JPH0811471A - Icカードのカード基板用の補強枠およびカード基板の製造方法ならびにicカードの製造方法 - Google Patents

Icカードのカード基板用の補強枠およびカード基板の製造方法ならびにicカードの製造方法

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Publication number
JPH0811471A
JPH0811471A JP6150728A JP15072894A JPH0811471A JP H0811471 A JPH0811471 A JP H0811471A JP 6150728 A JP6150728 A JP 6150728A JP 15072894 A JP15072894 A JP 15072894A JP H0811471 A JPH0811471 A JP H0811471A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
reinforcing frame
card substrate
substrate
frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP6150728A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Kagaya
英樹 加賀屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Akita Electronics Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Akita Electronics Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Akita Electronics Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH0811471A publication Critical patent/JPH0811471A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ICカードのカード基板の樹脂硬化収縮によ
る補強枠の変形を防止できる技術を提供する。 【構成】 カード基板へのモールド後に除去されるダミ
ーリブ7b1 を補強枠7の枠本体7a内に形成する。こ
れによって、必要なリブ7bを必要な位置に設けること
ができない回路構成部品のレイアウトの場合であって
も、カード基板の樹脂硬化収縮による補強枠7の内方へ
の反り変形が有効に防止され、区画領域に取り付けられ
る回路基板が取付不能になることが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はICカードのカード基板
用の補強枠およびカード基板の製造方法ならびにICカ
ードの製造方法に関し、特にICカードの回路構成部品
が搭載された取付基板にモールドされる枠体の変形防止
に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】回路構成部品が搭載されたカード形状の
ICカードは、その携帯性や高速動作の外部記憶メディ
アとしての利便性からノートブック形パソコンや多機能
端末機など、OA分野を中心として急速に普及しつつあ
る。
【0003】このICカードは、内部に所定の動作を行
う回路構成部品およびコネクタが設けられたカード基板
にプレートが固定された構成を有している。
【0004】ここで、回路構成部品が搭載される複数の
区画領域が形成された樹脂製のカード基板は、成形後に
おけるカード基板の樹脂硬化収縮に起因するこの区画領
域の変形によって回路基板が取付不能にならないよう
に、内部に補強枠がモールドされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者の検討によれ
ば、この補強枠17は、たとえば図4(a)に示すよう
な平面形状を有するもので、枠本体17aと、その内部
に形成されて枠本体17aを所定の形状に保つリブ17
bとからなっている。ここで、回路構成部品を搭載する
ときの邪魔にならないように、リブ17bは区画領域の
間に位置されるようになっている。したがって、図4
(a)に示すように、回路構成部品のレイアウトによっ
ては、必要なリブ17bを必要な位置に設けることがで
きない場合が発生する。
【0006】このような補強枠17が樹脂によってモー
ルドされると、リブ17bの不足部分が樹脂硬化収縮に
抗することができず、図4(b)に示すように枠本体1
7aが内方に反ることになる。これでは、区画領域が変
形して、その部分に回路構成部品が搭載された回路基板
を取り付けることができず、補強枠17を設けた意義が
減殺されることになる。
【0007】そこで、本発明の目的は、ICカードのカ
ード基板にモールドされた補強枠の樹脂硬化収縮による
変形を防止できる技術を提供することにある。
【0008】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかにな
るであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を説明すれば、次の通
りである。
【0010】すなわち、本発明におけるICカードのカ
ード基板用の補強枠は、回路構成部品が搭載された回路
基板が取り付けられるカード基板にモールドされる補強
枠であって、カード基板へのモールド後に除去されるダ
ミーリブが前記補強枠の枠本体内に形成されているもの
である。
【0011】また、本発明におけるICカードのカード
基板の製造方法は、枠本体と枠本体内に設けられたリブ
とからなる補強枠をモールドした後、ダミーリブを除去
するものである。
【0012】そして、本発明におけるICカードの製造
方法は、枠本体と枠本体内に設けられたリブとからなる
補強枠をモールドした後にダミーリブを除去してカード
基板を形成し、回路構成部品が搭載された回路基板をカ
ード基板の区画領域に取り付け、プレートをカード基板
に固定するものである。
【0013】
【作用】上記のような構成のカード基板用の補強枠、カ
ード基板の製造方法、およびICカードの製造方法によ
れば、枠本体内に形成され、モールド時における補強枠
の強度を保つダミーリブがモールド後に除去されるの
で、成形後における樹脂製のカード基板の樹脂硬化収縮
によって補強枠が内方に反ることがない。したがって、
区画領域の変形が防止されるので回路基板が取付不能に
なることがない。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面に基づいてさ
らに詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例である補強枠が用
いられたICカードを示す分解斜視図、図2はそのIC
カードのカード基板を示す斜視図、そして図3はそのカ
ード基板にモールドされた補強枠を示す平面図である。
【0016】図1に示すように、本実施例のICカード
1は、たとえば樹脂製のカード基板2とこのカード基板
を上下方向から挟むようにして固定されたプレート3と
からなるものである。
【0017】カード基板2は複数の区画領域2aに分割
されており、この区画領域2aにたとえば半導体チップ
4aなどの回路構成部品4が搭載された回路基板5が取
り付けられている。また、カード基板2の一辺にはコネ
クタ6が設けられ、このコネクタ6を通じて外部システ
ム(図示せず)と電気信号のやり取りが行われるように
なっている。プレート3はICカード1全体としての強
度を確保しつつ、これら回路構成部品4やコネクタ6が
外部からの衝撃等によって破損されるのを防止するため
のものであり、たとえば、ステンレス板よりなってい
る。
【0018】ここで、図2に示すように、カード基板2
には、成形後におけるカード基板2の樹脂硬化収縮によ
る変形を防止するための補強枠7がモールドされてお
り、補強枠7の枠本体7aがカード基板2の外周部に位
置され、リブ7bが区画領域2aの間に位置されてい
る。
【0019】この補強枠7は、図3(a)に示すよう
に、枠本体7aと、この枠本体7aに強度を付与する縦
方向と横方向のリブ7bとから構成されるものである。
図2および図3(a)の対比から明らかなように、図3
(a)に示すリブ7bの中にはカード基板2にモールド
されたときに相互の区画領域2aの間に位置しないも
の、すなわち区画領域2a中に位置することとなるダミ
ーリブ7b1 が形成されている。このダミーリブ7b1
はモールド時における補強枠7の強度を保つためのもの
で、図3(b)に示すように、モールド後は回路構成部
品4が搭載された回路基板5の取付のために除去される
ようになっている。
【0020】このような補強枠7が用いられたICカー
ド1は次のようにして製造される。
【0021】すなわち、補強枠7をモールドし、その後
に区画領域2aに位置するダミーリブ7b1 を除去して
樹脂製のカード基板2を形成する。次に、半導体チップ
4aなどの回路構成部品4が搭載された回路基板5をカ
ード基板2の区画領域2aに取り付け、これにコネクタ
6を接続する。そして、カード基板2の上下面にプレー
ト3を固定するものである。
【0022】このように、本実施例に示すICカード1
のカード基板2用の補強枠7によれば、モールド後に除
去されるダミーリブ7b1 が補強枠7の枠本体7a内に
形成されているので、成形後における樹脂硬化収縮によ
って補強枠7が内方に反ることが防止される。したがっ
て、区画領域2aが変形することがないので、回路基板
5が取付不能になることもない。
【0023】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることは言うまでもない。
【0024】たとえば、本実施例における補強枠7のダ
ミーリブ7b1 を含むリブ7bは、縦方向および横方向
に、且つ枠本体7aに対して垂直に設けられているが、
何れかの一方向に設けられていてもよく、また枠本体7
aに対して垂直である必要もない。
【0025】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下の通りである。
【0026】(1).すなわち、本発明におけるICカード
のカード基板用の補強枠によれば、カード基板へのモー
ルド後に除去されるダミーリブが補強枠の枠本体内に形
成されているので、必要なリブを必要な位置に設けるこ
とができない回路構成部品のレイアウトの場合であって
も、カード基板の樹脂硬化収縮による補強枠の内方への
反り変形が有効に防止されることになる。したがって、
区画領域が変形することがないので、この区画領域に取
り付けられる回路基板が取付不能になることもない。
【0027】(2).本発明におけるICカードのカード基
板の製造方法、およびICカードの製造方法によれば、
補強枠をモールドした後に区画領域に位置するダミーリ
ブを除去することによって補強枠に対して必要なリブを
設けることができる。したがって、カード基板の樹脂硬
化収縮による補強枠の変形が有効に防止されて区画領域
が変形することがなく、回路基板が取付不能になること
もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による補強枠が用いられたI
Cカードを示す分解斜視図である。
【図2】そのICカードのカード基板を示す斜視図であ
る。
【図3】(a)はそのカード基板にモールドされた補強
枠を示す平面図、(b)はその補強枠のダミーリブが除
去された状態を示す平面図である。
【図4】(a)はカード基板にモールドされた従来の補
強枠を示す平面図、(b)はモールド後におけるその補
強枠の変形状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ICカード 2 カード基板 2a 区画領域 3 プレート 4 回路構成部品 4a 半導体チップ 5 回路基板 6 コネクタ 7 補強枠 7a 枠本体 7b リブ 7b1 ダミーリブ 17 補強枠 17a 枠本体 17b リブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路構成部品が搭載された回路基板が取
    り付けられるカード基板にモールドされる補強枠であっ
    て、前記カード基板へのモールド後に除去されるダミー
    リブが前記補強枠の枠本体内に形成されていることを特
    徴とするICカードのカード基板用の補強枠。
  2. 【請求項2】 枠本体と前記枠本体内に設けられたリブ
    とからなる補強枠をモールドした後、ダミーリブを除去
    することを特徴とするICカードのカード基板の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 枠本体と前記枠本体内に設けられたリブ
    とからなる補強枠をモールドした後にダミーリブを除去
    してカード基板を形成し、回路構成部品が搭載された回
    路基板を前記カード基板の区画領域に取り付け、プレー
    トを前記カード基板に固定することを特徴とするICカ
    ードの製造方法。
JP6150728A 1994-07-01 1994-07-01 Icカードのカード基板用の補強枠およびカード基板の製造方法ならびにicカードの製造方法 Pending JPH0811471A (ja)

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