JPH08116087A - 光モジュール - Google Patents

光モジュール

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Publication number
JPH08116087A
JPH08116087A JP24953794A JP24953794A JPH08116087A JP H08116087 A JPH08116087 A JP H08116087A JP 24953794 A JP24953794 A JP 24953794A JP 24953794 A JP24953794 A JP 24953794A JP H08116087 A JPH08116087 A JP H08116087A
Authority
JP
Japan
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reference potential
light
optical module
potential region
light emitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP24953794A
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English (en)
Inventor
Toshio Mizue
俊雄 水江
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP24953794A priority Critical patent/JPH08116087A/ja
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  • Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノイズによる外乱を十分に抑える。 【構成】 光モジュールは両面実装タイプであり、セラ
ミック基板1の上面に、受光素子41及びその初段増幅
IC42、発光素子43などを実装し、下面には、ノイ
ズ発生源となるコンパレータIC44、発光素子43の
駆動IC45を実装している。さらに、受信側回路と受
信側回路を、互いに分離した第1及び第2グランドパタ
ーン10、20に対してそれぞれ構成し、最もノイズの
影響を受けやすい初段増幅IC42及び受光素子41を
導電性のリッド51で封止した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信分野を行なう光
データリンクに使用される光モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭59−16389号公報には、発
光素子と受光素子とを有する双方向の光モジュールが開
示されており、図5に示すように、発光素子を含む送信
回路101と受光素子を含む受信回路102とを、スペ
ーサ103によって光学的に分離して気密封止してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような光データリ
ンクを構成する光モジュールでは、その受信部の受信感
度を高く保つことが、その性能上極めて重要であり、こ
のためにはノイズによる外乱を極力抑えることが必要と
なる。このノイズとしては、外部からのノイズ、送信部
の駆動回路からのノイズ、受信部の比較回路からのノイ
ズなどが主なノイズである。これに対し、図5に示すタ
イプの光モジュールでは、外部からのノイズを低減でき
るものの、他ノイズの対策が十分ではなかった。
【0004】本発明は、このような課題を解決すべくな
されたものであり、その目的は、ノイズによる外乱を十
分に抑えることができる光モジュールを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明にかかる
光モジュールは、絶縁基板の一方の面側に、受光素子、
その初段増幅素子及び発光素子を少なくとも実装してお
り、この受光素子及びその初段増幅素子を含む受信回路
部に対応して第1基準電位領域を形成し、発光素子を含
む送信回路部に対応して第2基準電位領域を第1基準電
位領域と電気的に絶縁した状態で形成する。そして、第
1基準電位領域と電気的に接続され、かつ、少なくとも
この受光素子に対応した部位に光透過部を有する導電性
の蓋体で、受光素子及びその初段増幅素子を覆う。さら
に、絶縁性基板の他方の面側に受信回路部を構成する第
1機能素子群を実装すると共に、この同じ他方の面側に
送信回路部を構成する第2機能素子群を実装し、両面実
装として構成する。
【0006】
【作用】第1基準電位領域には受信回路部が構成され、
第2基準電位領域には送信回路部が構成される。このた
め、送信回路部と受信回路部とを電気的に分離でき、G
NDパターンなどの基準電位領域が、送・受信回路で共
通である場合に比べ、他方の回路部に回り込むノイズが
低減される。
【0007】また、ノイズの影響を最も受けやすい初段
増幅素子及び受光素子を、第1基準電位と接続した導電
性の蓋体で覆うことで、これらの素子全体が電磁的にシ
ールドされた状態となる。
【0008】さらに、例えば受光素子側のコンパレータ
や発光素子側の駆動素子など、ノイズの発生源となる第
1、第2機能素子群を、初段増幅素子などを実装した絶
縁性基板の面と反対側の面に実装するので、これらから
発生されるノイズの影響を受け難くなる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について添付
図面を参照して説明する。図1に本実施例にかかる光モ
ジュールを示す。この光モジュールは、セラミック基板
1の一方の面(以下、便宜上「上面」という)に、光信
号の送受信を行なう受光素子41、受光素子41の出力
信号を増幅する初段増幅IC42、光信号を出射する発
光素子43などを実装し、他方の面(以下、便宜上「下
面」という)に、初段増幅IC42からの信号が与えら
れるコンパレータIC44、発光素子43の駆動IC4
5などの素子を実装した、両面実装タイプの光モジュー
ルを構成している。
【0010】また、この光モジュールは、セラミック基
板1に対して、互いに分離された第1グランドパターン
10及び第2グランドパターン20を有しており、第1
グランドパターン10側で受光素子41を含む光受信回
路を構成し、第2グランドパターン20側で発光素子4
3を含む光送信回路を構成している。
【0011】グランドパターン10、20は、スルーホ
ール11、21を介してセラミック基板1の両面に形成
しており、グランドパターン10、20上には、絶縁層
30を介して配線パターン12、22を形成しており、
この配線パターン12、22もスルーホール13、23
を介してセラミック基板1の両面に亘って形成してい
る。
【0012】受光素子41及び初段増幅IC42は、金
属、又は導電処理を施したプラスッチクなどによって形
成した導電性のリッド(蓋体)51によって覆われてお
り、このリッド51は、その外縁部を、セラミック基板
1上に表出した第1グランドパターン10に対し、Au
−Snハンダによって固定している。このような構成と
することで、受光素子41及び初段増幅IC42は、G
NDレベルに接続した導電体によって封止されることと
なり、ノイズの影響を最も受けやすいこれらの素子が電
磁的にシールドされることとなる。
【0013】また、受光素子41に隣設する上面側の発
光素子43などは、出射される光信号を遮るのを防止す
るために透明なリッド53を用い、下面側に実装した送
・受信回路部は単一のリッド54を用いて、それぞれ樹
脂のポッテイングによってセラミック基板1上に封止さ
れている。なお、各リッド53、54は、導電性を有す
る材質で形成することもでき、この場合には、図1に示
すように、リッド51と同様、グランドパターン10、
20を利用して固定する。また、リッド53を不透明な
材料で形成した場合には、発光素子43に対応した部位
に、光信号を透過させるための開口窓を形成する必要が
ある。
【0014】このように構成する光モジュールの外観
は、図2に示すように、セラミック基板1の上面と下面
を、それぞれリッド51、53及び54によって封止さ
れた構成となる。この後、図3に示すように、セラミッ
ク基板1の一方の長辺部に各リードピン55を取り付け
る。各リードピン55はエッジクリップの形態で基板端
部に嵌着されており、光送信回路、光受信回路に電気的
に接続される。さらに、この光モジュールは、レンズ6
1、スリーブ62及びレセプタクル63を一体化したパ
ッケージ60の一端面に配置した後、このパッケージ6
0の一端面に裏面カバー64を装着することで、双方向
光データリンクモジュールが構成される。
【0015】また、図1などで示した光モジュールで
は、下面側もリッド54で封止する例を示したが、下面
側に実装された素子を樹脂70のポッティングにより封
止することも可能である。なお、このタイプを図4に例
示するが、基本的な構成は図1の光モジュールと同一で
あり、説明は省略する。
【0016】さらに、前述した実施例では、リッド51
を第1グランドパターン10に対し、Au−Snハンダ
によって固定する場合を例示したが、この例に限定する
ものではなく、例えば、導電性樹脂によってダイボンド
することにより、第1グランドパターン10に対して固
定することもできる。また、受光素子に対して光を透過
させる部材としてガラス窓を例示したが、この他にも透
明導電膜(ITO)をコーティングしたプラスチック製
のリッドなどを用いることもできる。
【0017】以上説明したように、本実施例で例示した
光モジュールは、前述したようにノイズの影響を抑える
ことができると共に、各素子の特性を考慮しつつ、各素
子を基板の両面に実装する構成を採用したので、部品の
実装密度を向上させることができ、光モジュール自体の
小型化を一層するめることが可能である。この結果、部
品点数、加工プロセスの低減に寄与し低コスト化を図る
ことができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる光
モジュールは、発光素子、受光素子などを絶縁性基板の
一方の面に配し、ノイズの発生源となる素子を含む第
1、第2機能素子群を絶縁性基板の他方の面に配すると
共に、受信側回路の基準電位領域(第1基準電位領域)
と送信側回路の基準電位領域(第2基準電位領域)とを
分離し、かつ、ノイズの影響を最も受けやすい初段増幅
素子などを導電性の蓋体で覆う構成を採用した。
【0019】このため、初段増幅素子などを電磁的に十
分にシールドすることができ、外部から到来するノイ
ズ、他の機能素子で発生されるノイズ、及び、GNDな
どの基準電位から回り込むノイズを、十分に抑えること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例にかかる光モジュールを示す縦断面図
である。
【図2】図1に示した光モジュールの外観を示す斜視図
である。
【図3】図2の光モジュールにリードピンを設けた後、
パッケージと一体化させる状態を示す分解斜視図であ
る。
【図4】光モジュールの他の実施例を示す縦断面図であ
る。
【図5】従来の光モジュールの構成を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1…セラミック基板、10…第1グランドパターン、2
0…第2グランドパターン、11、21…スルーホール
(グランドパターン用)、12、22…配線パターン、
13、23…スルーホール(配線パターン用)、30…
絶縁層、41…受光素子、42…初段増幅IC、43…
発光素子、44…コンパレータ、45…駆動IC、5
1、53、54…リッド、52…ガラス窓。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板の一方の面側に実装された受光
    素子、その初段増幅素子及び発光素子と、 前記受光素子及びその初段増幅素子を含む受信回路部に
    対応し、前記絶縁基板に形成された第1基準電位領域
    と、 前記第1基準電位領域と電気的に絶縁され、かつ、前記
    発光素子を含む送信回路部に対応し、前記絶縁基板に形
    成された第2基準電位領域と、 前記第1基準電位領域と電気的に接続され、かつ、前記
    受光素子及びその初段増幅素子を覆うと共に、少なくと
    もこの受光素子に対応した部位に光透過部を有する導電
    性の蓋体と、 前記絶縁性基板の他方の面側に実装され、前記受信回路
    部を構成する第1機能素子群と、 前記絶縁性基板の前記他方の面側に実装され、前記送信
    回路部を構成する第2機能素子群と、 を備える光モジュール。
  2. 【請求項2】 前記第1機能素子群は、前記初段増幅素
    子から信号が与えられるコンパレータを含むことを特徴
    とする請求項1記載の光モジュール。
  3. 【請求項3】 前記第2機能素子群は、前記発光素子を
    駆動する駆動ICを含むことを特徴とする請求項1記載
    の光モジュール。
JP24953794A 1994-10-14 1994-10-14 光モジュール Pending JPH08116087A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019141470A (ja) * 2018-02-23 2019-08-29 富士ゼロックス株式会社 生体情報測定装置

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