JPH08119000A - 車両用インストルメントパネルの取付け構造 - Google Patents

車両用インストルメントパネルの取付け構造

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JPH08119000A
JPH08119000A JP6260390A JP26039094A JPH08119000A JP H08119000 A JPH08119000 A JP H08119000A JP 6260390 A JP6260390 A JP 6260390A JP 26039094 A JP26039094 A JP 26039094A JP H08119000 A JPH08119000 A JP H08119000A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
garnish
instrument panel
vehicle
mounting structure
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6260390A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Kimura
享 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP6260390A priority Critical patent/JPH08119000A/ja
Publication of JPH08119000A publication Critical patent/JPH08119000A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組付け時のばらつきが生じてもガーニッシュ
を容易にかつ確実に所定位置にセッティングできる車両
用インストルメントパネルの取付け構造を提供する。 【構成】 車幅方向に延びるインストルメントパネル1
0を、該パネル10の前方に配設された車体パネル7に
ガーニッシュ11を介在させて取付ける場合に、上記車
体パネル7に支持部15を形成し、上記ガーニッシュ1
1の前端部11bに、上記支持部15に嵌合装着される
支持凹部17と、組付け時に上記被支持凹部17を嵌合
位置に案内するガイド部18とを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のインストルメ
ントパネルをガーニッシュを介在させて車体パネルに組
付ける際の作業性を改善できるようにした取付け構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の運転席前方には各種のメータ,
スイッチ,ラジオ等を保持するインストルメントパネル
が配設されている。このインストルメントパネルはフロ
ントガラスの下縁を支持するカウルトップパネルに取付
けるのが一般的である。
【0003】また、自動車部品においてはコストの低減
を図る目的からできるだけ部品を共通化するようにして
おり、上記インストルメントパネルにおいても複数の車
種間で共用することが要請されている。ところが、イン
ストルメントパネルのサイズは車種によって異なるのが
一般的であり、このような場合の共用化を図る方法とし
て、従来、図4及び図5に示すように、インストルメン
トパネル20とカウルトップパネル22との間にガーニ
ッシュ21,又は24を介在させるようにしている。こ
のガーニッシュ21,24のサイズを車種に応じて選択
することにより、インストルメントパネル20自体の共
用化が可能となる。
【0004】図4に示す従来構造は、インストルメント
パネル20の前縁部にガーニッシュ21を重ね合わせて
ビス止めし、該ガーニッシュ21の前端部21aをカウ
ルトップパネル22にボルト23で締め付け固定した構
造である。また図5に示す従来構造は、ガーニッシュ2
4の前端部下面に突起部24aを一体形成し、該突起部
24aをカウルトップパネル22の挿入孔22aに差し
込んで固定した構造である。なお、上記カウルトップパ
ネル22のボルト23,突起部24aの挿入孔22aは
インストルメントパネルの取付け孔を流用するようにし
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の取付け構造では、ガーニッシュ21,24のボルト挿
入孔,又は突起部24aと車体側パネルの挿入孔との位
置合わせ作業に手間がかかり、作業性が低いという問題
がある。特に車体側パネルへの取付け箇所が複数の場
合、上記位置合わせは困難である。
【0006】また上記従来のボルト締め固定する構造の
場合は、該ボルト頭部が室内やフロントガラスを通して
室外から見えるため見栄えが悪化するという問題があ
る。この場合、ボルトカバーを追加することも考えられ
るが、部品点数,組付け工数が増加するという問題が生
じる。
【0007】本発明は、上記従来の状況に鑑みてなされ
たもので、組付け作業性を向上できるとともに、別部品
を追加することなく見栄えの悪化を回避できる車両用イ
ンストルメントパネルの取付け構造を提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、車幅方向に延
びるインストルメントパネルを、該パネルの前方に配設
された車体パネルにガーニッシュを介在させて取付ける
ようにした車両用インストルメントパネルの取付け構造
において、上記車体パネルに支持部を形成し、上記ガー
ニッシュの前端部に、上記支持部に嵌合装着される被支
持凹部と、組付け時に上記被支持凹部を上記支持部との
嵌合位置に案内するガイド部とを形成したことを特徴と
している。
【0009】
【作用】本発明の取付構造において、インストルメント
パネルを車体パネルに取付けるには、まずインストルメ
ントパネルに固定されたガーニッシュの被支持凹部を車
体パネルの支持部に嵌合装着する。このとき上記ガーニ
ッシュが支持部に乗り上げた場合には、ガーニッシュを
上方から押し込むことによりガイド部が被支持凹部を嵌
合位置に案内することとなり、被支持凹部は支持部に容
易に嵌合する。
【0010】このように本発明の取付け構造によれば、
ガーニッシュに被支持凹部を形成するとともにガイド部
を形成し、該被支持凹部を車体パネルの支持部に嵌合装
着するようにしたので、車体パネルにインストルメント
パネルを容易にかつ確実に組付けることができ、従来の
ボルトや突起部を挿入する場合の位置合わせを不要にで
き、作業性を向上できる。
【0011】また、ボルトによる取付けを不要にできる
ので、該ボルト頭部が外方から見えることはなく、カバ
ーを追加することなく見栄えの悪化を回避できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1ないし図3は、本発明の一実施例による
車両用インストルメントパネルの取付け構造を説明する
ための図であり、図1は本実施例の取付け構造を示す断
面側面図、図2はその組付け工程を示す断面図、図3は
上記実施例構造が適用された自動車の斜視図である。
【0013】図において、1は本実施例構造が適用され
た自動車の車体であり、これはドア2が配設された左右
のサイドパネル3の上端部間にルーフパネル4を接続
し、該左右サイドパネル3の前端部に車体前後方向に延
びるフロントフェンダパネル5の後端部を接続するとと
もに、該フェンダパネル5の上部にフード6を開閉自在
に配設した概略構造のものである。
【0014】上記サイドパネル3の前端間には車幅方向
に延びるカウルトップパネル7が接続されており、この
両パネル3,7及び上記ルーフパネル4とで形成された
前面開口にはフロントガラス8が配設されている。また
上記カウルトップパネル7の下面にはエンジンルームと
車室とを区分けするダッシュパネル(図示せず)が接続
されている。
【0015】上記カウルトップパネル7はアウタパネル
7aとインナパネル7bとからなり、該両パネル7a,
7bのフランジ部7c同士ガスポット溶接により接合さ
れている。このフランジ部7cには上記フロントガラス
8の下縁部を挟持するウエザストリップ9が装着されて
いる。
【0016】上記車室内の運転席前方には、車幅方向に
延び,かつ側面視で大略コ字状のインストルメントパネ
ル10が配設されており、該パネル10は鉄板の外表面
にウレタンパッドを貼設したもので、該インストルメン
トパネル10には図示しない各種メータ,スイッチ,ラ
ジオ等が装着されており、また空調用吹き出し口等が形
成されている。
【0017】上記インストルメントパネル10の下縁部
は図示しないブラケット等を介して上記ダッシュパネル
に取付けられており、該インストルメントパネル10の
上縁部10aは後述するガーニッシュ11を介在させて
上記カウルトップパネル7に取付けられている。
【0018】上記カウルトップパネル7のインナパネル
7bにはこれの長手方向に間隔をあけて複数個の支持片
15aが略水平をなすように切り起こして形成されてお
り、該支持片15aには直方体状の樹脂部材16が接着
固定されている。この樹脂部材16と上記支持片15a
とでインストルメントパネル用支持部15が構成されて
いる。
【0019】上記ガーニッシュ11は上記インストルメ
ントパネル10とカウルトップパネル7との隙間を埋め
る大きさ,形状に射出成形された樹脂製のもので、これ
の後部下面には取付けボス部11aが突出形成されてい
る。この取付けボス部11aの下面にはインストルメン
トパネル10の上縁部10aが位置しており、該上縁部
10aはこれの下側から螺着されたビス12により締め
付け固定されている。また上記ガーニッシュ11の前端
部11bは上記ウエザストリップ9に沿って当接するよ
うに湾曲形成されており、これによりウエザストリップ
9の車内側部分,ガーニッシュ11,インストルメント
パネル10は略連続面をなしており、隙間による見栄え
の悪化を回避している。
【0020】上記ガーニッシュ11の前端部11bには
車幅方向に延び,かつ前方に開口する被支持凹部17が
形成されており、該被支持凹部17は上記樹脂部材16
に嵌合装着されている。またこの被支持凹部17の下縁
にはガイド部18が一体形成されている。このガイド部
18は上記被支持凹部17に続いて下部後方に傾斜して
延びるガイド面18aを有している。
【0021】次に本実施例の作用効果について説明す
る。本実施例のインストルメントパネル10を車体に取
付けるには、インストルメントパネル10にガーニッシ
ュ11をビス止め固定し、該ガーニッシュ11の被支持
凹部17を支持片15aの樹脂部材16に嵌装する。こ
こで、カウルトップパネル7,インストルメントパネル
10等の寸法上のばらつきに起因して、ガーニッシュ1
1の全ての被支持凹部17を同時に嵌装できない場合が
あり、このような場合にはガーニッシュ11が上記樹脂
部材16上に乗り上げることとなる。このような場合
は、ガーニッシュ11を上方から押し込むか,もしくは
軽く叩くことにより、ガイド部18のガイド面18aが
被支持凹部17を嵌合位置に案内し、その結果、被支持
凹部17が樹脂部材16に自動的に嵌合することとな
る。
【0022】このように本実施例構造によれば、カウル
トップパネル7に切り起こして形成された支持片15a
に樹脂部材16を装置することにより支持部15を形成
し、ガーニッシュ11に上記樹脂部材16に嵌合装着さ
れる被支持凹部17を形成するとともにガイド部18を
形成したので、寸法上のばらつきが生じても容易にかつ
確実にガーニッシュ11を所定位置にセッティングする
ことができ、従来のガーニッシュの突起部を同時に差し
込む場合のような位置合わせを不要にでき、作業性を向
上できる。
【0023】また、本実施例では、ガーニッシュ11の
カウルトップパネル7との嵌合部,及びインストルメン
トパネル10との結合部はガーニッシュ11自体により
覆われていることから、また従来のような結合用ボルト
は不要であることからカバー等の別部品を追加すること
なく見栄えの悪化を回避できる。
【0024】なお、本実施例では、インストルメントパ
ネルをガーニッシュを介在させてカウルトップパネルに
取り付ける場合について説明したが、本発明の取付け構
造は、インストルメントパネルをガーニッシュを介在さ
せることなく車体パネルに取り付ける場合にも応用でき
る。この場合にはインストルメントパネルの前端部に被
支持凹部,及びガイド部を形成し、該被支持凹部を車体
パネルの支持部に嵌合装着することとなる。このような
場合においても組付け時の位置合わせを不要にでき、作
業性の向上を図ることができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明に係る車両用インス
トルメントパネルの取付け構造によれば、車体パネルに
支持部を形成し、ガーニッシュに上記支持部に嵌合装着
される被支持凹部を形成するとともに、組付け時に上記
被支持凹部を嵌合位置に案内するガイド部を形成したの
で、車体パネル,インストルメントパネルに寸法上のば
らつきがあっても容易にかつ確実にインストルメントパ
ネルを取り付けることができ、作業性を向上できる効果
があり、またカバー部材を追加することなく見栄えの悪
化を回避できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による車両用インストルメン
トパネルの取付け構造を説明するための断面側面図であ
る。
【図2】上記実施例構造の取付け工程を示す断面図であ
る。
【図3】上記実施例構造が適用された車体の斜視図であ
る。
【図4】従来の取付け構造を示す断面図である。
【図5】従来の他の取付け構造を示す断面図である。
【符号の説明】
7 カウルトップパネル(車体パネル) 10 インストルメントパネル 11 ガーニッシュ 15 支持部 17 被支持凹部 18 ガイド部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車幅方向に延びるインストルメントパネ
    ルを、該パネルの前方に配設された車体パネルにガーニ
    ッシュを介在させて取付けるようにした車両用インスト
    ルメントパネルの取付け構造において、上記車体パネル
    に支持部を形成し、上記ガーニッシュの前端部に、上記
    支持部に嵌合装着される被支持凹部と、組付け時に上記
    被支持凹部を上記支持部との嵌合位置に案内するガイド
    部とを形成したことを特徴とする車両用インストルメン
    トパネルの取付け構造。
JP6260390A 1994-10-25 1994-10-25 車両用インストルメントパネルの取付け構造 Withdrawn JPH08119000A (ja)

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JP6260390A JPH08119000A (ja) 1994-10-25 1994-10-25 車両用インストルメントパネルの取付け構造

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JP6260390A JPH08119000A (ja) 1994-10-25 1994-10-25 車両用インストルメントパネルの取付け構造

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ID=17347260

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JP6260390A Withdrawn JPH08119000A (ja) 1994-10-25 1994-10-25 車両用インストルメントパネルの取付け構造

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JP (1) JPH08119000A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6935673B1 (en) 1999-11-17 2005-08-30 Behr Gmbh & Co. Dashboard of a passenger motor vehicle and method of making same
JP2007331450A (ja) * 2006-06-13 2007-12-27 Calsonic Kansei Corp コックピットモジュール位置決め構造
US10363819B2 (en) 2017-10-05 2019-07-30 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Meter cluster assembly

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6935673B1 (en) 1999-11-17 2005-08-30 Behr Gmbh & Co. Dashboard of a passenger motor vehicle and method of making same
JP2007331450A (ja) * 2006-06-13 2007-12-27 Calsonic Kansei Corp コックピットモジュール位置決め構造
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Effective date: 20020115