプリ
ケーション用の印刷設定が表示された後、現在の印刷設
定を破棄してデフォルトの印刷設定に更新する印刷設定
呼出し工程とを有することを特徴とする請求項１１記載
の情報処理装置のプリント制御方法。
【請求項１４】編集したドキュメントを両面印刷機能
を有するプリンタに出力して印刷させる情報処理装置の
プリント制御方法において、印刷要求されたドキュメン
トについての詳細情報を取得するドキュメント情報取得
工程と、前記取得したドキュメント情報に付加するペー
ジ番号を初期化するページカウント初期化工程と、前記
印刷要求とともに渡される印刷設定情報を取得する印刷
設定取得工程と、前記取得した印刷設定情報中の印刷形
態設定を判定する印刷設定判定工程と、印刷先のプリン
タ装置に関する印刷能力情報を取得するプリンタ情報取
得工程と、前記取得したプリンタ情報中の両面印刷能力
有無を判定する両面印刷能力判定工程と、前記取得した
印刷設定中に両面印刷モードを設定する両面印刷モード
設定工程と、前記印刷要求されたドキュメントの１ペー
ジ分のデータを出力するページデータ出力工程と、前記
取得したドキュメント情報に付加するページ番号を１ペ
ージ加算するページカウント加算工程と、前記取得した
ドキュメント情報と前記加算したページカウント値とに
基づいて印刷用紙裏面に印刷するドキュメント情報印刷
データを作成するドキュメント情報印刷データ作成工程
と、前記作成したドキュメント情報印刷データを次ペー
ジ印刷データとして出力するドキュメント情報印刷デー
タ出力工程と、前記印刷要求されたドキュメントの次ペ
ージ分のデータを検出する次ページデータ検出工程とを
有することを特徴とする情報処理装置のプリント制御方
法。
【請求項１５】ドキュメントのページデータを出力し
た後、ドキュメント情報印刷データを出力する前に、一
定時間の待機時間を設定するドキュメント情報印刷デー
タ出力待機工程を有することを特徴とする請求項１４記
載の情報処理装置のプリント制御方法。
【請求項１６】ドキュメントのページデータを出力し
た後、ドキュメント情報印刷データを出力する前に、ユ
ーザからの確認指示入力待ちを行うドキュメント情報印
刷データ出力確認工程を有することを特徴とする請求項
１４記載の情報処理装置のプリント制御方法。