JPH0797469B2 - リリ−フバルブ付き圧力スイツチ - Google Patents

リリ−フバルブ付き圧力スイツチ

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JPH0797469B2
JPH0797469B2 JP15928586A JP15928586A JPH0797469B2 JP H0797469 B2 JPH0797469 B2 JP H0797469B2 JP 15928586 A JP15928586 A JP 15928586A JP 15928586 A JP15928586 A JP 15928586A JP H0797469 B2 JPH0797469 B2 JP H0797469B2
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JP
Japan
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pressure
diaphragm
switch
piston
chamber
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JP15928586A
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JPS62290028A (ja
Inventor
俊之 猪瀬
Original Assignee
日本ランコ株式会社
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  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば自動車の空調装置などの限られた箇所
に取付けられるリリーフバルブ付き圧力スイッチに関す
る。
(従来の技術) 従来の自動車の空調装置などに用いられる圧力スイッチ
とリリーフバルブとはそれぞれ別個に構成され、それぞ
れ独立して取付けられていた。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来の圧力スイッチとリリーフバルブとはそれぞれ
別個に構成されていたため、取付け工数が多く、また圧
力スイッチとリリーフバルブをそれぞれ取付けるスペー
スの確保が必要になり、被圧力制御本体の奥深い箇所に
取付けることが困難であるなどの問題を有している。
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、圧力スイッ
チとリリーフバルブとを一体構造として小形に組込むこ
とができ、取付けが容易で、かつ狭い箇所でも取付ける
ことのできるリリーフバルブ付き圧力スイッチを提供す
るものである。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明の圧力スイッチは、一端に圧力検出用開口部1を
有するケース2と、このケース2内に前記圧力検出用開
口部1に対向して取付けられこの圧力検出用開口部1と
反対側にスイッチ室3を形成するダイアフラム4と、前
記スイッチ室3に進退自在に設けられ前記ダイアフラム
4に当接されるピストン5と、このピストン5と一体的
に前記スイッチ室3を進退されるホルダー6と、このホ
ルダー6を介して前記ピストン5を前記ダイアフラム4
に当接する方向に付勢するスプリング7と、前記スイッ
チ室3内に設けられた固定接点8,8と、前記ピストン5
の進退により前記固定接点8,8に接離される可動接点9
とを具備し、前記ケース2の圧力検出用開口部1の周縁
近傍に前記ダイアフラム4と対向して圧力室10を形成す
る弾性環体11を取付け、前記ダイアフラム4は弾性環体
11の当接する位置より外周側に前記圧力検出用開口部1
側とスイッチ室3を連通させるリリーフ用通孔12を形成
し、前記ケース2にスイッチ室3に連通するリリーフ用
開口部13を形成したことを特徴とするものである。
(作用) 本発明のリリーフバルブ付き圧力スイッチは、被圧力制
御本体の制御内部の圧力変化はケース2の圧力検出用開
口部1に伝達され、ダイアフラム4がスプリング7に抗
してまたはスプリング7により進退され、被圧力制御本
体の制御内部の圧力の増加によりダイアフラム4がスプ
リング7に抗して押圧変形するすると、ピストン5が後
退し、可動接点9は固定接点8,8と離反されてスイッチ
は開放され圧力の上昇が検出される。また被圧力制御本
体の制御内部の圧力が低下すると、ダイアフラム4にか
かる圧力が減少し、スプリング7によってピストン5は
進出され、可動接点9は固定接点8,8に接触してスイッ
チは閉成される。そして被圧力制御本体の制御内部の圧
力が増加する際にダイアフラム4がスプリング7の付勢
力で弾性環体11に接触されているため、ダイアフラム4
の受圧面は弾性環体11にて形成される圧力室10の面積と
なるため、ピストン5の作動設定圧を高く設定でき、被
圧力制御本体の制御内部の圧力が設定圧より増加すると
ピストン5が作動され、このダイアフラム4が弾性環体
11から離反すると、圧力検出用開口部1の圧力がダイア
フラム4の全面に連通し、ダイアフラム4のリリーフ用
通孔12が圧力検出用開口部1に連通し、圧力流体はリリ
ーフ用通孔12からスイッチ室3を介してリリーフ用開口
部13に連通し、自動的に調圧される。
(実施例) 次に本発明の一実施例の構成を図面について説明する。
2はケースで、このケース2は第1のケース部材21と第
2のケース部材22とにて構成され、この第1のケース部
材21に第2のケース部材22をパッキング20を介して嵌合
してかしめ結合されている。そして前記第1のケース部
材21の一端に圧力検出用開口部1を有しこの圧力検出用
開口部1が被圧力制御本体に形成した圧力導入孔に連通
されるようになっている。そしてこのケース2内には前
記圧力検出用開口部1の内端側に空室23が形成され、こ
の空室23にダイアフラム4が取付けられ、このダイアフ
ラム4によって圧力検出用開口部1側に連通する受圧室
24が形成され、この受圧室24と反対側にスイッチ室3が
形成されている。このスイッチ室3に前記ダイアフラム
4に当接されるピストン5が前記ダイアフラム4に対し
て進退自在に設けられ、このピストン5は前記ダイアフ
ラム4に当接する方向にスプリング7にて付勢されてい
る。また前記受圧室24に臨ませて前記圧力検出用開口部
1の周縁近傍に前記ダイアフタム4が接触されるゴムな
どにて成型された弾性環体11が取付けられ、この弾性環
体11とダイアフラム4との接触でこの弾性環体11の内側
にダイアフラム4の全面より面積の狭い面積の圧力室10
が形成されるようになっている。さらにこのダイアフタ
ム4には第3図に示すように弾性環体11の当接する位置
より外周側に前記圧力検出用開口部1側とスイッチ室3
を連通させる複数のリリーフ用通孔12が形成されてい
る。
また前記ケース2に設けられた一対の固定接点8,8にそ
れぞれ接離される環状の可動接点9を設けたホルダー6
が前記ピストン5に螺合して一体的に進退されるように
前記スイッチ室3に設けられ、このピストン5の進退に
より可動接点9が固定接点8,8に接離される。
次にこの実施例の作用を説明する。
被圧力制御本体にケース2の圧力検出用開口部1を接続
連通させる。そして被圧力制御本体の制御内部の圧力変
化はケース2の圧力検出用開口部1に伝達され、ダイア
フラム4がスプリング7に抗してまたはスプリング7に
より進退される。第1図に示す状態から被圧力制御本体
の制御内部の圧力の増加によりダイアフラム4にスプリ
ング7の付勢力で弾性環体11が接触されており、ダイア
フラム4の全面積より狭い面積の圧力室10の圧力が増大
し、ダイアフラム4がスプリングに抗して押圧変形され
ると、第4図に示すOFF点でピストン5が後退し、可動
接点9は固定接点8,8から離反されてスイッチは開放さ
れ圧力の上昇が設定圧力より上昇したことが検出され
る。そして第2図に示すようにダイアフラム4が弾性環
体11から離反すると圧力検出用開口部1はダイアフラム
4のリリーフ用通孔12に連通され、圧力検出用開口部1
に掛る圧力流体はダイアフラム4のリリーフ用通孔21か
らスイッチ室3を経てケース2のリリーフ用開口部13か
ら流出され、第4図に示すリリーフ範囲で自動調圧され
る。また被圧力制御本体の制御内部の圧力が低下する
と、ダイアフラム4にかかる圧力が減少し、第4図に示
すON点でスプリング7によってピストン5は進出され、
可動接点9は固定接点8,8に接触してスイッチは閉成さ
れ、またダイアフラム4は弾性環体11に接触され、圧力
室10が形成されるようになっている。このように弾性環
体11がダイアフラム4と接触されることによりダイアフ
ラムの面積より狭い面積の圧力室10が形成され、ダイア
フラム4の全面を受圧面とした場合よりも設定圧力を高
く設定することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、圧力スイッチとリリーフバルブとを一
体構成にすることができ、しかもリリーフバルブ機能と
ともに自動調圧機能を有し、多機能圧力スイッチとする
ことができ、スイッチ構成が簡単で、小型化が可能とな
り、また圧力スイッチとリリーフバルブの取付けが簡単
で、被圧力制御本体の制御部に容易に取付けることがで
き、取付け作業性を向上できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すリリーフバルブ付き圧
力スイッチの断面図、第2図は同上受圧状態時の断面
図、第3図は同上ダイアフラムの平面図、第4図は同上
圧力スイッチの特性図である。 1……圧力検出用開口部、2……ケース、3……スイッ
チ室、4……ダイアフラム、5……ピストン、6……ホ
ルダー、7……スプリング、8……固定接点、9……可
動接点、10……圧力室、11……弾性環体、12……リリー
フ用通孔、13……リリーフ用開口部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に圧力検出用開口部を有するケース
    と、このケース内に前記圧力検出用開口部に対向して取
    付けられこの圧力検出用開口部と反対側にスイッチ室を
    形成するダイアフラムと、前記スイッチ室に進退自在に
    設けられ前記ダイアフラムに当接されるピストンと、こ
    のピストンと一体的に前記スイッチ室を進退されるホル
    ダーと、このホルダーを介して前記ピストンを前記ダイ
    アフラムに当接する方向に付勢するスプリングと、前記
    スイッチ室内に設けられた固定接点と前記ピストンの進
    退により前記固定接点に接離される可動接点とを具備
    し、 前記ケースの圧力検出用開口部の周縁近傍に前記ダイア
    フラムと対向して圧力室を形成する弾性環体を取付け、
    前記ダイアフラムは弾性環体の当接する位置より外周側
    に前記圧力検出用開口部側とスイッチ室を連通させるリ
    リーフ用通孔を形成し、前記ケースにスイッチ室に連通
    するリリーフ用開口部を形成したことを特徴とするリリ
    ーフバルブ付き圧力スイッチ。
JP15928586A 1986-07-07 1986-07-07 リリ−フバルブ付き圧力スイツチ Expired - Lifetime JPH0797469B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS62290028A JPS62290028A (ja) 1987-12-16
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