JPH0343896Y2 - - Google Patents

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JPH0343896Y2
JPH0343896Y2 JP1986146087U JP14608786U JPH0343896Y2 JP H0343896 Y2 JPH0343896 Y2 JP H0343896Y2 JP 1986146087 U JP1986146087 U JP 1986146087U JP 14608786 U JP14608786 U JP 14608786U JP H0343896 Y2 JPH0343896 Y2 JP H0343896Y2
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piston
hole
stepped
valve body
control member
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/26Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
  • Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ブレーキ用マスタシリンダの吐出
孔に取り付けられる液圧制御弁に関し、特に、タ
ンデムマスタシリンダの従ピストンが過剰ストロ
ークしたときこのピストンと係合して調圧作用を
解除するようにしたものに関する。
(従来の技術) 従来、この種の液圧制御弁の一つとして、第2
図に示すように、タンデムマスタシリンダのピス
トン10により区画される圧力室12に連絡した
孔14に一端を取り付けられる本体16と、前記
孔14に連絡して前記本体16に形成される段付
き孔18と、前記段付き孔18に連絡して前記本
体16の他端に形成した出口20と、少なくとも
出口20側圧力を受圧するように前記段付き孔1
8に摺動自在に挿入され中央に貫通孔22を形成
した段付きピストン24と、該段付きピストン2
4を前記出口20側に付勢する予負荷ばね26
と、前記段付きピストン24の貫通孔22の前記
孔14側開口端に着離座可能に配置され弁ばね2
8により所定位置に付勢される弁体30とを備え
たものが知られている。
こうした液圧制御弁において、段付きピストン
24は、圧力室12内の液圧が所定値に達するま
では、予負荷ばね26の力により図示の位置にあ
り、上方の開口端24aが弁体30から離れてい
る。しかし、圧力室12内の液圧が所定値以上に
なると、段付きピストン24の大小径部24b,
24cの差面積部分に作用する液圧が予負荷ばね
26の力に打ち勝ち、段付きピストン24を図の
上方に動かし、その上方開口端24aを弁体30
の下部30aに着座させる。それにより、液圧が
所定値以上では、出口20に通じる後輪側ブレー
キ装置の液圧は圧力室12内の液圧(この液圧は
前輪側液圧と同じである)に比べて上昇率が減ぜ
られることになる。
ところが、以上のような調圧作用が、前輪側の
ブレーキ回路に故障を生じたときにも行なわれる
とすれば、ブレーキ力不足の問題を生じてしま
う。そのため、図示した改良技術では、ピストン
10が過剰ストロークしたとき、ピストン10の
フランジ部10aが圧力室12内に突出した弁体
30の上部30bを弁体30の軸線と直交する方
向に押し、弁体30をその下側部30cを中心に
して揺動させることにより、段付きピストン24
の上方開口部24aと弁体30とを着座不可能に
なるようにしている。なお、以上については、欧
州特許出願公開第0157158号公報に記載されてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) 第2図に示した従来の液圧制御弁では、弁体3
0の上部30bがマスタシリンダの孔内に突き出
ていることから、液圧制御弁を組み付けたままで
は、ピストン10を部品交換等のためシリンダ孔
の外部に取り出すことができない。
この考案は、液圧制御弁を取り外すことなく、
ピストン10を外部に取り出すことができ、しか
も、前輪側のブレーキ回路の故障時に、調圧作用
を確実に解除することができる、さらに改良され
た技術を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) この考案では、実施例に対応する第1図に示す
ように、前記ピストン10が過剰ストロークした
ときそのピストン10と係合して弁体50の軸線
方向に移動して弁体50の前記段付きピストン2
4への着座を阻止する制御部材60を設けるよう
にしている。
この制御部材60は、構成上、次の(A)および(B)
の特徴をもつている。
(A) ピストン10との係合によつて、そのピスト
ン10の動き方向に対して、制御部材60がほ
ぼ直交する方向の動きをなす構成である。
(B) 制御部材60は、前記した軸線方向に移動し
た際、その一部(爪部分64の先端64a)が
段付きピストン24の開口端24aと弁体50
との間に位置する構成である。
(作用) 制御部材60は弁体50に制約されることなく
独立して弁体50の軸線方向に移動可能である。
そのため、その一部62aをマスタシリンダの孔
内に突出せざるをえないとしても、たとえば、突
出した部分62aの一面を球面のように形成する
ことができる。それにより、突出した部分62a
は、ピストン10との係合により簡単かつ確実に
後退させることができる。したがつて、液圧制御
弁を組み付けたままでも、ピストン10をシリン
ダ孔の外部に容易に取り出すことができる。
一方、前輪側のブレーキ回路に故障が生じてピ
ストン10が過剰ストロークし、それによつて制
御部材60が弁体50の軸線方向に移動すると、
制御部材60の下端が段付きピストン24の自由
な動きを制約する。したがつて、段付きピストン
24は弁体50に着座しようとしても着座不能で
あり、液圧制御弁の調圧作用は確実に解除され
る。この場合、前記(B)の構成から、弁体50の弁
本体52の部分は、段付きピストン24側の開口
端24aに直接当たることがなくなり、調圧作用
解除の確実性はきわめて高い。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を第1図を参照しな
がら説明する。なお、この考案の特徴は、弁体5
0および制御部材60の部分にある。液圧制御弁
の他の構成部分は第2図に示したものと同様であ
る。そこで、他の構成部分については、図に第2
図と同一符号を付し、その説明を簡略にする。
タンデムマスタシリンダのシリンダ本体70に
は、円型のボス部72がある。ボス部72の内側
には、大径な部分にねじ72aが切られ、底部に
小径な連絡孔74が設けられている。ボス部72
は液圧制御弁80の取付け部を構成する。
液圧制御弁80の本体16は、互いにねじ結合
した二つの部材16aと16bとから成る。こう
した本体16は、一方の部材16aの端部がボス
部72にねじ結合され、他方の部材16bの端部
に出口20が設けられている。
段付きピストン24は、予負荷ばね26の力を
受け、中途のフランジ部24dが部材16b側の
段部16cに当たり静止状態にある。この状態
で、中央の貫通孔22の上方開口端24aは、部
材16a上端の孔76に臨んでいる。この孔76
の内側には、ポペツト形の弁体50が設置されて
いる。弁体50は、砲弾形の弁本体52と、弁本
体52の周りを取り囲む円筒部54と、円筒部5
4と弁本体52とを連結する連結部56とから成
る。連結部56には、周方向に沿つて間隔をおい
て孔58が複数個(たとえば3個)設けられてい
る。弁体50は、弁ばね28の力により、円筒部
54の下面が段部16d、つまり孔76の底面に
当たつているが、そのとき、弁本体52の先端
は、段付きピストン24の上方開口端24aから
少し離れている。したがつて、図示の状態におい
て、シリンダ本体70内の圧力室12は、連絡孔
74、孔58、貫通孔22を通して出口20側に
連絡している。
制御部材60は、平坦な部分の中央に内部中空
の頭部62aをもつ本体部分62と、本体部分6
2の周縁部から頭部62aとは反対側に延びた複
数本の爪部分64とから成る。各爪部分64は弁
体50の孔58を貫通し、各先端64aは弁本体
52の先端近くに集合している。制御部材60を
プラスチツクの成形品として得る場合、各爪部分
64が自らの弾性力によつて弁本体52の周側面
に軽く接するようにするのが良い。制御部材60
の頭部62aは弁ばね28を収容する室を兼ねて
おり、制御部材60は弁ばね28の力により、本
体部分62の上面が連絡孔74を規定するシリン
ダ本体の周縁部に当たつている。このとき、制御
部材60の頭部62aの一部は、シリンダ本体7
0の内壁面より内側に突き出ている。突出した部
分は球面状となり、しかも、球面の開始点Pは内
壁面とほぼ同じか、あるいはわずかに外側に位置
するように設定されている。それにより、ピスト
ン10の各フランジ部10a,10bは頭部62
aに円滑に係合する。
さて、前述したように、前輪側のブレーキ回路
に故障が生じてピストン10が過剰ストロークし
たとき、ピストン10のフランジ部10aは制御
部材60の頭部62aを下方に押し込む。する
と、制御部材60は弁ばね28の力に打ち勝ち、
弁体50の軸線方向に移動する。その移動量は頭
部62aの突出量に相当する。この移動により、
制御部材60の爪部分64の先端64aは、段付
きピストン24の上方開口端24aと弁本体52
との間に位置することになる。したがつて、爪部
分64は段付きピストン24と弁本体52との着
座を阻止することになり、液圧制御弁80の調圧
作用は確実に解除される。
また一方、シリンダ孔内部のピストン10を取
り出す場合にも、制御部材60の頭部62aはピ
ストン10の動きに伴なつて無理なく後退するの
で、液圧制御弁80を組み付けたままでも、容易
に取り出すことができる。
なお、図示した実施例においては、制御部材6
0が内側に集合した複数の爪部分64を有してい
るので、組み立て等をする際に、制御部材60、
弁ばね28および弁体50を一体的に取り扱うこ
とができる。
(考案の効果) この考案によれば、一系統が故障したときに調
圧作用を確実に解除することができるとともに、
それを取り外すことなくシリンダ孔内部のピスト
ンを外部に取り出すことができる液圧制御弁を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第
2図は従来例を示す同様の断面図である。 10……ピストン、50……弁体、60……制
御部材、62a……頭部、64……爪部分。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 タンデムマスタシリンダのピストンにより区画
    される圧力室に連絡した孔に一端を取り付けられ
    る本体と、前記孔に連絡して前記本体に形成され
    る段付き孔と、前記段付き孔に連絡して前記本体
    の他端に形成した出口と、少なくとも出口側圧力
    を受圧するように前記段付き孔に摺動自在に挿入
    され中央に貫通孔を形成した段付きピストンと、
    該段付きピストンを前記出口側に付勢する予負荷
    ばねと、前記段付きピストンの貫通孔の前記孔側
    開口端に着離座可能に配置され弁ばねにより所定
    位置に付勢される弁体と、前記ピストンが過剰ス
    トロークしたときこのピストンと係合して前記弁
    体の軸線方向に移動してこの弁体の前記段付きピ
    ストンへの着座を阻止する制御部材とを備えた液
    圧制御弁において、次に(A)および(B)に特徴を有す
    る液圧制御弁。 (A) 前記ピストンとの係合によつて、そのピスト
    ンの動き方向に対して、前記制御部材がほぼ直
    交する方向の動きをなす構成である。 (B) 前記制御部材は、前記した軸線方向に移動し
    た際、その一部が前記段付きピストンの前記孔
    側開口端と前記弁体との間に位置する構成であ
    る。
JP1986146087U 1986-09-24 1986-09-24 Expired JPH0343896Y2 (ja)

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GB8719968A GB2195408B (en) 1986-09-24 1987-08-24 Master cylinder

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JPS6351864U JPS6351864U (ja) 1988-04-07
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