JPH0798736B2 - 毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料

Info

Publication number
JPH0798736B2
JPH0798736B2 JP2417664A JP41766490A JPH0798736B2 JP H0798736 B2 JPH0798736 B2 JP H0798736B2 JP 2417664 A JP2417664 A JP 2417664A JP 41766490 A JP41766490 A JP 41766490A JP H0798736 B2 JPH0798736 B2 JP H0798736B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
hair
present
chemical
component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2417664A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04230615A (ja
Inventor
康治 森田
純一 杉田
和行 矢作
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2417664A priority Critical patent/JPH0798736B2/ja
Publication of JPH04230615A publication Critical patent/JPH04230615A/ja
Publication of JPH0798736B2 publication Critical patent/JPH0798736B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、毛髪化粧料、詳しく
は、シリコーン誘導体、カチオン性界面活性剤及び特定
の脂肪酸を含有し、特に低湿度下において損傷毛髪に対
して良好な感触を付与し、かつ毛先のまとまり効果及び
毛髪の損傷防止効果を有する毛髪化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、毛髪化粧料には、毛髪の感触を良
好にするために、モノ又はジ直鎖型長鎖アルキル第4級
アンモニウム塩やモノ又はジ分岐型長鎖アルキル第4級
アンモニウム塩等のカチオン性界面活性剤が配合されて
いる。また、近年では、更に良好な感触を得るため、斯
るカチオン性界面活性剤に高級アルコール、グリセライ
ド、流動パラフィン等の油脂類等を併用することも行わ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来の毛髪化粧料は、毛髪の感触、即ちコンディショニ
ング効果である柔軟性、しっとり感、平滑性及び帯電防
止効果が不充分であるという欠点があった。そこで、感
触のうちしっとり感においては、油脂類を併用すること
で補う方法がとられているが、この方法はべたつき、油
っぽさをともない、特に損傷毛髪に対して乾燥状態での
コンディショニング効果が不充分であるという問題を未
だに有していた。更に、従来の毛髪化粧料は、毛先のま
とまり効果及び毛髪の損傷防止効果も充分なものではな
かった。
【0004】従って、本発明の目的は、べたつき感及び
油っぽさがなく、特に低湿度下において損傷毛髪に良好
な感触を付与し、かつ毛先のまとまり効果及び毛髪の枝
毛や切れ毛等の損傷防止効果に優れた毛髪化粧料を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく鋭意検討を行った結果、カチオン性界面活
性剤にシリコーン誘導体及び特定の脂肪酸を併用するこ
とにより、該脂肪酸が毛髪に浸透すると同時に該シリコ
ーン誘導体が毛髪表面に吸着して、洗髪時やブラッシン
グ時の毛髪の損傷を防止するばかりでなく、毛髪に吸着
及び取り込まれてからの水分調節効果により、乾燥状態
においても髪にしっとり感、柔軟性、平滑性等の優れた
コンディショニング効果を与え、べたつき及び油っぽさ
のない優れた毛髪化粧料が得られることを知見した。
【0006】本発明は、上記知見に基づきなされたもの
で、下記(A)、(B)及び(C)成分を含有し、
(B)成分と(C)成分との重量比〔(B)/(C)〕
が10/1〜1/10の範囲にあることを特徴とする毛
髪化粧料を提供するものである。 (A)シリコーン誘導体の一種又は二種以上 (B)カチオン性界面活性剤の一種又は二種以上 (C)炭素数12〜40の直鎖又は分岐鎖のアルキル基
又はアルケニル基を有する脂肪酸の一種又は二種以上
【0007】以下、本発明の毛髪化粧料について詳述す
る。
【0008】本発明における(A)成分のシリコーン誘
導体としては、下記〜に示すものが挙げられる。
【0009】下記化1で表されるジメチルポリシロキ
サン
【0010】
【化1】
【0011】下記化2の一般式(1)又は(2)で表
されるメチルフェニルポリシロキサン
【0012】
【化2】
【0013】下記化3の一般式(3)、(4)、
(5)又は(6)で表されるポリエーテル変性シリコー
【0014】
【化3】
【0015】下記化4で表されるエポキシ変性シリコ
ーン
【0016】
【化4】
【0017】下記化5で表されるフッ素変性シリコー
【0018】
【化5】
【0019】下記化6の一般式(7)又は(8)で表
されるアルコール変性シリコーン
【0020】
【化6】
【0021】下記化7の一般式(9)又は(10)で表
されるアルキル変性シリコーン
【0022】
【化7】
【0023】下記化8の一般式(11)で表されるアル
コキシ変性シリコーン
【0024】
【化8】
【0025】下記化9の一般式(12)又は(13)で表
されるアミノ変性シリコーン
【0026】
【化9】
【0027】これらのうち、特に好ましいアミノ変性シ
リコーンは、下記化10で表されるものである。
【0028】
【化10】
【0029】また、上記アミノ変性シリコーンの代表的
なものは下記化11で表される、平均分子量が約300
0〜100000のものであり、これはアモジメチコー
ン(Amodimethicone)の名称でCTFA辞典(米国、Cosmet
ic Ingredient Dictionary)第3版中に記載されてい
る。
【0030】
【化11】
【0031】また、上記アミノ変性シリコーンは水性乳
濁液として用いられることが好ましく、該水性乳濁液
は、例えば、特公昭56─38609号公報に記載され
ている方法に従って、環状ジオルガノポリシロキサン
と、アミノアルキル基及びヒドロキシ基、ヒドロキシア
ルキル基、オキシアルキレン基、又はポリオキシアルキ
レン基を有するオルガノジアルコキシシランとを、第4
級アンモニウム塩系界面活性剤及び水の存在下に乳化重
合することにより得られる。
【0032】また、上記アミノ変性シリコーンを水性乳
濁液として用いる場合、該水性乳濁液中に含有されるア
ミノ変性シリコーンの量は通常20〜60重量%、好ま
しくは30〜50重量%である。
【0033】好ましいアミノ変性シリコーン水性乳濁液
の市販品としては、SM 8702C(トーレ・シリコーン社
製)やDC 929(ダウ・コーニング社製)等が挙げられ
る。
【0034】上記(A)成分のうち、特に、高分子量の
ジメチルポリシロキサン、及びアミノ変性シリコーンが
好ましい。
【0035】上記(A)成分は、本発明の毛髪化粧料中
に好ましくは0.01〜20.0重量%(以下、単に%
で示す)、より好ましくは0.1〜10.0%含有され
る。0.01%より少ないと、本発明の効果が得られ難
くなり、また20.0%を越えると、系の安定性が悪く
なる傾向にある。
【0036】また、本発明における(B)成分のカチオ
ン性界面活性剤としては、例えば、下記化12の一般式
(14) 又は(15)で表される第4級アンモニウム塩が挙
げられる。
【0037】
【化12】
【0038】斯るカチオン性界面活性剤の中でも、上記
化12の一般式(14)の第4級アンモニウム塩が好まし
く、更に該第4級アンモニウム塩の好ましいものとし
て、例えば下記化13の一般式(16)〜(18)で表され
る分岐第4級アンモニウム塩が挙げられる。
【0039】
【化13】
【0040】上記化13の一般式(16)で表される分岐
第4級アンモニウム塩は、例えば、通常、炭素数8〜1
6のオキソアルコールを原料として合成されるものであ
り、その例としては、オキソアルコールから導かれるア
ルキル基を有するジアルキルジメチルアンモニウム塩、
ジアルキルメチルヒドロキシエチルアンモニウム塩、ジ
アルキルメチルベンジルアンモニウム塩等が挙げられ
る。
【0041】本発明では、上記化13の一般式(16)中
のR8 の分岐率が、通常10〜100%のものが用いら
れるが、特に10〜50%のものが好ましい。また、R
8 の合計炭素数が8〜16のものが用いられるが、一定
の分布を持ったものが好ましく、特に以下に示す分布を
有するものが好ましい。 C8 〜C11:5%以下 C12 :10〜35% C13 :15〜40% C14 :20〜45% C15 :5〜30% C16 :5%以下
【0042】斯る分岐第4級アンモニウム塩の具体例と
しては、炭素数8〜16で分岐率10〜50%のアルキ
ル基を有する、ジアルキルジメチルアンモニウムクロリ
ドが挙げられる。
【0043】また、上記化13の一般式(17)で表され
る分岐第4級アンモニウム塩は、通常、下記化14で表
される炭素数8〜28のゲルベアルコールを原料として
合成されるものである。この分岐第4級アンモニウム塩
の好ましい例としては、ゲルベアルコールから導かれる
アルキル基を有するアルキルトリメチルアンモニウム
塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、ジアル
キルジメチルアンモニウム塩、ジアルキルメチルヒドロ
キシエチルアンモニウム塩、ジアルキルメチルベンジル
アンモニウム塩等が挙げられる。更に、これらのうちで
特に好ましい具体例としては、2−デシルテトラデシル
トリメチルアンモニウムクロリド、2−ドデシルヘキサ
デシルトリメチルアンモニウムクロリド、ジ−2−ヘキ
シルデシルジメチルアンモニウムクロリド、ジ−2−オ
クチルドデシルジメチルアンモニウムクロリド等を挙げ
ることができる。
【0044】
【化14】
【0045】また、上記化13の一般式(18)で表され
るメチル分岐第4級アンモニウム塩としては、sとtの
和が15となるものが好ましい。
【0046】また、上記化12の一般式(14)及び(1
5)並びに上記化13の一般式(16)、(17)及び(1
8)で表される第4級アンモニウム塩の対イオンである
- の具体例としては、塩素、ヨウ素、臭素等のハロゲ
ンイオン;メトサルフェート、エトサルフェート、メト
フォスフェート、エトフォスフェート等の有機アニオン
が挙げられる。
【0047】上記(B)成分は、本発明の毛髪化粧料中
に好ましくは0.01〜20.0%、より好ましくは
0.2〜10.0%含有される。0.01%より少ない
と、本発明の効果が得られ難くなり、また20.0%を
越えると、べたついて感触が悪化する傾向にある。
【0048】また、本発明における(C)成分の、炭素
数12〜40の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケ
ニル基を有する脂肪酸としては、ラウリン酸、トリデカ
ン酸、ミリスチン酸、ペンタデカン酸、パルミチン酸、
ヘプタデカン酸、ステアリン酸、ノナデカン酸、イコサ
ン酸、ヘンイコサン酸、ベヘニン酸、リグノセリン酸、
セロチン酸、モンタン酸、メリシン酸、ラクセロン酸、
ゲーダ酸、ラウロレイン酸、ミリストレイン酸、パルミ
トレイン酸、オレイン酸、ガドレイン酸、エルカ酸、リ
ノール酸、リノレン酸、2−ヘプチルウンデカン酸、2
−イソヘプチルイソウンデカン酸、イソステアリン酸
(Emery Industries社又はUnion Camp Corporation社
製)、18−メチルイコサン酸、2−オクチルアラキン
酸、2−メチルステアリン酸、2−デシルドデカン酸、
2−ドデシルテトラデカン酸、2−テトラデシルヘキサ
デカン酸、2−ヘキサデシルオクタデカン酸、2−オク
タデシルイコサン酸、3−ペンチルオクタン酸、3−ヘ
プチルデカン酸、3−ノニルドデカン酸、3−ウンデシ
ルテトラデカン酸、3−トリデシルヘキサデカン酸、2
−オクチルドデカン酸、2−ペンチルノナン酸、2−ヘ
キシルデカン酸、及び12−ヒドロキシステアリン酸等
が挙げられる。
【0049】これらの(C)成分のうち、特に、炭素数
18〜25を有する以下の脂肪酸が好ましい。イコサン
酸、ヘンイコサン酸、ベヘニン酸、リグノセリン酸、2
−ヘプチルウンデカン酸、2−イソヘプチルイソウンデ
カン酸、イソステアリン酸、18−メチルイコサン酸、
3−ノニルドデカン酸、3−ウンデシルテトラデカン
酸、及び2−メチルステアリン酸。
【0050】上記(C)成分の脂肪酸は、塩の形で用い
ても良く、斯る塩としては、ナトリウム、リチウム、カ
リウム等のアルカリ金属塩、カルシウム、マグネシウム
等のアルカリ土類金属塩、アンモニア、トリエタノール
アミン、ジエタノールアミン、モノエタノールアミン等
の有機アミン塩、リジン、アルギニン等の塩基性アミノ
酸塩等が挙げられる。
【0051】上記(C)成分は、本発明の毛髪化粧料中
に好ましくは0.1〜20.0%、より好ましくは0.
5〜10.0%含有される。0.1%より少ないと、本
発明の効果が得られ難くなり、また20.0%を越える
と、べたついて感触が悪化する傾向にある。
【0052】本発明においては、上記(B)成分と上記
(C)成分との重量比〔(B)/(C)〕が10/1〜
1/10、好ましくは5/1〜1/5の範囲にあること
が必要である。上記範囲より(B)成分の割合が多い
と、本発明の効果が得られなくなり、また上記範囲より
(B)成分の割合が少ないと、使用感の低下や、安定性
が悪くなるため好ましくない。
【0053】本発明の毛髪化粧料は、毛髪に適用される
化粧料のすべてを指し、この中には例えばプレシャンプ
ー剤、シャンプー、ヘアリンス、ヘアコンディショナ
ー、ヘアトリートメント、セットローション、ブロース
タイリングローション、ヘアスプレー、泡状スタイリン
グ剤、ジェル状スタイリング剤、ヘアリキッド、ヘアト
ニック、ヘアクリーム、パーマネントウェーブ第1剤、
パーマネントウェーブ第2剤、永久染毛剤、一時染毛剤
等が含まれる。
【0054】また、本発明の毛髪化粧料は、剤型として
もその用途に応じて水溶液、エタノール溶液、エマルジ
ョン、サスペンジョン、ゲル、液晶、固型、エアゾール
等の各種形態とすることができる。
【0055】また、本発明の毛髪化粧料は、通常の毛髪
化粧料に用いられる公知の酸性若しくはアルカリ性薬剤
により、pH2〜10、特にpH3〜8に調整することが好
ましい。
【0056】また、本発明の毛髪化粧料には、上記必須
成分の他に毛髪化粧料中に通常使用される成分、例え
ば、スクワレン、ラノリン、パーフルオロポリエーテ
ル、特開昭58−53996号公報及び特開平1−11
7821号公報に記載されているカチオン性ポリマー等
の感触向上剤、プロピレングリコール、グリセリン、ソ
ルビトール等の保湿剤、メチルセルロース、カルボキシ
ビニルポリマー、ヒドロキシエチルセルロース、ポリオ
キシエチレングリコールジステアレート、エタノール等
の粘度調整剤、パール化剤、香料、色素、紫外線吸収
剤、酸化防止剤、トリクロサン、トリクロロカルバン等
の殺菌剤、グリチルリチン酸カリウム、酢酸トコフェロ
ール等の抗炎症剤、ジンクピリチオン、オクトピロック
ス等の抗フケ剤、メチルパラベン、ブチルパラベン等の
防腐剤、その他Encyclopedia of Shampoo Ingredients
(Micelle press, 1985)に収載されている成分等を発明
の効果を損なわない範囲において任意に添加することも
可能である。
【0057】
【作用】本発明の毛髪化粧料は、毛髪に適用された場
合、有効成分が毛髪に吸着、浸透し、洗髪時やブラッシ
ング時等における毛髪の枝毛や切れ毛等の損傷を防止
し、かつ毛先のまとまりを良くすると共に、毛髪に良好
な感触を付与する。
【0058】
【実施例】以下に実施例を挙げ、本発明を更に詳細に説
明する。
【0059】実施例1
【0060】下記表1に示す配合のトリートメント組成
物を調製し、その性能等について下記の方法により評価
した。その結果を下記表2に示す。本発明の効果を明ら
かにするために、下記表1及び下記表2には比較品の組
成及び結果についても併記した。尚、下記表1中、*、
**及び***のマークは、次の注釈を示す。 *:ゲルベアルコール(エヌジエコール 240A,新
日本理化社製)より合成 **:信越化学工業株式会社製のシリコーン誘導体 ***:トーレ・ダウコーニング・シリコーン株式会社
製のシリコーン誘導体
【0061】また、下記表3に示す配合のシャンプー組
成物を調製し、その性能等について下記の方法により評
価した。その結果を下記表4に示す。本発明の効果を明
らかにするために、下記表3及び下記表4には比較品の
組成及び結果についても併記した。尚、下記表3中、*
1、*2、*3、**及び***のマークは、次の注釈
を示す*1:テトラデセンスルホン酸ナトリウム *2:ミラノールC2M conc, (ヤシ脂肪酸から誘導
される2級アミド型イミダゾリン系界面活性剤のナトリ
ウム塩,Miranol Chemical CO.製*3:ゲルベアルコール(エヌジエコール 240A,
新日本理化社製)より合成 **及び***:表1中の**及び***の注釈とそれ
ぞれ同じ 。 (1)コールドパーマ、ブリーチ等の美容処理を行った
日本人女性毛髪約20g(約15〜20cm) を束ね、この
毛髪に約40℃の温水を含ませた後、シャンプー組成物
1gをまんべんなく塗布して1分間泡立て、毛髪を流水
ですすぎ、乾燥後の毛髪の柔軟性、べたつき感、しっと
り感、平滑性及び毛先のまとまり性について下記の基準
で評価を行った。また、トリートメント組成物について
は、上記方法で毛髪のシャンプーを行い、すすいだ後、
トリートメント組成物0.50gをまんべんなく毛髪に
塗布し、3分間放置後、毛髪を流水ですすぎ、自然乾燥
後の毛髪の柔軟性、べたつき感、しっとり感、平滑性及
び毛先のまとまり性を下記基準により評価した。 ・柔軟性 ◎:非常に柔らかい。 ○:柔らかい。 △:硬いとも、柔らかいともいえない。 ×:硬い。 ・べたつき感 ◎:非常にべたつかない。 ○:べたつかない。 △:どちらとも言えない。 ×:べたつく。 ・しっとり感 ◎:非常にしっとりする。 ○:しっとりする。 △:どちらともいえない。 ×:しっとりしない。 ・平滑性 ◎:非常にある。 ○:ある。 △:どちらともいえない。 ×:ない。 ・毛先のまとまり性 ◎:非常にまとまる。 ○:まとまる。 △:どちらとも言えない。 ×:まとまらない。
【0062】(2)上記(1)と同様な処理を行った毛
束で、一定回数ブラッシングした後の枝毛発生度をブラ
ッシング前と比較して下記の基準で評価した。 ◎:枝毛の増加が認められない。 ○:枝毛の増加がほとんど認められない。 △:枝毛の増加がやや認められる。 ×:枝毛の増加が多い。
【0063】
【表1】
【0064】
【表2】
【0065】
【表3】
【表4】 実施例2
【0066】下記に示す配合のヘアリンス組成物を調製
した。
【0067】ヘアリンス組成物の配合:
【0068】 ・N−(2−ドデシル)ヘキサデシル−N,N,N− 1.0 トリメチルアンモニウムクロリド ・ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド 0.5 ・ジメチルポリシロキサン(3000000cs ) 5.0 ・イソステアリン酸 3.0 ・セトステアリルアルコール 3.0 ・ジンクピリチオン 0.3 ・メチルパラベン 0.2 ・香料 0.4・イオン交換水 バランス 計 100%
【0069】実施例3
【0070】下記に示す配合のスタイリングローション
剤組成物を調製した。
【0071】スタイリングローション剤組成物の配合: ・N−(2−デシル)テトラデシル−N,N,N− 0.5 トリメチルアンモニウムクロリド ・KF353A(信越化学工業(株)製のシリコーン誘導体) 1.0 ・ポリエチレングリコール 0.5 ・リグノセリン酸 0.2 ・アクリル樹脂アルカノールアミン液 5.0 ・ポリエチレングリコール 1.0 ・メタクリル酸エステル重合体 1.0 ・エタノール 20.0 ・香料 0.3・水 バランス 計 100%
【0072】実施例4
【0073】下記に示す配合のコンディショニングムー
ス組成物を調製した。
【0074】コンディショニングムース組成物(フォー
ム剤)の配合:
【0075】 ・N−(2−デシル)テトラデシル−N,N,N− 0.5 トリメチルアンモニウムクロリド ・ステアリン酸オクチルドデシル 1.0 ・ジプロピレングリコール 1.0 ・SM8702C(トーレ・ダウコーニング・シリ 0.3 コーン(株)製のシリコーン誘導体) ・グリセリン 2.5 ・18−メチルイコサン酸 0.5 ・流動パラフィン 2.5 ・モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン 0.2 ・エタノール 5.0 ・メチルパラベン 0.1 ・香料 0.1 ・噴射剤(LPG) 10.0・水 バランス 計 100%
【0076】実施例5
【0077】下記に示す配合のパーマネントウェーブ第
1剤を調製した。
【0078】パーマネントウェーブ第1剤の配合:
【0079】 ・チオグリコール酸アンモニウム 6.0 ・SM8702C 1.0 ・3−ウンデシルテトラデカン酸 0.05 ・アンモニア水 3.0 ・フロストDS(エデト酸2ナトリウム) 0.5 ・N−(2−ドデシル)ヘキサデシル−N,N,N− 1.5 トリメチルアンモニウムクロリド ・水 バランス 計 100%
【0080】実施例6
【0081】下記に示す配合のパーマネントウェーブ第
2剤を調製した。
【0082】パーマネントウェーブ第2剤の配合:
【0083】 ・臭素酸ナトリウム 8.0 ・N−(2−デシル)テトラデシル−N,N,N− 2.0 トリメチルアンモニウムクロリド ・KF−351A * 2.0 ・イコサン酸 0.5・水 バランス 計 100%*:信越化学工業株式会社製のシリコーン誘導体
【0084】実施例7
【0085】下記に示す配合のシャンプー組成物を調製
した。
【0086】シャンプー組成物の配合:
【0087】 ・N−ラウロイル−N’−カルボキシメチル−N’− 10 (2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミンTEA 塩 ・ジメチルポリシロキサン(5000000cs ) 3 ・SM8702C 1 ・2−ヘプチルウンデカン酸 2 ・ポリオキシエチレンラウリルスルホコハク酸 5 ジナトリウム ・ラウリン酸ジエタノールアミド 2 ・ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 2 ・ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド 0.3 ・カチオン化セルロース(ポリマーJR400,UCC 社製) 0.15 ・香料 0.5 ・色素 適量・水 バランス 計 100%
【0088】
【発明の効果】本発明の毛髪化粧料は、べたつき感及び
油っぽさがなく、特に低湿度下において損傷毛髪に良好
な感触を付与し、かつ毛先のまとまり効果及び毛髪の枝
毛や切れ毛等の損傷防止効果に優れたものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記(A)、(B)及び(C)成分を含
    有し、(B)成分と(C)成分との重量比〔(B)/
    (C)〕が10/1〜1/10の範囲にあることを特徴
    とする毛髪化粧料。 (A)シリコーン誘導体の一種又は二種以上 (B)カチオン性界面活性剤の一種又は二種以上 (C)炭素数12〜40の直鎖又は分岐鎖のアルキル基
    又はアルケニル基を有する脂肪酸の一種又は二種以上
JP2417664A 1990-12-28 1990-12-28 毛髪化粧料 Expired - Fee Related JPH0798736B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2417664A JPH0798736B2 (ja) 1990-12-28 1990-12-28 毛髪化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2417664A JPH0798736B2 (ja) 1990-12-28 1990-12-28 毛髪化粧料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04230615A JPH04230615A (ja) 1992-08-19
JPH0798736B2 true JPH0798736B2 (ja) 1995-10-25

Family

ID=18525737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2417664A Expired - Fee Related JPH0798736B2 (ja) 1990-12-28 1990-12-28 毛髪化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0798736B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3208237B2 (ja) * 1993-11-19 2001-09-10 花王株式会社 毛髪化粧料
US7964179B2 (en) 2002-06-13 2011-06-21 Kao Corporation Cosmetic hair preparation
JP5368980B2 (ja) 2007-05-31 2013-12-18 花王株式会社 二剤式酸化型染毛剤組成物
JP2010070507A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Kao Corp 毛髪化粧料

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS542345A (en) * 1977-06-02 1979-01-09 Lion Dentifrice Co Ltd Hair conditioner composition
JPS60120807A (ja) * 1983-12-01 1985-06-28 Lion Corp 毛髪化粧料組成物
JPS6197210A (ja) * 1984-10-12 1986-05-15 ロレアル 洗浄用化粧品組成物
JPS61267505A (ja) * 1984-11-06 1986-11-27 Kao Corp 毛髪化粧料
JPS62255408A (ja) * 1986-04-25 1987-11-07 Kao Corp 毛髪化粧料
JPS62286912A (ja) * 1986-06-06 1987-12-12 Lion Corp 毛髪化粧料組成物
JPS62286911A (ja) * 1986-06-04 1987-12-12 Lion Corp 毛髪化粧料
JPS643109A (en) * 1987-06-25 1989-01-06 Lion Corp Hair cosmetic
JPH02218797A (ja) * 1989-02-20 1990-08-31 Kao Corp 低刺激性洗浄剤組成物
JPH02273612A (ja) * 1989-04-14 1990-11-08 Kao Corp シャンプー組成物

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS542345A (en) * 1977-06-02 1979-01-09 Lion Dentifrice Co Ltd Hair conditioner composition
JPS60120807A (ja) * 1983-12-01 1985-06-28 Lion Corp 毛髪化粧料組成物
JPS6197210A (ja) * 1984-10-12 1986-05-15 ロレアル 洗浄用化粧品組成物
JPS61267505A (ja) * 1984-11-06 1986-11-27 Kao Corp 毛髪化粧料
JPS62255408A (ja) * 1986-04-25 1987-11-07 Kao Corp 毛髪化粧料
JPS62286911A (ja) * 1986-06-04 1987-12-12 Lion Corp 毛髪化粧料
JPS62286912A (ja) * 1986-06-06 1987-12-12 Lion Corp 毛髪化粧料組成物
JPS643109A (en) * 1987-06-25 1989-01-06 Lion Corp Hair cosmetic
JPH02218797A (ja) * 1989-02-20 1990-08-31 Kao Corp 低刺激性洗浄剤組成物
JPH02273612A (ja) * 1989-04-14 1990-11-08 Kao Corp シャンプー組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04230615A (ja) 1992-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3229689B2 (ja) 毛髪化粧料
US8632758B2 (en) Aqueous hair cleansing agent
JP3576165B2 (ja) セラミドおよび/又はグリコセラミドによるカチオン分散剤
WO2010113447A1 (ja) 水性毛髪洗浄剤
US20080050330A1 (en) Aqueous hair cosmetic composition
JPH069351A (ja) シャンプー組成物およびその懸濁液
JP2005232113A (ja) 毛髪化粧料
KR20050050142A (ko) 두피 트리트먼트제
JP4641865B2 (ja) 毛髪の処理方法
JP2002249418A (ja) 毛髪化粧料
JPH0699285B2 (ja) 毛髪化粧料
JP5426212B2 (ja) 水性毛髪洗浄剤
JP3025537B2 (ja) 毛髪化粧料
US6110450A (en) Hair care compositions comprising ceramide
EP1105093A1 (en) Conditioning compositions
JPH0798736B2 (ja) 毛髪化粧料
JP2007031378A (ja) 頭髪用組成物
JP3271814B2 (ja) 頭皮・毛髪化粧料
JP3035017B2 (ja) 毛髪化粧料
JP3421433B2 (ja) 毛髪化粧料
JP2002348217A (ja) 化粧品用滑り剤とそれを用いた清浄用化粧品
JP3431642B2 (ja) 毛髪化粧料
JP4606624B2 (ja) 毛髪化粧料
JP2004010580A (ja) 毛髪化粧料
JP2004010581A (ja) 毛髪化粧料

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071025

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081025

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091025

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101025

Year of fee payment: 15

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees