JPH08124857A - スパッタ装置とその装置を用いた半導体装置の製造方法 - Google Patents

スパッタ装置とその装置を用いた半導体装置の製造方法

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JPH08124857A JP6279693A JP27969394A JPH08124857A JP H08124857 A JPH08124857 A JP H08124857A JP 6279693 A JP6279693 A JP 6279693A JP 27969394 A JP27969394 A JP 27969394A JP H08124857 A JPH08124857 A JP H08124857A
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義明 山田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 Tiターゲットが窒化されるのを防止してス
パッタ速度の低下を防止する。 【構成】 真空室1の上部にマグネトロンスパッタ電極
2を設置し、裏板3を介してTiターゲット4を保持さ
せる。真空室1の下部に設けられた基板ホルダー8上に
基板9を搭載する。基板9とターゲット4との間に垂直
方向のスパッタ粒子のみを透過させるコリメート板6を
設け、その外側に防着シールド板5、7を設ける。ター
ゲット側の防着シールド板5は波形に加工されて表面積
が増加されており、より多くの窒素を吸着できるように
なされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスパッタ装置およびその
装置を用いた半導体装置の製造方法に関し、特に窒素を
含む雰囲気でスパッタを行うスパッタ装置およびその装
置を用いたTiN膜の形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の半導体装置においては、素子が形
成された半導体基板と配線材料であるAl合金の間にT
iN層を形成することが多い。このTiN層は、半導体
基板のSiとAl合金のAlが相互拡散してAlにより
半導体素子が破壊されるのを防ぐためのバリアメタルと
して用いられている。
【0003】また、最先端の半導体装置においては半導
体素子と配線との間に層間絶縁膜に設けられた接続孔
(コンタクトホール)が微細となり、しかも深くなって
きたためスパッタ法で形成したAl合金ではコンタクト
ホールを埋め込むことが困難となってきている。そこ
で、段差被覆性がよい減圧化学気相成長法(LPCVD
法)により成長させたWによりコンタクトホールを埋め
込む手法が採用されるようになってきている。
【0004】このW膜は絶縁膜との密着性が悪く剥がれ
やすい。また、Si上に直接Wを成長させた場合には、
原料ガスであるWF6 と基板のSiが反応して素子が破
壊される。そこで、基板上に直接W膜を形成することを
避けTiNをスパッタ法で形成しその上にWを成長させ
ることが行われている。この場合、素子破壊を完全に防
ぐには、コンタクトホールの底に最低でも10nmのT
iN膜が必要である。しかしながら、コンタクトホール
の深さを径で割ったアスペクト比が大きくなると、通常
のスパッタ法でコンタクトホールの底に10nm以上の
TiNと形成することは困難である。
【0005】そこで、コンタクトホールの被覆性を改善
するために、スパッタターゲットと基板の間に多数の孔
を設けたフィルタの役割を果たす板(コリメート板)を
設置して基板に対して垂直に近い角度で入射するスパッ
タ粒子のみを通すコリメートスパッタ法が、例えば特開
平1−116070号公報や特開平1−184276号
公報等において提案されている。このコリメートスパッ
タ法はTi膜の形成においてはスパッタパワーを10k
W以上と大きくすることで実用的な成長速度が得られる
ため徐々に実用化されつつある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、単にスパッタ
パワーを増大させるのみで安定して高速度にTiN膜を
成長させることは困難である。TiN膜の形成は、通常
窒素を含む雰囲気にてTiターゲットをスパッタする反
応性スパッタ法で行われるため、スパッタパワーを増大
した場合には窒素流量も増加させる必要があり、その結
果ターゲット表面も窒化されやすくなる。ターゲット表
面にTiNが形成されると、Tiをスパッタ法で形成す
るのに比べ、TiNの成長速度は同じスパッタパワーで
は3分の1以下に低下してしまう。コリメートスパッタ
法では通常のスパッタ法に比べさらに成長速度が低下し
てしまうので実用的ではなくなる。
【0007】この問題を解決するためにターゲット表面
は窒化されないようにしてスパッタし、基板表面でTi
を窒化させてTiNを形成する方法が、例えば1993
年のブイエルエスアイマルチレベルインターコネクショ
ンカンファレンスの予稿集433〜435頁や同じく4
39〜441頁(Proceedings of 1993 VLSI Multileve
l Interconnection Conference pp.433-435,pp.439-44
1) 等において提案されている。また同様の技術思想は
前記の特開平1−116070号公報の中にも示されて
いる。
【0008】しかし、このターゲット表面を窒化させず
に基板表面で窒化させてTiNを形成する方法において
は不活性ガスであるArと窒素の流量を正確に制御する
ことが求められる。図6は、直径が300mmのターゲ
ットを用いスパッタパワー10kWでコリメートスパッ
タを行った場合のArと窒素の流量を変化させた時の成
膜状態を示すグラフである。
【0009】この時のコリメート板の厚みは10mmで
あり、コリメート板に設けた開孔の直径も10mmであ
る。窒素流量が少ない領域Aでは、TiNは形成されず
にほぼTi膜が形成されるが、逆に窒素流量の大きい領
域Cでは、TiNは形成されるがターゲット表面も窒化
されてTiNが形成されるため成長速度が小さくなって
しまう。図6から分かるように、Tiターゲットの表面
を窒化させずに基板表面で窒化させてTiNを形成でき
る領域Bでの窒素流量の範囲は狭く、約5sccm程度
の幅に納めなければならない。
【0010】スパッタの条件によりこの窒素流量の絶対
値は変化するがこのプロセスの可能な窒素流量の範囲幅
はほとんど変化せずに狭い。したがって窒素流量あるい
はスパッタ中の圧力あるいは基板温度等のわずかな違い
により、TiNが形成されなかったりあるいは成長速度
が変化し基板間の膜厚が大きく違ってしまったりすると
いう問題点がある。
【0011】ところで、一般的に基板上にだけTiN膜
が形成されるのではなく、コリメート板あるいは基板の
周辺に設置してある防着シールド板(チャンバ内壁にT
i、TiNが成膜されるのを防止するためのシールド
板)にもTiNが形成されるためこれにより窒素が消費
される。これを補って基板表面に十分の窒素が供給され
るようにするために窒素流量を増加させると上述したよ
うにターゲット表面にTiNが形成されやすくなり結果
的に成長速度の低下を招く。また、コリメート板あるい
は基板の周辺に設置してある防着シールド板にTiNが
形成されると粒状に成長しやすくこのTiNの粒がスパ
ッタ中にパーティクルとして基板に付着してTiN膜の
品質を低下させるという問題点も起こる。また、パーテ
ィクルの発生を抑制するためにTiN膜の成膜後に窒素
の供給を中止してTi膜を形成することも行われている
が、このような手法を用いてもパーティクルの発生を完
全に抑えることは困難であり、またこの手法を採用した
場合にはターゲットの消費が大きくなるという問題も起
こる。
【0012】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、第1に、基板上に高速に
かつ安定してTiN膜を形成しうるようにすることであ
り、第2に、ウェハ間やロット間でTiNの膜厚にばら
つきの生じないようにすることであり、第3に、信頼性
の高いTiN膜を成膜しうるようにすることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、真空容器と、前記真空容器の一方
の側に配置されたターゲット保持部材と、前記真空容器
の他方の側に設置された基板ホルダーと、前記ターゲッ
ト保持部材と前記基板ホルダーとの間に設置され、前記
基板ホルダー上に装着された基板の法線方向に近い方向
に進行するスパッタ粒子のみを通過させるフィルタと、
前記フィルタの前記基板ホルダー側に配置され、前記フ
ィルタの外周部を覆う第1の防着シールド板と、前記フ
ィルタの前記ターゲット保持部材側に配置され、前記フ
ィルタの外周部を覆う第2の防着シールド板と、を備え
るTiN膜成膜用のスパッタ装置において、前記第2の
防着シールド板には実効表面積が増加する加工が加えら
れる。または、前記第1の防着シールド板に加熱手段が
備えられ、あるいは、前記基板ホルダーに装着された基
板を冷却するための手段が備えられる。そして、より好
ましくは、前記真空容器と前記第1の防着シールド板と
前記フィルタによって囲まれた空間が前記ターゲット保
持部材側の空間とは前記フィルタを介してのみ連結され
るようになされる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の第1の一実施例のスパッ
タ装置の概略構成図である。真空室1に周知のプレーナ
マグネトロンスパッタ電極2が取り付けられている。マ
グネトロンスパッタ電極2の中心に円盤状の磁石が配置
されその外周にドーナツ状の磁石が配置されている。円
盤状の磁石とドーナツ状の磁石とは互いに逆の極性が与
えられている。このマグネトロンスパッタ電極2に裏板
3を介してTiターゲット4が取り付けられ図には示さ
れていないがTiターゲット4には直流電源が接続され
ている。
【0015】基板ホルダー8には基板9が取り付けら
れ、Tiターゲット4と基板9の間に直径10mmの多
数の孔を設けた厚さ10mmのコリメート板6が配置さ
れている。そして、コリメート板6の外側には真空室1
の壁に膜が付着するのを防止するための防着シールド板
5、7が配置されている。Tiターゲット4とコリメー
ト板6の間の防着シールド板5は垂直方向に山と谷が交
互に現れる波形として表面積を大きくしている。波形の
波長は5mmとした。またTiターゲット4とコリメー
ト板6の距離およびコリメート板6と基板9の距離はと
もに50mmとした。
【0016】基板ホルダー8側に設けられた防着シール
ド板7は、コリメート板6に密着して設置されており、
この構成により基板9を囲む空間はコリメート板6の開
口を介してのみターゲット側の空間とつながっている。
真空室の下側には、反応ガスである窒素を供給するため
のガス導入口10が設けられている。
【0017】次に、本実施例のスパッタ装置を用いた基
板9上へのTiN膜の形成方法について説明する。ガス
導入口10からArと窒素をそれぞれ20sccmずつ
導入し、真空室1内の圧力を2mTorr程度に保つ。
次に、直流電源によりTiターゲット4に負の電圧を印
加する。投入パワーはTiターゲット4の大きさが直径
300mmの円型の場合、8〜10kWとする。このパ
ワーの投入により放電が開始し、スパッタによる成膜が
開始する。
【0018】Tiターゲット4の大きさに対して投入パ
ワーが大きいため、Tiターゲット4の表面は窒素によ
り窒化されるより早くスパッタが進行してしまうことお
よびスパッタされて飛び出したTiの粒子に比べ窒素の
量が少ないため基板9や防着シールド板5および7に被
着したTi膜を窒化するのに窒素は消費されてしまうこ
とによりターゲット表面は常にTiに保たれている。
【0019】従来のスパッタ装置においては、防着シー
ルド板5は波形ではなく円柱状であるため表面積が小さ
く窒素を20sccmより多く例えば30sccm程度
流すと窒素が過剰となりTiターゲット4の表面が窒化
されTiNが形成されるためスパッタ速度が低下してし
まうが、本実施例では防着シールド板5を波形として表
面積を大きくしているため、窒素の吸着確率が高くなり
防着シールド板5に付着するTi膜の窒化に消費される
窒素が増加し30sccm程度の窒素を導入してもTi
ターゲット4の表面は窒化されずに高速の成膜を継続で
きる。
【0020】また、本実施例装置においては基板9とT
iターゲット4との間はコリメート板6の孔を通しての
み接続されている構造とし窒素ガスは基板9側に導入し
ているため、真空室に導入した窒素ガスは、基板9、防
着シールド板7およびコリメート6上に成膜されるTi
を窒化するのに殆ど消費され、コリメート板6の開口を
通して防着シールド板5、Tiターゲット4側に流入す
る窒素ガスは僅かである。そして、Tiターゲット側に
流入した窒素ガスの多くは防着シールド板5上に成膜さ
れるTi膜を窒化するのに消費されるため、Tiターゲ
ット4の表面の窒化は抑制される。
【0021】図2は、本実施例における窒素流量および
Ar流量を変化させたときのTiN膜の成膜状況を示す
グラフである。同図に示されるように、TiN膜が形成
されない領域Aは、図6に示した従来例の場合とほとん
ど変わらないが、ターゲット表面が窒化されずに基板上
にTiN膜が形成される領域Bは3倍近く広くなってい
る。したがって、本実施例によりTiN膜を安定して高
速に成膜することが可能になり、またウェハ間やロット
間の膜厚や膜質のばらつきを低く抑えることができる。
【0022】図3に本発明の第1の実施例の変更例を示
す。各変更例は、防着シールド板5の形状に変更を加え
たものであって、他の部分は図1に示した第1の実施例
の場合と変わらない。図3(a)は、第1の変更例の防
着シールド板5aの横断面図であって、この変更例で
は、第1の実施例の場合とは波形の方向が違い波の山と
谷が垂直となるように波形が形成されている。第1の実
施例ではTiターゲットから影になっている面があり、
この面にはTi膜はほとんど形成されないので、この面
では窒素は消費されないのに対し、この変更例ではTi
ターゲット4から影になっている所はなく防着シールド
板5aの表面全体にTi膜が形成され窒素が消費される
ため第1の実施例の場合よりも多くの窒素流量でもTi
ターゲット4の表面は窒化されにくくなる。したがっ
て、Tiターゲット4の表面を窒化させずに基板9上に
TiN膜を形成できる窒素流量の範囲は広くできる。
【0023】図3(b)に示す変更例では、防着シール
ド板5bに多数の小さな窪みを設けこれにより表面積の
拡大を図っている。図3(c)に示す第3の変更例で
は、逆に防着シールド板5cに多数の小さな突起を設け
ることにより同様の効果を図っている。また、図3
(d)に示す第4の変更例では、防着シールド板5dに
多数の庇状部材11を設けて表面積を増大している。
【0024】図4は、本発明の第2の実施例のスパッタ
装置の概略構成図である。図4において、図1に示した
第1の実施例の部分と同等の部分には同一の参照番号を
付し重複する説明は省略する。この実施例では、Tiタ
ーゲット4側の防着シールド板5aとして、図3(a)
に示した第1の実施例の第1の変更例と同等のものが用
いられている。本実施例では、コリメート板6および基
板9側の防着シールド板7の外周に多数のハロゲンラン
プを設置してコリメート板6および防着シールド板7を
加熱している。
【0025】本実施例のスパッタ装置を用いて第1の実
施例と同様のスパッタ条件で基板9上にTiN膜を形成
する。この時基板9は加熱しない。スパッタ中に導入し
た窒素ガスは物理的吸着により基板9や防着シールド板
5a、7やコリメート板6に吸着することによりTi膜
を窒化し、TiN膜を形成するが、物理的吸着は温度が
高いほど吸着確率が下がる。したがって、加熱していな
い基板9には多く窒素が吸着してTiN膜を形成するが
コリメート板6や防着シールド板7は加熱されているた
め窒素を吸着しにくく、TiN膜は形成されずTi膜が
形成される。Ti膜は密着性がよく剥がれにくいためパ
ーティクルの発生は少ない。
【0026】図5は、本発明の第3の実施例の概略の構
成を示す図である。同図において、図4に示した第2の
実施例の部分と同等の部分については同一の参照番号が
付せられている。本実施例も第2の実施例と同様にコリ
メート板6や防着シールド板7を加熱するものであるが
その加熱方法が相違している。本実施例においては、防
着シールド板7のTi膜が付着しない側にセラミックヒ
ータ13が貼り付けられ加熱できるようになっている。
この方法ではセラミックヒータ13が直接防着シールド
板7に接しているためスパッタ中の圧力等に影響されず
にヒータに流す電流のみで正確に温度制御できるという
利点がある。ヒータは防着シールド板7の中に埋め込ん
でもよい。
【0027】また、基板9は加熱しないだけではなく積
極的に冷却した方がよい。基板9の冷却方法としては基
板9を静電吸着等で基板ホルダーに密着させ基板ホルダ
ー8は冷却水により水冷する方法や冷却したガスつまり
スパッタで使用するArまたは窒素あるいはその両方を
基板ホルダー8から基板9の裏面に吹き付けて冷却する
方法等がある。
【0028】これらの方法により基板9を室温に保った
まま、防着シールド板7を加熱しないでスパッタを行っ
た場合および200℃と400℃に加熱して行った場合
の直径6インチの基板上に付着した異物の数を表1に示
す。異物は0.3μm以上のものを数えている。異物の
数は100枚の基板にTiN膜を形成し10枚おきに異
物数を計測し、平均したものである。
【0029】
【表1】
【0030】防着シールド板が室温の場合では、基板と
同じように防着シールド板にTiN膜が形成され、スパ
ッタの枚数が増加するにつれてTiNが粒状の異物とな
って基板上に付着しやすくなるため、異物の数も増加す
る。これに対し防着シールド板を200℃程度に加熱す
るとガス導入口付近は若干TiN膜が形成されるものの
それ以外にはTiN膜が形成されずに異物数も減少す
る。さらに防着シールド板を400℃まで加熱すると防
着シールド板にはTiN膜はほとんど形成されないため
基板上の異物はさらに少なくなる。また、基板を冷却し
た場合、基板と防着シールド板7との温度差が同程度で
あれば同様の効果が得られた。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、コリメ
ートスパッタ法においてTiターゲットとコリメート板
の間にある防着シールド板を波形にする等の手段により
その実効表面積を大きくしたものであるので、Tiター
ゲット付近へ流れようとする窒素ガスは防着シールド板
に吸着してそこに堆積するTi膜を窒化するのに消費さ
れるため、大量の窒素を流してもTiターゲット表面の
窒化を抑制することができる。
【0032】これにより従来のスパッタ装置に比べTi
ターゲットを窒化することなく基板上にTiN膜を成膜
しうる窒素流量の範囲を3倍近くに拡げることができる
ため流量変化あるいは圧力変化の影響を受けにくくなり
安定して高速にTiN膜を形成できるようになる。ま
た、ウェハ間あるいはロット間で膜厚・膜質に差を生じ
させることなくTiN膜の形成が可能になる。
【0033】また、基板周囲の防着シールド板やコリメ
ート板を加熱しあるいは基板を冷却する手段を採用した
場合には、基板には窒素が吸着しやすく防着シールド板
やコリメート板には窒素が吸着しにくくなるため、窒素
流量を低く抑えても基板上のTiN膜の成膜速度を一定
以上に維持することができる。さらに、窒素流量を低く
抑えることによりTiターゲットの窒化を抑制すること
ができる。この点に関連してターゲット側の防着シール
ド板の表面積を増加させる手段を同時に採用すれば一層
大きな効果を得ることができる。
【0034】また、防着シールド板やコリメート板には
TiN膜に比較して密着性がよく応力も小さいTi膜が
形成されるため剥がれてパーティクルになる可能性が低
くなる。したがって、パーティクルの付着による膜質の
低下を回避することができ、さらにコリメート板や防着
シールド板の交換頻度を少なくすることができるため資
材、工数を削減してコストダウンを図ることができる。
また、従来例では、TiN膜の成膜後にパーティクルを
発生しにくくするためにTi膜を形成することが行われ
ていたが、本発明ではこの工程が不要となり、スループ
ットを向上させ、さらに1枚のターゲットで処理できる
基板枚数を増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例のスパッタ装置の概略
構成図。
【図2】 本発明の第1の実施例の効果を説明するため
の、窒素流量およびAr流量とTiN膜の成膜状況を示
すグラフ。
【図3】 本発明の第1の実施例における防着シールド
板の変更例を示す図。
【図4】 本発明の第2の実施例のスパッタ装置の概略
構成図。
【図5】 本発明の第3の実施例のスパッタ装置の概略
構成図。
【図6】 従来のスパッタ装置における窒素流量および
Ar流量とTiN膜の成膜状況の関係を示すグラフ。
【符号の説明】
1 真空室 2 マグネトロンスパッタ電極 3 裏板 4 Tiターゲット 5、5a、5b、5c、5d、7 防着シールド板 6 コリメート板 8 基板ホルダー 9 基板 10 ガス導入口 11 庇状部材 12 ハロゲンランプ 13 セラミックヒータ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空容器と、 前記真空容器の一方の側に配置されたターゲット保持部
    材と、 前記真空容器の他方の側に設置された基板ホルダーと、 前記ターゲット保持部材と前記基板ホルダーとの間に設
    置され、前記基板ホルダー上に装着された基板の法線方
    向に近い方向に進行するスパッタ粒子のみを通過させる
    フィルタと、 前記フィルタの前記基板ホルダー側に配置され、前記フ
    ィルタの外周部を覆う第1の防着シールド板と、 前記フィルタの前記ターゲット保持部材側に配置され、
    前記フィルタの外周部を覆う第2の防着シールド板と、
    を備えるTiN膜成膜用のスパッタ装置において、前記
    第2の防着シールド板には実効表面積が増加する加工が
    加えられていることを特徴とするスパッタ装置。
  2. 【請求項2】 前記実効表面積が増加する加工が、波形
    乃至凹凸を持つようにする加工または複数の庇状部材を
    付加することであることを特徴とする請求項1記載のス
    パッタ装置。
  3. 【請求項3】 真空容器と、 前記真空容器の一方の側に配置されたターゲット保持部
    材と、 前記真空容器の他方の側に設置された基板ホルダーと、 前記ターゲット保持部材と前記基板ホルダーとの間に設
    置され、前記基板ホルダー上に装着された基板の法線方
    向に近い方向に進行するスパッタ粒子のみを通過させる
    フィルタと、 前記フィルタの前記基板ホルダー側に配置され、前記フ
    ィルタの外周部を覆う第1の防着シールド板と、 前記フィルタの前記ターゲット保持部材側に配置され、
    前記フィルタの外周部を覆う第2の防着シールド板と、
    を備えるTiN膜成膜用のスパッタ装置において、前記
    第1の防着シールド板を加熱する手段が備えられている
    ことを特徴とするスパッタ装置。
  4. 【請求項4】 真空容器と、 前記真空容器の一方の側に配置されたターゲット保持部
    材と、 前記真空容器の他方の側に設置された基板ホルダーと、 前記ターゲット保持部材と前記基板ホルダーとの間に設
    置され、前記基板ホルダー上に装着された基板の法線方
    向に近い方向に進行するスパッタ粒子のみを通過させる
    フィルタと、 前記フィルタの前記基板ホルダー側に配置され、前記フ
    ィルタの外周部を覆う第1の防着シールド板と、 前記フィルタの前記ターゲット保持部材側に配置され、
    前記フィルタの外周部を覆う第2の防着シールド板と、
    を備えるTiN膜成膜用のスパッタ装置において、前記
    基板を冷却する手段が備えられていることを特徴とする
    スパッタ装置。
  5. 【請求項5】 前記基板を冷却する手段が、前記基板裏
    面に冷却されたガスを吹き付けるものであることを特徴
    とする請求項4記載のスパッタ装置。
  6. 【請求項6】 前記真空容器と前記第1の防着シールド
    板と前記フィルタによって囲まれた空間が前記ターゲッ
    ト保持部材側の空間とは前記フィルタを介してのみ連結
    されており、かつ、前記真空容器と前記第1の防着シー
    ルド板と前記フィルタによって囲まれた空間内に、反応
    性ガスを導入するガス導入管が開孔していることを特徴
    とする請求項1、3または4記載のスパッタ装置。
  7. 【請求項7】 Tiターゲットと被加工基板との間に、
    該被加工基板の法線方向に近い方向に進行するスパッタ
    粒子のみを通過させるフィルタを配置し、 前記フィルタの前記被加工基板側に前記フィルタの外周
    部を覆う第1の防着シールド板を設けることにより、被
    加工基板を囲む空間がTiターゲットが存在する空間と
    は前記フィルタを介してのみ連結されるようにし、 前記フィルタの前記Tiターゲット側に前記フィルタの
    外周部を覆う第2の防着シールド板を設け、 ターゲットをスパッタするとともに前記被加工基板の存
    在する空間内に窒素を含むガスを供給して、前記Tiタ
    ーゲットの窒化が抑制された状態で前記被加工基板上に
    TiN膜を形成することを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  8. 【請求項8】 前記第2の防着シールド板は、多くのT
    iNを吸着できるように表面積が増大せしめられている
    こと特徴とする請求項7記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記第1の防着シールド板を加熱するこ
    と、前記被加工基板を冷却することのいずれか一方また
    は両方が行われること特徴とする請求項7記載の半導体
    装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記第1の防着シールド板と前記被加
    工基板の温度差を200℃以上とすること特徴とする請
    求項9記載の半導体装置の製造方法。
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