JPH08146206A - 車両用窓映り防止光学フィルター - Google Patents

車両用窓映り防止光学フィルター

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JPH08146206A
JPH08146206A JP6284806A JP28480694A JPH08146206A JP H08146206 A JPH08146206 A JP H08146206A JP 6284806 A JP6284806 A JP 6284806A JP 28480694 A JP28480694 A JP 28480694A JP H08146206 A JPH08146206 A JP H08146206A
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JP
Japan
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light
optical filter
triangular prism
angle
saw blade
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Application number
JP6284806A
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English (en)
Inventor
Masato Shinoda
真人 篠田
Yasuaki Kai
康朗 甲斐
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特に自動車などの車両室内に存在する表示機
器及び表示パネル用の車両用窓映り防止光学フィルター
を提供する。 【構成】 透明基板の表面上に、断面が鋸刃形状の微細
な三角柱突起を同一方向に連続して配置した車両用窓映
り防止光学フィルタにおいて、隣接する三角柱突起の間
隔が10〜200μmの範囲で、かつ鋸刃の頂角および
残る1つの角がそれぞれ40°〜80°,10°〜40
°の範囲にあり、更に三角柱突起の配置されている面と
反対側の面に遮光性ストライプを設け、かつ遮光性スト
ライプの幅が三角柱連続突起の間隔の1/20〜1/2
で、隣接する遮光性ストライプの間隔が三角柱連続突起
の間隔の1/1〜1/2であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用窓映り防止光学
フィルターに関し、特に自動車などの車両室内に存在す
る表示機器及び表示パネル用の車両用窓映り防止光学フ
ィルターに関する。
【0002】
【従来技術】従来、自動車などの車両の室内には、スピ
ードメーター、時計及び各種警告灯などの多くの表示機
器が使用されている。近年では、これらの表示機器に加
えて、室内空調、オーディオの集中制御、テレビ及びナ
ビゲーションシステムの一部として自動車の現在位置や
目的地などの地図情報表示のために、CRTや液晶ディ
スプレイなどの表示パネルが導入されるようになってき
ている。
【0003】上記表示機器は夜間に点灯状態となり、ま
た表示パネルはその機能上の特徴から昼夜を問わず点灯
状態となる場合が多い。一方、点灯状態となった表示機
器や表示パネルから発せられた光は、フロントウインド
などの窓ガラスの表面で反射した後にドライバーの視点
に直接入り、いわゆる窓映りとなって認識され、運転の
際の大きな障害となるという欠点があった。
【0004】このような欠点を解決するために、通常は
窓ガラスの内側に反射防止膜を設けて、ガラス表面の反
射率を落としたり、遮光フィルムを挟み込んだ透明樹脂
製カバーを表示機器や表示パネル前面に設けてウインド
ウ方向へ発せられる光の角度を制御することにより対応
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、表面に
反射防止膜を設けて反射防止を行う方法では、膜界面で
の反射光と透過光との光の打ち消し合いにより反射光強
度を低減する原理を利用しているため、可視領域の特定
波長の反射率は0%にすることができるが、それ以外の
波長領域では必ずしも低反射率とはならず全体の波長領
域で反射率を十分に低くすることができないという欠点
があった。
【0006】また、膜構成は最低でも3層必要となるの
で、高コストになってしまうという欠点があった。更
に、ガラスの裏面からの反射光も防止するためには、裏
面、即ち車室外面にも反射防止膜を設けなければならな
いが、耐久性の面から実用は困難であるという欠点があ
った。
【0007】一方、遮光フィルムを挟み込んだ透明樹脂
製カバーを表示機器や表示パネル前面に設ける方法で
は、遮光フィルムを黒く着色した樹脂と透明樹脂とを交
互に積層させ、最後に積層方向と垂直にある厚さで切断
するという工法で製造しているので、極めて高いコスト
であり自動車用途には適さず、更に遮光フィルムの透過
率が60〜70%と低いこと、ルーバーの間隔が200
〜300μmと比較的大きいので、ルーバーの縞の状態
が肉眼でも認識することができること、液晶ディスプレ
ーなどに適用した場合には液晶の各セルとの干渉により
モアレ縞が現れることなどにより時計の文字自体が極め
て見づらくなるという欠点があった。
【0008】従って本発明の目的は、窓映り防止性能が
極めて優れ、かつ低コストで製造可能な車両用窓映り防
止光学フィルターを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記の目的は、
透明基板の表面上に断面が鋸刃形状の微細な三角柱突起
が同一方向に連続して配置された車両用窓映り防止光学
フィルターにおいて、隣接する三角柱突起の間隔が10
〜200μmの範囲にあり、かつ鋸刃の頂角の角度が4
0〜80°の範囲にあり、更には、三角柱突起の配置さ
れている面と反対側の面に幅5〜30μmの着色された
ストライプが設けられていることを特徴とする車両用窓
映り防止光学フィルターにより達成される。以下、本発
明を更に詳細に説明する。
【0010】図1はセンターコンソール部分の断面拡大
図及びドライバーが表示機器のひとつである時計から発
せられる光により窓映り像を視認することを説明する図
である。センターコンソール中央部分に設置されている
時計1から出た光はフロントウインドウ2へ向かい、ウ
インドウの表面で反射した後にドライバーの視点3にや
ってきて、時計の窓映り像としてドライバーに視認され
ることになる。
【0011】昼間は太陽光などの外光強度が極めて強力
なので、これらの光に対する窓映り光の強度比、即ちコ
ントラスト比が相対的に低くなるため、ドライバーの視
認性が大きく低下することはない。一方、夜間において
は外光強度が低下すると共に表示機器を点灯状態とする
ことにより窓映り光強度が増加し、結果としてコントラ
スト比が高くなるので外部視認上大きな障害となる。な
お、外光強度の比較的高い都心部又はその周辺より、夜
間外光強度が極端に低下する郊外や地方で特に問題とな
る。
【0012】図2はフロントウインドウの室内表面側に
反射防止膜4を設けることにより、窓映り防止を施して
いる方法を説明する図である。フロントウインドウの室
内側表面に反射した窓映り光の方向はそのままである
が、反射防止膜により光強度を低くすることによりコン
トラスト比を下げてドライバーから視認しにくくなるよ
うにしている。
【0013】図3は時計の前面に遮光フィルターを挟み
込んだ透明樹脂製カバー5を設けてウインドウ方向へ発
される光の角度を制御することにより窓映り防止を施し
ている方法を説明する図である。時計から出た光が遮光
フィルターを挟み込んだ透明樹脂製カバーを通過する
と、透過光は透明樹脂製カバーの法線に対して一定の角
度範囲内に制限されるので、この透過光がフロントウイ
ンドウの表面で反射する位置はより上方となり、結果と
して反射光は視点上方へ逃げることになり、窓映り像と
してはドライバーに視認されないことになる。透過光が
出現する角度範囲は遮光フィルターの厚さとルーバーの
間隔により決定される。このような遮光フィルターとし
ては信越ポリマー株式会社製のものや住友スリーエム株
式会社製のものなどが知られている。
【0014】図4は本発明の車両用窓映り防止光学フィ
ルター6をセンターコンソール中央部分の時計前面に透
明樹脂製カバーとして設置した場合の効果を説明する図
であり、図5は本発明の車両用窓映り防止光学フィルタ
ー6を通過する光の屈折状況を説明するための断面部分
拡大図である。
【0015】時計から出た光が、透明基板の表面上に、
断面が鋸刃形状の微細な三角柱突起が同一方向に連続し
て配置された車両用窓映り防止光学フィルターへ入射す
るとその表面形状に従って下方へ屈折するので、透過光
はある角度より上には現れなくなる。この屈折角は鋸刃
傾斜面の傾斜角度と材料の屈折率の増加に伴い大きくな
る。図5(a)は鋸刃傾斜面の傾斜角度が小さい場合、
図5(b)は大きい場合の光の屈折状況を示す図であ
る。図5(a)に示すように鋸刃傾斜面の傾斜角度が小
さく屈折角が小さければ、図4(a)に示すように透過
光がフロントウインドウの表面で反射する位置はより上
方となって反射光は視点上方へ逃げ、逆に図5(b)に
示すように鋸刃傾斜面の傾斜角度が大きく屈折角が大き
い場合には、図4(b)に示すようにフロントウインド
ウの表面には反射しないので、いずれの場合も窓映りに
は問題がないことが判る。
【0016】鋸刃形状三角柱を連続に配置した側はドラ
イバー側にあっても、又は時計側にあっても同等な光学
特性が得られるので、必要に応じてどちらかを選択して
も良い。
【0017】この様に、表面上に断面が鋸刃形状の微細
な三角柱突起が同一方向に連続して配置された光学フィ
ルターを用いることにより窓映り防止が可能である。し
かし、図6に示す様に、時計から出た光の光学フィルタ
ー6への入射角が極端に大きい場合には、光が鋸刃垂直
面を通過して上方へ出てしまい、場合によっては遮光性
能が十分に発揮されないことがある。
【0018】図7は本発明の車両用窓映り防止光学フィ
ルター7の断面部分拡大図である。図7において、
(d)(e)(f)は表面に鋸刃形状三角柱を連続に配
置した透明フィルム(a)(b)(c)を透明基板7上
に接着剤層8を挟んで積層したものであり、(a′)
(b′)(c′)(d′)(e′)(f′)はそれぞれ
(a)(b)(c)(d)(e)(f)の表面に必要に
応じてハードコート層9を設けたものである。
【0019】図8(a)は、本発明の車両用窓映り防止
光学フィルターの遮光機能を説明するための図である。
図6の説明のところで述べたように、光の入射角が極端
に大きい場合には、存在する鋸刃垂直面を通過する光路
が遮光性能を阻害する要因となり好ましくない。従っ
て、図8(a)中に示す様に、断面が鋸刃形状の微細な
三角柱突起が同一方向に連続して配置された表面及び反
対側の面に、着色されたストライプ11を設けることに
より、前記光路を吸収、遮断して、遮光性能を十分に維
持する。第8(b)図は、本発明の車両用窓映り防止光
学フィルター7の斜視模式図である。
【0020】図9は、多重に反射する透過光を防止する
ために形状工夫を施したことを説明する図である。図5
(a)(b)中で示す破線は透過光が多重に反射する状
態を示すものであり、これが存在すると透過像のボケな
どが発生するが、図9に示す様に、鋸刃の頂角を除く他
の2つの角のうち角度の大きい角側に接している面を粗
面化することにより、この部分を通過する光を散乱させ
て光強度を低下させることが可能となるのである。さら
に、鋸刃垂直面を通過する光の強度もある程度低減でき
るので、遮光性能向上の点からも望ましい。
【0021】この面の粗面化の程度は、10点平均粗さ
Rzが10μm未満では透過像が多重となってしまい、
逆に10μmより大きいと光の散乱が激しく起こってし
まい表面全体が白色化してしまい好ましくない。
【0022】断面が鋸刃形状の微細な三角柱突起の間隔
が10μmより小さいと、透過像の品質低下を招き、逆
に200μmより大きいと鋸刃の頂角部分が欠けやす
く、かつ透き間にゴミが混入すると容易に除去すること
ができず、好ましくない。断面が鋸刃形状の微細な三角
柱突起の鋸刃の頂角の角度が40°より小さい場合には
鋸刃傾斜面の傾斜角度が大きくなり三角柱突起が形成し
にくく、80°より大きい場合には鋸刃内で光が十分に
屈折しないので遮光性能も向上せず好ましくない。ま
た、鋸刃の頂角以外の残る1つの角の角度が10°より
小さい場合には鋸刃傾斜面の傾斜角度が小さくて光が十
分に屈折しないため遮光機能が向上せず、40°より大
きい場合には鋸刃傾斜面の傾斜角度が大きくなり三角柱
突起が形成しにくく好ましくない。
【0023】遮光性ストライプの幅は所望する遮光性能
に応じて任意に設定可能であるが、三角柱連続突起の間
隔の1/20より小さいと十分な遮光機能が発揮され
ず、また間隔の1/2より大きいとフィルタ全体の透過
率が低下してしまう。このため、三角柱連続突起の間隔
の1/20〜1/2の範囲内にあることが望ましい。更
に、遮光性ストライプの間隔は所望する遮光性能に応じ
て任意に設定可能であるが、三角柱連続突起の間隔の1
/2より小さいか、または1/1より大きいと遮光機能
が向上せず好ましくない。このため、三角柱連続突起の
間隔の1/1〜1/2の範囲内にあることが望ましい。
【0024】本発明において用いられる透明基板として
は、ポリカーボネート(PC)、ポリメチルメタクリレ
ート(PMMA)、ポリスチレンなどの透明樹脂やガラ
スなどから任意に選択することができる。また、フィル
ムを用いる場合のフィルムとしては、ポリエチレンテレ
フタレート(PET)、ポリイミド(PI)を始めとし
て、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、
塩化ビニル、ナイロン、トリアセテート、セロハンなど
が好適に用いられるが、機械的性質、熱的性質及び電気
特性のすべてにバランスが取れていることから、特にP
ETが好ましい。
【0025】透明基板の表面における直接鋸刃形状三角
柱の突起は、機械加工、ワイヤーカット放電加工などに
より予め表面に所望の鋸刃形状三角柱連続突起を形成し
た金型を用い、射出成形や加圧成形法などにより金型表
面の形状を直接転写することにより連続的に設けること
ができる。
【0026】鋸刃の頂角を除く他の2つの角のうち角度
の大きい角側に接している面を粗面化する方法として
は、金型表面へ鋸刃形状三角柱連続突起を機械加工した
後に鋸刃垂直面も機械加工、サンドブラストなどにより
粗面化することにより成形と同時に転写してしまう方法
と、表面へ鋸刃形状三角柱連続突起を機械加工した金型
を用いて成形、転写した鋸刃垂直面をサンドブラスト処
理などにより粗面化する方法とがある。
【0027】また、フィルム表面における鋸刃形状三角
柱の突起は、機械加工、放電加工及びフォトリソグラフ
ィによる異方性エッチングなどにより予め表面に鋸刃形
状三角柱連続突起を形成したロールを用いて、ロール間
にフィルムを連続的に通過、プレスして転写することに
より連続的に設けることができる。
【0028】この際、フィルムを直接プレスして鋸刃形
状を転写したり、又は予め紫外線や電子線などの活性光
線や熱により硬化可能な硬化性組成物を塗布したフィル
ムにプレスして鋸刃形状を転写した後に、硬化性樹脂組
成物に活性光線や熱をさらして硬化したりする方法があ
る。
【0029】紫外線硬化樹脂としては、光重合性プレポ
リマー、光重合性モノマー及び光開始剤を主成分として
成る「ソーラプレン」(三井東圧化学株式会社の商標
名)や「アデカオプト2」(旭電化株式会社の商標名)
などがある。これらの硬化性樹脂組成物の膜厚は500
μm以下であることが好ましいが、転写精度を考慮する
と100μm程度であることが好ましい。
【0030】断面が鋸刃形状の三角柱突起が同一方向に
連続的に設けられた面と反対側の面に設けられる着色さ
れたストライプは、三角柱突起形成の後にスクリーン印
刷法で印刷することにより形成可能である。
【0031】鋸刃の頂角を除く他の2つの角のうち角度
の大きい角側に接している面の粗面化は、透明基板表面
に直接鋸刃形状三角柱の突起を連続的に設ける方法と同
様にして行うことができる。
【0032】表面に鋸刃形状三角柱の連続突起を設けた
フィルムと透明基板とを接着するに際しては、透明基板
の表面に接着剤を塗布してフィルムを貼り合わせること
が一般的である。この際、用いられる接着剤としては、
一般的な熱可塑性接着剤、エラストマー接着剤及び熱硬
化性接着剤などを単独で使用しても良く、また必要に応
じて2種以上を混合して使用しても良い。
【0033】例えば、主剤である液状エポキシ樹脂と硬
化剤である芳香族アミンを主成分として成る熱硬化性の
エポキシ系接着剤(市販品としては「セメダインCS−
2340−5」:セメダイン株式会社の商品番号)など
を用いれば良い。接着剤の膜厚は1μm以下であること
が好ましい。
【0034】一般に自動車用表示機器や表示パネルに使
用されるフィルターは、運転者及び同乗者の手に直接触
れる場所にあるため、表面はある程度の機械的強度を有
することが必要とされる。表面の強度が要求される場合
には、鋸刃形状の表面にハードコート層を設けても差し
支えない。このハードコート層は鋸刃傾斜面のみ設けて
も良く、又は全面に設けても差し支えない。ハードコー
ト層としては熱硬化性樹脂などがあり、例えばシリコー
ン系コーティング液を塗布、硬化したものなどが好適に
用いられる。
【0035】シリコーン系コーティング液としては、従
来よりプラスチックの表面硬化層として使用されている
シロキサン結合を有するものが好適に使用することがで
きる。このようなシリコーン系コーティング層は、一般
式RnSi(OR′)4-n (式中、nは1〜3の整数、
Rは炭素数1〜6の炭化水素基、R′は炭素数1〜4の
アルキル基を示す。)で表される化合物と、四アルコキ
シ珪素の共部分加水分解物、又はこれらの分解物との混
合物を主成分として成るコーティング剤(特開昭57−
177028号公報、「スミユニ」:住友化学工業株式
会社の商標名)、又はメチルシルセスキシロキサン及び
コロイダル状シリカの混合物を主成分として成るコーテ
ィング剤(「トスガード」:東芝シリコーン株式会社の
商標名)などを塗布することにより形成される。塗布の
方法としては、流し塗り法、スプレー法、ディッピング
法及びスピンコート法などを使用することができる。
【0036】次に、本発明の車両用窓映り防止光学フィ
ルターの製造方法について説明する。鋸刃形状三角柱の
突起を連続的に透明基板の表面に直接形成する場合に
は、まず射出成形や加圧成形法で用いる金型表面を機械
加工やワイヤーカット放電加工により精密加工し、所望
の鋸刃形状三角柱連続突起を形成する。
【0037】射出成形法では、透明基板の原料となる樹
脂又はガラスを加熱して溶融させたものをこの金型中へ
圧力を加えて導入した後に溶融温度以下で所定時間維持
して成形し、表面に鋸刃形状三角柱連続突起を転写す
る。加圧成形法では透明基板を予め軟化温度以上に加熱
した後に金型にセットし、次いで圧力を加えながら所定
時間維持し、表面に鋸刃形状三角柱連続突起を転写す
る。
【0038】鋸刃の頂角を除く他の2つの角のうち角度
の大きい角側に接している面を粗面化する方法としてサ
ンドブラスト処理を用いる場合には、平均粒径約20μ
mのガラスビース、圧力2Kgf/の圧縮空気で約60
秒間処理を行う。次いで、スクリーン印刷機にセットし
た後に位置決めを行ない、所定幅で着色したストライプ
を形成する。表面に形成した鋸刃形状三角柱連続突起の
機械的強度が十分でない場合にハードコート層を設ける
場合には、射出成形や加圧成形により表面に鋸刃形状三
角柱連続突起を転写した後にシリコーン系コーティング
液を表面に塗布する。膜厚は5〜10μmの範囲である
ことが好ましい。塗布した後、20分間放置して風乾さ
せ、続いて120℃で60分間保持してハードコート層
を形成する。
【0039】フィルム表面に鋸刃形状三角柱の突起を連
続的に形成し、透明基板と接着するに際しては、まずフ
ィルムをイソプロピルアルコールによる脱脂処理をした
後、純水リンス及び窒素ブロー乾燥して洗浄する。直接
フィルム表面に加工する場合にはフィルム又はロールを
所定温度まで加熱しておく。また、硬化性樹脂組成物を
用いる場合には、まず硬化性樹脂組成物を所定の厚さに
塗布した後に紫外線、電子線又は熱を僅かに加えて、硬
化性樹脂組成物を半硬化させた状態にする。
【0040】紫外線硬化樹脂の場合には紫外線露光装置
にて紫外線を10秒間、電子線硬化性樹脂の場合には電
子線照射装置にて電子線を約20秒間、熱硬化性樹脂の
場合には80℃で1分間処理する。次に、鋸刃形状三角
柱の連続突起が表面に加工されたロールの間にこのフィ
ルムを通過させてプレスし、鋸刃形状三角柱連続突起を
フィルム上の半硬化させた硬化性樹脂組成物へ転写す
る。そして再び所定の方法により硬化性樹脂組成物を完
全に硬化させて、鋸刃形状三角柱連続突起を固定化す
る。紫外線及び電子線硬化性樹脂の場合には照射時間3
分間以上、熱硬化性樹脂の場合には100℃で10分間
以上処理すれば完全に硬化する。
【0041】鋸刃の頂角を除く他の2つの角のうち角度
の大きい角側に接している面を粗面化する方法としてサ
ンドブラスト処理を用いる場合には、平均粒径約20μ
mのガラスビース、圧力2Kgf/cm2 の圧縮空気で
約60秒間処理を行う。次いで、スクリーン印刷機にセ
ットした後に位置決めを行ない、所定幅で着色したスト
ライプを形成する。次に、透明基板の表面へ接着剤を所
定厚さに塗布した後に、接着剤が乾燥しないうちにフィ
ルムを端から皺にならないように順に貼り付ける。
【0042】表面に形成した鋸刃形状三角柱連続突起の
機械的強度が十分でない場合にハードコート層を設ける
場合には、フィルムと透明基体とを接着したフィルター
の鋸刃形状表面へシリコン系コーティング液を塗布す
る。膜厚は5〜10μmの範囲にあることが好ましい。
塗布した後、20分間放置して風乾させ、続いて120
℃で60分間保持してハードコート層を形成する。
【0043】以上のようにして成形した車両用窓映り防
止光学フィルターの窓映り防止性能を、以下のようにし
て評価した。実際に走行可能な自動車の時計の透明樹脂
製カバーを本発明の車両用窓映り防止光学フィルターと
交換した後に昼夜を問わず様々な環境下で走行し、時計
からの光がフロントウインドの室内側表面で反射してド
ライバーの視点に入って窓映りを起こすことにより運転
に支障が生じるか、また時計の文字盤が見にくいかにつ
いて調べた。
【0044】どの条件下でも窓映りが認識されず運転に
支障が無く、また時計の文字盤にも問題無く視認するこ
とができれば、本発明の車両用窓映り防止光学フィルタ
ーの窓映り防止効果はあると判断された。
【0045】
【実施例】以下、本発明を次の実施例及び比較例によっ
て更に詳述するが、本発明はこれによって限定されるも
のではない。
【0046】実施例1 鋸刃の頂角及び残る1つの角がそれぞれ45°,20°
であり、かつ間隔20μmの鋸刃形状三角柱連続突起を
縦型NCフライス加工盤により表面に形成した金型を用
いて、射出成形法により厚さ2mmのアクリル製透明基
板を形成した。次いでスクリーン印刷法により三角柱連
続突起の設けられている面と反対側の表面に幅10μ
m、間隔20μmの遮光性ストライプを連続して設け
た。このようにして作製した、車両用窓映り防止光学フ
ィルターの窓映り防止性能を評価した結果、いかなる走
行条件下でも窓映り光は認識されず、また運転にも全く
支障がなかった。
【0047】実施例2 鋸刃の頂角及び残る1つの角がそれぞれ60°,30°
であり、かつ間隔80μmの鋸刃形状三角柱連続突起を
ワイヤーカット放電加工盤により表面に形成した金型を
用いて、射出成形法により厚さ2mmのポリカーボネー
ト製透明基板を形成した。次いでスクリーン印刷法によ
り三角柱連続突起の設けられている面と反対側の表面に
幅20μm、間隔40μmの遮光性ストライプを連続的
に設けた。このようにして作製した、車両用窓映り防止
光学フィルターの窓映り防止性能を評価した結果、いか
なる走行条件下でも窓映り光は認識されず、また運転に
も全く支障がなかった。
【0048】実施例3 厚さ150μmのPETフィルム上へ紫外線硬化性樹脂
組成物「ソーラプレン」(三井東圧化学株式会社の商標
名)を約100μm塗布した後、鋸刃の頂角及び残る1
つの角がそれぞれ75°,30°であり、かつ間隔60
μmの鋸刃形状三角柱連続突起を転写し、紫外線照射装
置により紫外線を2分間照射して紫外線硬化性樹脂組成
物を硬化させた。次いでスクリーン印刷法により三角柱
連続突起の設けられている面と反対側の表面に幅28μ
m、間隔80μmの遮光性ストライプを連続的に設け
た。続いて大きさ150mm×450mm×2mmtの
アクリル製透明基板とフィルムとを接着剤として熱硬化
性エポキシ系接着剤「セメダインCS−2340−5」
(セメダイン株式会社の商品番号)を用いて接着した。
このようにして作製した、車両用窓映り防止光学フィル
ターの窓映り性能を評価した結果、いかなる走行条件下
でも窓映り光は認識されず、また運転にも全く支障が無
かった。
【0049】実施例4 鋸刃の頂角及び残る1つの角をそれぞれ50°,35°
とし、鋸刃形状三角柱連続突起の転写間隔を100μm
とし、更に遮光性ストライプの幅を6μm、間隔を10
0μmとした他は、実施例3と全く同様にして車両用窓
映り防止光学フィルターを作製した。このようにして作
製した、車両用窓映り防止光学フィルターの窓映り防止
性能を評価した結果、いかなる走行条件下でも窓映り光
は認識されず、また運転にも全く支障が無かった。
【0050】実施例5 鋸刃の頂角及び残る1つの角をそれぞれ40°,10°
とし、鋸刃形状三角柱連続突起の転写間隔を100μm
とし、更に遮光性ストライプの幅を15μm、間隔を6
0μmとした他は、実施例3と全く同様にして車両用窓
映り防止光学フィルターを作製した。このようにして作
製した、車両用窓映り防止光学フィルターの窓映り防止
性能を評価した結果、いかなる走行条件下でも窓映り光
は認識されず、また運転にも全く支障が無かった。
【0051】実施例6 表面に更にハードコート層として「トスガード」(東芝
シリコーン株式会社の商標名)を1μmになるように塗
布した他は、実施例3と全く同様な方法により車両用窓
映り防止光学フィルターを作製した。このようにして作
製した、車両用窓映り防止光学フィルターの窓映り防止
性能を評価した結果、いかなる走行条件下でも窓映り光
は認識されず、また運転にも全く支障が無かった。
【0052】実施例7 縦型NCフライス加工盤により、頂角及び残る1つの角
がそれぞれ40°,20°であり、かつ鋸刃の頂角を除
く他の2つの角のうち角度の大きい角側に接している面
の10点平均粗さが0.2μm、間隔が100μmであ
る鋸刃形状三角柱連続突起を表面に形成した金型を用い
て、射出成形法により厚さ2mmのアクリル製透明基板
を形成した。次いでスクリーン印刷法により三角柱連続
突起の設けられている面と反対側の表面に幅22μm、
間隔85μmの遮光性ストライプを連続的に設けた。こ
のようにして作製した、表面に鋸刃形状の三角柱連続突
起を有する車両用窓映り防止光学フィルターの窓映り防
止性能を評価した結果、いかなる走行条件下でも窓映り
光は認識されず、また運転にも全く支障が無かった。
【0053】実施例8 ワイヤーカット放電加工盤により、頂角及び残る1つの
角がそれぞれ52°,25°であり、かつ鋸刃の頂角を
除く他の2つの角のうち角度の大きい角側に接している
面の10点平均粗さが0.6μm、間隔が150μmの
鋸刃形状三角柱連続突起を形成した金型を用いて、射出
成形法により厚さ2mmのポリカーボネート製透明基板
を形成した。次いでスクリーン印刷法により三角柱連続
突起の設けられている面と反対側の表面に幅8μm、間
隔50μmの遮光性ストライプを連続的に設けた。この
ようにして作製した、車両用窓映り防止光学フィルター
の窓映り防止性能を評価した結果、いかなる走行条件下
でも窓映り光は認識されず、また運転にも全く支障が無
かった。
【0054】実施例9 頂角及び残る1つの角をそれぞれ68°,30°とし、
かつ鋸刃の頂角を除く他の2つの角のうち角度の大きい
角側に接している面の10点平均粗さが1.5μm、間
隔が200μmの鋸刃形状三角柱連続突起を用い、更に
遮光性ストライプの幅を13μm、間隔を75μmとし
た他は、実施例3と全く同様な方法により車両用窓映り
防止光学フィルターを作製した。このようにして作製し
た、車両用窓映り防止光学フィルターの窓映り防止性能
を評価した結果、いかなる走行条件下でも窓映り光は認
識されず、また運転にも全く支障が無かった。
【0055】実施例10 頂角及び残る1つの角をそれぞれ56°,20°とし、
かつ鋸刃の頂角を除く他の2つの角のうち角度の大きい
角側に接している面の10点平均粗さが5μm、間隔が
100μmの鋸刃形状三角柱連続突起を用い、更に遮光
性ストライプの幅を24μm、間隔を90μmとした他
は、実施例3と全く同様な方法により車両用窓映り防止
光学フィルターを作製した。このようにして作製した、
車両用窓映り防止光学フィルターの窓映り防止性能を評
価した結果、いかなる走行条件下でも窓映り光は認識さ
れず、また運転にも全く支障が無かった。
【0056】実施例11 頂角及び残る1つの角をそれぞれ88°,10°とし、
かつ鋸刃の頂角を除く他の2つの角のうち角度の大きい
角側に接している面の10点平均粗さが9μm、間隔が
120μmの鋸刃形状三角柱連続突起を用い、更に遮光
性ストライプの幅を11μm、間隔を35μmとした他
は、実施例3と全く同様な方法により車両用窓映り防止
光学フィルターを作製した。このようにして作製した、
車両用窓映り防止光学フィルターの窓映り防止性能を評
価した結果、いかなる走行条件下でも窓映り光は認識さ
れず、また運転にも全く支障が無かった。
【0057】実施例12 表面に更にハードコート層として「トスガード」(東芝
シリコーン株式会社の商標名)を1μmになるように塗
布した他は、実施例9と全く同様な方法により車両用窓
映り防止光学フィルターを作製した。このようにして作
製した、車両用窓映り防止光学フィルターの窓映り防止
性能を評価した結果、いかなる走行条件下でも窓映り光
は認識されず、また運転にも全く支障が無かった。
【0058】比較例1 センターコンソール中央部に設置されている時計の前面
に、ルーバー間隔200μm、厚さ500μmの信越シ
リコン製遮光フィルターを挟み込んだ透明樹脂製カバー
を設けて窓映り防止性能を評価した結果、いかなる走行
条件下でも窓映り光は認識されなかったが、時計文字盤
部分が全体的に暗く見づらかった。
【0059】
【発明の効果】本発明の車両用窓映り防止光学フィルタ
ーは、窓映り防止性能が極めて優れ、いかなる走行条件
下でも窓映り光は認識されず、また運転にも全く支障を
きたすことがない優れたものである。また低コストで製
造でき、経済的にも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】センターコンソール部分の断面拡大図及びドラ
イバーが時計から発せられる光により窓映り像を視認す
ることを説明する図である。
【図2】フロントウインドウの室内表面側に反射防止膜
を設けることにより窓映り防止を施している方法を説明
する図である。
【図3】時計の前面に遮光フィルターを挟み込んだ透明
樹脂製カバーを設けてウインドウ方向へ発される光の角
度を制御することにより窓映り防止を施している方法を
説明する図である。
【図4】本発明の車両用窓映り防止光学フィルターをセ
ンターコンソール中央部分の時計前面に透明樹脂製カバ
ーとして設置した場合の効果を説明する図である。
【図5】本発明の車両用窓映り防止光学フィルターを通
過する光の屈折状況を説明するための断面部分拡大図で
ある。
【図6】入射角が極端に大きい光線の場合の光の屈折状
況を説明するための断面部分拡大図である。
【図7】本発明の車両用窓映り防止光学フィルターの断
面部分拡大図である。
【図8】本発明の車両用窓映り防止光学フィルターの遮
光機能を説明する図である。
【図9】多重に反射する透過光を防止するために形状工
夫を施したことを説明する図である。
【符号の説明】
1 時計 2 フロントウインド 3 視点 4 反射防止膜 5 透明樹脂製カバー 6 車両用窓映り防止光学フィルター 7 透明基板 8 接着剤層 9 ハードコート層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板の表面上に、断面が鋸刃形状の
    微細な三角柱突起を同一方向に連続して配置した車両用
    窓映り防止光学フィルタにおいて、隣接する三角柱突起
    の間隔が10〜200μmの範囲で、かつ鋸刃の頂角お
    よび残る1つの角がそれぞれ40°〜80°,10°〜
    40°の範囲にあり、更に三角柱突起の配置されている
    面と反対側の面に遮光性ストライプを設け、かつ遮光性
    ストライプの幅が三角柱連続突起の間隔の1/20〜1
    /2で、隣接する遮光性ストライプの間隔が三角柱連続
    突起の間隔の1/1〜1/2であることを特徴とする車
    両用窓映り防止光学フィルター。
  2. 【請求項2】 鋸刃の頂角を除く他の2つの角のうち角
    度の大きい角側に接する面が粗面化され、当該面の粗さ
    が10点平均粗さRzで0.1μm〜10μmの範囲内
    にあることを特徴とする請求項1記載の車両用窓映り防
    止光学フィルター。
  3. 【請求項3】 上記断面形状を維持した状態で、その表
    面にハードコート層を設けることを特徴とする請求項1
    又は2記載の車両用窓映り防止光学フィルター。
  4. 【請求項4】 上記断面形状を透明フィルム表面上に形
    成し、当該フィルムを透明基板上に接着することを特徴
    とする請求項1〜3いずれか1つの項記載の車両用窓映
    り防止光学フィルター。
  5. 【請求項5】 上記遮光性ストライプの間隔が三角柱突
    起の間隔と同一であることを特徴とする請求項1〜4の
    いずれか1つの項記載の車両用窓映り防止光学フィルタ
    ー。
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