JPH08119147A - トラクタ - Google Patents

トラクタ

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Publication number
JPH08119147A
JPH08119147A JP26065094A JP26065094A JPH08119147A JP H08119147 A JPH08119147 A JP H08119147A JP 26065094 A JP26065094 A JP 26065094A JP 26065094 A JP26065094 A JP 26065094A JP H08119147 A JPH08119147 A JP H08119147A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cabin
fender
top plate
tractor
guard rail
Prior art date
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Pending
Application number
JP26065094A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshinobu Owada
利信 大和田
Mitsuhiko Onbe
光彦 遠部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP26065094A priority Critical patent/JPH08119147A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャビンのルーフに内蔵したエアコンディシ
ョナー等を後輪フェンダを利用してメンテナンスすると
きの作業性を向上する。 【構成】 操縦運転装置8を包囲しているキャビン9の
骨格体11と後輪フェンダ16の天板部17とを互いに
手摺18で連結している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャビンのルーフにエ
アコンディショナ(以下エアコンと略称する)を備えて
いるトラクタに係り、農用、土木、建設用に利用され
る。
【0002】
【従来の技術】従来、操縦運転装置を包囲してキャビン
を搭載しているトラクタがあり、自動車と同じく快適な
運転が可能となりつつある。又、より一層の居住性を図
り、高級指向のニーズによってキャビンのルーフにエア
コンを具備しつつあり、特に大形トラクタにおいてその
傾向が大である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】キャビンのルーフにエ
アコンを具備したトラクタにおいては、前記エアコンの
メンテナンスが困難であった。特に、大形トラクタにお
いては、キャビンのルーフが高くなるし、エアコンのメ
ンテナンスのため梯子をキャビンに建掛けるとキャビン
の塗料落、傷付き等を招いて好ましくない。
【0004】そこで本発明は、後輪フェンダを踏み板と
してエアコンのメンテナンスを可能にするとともに、併
せてキャビンと後輪フェンダの相互ビビリ振動を防止し
てより快適な運転ができるトラクタを提供することが目
的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、操縦運転装置
8を包囲するキャビン9を備え、該キャビン9の乗降口
12にヒンジ部材13を介して開閉自在なドア14を設
け、前記キャビン9の左右に張出して後輪3を覆うフェ
ンダ16を備えているトラクタ1において、前述の目的
を達成するために次の技術的手段を講じている。
【0006】すなわち、本発明は、一端が前記キャビン
9の骨格体11に連結され、他端が前記フェンダ16の
天板部17に連結されている棒状の手摺18を縦向に設
けていることを特徴とするものである。前記フェンダ1
6の天板部17に、滑り止め踏部27を設けることが望
ましい。
【0007】更に、前記ヒンジ部材13が取手部13F
を有することが望ましい。
【0008】
【作用】キャビン9のルーフ10に備えているエアコン
のメンテナンス、例えばフィルタの点検、交換を行うと
きには、フェンダ16の天板部17を踏み板として作業
を行ない、このとき、手摺18を利用して作業性が向上
される。また、トラクタ1の運転中、エンジン振動、走
行振動等でキャビン9およびフェンダ16がビビリ振動
するが、この振動は、一端をキャビン9の骨格体11
に、他端をフェンダ16の天板部17に手摺18を連結
することによって防止されるし、フェンダ16の天板部
17のタレ下がり状の変形も併せて阻止する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基いて説明す
る。トラクタ1の全体を斜視図で示している図1におい
て、該トラクタ1は、左右一対の前輪2と後輪3とを備
えている4車輪形であり、前輪2は操舵可能である。
【0010】トラクタの前半部にはエンジンが搭載され
ており、このエンジンはボンネット4で覆われている。
ボンネット4の後部は操縦パネル5が突出されていて、
このパネル5の近傍に操縦ハンドル6が備えられ、該ハ
ンドル6の後方に運転席7が配置されていて操縦運転装
置8を構成している。
【0011】操縦運転装置8を包囲してキャビン9が図
外の防振支持体等を利用して搭載されており、このキャ
ビン9のルーフ10にはエアコンが内蔵されていて運転
室を冷・暖房を初め空調可能である。キャビン9は略直
方形状の箱形であって、その骨格体11は、前後左右に
立設した支柱11A,11B、中間支柱11Cおよびこ
れら支柱の上端を互いに連結している天井枠11D等よ
りなっており、キャビン9のフロアは一体にシートが張
設されている、所謂独立形キャビンである。キャビン9
の前・後面および左右面はガラス張りされていて、乗降
口12にはヒンジ部材13を支点に開閉自在となるドア
14が備えられているとともに、補助ステップ15が備
えられている。
【0012】キャビン9には左右に張出して後輪3を内
側および上方から覆うフェンダ16が備えられている。
この左右のフェンダ16はキャビン9と一体に構成する
こともできるが、キャビン9とは別に形成してキャビン
9が左右フェンダ16間に嵌入して連結されたものであ
ってもよい。
【0013】フェンダ16の天板部17は水平面上で前
後方向に延伸されており、この天板部17と骨格体11
とに亘って縦向に手摺18が連結されている。図2およ
び図4(A)で詳細に示しているように、手摺18の一
端には当板19が固着されていてこの当板19に形成し
たボルト挿通孔19Aにボルト20を挿通し、当板19
を骨格体11、実施例では後支柱11Bの中途に重ね合
してボルト20によって連結しており、一方、手摺18
の他端はネジ棒21に形成して、フェンダ16の天板部
17に開設した取付孔17Aに挿通し、ワッシャ22、
防振ゴム23、ダブルナット24,25等によって連結
している。
【0014】手摺18の下部をネジ棒21とし、ダブル
ナット24,25を採用することで取付け位置(連結位
置)を高さ調整可能であり、また、手摺下部の連結位置
を天板部17の自由端にすることによって該天板部17
の下方ダレ変形するのを確実に防止でき、特に天板部1
7の裏面に図2の符号26で示す如く筋違い部材を用い
て補強するものに比べ、泥土付着物(筋違い部材26)
をなくすことができる点で有利となる。
【0015】図3を参照すると、ヒンジ部材13の詳細
が示してあり、このヒンジ部材13は、硬質樹脂製、金
属製であり、一端にヒンジピンの挿通孔13Aを有する
2又形のボス13Bを有し、このボス13Bにアーム1
3Cを介して他端にドアガラスへの嵌合ボス13Dを一
体に有し、該嵌合ボス13Dには取付ネジ穴13Eが穿
設されている。
【0016】ヒンジ部材13のアーム13Cを外方に弯
曲形成するか、2又形のアームに形成する等して取手部
13Fとされており、ルーフに内蔵したエアコン等のメ
ンテナンスのとき、手摺18とともに該取手部13Fを
利用して作業性を向上することができる。ヒンジ部材1
3は図1で示す如く上下に間隔をおいて通常配置されて
いることから、前記取手部13Fを上下のヒンジ部材1
3に形成したときは、下の取手部13Fを利用すること
により、補助ステップ15と協同してフェンダ16の天
板部17への乗降を容易にできる。
【0017】フェンダ16の天板部17はこれを平滑面
と構成することもできるが、図4(A)(B)で示す如
く多数の滑り止め突起27Aを有する滑り止め踏部27
を設けることが、エアコンのメンテナンス作業の確実性
を期する上で有利となる。滑り止め踏部27の突起27
Aは、洗車時の排水性を加味して傾斜面を有する菱形
(ダイヤカット)等に形成することが有利であり、フェ
ンダ16が硬質樹脂製であるときは、滑り止め踏部27
を一体成形することもできる。
【0018】但し、フェンダ16の天板部17に、マッ
ト形状として滑り止め踏部27を嵌合接着等してもよ
く、このときには、滑り止め踏部27は、ゴム製にする
こともできる。なお、以上の実施例では、手摺18、取
手部13Fはエアコンのメンテナンスとして利用してい
るが、ルーフ等の塗料掛け、ワイパー部材の点検等にも
利用することができる。
【0019】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、フ
ェンダの天板部を利用してのメンテナンス作業のとき、
手摺又は取手部を利用して作業性を向上できるし、又、
フェンダとキャビンの骨格体の相互にわたってビビリ振
動を確実に抑制できるばかりでなく、フェンダの天板部
の変形を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す全体の斜視図である。
【図2】本発明実施例の要部背面図である。
【図3】ヒンジ部材の斜視図である。
【図4】本発明の他の実施例であり、(A)は斜視図、
(B)は要部拡大の斜視図である。
【符号の説明】
1 トラクタ 3 後輪 8 操縦運転装置 9 キャビン 11 骨格体 13 ヒンジ部材 14 ドア 16 フェンダ 17 天板部 18 手摺

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操縦運転装置(8)を包囲するキャビン
    (9)を備え、該キャビン(9)の乗降口(12)にヒ
    ンジ部材(13)を介して開閉自在なドア(14)を設
    け、前記キャビン(9)の左右に張出して後輪(3)を
    覆うフェンダ(16)を備えているトラクタ(1)にお
    いて、 一端が前記キャビン(9)の骨格体(11)に連結さ
    れ、他端が前記フェンダ(16)の天板部(17)に連
    結されている棒状の手摺(18)を縦向に設けているこ
    とを特徴とするトラクタ。
  2. 【請求項2】 フェンダ(16)の天板部(17)に、
    滑り止め踏部(27)を設けていることを特徴とする請
    求項1記載のトラクタ。
  3. 【請求項3】 ヒンジ部材(13)が取手部(13F)
    を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のトラ
    クタ。
JP26065094A 1994-10-25 1994-10-25 トラクタ Pending JPH08119147A (ja)

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JP26065094A JPH08119147A (ja) 1994-10-25 1994-10-25 トラクタ

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ID=17350870

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JP (1) JPH08119147A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101307900B1 (ko) * 2012-01-30 2013-09-13 임국건 작업용 차량의 머드가드 장치
US9139979B2 (en) 2012-02-23 2015-09-22 Komatsu Ltd. Work vehicle
JP2016002873A (ja) * 2014-06-17 2016-01-12 井関農機株式会社 トラクタのステップ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US9139979B2 (en) 2012-02-23 2015-09-22 Komatsu Ltd. Work vehicle
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