JPH08143610A - 防滑剤用樹脂および防滑剤組成物 - Google Patents

防滑剤用樹脂および防滑剤組成物

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JPH08143610A
JPH08143610A JP31271394A JP31271394A JPH08143610A JP H08143610 A JPH08143610 A JP H08143610A JP 31271394 A JP31271394 A JP 31271394A JP 31271394 A JP31271394 A JP 31271394A JP H08143610 A JPH08143610 A JP H08143610A
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JP
Japan
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vinyl monomer
resin
slip agent
meth
slip
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Application number
JP31271394A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Tsuji
博史 辻
Noriyasu Murata
憲泰 村田
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Arakawa Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Arakawa Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ポリビニルアルコールおよび水の存在下で、
ラジカル重合性の単官官能性ビニルモノマーおよび多官
能性ビニルモノマーを乳化重合して得られる水性樹脂を
含有する防滑剤用樹脂、ならびに無機質および/または
有機質の粉粒体を主成分として含有する防滑剤組成物。 【効果】 初期の接着性が高く、繰り返し使用時におい
ても高い防滑性能を維持し、かつブロッキング現象を抑
え、紙破れを起こさない適度な接着性を有する防滑剤組
成物を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防滑剤用樹脂および該
防滑剤用樹脂を用いた防滑剤組成物に関する。詳しく
は、段ボール、段ボール箱、板紙、紙器、紙袋等の荷崩
れ防止等に有効な防滑剤用樹脂および該防滑剤用樹脂を
用いた防滑剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】現在では多種にわたる食料品や肥料その
他様々な工業製品等が、段ボール、カートン等の紙器ま
たは種々の紙袋でもって包装されて、輸送または多段積
みで保存されている。この包装物が、輸送時または保存
時に荷崩れや荷ずれをおこすため、中身の破損、荷崩れ
直しに人手がいる等の問題を引き起こしている。さらに
最近の紙及び板紙の多様化、特殊化に伴う各種紙用改良
添加剤の改良や抄紙技術の向上により、紙表面の平滑性
や光沢等の紙質が著しく向上しているその反面で、紙表
面の摩擦係数が低下し、以前にも増して滑りが起こり易
くなっており、荷崩れ等の問題はさらに深刻化してきて
いる。近年では、人件費高と人員削減から機械化が進
み、包装ラインの自動化、輸送ラインの効率化、さらに
は無人自動倉庫の発達と高速化に伴って、荷崩れはもち
ろん、わずかな荷ずれの発生さえトラブルの対象となっ
てきている。この様な状況にあって荷崩れ防止法の開発
は切に望まれている。
【0003】従来、パレットに積まれた段ボールケー
ス、紙袋の荷崩れまたは荷ずれの防止方法としては、木
枠で固定したり、バンディングテープで縛ったり、シュ
リンクフィルムやシートで覆うような機械的な方法や、
上下の容器を接着剤で一時的に接着する方法、または容
器の表面に防滑性の荷崩れ防止剤(以下、防滑剤とい
う)を塗工する方法がある。
【0004】しかし、機械的方法や接着する方法は、そ
の作業を荷積み作業と同時に行わなければならず、高速
作業が難しく、作業スペースや人手も必要となる。また
荷解きも煩雑で輸送の途中で積み荷の積み替えを行う場
合には、改めて何らかの荷崩れ防止加工を施さなければ
ならない。さらに機械的方法の場合には、荷解き後に不
用になる木枠、バンド、フィルムやシートの後始末も大
きな問題になっており、全体の物流コストを押し上げて
いる。さらにつけ加えるならば、バンド掛けしたような
ものでも、輸送途上での荷ずれや保管時のバンドのゆる
みなどが生じ、その効果は決して高いものではない。
【0005】また、接着方法による場合には、荷解き時
に紙製容器の表面が傷付いたり、接着剤が表面に残るた
め、美観が要求される容器には適用できない。
【0006】以上のような点から荷崩れ防止法として容
器の表面に防滑剤を塗工する方法が注目されている。す
なわち、防滑剤の使用によれば、人手もかからず、バン
ディングテープで縛ったり、シュリンクフィルムやシー
トで覆うような方法に比べコストもかからず、また荷解
き後に不用になる木枠、バンド、フィルムやシート等の
廃棄物が出ないなど多くの利点がある。
【0007】こうした防滑剤としては、非粘着タイプ
(紙の表面に塗工後乾燥した状態において表面に微細な
凹凸を形成させ物理的に摩擦係数を向上させて防滑効果
を発揮するもの)、および粘着タイプ(紙の表面に塗工
後乾燥した状態においても粘着性を保持しており、この
粘着性でもって防滑効果を発揮するもの)が一般的であ
る。
【0008】非粘着タイプの防滑剤としては、コロイダ
ルシリカやアルミナゾルなどの無機質もしくは有機質の
粉粒体、または紙表面に塗布して加熱によって発泡する
ような発泡剤が一般に用いられている。しかし、これら
非粘着タイプの防滑剤は初期の防滑効果を持続できず、
積み換え作業等が繰り返えされると防滑効果が低下す
る。特に、無機質または有機質の粉粒体を使用した場合
には、粒子がはがれ落ちて防滑効果が極端に低下する。
防滑効果を維持するためには多量の無機質または有機質
の粉粒体を使用すればよいが、コストが高くなるうえ
に、はがれ落ちる量も多くなったり、塗工面に無機質ま
たは有機質の粉粒体が析出して美観が損なわれる等の問
題が生じ、あまり実用的ではない。また、発泡剤の使用
の場合は加熱発泡の工程が必要となり作業スピードの低
下、コスト高等の問題がある。
【0009】粘着タイプの防滑剤としては、一般的に防
滑剤用樹脂が用いられている。かかる防滑剤用樹脂とし
ては、アクリル共重合体エマルジョンが多く用いられて
おり、適当な塗工手段で使用されている。また、エチレ
ン/酢酸ビニル系共重合体の固形樹脂は、加熱溶融して
使用されている。その他、アクリル/酢酸ビニル系共重
合体、石油樹脂、ロジン(またはそのロジン誘導体)等
の粘接着付与樹脂等も利用されている。しかしながら、
これら粘着タイプの防滑剤は、乾燥後の塗工面が粘着性
を有するため、ブロッキングを生じ、作業性の低下、表
面の損傷、輸送中等にゴミや埃が付着する等の欠点があ
る。一方、ブロッキング現象を抑えるために、防滑剤の
使用量を少なくすると防滑効果は低下してしまう。
【0010】また、耐ブロッキング性を向上させ、防滑
効果に持続性を持たせた防滑剤用樹脂として、含窒素
(メタ)アクリル共重合体を有機溶媒中で合成し、有機
溶媒を水で共沸除去し4級化した後、(メタ)アクリル
酸エステルと多官能性(メタ)アクリル酸エステルを共
重合させてなる架橋型アクリル系重合体エマルジョン
や、ジビニルベンゼンと(メタ)アクリル酸エステルと
からなるアクリル系エマルジョン共重合体(ガラス転移
点(以下Tgという)20〜90℃)を核部組成として
合成し、Tgが−20〜−10℃のアクリル系エマルジ
ョン共重合体を殻部組成として持つ二重構造のアクリル
系エマルジョンが報告されている。上記樹脂は、その構
成要素として部分的に多官能性モノマーを利用すること
で防滑剤の性能を向上させたものである。しかし、該樹
脂は製造が複数工程となることや、有機溶媒を使用する
工程が必要となること、また合成時間が長いことなど、
工業的に不利な面もある。
【0011】非粘着タイプ、粘着タイプの双方に古くか
ら利用、応用検討がなされているものにポリビニルアル
コールがある。ポリビニルアルコールは保護コロイド、
防滑塗布皮膜の強度向上剤、紙力増強剤等の役割を果た
し、その効果は様々である。例えば、非粘着タイプに
は、コロイダルシリカ等の無機質やその微粉末のバイン
ダーとして用いられている。しかし、コロイダルシリカ
等がコロイド状粒子の場合には粒子径が小さすぎて微粉
末に比べると防滑効果が劣る。一方、微粉末の場合には
摩擦による脱落の問題が残り、塗布面の美観も損なわれ
易い欠点がある。粘着タイプの場合は、保護コロイドと
してポリ酢酸ビニルや他のアクリル系エマルジョンと同
時に用いているが、耐ブロッキング性に問題あり、Tg
の高い樹脂エマルジョン等を混合してバランスをとって
いるのが現状である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ブロッキン
グ現象を起こさず、繰り返し使用時においても高い防滑
性能を維持することができ、しかも紙破れを起こさない
適度な接着性を有する粘着タイプの防滑剤用樹脂および
該防滑剤用樹脂を用いた防滑剤組成物を提供することを
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記課題を
解決すべく、鋭意検討を重ねた結果、防滑剤用樹脂とし
て、ポリビニルアルコールの存在下で単官能性ビニルモ
ノマーおよび多官能性ビニルモノマーを重合して得られ
る水性樹脂を用い、この防滑剤用樹脂に無機質および/
または有機質の粉粒体を配合した防滑剤組成物が、前記
目的に合致していることを見出した。本発明はかかる新
たな知見により完成されたものである。
【0014】すなわち、本発明は、(1)ポリビニルア
ルコールおよび水の存在下で、ラジカル重合性の単官能
性ビニルモノマーおよび多官能性ビニルモノマーを乳化
重合して得られる水性樹脂を含有する防滑剤用樹脂、
(2)ポリビニルアルコール、乳化剤および水の存在下
で、ラジカル重合性の単官能性ビニルモノマーおよび多
官能性ビニルモノマーを乳化重合して得られる水性樹脂
を含有する防滑剤用樹脂、および(3)前記防滑剤用樹
脂、ならびに無機質および/または有機質の粉粒体を主
成分として含有する防滑剤組成物に関する。
【0015】まず、防滑剤用樹脂(1)である水性樹脂
の構成成分について説明する。
【0016】本発明で使用されるポリビニルアルコール
は、水溶性である限り特に限定されないが、通常、重合
度が200〜2500程度であり、ケン化度が75%〜
100%の部分ケン化物または完全ケン化物が好まし
い。また珪素含有ポリビニルアルコールや、カルボキシ
ル基、アセトアセチル基、アセタール基、の官能基を有
する変性ポリビニルアルコール等も同様に使用できる。
また、ポリビニルアルコールは得られる防滑剤の微粘着
性に影響を及ぼすためその使用量はこれら性能を考慮し
て適宜決定される。すなわち、ポリビニルアルコールの
使用量は、単官能性ビニルモノマーの全量100重量部
に対して、通常5〜900重量部程度、好ましくは25
〜250重量部とするのがよい。5重量部未満では得ら
れる防滑剤の粘着力および/または接着力が弱くなり、
また900重量部を越えると得られる水性樹脂溶液の粘
度が高くなり作業性の面で好ましくない。また得られる
防滑剤の粘着力および/または接着力が強くなりすぎて
紙破れ等を起こして好ましくない。
【0017】ラジカル重合性の単官能性のビニルモノマ
ーとしては、(メタ)アクリル酸アルキルエステルおよ
び/またはスチレン系化合物を使用するのが好ましい。
(メタ)アクリル酸アルキルエステルとしては、アルキ
ル基の炭素数1〜18のものが好ましい。たとえば、
(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチ
ル、(メタ)アクリル酸n−プロピル、(メタ)アクリ
ル酸iso−プロピル、(メタ)アクリル酸n−ブチ
ル、(メタ)アクリル酸iso−ブチル、(メタ)アク
リル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸ステア
リル等があげられる。また、スチレン系化合物としては
スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン等があ
げられる。
【0018】また、ラジカル重合性の単官能性のビニル
モノマーとしては、前記(メタ)アクリル酸アルキルエ
ステル、スチレン系化合物の他に、各種のアニオン性の
単官能性ビニルモノマー、カチオン性の単官能性ビニル
モノマーや前記以外のノニオン性の単官能性ビニルモノ
マーを使用することができる。これら(メタ)アクリル
酸アルキルエステル、スチレン系化合物以外のラジカル
重合性の単官能性のビニルモノマーのなかでもアニオン
性の単官能性ビニルモノマーが好ましい。かかる前記
(メタ)アクリル酸アルキルエステルおよび/またはス
チレン系化合物以外の単官能性ビニルモノマーの使用量
は、単官能性ビニルモノマーの通常40重量%程度以
下、好ましくは30重量%以下とされる。
【0019】アニオン性の単官能性ビニルモノマーとし
ては、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸等のモノ
カルボン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマール
酸、イタコン酸、ムコン酸等のジカルボン酸、ビニルス
ルホン酸、スチレンスルホン酸、2−アクリルアミド−
2−メチルプロパンスルホン酸等の有機スルホン酸、2
−(メタ)アクリロイルオキシエチルアシッドホスフェ
ート等のリン酸系ビニルモノマー、およびこれら各種有
機酸のナトリウム塩、カリウム塩等があげられる。カチ
オン性の単官能性ビニルモノマーとしてはジメチルアミ
ノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピル(メ
タ)アクリルアミド、ジエチルアミノプロピル(メタ)
アクリルアミド等の第三級アミノ基を有するビニルモノ
マーまたはそれらの塩酸、硫酸、酢酸等の無機酸もしく
は有機酸の塩類、または該第三級アミノ基含有ビニルモ
ノマーとメチルクロライド、ベンジルクロライド、ジメ
チル硫酸、エピクロルヒドリン等の四級化剤との反応に
よって得られる第四級アンモニウム塩を含有するビニル
モノマー等があげられる。ノニオン性の単官能性ビニル
モノマーとしては(メタ)アクリルアミド、(メタ)ア
クリロニトリル、酢酸ビニル、メチルビニルエーテル
や、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メ
タ)アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、(メタ)アク
リル酸2−ヒドロキシブチル等のヒドロキシ基含有(メ
タ)アクリル酸エステル類、グリシジル(メタ)アクリ
レート、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、ウレ
タンアクリレート類、ジフェニル−2(メタ)アクリロ
イルオキシホスフェート等のリン酸エステル系ビニルモ
ノマー等があげられる。
【0020】さらに本発明では、前記例示の単官能性ビ
ニルモノマーに加えて、多官能性ビニルモノマーを使用
することが必須とされる。本発明の防滑剤用樹脂は、多
官能性ビニルモノマーの使用により、樹脂を全体的に架
橋したものである。多官能性ビニルモノマーとしては、
たとえば、エチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ト
リエチレングリコールジ(メタ)アクリレート等のジ
(メタ)アクリレート類、メチレンビス(メタ)アクリ
ルアミド、エチレンビス(メタ)アクリルアミド、ヘキ
サメチレンビス(メタ)アクリルアミド等のビス(メ
タ)アクリルアミド類、アジピン酸ジビニル、セバシン
酸ジビニル等のジビニルエステル類、アリルメタクリレ
ート、ジアリルアミン、ジアリルジメチルアンモニウ
ム、ジアリルフタレート、ジアリルクロレンデート、ジ
ビニルベンゼン等の2官能性ビニルモノマー;1,3,
5−トリアクリロイルヘキサヒドロ−S−トリアジン、
トリアリルイソシアヌレート、トリアリルアミン、トリ
アリルトリメリテート、N,N−ジアリルアクリルアミ
ド等の官能性ビニルモノマー;テトラメチロールメタン
テトラアクリレート、テトラアリルピロメリテート、
N,N,N’,N’−テトラアリル−1,4−ジアミノ
ブタン、テトラアリルアミン塩、テトラアリルオキシエ
タン等の4官能性ビニルモノマーがあげられる。
【0021】多官能性ビニルモノマーの使用量は、前記
単官能性ビニルモノマーの合計100重量部に対して
0.1〜20重量部程度、好ましくは0.1〜10重量
部、さらに好ましくは1〜5重量部である。多官能性の
ビニルモノマーが0.1重量部に満たない場合には、防
滑効果を上げるのに十分な架橋構造が得られず、20重
量部を越える場合には凝集が起こったり、高濃度の水性
樹脂溶液を得るのが困難になるため、いずれの場合も好
ましくない。
【0022】次に、防滑剤用樹脂(2)である水性樹脂
の構成成分について説明する。
【0023】防滑剤用樹脂(2)の水性樹脂の構成は、
前記防滑剤用樹脂(1)の水性樹脂の構成に加えて、乳
化剤を使用する点のみが異なる。したがって、防滑剤用
樹脂(1)で説明したポリビニルアルコール、ラジカル
重合性の単官能性のビニルモノマー、多官能性ビニルモ
ノマーと同様のものを防滑剤用樹脂(2)においても使
用できる。
【0024】乳化剤としては、特に限定されず各種の乳
化剤を使用できる。乳化剤としては、公知のアニオン性
乳化剤、ノニオン性乳化剤等があげられる。アニオン性
乳化剤としては、長鎖α−オレフィンスルホン酸ナトリ
ウム、アルキルジフェニルオキシエチレンアルキルアリ
ールエーテル硫酸エステル塩等があげられ、ノニオン性
乳化剤としてはポリオキシエチレンアルキルエーテル、
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリ
マー、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル等
があげられる。これらアニオン性乳化剤、ノニオン性乳
化剤等は1種を単独で使用してもよく、2種以上を組み
合わせて使用してもよい。乳化剤の使用量は、特に限定
されないが、樹脂組成分を極端に低下させた場合は防滑
効果に悪影響を及ぼすため、その使用量は必要最低量に
抑えるのがよい。通常は前記単官能性のビニルモノマー
100重量部に対し、15重量部以下程度、好ましくは
5重量部以下とするのがよい。
【0025】次いで、本発明の水性樹脂の製造方法につ
いて説明する。本発明の水性樹脂の製造方法は公知の乳
化重合方法により行えばよい。たとえば、(1)の場合
は所定の反応容器にポリビニルアルコールおよび水を仕
込み加熱しながら溶解し、次いで単官能性ビニルモノマ
ーおよび多官能性ビニルモノマーを仕込み、乳化した
後、ラジカル重合開始剤を加え、撹拌下、加温する方法
によればよい。また、(2)の場合は所定の反応容器に
ポリビニルアルコールおよび水を仕込み加熱しながら溶
解し、次いで乳化剤、単官能性ビニルモノマーおよび多
官能性ビニルモノマーを仕込み、乳化した後、ラジカル
重合開始剤を加え、撹拌下、加温する方法によればよ
い。なお、単官能性ビニルモノマーおよび多官能性ビニ
ルモノマーの滴下方法は一括滴下、分割滴下のいずれの
方法でもよい。
【0026】反応系の固形分濃度は通常10〜50重量
%程度、好ましくは15〜30重量%とするのがよい。
反応温度は、ラジカル重合開始剤を活性化させる温度範
囲であればよく、通常は40〜90℃程度、好ましくは
50〜80℃である。また、反応時間は特に制限されな
いが、通常、30分〜2時間程度でよい。
【0027】前記ラジカル重合開始剤としては、過硫酸
カリウム、過硫酸アンモニウム等の過硫酸塩、過酸化水
素、水性のアゾ系開始剤等の水溶性のラジカル重合開始
剤、または前記過硫酸塩等と亜硫酸水素ナトリウム、チ
オ硫酸ナトリウム等の還元剤とを組み合わせた形のレド
ックス系重合開始剤等があげられる。通常、前記開始剤
の使用量は前記ビニルモノマー(単官能性ビニルモノマ
ーおよび多官能性ビニルモノマー)の合計量に対して
0.05〜5重量%程度、好ましくは0.1〜3重量%
とするのがよい。
【0028】このようにして、平均粒子径が通常10〜
300nm程度の微粒子を含んだ水性樹脂溶液が得られ
る。また、該水性樹脂溶液を防滑剤用樹脂として使用す
るにあたっては不揮発分を通常10〜30重量%程度
で、粘度を100cps程度以下(25℃)に調整する
のが作業性の面から考えても好ましい。
【0029】また、得られた水性樹脂のTgは、通常−
10〜50℃以上、好ましくは0〜40℃、より好まし
くは20〜40℃である。Tgが−10℃未満の場合に
は、耐ブロッキング性の点で好ましくない。50℃を越
える場合には防滑効果が低下する傾向があり好ましくな
い。
【0030】かかる水性樹脂溶液を用いた防滑剤用樹脂
(1)または(2)は、無機質および/または有機質の
粉粒体を混合した防滑剤組成物として使用される。無機
質粉粒体としては、特に限定されず二酸化ケイ素、酸化
アルミニウム、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、チタ
ン酸カルシウム、チタン酸カリウム、酸化亜鉛、酸化マ
グネシウム、カオリン、クレー、珪砂などがあげられ
る。これら無機質粉粒体のなかでも、防滑剤用樹脂との
混合後の安定性、適度な接着力と乾燥後の防滑効果に優
れていることから二酸化ケイ素、酸化アルミニウムを使
用することが好ましい。また、有機質粉粒体としては、
木粉などがあげられる。これら粉粒体は、コロイド状ま
たは微粉末の状態等で使用できる。
【0031】防滑剤用樹脂である前記水性樹脂への無機
質および/または有機質の粉粒体の混合割合は、通常、
水性樹脂(固形分)の0.1〜30重量%程度、好まし
くは1〜20重量%、より好ましくは1〜10重量%と
するのが良い。30重量%を越える場合には水性樹脂の
持つ粘接着性能が低下し、防滑剤としての安定性も悪く
粘度も高くなる。0.1重量%に満たない場合には水性
樹脂の接着性能が強すぎて、剥離の際に紙剥け等の問題
が生じやすくなる。また無機質あるいは有機質粉粒体の
持つ防滑効果も低下する。なお、無機質および/または
有機質の粉粒体と水性樹脂溶液との混合順序、混合方法
としては、両者が充分均一になる方法であれば特に問題
はない。通常は、常温での一括仕込み、分割仕込み、滴
下仕込みなどの方法で仕込んだ後、充分に撹拌する方法
によればよい。
【0032】防滑剤用樹脂である前記水性樹脂へ無機質
および/または有機質の粉粒体を混合した組成物は、p
H4〜10、好ましくは6〜9に調整するのが好まし
い。pHが前記範囲を外れる場合には、製品の安定性
や、取り扱いの安全性の面で好ましくないが、使用方法
等を配慮すればpHが前記範囲をはずれていてもよい。
なお、pHを調整する場合には、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、水酸化カルシウム、アンモニア等のアル
カリ水溶液を用いてればよい。
【0033】このようにして得られた、本発明の防滑剤
組成物は、取り扱い易さを考慮すれば、不揮発分10〜
50重量%程度、粘度200cps程度以下に調整する
のが好ましい。
【0034】さらに、本発明の防滑剤組成物には、メチ
ルソロソルブアセテート、エチルセロソルブ、ブチルセ
ロソルブ、メチルカルビトール、エチルカルビトール、
ブチルカルビトール、カルビトールアセテート等の多価
アルコールの誘導体を造膜助剤として添加してもよい。
【0035】なお、本発明の防滑剤組成物の塗工方法と
してはスプレー、ワイヤーバー、ブレードコーター、エ
アナイフコーター、ロールコーター等を採用でき、また
乾燥工程を導入する際はオーブン、ドラムドライヤー等
の公知の乾燥装置を採用できる。また、防滑剤組成物の
被塗物としては、段ボール、カートン、段ボール箱、板
紙、紙器、紙袋、ポリエチレン袋等があげられる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、初期の接着性が高く、
繰り返し使用時においても高い防滑性能を維持し、かつ
ブロッキング現象を抑え、紙破れを起こさない適度な接
着性を有する防滑剤組成物を提供できる。本発明の防滑
剤組成物が、このように優れた効果を奏するのは、防滑
剤用樹脂として用いる比較的接着性の高いポリビニルア
ルコールを含む架橋型の樹脂に、無機質および/または
有機質の粉粒体を適量混合することにより、防滑剤組成
物に微粘着性を持たせるとともに、無機質および/また
は有機質の粉粒体の効果でブロッキング現象も抑えるこ
とができたものと考えられる。かかる防滑剤組成物は特
に粘着タイプとして有用である。また、荷解き後に不用
になる木枠、バンド、フィルムまたはシート等の廃棄物
が出ないことから、省資源、環境問題にも貢献できる。
【0037】
【実施例】以下に、実施例および比較例をあげて、本発
明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれら実施例
に限定されるものではない。尚、各例中の%は重量基準
である。
【0038】実施例1 撹拌機、還流冷却器、窒素ガス導入管、モノマー滴下ロ
ート及び温度計を備えた反応容器に、ポリビニルアルコ
ール(商品名エアボル103、エアープロダクツ アン
ド ケミカルズ社製)64gおよび水448gを仕込
み、加熱しながら撹拌して溶解させ水溶液とした。この
水溶液を40℃まで冷却後、アクリル酸ブチル、スチレ
ン、アクリロニトリルからなる混合モノマー(重量混合
比は順に、57:37:6)96g、エチレングリコー
ルジアクリレート4.8gおよび水212gを加えて一
定速度(250±10rpm)で乳化した。窒素気流下
で昇温を行い60℃で過硫酸カリウムおよびチオ硫酸ナ
トリウムを系中濃度6.0×10-3モル/リットルとな
るように添加し重合を開始した。重合温度が80℃を越
えないように60分反応させ水性樹脂溶液を得た。水性
樹脂溶液は、平均粒子径10〜100nm程度の微粒子
を含み、不揮発分21%、粘度20cpsであった。ま
た、水性樹脂のTgは25℃であった。
【0039】得られた水性樹脂溶液485gを常温で撹
袢しながらコロイダルシリカ(商品名スノーテックス
O、日産化学(株)製)10gおよびアルミナゾル(商
品名アルミナゾル100、日産化学(株)製)5gを徐
々に加えた。加え終わってから更に30分撹袢を続け、
さらに0.5%水酸化ナトリウム水溶液でpH8.5に
調製して本発明の防滑剤組成物を得た。不揮発分は20
%、25℃における粘度は30cpsであった。
【0040】実施例2 実施例1において、多官能性のビニルモノマーとして、
ジエチレングリコールジアクリレート5.0gを使用し
た以外は実施例1と同様に行い水性樹脂溶液を得た。水
性樹脂溶液は、平均粒子径10〜100nm程度の微粒
子を含み、不揮発分21%、粘度21cpsであった。
また、水性樹脂のTgは26℃であった。
【0041】また、実施例1と同様に行い、pH8.5
の防滑剤組成物を得た。不揮発分は20%、25℃にお
ける粘度は28cpsであった。
【0042】実施例3 実施例1において、乳化剤としてジアルキルスルホコハ
ク酸エステルソーダ塩(商品名ネオコールP、第一工業
製薬(株)製)2.5gを使用した以外は実施例1と同
様に行い水性樹脂溶液を得た。水性樹脂溶液は、平均粒
子径10〜50nm程度の微粒子を含み、不揮発分21
%、粘度23cpsであった。また、水性樹脂のTgは
23℃であった。
【0043】また、実施例1と同様に行い、pH8.5
の防滑剤組成物を得た。不揮発分は20%、25℃にお
ける粘度は30cpsであった。
【0044】実施例4 実施例1でアクリル酸ブチル、スチレン(重量混合比は
順に、61:39)96gを使用した以外は実施例1と
同様に行い水性樹脂溶液を得た。水性樹脂溶液は、平均
粒子径10〜100nm程度の微粒子を含み、不揮発分
21%、粘度19cpsであった。
【0045】また、実施例1と同様に行い、pH8.5
の防滑剤組成物を得た。不揮発分は20%、25℃にお
ける粘度は28cpsであった。
【0046】比較例1 実施例1において、エチレングリコールジアクリレート
を使用しなかった以外は、実施例1と同様に行い水性樹
脂溶液を得た。水性樹脂溶液は、平均粒子径10〜15
0nm程度の微粒子を含み、不揮発分21%、粘度20
cpsであった。また、水性樹脂のTgは24℃であっ
た。
【0047】また、実施例1と同様に行い、pH8.5
の防滑剤組成物を得た。不揮発分は20%、25℃にお
ける粘度は32cpsであった。
【0048】比較例2 比較例1において、乳化剤としてジアルキルスルホコハ
ク酸エステルソーダ塩(商品名ネオコールP、第一工業
製薬(株)製)2.5gを使用した以外は実施例1と同
様に行い水性樹脂溶液を得た。水性樹脂溶液は、平均粒
子径10〜100nm程度の微粒子を含み、不揮発分2
1%、粘度24cpsであった。また、水性樹脂のTg
は22℃であった。
【0049】また、実施例1と同様に行い、pH8.5
の防滑剤組成物を得た。不揮発分は20%、25℃にお
ける粘度は30cpsであった。
【0050】比較例3 実施例4において、エチレングリコールジアクリレート
を使用しなかった以外は実施例4と同様に行い水性樹脂
溶液を得た。水性樹脂溶液は、平均粒子径10〜150
nm程度の微粒子を含み、不揮発分21%、粘度19c
psであった。
【0051】また、実施例1と同様に行い、pH8.5
の防滑剤組成物を得た。不揮発分は20%、25℃にお
ける粘度は29cpsであった。
【0052】実施例1〜4、比較例1〜3で得られた防
滑剤組成物、または比較例4として比較例1において得
られた水性樹脂溶液もしくは比較例5として実施例1に
おいて得られた水性樹脂溶液をそのまま用い、それぞれ
について原液のまま、あるいはイオン交換水で所定の倍
率に希釈して、以下の方法で性能評価を行った。
【0053】(防滑性能)原液、または二倍もしくは三
倍に希釈した防滑剤組成物または防滑剤用樹脂を、78
g/m2 のクラフト紙に、噴霧器で均一に24g(希釈
後の防滑剤組成物または防滑剤用樹脂の重量)/m2
割合で噴霧した。これを乾燥させ評価試料を作成した。
この評価試料をスリップテスター(No.162−SL
H、(株)安田精機製作所製)を用い、同じ接触面で試
験片が滑り出す角度を5回続けて測定した。原液の測定
結果を表1に、二倍希釈液の測定結果を表2に、三倍希
釈液の測定結果を表3に示す。
【0054】(接着性能)二倍、三倍または五倍に希釈
した防滑剤組成物または防滑剤用樹脂をクラフト紙(3
0mm×60mm)に噴霧器で均一に10g(希釈後の
防滑剤組成物または防滑剤用樹脂の重量)/m2 の割合
で噴霧し、噴霧していない同質のクラフト紙と重ね合わ
せた。これらに50g/cm2 の荷重を2時間かけて評
価試料を作成した。この評価試料を用いて テンシロン
による左右の引っ張りに対する剥離強度、剥離時の紙剥
けを、以下の基準で評価した。結果を表4に示す。
【0055】(i)左右の引っ張りに対する接着力 ◎:10kg/30mm以上。 ○:5〜10kg/30mm。 △:1〜5kg/30mm。 ×:1kg/30mmm未満。
【0056】(ii)剥離時の紙剥け ◎:全くない。 ○:わずかにある。 △:若干ある。 ×:かなりある。
【0057】(耐ブロッキング性)原液および二倍、三
倍に希釈した防滑剤を78g/m2 のクラフト紙に噴霧
器で均一に24g(希釈後の防滑剤組成物または防滑剤
用樹脂の重量)/m2 の割合で噴霧した。これを乾燥さ
せ、50g/cm2 の荷重を24時間かけて評価試料を
作成した。この評価試料を90度剥離させ、ブロッキン
グの程度を目視で判断した。結果を表4に示す。 ◎:全くブロッキングしない ○:微かにブロッキングするが紙剥けはない。 △:若干ブロッキングがある(紙剥けはない)。 ×:ブロッキングし、剥すと紙剥けする。
【0058】
【表1】
【0059】
【表2】
【0060】
【表3】
【0061】
【表4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 157/00 PDC

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリビニルアルコールおよび水の存在下
    で、ラジカル重合性の単官能性ビニルモノマーおよび多
    官能性ビニルモノマーを乳化重合して得られる水性樹脂
    を含有する防滑剤用樹脂。
  2. 【請求項2】 ポリビニルアルコール、乳化剤および水
    の存在下で、ラジカル重合性の単官能性ビニルモノマー
    および多官能性ビニルモノマーを乳化重合して得られる
    水性樹脂を含有する防滑剤用樹脂。
  3. 【請求項3】 多官能性ビニルモノマーの使用量が、単
    官能性ビニルモノマー100重量部に対して0.1〜2
    0重量部である請求項1または2記載の防滑剤用樹脂。
  4. 【請求項4】 単官能性ビニルモノマーが、(メタ)ア
    クリル酸アルキルエステルおよび/またはスチレン系化
    合物を含有してなる請求項1または2記載の防滑剤用樹
    脂。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の防滑剤
    用樹脂、ならびに無機質および/または有機質の粉粒体
    を主成分として含有する防滑剤組成物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101315616B1 (ko) * 2008-05-14 2013-10-08 이은미 수용성 손잡이용 미끄럼 방지제 조성물
JP2019148049A (ja) * 2018-02-26 2019-09-05 大王製紙株式会社 防滑剤組成物、その付与方法及び防滑紙

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