JPH08138991A - 基板保持装置 - Google Patents

基板保持装置

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Publication number
JPH08138991A
JPH08138991A JP27122994A JP27122994A JPH08138991A JP H08138991 A JPH08138991 A JP H08138991A JP 27122994 A JP27122994 A JP 27122994A JP 27122994 A JP27122994 A JP 27122994A JP H08138991 A JPH08138991 A JP H08138991A
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substrate
nozzle
suction
holding plate
gap
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Application number
JP27122994A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Kamiyama
勉 上山
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 平面歪みを有する基板を確実に吸着保持可能
な基板保持装置を提供する。 【構成】 保持板5上に角型基板Wが載置されると、吸
気系66の真空ポンプによる吸着を開始する(ステップ
S10)。吸着確認センサ61がオンしない場合にはノ
ズル20に設けられたギャップセンサ27を利用してノ
ズル20と角型基板Wの表面との間隔を検出する(ステ
ップS12)。このギャップセンサ27の検出結果によ
りアクチュエータ6を駆動して保持板5を角型基板Wの
裏面に沿うように駆動する(ステップS13)。角型基
板Wを保持板5に吸着した後アクチュエータ6を平面上
に復帰して(ステップS15)、所定の処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板を搬送もしくは所
定の処理のために吸着して保持する基板保持装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハ、液晶用ガラス角型基板、
フォトマスク用基板、プリント基板、カラーフィルタ用
基板、サーマルヘッド用セラミック基板等の基板表面に
処理液を塗布する装置として、特開昭60−14387
1号公報、特開平1−13556号公報、特開平2−2
19213号公報に示されたスピンコーターが知られて
いる。スピンコーターでは、回転可能なスピンチャック
上に基板が保持され、基板の中央部にノズルから処理液
が滴下される。その後、基板をスピンチャックとともに
回転させて基板表面中央部の処理液を遠心力によって基
板表面全体に拡散させる。これにより、基板表面に処理
液が均一に塗布される。
【0003】このような装置では、スピンチャック上面
に多数の真空吸着口が設けられており、この吸着口を介
して基板下面を吸着し、スピンチャック上に基板を保持
する構成となっている。一方、基板表面に処理液を塗布
する装置として、特開昭56−159646号公報に示
されるように、スリット状の吐出部を有するスリットノ
ズルを用いたスリットコーターが知られている。スリッ
トコーターでは、保持面に水平に保持された基板に対し
てスリットノズルが移動しながら基板上に処理液を塗布
していく。そのとき、ノズルの下面が塗布液を押して圧
力部分を形成し、塗布後の膜厚の一定化を図っている。
このようなスリットコーターの場合も、スピンコーター
と同様に上面に複数の真空吸着口を有する基板保持部を
有しており、この吸着口を介して基板を吸着して保持し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】基板の処理を行う装置
において、基板に平面歪、いわゆる反りが発生したもの
については、そのプロセスにおいて排除することが好ま
しい。しかしながら、製造装置により反りに対する許容
値のばらつきがあり、歩留りを考慮すると歪のある基板
もできる限り処理して使用することが好ましい。
【0005】上述のスピンコーターにおいて、スピンチ
ャック上に歪のある基板を載置した場合に、全ての吸着
口で基板を吸着できないおそれがある。基板を確実に吸
着していない状態でスピンチャックの回転を行うと、基
板の破損や破損した基板による装置の破損を招くおそれ
がある。スリットコーターの場合にも、基板を完全に吸
着していない場合には、塗布される処理液の膜厚が変動
したり、基板の破損等の問題を有している。
【0006】上述したスピンコーター、スリットコータ
ーのみならず、その他基板を吸着保持する装置において
も、同様にして基板の破損や処理の不完全という問題を
有している。また、吸着口、真空発生源を含む吸気系に
基板の吸着を確認するための圧力センサが設けられてい
る場合には、基板の吸着不良によって所定の真空圧が得
られず、装置の停止が頻繁に発生したり、装置のタクト
タイムが長引く等の問題がある。
【0007】平面歪を有する基板を基板保持部に完全に
吸着するには、ブロアにより吸着口からの吸着風量を大
きくし、風圧により基板を吸い寄せることも考えられ
る。しかしながら、ブロア容量を大きくするために配管
径や配管距離に配慮する必要があり、設計が煩雑である
とともに配置空間にも制約が多くなる。また、吸着系統
が一系統の場合、1か所でも基板から離れた吸着口があ
ると吸引力が弱まるため、複数の吸着系統を用意する必
要があり、装置がさらに複雑となる。さらに、基板保持
部は中空構造にする必要があり、装置が高価となる。
【0008】また、前述の従来の構成に加えて上下動す
る吸着パッドをさらに設け、基板に反りがあってもこの
吸着パッドにより基板を吸着することが考えられる。こ
の場合も、吸着パッドを設ける必要があり、複雑な構造
になるとともにコストダウンが困難である。また、前述
したようなレジストのコーティングを行う装置では、基
板の裏面を接触面積の大きい吸着パッドで吸着すると熱
伝達によってコーティングの膜厚が変化するおそれがあ
る。したがって、接触面積の小さな吸着パッドを多数設
ける必要があり、さらに装置が複雑になるという問題を
有している。
【0009】本発明の目的は、平面歪を有する基板をも
確実に吸着保持可能な基板保持装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の基板保持装置は、基板保持部と、検出手段と、保持部
変形手段と、吸着手段とを備えている。基板保持部は、
上面に基板が載置される載置面と、載置面に形成される
基板吸着用の複数の吸着口とを有し、各吸着口が上下方
向に独立して移動するように載置面が変形可能となって
いる。検出手段は、載置面上に載置された基板の平面歪
を検出する。保持部変形手段は検出手段の検出結果に基
づいて載置面を変形させる。吸着手段は吸着口を介して
載置面に載置された基板を吸着する。
【0011】請求項2に記載の基板保持装置は、請求項
1に記載の基板保持装置において、保持部変形手段が吸
着口に基板を吸着した状態で載置面を平面に復帰させる
構成である。請求項3に記載の基板保持装置は、請求項
1または2に記載の基板保持装置において、基板保持部
に対向し基板表面への処理を行うための基板処理部をさ
らに備え、検出手段は基板処理部と基板保持部との間隔
を検出するギャップセンサを含む構成である。
【0012】
【作用】本発明の請求項1に記載の基板保持装置では、
基板保持部の載置面に基板が載置される。載置面上に載
置された基板は検出手段によってその平面歪が検出され
る。検出手段の検出結果に基づいて保持部変形手段は基
板保持部の載置面を変形させ、各吸着口が基板下面に近
接するように移動させる。この状態で吸着手段により基
板を載置面上に吸着する。
【0013】請求項2に記載の基板保持装置では、基板
を吸着口に吸着した状態で載置面を平面に復帰させ、基
板表面を歪のない平坦面とする。請求項3に記載の基板
保持装置では、基板表面への処理を行うための基板処理
部に設けられているギャップセンサによって基板の平面
歪を検出し、この検出結果に基づいて保持部変形手段に
よる載置面の変形を行う。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例が採用されるレジスト液塗
布装置1を図1に示す。レジスト液塗布装置1は、角型
基板Wの表面にレジスト液を塗布するための装置であ
り、主に基板保持部2と塗布部3と洗浄部4とを備えて
いる。基板保持部2は、角型基板Wがその上に載置され
る保持板5と、保持板5の下方に配置された9つのアク
チュエータ6と、ガイド機構7とを主に備えている。
【0015】保持板5は、図1のX方向に長い長方形で
上下方向に弾性変形可能である。保持板5の表面には多
数の真空吸着口(図示せず)が形成されている。この真
空吸着口は、図示しない真空ポンプ等の吸気系66(後
述)に接続されている。9つのアクチュエータ6は保持
板5を下方から支持している。アクチュエータ6は、伸
縮することにより保持板5を局部的に弾性変形させる。
【0016】ガイド機構7は、図2に詳細に示すよう
に、一対のディスペンサガイド9と、ディスペンサガイ
ド9を駆動するためのリンク機構10とから構成されて
いる。ディスペンサガイド9は、図から明らかなよう
に、保持板5の短辺に沿って延びる細長い板状の部材で
ある。ディスペンサガイド9の上面は、保持板5上に角
型基板Wが保持されたときに角型基板Wの上面と面一に
なるようになっている。リンク機構10は保持板5の下
方に配置され、各ディスペンサガイド9に2本ずつ固定
された支持棒11と、支持棒11が固定された一対の板
部材12と、各板部材12に固定された調整ロッド13
と、両調整ロッド13に回動自在に連結された回動部材
15と、板部材12を内側に(互いに近づく方向に)付
勢するリターンスプリング16と、回動部材15を回動
させるためのシリンダ17とを備えている。図1及び図
2に示す状態では、シリンダ17はオフ状態であり、シ
リンダロッドが突出して回動部材15を反時計回りに回
動させている。これにより、ディスペンサガイド9は、
リターンスプリング16による付勢力に抗して、保持板
5の短辺端縁から所定距離離れている。シリンダ17が
オンされると、シリンダ17のロッドが回動部材15か
ら離れ、リターンスプリング16の付勢力によりディス
ペンサガイド9が保持板5側に移動する。このとき角型
基板Wが保持板5に保持されていると、ディスペンサガ
イド9は角型基板Wの短辺端縁に当接する。なお、ディ
スペンサガイド9と支持棒11とは、コイルスプリング
18によって連結されている。
【0017】塗布部3は、図1に示すように、ノズル2
0と、ノズル20を駆動するための駆動機構21とから
構成されている。ノズル20は駆動機構21によって図
1のX方向に移動可能になっている。ノズル20は、X
方向に直交するY方向に長く延びている。ノズル20
は、図3に示すように断面が倒立家型の部材である。ま
た、ノズル20は、下端に長手方向に延びるスリット2
0aを有している。ノズル20内部において、スリット
20aの途中にはスリット20aよりも幅の広い液溜め
20bが形成されている。この液溜め20bは、レジス
ト液供給装置67(後述)に接続されている。液溜め2
0bは、レジスト液供給装置から供給されたレジスト液
をノズル20の長手方向に均一に拡散させるものであ
る。
【0018】ノズル20の移動方向後方側(図3のX2
側)傾斜面には、ギャップ調整機構33が設けられてい
る。ギャップ調整機構33は、主に、ダイ部材34と支
持ブロック35と圧電素子36と静電容量変位計37と
を備えている。ダイ部材34は、ノズル20の後方側傾
斜面に沿って形成された凹部20c内に斜めに配置され
ている。凹部20cおよびダイ部材34は、図3の紙面
直交方向(図1のY方向)に延びている。ダイ部材34
は薄い板部材であり、厚み方向に弾性変形可能である。
ダイ部材34は、下端がノズル20のスリット20aの
出口近傍に配置され、角型基板Wとの間にギャップを形
成している。ダイ部材34と凹部20cとの間には所定
の隙間が形成されている。この隙間内には、互いに逆向
きに重ね合わされた一対のコーンスプリング38が2組
配置されており、ダイ部材34を斜め下方の角型基板W
側に付勢している。また、ダイ部材34と凹部20cと
の間の隙間は、ノズル20に形成された吸引孔20dに
連通している。吸引孔20dは、図示しない真空ポンプ
等からなる吸気系66(後述)に接続されている。この
ように、ノズル20のスリット20aから吐出されたレ
ジスト液を吸引する構造を有しているため、角型基板W
に供給されるレジスト液の量を調整できる。
【0019】支持ブロック35は、ノズル長手方向に延
びかつノズル20の後方側傾斜面に固定されている。支
持ブロック35は、ダイ部材34に当接する側の側壁
に、ノズル長手方向に並んで形成された複数の孔35a
を有している。それぞれの孔35a内には、ダイ部材3
4に形成された複数の突起34aのそれぞれが挿入され
ている。支持ブロック35の内部において、ダイ部材3
4の突起部34aと対応する箇所には、支持ブロック3
5と一体に形成された複数のリンク部35bが配置され
ている。各リンク部35bと支持ブロック35とは細い
連結部35cで連結されており、リンク部35bの下部
はダイ部材34の突起34aに当接している。なお、リ
ンク部35bは、連結部35cを支点として回動するよ
うに弾性変形可能である。圧電素子36は、複数のリン
ク部35bに対応して、例えば20mmピッチで図3の
紙面直交方向に複数配置されている。圧電素子36が図
3に示す状態から下方に伸びると、リンク部35bが回
動するように変形し、それに対応するダイ部材34の一
部が局部的に変形する。この結果、ダイ部材34の下端
と角型基板Wとの間隔がノズル20の長手方向において
様々に変更される。圧電素子36の近傍には、静電容量
変位計37が配置されている。静電容量変位計37は、
圧電素子36において電圧と変位量との関係で生じる変
位量のずれを補正するためのものである。
【0020】ノズル20の相対移動方向前方側(X
1 側)には、ギャップセンサ27が設けられている。ギ
ャップセンサ27は、光学式センサであり、角型基板W
の上面から所定距離を開けて配置され、ノズル20の下
端と角型基板Wとの間隔を検出する。ギャップセンサ2
7は、図4に示すように、ノズル20に固定されたボー
ルネジ54とモータ55とによって、ノズル20の長手
方向に移動自在になっている。
【0021】駆動機構21は、図1に示すように、ノズ
ル20の両端を支持するブロック22と、両端のブロッ
ク22を下方から支持するコ字状の支持ステイ23とか
ら主に構成されている。支持ステイ23は、ノズル20
の移動方向に延びるボールネジ24に連結されている。
ボールネジ24は、図示しないモータに連結されてい
る。このモータが駆動されると、支持ステイ23および
ノズル20が角型基板Wに対して図1のX方向に移動す
る。
【0022】ブロック22にはモータ25が設けられて
いる。モータ25は、図5に示すように、プーリ38及
びベルト26によってボールネジ26aに連結されてい
る。ボールネジ26aは、軸29に装着されたナット2
8に螺合している。また、軸29はノズル20に連結さ
れている。以上の構成により、モータ25が回転する
と、ノズル20が図1のY方向に移動する。さらに、ブ
ロック22に設けられたモータ30(図1)により、ノ
ズル20は傾き運動も可能である。
【0023】両ブロック22には、図1に示すように、
鉛直方向に延びるボールネジ31が連結されている。ボ
ールネジ31はモータ32に接続されている。これによ
り、ノズル20は昇降可能である。洗浄部4は、図1に
示すように、基板保持部2のX方向両側にそれぞれ配置
されている。各洗浄部4は、洗浄装置39と、洗浄装置
39をY方向に移動させる移動機構40とを備えてい
る。洗浄装置39は、ブロック状であり、図7及び図8
に示すように、ディスペンサガイド9が保持板5から所
定距離離れた状態(図1参照)で、角型基板Wの短辺端
縁とディスペンサガイド9の端縁とを洗浄するためX方
向両側に開いた開口部41を有している。図8に示すよ
うに、各開口部41の上下には、紙面直交方向に並べら
れた複数の針状リンスノズル43が配置されている。ま
た、各開口部41の斜め上方には、紙面直交方向に並べ
られた複数の針状ガスノズル44が配置されている。ガ
スノズル44は、角型基板Wの端縁およびディスペンサ
ガイド9の外方に配置され、洗浄液や溶解物を開口部4
1内に吹き飛ばすように配置されている。両開口部41
は、排気孔42に連続しており、排気孔42は図6に示
す排出通路45に連続している。さらに、洗浄装置39
は、ノズル20の下端を洗浄するための洗浄溝46を上
面に有している。洗浄溝46の近傍には、紙面直交方向
に並べられた複数のリンスノズル47が配置されてい
る。洗浄溝46は、洗浄装置39内に形成された排出通
路48(図6)に接続されている。排出通路45,48
は一つの排気系に接続されている。
【0024】移動機構40は、図7に示すように、Y方
向に延びるローラチェーン50と、ローラチェーン50
の両端に配置されたスプロケット51と、スプロケット
51に連結された減速機52と、減速機52に連結され
たモータ53とから主に構成されている。ローラチェー
ン50は、洗浄装置39に連結されている。モータ53
が回転すると、洗浄装置39がY方向に移動する。
【0025】レジスト液塗布装置1は、さらに、図9に
示す制御部57を有している。制御部57は、CPU,
RAM,ROM及び他の部品からなるマイクロコンピュ
ータを含んでいる。制御部57には、入力装置として、
操作パネル58とギャップセンサ27とノズル位置セン
サ59と基板検出センサ60と吸着確認センサ61とが
接続されている。操作パネル58からは、オペレーター
が様々な指示を装置1に与えることができる。たとえ
ば、ノズル20の洗浄を角型基板何枚毎に行うかを設定
する。ノズル位置センサ59は、ノズル20のX方向の
位置を検出する。基板検出センサ60は、角型基板Wが
保持板5上に載置されているか否かを検出する。吸着確
認センサ61は、吸気系66に設けられ、真空圧を検出
することにより角型基板Wが保持板5上に吸着されてい
るか否かを検出する。
【0026】さらに、制御部57には、出力装置とし
て、アクチュエータ駆動部62とダイ駆動部63とセン
サ駆動部64とノズル駆動部65と吸気系66とレジス
ト液供給装置67と洗浄液供給装置68とN2 ガス供給
装置69と洗浄装置駆動部70とシリンダ17とが接続
されている。アクチュエータ駆動部62は各アクチュエ
ータ6を伸縮させる。ダイ駆動部63は、圧電素子36
を駆動するものであり、静電容量変位計37が接続され
ている。センサ駆動部64は、モータ55に接続され、
ギャップセンサ27をY方向に移動させる。ノズル駆動
部65は、ボールネジ24、モータ25、モータ30、
32に接続され、ノズル20を角型基板Wに対して移
動、昇降、揺動、傾斜させる。吸気系66は、保持板
5、ノズル20および洗浄装置39での吸引を行う真空
ポンプ等からなる。洗浄液供給装置68はリンスノズル
43,47に洗浄液を供給し、またN2 ガス供給装置6
9はガスノズル44にN2 ガスを供給する。洗浄装置駆
動部70は、モータ53に接続され、洗浄装置39をY
方向に移動する。
【0027】次に、図10〜図14の制御フローチャー
ト及び図15のグラフを用いて、制御部57による制御
動作について説明する。図10に示す全体フローチャー
トにおいて、ステップS1においてレジスト液塗布装置
1全体を初期化する。ここでは、ノズル20を図1の手
前側上方の初期位置に配置し、処理された角型基板Wの
枚数を示す変数nを0にする。また、このときオペレー
ターがノズル20の洗浄を角型基板何枚毎に行うかを入
力し、その値が変数pの値になる。ステップS2では、
図示しない搬送装置によりレジスト液塗布装置1に角型
基板Wが搬入されるのを待つ。なお、基板Wの搬入出時
はディスペンサガイド9が保持板5の両短辺から離れて
いるため、角型基板Wの搬入・搬出が容易である。角型
基板Wが搬入されるとステップS3に移行し、吸着保持
処理を行う。ステップS4ではレジスト液塗布処理を行
う。ステップS5では乾燥処理を行う。次にステップS
6では、角型基板Wの端縁洗浄処理を行う。ステップS
7では、角型基板Wがレジスト液塗布装置1から搬出さ
れるのを待ち、ステップS2に戻る。
【0028】ステップS3の吸着保持処理を図11に示
す。この処理では、ステップS9において、変数nをイ
ンクリメントする。ステップS10では、吸気系66の
真空ポンプをオンして保持板5への角型基板Wの吸着を
開始する。ステップS11では、吸着確認センサ61が
オンしたか否かを判断する。吸着確認センサ61は、吸
気系66の真空圧を検出するものであり、保持板5に設
けられた全ての真空吸着口が角型基板Wを吸着している
場合には、吸気系66の真空圧が高まり、吸着確認セン
サ61がオンする。保持板5の真空吸着口が1つでも角
型基板Wを吸着していない場合には、吸気系66内の真
空圧が所定値に達しないため吸着確認センサ61はオン
しないこととなる。吸着確認センサ61がオンした場合
は、ステップS16に移行する。吸着確認センサ61が
オンしない場合にはステップS12に移行する。
【0029】ステップS12では、角型基板Wの表面上
においてノズル20を往復させ、ノズル20の下端と角
型基板Wの表面とのギャップをギャップセンサ27によ
って検出する。ここでは、たとえば角型基板WをX,Y
方向に6×6のマス目に分割した場合のマス目の交点
(7×7)でのギャップをそれぞれ検出する。ステップ
S13では、アクチュエータ6が配置された9点に関し
て、ステップS12でのギャップ検出データに基づいて
角型基板Wの下面に保持板5が沿うようにアクチュエー
タ6を駆動する。ステップS14では、吸着確認センサ
61がオンしたか否かを判断する。吸着確認センサがオ
ンしない場合にはステップS12に移行し、再度ギャッ
プセンサ27によるギャップ検出データを求める。吸着
確認センサ61がオンした場合には、ステップS15に
移行する。ステップS15では、アクチュエータ6を駆
動し、保持板5の表面が初期の平坦面になるように復帰
させる。
【0030】ステップS16では、シリンダ17をオン
する。このことによりディスペンサガイド9がリターン
スプリング16の付勢力によって保持板5側に戻る。デ
ィスペンサガイド9は角型基板Wの短辺端縁に当接する
とき、衝突時のショックはリターンスプリング16によ
って緩和されて、角型基板Wは損傷しにくくなってい
る。また、ディスペンサガイド9は、コイルスプリング
18を介して支持棒11に接続されているため、角型基
板Wに当接する際のショックが吸収される。また、角型
基板Wが保持板5に対してずれて配置されていると、デ
ィスペンサガイド9はコイルスプリング18によって姿
勢が自在に変わって角型基板Wの各短辺端縁に全体が密
着する。
【0031】次に、ステップS17において、角型基板
Wの表面上においてノズル20を再度往復させ、ノズル
20の下端と角型基板Wの表面とのギャップをギャップ
センサ27によって検出する。ここでは、ステップS1
2と同様の検出方法が可能である。ステップS18で
は、アクチュエータ6が配置された9点に関して、ステ
ップS17でのギャップ検出データに基づいて角型基板
Wの9点が同一平面内に位置するようにアクチュエータ
6を駆動する。ステップS19では、アクチュエータ6
が配置された9点以外の他の点について補正演算をす
る。アクチュエータ6が配置された9点以外の点は、ス
テップS18におけるアクチュエータ6の駆動により、
ステップS17において検出したギャップ検出データか
らさらに変位していると考えられる。このため、初期の
変位量をアクチュエータ6が配置された9点からの影響
を考慮して補正し、正しい変位量を得る。これらの補正
後の変位量はメモリに記憶される。ステップS19から
は図10のメインルーチンに戻る。
【0032】ステップS4のレジスト液塗布処理を図1
2及び図13に示す。この処理では、ステップS20に
おいて、ノズル20をX方向に移動を開始する(図15
の0点)。ステップS21ではノズル20がディスペン
サガイド9上に来るのを待ち、ステップS22でノズル
20の下降を開始する。続いて、ステップS23で、ノ
ズル20のスリット20aからレジスト液の吐出を開始
する。ステップS24ではノズル20の下端とディスペ
ンサガイド9の表面との間隔が20ミクロンになるのを
待ち、ステップS25でノズル20のX方向移動及び下
降を停止する。ステップS26では、ノズル20を図1
のY方向に往復移動させる。これにより、スリット20
aから吐出されたレジスト液がスリット20aの長手方
向全体に渡って均一にディスペンサガイド9に付着す
る。すなわち、スリット20aとディスペンサガイド9
との間で、レジスト液がカーテン状に連続する。ここで
は、ノズル20が角型基板Wに近接しているため、レジ
スト液の消費量は少ない。なお、変形例としてノズル2
0を上下動あるいは傾斜させてもよい。
【0033】ステップS27では、ノズル20のX方向
への移動を開始する。このとき、レジスト液はディスペ
ンサガイド9上に吐出されていく。このレジスト液の吐
出開始時にノズル20の長手方向にレジスト液を均一に
吐出するために、レジスト液は大量にノズル20に供給
される。しかし、初期のレジスト液がディスペンサガイ
ド9上に塗布されていることで、レジスト吐出開始時に
生じる厚いレジスト膜はディスペンサガイド9上に形成
されていく。したがって角型基板Wの表面に形成される
レジスト膜が均一になる。
【0034】次にステップS28ではノズル20が角型
基板Wの塗布開始側の端縁に到達するのを待ち、ステッ
プS29でノズル20の吸引孔20dの吸引を開始する
(図15の左側の吸引)。ここでは、ノズル20のスリ
ット20aから吐出されたレジスト液の一部が、ダイ部
材34とノズル20の凹部20cとの隙間を通って吸引
孔20d側に排出される。すなわち、角型基板Wの処理
液塗布開始側部分においては、ノズル20から供給され
るレジスト液の量が角型基板Wの他の部分に供給される
量と等しくなっている。その結果、角型基板Wの処理液
塗布開始側部分に付着するレジスト液の盛り上がりを防
止できる。なお、スリット20aから出たレジスト液は
ノズル20の下端の壁に沿って流れて(コアンダ効
果)、スムーズにダイ部材34と凹部20cとの隙間に
吸引される。さらに、吸引のための隙間がスリット20
aより進行方向後方に配置され、かつダイ部材34より
進行方向前方で吸引されるため、効率良くレジスト液を
吸引ができる。さらに、隙間は角型基板Wの表面に対し
て傾斜しているため、レジスト液が逆流しにくい。
【0035】ステップS30では、ノズル20の上昇を
開始する。ステップS31で、ノズル20の下端と角型
基板Wの表面との間隔(図15のGAP)がたとえば3
0〜50ミクロンになるのを待ち、ステップS32で吸
引孔20dの吸引を停止し、ステップS33でノズル2
0の上昇を停止する。これ以降は、ノズル20はX方向
に移動しつつ、角型基板W上にレジスト液を塗布してい
く。なお、ノズル20のスリット20aは角型基板Wの
長辺端縁に対して長さおよび位置決めが精度良く決定さ
れているため、レジスト液は角型基板Wの長辺側端縁の
裏側には回り込みにくい。
【0036】ステップS34では、ノズルがX方向にお
いて小変位点を計測した位置に到達したか否かを判断す
る。小変位点を計測した位置に到達すると、ステップS
35でノズル20のダイ部材34を変形させて、ノズル
20と角型基板Wとの間隔を微調整する。具体的には、
ノズル20がX軸の所定位置に達すると、吸着保持処理
で記憶した小変形点における変位量に応じて各圧電素子
36を駆動する。それにより、ダイ部材34が長手方向
において局部的に変形し、角型基板Wとの間隔を一定に
保つ。このように、ノズル20の変形によるギャップ調
整は、ノズル20によるレジスト液塗布工程中に行われ
る。また、吸着保持処理時に角型基板Wの平坦度があら
かじめ保持板5側で粗調整されているため、最終的な間
隔の調整はより細かくなり、正確になっている。さら
に、ダイ部材34は剛性の少ない方向に変形させられる
ため、圧電素子36の作用力が小さくて済み、さらに変
形点が回りの点に影響を与えにくい。
【0037】ステップS36でノズル20が角型基板W
の塗布終了側の端縁付近に到達したか否かを判断する。
到達していないとすると、ステップS34に戻る。ステ
ップS37では、吸引孔20dからの吸引を開始する
(図15の右側の吸引)。そして、ステップS38で、
ノズル20の下降を開始する。すなわち、ノズル20は
吐出するレジスト液の量を抑えつつ下降していく。この
ため、角型基板Wの塗布終了側部分でのレジスト液の量
が他の部分での量と等しくなり、角型基板Wの短辺端縁
におけるレジスト液の盛り上がりが防止される。ステッ
プS39でノズル20と角型基板Wとの間隔が20ミク
ロンになるのを待ち、図13のステップS40で吸引孔
20dからの吸引を停止し、ステップS41でスリット
20aのレジスト液供給を停止する。ステップS42で
は、ノズル20の上昇を開始する。このとき、ノズル2
0のスリット20aに残ったレジスト液がディスペンサ
ガイド9上に吐出されていく。このように、レジスト液
は角型基板Wからディスペンサガイド9に連続して塗布
されるため、角型基板Wの処理液供給終了側部分の膜厚
が大きくなることがなくなり全体の膜厚が一定になる。
ステップS43では、ノズル20が一定の高さになるの
を待ち、ステップS44でノズル20の上昇を停止す
る。ステップS45ではノズル20が図示しない樋内に
配置されるのを待ち、ステップS46ではノズル20の
X方向移動を停止する。ステップS47ではノズル20
をY方向および上下方向に高速で揺動させて、ノズル2
0に付着したレジスト液を振り切り、図10のメインル
ーチンに戻る。ノズル20を揺動させることでノズル2
0のスリット20aの付近のレジスト液が振るい落され
る。このため、レジスト液が角型基板Wの不要な箇所に
落下するのを防止できる。
【0038】図14に示す端縁洗浄処理では、ステップ
S50でシリンダ17をオフする。すると、回動部材1
5が回動し、ディスペンサガイド9がリターンスプリン
グ16の付勢力に打ち勝って、角型基板Wの短辺端縁か
ら離れる。ステップS51では、処理済み基板の枚数を
示す変数nが端縁洗浄を行うべき枚数間隔を示す所定値
pの倍数であるかどうかを判断する。nがpの倍数であ
る場合はノズル20の洗浄を行う必要が有るので、ステ
ップS52に移行してノズル20を洗浄位置に下降させ
る。このときは、ノズル20はどちらの洗浄部4側に配
置されてもよい。変数nが所定値pの倍数でない場合は
ノズル20の洗浄を行う必要がないため、ステップS5
2を飛ばしてステップS53に移行する。ステップS5
3では、洗浄装置40の排出通路45,48の吸引を開
始する。ステップS54では、ガスノズル44からN2
ガスを吐出する。ステップS55では、リンスノズル4
3,47から洗浄液を吐出させる。ステップS56で
は、洗浄装置39をY方向に数回往復移動させる。この
とき、角型基板Wの短辺端縁とディスペンサガイド9と
が同時に洗浄される。特に、角型基板Wおよびディスペ
ンサガイド9の上面での溶解物および洗浄液は、N2
スにより吹き飛ばされて排気孔42に吸引されて、さら
に排出通路45に排出される。ノズル20が図8に示す
洗浄位置に配置されている場合は、ノズル20のスリッ
ト20a近傍がリンスノズル47によって洗浄される。
付着物および洗浄液は、排出通路45内に流れて排出さ
れる。なお、変形例としてこのとき吸引孔20dを吸引
すると、洗浄液がダイ部材34とノズル20の凹部20
cとの間の隙間を流れて吸引孔20dに流れる。この結
果、隙間、吸引孔20dおよび吸引機構が洗浄される。
【0039】ステップS57では、洗浄液の吐出を停止
する。ステップS58では、N2 ガスの吐出を停止す
る。ステップS59では、洗浄装置39での排気を停止
する。ステップS60では、ノズル20を図1の手前側
上方の初期位置に配置させて、図10のメインルーチン
に戻る。上記実施例では、角型基板Wの両端縁は各基板
毎に洗浄されるとともに一対のディスペンサガイド9も
同時に洗浄され、ノズル20のみが基板p枚毎に洗浄さ
れるように構成されている。ここで、角型基板Wの両端
縁は各基板毎に洗浄される必要があるが、たとえば、一
対のディスペンサガイド9も基板p枚毎に洗浄されるよ
うに構成しても良いし、逆にノズル20も各基板毎に洗
浄されるように構成しても良い。
【0040】以上に説明したように、このレジスト液塗
布装置1では、角型基板Wの端縁洗浄とディスペンサガ
イド9の洗浄とが単一の駆動機構によって同時に行われ
るとともに、必要なときにはノズル20の洗浄をも単一
の駆動機構によって同時に行うことができる。また、ノ
ズル20の洗浄も同時にされる。この結果、洗浄のため
の構造が簡単になり、コストが下がる。さらに、工程数
が減る。 〔他の変形例〕上述の実施例ではレジスト液塗布装置に
採用したものを説明したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、基板搬送用ロボットのハンド、スピンコ
ーター,スピンスクラバー,スピンデベロッパー等のス
ピン処理を行う装置における基板吸着保持を行うスピン
チャック、端縁洗浄ユニットにおいて基板を吸着保持す
るチャック、ダイレクトオーブンの基板載置プレート、
クールプレートの基板載置プレート等に適用することが
できる。また、基板の種類は角型に限定されず、円形の
半導体ウエハ,オリエンテーションフラットを有する半
導体ウエハ等他の種類でもよい。
【0041】実施例では基板の平面歪を検出するため
に、ノズル20に設けたギャップセンサ27を用いた
が、各アクチュエータ6に対応する位置において保持板
5上に載置される基板下面の上下方向位置を検出する光
学センサを設けることも可能である。ノズル20はディ
スペンサガイド9上で揺動させてカーテン状膜を形成し
たが、角型基板Wのレジスト液供給開始側端縁で揺動さ
せてもよい。
【0042】保持板5は、内部に電気粘性流体を収納す
るフレキシブルな容器で構成することも可能である。こ
の場合はフレキシブルな容器の表面に真空吸着手段を設
ける。基板を容器上に載置すれば、載置された基板に合
わせて電気粘性流体が変形する。フレキシブルな容器が
基板の形状に沿った状態で電気粘性流体に通電を行え
ば、その時の形状で電気粘性流体が固定化し、これに合
わせて容器形状が固定される。この状態で真空吸着口か
ら吸着を行えば確実に基板の吸着を行うことが可能とな
る。この場合は基板の重量により電気粘性流体を移動さ
せた後通電するのみで基板載置面を基板形状に沿わせる
ことが可能となり、センサによる基板の平面歪を検出す
る必要がなくなる。
【0043】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の基板保持装置
では、基板の平面歪を検出手段によって検出し、この検
出結果に基づいて載置面を変形させて吸着しているた
め、基板に反りを有している場合にも、確実に吸着する
ことが可能となる。請求項2に記載の基板保持装置で
は、基板保持部の吸着口に基板を吸着した状態で載置面
を平面に復帰させているため、基板への処理を行う場合
に基板の破損や処理むら等を防止することができる。
【0044】請求項3に記載の基板保持装置では、基板
処理部と基板保持部との間隔を検出するギャップセンサ
により基板の平面歪を検出することができ、確実に処理
を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのレジスト液塗布装置
の概略斜視図。
【図2】基板保持部の平面図。
【図3】ノズルの部分縦断面図。
【図4】ギャップセンサの移動機構の部分正面図。
【図5】揺動機構の部分縦断面図。
【図6】洗浄装置の平面図。
【図7】洗浄装置の正面図。
【図8】図7の拡大部分図。
【図9】レジスト液塗布装置の制御ブロック図。
【図10】レジスト液塗布装置の制御フローチャート。
【図11】レジスト液塗布装置の制御フローチャート。
【図12】レジスト液塗布装置の制御フローチャート。
【図13】レジスト液塗布装置の制御フローチャート。
【図14】レジスト液塗布装置の制御フローチャート。
【図15】ノズルの移動時間と間隔の変化との関係を示
すグラフ。
【符号の説明】
1 レジスト液塗布装置 2 基板保持部 3 塗布部 4 洗浄部 5 保持板 6 アクチュエータ 20 ノズル 20a スリット 33 ギャップ調整機構 34 ダイ部材 35 支持ブロック 36 圧電素子
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/68 P A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面に基板が載置される載置面と、前記載
    置面に形成される基板吸着用の複数の吸着口とを有し、
    前記各吸着口が上下方向に独立して移動するように前記
    載置面が変形可能な基板保持部と、 前記載置面上に載置された基板の平面歪を検出する検出
    手段と、 前記検出手段の検出結果に基づいて、前記載置面を変形
    させる保持部変形手段と、 前記吸着口を介して前記載置面に載置された基板を吸着
    する吸着手段と、を備える基板保持装置。
  2. 【請求項2】前記保持部変形手段は、前記吸着口に基板
    を吸着した状態で、前記載置面を平面に復帰させる、請
    求項1に記載の基板保持装置。
  3. 【請求項3】前記基板保持部に対向し前記基板表面への
    処理を行うための基板処理部をさらに備え、前記検出手
    段は前記基板処理部と前記基板保持部との間隔を検出す
    るギャップセンサを含む、請求項1または2に記載の基
    板保持装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006043685A (ja) * 2004-02-16 2006-02-16 Mitsubishi Rayon Co Ltd 接着剤塗布装置および接着剤塗布方法
CN100341113C (zh) * 2003-07-23 2007-10-03 东京毅力科创株式会社 涂布方法和涂布装置
JP2008126152A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Ulvac Japan Ltd 塗布装置
JP2009130008A (ja) * 2007-11-21 2009-06-11 Toray Eng Co Ltd 塗布装置及びその基板保持方法
JP2013174736A (ja) * 2012-02-24 2013-09-05 Fujifilm Corp 露光描画装置、プログラム及び露光描画方法
JP2013174737A (ja) * 2012-02-24 2013-09-05 Fujifilm Corp 露光描画装置、プログラム及び露光描画方法

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