JPH05105007A - 成形天井のピラー部取付構造 - Google Patents

成形天井のピラー部取付構造

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JPH05105007A
JPH05105007A JP26802491A JP26802491A JPH05105007A JP H05105007 A JPH05105007 A JP H05105007A JP 26802491 A JP26802491 A JP 26802491A JP 26802491 A JP26802491 A JP 26802491A JP H05105007 A JPH05105007 A JP H05105007A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molded ceiling
pillar
pillar garnish
ceiling
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26802491A
Other languages
English (en)
Inventor
Masuo Yoshida
眞素夫 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Shatai Co Ltd
Original Assignee
Nissan Shatai Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Shatai Co Ltd filed Critical Nissan Shatai Co Ltd
Priority to JP26802491A priority Critical patent/JPH05105007A/ja
Publication of JPH05105007A publication Critical patent/JPH05105007A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 成形天井を正確かつ簡単にピラー部に取付け
る。 【構成】 成形天井7の側部に水平方向に延在する水平
部8を設け、この水平部8にピラーインナパネル11の
車体穴10に挿入される係止片9を設ける。水平部8に
はロケート孔12を設け、このロケート孔12にピラー
ガーニッシュ13の上端の突起15を挿入してピラーガ
ーニッシュ13をクリップ16によってピラーインナパ
ネル11に取付ける。成形天井7の水平部8の下面8a
はピラーガーニッシュ13の支持面14によって支持さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、成形天井のピラー部
取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両にあっては、ルーフパネ
ルの車室内側に成形天井が取付けられたものがあるが、
この成形天井の両側端部をピラー部に取付けるために図
3,4に示す構造が採用される場合がある。
【0003】同図において、成形天井1は前端部及び後
端部を図示しないルーフレールフロントパネルとルーフ
レールリヤパネルとに支持され、側端部2は湾曲して下
方に延在され、車室外側(OUT側)に有段成形され、
ピラーインナパネル3に当接配置されている。
【0004】この側端部2には、筒状クリップ4が車室
内側から貫通して取付けられ、ピラーインナパネル3に
設けられた長孔5にこの筒状クリップ4を差し込むこと
によってピラーインナパネル3に成形天井1を仮保持さ
せる。そして、筒状クリップ4に、ピラーガーニッシュ
6に設けられた固定クリップ7が係止され、ピラーガー
ニッシュ6により成形天井1がピラーインナパネル3に
取付けられるようになっている(この取付構造は実開平
2−21148号公報に示されている)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の取付構造にあっては、固定クリップ7によって成形
天井1を一度に固定することにより成形天井1とピラー
ガーニッシュ6の合わせ部分Pのバラツキをなくしてい
るが、筒状クリップ4が必要であるため部品コストが増
加する問題がある。
【0006】また、組付時に長孔5、筒状クリップ4、
固定クリップ7を合わせる作業がピラーガーニッシュ6
の影となり、更に成形天井1のたわみによる部品誤差、
組付誤差も合わさって作業性が悪いという問題がある。
【0007】そこで、この発明は部品コストを減少し組
付作業が容易、かつ、正確に行える成形天井のピラー部
取付構造を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】成形天井の側部に水平方
向に延在する水平部が設けられ、この水平部に、車体パ
ネルに設けられた車体穴に挿入される係止片が設けられ
ると共に水平部の車室内側寄りにロケート孔が形成さ
れ、ピラーガーニッシュには成形天井の水平部の下面に
当接する支持面と水平部のロケート孔に挿入される突起
が設けられ、成形天井の水平部の係止片が車体穴に挿入
された状態でピラーガーニッシュの突起が成形天井の水
平部のロケート孔に挿入され支持面が水平部の下面に当
接されて、車体パネルに取付けられている。
【0009】
【作用】成形天井の水平部に設けられた係止片を車体穴
に差し込んで成形天井を車体パネルに仮保持する。ピラ
ーガーニッシュの突起を上記水平部のロケート孔に挿入
して押上げることで、ピラーガーニッシュと成形天井の
車両前後方向、および車幅方向における相対的な位置決
めがなされるとともに、支持面が水平部に当接する。こ
の状態でピラーガーニッシュを車体パネルに固定する
と、ピラーガーニッシュの支持面によって成形天井の水
平部の下面が支持され、成形天井の下方向の移動規制が
なされる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面と共に説明
する。
【0011】図1,2において、成形天井7の前端部と
後端部とが図示しないルーフレールフロントパネルとル
ーフレールリヤパネルとに取付けられており、成形天井
7の側部は下方に湾曲して、その側端部に水平方向に延
在する水平部8が設けられている。水平部8には、係止
片9が設けられ、この係止片9が挿入される車体穴10
が車体パネルとしてのピラーインナパネル11に穿設さ
れている。
【0012】上記水平部8の車室内(IN側)寄りに
は、ロケート孔12が上下に穿設されている。
【0013】上記ピラーインナパネル11の車室内側を
覆うピラーガーニッシュ13には、その上端部に車室外
側に向かって水平に伸びる支持面14と上方に向かって
突出する突起15が設けられている。前記支持面14
は、前記成形天井7の水平部8の下面8a(突起15ま
での部分)と同一幅Xで、この下面8aに当接して、成
形天井7を下から支持するものであり、前記突起15は
成形天井7の水平部8のロケート孔12に挿入されてい
る。
【0014】そして、ピラーガーニッシュ13の車室外
側面には、ピラーインナパネル11に係止するクリップ
17が先端に設けられたボス16が形成されている。
【0015】したがって、取付けに際しては、まず、成
形天井7の水平部8の係止片9をピラーインナパネル1
1の車体穴10に挿入して、車体穴10で成形天井7を
仮保持する。次に、ピラーガーニッシュ13の突起15
を成形天井7の水平部8のロケート孔12に挿入して押
上げることで、支持面14が水平部8の下面8aに当接
するとともに、成形天井7とピラーガーニッシュ13と
の相対的な位置決めがなされ、この状態でピラーガーニ
ッシュ13のクリップ17をピラーインナパネル11の
取付孔18に固定する。
【0016】このように、取付けられた成形天井7はピ
ラーガーニッシュ13を押し上げることにより、成形天
井7の反力に対向し、ピラーガーニッシュ13の支持面
14によって水平部8の下面8aが支持されていること
により下方移動を規制され、更に、車体穴10の前後縁
で係止片9の車両前後方向への移動が規制され、上下方
向および車両前後方向で正確に位置決め固定される。
【0017】一方、ピラーガーニッシュ13の突起15
が成形天井7の水平部8のロケート孔12に挿入される
ことにより、成形天井7は車幅方向で正確に位置決め固
定される。
【0018】また、ピラーガーニッシュ13の支持面1
4とこれに当接する成形天井7の水平部8の下面8aと
が同幅Xとなっているため、合わせ面が必ず面一にな
り、間隙も生じず外観品質が高まる。
【0019】したがって、成形天井7の仮保持を成形天
井7の係止片9と車体穴10で行うことにより、従来の
ような筒状クリップ4等を廃止できる。
【0020】また、ロケート孔12と突起15は取付作
業の際にその位置を容易に確認でき挿入した状態で、ピ
ラーガーニッシュ13と成形天井7の車両前後方向およ
び車幅方向における相対的な位置決めがなされるととも
に、前記支持面14が水平部8に当接していることによ
り上下方向での目安になる。したがって、ピラーガーニ
ッシュ固定時にピラーガーニッシュ13の影となるクリ
ップ17とピラーインナパネル11の取付孔との位置決
めが容易にできるので作業性が向上する。
【0021】そして、ロケート孔12、水平部8の端部
及び係止片9のカットが上下方向でできるため、型の抜
き方向の点で成形天井7の成形が容易となる。
【0022】
【発明の効果】以上、説明してきたようにこの発明によ
れば、成形天井の仮保持が成形天井の水平部の係止片と
車体穴とでなされるため、クリップを廃止できコストダ
ウンを図ることができる。
【0023】また、ロケート孔と突起の位置は容易に外
側から確認できるので容易に挿入することができ、かつ
挿入した状態で、ピラーガーニッシュと成形天井との車
両前後方向、および車幅方向における相対的な位置決め
がなされるとともに、支持面が水平部に当接しているこ
とにより上下方向での目安にもなる。したがってピラー
ガーニッシュ固定時にはピラーガーニッシュの影になっ
ても車体パネルに容易に取付けができるため、作業性を
向上させることができる。
【0024】そして、ロケート孔等が成形型の抜き方向
に設けられた構造であるため、成形天井の成形が容易に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の図2のA−A線に沿う断
面図。
【図2】同要部の斜視図。
【図3】従来技術の断面図。
【図4】従来技術の斜視図。
【符号の説明】
7…成形天井、8…水平図、8a…下面、9…係止片、
10…車体穴、11…ピラーインナパネル(車体パネ
ル)、12…ロケート孔、13…ピラーガーニッシュ、
14…支持面、15…突起。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形天井の側部に水平方向に延在する水
    平部が設けられ、この水平部に、車体パネルに設けられ
    た車体穴に挿入される係止片が設けられると共に水平部
    の車室内側寄りにロケート孔が形成され、ピラーガーニ
    ッシュには成形天井の水平部の下面に当接する支持面と
    水平部のロケート孔に挿入される突起が設けられ、成形
    天井の水平部の係止片が車体穴に挿入された状態でピラ
    ーガーニッシュの突起が成形天井の水平部のロケート孔
    に挿入され支持面が水平部の下面に当接されて、車体パ
    ネルに取付けられることを特徴とする成形天井のピラー
    部取付構造。
JP26802491A 1991-10-17 1991-10-17 成形天井のピラー部取付構造 Pending JPH05105007A (ja)

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JP26802491A JPH05105007A (ja) 1991-10-17 1991-10-17 成形天井のピラー部取付構造

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JP26802491A JPH05105007A (ja) 1991-10-17 1991-10-17 成形天井のピラー部取付構造

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ID=17452837

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JP26802491A Pending JPH05105007A (ja) 1991-10-17 1991-10-17 成形天井のピラー部取付構造

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6474724B2 (en) * 2001-03-26 2002-11-05 Daimlerchrysler Corporation Vehicle pillar having an interior protuberance at the roof headliner
JP2010070054A (ja) * 2008-09-18 2010-04-02 Honda Motor Co Ltd 車両のドア構造
CN110126752A (zh) * 2019-05-20 2019-08-16 一汽轿车股份有限公司 一种内饰件顶棚主定位结构

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