JPH08119135A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置

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JPH08119135A
JPH08119135A JP25718294A JP25718294A JPH08119135A JP H08119135 A JPH08119135 A JP H08119135A JP 25718294 A JP25718294 A JP 25718294A JP 25718294 A JP25718294 A JP 25718294A JP H08119135 A JPH08119135 A JP H08119135A
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steering
signal
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vehicle speed
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康夫 清水
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドライバの好みに合ったきめ細かい操舵特性
を1台で設定可能な、利便性の高い電動パワーステアリ
ング装置を提供する。 【構成】 操舵速度センサ9と、操舵トルクセンサ10
と、車速センサ11と、操舵特性設定スイッチ21と、
アシスト電流信号選定手段23、制動電流信号選定手段
24、目標電流設定手段25、偏差演算手段18、駆動
制御手段19を備えた制御手段22と、電動機駆動手段
13と、電動機8と、電動機電流検出手段14とからな
る電動パワーステアリング装置20。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電動機の動力をステア
リング系に直接作用させ、ドライバの操舵力を軽減する
とともに、車両の挙動を安定させる電動パワーステアリ
ング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】先願の電動パワーステアリング装置にお
いて、操舵トルクに対応した信号と操舵速度に対応した
制動信号の偏差に基づいて電動機を駆動制御し、電動機
が発生する動力(操舵補助力)をステアリング系に付加
してドライバの操舵力を軽減させるとともに、ステアリ
ング系の操舵速度に対応して電動機の動力を増減させる
ダンパ機能を持たせて車両挙動の安定化を図ったものが
本願出願人により特願平5―305625号(以下、先
願と記す)として提案されている。
【0003】先願の電動パワーステアリング装置の構成
および動作の概要を説明する。図10に先願の電動パワ
ーステアリング装置の全体構成図、図11に先願の電動
パワーステアリング装置の要部ブロック構成図を示す。
【0004】図10において、先願の電動パワーステア
リング1は、ステアリングホイール2、ステアリング軸
3、ハイポイドギア4、ピニオン5aおよびラック軸5
bなどからなるラック&ピニオン機構5、タイロッド
6、操向車輪の前輪7、操舵補助力を発生する電動機
8、ステアリングホイール2に作用する操舵速度を検出
し、操舵速度に対応した電気信号に変換された操舵速度
信号Nを出力する操舵速度センサ9、ステアリングホイ
ール2に作用する操舵トルクを検出し、操舵トルクに対
応した電気信号に変換された操舵トルク信号Tを出力す
る操舵トルクセンサ10、車速を検出し、車速に対応し
た電気信号に変換された車速信号Vを出力する車速セン
サ11、操舵速度信号N、操舵トルク信号Tおよび車速
信号Vに基づいて電動機8を駆動、制御する制御手段1
2、電動機駆動手段13、電動機電流検出手段14を備
える。
【0005】ステアリングホイール2を操舵すると、ス
テアリング軸3に設けられた操舵速度センサ9と操舵ト
ルクセンサ10が、それぞれ操舵速度ならびに操舵トル
クを検出し、電気信号に変換した操舵速度信号Nと操舵
トルク信号Tを制御装置12に供給する。また、ステア
リング軸3に加えられる回転トルクは、ラック&ピニオ
ン機構5を介してピニオン5aの回転力がラック軸5b
の軸方向の直線運動に変換され、タイロッド6を介して
前輪7の操向を変化させる。
【0006】一方、車速センサ11は、車両の速度を検
出して対応する電気信号に変換し、車速信号Vを制御手
段12に送る。制御手段12は、操舵速度信号N、操舵
トルク信号Tおよび車速信号Vに基づいて電動機駆動手
段13に制御電圧信号VO を供給し、電動機駆動手段1
3は制御電圧信号VOに対応した電動機電圧VMを供給し
て電動機8を駆動し、電動機8が発生する電動機トルク
をハイポイドギア4を介して倍力して得られる操舵補助
トルク(アシストトルク)をステアリング軸3に作用さ
せ、ステアリングホイール2に加えられる操舵トルクが
軽減されるとともに、ステアリング系の操舵速度に応じ
て電動機の動力を増減させるダンパ機能を持たせること
により車両挙動の安定化が図られている。
【0007】図11において、先願の電動パワーステア
リング1の制御手段12は、操舵トルクセンサ10から
の操舵トルク信号Tおよび車速センサ11からの車速信
号Vに基づいて図12の(a)図に示す車速信号Vをパ
ラメータとした操舵トルク信号(T)―アシスト電流信
号(IA)特性図のアシスト電流信号IAに変換する操舵
トルク制御信号発生手段15、操舵速度センサ9からの
操舵速度信号Nおよび車速センサ11からの車速信号V
に基づいて図12の(b)図に示す車速信号Vをパラメ
ータとした操舵速度信号(N)―制動電流信号(ID
特性図の制動電流信号ID に変換するステアリングダン
パ制御信号発生手段16、アシスト電流信号IAと制動
電流信号IDの偏差を演算して目標電流信号IMSを出力
する偏差演算手段17、目標電流信号IMSと電動機電流
検出手段14が検出した電動機電流検出信号IMD(電動
機電流IM に対応した値)との偏差を演算して偏差信号
ΔIを出力する偏差決定手段18、偏差信号ΔIに基づ
いてオン信号およびPWM信号で混成された制御電圧信
号VO を電動機駆動手段13に提供する駆動制御手段1
9を備える。
【0008】操舵トルク制御信号発生手段15はROM
等のメモリを備え、予め設定された複数の特性データが
保存され、図12の(a)図に示すような車速信号Vを
パラメータとした1つのアシスト電流信号(IA)特性
データが合成される。
【0009】ステアリングダンパ制御信号発生手段16
はROM等のメモリを備え、予め設定された複数の特性
データが保存され、図12の(b)図に示すような車速
信号Vをパラメータとした1つの制動電流信号(ID
特性データが合成される。
【0010】偏差演算手段17はアシスト電流信号IA
と制動電流信号IDの偏差(IA−ID)を演算して電動
機8の駆動を制御する目標電流信号IMSを出力するよう
構成され、この目標電流信号IMSは操舵トルク信号T、
車速信号Vおよび操舵速度信号Nに対応して平均的なド
ライバの操舵フィーリングにマッチするよう生成され
る。
【0011】目標電流信号IMSと電動機電流検出信号I
MDは偏差決定手段18で偏差(IMS−IMD)が演算さ
れ、偏差信号ΔIに基づいて駆動制御手段19から制御
電圧信号VOが電動機駆動手段13に提供される。この
駆動制御手段19、PID制御またはH無限大制御の制
御手段で構成される。また、駆動制御手段19は電動機
電流IMが目標電流信号IMS と等しくなるよう偏差信号
ΔI(IMS−IMD)を0(ΔI=0)に制御するよう構
成される。
【0012】このように、先願の電動パワーステアリン
グ装置1は、制御手段12に操舵トルク制御信号発生手
段15およびステアリングダンパ制御信号発生手段16
を備え、それぞれ操舵トルク信号T、操舵速度Nおよび
車速Vに対応し、平均的なドライバの操舵フィーリング
にマッチするアシスト電流信号IA および制動電流信号
Dを生成し、制動電流信号IDをダンパとしてアシスト
電流信号IA を補正して目標電流信号IMSが得られるよ
う構成されるので、平均的なドライバの操舵フィーリン
グにマッチした電動パワーステアリング装置1が提供さ
れる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】先願の電動パワーステ
アリング装置は平均的なドライバの操舵フィーリングに
はマッチしているが、平均的なドライバ以外の、例えば
手応え感のあるスポーツ走行の操舵フィーリングを好む
ドライバや軽快な操舵フィーリングを好むドライバに
は、平均的な操舵フィーリングが合わず、ドライバの好
みに合った操舵フィーリングが得られる電動パワーステ
アリング装置が望まれている。
【0014】この発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、その目的はスタンダード、スポーテ
ィ、および軽快操舵フィーリングをドライバの好みに応
じて設定できる電動パワーステアリング装置を提供する
ことにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明に係る電動パワーステアリング装置は、ドライ
バが操作可能な操舵特性設定スイッチを設け、制御手段
は操舵特性設定スイッチからのスイッチ情報に基づいて
操舵速度成分信号の特性を変更することを特徴とする。
【0016】また、この発明に係る電動パワーステアリ
ング装置は、制御手段に、複数の特性を有する操舵速度
成分信号データを記憶する操舵速度成分信号選定手段を
設け、操舵特性設定スイッチのスイッチ情報に対応した
操舵速度成分信号データの特性の1つを選定することを
特徴とする。
【0017】さらに、この発明に係る電動パワーステア
リング装置は、制御手段に、複数の特性を有する操舵ト
ルク成分信号データを記憶する操舵トルク成分信号選定
手段を設け、操舵特性設定スイッチのスイッチ情報に対
応した操舵トルク成分信号データの特性の1つを選定す
ることを特徴とする。
【0018】また、この発明に係る電動パワーステアリ
ング装置は、制御手段に、ステアリング系の往き状態と
戻り状態を検出するステアリング状態検出手段を設け、
ステアリング状態検出手段が検出する信号およびスイッ
チ情報に基づいてステアリング系の往き状態または戻り
状態に対応した操舵速度成分信号データの特性の1つを
選定することを特徴とする。
【0019】さらに、この発明に係る電動パワーステア
リング装置は、車両の速度を検出する車速センサを設
け、車速センサが検出する車速信号および操舵速度信号
に基づいて操舵速度成分信号を生成することを特徴とす
る。
【0020】
【作用】この発明に係る電動パワーステアリング装置
は、ドライバが操作可能な操舵特性設定スイッチを設け
たので、制御手段は操舵特性設定スイッチからのスイッ
チ情報に基づいて操舵速度成分信号の特性を変更するの
で、操舵特性を選ぶことができる。
【0021】また、この発明に係る電動パワーステアリ
ング装置は、制御手段に、複数の特性を有する操舵速度
成分信号データを記憶する操舵速度成分信号選定手段を
設けたので、操舵特性設定スイッチのスイッチ情報に対
応した操舵速度成分信号データの特性の1つを選定する
ことができる。
【0022】さらに、この発明に係る電動パワーステア
リング装置は、制御手段に、複数の特性を有する操舵ト
ルク成分信号データを記憶する操舵トルク成分信号選定
手段を設けたので、操舵特性設定スイッチのスイッチ情
報に対応した操舵トルク成分信号データの特性の1つを
選定することができる。
【0023】また、この発明に係る電動パワーステアリ
ング装置は、制御手段に、ステアリング系の往き状態と
戻り状態を検出するステアリング状態検出手段を設けた
ので、ステアリング状態検出手段が検出する信号および
スイッチ情報に基づいてステアリング系の往き状態また
は戻り状態に対応した操舵速度成分信号データの特性の
1つを選定することができる。
【0024】さらに、この発明に係る電動パワーステア
リング装置は、車両の速度を検出する車速センサを設け
たので、車速信号および操舵速度信号に基づいて操舵速
度成分信号を生成でき、車速応動の操舵特性を設定する
ことができる。
【0025】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。なお、以下の説明において、操舵トルク成
分信号および操舵速度成分信号は、それぞれアシスト信
号および制動信号と呼称し、電流信号であるアシスト電
流信号および制動電流信号として表す。図1はこの発明
に係る電動パワーステアリング装置の全体構成図であ
る。図1において、電動パワーステアリング装置20は
操舵特性設定スイッチ21を備え、制御手段22に複数
の特性を有する制動信号データを記憶する制動電流信号
選定手段を設けた点が図10に示す電動パワーステアリ
ング装置1と異なる。
【0026】図2は発明に係る電動パワーステアリング
装置の要部ブロック構成図である。図2において、電動
パワーステアリング装置20は、操舵速度センサ9、操
舵トルクセンサ10、車速センサ11、操舵特性設定ス
イッチ21、制御手段22、電動機駆動手段13、電動
機8、電動機電流検出手段14を備える。
【0027】操舵特性設定スイッチ21はドライバが操
作する、例えばプッシュボタンスイッチ、スライドスイ
ッチまたはレバースイッチ等で構成し、ドライバの好み
に合った操舵特性(スタンダード特性、スポーツ特性、
軽快特性)を設定し、設定に対応したスイッチ情報Sを
制御手段22に提供する。
【0028】制御手段22はマイクロプロセッサを基本
にして各種演算機能、メモリ機能、処理機能のハード、
およびシーケンスや命令を実行するプログラム等のソフ
トで構成し、アシスト電流信号選定手段23、制動電流
信号選定手段24、目標電流設定手段25、偏差決定手
段18、駆動制御手段19を備える。
【0029】アシスト電流信号選定手段23はROM等
のメモリを備え、予め設定した図12の(a)図に示す
ような車速信号Vをパラメータとした1つの操舵トルク
信号(T)―アシスト電流信号(IA) 特性データを記
憶し、操舵トルクセンサ10が検出した操舵トルク信号
Tおよび車速センサ11が検出した車速信号Vに基づい
て対応したアシスト電流信号データを読み出し、アシス
ト電流信号IA を目標電流設定手段25に提供する。
【0030】制動電流信号選定手段24はROM等のメ
モリを備え、予め設定した車速信号Vをパラメータとし
た複数の操舵速度信号(N)―制動電流信号(ID) 特
性データを記憶し、ドライバが設定した操舵特性設定ス
イッチ21からのスイッチ情報Sに基づいて複数の特性
から1つの特性を選定するとともに、この選定された特
性データの中から、操舵速度センサ9が検出した操舵速
度信号Nおよび車速センサ11が検出した車速信号Vに
基づいて対応した制動電流信号データを読み出し、制動
電流信号IDを目標電流設定手段25に提供するよう構
成する。
【0031】図3はこの発明に係る電動パワーステアリ
ング装置の制動電流信号選定手段の要部ブロック構成図
を示す。この実施例は、制動電流データ特性を記憶する
記憶手段を2個設け、それぞれの記憶手段に記憶した特
性の中からスイッチ情報Sに基づいて1つの特性を選定
可能にするものである。制動電流信号選定手段24は、
データアクセス手段26A、26B、制動電流データ記
憶手段27A、27B、制動電流切替手段28を備え
る。データアクセス手段26Aは操舵速度信号Nおよび
車速信号Vを取込み、制動電流データ記憶手段27Aに
アクセス信号を送り、制動電流データ記憶手段27Aに
予め設定してある、操舵速度信号Nおよび車速信号Vに
対応した制動電流データを読み出し、制動電流信号ID1
を制動電流切替手段28に提供する。
【0032】データアクセス手段26Bもデータアクセ
ス手段26Aと同様に操舵速度信号Nおよび車速信号V
を取込み、制動電流データ記憶手段27Bにアクセス信
号を送り、制動電流データ記憶手段27Bに予め設定し
てある、操舵速度信号Nおよび車速信号Vに対応した制
動電流データを読み出し、制動電流信号ID2を制動電流
切替手段28に提供する。
【0033】制動電流データ記憶手段27Aおよび27
BはROM等のメモリを備え、それぞれ車速信号Vをパ
ラメータとし、操舵速度信号Nに対する制動電流信号I
D1、ID2のデータを予め設定し、それぞれデータアクセ
ス手段26A、26Bから供給されるアクセス信号に基
づいて操舵速度信号Nおよび車速信号Vに対応した制動
電流データID1、ID2を出力する。
【0034】図4に車速Vをパラメータとした操舵速度
信号(N)―制動電流信号 (ID)特性図を示す。
(a)図には制動電流データ記憶手段27Aに記憶され
る制動電流信号ID1の特性図を示し、(b)図には制動
電流データ記憶手段27Bに記憶される制動電流信号I
D2の特性図を示す。例えば、(a)図は平均的なドライ
バの操舵(スタンダード)に対応した特性を示し、操舵
速度信号Nに対応した制動電流信号ID1が車速信号V
(VL :低車速領域、VM:中車速領域、VH:高車速領
域)が増加するにつれて増加するよう設定することによ
り、高車速領域(VH) におけるダンピングを大きく設
定して高速走行時に速いハンドル操作(操舵速度Nが
大)をすると操舵補助力は小さく適度な操舵力を付与す
る。
【0035】一方、(b)図は高速走行時に軽快な操舵
を好むドライバに対応した特性を示し、操舵速度信号N
に対応した制動電流信号ID2が低車速領域(VL) では
(a)図の特性とほぼ等しくして駐車時および低速走行
時の操舵特性を同等に設定し、一方高速走行時(高車速
領域VH)の制動電流信号ID2を制動電流信号ID1 より
も小さく設定してダンピングを小さくすることにより、
高速走行時の操舵特性を軽く軽快なものとする。
【0036】制動電流切替手段28はソフト的に切替え
可能なスイッチ回路等で構成し、操舵特性を選定するス
イッチ情報Sに基づいて制動電流信号ID1または制動電
流信号ID2を選択し、制動電流信号ID(ID1、ID2
を図2の目標電流設定手段25に提供する。
【0037】目標電流設定手段25は偏差演算機能を備
え、アシスト電流信号設定手段23から提供されるアシ
スト電流信号IAと、制動電流選定手段24から提供され
る制動電流信号ID(ID1、ID2)の偏差(IA−ID)を
演算し、目標電流信号IMSを偏差決定手段18に出力す
る。
【0038】偏差決定手段18は減算器等で構成し、目
標電流信号IMSと負帰還ループに設けた電動機電流検出
手段14からの電動機電流検出信号IMDの偏差(IMS
MD)を演算し、偏差信号ΔIを駆動制御手段19に出
力する。
【0039】このように、制御手段22は制動電流信号
選定手段24を備え、操舵特性設定スイッチ21からド
ライバが設定した操舵特性に対応したスイッチ情報Sに
基づいて車速信号Vをパラメータとした操舵速度Nに対
応した2つの制動電流ID (ID1、ID2)特性のいずれ
か一方を選択し、アシスト電流信号IAを制動電流信号
D1または制動電流信号ID2でダンピング制御するの
で、ドライバの好みに応じた、例えば平均的(スタンダ
ード)な操舵特性、または軽快な操舵特性を選定するこ
とができる。
【0040】図5はこの発明に係る電動パワーステアリ
ング装置の別実施例要部ブロック構成図である。この実
施例は、制御手段30に複数の特性を有するアシスト電
流信号選定手段31、ステアリングの往き状態および戻
り状態を検出するステアリング状態検出手段32、ステ
アリングの往き状態および戻り状態のそれぞれに対応し
た複数の特性を有する制動電流信号選定手段33を設け
た点が図2の制御手段22と異なる。
【0041】アシスト電流信号選定手段31は複数のア
シスト電流信号IA 特性データを記憶するROM等のメ
モリを備え、操舵トルク信号T、車速信号Vおよびスイ
ッチ情報Sに基づいて複数の特性の中からスイッチ情報
Sに対応した1つの特性を選定し、選定したアシスト電
流信号IAを目標電流設定手段25に提供する。
【0042】ステアリング状態検出手段32は比較器ま
たはソフト構成の比較機能を備え、操舵トルク信号Tの
方向符号Fおよび操舵速度信号Nの方向符号Gに基づ
き、方向符号Fと方向符号Gが一致(F=G)する場合
はステアリングの往き状態と判定して往き状態判定信号
TS、方向符号Fと方向符号Gが不一致(F≠G)の場
合にはステアリングの戻り状態と判定して戻り状態判定
信号STRをそれぞれ制動電流信号選定手段33に送出す
る。
【0043】制動電流信号選定手段33はステアリング
往き状態および戻り状態に対応したそれぞれ複数の制動
電流ID 特性データを記憶するROM等のメモリを備
え、操舵速度信号N、車速信号Vおよびスイッチ情報S
に基づいて複数の特性の中からスイッチ情報Sに対応し
たステアリング往き状態および戻り状態に対応するそれ
ぞれ1つの特性を選定し、選定した往き状態の制動電流
信号IDSまたは選定した戻り状態の制動電流信号IDR
目標電流設定手段25に提供する。
【0044】図6にアシスト電流信号選定手段および制
動電流信号選定手段のブロック構成図を示す。アシスト
電流信号選定手段31は、アシスト電流データアクセス
手段31A、アシスト電流データ記憶手段31B、アシ
スト電流切替手段31Cを備える。
【0045】アシスト電流信号選定手段31は操舵トル
ク信号Tおよび車速信号Vを取込み、アシスト電流デー
タ記憶手段31Bをアクセスして操舵トルク信号Tおよ
び車速信号Vに対応した複数のアクセス電流信号IA
性を読み出し、例えば同じ操舵トルク信号Tおよび車速
信号Vに対応した異なる3つの特性のアクセス電流信号
A1、IA2、IA3をアシスト電流切替手段31Cに出力
する。
【0046】アシスト電流データ記憶手段31BはRO
M等のメモリで構成し、予め設定した同じ操舵トルク信
号Tおよび車速信号Vに対応した、例えば異なる3つの
特性のアクセス電流信号データIA1、IA2、IA3を保存
する。
【0047】アシスト電流切替手段31Cはソフト制御
またはソフト構成のスイッチ(SWA)で構成し、ドラ
イバが設定した操舵特性に対応した操舵特性設定スイッ
チ21からのスイッチ情報Sに基づいてスイッチを切替
え、アクセス電流信号IA1、IA2、IA3の中のいずれか
1つを選択する。
【0048】図7に車速信号Vをパラメータとした操舵
トルク信号(T)―アシスト電流信号(IA)特性図を
示す。例えば、(a)図は操舵トルクを平均的(スタン
ダード)なドライバの好みに合せた特性(アクセス電流
信号IA1特性)、(b)図は駐車時と低速走行時を
(a)図の特性と同等にし、高速走行時の操舵トルクを
重く設定した特性(アクセス電流信号IA2特性)、
(c)図は駐車時と低速走行時の操舵トルクを重く設定
するとともに、高速走行時の操舵トルクを更に重く設定
した特性(アクセス電流信号IA3特性)を示す。
【0049】制動電流信号選定手段33は、往き時制動
電流データアクセス手段34A、往き時制動電流データ
記憶手段34B、戻り時制動電流データアクセス手段3
5A、戻り時制動電流データ記憶手段35B、制動電流
切替手段33A、33B、ステアリング状態切替手段3
6を備える。
【0050】往き時制動電流データアクセス手段34
A、戻り時制動電流データアクセス手段35Aは操舵速
度信号Nおよび車速信号Vを取込み、それぞれ往き時制
動電流データ記憶手段34B、戻り時制動電流データ記
憶手段35Bをアクセスして操舵速度信号Nおよび車速
信号Vに対応した複数の、往き時制動電流信号IDS特性
および戻り時制動電流信号IDR特性を読み出し、例えば
同一の操舵速度信号Nおよび車速信号Vに対応した3つ
の特性の往き時制動電流信号IDS1、IDS2、IDS 3、お
よび3つの特性の戻り時制動電流信号IDR1、IDR2、I
DR3をそれぞれ制動電流切替手段33A、33Bに出力
する。
【0051】往き時制動電流データ記憶手段34BはR
OM等のメモリで構成し、予め設定した同じ操舵速度信
号Nおよび車速信号Vに対応した、例えば異なる3つの
特性の往き時制動電流信号データIDS1、IDS2、IDS3
を保存する。
【0052】戻り時制動電流データ記憶手段35Bも往
き時制動電流データ記憶手段34Bと同様にROM等の
メモリで構成し、予め設定した同じ操舵速度信号Nおよ
び車速信号Vに対応した、例えば異なる3つの特性の戻
り時制動電流信号データIDR 1、IDR2、IDR3を保存す
る。
【0053】図8に車速信号Vをパラメータとした操舵
速度信号(N)―往き時制動電流信号(IDS)特性図、
図9に車速信号Vをパラメータとした操舵速度信号
(N)―戻り時制動電流信号(IDR)特性図を示す。図
8の(a)〜(c)図の3つの往き時制動電流
(IDS1、IDS2、IDS3) 特性と図9の(a)〜(c)
図の3つの戻り時制動電流 (IDR1、IDR2、IDR3)特
性を組合せることにより、ドライバの好みに合せた操舵
特性が得られる。
【0054】例えば、IDS1特性とIDR1特性の組合せ
は、ハンドルを切る操作時(往き時)は車速信号Vの増
加に対応して往き時制動電流信号IDS1の増加を少なく
し、 ハンドルを戻す操作時(戻り時)には戻り時制動
電流信号IDR1 を増加して安定化を図るよう設定する。
【0055】また、IDS2特性とIDR2特性の組合せは、
ハンドルを切る操作時(往き時)は車速信号Vの増加に
対応して往き時制動電流信号IDS2 を増加して手応え感
を強調し、ハンドルを戻す操作時(戻り時)には戻り時
制動電流信号IDR2 の増加を少なくして良好な戻り特性
を実現する。
【0056】さらに、IDS3特性とIDR3特性の組合せ
は、IDS3特性をIDS2特性とほぼ等しく設定し、IDR3
特性をIDS2特性よりも更に小さく設定することにより
戻し特性強くしてスポーツ走行に適した操舵特性が得ら
れる。
【0057】制御電流切替手段33A、33Bはソフト
制御またはソフト構成のスイッチ(SWB、SWC)で
構成する。制御電流切替手段33Aは、ドライバが設定
した操舵特性に対応した操舵特性設定スイッチ21から
のスイッチ情報Sに基づいてスイッチSW(B)を切替
え、往き時制動電流信号IDS1、IDS2、IDS3 の中から
1つを選択し、往き時制動電流信号IDSとしてステアリ
ング状態切替手段36に供給する。制御電流切替手段3
3B(SWC)も同様に、スイッチ情報Sに基づいてス
イッチSW(C)を切替え、戻り時制動電流信号
DR1、IDR2、IDR3 の中から1つを選択し、戻り時制
動電流信号IDRとしてステアリング状態切替手段36に
供給する。
【0058】ステアリング状態切替手段36はソフト制
御またはソフト構成のスイッチ(SWD)で構成し、図
5に示すステアリング状態検出手段32が検出した往き
状態判定信号STSまたは戻り状態判定信号STRに基づい
てスイッチSWDを切替え、往き状態判定信号STSの場
合には往き時制動電流信号IDSを選定し、一方戻り状態
判定信号STRの場合には戻り時制動電流信号IDRを選定
して往き時制動電流信号IDSまたは戻り時制動電流信号
DRの一方を制動電流信号ID として目標電流設定手段
25に提供するよう構成する。
【0059】このように、制御手段30はアシスト電流
信号選定手段31、ステアリング状態検出手段32およ
び制動電流信号選定手段33を備え、スイッチ情報Sに
基づいてアシスト電流信号選定手段31に設定した複数
の特性のアシスト電流信号IA の中から1つの特性を選
定するとともに、制動電流信号選定手段33に設定した
複数の特性の往き時制動電流信号IDSおよび複数の特性
の戻り時制動電流信号IDRの中からそれぞれ1つの特性
を選定し、さらにステアリング状態検出手段32が検出
した往き状態または戻り状態により往き時制動電流信号
DSまたは戻り時制動電流信号IDRを制動電流信号ID
として選定し、アシスト電流信号IAと制動電流信号ID
の偏差に基づいて補助操舵トルクを発生するよう構成し
たので、ハンドル操作の往き状態および戻り状態を含む
ドライバの好みに応じた操舵特性を設定することができ
る。
【0060】なお、図2および図5の実施例では電動機
電流検出手段14が検出する電動機電流検出信号IMD
フィードバックし、目標電流信号IMSと電動機電流検出
信号IMDの偏差信号ΔI(=IMS−IMD)に基づいて電
動機8を駆動制御するよう構成したが、フィードバック
ループを削除し、目標電流信号IMSのみのオープンルー
プで制御するよう構成してもよい。また、ステアリング
系の操舵速度を検出する操舵速度センサを電動機8の回
転速度から推定してもよい。さらにこの発明は、特開昭
61―169368号公報記載の発明にも適用できる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係る電動
パワーステアリング装置は、ドライバが操作可能な操舵
特性設定スイッチを設け、制御手段は操舵特性設定スイ
ッチからのスイッチ情報に基づいて操舵速度成分信号の
特性を変更し、操舵特性を選ぶことができるので、ドラ
イバは自分の好み合せて操舵特性を決定することができ
る。
【0062】また、この発明に係る電動パワーステアリ
ング装置は、制御手段に、複数の特性を有する操舵速度
成分信号データを記憶する操舵速度成分信号選定手段を
設け、操舵特性設定スイッチのスイッチ情報に対応した
操舵速度成分信号データの特性の1つを選定できるの
で、ドライバの好みにあった操舵特性を選ぶことができ
る。
【0063】さらに、この発明に係る電動パワーステア
リング装置は、制御手段に、複数の特性を有する操舵ト
ルク成分信号データを記憶する操舵トルク成分信号選定
手段を設け、操舵特性設定スイッチのスイッチ情報に対
応した操舵トルク成分信号データの特性の1つを選定す
ることができるので、ドライバの好みにあったきめ細か
い操舵特性を設定することができる。
【0064】また、この発明に係る電動パワーステアリ
ング装置は、制御手段に、ステアリング系の往き状態と
戻り状態を検出するステアリング状態検出手段を設け、
ステアリング状態検出手段が検出する信号およびスイッ
チ情報に基づいてステアリング系の往き状態または戻り
状態に対応した操舵速度成分信号データの特性の1つを
選定することができるので、よりきめ細かい操舵特性を
設定することができる。
【0065】さらに、この発明に係る電動パワーステア
リング装置は、車両の速度を検出する車速センサを設
け、車速信号および操舵速度信号に基づいて操舵速度成
分信号を生成するので、車速応動のよりきめ細かい操舵
特性を設定することができる。
【0066】よって、ドライバの好みに合ったきめ細か
い操舵特性を1台で設定可能な、利便性の高い電動パワ
ーステアリング装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電動パワーステアリング装置の
全体構成図
【図2】この発明に係る電動パワーステアリング装置の
要部ブロック構成図
【図3】この発明に係る電動パワーステアリング装置の
制動電流信号選定手段の要部ブロック構成図
【図4】車速Vをパラメータとした操舵速度信号(N)
―制動電流信号(ID)特性図
【図5】この発明に係る電動パワーステアリング装置の
別実施例要部ブロック構成図
【図6】アシスト電流信号選定手段および制動電流信号
選定手段のブロック構成図
【図7】車速信号Vをパラメータとした操舵トルク信号
(T)―アシスト電流信号(IA)特性図
【図8】車速信号Vをパラメータとした操舵速度信号
(N)―往き時制動電流信号(IDS)特性図
【図9】車速信号Vをパラメータとした操舵速度信号
(N)―戻り時制動電流信号(IDR)特性図
【図10】先願の電動パワーステアリング装置の全体構
成図
【図11】先願の電動パワーステアリング装置の要部ブ
ロック構成図
【図12】操舵トルク信号(T)―アシスト電流信号
(IA)特性図および操舵速度信号(N)―制動電流信
号(ID)特性図
【符号の説明】
1,20…電動パワーステアリング装置、2…ステアリ
ングホイール、3…ステアリング軸、4…ハイポイドギ
ア、5…ラック&ピニオン機構、5a…ピニオン、5b
…ラック軸、6…タイロッド、7…前輪、8…電動機、
9…操舵速度センサ、10…操舵トルクセンサ、11…
車速センサ、12,22,30…制御手段、13…電動
機駆動手段、14…電動機電流検出手段、15…操舵ト
ルク制御信号発生手段、16…ステアリングダンパ制御
信号発生手段、17…偏差演算手段、18…偏差決定手
段、19…駆動制御手段、21…操舵特性設定スイッ
チ、23,31…アシスト電流信号選定手段、24,3
3…制動電流信号選定手段、25…目標電流設定手段、
26A,26B…データアクセス手段、27A,27B
…制動電流データ記憶手段、28…制動電流切替手段、
31A…アシスト電流データアクセス手段、31B…ア
シスト電流データ記憶手段、31C…アシスト電流切替
手段、32…ステアリング状態検出手段、33A,33
B…制動電流切替手段、34A…往き時制動電流データ
アクセス手段、34B…往き時制動電流データ記憶手
段、35A…戻り時制動電流データアクセス手段、35
B…戻り時制動電流データ記憶手段、36…ステアリン
グ状態切替手段、F,G…方向符号、IA…アシスト電流
信号、ID…制動電流信号、IDS…往き状態の制動電流
信号、IDR…戻り状態の制動電流信号、IM…電動機電
流、IMD… 電動機電流検出信号、IMS…目標電流信
号、ΔI…偏差信号、N…操舵速度信号、STS…往き状
態判定信号、STR…戻り状態判定信号、T…操舵トルク
信号、V… 車速信号、VM…電動機電圧、VO…制御電
圧信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B62D 137:00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のステアリング系に加えられる操舵
    トルクを検出する操舵トルクセンサと、前記ステアリン
    グ系の操舵速度を検出する操舵速度センサと、前記ステ
    アリング系に補助トルクを与える電動機と、前記操舵ト
    ルクに対応した操舵トルク成分信号および前記操舵速度
    に対応した操舵速度成分信号の偏差に基づいて前記電動
    機の駆動を制御する制御手段とを備えた電動パワーステ
    アリング装置において、 ドライバが操作可能な操舵特性設定スイッチを設け、前
    記制御手段は前記操舵特性設定スイッチからのスイッチ
    情報に基づいて前記操舵速度成分信号の特性を変更する
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段に、複数の特性を有する前
    記操舵速度成分信号データを記憶する操舵速度成分信号
    選定手段を設け、前記操舵特性設定スイッチのスイッチ
    情報に対応した前記操舵速度成分信号データの特性の1
    つを選定することを特徴とする請求項1記載の電動パワ
    ーステアリング装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段に、複数の特性を有する前
    記操舵トルク成分信号データを記憶する操舵トルク成分
    信号選定手段を設け、前記操舵特性設定スイッチのスイ
    ッチ情報に対応した前記操舵トルク成分信号データの特
    性の1つを選定することを特徴とする請求項1記載の電
    動パワーステアリング装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段に、ステアリング系の往き
    状態と戻り状態を検出するステアリング状態検出手段を
    設け、このステアリング状態検出手段が検出する信号お
    よび前記スイッチ情報に基づいてステアリング系の往き
    状態または戻り状態に対応した前記操舵速度成分信号デ
    ータの特性の1つを選定することを特徴とする請求項1
    記載の電動パワーステアリング装置。
  5. 【請求項5】 車両の速度を検出する車速センサを設
    け、この車速センサが検出する車速信号および前記操舵
    速度信号に基づいて前記操舵速度成分信号を生成するこ
    とを特徴とする請求項1記載の電動パワーステアリング
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11348800A (ja) * 1998-06-12 1999-12-21 Honda Motor Co Ltd 車両の操舵制御装置
US6778889B2 (en) 2001-07-03 2004-08-17 Alps Electric Co., Ltd. Steer-by-wire steering device capable of enhancing steering performance and reliability
US7793754B2 (en) 2004-10-29 2010-09-14 Honda Motor Co., Ltd. Electric steering system for rapidly increasing damper gain after steering speed exceeds a specific value

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