JPH08100029A - シクロオレフィンポリマー - Google Patents

シクロオレフィンポリマー

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JPH08100029A
JPH08100029A JP7200381A JP20038195A JPH08100029A JP H08100029 A JPH08100029 A JP H08100029A JP 7200381 A JP7200381 A JP 7200381A JP 20038195 A JP20038195 A JP 20038195A JP H08100029 A JPH08100029 A JP H08100029A
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cycloolefin
polymer
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olefin
cycloolefin polymer
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JP7200381A
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Wilfried Dr Hatke
ヴィルフリート・ハトケ
Frank Dr Osan
フランク・オザン
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Hoechst AG
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Hoechst AG
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    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F293/00Macromolecular compounds obtained by polymerisation on to a macromolecule having groups capable of inducing the formation of new polymer chains bound exclusively at one or both ends of the starting macromolecule
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F232/00Copolymers of cyclic compounds containing no unsaturated aliphatic radicals in a side chain, and having one or more carbon-to-carbon double bonds in a carbocyclic ring system
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08F290/02Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers modified by introduction of aliphatic unsaturated end or side groups on to polymers modified by introduction of unsaturated end groups
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 先行技術の欠点をもたないシクロオレフィン
ポリマーを見出す。 【解決手段】 本発明は、デカリン中135℃で、DI
N 53728による溶液粘度<0.25dl/gを有
し、少なくとも1種のシクロオレフィンの重合した単
位、および所望により、1種または2種以上の非環式オ
レフィンの重合した単位を含み、その際シクロオレフィ
ンポリマーが1端または両端に、少なくとも3個の炭素
原子を含むオレフィン性不飽和基を有するシクロオレフ
ィンポリマーに関するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、末端オレフィン性不飽和基およ
び溶液粘度(VN、イータ)<0.25dl/g(デカ
リン中135℃で、DIN 53728による)を有す
るシクロオレフィンポリマー(COP)、ならびにそれ
から誘導される官能性シクロオレフィンポリマーおよび
ブロックコポリマー、ならびにこれらのポリマーを製造
する方法に関するものである。
【0002】熱可塑性シクロオレフィンポリマーは文献
に記載されている(欧州特許第203 799号、欧州
特許第283 164号、ドイツ特許DE242183
8号、欧州特許第156 464号、欧州特許第407
870号明細書)。それらは一連の技術的に重要な特
性、たとえば低い吸水性、加熱に際しての高い寸法安定
性、高い弾性率および加水分解抵抗性を備えている。し
かしそれらは他の材料、特にポリマーとの混合が困難で
あり、かつ接着性に乏しい。さらにそれらは官能基を付
与するのが困難である。
【0003】欧州特許出願公開第441 548−A号
明細書には、エチレンと最高18個の炭素原子を有する
α−オレフィンをツィーグラー/ナッタ触媒により共重
合させることによる、末端オレフィン性不飽和の末端基
を有するコポリマーの製造が記載されている。国際特許
出願公開第911488号、ドイツ特許DE40303
99号および国際特許出願公開第9324539号明細
書には、エチレンとα−オレフィンをメタロセン触媒に
より重合させることによる、オレフィン性不飽和末端基
を有するホモポリマーおよびコポリマーの製造が記載さ
れている。種々の末端基を有する純ポリプロピレンオリ
ゴマーがドイツ特許DE4030399号明細書に記載
されている。従来知られている、末端オレフィン性不飽
和基を有するポリマーは、通常は低い融点をもつ油また
はろうであり、それらは官能基を付与された形で燃料お
よびモーター油中における分散剤として、粘度指数改質
剤として、または乳化剤として使用しうる。
【0004】従って本発明の目的は、先行技術の欠点を
もたないポリマーを見出すことである。
【0005】従って本発明は、溶液粘度<0.25dl
/g(デカリン中135℃で、DIN 53728によ
る)を有し、少なくとも1種のシクロオレフィンの重合
した単位、および所望により、1種または2種以上の非
環式オレフィンの重合した単位を含み、その際シクロオ
レフィンポリマーが1端または両端に、少なくとも3個
の炭素原子を含むオレフィン性不飽和基を有するシクロ
オレフィンポリマーを提供する。
【0006】本発明のシクロオレフィンポリマーは、好
ましくは1端にオレフィン性不飽和末端基を有する。シ
クロオレフィンポリマーは、少なくとも1種の多環式オ
レフィンの重合した単位を含み、かつ好ましくは少なく
とも1種の非環式オレフィンの重合した単位をも含む。
【0007】少なくとも3個の炭素原子を含む末端オレ
フィン性不飽和基は、好ましくは式Iを有する:
【化1】 式中のR1、R2、R3は同一であるか、または異なり、
それぞれ水素原子、炭化水素基、またはハロゲン化炭化
水素基、たとえばC1−C16−アルキル、C1−C16−ア
リール、C1−C16−アルケニル、C1−C16−ハロアル
キル、またはC1−C16−ハロアリールである。さらに
基R1、R2およびR3のうち2個が連結して環を形成し
てもよい。C1−C16−アルキル基またはC1−C16−ハ
ロアルキル基は直鎖、分枝鎖または環状であってよい。
1−C16−アリール基は置換されていてもよく、置換
されていなくてもよい。直鎖C1−C8−アルキル基が特
に望ましい。
【0008】少なくとも3個の炭素原子を含むオレフィ
ン性不飽和基は、特に好ましくはプロピレン、1−ブテ
ン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテンまたは
1−オクテンから誘導される。
【0009】シクロオレフィンポリマーの全質量に対し
て0.1−100重量%、好ましくは0.1−99重量
%の、式II、III、IV、V、VIまたはVIIの
うち少なくとも1種の多環式オレフィンの重合した単
位:
【化2】
【化3】
【化4】
【化5】
【化6】
【化7】 (式中のR4、R5、R6、R7、R8、R9、R10およびR
11は同一であるか、または異なり、それぞれ水素原子、
あるいはC1−C30−炭化水素基、たとえば直鎖もしく
は分枝鎖C1−C8−アルキル基、C6−C18−アリール
基、C7−C20−アルキレンアリール基、または環式も
しくは非環式C2−C20−アルケニル基であり、あるい
は2以上の基R4−R11が環状に連結して環を形成して
もよく、種々の式中の同じ基が異なる意味をもつことが
できる)、シクロオレフィンポリマーの全質量に対して
0−45重量%の、式VIIIの少なくとも1種の単環
式オレフィンの重合した単位:
【化8】 (式中のnは2−10の数である)、シクロオレフィン
ポリマーの全質量に対して0−99重量%の、式IXの
非環式オレフィンの重合した単位:
【化9】 (式中のR12、R13、R14、R15は同一であるか、また
は異なり、それぞれ水素原子、またはC1−C10−炭化
水素基、たとえばC1−C8−アルキル基もしくはC6
14−アリール基である)、および少なくとも3個の炭
素原子を含むオレフィン性不飽和末端基を含むシクロオ
レフィンポリマーが望ましい。
【0010】シクロオレフィンポリマーは、好ましくは
少なくとも1種の多環式オレフィン、特に式IIまたは
IVのもの、および好ましくは2−20個の炭素原子を
含む式IXの非環式オレフィン、特にエチレンの重合し
た単位を含む。
【0011】ノルボルネン基本構造をもつ多環式オレフ
ィン、特に好ましくはノルボルネンまたはテトラシクロ
ドデセンの重合した単位を含むシクロオレフィンポリマ
ーが望ましい。非環式オレフィン、たとえばα−オレフ
ィン、特に好ましくはエチレンの重合した単位を含むシ
クロオレフィンポリマーも望ましい。少なくとも3個の
炭素原子を含むオレフィン性不飽和末端基を有するノル
ボルネン/エチレンおよびテトラシクロドデセン/エチ
レンコポリマーが特に望ましい。
【0012】式IXの非環式オレフィンの重合した単位
の割合は、シクロオレフィンポリマーの全質量に対して
0−99重量%、好ましくは5−80重量%、特に好ま
しくは10−60重量%である。
【0013】本発明の末端オレフィン性不飽和基を含む
シクロオレフィンポリマーは、−20℃ないし400
℃、好ましくは50−200℃のガラス転移温度を有す
る。粘度数(デカリン、135℃、DIN 5372
8)は0.1−25ml/g、好ましくは10−25m
l/gである。
【0014】本発明のシクロオレフィンポリマーは、高
い透明度、および加熱に際しての高い寸法安定性、およ
び狭い分子量分布を有する、非晶質ポリオレフィンであ
る。それらは光学部品、たとえばレンズ、ディスク、カ
バーおよびガラスとして使用しうる。さらにそれらは、
官能基を付与するに際してゲル化が起こることなく、末
端極性官能基を有するCOPを製造しうる出発原料とし
て適している。
【0015】本発明は、溶液粘度<0.25dl/gを
有するシクロオレフィンポリマーを遷移金属触媒の存在
下で製造する方法であって、少なくとも1種のシクロオ
レフィンおよび所望により1種または2種以上の非環式
オレフィンを、モノマーの全量に対して25モル%未満
の、非環式オレフィンおよびシクロオレフィンと異な
る、少なくとも3個の炭素原子を含むオレフィンと反応
させることを含む方法をも提供する。
【0016】遷移金属触媒を用いて助触媒の存在下でシ
クロオレフィンポリマーを重合させる際に、少なくとも
3個の炭素原子を含むオレフィンを添加することによ
り、オレフィン性不飽和末端基を有するシクロオレフィ
ンポリマーが合成されること、およびシクロオレフィン
モノマーに対する少なくとも3個の炭素原子を含むオレ
フィンの濃度比を選択することによりシクロオレフィン
ポリマーの分子量を目的に従って設定しうることが見出
された。
【0017】分子量調節作用のため、少なくとも3個の
炭素原子を含む前記オレフィンを以下において調節剤と
称する。
【0018】適切な調節剤は、直鎖または分枝鎖C3
18−オレフィン、たとえばプロピレン、ブテン、イソ
ブチレン、ペンテン、ヘキセン、ヘプテン、オクテン、
4−メチルペンテン、ブタジエン、イソプレン、または
環式オレフィン、たとえばシクロペンテン、シクロヘキ
セン、ビニルシクロヘキサン、ビニルノルボルネン、ビ
ニルシクロヘキセン、シクロペンタジエン、ジシクロペ
ンタジエン、スチレンもしくはα−メチルスチレンであ
る。
【0019】本発明の意味におけるシクロオレフィンポ
リマーを製造するためには、重合を開始する前にモノマ
ー混合物にまず調節剤を供給する。調節剤はモノマー混
合物中に目的濃度で装入される。ガス状オレフィンの場
合、濃度は各温度における分圧を設定することにより設
定しうる。液状オレフィンの濃度は適量を添加するだけ
で設定しうる。調節剤の濃度は、モノマー溶液のリット
ル当たり0.001−1.5モル、好ましくは0.01
−1モルである。重合活性触媒を添加したのち、欧州特
許第203 799号、欧州特許第283 164号、
ドイツ特許DE2421838号、欧州特許第156
464号、または欧州特許第407 870号明細書中
のシクロオレフィンポリマーに関する記載に従って、重
合を継続することができる。これらの明細書を特に本明
細書中に参考として引用する。重合は連続式またはバッ
チ式で行うことができる。
【0020】重合に際して消費された調節剤は、重合中
に連続的に計量追加することができる。使用されるメタ
ロセン触媒の重合活性は、一般に調節剤の添加によって
損なわれることはない。低濃度については重合活性の増
大すら観察される。この挙動は、オレフィン性不飽和末
端基を有するシクロオレフィンポリマーの経済的な製造
にとって特に重要である。
【0021】本発明方法は、−78ないし150℃の温
度で0.01−64バールの圧力において、少なくとも
1種の助触媒および少なくとも1種の遷移金属化合物を
含む1種または2種以上の触媒の存在下に行われる。そ
れらの触媒系は、たとえば欧州特許第203 799
号、欧州特許第283 164号、特許P43 043
09.7号、特許P43 04 308.9号、または
ドイツ特許DE2421838号明細書に記載されてお
り、これらを特に本明細書中に参考として引用する。メ
タロセン−アルミノキサン触媒系が望ましい。
【0022】用いられる遷移金属化合物の例は下記のも
のである:rac−ジメチルシリルビス(1−インデニ
ル)ジルコニウムジクロリド、rac−ジメチルゲルミ
ルビス(1−インデニル)ジルコニウムジクロリド、r
ac−フェニルメチルシリルビス(1−インデニル)ジ
ルコニウムジクロリド、rac−フェニルビニルシリル
ビス(1−インデニル)ジルコニウムジクロリド、1−
シラシクロブチルビス(1−インデニル)ジルコニウム
ジクロリド、rac−ジフェニルシリルビス(1−イン
デニル)ハフニウムジクロリド、rac−フェニルメチ
ルシリルビス(1−インデニル)ハフニウムジクロリ
ド、rac−ジフェニルシリルビス(1−インデニル)
ジルコニウムジクロリド、rac−エチレン−1,2−
ビス(1−インデニル)ジルコニウムジクロリド、ジメ
チルシリル(9−フルオレニル)(シクロペンタジエニ
ル)ジルコニウムジクロリド、ジフェニルシリル(9−
フルオレニル)(シクロペンタジエニル)ジルコニウム
ジクロリド、ビス(1−インデニル)ジルコニウムジク
ロリド、ジフェニルメチレン(9−フルオレニル)シク
ロペンタジエニルジルコニウムジクロリド、イソプロピ
レン(9−フルオレニル)シクロペンタジエニルジルコ
ニウムジクロリド、フェニルメチルメチレン(9−フル
オレニル)シクロペンタジエニルジルコニウムジクロリ
ド、イソプロピレン(9−フルオレニル)(1−(3−
イソプロピル)シクロペンタジエニル)ジルコニウムジ
クロリド、イソプロピレン(9−フルオレニル)(1−
(3−メチル)シクロペンタジエニル)ジルコニウムジ
クロリド、ジフェニルメチレン(9−フルオレニル)
(1−(3−メチル)シクロペンタジエニル)ジルコニ
ウムジクロリド、メチルフェニルメチレン(9−フルオ
レニル)(1−(3−メチル)シクロペンタジエニル)
ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリル(9−フルオ
レニル)(1−(3−メチル)シクロペンタジエニル)
ジルコニウムジクロリド、ジフェニルシリル(9−フル
オレニル)(1−(3−メチル)シクロペンタジエニ
ル)ジルコニウムジクロリド、ジフェニルメチレン(9
−フルオレニル)(1−(3−t−ブチル)シクロペン
タジエニル)ジルコニウムジクロリド、イソプロピレン
(9−フルオレニル)(1−(3−t−ブチル)シクロ
ペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド、イソプロピ
レン(シクロペンタジエニル)(1−インデニル)ジル
コニウムジクロリド、ジフェニルカルボニル(シクロペ
ンタジエニル)(1−インデニル)ジルコニウムジクロ
リド、ジメチルシリル(シクロペンタジエニル)(1−
インデニル)ジルコニウムジクロリド、イソプロピレン
(メチルシクロペンタジエニル)(1−インデニル)ジ
ルコニウムジクロリド、イソプロピレンビス(1−イン
デニル)ジルコニウムジクロリド、4−(η5−シクロ
ペンタジエニル)−4,7,7−トリメチル−(η5
4,5,6,7−テトラヒドロインデニル)ジルコニウ
ムジクロリド、および類似のハフノセン類、四塩化チタ
ン、VOCl3、VOCl2(OCH3)、VOCl2(O
25)、およびVOCl(OC252
【0023】本発明の他の観点は、溶液粘度<0.25
dl/gを有し、少なくとも1種のシクロオレフィンの
重合した単位、および所望により、1種または2種以上
の非環式オレフィンの重合した単位を含み、その際シク
ロオレフィンポリマーが1端または両端に、オレフィン
性不飽和基末端基と異なる末端官能基を保有する、官能
性シクロオレフィンポリマーである。
【0024】末端官能基は、好ましくは次式Xを有す
る:
【化10】 式中のR16およびR17は同一であるか、または異なり、
それぞれ水素原子基、脂肪族もしくは芳香族C1−C30
−炭化水素基、カルボン酸無水物、シリルもしくはシロ
キサン基、酸素基、I、Br、CN、Cl、F、OH、
OR′、OCOR′、COOH、COR、COOR′、
NH2、NHR′、NR′2、SOH、SO2H、SO
3H、SOR′、SO2R′、またはSO3R′であり、
これらにおいてR′は脂肪族もしくは芳香族C1−C20
−炭化水素基であり、Yは次式の基:
【化11】 であり、式中のR18、R19およびR20は同一であるか、
または異なり、それぞれ水素原子基、脂肪族もしくは芳
香族C1−C30−炭化水素基、カルボン酸無水物、シリ
ルもしくはシロキサン基、酸素基、I、Br、CN、C
l、F、OH、OR″、OCOR″、COOH、COO
R″、NH2、NHR″、NR″2、SOH、SO2H、
SO3H、SOR″、SO2R″、またはSO3R″であ
り、これらにおいてR″は脂肪族もしくは芳香族C1
20−炭化水素基であり、あるいは2個の基R16および
18は酸素原子で置換されてエポキシドを形成してい
る。基R16−R20のうち2個以上が互いに環状に連結し
ていてもよい。
【0025】特に好ましい基R16、R17、R18、R19
よびR20はヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、
アミノ、ハロ、イミノ、チオ、エステル、チオエステ
ル、カルボン酸、ケトン、アミド、カルボン酸無水物、
カルボキシレートおよびエポキシド末端基である。
【0026】少なくとも3個の炭素原子を含むオレフィ
ン性不飽和基を1端または両端に有する本発明のシクロ
オレフィンポリマーのポリマー類似反応により得られる
オレフィン性不飽和末端基と異なる末端官能基を有する
シクロオレフィンポリマーが望ましい。
【0027】有機合成の技術水準はこの目的のための多
数の反応を提供する(Advanced Organi
c Chemistry,ジェリー・マーチ(Jerr
yMarch),フェルラーク・ジョン・ワイリー・ア
ンド・サンズ,ニューヨーク,1985,657−77
9頁、またはOrganikum,VEBドイッチェル
・フェルラーク・デア・ヴィッセンシャフテン,ベルリ
ン,1986;これら両者を特に参考として引用す
る)。以下に幾つかの反応例を記載する:ハロゲン化水
素およびハロゲンの分子付加により末端ハロゲンを有す
るシクロオレフィンポリマーが得られる。水の分子付加
によりヒドロキシ基の直接導入が可能になる。ヒドロキ
シ基はヒドロホウ素化/酸化によりシクロオレフィンポ
リマーの連鎖末端に導入することもできる。ハロゲンの
求核置換によりヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキ
シ、アミノ、イミノ、チオ、シアノまたはアルキルおよ
びアリール基を導入しうる。エポキシド末端基を有する
シクロオレフィンポリマーは、たとえば過酸との反応に
より製造しうる。エン−マレイン化(ene−male
ination)により酸無水物基を導入しうる。OH
末端基付きシクロオレフィンポリマーの反応は、他の多
数の化合物、たとえばカルボン酸、鉱酸およびスルホン
酸のエステル、ならびにシリルエステルを可能にする。
ハロゲン化水素またはハロゲンの分子付加は、光を実質
的に排除して、室温またはより低温ですら実施すること
ができる。たとえば臭素の分子付加は10℃で、溶剤と
してのデカリン中において実施しうる。反応は1H−N
MRにおいてオレフィン性プロトンの消失により分かる
ように、定量的に進行する。
【0028】オレフィン性不飽和末端基と異なる末端官
能基を有する本発明のシクロオレフィンポリマーは、−
20℃ないし400℃、好ましくは50−200℃のガ
ラス転移温度を有する。粘度数(デカリン、135℃、
DIN 53728)は0.1−25ml/g、好まし
くは10−25ml/gである。
【0029】末端官能基を有するCOPはポリマーにお
ける添加物として使用しうる。末端官能基を有するCO
Pは非極性ポリマーの表面特性を改質することができ、
従ってたとえば印刷適性および接着性を改良しうる。末
端官能基を有するCOPは、ポリマーブレンドにおける
相密着性を改良するための高分子乳化剤として使用しう
る。前記の官能基とブレンドの成分との反応により、相
密着性がさらに最適となる。他の用途においては、末端
官能基を有するCOPを石油製品、鉱油およびこれらに
類する系のための粘度改質剤または流れ改良剤として使
用しうる。
【0030】本発明の他の観点は、本発明の官能性シク
ロオレフィンポリマーのブロックを含むブロックコポリ
マーである。ブロックコポリマーはジブロック、トリブ
ロック、マルチブロックもしくはスターブロックコポリ
マー、またはグラフトコポリマーであってもよい。
【0031】本発明の意味におけるシクロオレフィンポ
リマーブロックコポリマーは、少なくとも1種の本発明
の官能性シクロオレフィンポリマーのブロック、および
COPと異なる少なくとも1種のポリマーまたはコポリ
マーのブロックを含む。COPと異なるこれらのポリマ
ーまたはコポリマーは非晶質または部分結晶質ポリマー
であってもよい。−100℃ないし150℃のガラス転
移温度を有する非晶質ポリマーまたはコポリマーが望ま
しい。それらのポリマーの例はポリスチレン、ポリシロ
キサン、ポリオキシテトラメチレン、ポリブタジエン、
ポリイソプレン、ポリアクリレート、ポリメタクリレー
ト、ポリ(スチレン−co−ブタジエン)、ポリ(スチ
レン−co−イソプレン)である。
【0032】ジブロック、トリブロックおよび分枝マル
チブロックコポリマーは、オレフィン性不飽和末端基と
異なる末端官能基を有するシクロオレフィンポリマーか
ら、適切な結合法により製造することができる。COP
と異なるポリマーブロックの分子量は104−106g/
モル、好ましくは104−105g/モルである。シクロ
オレフィンポリマーブロックの絶対分子量Mwは、2,
000−10,000g/モル、好ましくは5,000
−10,000g/モルである。ブロックコポリマーの
多分散度Mw/Mnは1−10、好ましくは1−5、特に
好ましくは1−3である。
【0033】本発明のシクロオレフィンポリマーブロッ
クコポリマーは、たとえばアニオン重合したポリマーお
よびコポリマーを結合させることにより製造しうる。連
鎖末端に置換可能なハロゲンを保有するシクロオレフィ
ンポリマーとアニオンの反応により、ハロゲンがアニオ
ンで置換される。この反応はハロゲン化シクロオレフィ
ンポリマーをアニオン重合に際して生じる重合活性アニ
オンと結合させるために利用しうる。これにより、シク
ロオレフィンポリマーおよびアニオン重合を行うことが
できるモノマーのブロックコポリマーを製造することが
できる。アニオン重合性モノマーの例は下記のものであ
る:ビニル芳香族化合物、たとえばスチレン、α−メチ
ルスチレン、メチルスチレン、ジメチルスチレン、ビニ
ルナフタリン、共役ジエン、たとえばイソプレン、ブタ
ジエン、ならびにアクリレートおよびメタクリレートモ
ノマー、たとえばメチルメタクリレート、メチルエチル
アクリレート、メチルプロピルアクリレート、メチルア
クリレート、エチルアクリレート、プロピルアクリレー
ト、ブチルアクリレート、ペンチルアクリレート、ヘキ
シルアクリレート、ならびに高級同族体、シクロヘキシ
ルアクリレートおよび置換シクロヘキシルアクリレー
ト。
【0034】シクロオレフィンポリマーおよびアニオン
法により製造しうるポリマーからなるブロックコポリマ
ーを製造するための他の観点は、末端臭素基を有するシ
クロオレフィンポリマーとアニオン、たとえばポリブタ
ジエン、ポリイソプレンまたはポリスチレンのアニオン
との反応である。末端二重結合を有するシクロオレフィ
ンポリマーを、臭素およびアニオンに対して反応条件下
で比較的不活性である溶剤、たとえば四塩化炭素または
デカリンに溶解し、−30ないし50℃の温度で、反応
に用いる溶剤中における臭素の溶液と、完全な臭素化に
必要な臭素の量の一部のみが常に添加される様式で、徐
々に反応させる。臭素溶液固有の色が反応溶液中におい
て比較的長期間(5−60分間)保持されるまで、この
操作を継続する。アニオン重合によるポリブタジエン、
ポリイソプレンまたはポリスチレンの製造は、たとえば
Advances in Polymer Scien
ce 56,スプリンガー・フェルラーク・ベルリン
(1984)に記載される既知の方法により実施され
る。まだアニオン性連鎖末端を含むポリマー溶液を、臭
素化の完了後に−30ないし20℃の温度でシクロオレ
フィンポリマー溶液に添加する。次いで混合物を室温に
まで昇温させ、溶液を20−100℃の温度でさらにし
ばらく撹拌する。シクロオレフィンポリマーブロックコ
ポリマーを製造するための他の観点は、縮合法による結
合である。末端ヒドロキシ、アミノまたは酸無水物基を
有するシクロオレフィンポリマーを、たとえば末端に
酸、酸クロリド、ジアルキルシリルハライド、ジアルキ
ルシリルアミノまたはアミノ末端基を含むポリマーに結
合させて、ブロックコポリマーを得ることができる。
【0035】グラフトコポリマーは、適宜な官能基を有
するシクロオレフィンポリマーと1種または2種以上の
適切なモノマーの共重合により得られる。たとえばメタ
クリロイルまたはスチリル末端基を有するシクロオレフ
ィンポリマーを遊離基重合性モノマーと反応させて、グ
ラフトコポリマーを得ることができる。メタクリロイル
またはスチリル末端基は、たとえば末端にヒドロキシま
たはアミノ末端基を有するシクロオレフィンポリマー
を、メタクリロイルクロリドおよび4−ビニルベンゾイ
ルクロリドまたは4−ビニルベンジルクロリドと反応さ
せることにより、シクロオレフィンポリマーに導入しう
る。
【0036】ブロックコポリマーの特性スペクトルは、
シクロオレフィンポリマーと結合させるポリマーおよび
コポリマーの割合および特性に依存する。その範囲は、
熱可塑性エラストマーから脆性熱可塑性樹脂にまで及び
うる。マトリックスとしてのシクロオレフィンポリマー
と、低いガラス転移温度(Tg)を有するポリマー、た
とえばポリブタジエンとの組み合わせによれば、耐衝撃
性ポリマーが得られる。このようなブロックコポリマー
を未改質シクロオレフィンポリマーに混合すると、衝撃
靭性が同様に向上する。
【0037】これらのブロックコポリマーの他の用途
は、シクロオレフィンポリマーと他のポリマーとの相密
着性および混和性の改良である。たとえば極性ブロック
を有するブロックコポリマーをシクロオレフィンポリマ
ーに混合すると、これらのポリマーの表面を改質し、従
って他の材料への接着性を改良することができる。これ
は印刷、塗装およびワニス掛けまたは金属化にとって極
めて重要である。これらのブロックコポリマーの他の用
途は、乳化剤、粘度改質剤および流れ改良剤である。
【0038】実施例1 1.5dm3の反応器に1リットルの石油留分(沸騰範
囲:90−110℃)およびトルエン中のメチルアルミ
ノキサン溶液(凝固点降下測定法による分子質量1,3
00g/モルのメチルアルミノキサン10.1重量%)
20mlを装填し、混合物を70℃で約30分間撹拌し
て、存在する不純物を除去した。溶液を排除したのち、
反応器にトルエン中の85重量%濃度ノルボルネン溶液
470cm3および1−オクテン30cm3を装填した。
エチレンを多数回圧入することにより(6バールG)、
この溶液をエチレンで飽和し、次いでトルエン中のメチ
ルアルミノキサン溶液10cm3を反応器に添加し、混
合物を70℃で5分間撹拌した。トルエン中のメチルア
ルミノキサン溶液10cm3中における4.72mgの
イソプロピレン(1−シクロペンタジエニル)(1−イ
ンデニル)ジルコニウムクロリドの溶液を、15分間の
予備活性化後に添加した。計量追加することによりエチ
レン圧を6バールGに維持しながら、撹拌(750rp
m)下に70℃で30分間、重合を行った。均質な反応
溶液を容器内へ排液し、約1mlの水と混合した。次い
で溶液を濾過助剤と混合し、加圧フィルターにより濾過
した。この溶液を速やかに5dm3のアセテートに注入
し、10分間撹拌し、濾過した。得られた固体をアセト
ンで洗浄した。再度濾別したポリマーを80℃および
0.2バールの圧力で15分間乾燥させた。
【0039】これにより26.4gの無色ポリマーが得
られた。粘度数をデカリン中でDIN 53728に従
って測定した。溶液を135℃で毛管粘度計により測定
した。粘度数は20.8ml/gであった。パーキン・
エルマーからのDSC7を用いてガラス転移温度を測定
した。ガラス転移温度は加熱速度20℃/分で第2加熱
曲線から判定して、172℃であった。不飽和二重結合
の含量を核磁気共鳴スペクトル分析により測定した。オ
レフィン性プロトンと脂肪族プロトンの濃度の比率は
0.089%であった。ポリマーの分子量を135℃で
オルトジクロロベンゼン中においてゲル透過クロマトグ
ラフィーにより測定した。ポリエチレン画分を基準とし
て用いた。このポリマーにつき下記の数値が認められ
た:Mn:4,800g/モル,Mw:10,400g/
モル,Mw/Mn:2.2。
【0040】実施例2−5 方法は実施例1のものと同様であった。種々の量の1−
オクテンを使用した。表1に実験パラメーターをまとめ
る。ポリマーの分析データを表2に記載する。
【0041】
【表1】 触媒1:イソプロピレン(1−シクロペンタジエニル)
(1−インデニル)ジルコニウムクロリド 触媒2:イソプロピレンビス(1−インデニル)ジルコ
ニウムクロリド 触媒3:4−(η5−シクロペンタジエニル)−4,
7,7−トリメチル−(η5−4,5,6,7−テトラ
ヒドロインデニル)ジルコニウムジクロリド
【表2】 比較例1 実施例1に記載した実験を同じ条件下で反復し、ただし
この実験においてはシクロオレフィンポリマーの重合に
際してオクテンを添加しなかった。これにより40.9
gの白色粉末が得られた。この材料の分析により下記の
数値が得られた:VN=62.7ml/g,Tg=18
4℃,Mw:48,400g/モル,Mn:15,500
g/モル,Mw/Mn:3.13。このポリマーの1H−
NMRスペクトルはオレフィン性プロトンを示さなかっ
た。
【0042】比較例2 実施例4に記載した実験を同じ条件下で反復し、ただし
この実験においてはシクロオレフィンポリマーの重合に
際してオクテンを添加しなかった。これにより18.9
gの白色粉末が得られた。この材料の分析により下記の
数値が得られた:VN=172.2ml/g,Tg=1
53℃,Mw:165,000g/モル,Mn:47,0
00g/モル,Mw/Mn:3.5。このポリマーの1
−NMRスペクトルはオレフィン性プロトンを示さなか
った。
【0043】比較例3 実施例5に記載した実験を同じ条件下で反復し、ただし
この実験においてはシクロオレフィンポリマーの重合に
際してオクテンを添加しなかった。データ:147g,
VN=25.2ml/g,Tg=223℃,Mw:24,
000g/モル,Mn:11,300g/モル,オレフ
ィン性プロトンなし。
【0044】実施例6 実施例3で得たシクロオレフィンポリマー10gを10
0mlの乾燥デカリンに溶解し、0−10℃に冷却し
た。
【0045】次いで臭素1mlおよびデカリン20ml
の溶液を、溶液が臭素固有の色を15分間保持するま
で、実質的に光を排除した状態でシクロオレフィンポリ
マー溶液に徐々に滴加した。臭素溶液の消費は1mlで
あった。ポリマーをアセトン中で沈殿させ、濾別し、ア
セトンで多数回洗浄し、乾燥させた。これにより10.
2gの白色粉末が得られた。元素分析により臭素含量
2.9%が得られた。1H−NMRにおいてオレフィン
性プロトンは検出されなかった。
【0046】比較例4 比較例1で得たシクロオレフィンポリマー10gを実施
例6の記載に従って臭素溶液と混合した。臭素溶液の消
費は0.1ml未満であった。これにより9.9gの白
色粉末が得られた。元素分析により臭素含量<0.1%
が得られた。
【0047】実施例7 実施例3に記載したシクロオレフィンポリマー10g
を、100mlの乾燥テトラヒドロフランおよび100
mlの乾燥トルエンの混合物に溶解し、10℃に冷却し
た。次いでテトラヒドロフラン中におけるBH3/TH
Fコンプレックスの1M溶液10mlを滴加した。添加
終了後に溶液を60℃に加熱し、4時間撹拌した。溶液
を10℃に冷却し、20mlの6M水酸化ナトリウム溶
液、2mlのエタノールおよび10mlの30%濃度過
酸化水素溶液からなる溶液と混合した。次いで混合物を
室温でさらに2時間撹拌した。ポリマーをアセトン中で
沈殿させ、アセトンで洗浄し、乾燥させた。これにより
9.8gの白色粉末が得られた。1H−NMRはオレフ
ィン性プロトンの消失および3.8ppmにおけるプロ
トンの出現を示した。 ブロックコポリマーの合成 実施例8 溶液1:実施例1で得たシクロオレフィンポリマー3.
0gを、ベークアウトした500ml四口フラスコ内
で、アルゴンのブランケット下に40mlの乾燥デカリ
ンに溶解した。撹拌し、かつ実質的に光を排除した状態
で、臭素0.5mlおよびヘキサン5mlの溶液を0−
10℃で、臭素固有の褐色の色が約30分間保持される
まで、この溶液に徐々に滴加した。 溶液2:同時に、アルゴンでフラッシされたベークアウ
トした他の500ml四口フラスコ内で、250mlの
乾燥デカリンに50−60℃の温度で、ヘキサン中にお
けるn−ブチルリチウムの1.6M溶液2.8ml、3
5mlのデカリン、および1.4mlの乾燥、脱安定化
スチレンからなる開始剤溶液を、スチリルアニオン固有
の色がちょうど保持されるまで、この溶液に徐々に滴加
した。次いでデカリンを0−10℃に冷却し、これに3
0mlの乾燥、脱安定化スチレンを添加し、開始剤溶液
を、スチリルアニオン固有の色がちょうど保持されるま
で、混合物に徐々に滴加した。次いで混合物を50−6
0℃に加熱し、27.2mlの開始剤溶液を添加した。
溶液をさらに30−60分間撹拌し、次いで再度0−1
0℃に冷却した。 結合:約210mlの低温溶液2を、アルゴンでフラッ
シした鋼製ニードルで、同様に0−10℃に冷却した溶
液1に添加した。冷却を止め、溶液を室温でさらに60
分間撹拌した。次いで過剰のポリスチリルアニオンをイ
ソプロパノールにより停止し、溶液をアセトンに注入
し、ポリマーを分離し、乾燥させた。これにより3.3
5gの白色粉末(ポリマー1)が得られた。沈殿浴を4
dm3のメタノールに注入し、ポリマーを分離し、乾燥
させた。これにより17.5gの白色粉末(ポリマー
2)が得られた。残留するポリスチレン溶液をイソプロ
パノールにより停止し、ポリマーをメタノール中で沈殿
させ、乾燥させた。これにより7.8gの白色粉末(ポ
リマー3)が得られた。
【0048】これらのポリマーをDSCおよびGPC
(THF,35℃,ポリスチレン基準)により分析し
た: ポリマー1: Tg:102℃,166℃,Mn:35,600,Mw:45,100 ポリマー2: Tg:100℃, Mn:20,700,Mw:24,600 ポリマー3: Tg:101℃, Mn:16,100,Mw:23,700 実施例9 溶液1:実施例3で得たシクロオレフィンポリマー11
gを、ベークアウトした500ml四口フラスコ内で、
アルゴンのブランケット下に90mlの乾燥デカリンに
溶解した。撹拌し、かつ実質的に光を排除した状態で、
臭素1mlおよびヘキサン10mlの溶液を0−5℃
で、臭素固有の褐色の色が約30分間一定に保持される
まで、この溶液に徐々に滴加した。 溶液2:同時に、アルゴンでフラッシされたベークアウ
トした他の500ml四口フラスコ内で、250mlの
乾燥デカリンに50−60℃の温度で、ヘキサン中にお
けるn−ブチルリチウムの1.6M溶液3.6ml、5
0mlのデカリン、および1.8mlの乾燥、脱安定化
スチレンからなる開始剤溶液を、スチリルアニオン固有
の色がちょうど保持されるまで、この溶液に徐々に滴加
した。次いでデカリンを0−10℃に冷却し、これに2
9mlの乾燥、脱安定化イソプレンを添加し、開始剤溶
液を、スチリルアニオン固有の色がちょうど保持される
まで、混合物に徐々に滴加した。次いで混合物を15−
20℃に加温し、40.2mlの開始剤溶液を添加し
た。溶液をさらに30℃で30−60分間撹拌し、再度
0−10℃に冷却した。 結合:約210mlの低温溶液2を、アルゴンでフラッ
シした鋼製ニードルで、同様に0−10℃に冷却した溶
液1に添加した。冷却を止め、溶液を室温でさらに60
分間撹拌した。次いで過剰のアニオンをイソプロパノー
ルにより停止し、溶液をエタノール中へ撹拌混入した。
生じた沈殿をデカントし、300mlのTHFに溶解
し、450mlのアセトンと混合した。濾過により8.
6gの白色粉末(ポリマー1)が得られた。残留する濾
液を回転蒸発器で蒸発させた(ポリマー2)。残留する
ポリイソプレン溶液を0.5mlのイソプロパノールに
より停止させた。溶液のGPC(THF,35℃,ポリ
スチレン基準)は下記の数値を与えた:Mn:5,50
0g/モル,Mw:12,500g/モル。溶液を回転
蒸発器で蒸発させ、残留する残渣をDSCにより調べ
た。−59℃のTgが測定された。
【0049】ポリマー1および2をGPC(THF,3
5℃,ポリスチレン基準)およびDSCにより調べた。
これにより下記の結果が得られた: ポリマー1: Tg:110℃,Mn:6,400g/モル,Mw:10,000g/モル ポリマー2: Tg:−57℃,Mn:6,600g/モル,Mw:15,800g/モル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デカリン中135℃でDIN 5372
    8による溶液粘度<0.25dl/gを有し、少なくと
    も1種のシクロオレフィンの重合した単位、および所望
    により、1種または2種以上の非環式オレフィンの重合
    した単位を含み、その際シクロオレフィンポリマーが1
    端または両端に、少なくとも3個の炭素原子を含むオレ
    フィン性不飽和基を有するシクロオレフィンポリマー。
  2. 【請求項2】 少なくとも1種のシクロオレフィンおよ
    び少なくとも1種の非環式オレフィンの重合した単位を
    含み、その際シクロオレフィンポリマーが1端に、少な
    くとも3個の炭素原子を含むオレフィン性不飽和基を有
    する、請求項1に記載のシクロオレフィンコポリマー。
  3. 【請求項3】 デカリン中135℃でDIN 5372
    8による溶液粘度<0.25dl/gを有するシクロオ
    レフィンポリマーを遷移金属触媒の存在下で製造する方
    法であって、少なくとも1種のシクロオレフィンおよび
    所望により1種または2種以上の非環式オレフィンを、
    モノマーの全量に対して25モル%未満の、該非環式オ
    レフィンおよび該シクロオレフィンとは異なる、少なく
    とも3個の炭素原子を含むオレフィンと反応させること
    を含む方法。
  4. 【請求項4】 デカリン中135℃でDIN 5372
    8による溶液粘度<0.25dl/gを有し、少なくと
    も1種のシクロオレフィンの重合した単位、および所望
    により、1種または2種以上の非環式オレフィンの重合
    した単位を含み、その際シクロオレフィンポリマーが1
    端または両端に、オレフィン性不飽和基末端基とは異な
    る末端官能基を保有する、官能化シクロオレフィンポリ
    マー。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の少なくとも1種の官能
    化シクロオレフィンポリマーのブロックを含むブロック
    コポリマー。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の少なくとも1種の官能
    化シクロオレフィンポリマーのブロックを含むグラフト
    コポリマー。
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