JPH08118274A - 産業用ロボット装置 - Google Patents

産業用ロボット装置

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JPH08118274A
JPH08118274A JP26229794A JP26229794A JPH08118274A JP H08118274 A JPH08118274 A JP H08118274A JP 26229794 A JP26229794 A JP 26229794A JP 26229794 A JP26229794 A JP 26229794A JP H08118274 A JPH08118274 A JP H08118274A
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JP
Japan
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article
pattern
industrial robot
data
pallet
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JP26229794A
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English (en)
Inventor
Naoki Tatsumi
直樹 辰巳
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物品の1段分の配置関係を示す積付パターン
を自動的に切り換えることのできる産業用ロボット装置
を得る。 【構成】 パレット上に積み上げられた物品を所定領域
に搬送する産業用ロボットと、パレット上の物品を撮影
する撮像手段と、撮像手段の出力画像に積付パターンに
より認識領域を作成し、物品を画像認識して位置データ
や傾きデータを得る画像処理手段と、積付パターンを別
の積付パターンに切り換えて、画像処理手段に再度画像
認識要求を出す積付パターン切換手段とを備えた産業用
ロボット装置。 【効果】 人間が積付パターンの入力を間違えた時およ
び指定された積付パターンとは別の積付パターンで積み
上げられた物品のパレットが搬送されてきた時に、人手
による積付パターンの修正作業を不要にすることがで
き、省人化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、撮像装置の画像によ
り物品を認識して産業用ロボットが動作する視覚機能を
もった産業用ロボット装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15は、従来の産業用ロボット装置の
平面図である。図中、1はパレット、2はパレット1上
に積み上げられた物品、3はパレット1をロボット稼働
領域8へ搬入するパレット用コンベア、4はパレット1
上に積み上げられた物品2を物品用コンベア6上の払出
領域9へ搬送する産業用ロボット、10は産業用ロボッ
ト4のアーム、5は産業用ロボット4の動きを制御する
ロボットコントローラー、7はロボットコントローラー
5に接続された積付演算パソコンである。
【0003】このように構成された産業用ロボット装置
は、次のように動作する。まず物品2の搬送にあたり、
人間が、積付演算パソコン7を用いて、図16に示す取
出伝票11の伝票ナンバー12、品種名13、物品の長
辺の長さ(L)14、短辺の長さ(W)15、高さ
(H)16、産業用ロボット4が搬送する物品2の搬送
個数17、パレット1上に積み上げられている物品2の
残個数18、段数19に対応した一段分の物品2の配置
関係を示す積付パターンの積付パターンナンバー20、
一段分の物品の個数21の情報をロボットコントローラ
ー5に入力する。この入力操作を産業用ロボット4が搬
送する物品の品種ごとに行う。
【0004】次に、積付演算パソコン7を用いて、図1
7に示す積付パターン22の入力を行う。この積付パタ
ーン22は特開平1−295771号に開示されたもの
である。すなわち、積付パターンナンバー23、基準位
置27のX座標24、基準位置27のY座標25、基準
傾き値26を積付演算パソコン7に入力する。基準位置
27のX座標24およびY座標25は、物品の長辺の長
さ(L)の半分(L/2)と短辺の長さ(W)の半分
(W/2)を用いて、下記式(1)で表し、 (□*L/2+□*W/2、□*L/2+□*W/2) (1) □の部分に個々の物品についての数値を代入する。
【0005】図18に示すように、第1基準位置A1の
座標(X,Y)は、(W/2,L/2)であるので、式
(1)の□の部分に数値を設定すると、下記式(2)が
得られる。 (0*L/2+1*W/2、1*L/2+0*W/2) (2)
【0006】第2、第3、第4の基準位置A2,A3,
A4について同様に数値を設定すると、図17に示すよ
うにX座標24およびY座標25の数値が決定される。
【0007】基準傾きθの値26は、物品の短辺Wを手
前にする置き方を90とし、長辺Lを手前にする置き方
を0と定義する。第1、第2、第3、第4の基準傾き値
26は図17に示す通りである。
【0008】積付パターンナンバー23は、以上のよう
に設定された積付パターンを表す番号である。以上の入
力操作を産業用ロボットが搬送する物品の積付パターン
の数だけ行う。
【0009】取出伝票11と積付パターン22の入力が
終了し、伝票ナンバーがである品種の物品2が積み上
げられたパレット1がパレット用コンベア3によって、
ロボット稼働領域8に搬送されてくると、積付演算パソ
コン7は、以下の手順で搬送する物品2の基準位置
(X,Y)、取出高さZおよび基準傾きの計算を行う。 (1)取出伝票11の残個数18と1段の個数21か
ら、パレット1上に積み上げられた物品2の最上段の段
数Nを計算する。 (2)取出伝票11の物品の高さ(H)14と段数Nか
ら、取出高さZを計算する(Z=H*N)。 (3)取出伝票11から第N段めの積付パターンナンバ
ー20を読み込み、変数PNOに代入する。 (4)複数の積付パターン22の中から積付パターンナ
ンバーがPNOと一致する積付パターン22を検索する。 (5)取出伝票11の長辺の長さ(L)および短辺の長
さ(W)と、積付パターン22のX座標24およびY座
標25の各式から、基準位置(X,Y)を計算する。 (6)基準傾きは、積付パターン22の傾きθの値26
を代入する。
【0010】積付演算パソコン7は、基準位置(X,
Y)、取出高さZおよび基準傾きの計算が終了すると、
このX,Y,Zの座標値をロボットコントローラー5に
送信する。ロボットコントローラー5は、この座標値を
受信すると、産業用ロボット4に対し、この座標値にあ
る物品2を把持する指令を出す。
【0011】産業用ロボット4は、アーム10を移動さ
せて、パレット1上の物品2を把持し、物品コンベア6
上の払出位置9へ搬送する。この搬送動作を取出伝票1
1の搬送個数17と同じ回数だけ繰り返す。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の産業用ロボット
装置は以上のように構成されているので、人間が取出伝
票11の積付パターンナンバー20の入力を間違える
と、産業用ロボット4は、本来物品2が置かれている位
置とは異なる位置へ移動することになる。その結果、人
間が産業用ロボット4を停止させ、取出伝票11の積付
パターンナンバー20を修正する必要があった。
【0013】また、予め指定した積付パターン23とは
異なる積付パターンで積み上げられた物品2のパレット
1がパレット用コンベア3によって搬送されてくると、
産業用ロボット4は、本来物品2が置かれている位置と
は異なる位置へ移動することになる。その結果、人間が
産業用ロボット4を停止させ、取出伝票11の積付パタ
ーンナンバー20を修正する必要があった。
【0014】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、人間が取出伝票の積付パター
ンナンバーの入力を間違えても、積付パターンナンバー
の修正作業を不要にして省人化することができる産業用
ロボット装置を提供するものである。
【0015】また、予め指定した積付パターンとは異な
る積付パターンで積み上げられた物品のパレットがパレ
ット用コンベアによって搬送されてきても、積付パター
ンナンバーの修正作業を不要とする産業用ロボット装置
を提供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係る産業用ロ
ボット装置は、パレット上に積層された物品を所定領域
に移送する産業用ロボットと、前記パレット上の前記物
品の積層状態を撮影する撮像手段と、前記撮像手段によ
って得られた前記物品の一段分の積層パターン画像中に
所定の認識領域を作成して前記物品の位置データ及び傾
きデータを得る画像処理手段と、前記位置データ及び前
記傾きデータと予め設定された基準積層パターン中の前
記物品の基準位置データ及び基準傾きデータとの夫々の
データ値の差が許容値に入るように前記認識領域を修正
した後に前記画像処理手段に動作開始信号を出力する積
層パターン切換手段と、を具備するものである。
【0017】また、この発明に係る産業用ロボット装置
は、パレット上に積層された物品を所定領域に移送する
産業用ロボットと、前記パレット上の前記物品の積層状
態を撮影する撮像手段と、前記撮像手段によって得られ
た前記物品の一段分の積層パターン画像中に所定の認識
領域を作成する第2画像処理手段と、前記認識領域中の
前記物品の配置が許容範囲内になるように前記認識領域
を修正した後に前記画像処理手段に動作開始信号を出力
する積層パターン切換手段と、を具備するものである。
【0018】また、この発明に係る産業用ロボット装置
は、パレット上に積層された物品を所定領域に移送する
産業用ロボットと、前記パレット上の前記物品の積層状
態を撮影する撮像手段と、前記撮像手段によって得られ
た前記物品の所定段分の積層パターン画像中に所定の認
識領域を作成して前記物品の位置データ及び傾きデータ
を得る画像処理手段と、前記位置データ及び前記傾きデ
ータと予め設定された基準積層パターン中の前記物品の
基準位置データ及び基準傾きデータとの夫々のデータ値
の差を前記物品の各積層段分ごとに算出して誤差の値が
許容値に入る前記所定段分の前記積層パターン画像に基
づいて前記画像処理手段に動作開始信号を出力する積層
パターン切換手段と、を具備するものである。
【0019】
【作用】この発明に係る産業用ロボット装置は、撮像装
置の出力画像に物品の一段分の配置を示す積付パターン
により認識領域を作成し、認識領域内の物品を画像認識
し、物品の位置データおよび傾きデータを得て、物品の
位置データおよび傾きデータと積付パターンの基準位置
および基準傾きとの各々のデータ値の差が所定の許容値
に入るように認識領域を修正して物品を画像認識する。
【0020】この発明に係る産業用ロボット装置は、撮
像装置の出力画像に物品の一段分の配置を示す積付パタ
ーンにより認識領域を作成し、認識領域内の物品を画像
認識すると共に、常に認識領域中に物品の配置が許容範
囲内になるように認識領域を修正して物品を画像認識す
る。
【0021】この発明に係る産業用ロボット装置は、撮
像装置の出力画像に物品の一段分の配置を示す積付パタ
ーンにより認識領域を作成し、認識領域内の物品を画像
認識し、物品の位置データおよび傾きデータを得て、物
品の位置データおよび傾きデータと積付パターンの基準
位置および基準傾きとの夫々のデータ値の差を物品・各
積層段分ごとに算出してこの差の値が許容値に入る所定
段分の積層パターン画像を選択する。
【0022】
【実施例】
実施例1.図1は実施例1の産業用ロボット装置の構成
を示す説明図である。なお、図15に示した従来の産業
用ロボット装置と同様の部分については同符号を付して
説明を省略する。図中、31はパレット30上に積み上
げられた物品、32はパレット30をロボット稼働位置
へ搬入するパレット用コンベアで、後述する産業用ロボ
ット33の所定位置にパレット30を搬送するようにな
っている。33はパレット30上の物品31を物品用コ
ンベア35上の払出位置36へ搬送する産業用ロボット
である。産業用ロボット33には、その動きを制御する
ロボットコントローラー34が接続されている。産業用
ロボット33の上方には、パレット30上の物品31を
撮影する撮像装置37が設けられている。
【0023】38は物品31の搬送に必要な取出伝票1
1および積付パターン22を入力する作業指示入力手段
で、38により入力されたデータはデータファイル39
に格納される。画像処理手段40は、作業指示入力手段
38からの動作開始信号を受信して、撮像装置37の出
力画像に積付パターン22により認識領域を作成し、物
品31の位置データおよび傾きデータを得て、積付パタ
ーン切換手段41に動作開始信号を出力する。
【0024】積付パターン切換手段41は、物品31の
位置データおよび傾きデータと積付パターン22の基準
位置と基準傾きとの各々のデータ値の差が所定値を越え
る場合には、積付パターンを別の積付パターンに切り換
えて、画像処理手段40に動作開始信号を出力するよう
になっている。取り出し動作制御手段42は、積付パタ
ーン切換手段41からの動作開始信号を受信するととも
に、パレット用コンベア32、ロボットコントローラー
34、物品用コンベア35、撮像装置37の動きを制御
するものである。
【0025】図2は実施例1の産業用ロボット装置の電
気的な接続関係を示す説明図である。図中、51はマイ
クロコンピュータであり、CPU50、メモリ49、入
力回路48、及び出力回路52を有している。47はこ
の産業用ロボット装置の起動スイッチ、45はディスプ
レイ、46はキーボードであり、46および47の出力
は入力回路48に与えられるようになっている。出力回
路52の出力は、パレット用コンベア32、ロボットコ
ントローラー34、物品用コンベア35、撮像装置37
に与えられるようになっている。
【0026】このように構成された産業用ロボット装置
の動作を、図3乃至図7を参照して説明する。図3はマ
イクロコンピュータ51のメモリ49に登録された作業
指示入力手段38の動作を示すフローチャートである。
【0027】作業指示入力手段38は、ディスプレイ4
5とキーボード46を用いて、取出伝票11を入力する
ステップ100から動作を開始する。このステップ10
0では、顧客別につけられた伝票ナンバー12、品種名
13、物品の長辺の長さ(L)、短辺の長さ(W)、高
さ(H)、産業用ロボット33が搬送する物品の搬送個
数17、パレット30上に積み上げられている物品31
の残個数18、段数19に対応した一段分の配置関係を
示す積付パターンのナンバー20、及び1段分の物品3
1の個数21を入力し、データファイル39に登録す
る。
【0028】ステップ101では、ディスプレイ45と
キーボード46を用いて、積付パターン22を入力す
る。このステップ101では、積付パターンを表す積付
パターンナンバー23、各物品の基準位置27のX座標
24、Y座標25および基準傾き値26を入力し、デー
タファイル39に登録する。
【0029】ステップ102で、起動スイッチ47が押
されたことを確認して、データファイル39に登録され
た物品31の残個数18と1段分の物品31の個数21
から、パレット上に積み上げられた物品の最上段の段数
Nを計算する(ステップ103)。
【0030】次に、ステップ104では、データファイ
ル39に登録された取出伝票11の中から、第N段めの
積付パターンナンバー20を検索してそのナンバーをメ
モリ49に登録する。次いで、ステップ105では、デ
ータファイル39から物品の長辺の長さ(L)、短辺の
長さ(W)を読み込み、メモリ49に登録する。
【0031】次いで、ステップ106で、画像処理手段
40に動作開始信号を出力して処理を終了する。
【0032】図4は、マイクロコンピューター51のメ
モリ49に登録された画像処理手段40のフローチャー
トである。画像処理手段40は、作業指示入力手段38
から動作開始信号を受信して、ステップ110から開始
する。ステップ110では、ステップ104でメモリ4
9に登録された積付パターンナンバー20を読み込み、
変数PNOに代入する。ステップ111では、ステップ1
05でメモリ49に登録された長辺の長さ(L)、短辺
の長さ(W)を読み込み、変数Lp およびWpにそれぞ
れ代入する。
【0033】ステップ112では、図5に示す認識領域
56の長辺の長さLd と短辺の長さWd が、変数Lp
よび変数Wp に代入された値の1.5倍になるように計
算する。この実施例では、下記式(3),(4)に示す
ように1.5倍としたが、特に1.5倍に限定する必要
はなく、Lp およびWp よりやや大きめの数値であれば
良い。 Ld =1.5*Lp (3) Wd =1.5*Wp (4)
【0034】ステップ113では、データファイル39
に登録された積付パターン22の中から、積付パターン
ナンバー23がPNOと一致する積付パターンを検索し、
その積付パターン22のX座標24およびY座標25の
各式とLp およびWp の値から、第1基準位置の座標
(X,Y)を計算する。基準傾きに関しては、データフ
ァイル39に登録された基準傾き値26の値をそのまま
代入する。
【0035】ステップ114では、撮像装置37の出力
画像に、第1基準位置(X,Y)を中心にして、長辺お
よび短辺の長さがそれぞれLd 及びWd である認識領域
56を作成する。
【0036】ステップ115では、認識領域56内の物
品の4つの頂点P1,P2,P3,P4を画像認識し、
その座標(xp1,yp1),(xp2,yp2),(xp3,y
p3),(xp4,yp4)を求める。
【0037】ステップ116では、物品の中心位置を示
す位置データ(xp ,yp )を、下記式(5),(6)
に示すように計算する。 xp =(xp1+xp2+xp3+xp4)/4 (5) yp =(yp1+yp2+yp3+yp4)/4 (6)
【0038】ステップ117では、物品の傾きデータθ
p を、下記式(7)に示すように計算する。 θp =TAN-1(|yp2−yp1|)/(|xp2−xp1|) (7) ステップ118で、積付パターン切換手段41に動作開
始信号を出力して処理を終了する。
【0039】図6は、マイクロコンピュータ51のメモ
リ49に登録された積付パターン切換手段41のフロー
チャートである。積付パターン切換手段41は、画像処
理手段40からの動作開始信号を受信して、ステップ1
40からスタートする。ステップ140では、積付パタ
ーン22の第1基準位置(X,Y)と物品の位置データ
(xp ,yp )との距離の差DISを、下記式(8)に
示すように計算する。
【0040】
【数1】
【0041】ステップ141では、積付パターン22の
第1基準傾き値θと物品の傾きデータ値θp との差PH
を、下記式(9)に示すように計算する。 PH=|θ−θP | (9)
【0042】ステップ142では、上記距離の差DIS
が予め定められた所定値を越えているかチェックし、越
えている場合にはステップ144に進み、越えていない
場合にはステップ143に進む。
【0043】ステップ143では、PHが予め定められ
た所定値を越えているかチェックし、越えている場合に
はステップ144に進み、越えていない場合にはステッ
プ146に進む。
【0044】ステップ144では、データファイル39
に登録された積付パターン22の中から、積付パターン
ナンバー23がPNOと一致しない別の積付パターンを検
索しその積付パターンナンバー23をメモリ49に登録
する。
【0045】ステップ145では、画像処理手段40に
動作開始信号を出力して処理を終了する。
【0046】ステップ146では、積付パターンナンバ
ーがPNOであるこの積付パターンをロボット動作用積付
パターンとしてメモリ49に登録する。ステップ147
では、取り出し動作制御手段42に対して動作開始信号
を出力して処理を終了する。
【0047】図7は、マイクロコンピュータ51のメモ
リ49に登録された取り出し動作制御手段42のフロー
チャートである。取り出し動作制御手段42は、積付パ
ターン切換手段41からの動作開始信号を受信して、ス
テップ150から開始する。
【0048】ステップ150では、ステップ146でメ
モリ49に登録されたロボット動作用積付パターンのナ
ンバーを読み込み、変数PR に代入する。ステップ15
1では、データファイル39に登録された積付パターン
22の中から積付パターンナンバー23がPR と一致す
る積付パターン22を検索する。
【0049】ステップ152で、認識領域ナンバーNを
初期化(N←1)し、ステップ153で、撮像装置37
の出力画像に第N認識領域を作成する。ステップ153
は、認識領域ナンバーは異なるが、図4におけるステッ
プ112からステップ114までの処理と同様である。
【0050】ステップ154では、物品の位置データ
(xp ,yp )と傾きデータθp を求める。ステップ1
54の処理は、図4におけるステップ115からステッ
プ117までの処理と同様である。
【0051】ステップ155では、物品の位置データ
(xp ,yp )と傾きデータθp をロボットコントロー
ラー34に送信し、ステップ156で、ロボットコント
ローラー34に対し、パレット30上の物品31を物品
コンベア35上の払出位置36へ搬送する指示を出す。
【0052】搬送が終了すると(ステップ157)、認
識領域ナンバーNを更新(N←N+1)し(ステップ1
58)、Nがデータファイル39に登録された搬送個数
17を越えない場合にはステップ153に戻り処理を継
続する(ステップ159)。Nが搬送個数17を越える
場合には(ステップ159)、処理を終了する。
【0053】このように構成された産業用ロボット装置
においては、物品31を画像認識して得た位置データお
よび傾きデータと積付パターン22の基準位置および基
準傾きとの各々のデータ値の差が所定値を越える場合に
は、積付パターン22を別の積付パターンに切り換え
て、再度、物品31を画像認識できる。この結果、人間
が取出伝票11の積付パターンナンバー20の入力を間
違えても、人手による積付パターンナンバー20の修正
作業を不要にすることができる。
【0054】また、予め指定した積付パターン22とは
別の積付パターン積み上げられた物品31のパレット3
0が搬送されてきても、人手による積付パターンナンバ
ー20の修正作業を不要にすることができる。
【0055】実施例2.図8は実施例2の産業用ロボッ
ト装置の構成を示す説明図である。なお、図15で示し
た従来の産業用ロボット装置と同様の部分については、
同符号を付して説明を省略する。図中、31はパレット
30上に積み上げられた物品、32はパレット30をロ
ボット稼働位置へ搬入するパレット用コンベアで、後述
する産業用ロボット33の所定位置にパレット30を搬
送するようになっている。33はパレット30上の物品
31を物品用コンベア35上の払出位置36へ搬送する
産業用ロボットである。産業用ロボット33には、その
動きを制御するロボットコントローラー34が接続され
ている。産業用ロボット33の上方には、パレット30
上の物品31を撮影する撮像装置37が設けられてい
る。
【0056】38は物品31の搬送に必要な取出伝票1
1および積付パターン22を入力する作業指示入力手段
で、38により入力されたデータはデータファイル39
に格納される。第2画像処理手段65は、作業指示入力
手段38からの動作開始信号を受信して、撮像装置37
の出力画像に積付パターン22により認識領域を作成
し、物品31の4つの頂点が認識できるかどうか判別し
て、第2積付パターン切換手段66に動作開始信号を出
力するようになっている。
【0057】第2積付パターン切換手段66は、第2画
像処理手段65により4つの頂点が認識できないと判別
された場合には、積付パターンを別の積付パターンに切
り換えて、第2画像処理手段65に動作開始信号を出力
する。取り出し動作制御手段42は、第2積付パターン
切換手段66からの動作開始信号を受信するとともに、
パレット用コンベア32、ロボットコントローラー3
4、物品用コンベア35、撮像装置37の動きを制御す
るようになっている。
【0058】実施例2の電気的な接続関係を示す信号接
続図は、実施例1の図2と同様であるので説明を省略す
る。
【0059】このように構成された産業用ロボット装置
は図9から図10に示す如く動作する。作業指示入力手
段38の動作を示すフローチャートは実施例1の図3と
同じであるので説明を省略する。図9は、マイクロコン
ピュータ51のメモリ49に記憶された第2画像処理手
段の動作を示すフローチャートである。
【0060】第2画像処理手段65は、作業指示入力手
段38から動作開始信号を受信して、ステップ170か
ら開始する。ステップ170からステップ174は、図
4のステップ110からステップ114の処理と同様で
あるので説明を省略する。
【0061】ステップ175で、認識領域内の物品の4
つの頂点が画像認識できたかどうか判別し、認識できた
場合にはステップ176へ進み、認識できない場合には
ステップ177に進む。
【0062】ステップ176では、認識変数Nf に0を
代入し、ステップ177では認識変数Nf に1を代入す
る。
【0063】ステップ178では、認識変数Nf をメモ
リ49に登録して、ステップ179で、第2積付パター
ン切換手段66に動作開始信号を出力して処理を終了す
る。
【0064】図10は、マイクロコンピュータ51のメ
モリ49に記憶された第2積付パターン切換手段66の
動作を示すフローチャートである。第2積付パターン切
換手段66は、第2画像処理手段65からの動作開始信
号を受信して、ステップ190から開始する。
【0065】ステップ190で、第2画像処理手段65
が物品の4つの頂点が正しく認識できたかどうかを判別
する。すなわち、認識変数Nf が0であるか、1である
かを判別する。認識変数Nf が0である場合は正しく認
識できたとしてステップ191に進み、Nf が1である
場合は正しく認識できなかったものとしてステップ19
3に進む。
【0066】ステップ191では、この積付パターンナ
ンバーPNOを、ロボット動作用積付パターンとしてメモ
リ49に登録する。
【0067】ステップ192では、取り出し動作制御手
段42に対して動作開始信号を出力して処理を終了す
る。
【0068】ステップ193では、データファイル39
に登録された積付パターン22の中から、この積付パタ
ーンナンバーPNOと一致しない別の積付パターンを検索
し、この積付パターン23をメモリ49に登録する。
【0069】ステップ194で、第2画像処理手段65
に動作開始信号を出力して処理を終了する。
【0070】取り出し動作制御手段42の動作を説明す
るフローチャートは、実施例1の図7と同様であるので
説明を省略する。
【0071】このように構成された産業用ロボット装置
においては、物品31の4つの頂点を画像認識できない
場合には、積付パターン22を別の積付パターンに切り
換え、再度、物品を画像認識できるように構成したの
で、人間が取出伝票11の積付パターンナンバー20の
入力を間違えても、人手による積付パターンナンバー2
0の修正作業を不要にすることができる。
【0072】また、予め指定した積付パターン22とは
別の積付パターンで積み上げられた物品31のパレット
30が搬送されてきても、人手による積付パターンナン
バー20の修正作業を不要にすることができる。
【0073】実施例3.図11は実施例3の産業用ロボ
ット装置の構成を示す説明図である。なお、図15で示
した従来の産業用ロボット装置と同様の部分について
は、同符号を付して説明を省略する。図中、31はパレ
ット30上に積み上げられた物品、32はパレット30
をロボット稼働位置へ搬入するパレット用コンベアで、
後述する産業用ロボット33の所定位置にパレット30
を搬送するようになっている。33はパレット30上の
物品31を物品用コンベア35上の払出位置36へ搬送
する産業用ロボットである。産業用ロボット33には、
その動きを制御するロボットコントローラー34が接続
されている。産業用ロボット33の上方には、パレット
30上の物品31を撮影する撮像装置37が設けられて
いる。
【0074】38は物品31の搬送に必要な取出伝票1
1および積付パターン22を入力する作業指示入力手段
で、38により入力されたデータはデータファイル39
に格納される。第3画像処理手段70は、作業指示入力
手段38からの動作開始信号を受信して、撮像装置37
の出力画像に積付パターン22により認識領域を作成
し、物品31の位置データおよび傾きデータを得て、位
置データおよび傾きデータと積付パターン22の基準位
置および基準傾きとのずれ度を求めて、積付パターン選
択手段71に動作開始信号を出力するようになってい
る。
【0075】実施例3の電気的な接続関係を示す信号接
続図は、実施例1の図2と同様であるので説明を省略す
る。
【0076】このように構成された産業用ロボット装置
は図12から図14に示す如く動作する。作業指示入力
手段38の動作を示すフローチャートは実施例1の図3
と同様であるので説明を省略する。図12乃至図13
は、マイクロコンピュータ51のメモリ49に記憶され
た第3画像処理手段の動作を示すフローチャートであ
る。
【0077】第3画像処理手段70は、作業指示入力手
段38から動作開始信号を受信して、ステップ200か
ら開始する。ステップ200からステップ204は、図
4のステップ110からステップ114の処理と同様で
あるので説明を省略する。
【0078】ステップ205で、認識領域内の物品の4
つの頂点が画像認識できたかどうか判別し、認識できた
場合にはステップ206へ進み、認識できない場合には
ステップ210に進む。
【0079】ステップ206では、認識変数Nf に0を
代入し、ステップ207では認識変数Nf をメモリ49
に登録して、ステップ208で、積付パターン選択手段
71に動作開始信号を出力して処理を終了する。
【0080】ステップ210では、認識領域ナンバーN
を初期化(N←1)し、ステップ211で、撮像装置3
7の出力画像に、第N認識領域を作成する。ステップ2
11は、認識領域ナンバーは異なるが、図4におけるス
テップ112から114までの処理と同様である。
【0081】ステップ212で、認識領域内の物品4つ
の頂点が画像認識できたかどうかを判別し、認識できた
場合にはステップ213へ進み、認識できない場合には
ステップ217に進む。
【0082】ステップ213では、物品の中心位置を示
す位置データ(xp ,yp )を、下記式(10),(1
1)に示すように計算する。 xp =(xp1+xp2+xp3+xp4)/4 (10) yp =(yp1+yp2+yp3+yp4)/4 (11)
【0083】ステップ214では、物品の傾きデータθ
p を、下記式(12)に示すように計算する。 θp =TAN-1(|yp2−yp1|)/(|xp2−xp1|) (12)
【0084】ステップ215では、積付パターン22の
第N基準位置(X,Y)と物品の位置データ(xp ,y
p )との距離の差DISを、下記式(13)に示すよう
に計算する。
【0085】
【数2】
【0086】ステップ216では、積付パターン22の
第1基準傾き値θと物品の傾きデータ値θp との差PH
を、下記式(14)に示すように計算する。 PH=|θ−θP | (14)
【0087】ステップ217では第N基準位置(X,
Y)と物品の位置データ(xp ,yp)との距離の差D
ISを、認識領域内の対角線の長さ(=最大長さ)とし
て、DISを、下記式(15)に示すように計算する。
【0088】
【数3】
【0089】ステップ218では、第N基準傾き値θと
物品の傾きデータ値θp との差PHを90(=90度:
最大傾きずれ量)として、下記式(16)に示すよう
に、90をPHに代入する。 PH=90 (16)
【0090】ステップ219では、各領域で計算された
DISの総和SUMD を、下記式(17)に示すように
計算する。 SUMD =SUMD +DIS (17)
【0091】ステップ220では、各領域で計算された
PHの総和SUMp を、下記式(18)に示すように計
算する。 SUMp =SUMp +PH (18)
【0092】ステップ221で、認識領域ナンバーNを
更新(N←N+1)し、ステップ222では、積付パタ
ーン22の中に第N番めの基準位置が存在する場合には
ステップ211に戻り、処理を継続する。第N番めの基
準位置が存在しない場合にはステップ223に進む。
【0093】ステップ223では、SUMD とSUMp
の和であるずれ度ZRを、下記式(19)に示すように
計算する。 ZR=SUMD +SUMp (19) ステップ224では、この積付パターンナンバーPNO
ずれ度ZRをメモリ49に登録する。
【0094】ステップ225では、データファイル39
に、まだ積付パターンナンバーPNOと一致しない別の積
付パターンが登録されているかを検索し、登録されてい
る場合には、ステップ226に進み、登録されていない
場合には、ステップ228に進み、処理を継続する。
【0095】ステップ226では、下記式(120)に
示すように、SUMD とSUMp に0を代入する。 SUMD ←0,SUMp ←0 (20)
【0096】ステップ227では、ステップ225で検
索した別の積付パターンナンバーを変数PNOに代入し、
ステップ210に戻り処理を継続する。
【0097】ステップ228では、認識変数Nf に1を
代入して、ステップ207に戻り、処理を継続する。
【0098】図14は、マイクロコンピュータ51のメ
モリ49に登録された積付パターン選択手段71のフロ
ーチャートである。積付パターン選択手段71は、第3
画像処理手段70からの動作開始信号を受信して、ステ
ップ240からスタートする。
【0099】ステップ240で、第3画像処理手段70
が物品の4つの頂点を正しく認識できたかどうかを判別
する。すなわち、認識変数Nf が0であるか1であるか
を判別する。認識変数Nf が0である場合は、正しく認
識できたとして、ステップ241に進み、Nf が1であ
る場合は、正しく認識できなかったものとしてステップ
243に進む。
【0100】ステップ241では、この積付パターンナ
ンバーPNOをロボット動作用積付パターンとして、メモ
リ49に登録する。
【0101】ステップ243では、ステップ224でメ
モリ49に登録したずれ度ZRのなかで、最もずれ度Z
Rの値が小さい積付パターンナンバーを検索し、この積
付パターンナンバーを、ロボット動作用積付パターンと
してメモリ49に登録し、ステップ242に進む。
【0102】ステップ242では、取り出し動作制御手
段42に動作開始信号を出力して処理を終了する。
【0103】取り出し動作制御手段42の動作を説明す
るフローチャートは、実施例1の図7と同様であるので
説明を省略する。
【0104】このように構成された産業用ロボット装置
においては、物品31を画像認識して得た位置データお
よび傾きデータと積付パターン22の基準位置および基
準傾きとのずれ度を求め、複数の積付パターン22の中
から最もずれ度の小さい積付パターンを選択するよう構
成したので、人間が取出伝票11の積付パターンナンバ
ー20の入力を間違えても、人手による積付パターンナ
ンバー20の修正作業を不要にすることができる。
【0105】また、予め指定した積付パターン22とは
別の積付パターンで積み上げられた物品31のパレット
30が搬送されてきても、人手による積付パターンナン
バー20の修正作業を不要にすることができる。
【0106】
【発明の効果】以上のように、この発明に係わる産業用
ロボット装置によれば、人間が取出伝票11の積付パタ
ーンナンバー20の入力を間違えても、人手による積付
パターンナンバー20の修正作業を不要にすることがで
き省人化することができる。
【0107】また、予め指定した積付パターンとは別の
積付パターンで積み上げられた物品のパレットがパレッ
トコンベアによって搬送されてきても、人手による積付
パターンナンバー20の修正作業を不要にすることがで
き省人化することができる。
【0108】また、この発明に係わる産業用ロボット装
置によれば、人間が取出伝票の積付パターンナンバーの
入力を間違えても、人手による積付パターンナンバーの
修正作業を不要にすることができ省人化することができ
る。
【0109】また、予め指定した積付パターンとは別の
積付パターンで積み上げられた物品のパレットがパレッ
トコンベアによって搬送されてきても、人手による積付
パターンナンバーの修正作業を不要にすることができ省
人化することができる。
【0110】また、この発明に係わる産業用ロボット装
置によれば、人間が取出伝票の積付パターンナンバーの
入力を間違えても、人手による積付パターンナンバーの
修正作業を不要にすることができ省人化することができ
る。
【0111】また、予め指定した積付パターンとは別の
積付パターンで積み上げられた物品のパレットがパレッ
トコンベアによって搬送されてきても、人手による積付
パターンナンバーの修正作業を不要にすることができ省
人化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1の構成を示す説明図であ
る。
【図2】 実施例1の電気的な接続関係を示す説明図で
ある。
【図3】 実施例1の作業指示入力手段の動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】 実施例1の画像処理手段の動作を示すフロー
チャートである。
【図5】 実施例1で用いた撮像装置の出力画像を示す
説明図である。
【図6】 実施例1の積付パターン切換手段の動作を示
すフローチャートである。
【図7】 実施例1の取り出し動作制御手段の動作を示
すフローチャートである。
【図8】 実施例2の構成を示す説明図である。
【図9】 実施例2の第2画像処理手段の動作を示すフ
ローチャートである。
【図10】 実施例2の第2積付パターン切換手段の動
作を示すフローチャートである。
【図11】 実施例3の構成を示す説明図である。
【図12】 実施例3の第3画像処理手段の動作を示す
フローチャートである。
【図13】 実施例3の第3画像処理手段の動作を示す
フローチャートである。
【図14】 実施例3の積付パターン選択手段の動作を
示すフローチャートである。
【図15】 従来の産業用ロボット装置の平面図であ
る。
【図16】 取出伝票の説明図である。
【図17】 積付パターンの説明図である。
【図18】 積付パターンの説明図である。
【符号の説明】
30 パレット、31 物品、32 パレット用コンベ
ア、33 産業用ロボット、34 ロボットコントロー
ラー、35 物品用コンベア、36 払出位置、37
撮像装置、38 作業指示入力手段、39 データファ
イル、40 画像処理手段、41 積付パターン切換手
段、42 取り出し動作制御手段、65第2画像処理手
段、66 第2積付パターン切換手段、70 第3画像
処理手段、71 積付パターン選択手段。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パレット上に積層された物品を所定領域
    に移送する産業用ロボットと、 前記パレット上の前記物品の積層状態を撮影する撮像手
    段と、 前記撮像手段によって得られた前記物品の一段分の積層
    パターン画像中に所定の認識領域を作成して前記物品の
    位置データ及び傾きデータを得る画像処理手段と、 前記位置データ及び前記傾きデータと予め設定された基
    準積層パターン中の前記物品の基準位置データ及び基準
    傾きデータとの夫々のデータ値の差が許容値に入るよう
    に前記認識領域を修正した後に前記画像処理手段に動作
    開始信号を出力する積層パターン切換手段と、 を具備することを特徴とする産業用ロボット装置。
  2. 【請求項2】 パレット上に積層された物品を処理領域
    に移送する産業用ロボットと、 前記パレット上の前記物品の積層状態を撮影する撮像手
    段と、 前記撮像手段によって得られた前記物品の一段分の積層
    パターン画像中に所定の認識領域を作成する第2画像処
    理手段と、 前記認識領域中の前記物品の配置が許容範囲内になるよ
    うに前記認識領域を修正した後に前記画像処理手段に動
    作開始信号を出力する積層パターン切換手段と、 を具備することを特徴とする産業用ロボット装置。
  3. 【請求項3】 パレット上に積層された物品を所定領域
    に移送する産業用ロボットと、 前記パレット上の前記物品の積層状態を撮影する撮像手
    段と、 前記撮像手段によって得られた前記物品の所定段分の積
    層パターン画像中に所定の認識領域を作成して前記物品
    の位置データ及び傾きデータを得る画像処理手段と、 前記位置データ及び前記傾きデータと予め設定された基
    準積層パターン中の前記物品の基準位置データ及び基準
    傾きデータとの夫々のデータ値の差を前記物品の各積層
    段分ごとに算出して該差の値が許容値に入る前記所定段
    分の前記積層パターン画像に基づいて前記画像処理手段
    に動作開始信号を出力する積層パターン切換手段と、 を具備することを特徴とする産業用ロボット装置。
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