JP2001078018A - データ編集装置 - Google Patents

データ編集装置

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JP2001078018A
JP2001078018A JP25339099A JP25339099A JP2001078018A JP 2001078018 A JP2001078018 A JP 2001078018A JP 25339099 A JP25339099 A JP 25339099A JP 25339099 A JP25339099 A JP 25339099A JP 2001078018 A JP2001078018 A JP 2001078018A
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 この装置は、指定されたページ数分のイ
メージを1枚の画面に含めるように編集し、印刷をす
る。編集を要求された複数の文書が2up印刷を要求す
るものと4up印刷を要求するものとに分類される場
合、各文書の印刷要求をそれぞれ別々の待ち行列に配置
する。連結印刷管理キュー3は、例えば4up印刷を要
求する複数の文書を自動的に連結し、余白のない印刷を
行う。 【効果】 印刷要求順にマルチページ編集を行うと、各
文書毎に余白のある印刷が行われることがある。同一の
待ち行列に配列された文書を自動的に連結すれば、余白
のない無駄のない印刷ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数ページのイメ
ージが含まれる文書を、例えば数ページ分ずつまとめて
1ページ分のイメージに編集し、印刷をしたり表示出力
をする機能を持つデータ編集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、プリンタに10ページ分のイメー
ジを印刷させる場合、プリンタは、1ページ分のイメー
ジを1枚の用紙に印刷する動作を10回繰り返す。とこ
ろが、例えば元の文書の各ページのイメージを4分の1
に縮小すれば、1枚の用紙に4ページ分の印刷が可能に
なる。このような印刷をマルチページ編集による印刷と
呼んでいる。2ページ分のイメージを1枚の用紙に印刷
することを2upの印刷と呼び、4ページ分のイメージ
を1枚の用紙に印刷することを4upの印刷と呼んでい
る。マルチページ編集による印刷は、印刷用紙を節約
し、印刷された資料の保管スペースを節約するために大
変有効な方法である。また、複数ページの文書を一括し
てディスプレイに表示するような場合にも、有効な方法
である。
【0003】従来は、例えばパーソナルコンピュータ等
の上位装置上で動作するアプリケーションが、プリンタ
ドライバにマルチページ機能での印刷を要求すると、文
書毎にマルチページ編集が実行されて印刷される。次の
文書についても同様の要求があると、再び、マルチペー
ジ編集が実行されてその文書の印刷がされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には、次のような解決すべき課題があっ
た。一般に、パーソナルコンピュータ等の上位装置がプ
リンタに対し印刷を要求する処理は、文書単位で行われ
る。例えば3ページのイメージから成る最初の文書を2
upで印刷するように指定すると、2枚目の用紙の半分
が余白になってプリンタから出力される。また、3ペー
ジのイメージから成る次の文書を4upで印刷するよう
に指定すると、用紙の4分の1の部分に余白が発生す
る。
【0005】各文書の印刷がそれぞれ別々のユーザの要
求による場合にはこれでよいが、同一のユーザが関連す
る文書を連続して印刷するよう要求したような場合、文
書毎にこうした余白が発生するのは不経済である。それ
ぞれの余白を有効に活用することが好ましい。また、ユ
ーザが予め関連する文書を1つの文書にまとめてから印
刷を要求すれば、このような余白を減らすことができる
が、印刷要求のつど、複数の文書を1文書にまとめる作
業は煩雑になる。マルチページ編集をした画像をディス
プレイに表示する場合にも、同様の問題点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉指定されたページ数分のイメージを一枚の画
面に含めるように、上記画面のイメージの編集をするマ
ルチページ編集機能を備え、編集を要求された複数の文
書のうち、一枚の画面に含めるイメージの指定ページ数
が同一の文書群を、同一の待ち行列に配置して、同一の
待ち行列に配置した文書群を連結して一文書と同様に取
り扱って、上記マルチページ編集を実行させるキューを
備えたことを特徴とするデータ編集装置。
【0007】〈構成2〉構成1に記載のデータ編集装置
において、同一の待ち行列に配置された指定ページ数が
同一の文書群を連結して一文書と同様に取り扱ったとき
に、上記画面に余白を生じない場合に、マルチページ編
集を開始させる判定装置を備えたことを特徴とするデー
タ編集装置。
【0008】〈構成3〉構成1に記載のデータ編集装置
において、指定ページ数が同一の文書群が、同一の待ち
行列に配置されるまで一定時間待機し、その一定時間を
経過すると、同一の待ち行列に配置された指定ページ数
が同一の文書群を連結してマルチページ編集を開始させ
るタイマを備えたことを特徴とするデータ編集装置。
【0009】〈構成4〉構成1または2に記載のデータ
編集装置において、上記キューは、同一の待ち行列に配
置された文書群のうち任意の2以上の文書を連結するこ
とによって、全ての画面に余白無しに各ページのイメー
ジを含めることができる文書の組み合わせを検索して、
マルチページ編集を実行させることを特徴とするデータ
編集装置。
【0010】〈構成5〉構成1または2に記載のデータ
編集装置において、上記キューは、同一の待ち行列に配
置された文書群のうち任意の2以上の文書を連結するこ
とによって、全ての画面に最小限の余白を残して各ペー
ジのイメージを含めることができる文書の組み合わせを
検索して、マルチページ編集を実行させることを特徴と
するデータ編集装置。
【0011】〈構成6〉指定されたページ数分のイメー
ジを一枚の画面に含めるように、上記画面のイメージの
編集をするマルチページ編集機能を備え、編集を要求さ
れた複数の文書のうち、一枚の画面に含めるイメージの
指定ページ数が同一の文書群を、同一の待ち行列に配置
して、この同一の待ち行列に配置された文書群を、文書
の属性情報を表示する文書情報に基づいてソーティング
した後、ソーティングされた順序で各文書を連結して、
マルチページ編集を実行させることを特徴とするデータ
編集装置。
【0012】〈構成7〉指定されたページ数分のイメー
ジを一枚の画面に含めるように、上記画面のイメージの
編集をするマルチページ編集機能を備え、編集を要求さ
れた複数の文書のうち、一枚の画面に含めるイメージの
指定ページ数が同一の文書群を、同一の待ち行列に配置
して、この同一の待ち行列に配置された文書群を、文書
に含まれたキーワードに基づいてソーティングした後、
ソーティングされた順序で各文書を連結して、マルチペ
ージ編集を実行させることを特徴とするデータ編集装
置。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例1〉図1は、具体例1のデータ編集動作説明図
である。この図を用いて、まず具体例1の概略を説明す
る。後で説明するように、例えば上位装置であるパーソ
ナルコンピュータからプリンタに対し、複数の文書のマ
ルチページ編集を伴う印刷要求が行われた場合を例にと
って説明する。
【0014】まず、図の左端に示すように、上位装置か
らプリンタに対し文書A、文書B、文書C、文書Dの印
刷要求があったとする。この場合、文書Aについては2
up印刷が指定されている。また、文書Bについては4
up印刷が指定されている。文書Cは2up印刷、文書
Dは、4up印刷が指定されている。この順序で各文書
の印刷要求があった場合には、従来は図の右端に示す比
較例のように印刷が行われていた。
【0015】即ち、まず、最初の文書は、1ページ分の
イメージを有し、2up印刷を指定してマルチページ印
刷するように要求している。なお、この図面では、各文
書の各ページのイメージ1を区別するために、それぞれ
図中にイメージ名を書き入れた。文書Aの場合には1ペ
ージでA−1、文書Bの場合には3ページでB−1,B
−2,B−3、文書Cの場合には1ページでC−1、文
書Dの場合には1ページでD−1である。
【0016】文書Aのイメージは1ページ分であるか
ら、比較例の場合、図のように、1枚の用紙5の左半分
にそのイメージが印刷される。即ち、右半分は余白のま
ま印刷を終了する。次の文書Bについては、4upが指
定されているから、1枚の用紙5の4分の3の面積を使
用して3ページ分のイメージが印刷される。用紙の残り
4分の1は余白となって印刷を終了する。文書Cについ
ても1ページ分のイメージについて2up印刷が指定さ
れている。従って、文書Aの場合と同様に、用紙の2分
の1は余白となる。文書Dの場合には、1ページ分のイ
メージについて4up印刷が指定されている。従って、
用紙5の4分の1が1ページ分のイメージの印刷に使用
され、残り4分の3が余白になっている。
【0017】このような従来の印刷方法では、それぞれ
各用紙に余白が残る。この例では、まず文書Aから文書
Dまでの4種類の文書印刷要求を、それぞれ印刷待ち行
列に配置する。このとき、1枚の画面に含めるイメージ
のページ数が同一のものが同一の待ち行列に配置される
ように分類する。連結印刷管理キュー3は、この印刷待
ち行列を管理するためのものである。
【0018】連結印刷管理キュー3は、ユーザが印刷要
求に伴って2up、3up、4up、…Nup印刷の指
定をすると、これらの印刷要求をそれぞれ別々の待ち行
列に配置する機能を持つ。従って、例えば図1に示すよ
うな印刷要求があったとすると、文書Aと文書Cとは、
同じ2up印刷を指定するものであるから同一の待ち行
列に配置する。また、文書Bと文書Dは、同じ4up印
刷を指定するものであるから同一の待ち行列に配置す
る。
【0019】本発明のデータ編集装置によれば、同一の
待ち行列に配置した文書群を連結して一文書と同様に取
り扱って、マルチページ編集を実行する。即ち、文書A
と文書Cとを連結する。また、文書Bと文書Dとを連結
する。こうすれば、1ページ分のイメージを持つ文書A
と1ページ分のイメージを持つ文書Cとを連結して2u
p印刷で印刷することになる。これにより、図の右側の
「本発明での印刷」という部分に示すように、1枚の用
紙5に文書AのA−1のページと、文書CのC−1のペ
ージとが連結されて編集される。この状態で印刷を行え
ば、用紙に無駄なく印刷ができる。
【0020】一方、文書Bと文書Dについても、同様に
してこれらを連結して4up印刷を実行する。この場合
にも、丁度両文書のページを加算すると4となり、ぴっ
たり1枚の用紙に印刷できるページ数になる。従って、
無駄のない印刷が可能になる。図1に示す本発明での印
刷と比較例での印刷とを比較すると、本発明の場合に
は、用紙に無駄な余白が生じず、比較例の場合に比べて
半分の枚数の用紙に印刷を行うことができる。また、余
白を生じたとしても、複数文書の結合により余白をより
少なくできるケースが増える。
【0021】次に、以上のような制御を実現するための
具体的な装置の構成や動作を説明する。図2に、具体例
1のデータ編集装置ブロック図を示す。図に示す装置
は、アプリケーション7が生成した文書をプリンタドラ
イバ10が編集し、印刷データ送信処理部30を通じて
プリンタ40に転送する構成となっている。この例で
は、プリンタドライバ10が、アプリケーション7から
複数の文書の編集要求を受け付け、これらを図1を用い
て説明したような要領で編集して印刷データ送信処理部
30に出力する。
【0022】このために、プリンタドライバ10は、印
刷ダイアログ11、Nup情報作成処理部12、印刷デ
ータ作成処理部13、ページ情報作成処理部14、連結
印刷判定処理部15、キューイング処理部16、連結印
刷管理処理部17、連結印刷データ作成処理部18及び
メモリ20を備えている。メモリ20には、印刷データ
21と、連結印刷管理キュー3を記憶する領域が設けら
れている。
【0023】上記アプリケーション7やプリンタドライ
バ10及び印刷データ送信処理部30は、いずれも、プ
リンタ40を制御するための上位装置であるパーソナル
コンピュータ等の中に組み込まれた、ソフトウェアによ
り構成される。従って、プリンタドライバ10の各構成
部分は、印刷用データ編集のためのコンピュータプログ
ラムの各機能モジュールやオブジェクトにより実現さ
れ、コンピュータのハードディスクや半導体メモリ装置
等の、コンピュータ読み取り可能な記録媒体上に記録さ
れて使用される。
【0024】印刷ダイアログ11は、ユーザがアプリケ
ーション7を操作して印刷要求をする場合に操作するイ
ンタフェースである。具体的には、パーソナルコンピュ
ータのディスプレイ上に表示されるウインドウを制御す
るオブジェクトである。ユーザは、この印刷ダイアログ
11を使用して、例えば文書Aを2up印刷で印刷する
といった指定を行う。この要求がアプリケーション7を
通じてプリンタドライバ10に伝えられる。Nup情報
作成処理部12は、指定されたマルチページ編集印刷要
求を、印刷データ21に書き込むための処理を行う部分
である。
【0025】印刷データ作成処理部13は、アプリケー
ション7から転送された印刷データを編集したり展開処
理して、印刷データ21に書き込むための処理を行う部
分である。ここで、プリンタに転送するためのデータが
生成される。ページ情報作成処理部14は、印刷文書中
に含まれるページ数に関する情報を印刷データ21に含
める処理を行う部分である。これらの動作によって、印
刷データ21には、文書毎の各印刷要求の内容とプリン
タの印刷コマンド列が格納される。
【0026】連結印刷判定処理部15は、本発明による
連結印刷を実行するかどうかを判断する部分で、連結印
刷を実行する場合には、キューイング処理部16に印刷
要求を転送し、それ以外の場合には、印刷データ送信処
理部30に対し直接印刷要求を転送するよう動作する部
分である。連結印刷要求があった場合には、キューイン
グ処理部16以下の機能が動作する。
【0027】キューイング処理部16は、連結印刷を要
求された文書が持つNup情報を調べて、1枚の画面に
含めるイメージのページ数が同一の文書群を、同一の待
ち行列に配列するように、連結印刷管理キュー3に対し
て要求をする機能を持つ部分である。連結印刷管理処理
部17と連結印刷データ作成処理部18とは、連結印刷
管理キュー3に格納された情報を参照しながら同一の待
ち行列に配置した文書群を連結して1文書と同様に取り
扱い、マルチページ編集を実行する制御を行う部分であ
る。
【0028】以下、具体的な印刷動作の説明を行う。図
3は、具体例1の印刷動作フローチャートである。この
具体的な動作を説明する前に、マルチページ編集の基本
的な動作を順番に説明する。
【0029】図4には、印刷データの座標系の説明図を
示す。図の(a)は、1up即ち1ページのイメージを
1枚の用紙に印刷する場合の画像編集座標系を示す。用
紙の左上隅を原点とし、右方向にX軸、垂直下方にY軸
をとる。図(a)では、1ページ分のX軸をX1、Y軸
をY1というように表示している。(b)は、2up印
刷の場合の座標系である。ここには、2ページ分のイメ
ージが横に並べられている。元のページのイメージの座
標を面積比で2分の1に縮小して、編集が行われる。X
軸方向は同一の座標系X1を使用する。Y軸方向は縦方
向に2等分し、上半分はY1、下半分はY2という座標
系を使用する。
【0030】(c)は、4up印刷のための座標系であ
る。図に示すように、左上が第1ページ、右上が第2ペ
ージ、左下が第3ページ、右下が第4ページのイメージ
が配置されるように編集される。(d)は8up印刷、
(e)は16up印刷の座標系を示す。(d)の場合、
(a)と比較すると、X軸方向は2分割され、Y軸方向
は4分割されている。(e)では、X軸方向が4分割、
Y軸方向が4分割されている。Nup印刷を行う場合に
は、印刷データの各ページのイメージをこのような座標
系に基づいて変換し、編集を行う。なお、この座標変換
動作は、従来のマルチページ編集で行われていたものと
変わらない。
【0031】図5には、3ページから成る文書を2up
で印刷する場合の説明図を示す。図5に示すように、例
えば文書Aが3ページのイメージP1、P2、P3を含
むものである場合に、その印刷データは、まず各ページ
毎にそれぞれ印刷制御のためのオブジェクト群OB1、
OB2,OB3に変換される。各オブジェクトはそれぞ
れ、例えば文書を構成する描画オブジェクトやイメージ
オブジェクトから成る。そして、印刷データ50には、
上記オブジェクト群とともに、Nup情報51とページ
情報52とが含められる。各ページの末尾には改ページ
コードが含められる。従って、この印刷データは、2u
pで印刷され、3ページ分のイメージが含められている
という内容になる。
【0032】図6には、1ページから成る文書を2up
で印刷する場合の説明図を示す。この図においては、印
刷要求された文書が、1ページ分のイメージP1を含
む。この場合、1ページ分のオブジェクト群OB1が生
成され、印刷データ50には、図5の例と同様、Nup
情報51とページ情報52とが含められる。
【0033】図7には、連結印刷管理キューの説明図を
示す。図2に示した連結印刷管理キュー3は、具体的に
は、例えばこの図に示すようなデータによって構成され
る。図1を用いて説明したように、連結印刷管理キュー
3は、同一の待ち行列に配置した文書群を順番に取り出
してマルチページ編集を実行させる。従って、図7に示
すように、2up印刷、3up印刷、4up印刷という
順番に文書群を分類して、印刷要求順とは異なる要求順
で文書を読み出し、印刷をさせる機能を持つ。
【0034】図7に示すポインタ群61には、2up先
頭ポインタ、2up最終ポインタ、2up登録ページ数
合計、3up先頭ポインタ、3up最終ポインタ、3u
p登録ページ数合計、といった要領で、印刷順にポイン
タが並べられている。登録ページ数合計は、同一の待ち
行列に配列した文書を連結した場合の印刷終了検出用の
パラメータである。2up先頭ポインタによって、2u
p印刷を行う最初の文書の制御データの先頭アドレスが
指定される。この制御データの先頭アドレスには、次の
文書の制御データへのポインタ62が配置されている。
また、制御データには、ページ数情報63と印刷データ
ポインタ64とが含められる。ページ情報は、その文書
のページ数を示す。印刷データポインタ64は、該当す
る文書の印刷データD1の先頭アドレスを指している。
【0035】連結印刷管理キューをこのように構成する
と、ポインタ群61の先頭から先ず2up先頭ポインタ
を読み出し、最初の文書の制御データを通じて、最初の
文書の印刷データD1を読み出す。次に、制御データ中
の次のデータへのポインタを通じて、次の文書の制御デ
ータを読み、対応する印刷データD2を読み出す。2u
p最終ポインタで最終フラグ65を検出すると、ポイン
タ群61中の2up登録ページ数合計を参照して、マル
チページ編集と印刷が行われる。即ち、印刷データD1
と印刷データD2とが連結されて印刷される。その後、
3up先頭ポインタを読み出し、印刷データが無くなる
迄同様の処理を繰り返す。
【0036】図8には、連結印刷データ生成例の説明図
を示す。図5や図6を用いて説明したようにして、図8
に示す印刷データ70、71が生成されると、各印刷デ
ータが座標変換により連結されて、図に示す連結印刷デ
ータ72が生成される。図7の左側に示す印刷データ7
0は、図5を用いて説明した要領で生成された3ページ
分の印刷データ50である。また、印刷データ71は、
図6で説明した要領で生成された1ページ分の印刷デー
タ50である。
【0037】これらが連結されて、4ページ分の印刷デ
ータになると、2up印刷であるから2ページ分のイメ
ージ毎に改ページが含まれた、印刷用紙2枚分の連結印
刷データ72が生成される。以上のようなマルチページ
編集の基本的な動作と、本発明による連結印刷管理キュ
ーの仕組みを考慮しながら、図3の動作フローチャート
を具体的に説明する。
【0038】(ステップS1) アプリケーション7か
ら印刷要求を受けると、Nup情報作成処理部12は、
ユーザが要求したNup情報を取り出し、図5に示す印
刷データ50の先頭のNup情報51へ格納する。 (ステップS2) 印刷データ作成処理部13は、1ペ
ージ分の印刷データの生成を行う。生成される印刷デー
タには要求されたNup情報に基づいて必要な縮小処理
が行われる。2up印刷の場合、図4の(b)に示すよ
うに、70%の縮小が行われる。なお、アプリケーショ
ン7からプリンタドライバ10にわたされるデータはコ
ード群等により構成される。生成された印刷データは、
プリンタで定義されているコマンド列に合わせて適切な
大きさのオブジェクトに分割される。
【0039】印刷データの状態は、図5や図6を用いて
説明したとおりである。図5や図6に示したように、印
刷データ50は、各ページを印刷するためのオブジェク
ト群と、各オブジェクトを用紙上に配置する座標情報
と、改ページコード等により構成される。用紙上の座標
の定義は、図4に示したとおりである。なお、印刷デー
タがポートレート形式かあるいはランドスケープ形式か
という点で、印刷データの編集方法は異なってくる。図
4に示したものはその一例である。
【0040】(ステップS3) 1ページ分の印刷デー
タの生成が完了すると、ページ情報作成処理部14は、
ページ数のカウントを行う。 (ステップS4とS5) ページ情報作成処理部14
は、Nの整数倍分に相当するページのデータを生成した
かどうかを判定する。Nup制御のためである。例え
ば、編集開始後にNページ分のデータを生成した場合に
は、一枚分の用紙の印刷データが揃ったので、図5や図
6に示すとおり、改ページコードを出力して印刷データ
中に書き込む。
【0041】(ステップS6) ページ情報作成処理部
14は、文書の最終ページまで出力したかどうかの判定
を行う。最終ページまで出力してない場合には、残りの
ページの処理をステップS2に戻って繰り返す。 (ステップS7) 最終ページまで処理が完了した場合
に、カウントしたページ数がNの整数倍かどうかの判定
を行う。 (ステップS8) Nの整数倍でない場合には、ページ
情報作成処理部14は、最後の用紙に対して改ページが
出力されていないため、改ページコードの出力を行う。
【0042】(ステップS9) ステップS3でカウン
トしたページ情報を、図5、6で示す印刷データ50の
ページ情報52へ格納する。 (ステップS10) 連結印刷判定処理部15は、マル
チページ印刷が要求されているかどうかを判定する。 (ステップS14) マルチページ印刷でないときは、
印刷データ中のNup情報やページ情報は不要であるか
ら、これらを削除し、印刷を開始する。 (ステップS11) マルチページ印刷が要求されてい
るとき、連結印刷判定処理部15は、現在編集済のペー
ジ数がNの整数倍かどうかの判定を行う。Nの整数倍の
ときには、余白無しに印刷可能であるから、ステップS
14に進む。プリンタに送信する印刷データには、Nu
p情報やページ情報は不要であるからこれらを削除し、
印刷を開始する。
【0043】(ステップS12) 編集済みのページ数
がNの整数倍でないときは、キューイング処理部16
は、生成した印刷データを連結印刷管理キュー3に登録
する。即ち、印刷要求のあった文書がマルチページ編集
を要求するものであっても、余白無しに印刷が可能であ
れば印刷待ち行列に配置せず、そのまま印刷を開始す
る。余白の有る場合には、印刷待ち行列に配置して、複
数の文書の連結をする。連結印刷管理キュー3の構成は
図7で説明したとおりである。連結印刷管理キュー3
は、図7に示したように、Nup毎に先頭ポインタ・最
終ポインタ・登録ページ数合計の情報を持つ。生成した
印刷データを連結印刷管理キュー3の印刷データポイン
タが示す位置に追加し、ページ数情報63をポインタ群
61の登録ページ数合計に加算する。
【0044】(ステップS13) ここで、連結印刷管
理処理部17は、登録ページ数合計がNの整数倍になっ
ているか判定する。複数の文書が同一の印刷待ち行列に
配置されている場合、登録ページ数合計は、これらの文
書のページ数の合計になっている。その数が整数倍にな
った場合には、余白の無い印刷が可能であるから、連結
印刷データの生成処理に進む。 (ステップS15) 連結印刷データ作成処理部18
は、登録ページ数合計がNの整数倍になっている場合に
は、登録されている印刷データの連結処理を行う。登録
されている印刷データを登録順に一つの印刷データに連
結する。連結される場合に印刷データのページにより座
標変換が必要になる。2up印刷時で3ページの文書と
1ページの文書を連結する場合の連結例は、図8により
説明したとおりである。
【0045】〈具体例1の効果〉以上のように、複数の
文書のマルチページ編集を行うとき、予め印刷用紙に余
白部分が発生しないようにページ数を合計し、これら複
数の文書を自動的に連結して印刷するので、無駄な余白
を発生させず、印刷用紙の削減が可能になる。
【0046】〈具体例2〉上記の例では、Nupの印刷
を行う文書の各ページの合計がNの整数倍になったと
き、連結印刷を開始するようにした。ところが、一律に
この制御を行うと、余白を生じる文書のマルチページ印
刷が要求され、その後に連結すべき別の文書の印刷要求
がない場合には、初めに印刷要求を行った文書の印刷が
いつまでも行われないことがある。そこで、一定の時間
制限を設け、文書の印刷要求から一定時間を経過する
と、余白を生じるとしても強制的に印刷用の編集を開始
するといった構成にした。
【0047】なお、この制御によれば、タイマで指定し
た一定時間は、他の文書の印刷要求があるかどうかを待
ち、この間に、連結して余白を無くすことが出来る文書
の印刷要求が来た場合には、積極的に文書の連結を行う
といった動作が行われることになる。具体例1の制御と
具体例2の制御とを同時に行うか、具体例2の制御のみ
を行うかは、ユーザの要求やシステム環境に応じて選定
すればよい。
【0048】図9には、具体例2のデータ編集装置ブロ
ック図を示す。図の装置は、具体例1の図2に示した装
置に対し、新たに時間監視情報作成処理部23と、連結
印刷管理起動処理部24と、連結印刷起動タイマ25と
を追加したものである。
【0049】時間監視情報作成処理部23は、印刷ダイ
アログ11を用いて一定の時間制限が指定された場合
に、時間監視情報を印刷データ21に含める機能を持
つ。連結印刷管理起動処理部24は、連結印刷起動タイ
マ25を起動し、キューに印刷要求のあった文書が配置
された場合に、その時点から時間を計測し、一定時間後
に連結処理あるいは単独の印刷処理を開始させる機能を
持つ。連結印刷起動タイマ25は、パーソナルコンピュ
ータに内蔵された時計あるいはプリンタドライバ10に
含まれるソフトウェアタイマにより構成される。
【0050】図10には、具体例2の印刷動作フローチ
ャートを示す。この図の説明をする前に、この具体例に
おける印刷データの構成を説明する。図11は、3ペー
ジから成る文書を2upで印刷する場合の説明図であ
る。また、図12は、1ページから成る文書を2upで
印刷する場合の説明図である。
【0051】図11に示す印刷データ50には、図5の
印刷データに、新たに時間監視情報53が含められたも
のである。時間監視情報53は、文書の印刷が指定され
た日時をシステムから取り込むことによって生成され
る。図12に示す印刷データ50も同様で、図6に示し
た印刷データに対し時間監視情報53が含められてい
る。
【0052】図13には、連結印刷管理キューの説明図
を示す。上記のような時間監視情報53が印刷データに
含められた場合、この図に示すように、印刷データD1
〜D4を取り出すための制御データ中に、時間監視情報
66が含められる。この内容が、図9に示す連結印刷管
理起動処理部24に読み取られて、連結印刷起動タイマ
25が起動される。その他の構成や機能については図7
と同様であって、重複する説明を省略する。
【0053】図14には、連結印刷データ生成例の説明
図を示す。図11や図12により生成された印刷データ
は、この図に示すようにして連結印刷データ72に編集
される。各印刷データ70、71には、時間監視情報が
それぞれ含められている。図8の例と同様に、連結印刷
データを生成する場合には印刷データと改ページコード
以外の情報は不要であるから除外されている。
【0054】以下、具体例2の印刷動作を具体的に説明
する。なお、図10において、ステップS3の印刷デー
タ生成処理は、図3に示したステップS2〜ステップS
9の印刷データ生成のための各処理と同一のため、一括
してここに表示した。
【0055】(ステップS1) アプリケーション7か
ら印刷要求を受けると、Nup情報作成処理部12は、
ユーザが要求したNup情報を取り出し、図11に示す
印刷データ50の先頭のNup情報51へ格納する。 (ステップS2) ユーザにより一定時間の監視が指定
されている場合には、時間監視情報作成処理部23は、
現在の日時情報を図11の印刷データ50の時間監視情
報53へ格納する。
【0056】(ステップS3) 図3のステップS2か
らステップS9で説明したのと同一の印刷データ生成処
理を実行する。これにより、図11の右側に示した印刷
データ50が生成される。 (ステップS4) その後、連結印刷判定処理部15
は、印刷データがマルチページ印刷かどうかを判定す
る。 (ステップS15) マルチページ編集の印刷要求でな
いときは印刷データから、Nup情報・ページ情報を削
除し、印刷を開始する。 (ステップS5) マルチページ印刷が要求されている
とき、連結印刷判定処理部15は、現在編集済のページ
数がNの整数倍かどうかの判定を行う。Nの整数倍のと
きには、余白無しに印刷可能であるから、ステップS1
5に進む。プリンタに送信する印刷データには、Nup
情報やページ情報・時間監視情報は不要であるからこれ
らを削除し、印刷を開始する。
【0057】(ステップS6) 編集済みのページ数が
Nの整数倍でないときは、キューイング処理部16は、
生成した印刷データを連結印刷管理キュー3に登録す
る。即ち、印刷要求のあった文書がマルチページ編集を
要求するものであっても、余白無しに印刷が可能であれ
ば印刷待ち行列に配置せず、そのまま印刷を開始する。
余白の有る場合には、印刷待ち行列に配置して、複数の
文書の連結をする。連結印刷管理キュー3の構成は図1
3で説明したとおりである。連結印刷管理キュー3は、
図7に示したように、Nup毎に先頭ポインタ・最終ポ
インタ・登録ページ数合計の情報を持つ。生成した印刷
データを連結印刷管理キュー3の印刷データポインタが
示す位置に追加し、ページ数情報63をポインタ群61
の登録ページ数合計に加算する。
【0058】(ステップS7) 連結印刷管理起動処理
部24は、連結印刷起動タイマ25を起動する。連結印
刷起動タイマのタイムアウトにより連結印刷管理処理部
17が起動する。 (ステップS8) 連結印刷管理処理部17は、登録ペ
ージ数合計がNの整数倍になっているキューが存在する
かを判定する。存在した場合には、ステップS12に進
む。
【0059】(ステップS9) ステップS8で、登録
ページ数合計がNの整数倍になっていないと判断する
と、連結印刷管理起動処理部24は、待ち時間がタイム
アウトになっているものがないか判定する。具体的に
は、図13に示した印刷データの時間監視情報66に一
定の時間を加えた値が、現在の日時より以前のものがな
いかを順に判定する。 (ステップS10) 待ち時間がタイムアウトになって
いるものがある場合には、連結印刷管理キューに他の連
結待ちデータがあるかどうかを判定する。無い場合に
は、新たな印刷要求を待たずに文書の印刷を実行する。
即ち、そのままステップS15に進みNup情報・ペー
ジ情報を削除し、印刷を開始する。 (ステップS11) 連結印刷管理キューに他の待ちデ
ータがある場合には、次の連結印刷管理をするために連
結印刷起動タイマ25を起動してから、ステップS15
に進み、タイムアウトになっているものの印刷を実行す
る。
【0060】(ステップS12) 連結印刷データ作成
処理部18は、加算された登録ページ数合計がNupの
整数倍になっている場合には、連結印刷管理キューに他
の連結待ちデータがあるかを判定する。ある場合には、
ステップS13で次の連結印刷管理をするために連結印
刷起動タイマ25を起動する。 (ステップS14) 連結印刷管理キューに他の連結待
ちデータが無い場合と、ステップS13の処理を済ませ
た場合には、登録されている印刷データの連結処理を行
う。登録されている印刷データを登録順に一つの印刷デ
ータに連結する。連結される場合に印刷データのページ
により座標変換が必要になる。2up印刷時で3ページ
の文書と1ページの文書を連結する場合の連結例は、図
14により説明したとおりである。 (ステップS16) ステップS9で待ち時間がタイム
アウトになっているものがないと判断された場合には、
連結印刷起動タイマ25を起動する。こうして、1つの
文書の印刷要求がある度に一定の時間、連結印刷すべき
文書の印刷要求があるかどうかを監視し、文書の印刷要
求から一定時間を経過すると、たとえ余白を生じても、
それまでに待ち行列に配置された文書の範囲で、連結印
刷を開始するように制御する。
【0061】〈具体例2の効果〉上記のように、連結印
刷が要求された場合に、その要求時から一定時間をタイ
マで計時し、その時間内に印刷要求を受けた複数の文書
のうち、同一の待ち行列に配置した文書群を連結して印
刷するようにしたので、可能な限り無駄な余白の発生を
防止することができる。また、タイマにより一定時間の
制限を付けることによって、印刷要求が長時間待たされ
るのを防止できる。
【0062】〈具体例3〉同一の待ち行列に配置された
文書がいくつも存在する場合に、キューに配置された順
番にこだわらずに上手に組み合わせて連結すると、無駄
な余白なしに印刷ができる場合がある。この具体例で
は、そのような組み合わせを積極的に検出して、連結印
刷する例を示す。
【0063】図15には、具体例3のデータ編集動作説
明図を示す。この図に示すように、連結印刷管理キュー
3は、例えば全て同一の4up印刷が要求された文書
A、B、C、Dについて、それぞれ1ページのイメージ
を印刷するもの、2ページのイメージを印刷するもの、
3ページのイメージを印刷するものといった要領で分類
を行う。
【0064】このような分類を行った場合、2ページで
印刷を要求するものについては、2文書を組み合わせる
と無駄なく余白のない印刷ができる。また、1ページの
印刷を要求したものと3ページの印刷を要求したものに
ついて組み合わせると、やはり余白のない印刷が可能に
なる。従って、このようにページ数に応じた分類を行
い、最適な組み合わせを見つけることによって無駄のな
い印刷が可能になる。
【0065】また、具体例1や具体例2を用いた場合に
は、初めの1ページには文書Aと文書Bの一部が印刷さ
れ、次の1ページには文書Bの残りと、文書C、文書D
が印刷される。これでは、文書Bが別々の用紙にばらば
らに印刷されてしまう。この具体例3によれば、より文
書を整理しやすい印刷形態をとることができる。
【0066】図16は、具体例3の印刷動作フローチャ
ートである。なお、このフローチャートを実行する前
に、図10のステップS1からステップS7で説明した
処理と同一の処理が実行されるものとする。 (ステップS20) 連結印刷管理のための連結印刷起
動タイマ25を起動して、タイムアウトになると、連結
印刷管理処理部17が起動する。ここで、登録ページ数
合計がNの整数倍になっているキューが存在するか判定
する。存在した場合にはステップS26に進む。 (ステップS21) ステップS20で、登録ページ数
合計がNの整数倍にならない場合、各Nupキューの中
に登録されている全ての文書について文書の組み合わせ
を順次行い、合計のページ数がNの整数倍になるかどう
かを判断する。任意の組み合わせでNの整数倍になるも
のがあった時点で、ステップS26に進み、その組み合
わせによって連結印刷を開始する。連結印刷管理処理部
17はこの例では、連結印刷管理キュー3を参照しなが
ら各文書の検索を行って、最適な組み合わせを検出する
機能を持つ。
【0067】(ステップS22) ステップS21で、
各文書の組み合わせでNの整数倍になるものがないと判
断されると、連結印刷管理起動処理部24は、待ち時間
が経過しているものがないか判定する。図13に示した
登録されている印刷データの時間監視情報に一定の時間
を加えた値が、現在の日時よりも以前のものがないかを
順に比較する。 (ステップS23) ステップS22で待ち時間が経過
しているものがないと判断された場合には、連結印刷起
動タイマ25を起動する。 (ステップS24) 待ち時間が経過しているものがあ
る場合には、連結印刷管理キューに他の連結待ちデータ
があるかどうかを判定する。ある場合には、ステップS
25で次の連結印刷管理をするために連結印刷起動タイ
マ25を起動して、ステップS29に進み、Nup情報
・ページ情報・時間監視情報を削除し、印刷を開始す
る。
【0068】(ステップS26) 連結印刷データ作成
処理部18は、連結印刷管理キューに他の連結待ちデー
タがあるかを判定する。ある場合には、ステップS27
で次の連結印刷管理をするために連結印刷起動タイマ2
5を起動する。 (ステップS28) 連結印刷管理キューに他の連結待
ちデータが無い場合と、ステップS27の処理を済ませ
た場合には、登録されている印刷データの連結処理を行
う。登録されている印刷データを登録順に一つの印刷デ
ータに連結する。連結される場合に印刷データのページ
により座標変換が必要になる。 (ステップS29) ステップS24で他の待ちデータ
が無いと判断されたときや、ステップS25の処理を経
た後は、Nup情報・ページ情報・時間監視情報を削除
し、印刷を開始する。
【0069】〈具体例3の効果〉以上のように、キュー
の中に存在する待ち行列中で、組み合わせによって余白
のない印刷ができる条件を満たす複数の文書が存在すれ
ば、キューの中の待ち順序に関わらず、適切な組み合わ
せを行って印刷出力をすることにより、用紙の使用効率
を上げ、更にできるだけ早く待ち状態のデータの出力を
行うことも可能になる。なお、文書の組み合わせ判断
は、図15のようにキューに印刷ページ数順の配列をす
る方法に限定されない。全ての文書のページ数を読み出
して、組み合わせて加算をする演算処理等により判断し
てもよい。
【0070】〈具体例4〉上記の例では、上位装置例え
ばパーソナルコンピュータに搭載されたプリンタドライ
バに全てのデータ編集機能を付与するようにした。しか
しながら、そのデータ編集機能等の一部をプリンタ側に
設けることも可能である。
【0071】図17には、具体例4のデータ編集装置ブ
ロック図を示す。この図に示す上位装置側のプリンタド
ライバ10には、印刷ダイアログ11、Nup情報作成
処理部12、時間監視情報作成処理部23、印刷データ
作成処理部13、ページ情報作成処理部14及びメモリ
20が設けられている。ここに印刷データ21が記憶さ
れている。
【0072】一方、プリンタ80には、連結印刷判定処
理部81、キューイング処理部82、連結印刷管理起動
処理部83、連結印刷起動タイマ87、連結印刷管理処
理部84、連結印刷データ作成処理部85、連結印刷管
理キュー86及び印刷処理部88が設けられている。こ
の図に示した装置の各部の機能は、図9に示した具体例
2の装置の同一の名称の各部の機能と変わらない。従っ
て、重複する説明は省略するが、ここでは上位装置がこ
れまで行っていた連結印刷判定処理部81以下の処理を
プリンタ側で分担する点が相違する。
【0073】即ち、上位装置は、これまで説明したよう
な形式の印刷データを生成する。その印刷データをプリ
ンタ80が受信する。そして、プリンタ80の側で、印
刷要求があったものから順番に連結印刷管理キュー76
に配置し、これまでと同様の要領で複数の文書を連結し
て印刷する。この場合に、例えば、タイマを用いて、上
位装置から印刷要求が一定時間なかった場合には、既に
印刷要求のあった文書について編集を実行し、印刷を行
う。なお、この具体的な動作は、図16を用いて説明し
た具体例3の印刷動作と同様のため、重複する説明を省
略する。
【0074】〈具体例4の効果〉以上のように、例えば
プリンタ側に連結印刷管理キューを格納するための十分
なメモリが存在する場合には、ホストコンピュータ側か
ら印刷データを受信し、プリンタ側で上記のような連結
印刷を行う。これによって、ホストコンピュータの負荷
を軽減し、マルチページ編集による印刷機能を実現でき
る。
【0075】〈具体例5〉これまでの例では、印刷要求
のあった全ての文書について、印刷ページの組み合わせ
によって、無駄な余白を残さないマルチページ編集を実
行した。しかしながら、全く関連性のない2つの文書を
連結して印刷すると、かえって利用しづらくなる場合も
ある。逆に、極めて関連性の深い文書を連結印刷した場
合には、無駄な余白を節約しかつ文書の保管も縮小でき
る効果がある。そこで、各文書にその文書の内容を示す
属性情報を付加し、この属性情報を表示する文書情報に
基づいて、同一の待ち行列に配置された文書群をソーテ
ィングする。ソーティングされた順序で各文書を連結す
れば、類似した情報を記録した文書を最適な組み合わせ
で連結して印刷できる。
【0076】図18には、具体例5のデータ編集動作説
明図を示す。この図に示すように、例えば連結印刷管理
キュー3の2up印刷のための待ち行列には、文書Aと
文書Bと文書Cとが配置されている。そして、それぞれ
その文書には、文書情報J1が付加されている。このよ
うに、この具体例では、連結印刷管理キュー3に、文書
情報を含める。そして、各文書情報を比較してソーティ
ングを行う。ここでは、文書Aと文書Cとの文書情報が
類似しているため、ソーティングの結果文書Aと文書C
とが先頭に並んだとする。その場合、文書Aと文書Cを
1枚の用紙5に印刷する。
【0077】図19には、具体例5のデータ編集装置の
ブロック図を示す。上記の目的を達成するために、この
具体例のプリンタドライバには、文書情報作成処理部2
6を設けている。その他の構成は具体例2の装置と全く
同一であり、重複する説明を省略する。
【0078】図20には、具体例5の印刷動作フローチ
ャートを示す。この説明をする前に、まずこの具体例を
実施するための印刷データの構成を説明する。図21
は、3ページから成る文書を2upで印刷する場合の説
明図、図22は、1ページから成る文書を2upで印刷
する場合の説明図である。これらの図は、図11や図1
2に示した具体例2の印刷データに対し、更に文書情報
54を付け加えたものである。この文書情報54を既に
説明したキューに含めることによってソーティングを行
う。
【0079】図23には、連結印刷管理キューの説明図
を示す。この図の主要な部分は、具体例2の図13で説
明したものと同様である。そして、この具体例では、図
に示すように、各印刷データD1〜D4の属性情報の中
に文書情報67を含める。この文書情報67は、例えば
文書の名前や文書に付けられた番号等とする。例えば研
究レポートの場合、レポート番号順に文書情報を付けて
おけば、レポート番号順に文書を連結した印刷が可能に
なる。また、経理とか人事とかいった文書のジャンルを
考慮した情報を含めてもよい。
【0080】図24には、このような印刷データをまと
めて連結印刷データを生成する例の説明図を示す。図に
示すように、これまでの具体例と同様に、各印刷データ
には、それぞれNup情報、時間監視情報、文書情報及
びページ情報が含められている。後で説明する要領で文
書情報がソートされ、関連性の深い文書が決定される
と、該当する文書が座標変換されて連結され、連結印刷
データが生成される。以下、図20のフローチャートに
ついて説明する。
【0081】(ステップS1) アプリケーション7か
ら印刷要求を受けると、Nup情報作成処理部12は、
ユーザが要求したNup情報を取り出し、図21、22
に示す印刷データ50の先頭のNup情報51へ格納す
る。 (ステップS2) ユーザにより一定時間経過後連結条
件が整わない場合に出力を行うと指定されている場合、
時間監視情報作成処理部23は、現在の日時情報を図2
1、22の印刷データ50の時間監視情報53に格納す
る。
【0082】(ステップS3) 文書情報作成処理部2
6は、アプリケーションから通知される文書情報を取り
出し、図21、22の文書情報54へ格納する。このデ
ータは可変長の文字列であり、文字列の終端には例えば
「0」が格納される。 (ステップS4) 図3のステップS2からステップS
9で説明したのと同一の印刷データ生成処理を実行す
る。 (ステップS5) 連結印刷判定処理部15は、印刷デ
ータがマルチページ印刷かどうかを判定する。マルチペ
ージ印刷でないときは、図16のステップS29と同様
に、Nup情報・ページ情報・時間監視情報に加えて文
書情報を削除し、印刷を開始する。 (ステップS6) 連結印刷判定処理部15は、マルチ
ページ印刷のページ数がNの整数倍かどうかの判定を行
う。Nの整数倍のときにはそのまま印刷が可能なので、
図16のステップS29と同様に、不要なNup情報・
ページ情報・時間監視情報に加えて文書情報を削除し、
印刷を開始する。
【0083】(ステップS7) マルチページ印刷のペ
ージ数がNの整数倍でなければ、キューイング処理部1
6は、生成した印刷データを連結印刷管理キュー3に登
録する。連結印刷管理キュー3の構成は図7で説明した
とおりである。連結印刷管理キュー3は、Nup毎に先
頭ポインタ・最終ポインタ・登録ページ数合計の情報を
持つ。生成した印刷データを連結印刷管理キュー3の最
終ポインタが示す位置に追加し、ページ数の情報を登録
ページ数合計に加算する。
【0084】(ステップS8) 連結印刷管理起動処理
部24は、連結印刷起動タイマ25を起動する。連結印
刷起動タイマ25のタイムアウトにより連結印刷管理処
理部17が起動する。 (ステップS9) 連結印刷管理処理部17が起動され
ると、最初に文書情報によるキューのソート処理が実行
される。これによりキューの中の文書が関連のあるもの
から順に配置される。その後は、図16のステップS2
0以下と同様の処理を実行する。本具体例は、マルチペ
ージ編集による連結印刷機能と文書のソーティング機能
とを併せ持つ。しかしながら、例えば、文書のソーティ
ング機能のみを適用することで、関連のある文書を連続
して印刷出力させることも可能である。
【0085】〈具体例5の効果〉以上のように、文書の
種類等を示す文書情報を参照し、同一の待ち行列に配置
された文書群をこの文書情報に基づいてソーティングす
ることによって、互いに連結される文書を関連性の深い
ものにすることができ、無駄な余白を発生させないで印
刷した印刷物を有効に利用することができる。また、単
に用紙の削減が可能なばかりでなく、利用者にとって関
連した文書が連結されているために、非常に見やすく読
みやすい保管形式にすることができる。
【0086】〈具体例6〉上記の例では、文書情報を用
いて文書をソーティングした。しかしながら、文書中に
含まれる、文書の分類等に便利なキーワードを利用して
ソーティングすると、より関連性の深い文書を連結する
ことが可能になる。
【0087】図25には、具体例6のデータ編集装置ブ
ロック図を示す。この装置には、これまで具体例2等を
用いて説明した装置のブロックに追加して、キーワード
情報準備部27、印刷データ作成・キーワード情報取出
し処理部28、ページ情報作成・キーワード情報付加処
理部29が設けられている。
【0088】キーワード情報準備部27は、文書データ
中の各文書間の関連性を示す情報を抽出するために、後
で説明するようなキーワードを準備する部分である。キ
ーワード情報準備部27は、具体的にはテーブルデータ
の記憶部により構成される。
【0089】印刷データ作成・キーワード情報取出し処
理部28は、後で図27、28を用いて説明する要領
で、文書データ中から、キーワード情報準備部27が用
意したキーワードを含む文字列を抽出する機能を持つ。
ページ情報作成・キーワード情報付加処理部29は、取
り出された文字列を印刷データ21に付加し、後でソー
ティング等に利用できるようにする処理を行う部分であ
る。その他の部分についてはこれまでの具体例で説明し
た通りであるので、重複する説明を省略する。
【0090】図26は、具体例6の印刷動作フローチャ
ートである。この説明をする前に、この具体例で使用す
る印刷データの構成の説明を行う。図27は、3ページ
から成る文書を2upで印刷する場合の説明図である。
また、図28は、1ページから成る文書を2upで印刷
する場合の説明図である。
【0091】キーワード情報準備部27は、まず、キー
ワードテーブル90を用意する。そして、印刷データの
各イメージP1、P2、P3をオブジェクトに分割する
処理の際に、印刷データ作成・キーワード情報取出し処
理部28が、そのキーワードを含む文字列の取出しを行
う。具体的には、印刷データ中に、キーワードテーブル
90中の、いずれかのキーワードが含まれているかどう
かを判断する。
【0092】例えば、複数の文書データがいずれもメー
ル文であったとする。その文書データのタイトルに相当
する部分からTOが含まれている文字列を検索し、TO以下
の所定文字数、例えば50文字の文字列を抽出する。こ
の文字列をソートすると、メールの宛先をアルファベッ
ト順に並べることができる。FROMが含まれているも文字
列を検索し、FROM 以下の所定文字数の文字列を抽出し
て、メールの発信元をアルファベット順に並べることが
できる。
【0093】図29には、連結印刷管理キューの説明図
を示す。それぞれポインタによって読み出される印刷デ
ータD1〜D4の属性データ中には、キーワード情報6
8が含められる。このキーワード情報は、例えばTOに続
く所定数の文字列からなる。なお、この例では、文書情
報54も合わせてソートに利用される。より関連性の深
い文書を連結して印刷するためである。
【0094】図30には、連結印刷データ生成例説明図
を示す。この図に示すように、元の印刷情報には、文書
情報やキーワード情報が含められる。この例では、例え
ば文書情報とキーワード情報とをキーにして、同一の待
ち行列に配置された文書群をソーティングする。文書情
報とキーワード情報のどちらをソーティングの主キーに
してもよい。こうして、関連性の深い文書を連結して連
結印刷データを生成する。
【0095】(ステップS1) アプリケーション7か
ら印刷要求を受けると、Nup情報作成処理部12は、
ユーザが要求したNup情報を取り出し、図27、28
に示す印刷データ50の先頭のNup情報51へ格納す
る。 (ステップS2) ユーザにより一定時間経過後連結条
件が整わない場合に出力を行うと指定されている場合、
時間監視情報作成処理部23は、現在の日時情報を図2
7、28の印刷データ50の時間監視情報53に格納す
る。
【0096】(ステップS3) 文書情報作成処理部2
6は、アプリケーションから通知される文書情報を取り
出し、図27、28の文書情報54へ格納する。このデ
ータは可変長の文字列であり、文字列の終端は例えば
「0」が格納される。 (ステップS4) 図25の印刷ダイアログ11におい
て、ユーザが文書から抽出したいキーワードを入力す
る。キーワードには予めよく使われると思われるもの
(TO、FROM、CC、Subject、宛先、タイトル、題名等)
を登録して選択を容易にすると共に、任意のキーワード
の新規登録も行えるようにする。指定されたキーワード
は、キーワード情報準備部27により取り出し、図27
に示すキーワードテーブル90に格納する。キーワード
テーブル90はメモリ20中に一時記憶される。
【0097】(ステップS5) 図3のステップS2か
らステップS9で説明したのと同様の印刷データ生成処
理を実行する。この処理中で、印刷データ作成・キーワ
ード情報取出し処理部28は、印刷する文字データを受
信した際に、取り出しておいたキーワード情報と比較す
る。文字列データにキーワード情報が含まれる場合、キ
ーワード情報以降の文字列を文字データの最後まで取り
出す。取り出した文字列はメモリ20に一時格納してお
く。文字データを受信するたびにキーワード取り出し処
理を繰り返し、取り出した文字列は追記していく。抽出
したキーワード情報は、連結印刷管理キュー3中に含め
て記憶される(ステップS6)。連結印刷判定処理部1
5は、印刷データがマルチページ印刷かどうかを判定す
る。マルチページ印刷でないときは、図16のステップ
S29と同様に、Nup情報・ページ情報・時間監視情
報に加えて文書情報・キーワード情報を削除し、印刷を
開始する。
【0098】(ステップS7) 連結印刷判定処理部1
5は、マルチページ印刷のページ数がNの整数倍かどう
かの判定を行う。Nupの整数倍のときにはそのまま印
刷が可能なので、図16のステップS29と同様に、不
要なNup情報・ページ情報・時間監視情報に加えて文
書情報・キーワード情報を削除し、印刷を開始する。
【0099】(ステップS8) キューイング処理部1
6は、マルチページ印刷でNの整数倍でない場合、生成
した印刷データを連結印刷管理キュー3に登録する。連
結印刷管理キュー3の構成は図7で説明したとおりであ
る。連結印刷管理キュー3は、Nup毎に先頭ポインタ
・最終ポインタ・登録ページ数合計の情報を持つ。生成
した印刷データを連結印刷管理キュー3の最終ポインタ
が示す位置に追加し、ページ数の情報を登録ページ数合
計に加算する。
【0100】(ステップS9) 連結印刷管理起動処理
部24は、連結印刷起動タイマ25を起動する。連結印
刷起動タイマのタイムアウトにより連結印刷管理処理部
17が起動する。 (ステップS10) 連結印刷管理処理部17が起動さ
れると、最初に文書情報とキーワードとによるキューの
ソート処理が実行される。これによりキューの中の文書
が関連のあるものから順に配置される。その後は、図1
6のステップS20以下と同様の処理を実行する。
【0101】本具体例は、具体例5と同様に、マルチペ
ージ編集による連結印刷機能と文書のソーティング機能
とを併せ持つ。しかしながら、文書のソーティング機能
のみを適用することで、関連のある文書を連続して印刷
出力させることが可能である。
【0102】〈具体例6の効果〉以上により、指定され
たキーワードを抽出したり、あるいはキーワードに続く
適当な文字列を抽出することによって、そのキーワード
に基づく文書のソーティングを行い、関連する文書を連
結してマルチページ編集を行うようにしたので、印刷
後、取り扱いやすい、読みやすい文書の印刷が可能にな
る。
【0103】なお、上記の例では、全てマルチページ編
集を行った文書を印刷するように説明を行ったが、マル
チページ編集を行った後、これをディスプレイ上に表示
したり、そのまま記憶部に記憶するといった利用方法も
可能である。なお、本発明は、印刷を行う場合に限ら
ず、指定されたページ数分のイメージを1枚の画面に含
めるように画面のイメージの編集をする画像処理装置に
も広く利用することができる。即ち、ディスプレイ上に
数ページ分のイメージを一挙に表示するような場合にも
プリンタ制御と同様に本発明が利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】具体例1のデータ編集動作説明図である。
【図2】具体例1のデータ編集装置ブロック図である。
【図3】具体例1の印刷動作フローチャートである。
【図4】印刷データの座標系の説明図である。
【図5】3ページから成る文書を2upで印刷する場合
の説明図である。
【図6】1ページから成る文書を2upで印刷する場合
の説明図である。
【図7】連結印刷管理キューの説明図である。
【図8】連結印刷データ生成例説明図である。
【図9】具体例2のデータ編集装置ブロック図である。
【図10】具体例2の印刷動作フローチャートである。
【図11】3ページから成る文書を2upで印刷する場
合の説明図である。
【図12】1ページから成る文書を2upで印刷する場
合の説明図である。
【図13】連結印刷管理キューの説明図である。
【図14】連結印刷データ生成例説明図である。
【図15】具体例3のデータ編集動作説明図である。
【図16】具体例3の印刷動作フローチャートである。
【図17】具体例4のデータ編集装置ブロック図であ
る。
【図18】具体例5のデータ編集動作説明図である。
【図19】具体例5のデータ編集装置ブロック図であ
る。
【図20】具体例5の印刷動作フローチャートである。
【図21】3ページから成る文書を2upで印刷する場
合の説明図である。
【図22】1ページから成る文書を2upで印刷する場
合の説明図である。
【図23】連結印刷管理キューの説明図である。
【図24】連結印刷データ生成例説明図である。
【図25】具体例6のデータ編集装置ブロック図であ
る。
【図26】具体例6の印刷動作フローチャートである。
【図27】3ページから成る文書を2upで印刷する場
合の説明図である。
【図28】1ページから成る文書を2upで印刷する場
合の説明図である。
【図29】連結印刷管理キューの説明図である。
【図30】連結印刷データ生成例説明図である。
【符号の説明】
1 イメージ 3 連結印刷管理キュー 5 用紙

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指定されたページ数分のイメージを一枚
    の画面に含めるように、前記画面のイメージの編集をす
    るマルチページ編集機能を備え、 編集を要求された複数の文書のうち、一枚の画面に含め
    るイメージの指定ページ数が同一の文書群を、同一の待
    ち行列に配置して、同一の待ち行列に配置した文書群を
    連結して一文書と同様に取り扱って、前記マルチページ
    編集を実行させるキューを備えたことを特徴とするデー
    タ編集装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータ編集装置におい
    て、 同一の待ち行列に配置された指定ページ数が同一の文書
    群を連結して一文書と同様に取り扱ったときに、前記画
    面に余白を生じない場合に、マルチページ編集を開始さ
    せる判定装置を備えたことを特徴とするデータ編集装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のデータ編集装置におい
    て、 指定ページ数が同一の文書群が、同一の待ち行列に配置
    されるまで一定時間待機し、その一定時間を経過する
    と、同一の待ち行列に配置された指定ページ数が同一の
    文書群を連結してマルチページ編集を開始させるタイマ
    を備えたことを特徴とするデータ編集装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載のデータ編集装
    置において、 前記キューは、 同一の待ち行列に配置された文書群のうち任意の2以上
    の文書を連結することによって、全ての画面に余白無し
    に各ページのイメージを含めることができる文書の組み
    合わせを検索して、マルチページ編集を実行させること
    を特徴とするデータ編集装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載のデータ編集装
    置において、 前記キューは、 同一の待ち行列に配置された文書群のうち任意の2以上
    の文書を連結することによって、全ての画面に最小限の
    余白を残して各ページのイメージを含めることができる
    文書の組み合わせを検索して、マルチページ編集を実行
    させることを特徴とするデータ編集装置。
  6. 【請求項6】 指定されたページ数分のイメージを一枚
    の画面に含めるように、前記画面のイメージの編集をす
    るマルチページ編集機能を備え、 編集を要求された複数の文書のうち、一枚の画面に含め
    るイメージの指定ページ数が同一の文書群を、同一の待
    ち行列に配置して、この同一の待ち行列に配置された文
    書群を、文書の属性情報を表示する文書情報に基づいて
    ソーティングした後、ソーティングされた順序で各文書
    を連結して、マルチページ編集を実行させることを特徴
    とするデータ編集装置。
  7. 【請求項7】 指定されたページ数分のイメージを一枚
    の画面に含めるように、前記画面のイメージの編集をす
    るマルチページ編集機能を備え、 編集を要求された複数の文書のうち、一枚の画面に含め
    るイメージの指定ページ数が同一の文書群を、同一の待
    ち行列に配置して、この同一の待ち行列に配置された文
    書群を、文書に含まれたキーワードに基づいてソーティ
    ングした後、ソーティングされた順序で各文書を連結し
    て、マルチページ編集を実行させることを特徴とするデ
    ータ編集装置。
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