JPH09210219A - バルブ - Google Patents

バルブ

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JPH09210219A
JPH09210219A JP1556696A JP1556696A JPH09210219A JP H09210219 A JPH09210219 A JP H09210219A JP 1556696 A JP1556696 A JP 1556696A JP 1556696 A JP1556696 A JP 1556696A JP H09210219 A JPH09210219 A JP H09210219A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal member
valve
valve seat
support
end wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP1556696A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Arakawa
川 晴 生 荒
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
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  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
  • Lift Valve (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール部材の損傷の虞れの無いバルブを提供
すること。 【解決手段】 流体通路である連通孔9を備えた弁座で
ある端壁内面2bと、支持体12aと支持体12aの外
周に嵌合されて端壁内面2bに接触することにより弾性
変形し連通孔9を遮蔽する環状のシール部材15とから
なる弁体11とを有するバルブである弁10において、
支持体12aの端壁内面2bに対向する面の外周端部1
2aaが丸みを呈していることを特徴とするバルブ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は環状のシール部材を
備えたバルブに関し、詳細には、自動車用液圧ブレーキ
システムに使用されるマスタシリンダ等に用いられるバ
ルブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のバルブは、実開昭62−2096
2号公報に開示されるように、流体通路である連通孔を
備えた弁座と、支持体と該支持体の外周に嵌合されて前
記弁座に接触することにより弾性変形し前記連通孔を塞
ぐ環状のシール部材とを備えた弁体とを有するバルブに
おいて、前記支持体の前記弁座に対向する面は平坦面で
あり、前記前記支持体の前記弁座に対向する面の外周端
部は尖っているというものである。
【0003】この従来のバルブは、弁体が弁座に当接し
てシール部材が同シール部材の軸方向に弾性変形しつつ
連通孔を遮蔽することにより、流体の連通を遮断し、弁
体が弁座から離間することによって、連通孔が連通可能
とされるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
自動車用液圧ブレーキシステムにおいては、ABS(ア
ンチブレーキロックシステム)、TRC(トラクション
コントロールシステム)等の複雑な液圧装置が付加され
る傾向にあり、ABS等の装置が付加された自動車用液
圧ブレーキシステムに上述した従来のバルブを用いた場
合において、弁体が弁座に接触して連通孔を遮蔽してい
る際にABS等の装置が作動されて、このABS等の装
置の作動に伴い弁体側の流体圧が連通孔側の流体圧に比
べて高圧となる状況が生じることがある。弁体側の流体
圧が連通孔側の流体の圧力よりも高圧となると、この高
圧によって弁体のシール部材は同シール部材の径方向内
方に向かって付勢されるようになる。この弁体側の流体
圧が高圧の状態において弁体が弁座から離間すると、シ
ール部材に作用している同シール部材の径方向内方に向
かって付勢する圧力により、更には、弁体側の流体が連
通孔に向かって流動し、この流体の連通孔への流動に伴
って、シール部材がシール部材の径方向内方に向かって
押圧付勢されて、支持体の弁座に対向する面の尖った外
周端部を支点としてシール部材がシール部材の径方向内
方に倒れ込み、シール部材の内周側の支持体の弁座に対
向する面の尖った外周端部に当接する箇所が損傷すると
いう虞れが生じる。
【0005】更に、弁体側の流体圧が高圧でありシール
部材が倒れ込んだ状態で弁体が弁座に当接すると、シー
ル部材が支持体の弁座に対向する平坦な面と弁座とによ
り挟まれて、弁体に作用する弁座方向への流体による押
圧力を支持体を介してシール部材が受けることにより、
シール部材が潰されて損傷するという虞れが生じる。本
発明は、シール部材の損傷の虞れの無いバルブを提供す
ることを、その技術的課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために、流体通路である連通孔を備えた弁座と、支持
体と該支持体の外周に嵌合されて前記弁座に接触するこ
とにより弾性変形し前記連通孔を塞ぐ環状のシール部材
とを備えた弁体とを有するバルブにおいて、前記支持体
の前記弁座に対向する面の外周端部が丸みを呈している
ことを特徴とするバルブを構成した。
【0007】好ましくは、前記シール部材が同シール部
材の径方向内方に向かって倒れ込んだ状態で弁体が弁座
に接触する場合に、前記支持体は前記弁座に当接可能
で、前記支持体の前記弁座に対向する面と前記弁座との
当接部位が、前記環状のシール部材が同シール部材の径
方向内方に向かって最大に倒れ込んだ際の同シール部材
と前記弁座との当接部位よりも同シール部材の径方向に
おいて内方であることを特徴とするバルブが望ましい。
【0008】好ましくは、前記支持体の前記弁座に対向
する面が略半球状を呈していることを特徴とするバルブ
が望ましい。
【0009】請求項1のバルブは、弁体が弁座に接触し
てシール部材が弾性変形しつつ連通孔を遮蔽する。又、
弁体が弁座から離脱して連通孔が連通可能とされる。
【0010】更に、弁体のシール部材が弁座に接触して
連通孔が遮断されている場合において、弁体側の流体圧
が連通孔側の流体圧に比べて高圧となって、この高圧に
よって弁体のシール部材が同シール部材の径方向内方に
向かって付勢されるようになり、この高圧状態の時に弁
体が弁座から離間した場合には、シール部材に作用して
いる同シール部材の径方向内方に向かって付勢する圧
力、更には、弁体側の流体の連通孔のへの流動により、
シール部材がシール部材の径方向内方に向かって押圧付
勢されて、支持体の弁座に対向する面の丸みを呈した外
周端部を支点としてシール部材の径方向内方に倒れ込
む。
【0011】請求項2のバルブは、請求項1の作用に加
えて、弁体側の流体圧が高圧でありシール部材が内方に
倒れ込んだ状態で弁体が弁座に当接して連通孔を遮蔽す
ると、支持体の弁座に対向する面が弁座と当接し、且
つ、シール部材も弁座に当接する。更に、支持体の弁座
に対向する面と弁座との当接部位が、シール部材が内方
に向かって最大に倒れ込んだ際のシール部材と弁座との
当接部位よりもシール部材の径方向において内方とな
る。
【0012】請求項3のバルブは、請求項2の作用に加
えて、弁体側の流体圧が高圧でありシール部材が内方に
倒れ込んだ状態でシール部材が弁座に当接して連通孔を
遮蔽すると、支持体の弁座に対向する略半球状を呈する
面の中心部分が弁座と当接し、且つ、シール部材も弁座
に当接する。更に、略半球状を呈する支持体の弁座に対
向する面と弁座との当接部位が、シール部材が内方に向
かって最大に倒れ込んだ際のシール部材と弁座との当接
部位よりもシール部材の径方向において内方となる。
【0013】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態により具体的
に説明する。
【0014】図1に示すように、1はABS装置が付加
された自動車用ブレーキシステムに用いられるブレーキ
マスタシリンダであり、シリンダボデー2内にはリング
形カップシール4、5を外周に装着したピストン3が摺
動可能に且つ液密的に嵌入されており、このピストン3
とシリンダボデー2の端壁2aとの間に圧力室6が形成
されている。この圧力室6は、シリンダボデ─2に形成
された図示しないABS装置を形成するアクチュエータ
ひいてはホイールシリンダに連通する吐出ポート7と連
通している。圧力室6内には、ピストン3のリターンス
プリング8と、ピストン3の作動(図1における左方摺
動)及び復帰に応じて圧力室6をシリンダボデー2の端
壁2aに形成された連通孔9を介して図示しないリザー
バに遮断及び連通させるバルブ10が配置されている。
【0015】図2は図1のバルブ10部分近傍の拡大図
であり、図3は図2のシール部材15部分近傍の拡大図
である。図2、図3に示すように、バルブ10は、シリ
ンダボデー2端壁2aの弁座としての内面2bと、弁体
11と、シリンダボデー2内に嵌入されてリターンスプ
リング8により端壁2aの内面2bに押しつけられ且つ
ロッド12ひいては弁体11を摺動可能に支持するケー
ス13と、このケース13内に配置されてロッド12ひ
いては弁体11を弁座としての内面2bに(図2で左方
に)付勢するスプリング14とからなる。
【0016】弁体11は、ロッド12とロッド12に嵌
合されて内面2bに接触することにより弾性変形し連通
孔9を遮蔽するゴム製で環状のシール部材15とから構
成されている。ロッド12は支持体12aと係合部12
bと本体部12cと膨大部12dとを一体的に備え、シ
ール部材15は内方フランジ部15aを有し、支持体1
2aの外周に嵌合され且つ内方フランジ部15aが係合
部12bに弾撥的に係合されることによりロッド12に
組み付けられている。ロッド12の支持体12aの端壁
2aの内面2bに対向する面の外周端部12aaは丸み
を帯びており、更に内面2bに対向する面は略半球状を
呈している。
【0017】ロッド12は図2における右端に膨大部1
2dを有し、この膨大部12dはピストン3の軸方向穴
3a内に摺動自在に挿入されているとともにピストン3
に固定されたリテーナ16により軸方向穴3aからの抜
け止めをされている。
【0018】次いで作動を説明する。図4は圧力室6が
高圧状態の際のバルブ10の開状態のシール部材15部
分近傍の拡大図であり、図5は圧力室6が高圧状態の際
のバルブ10の閉状態のシール部材15部分近傍の拡大
図である。図1〜5に示すように、プッシュロッド15
によりピストン3が図1で左方向へ押動されるマスタシ
リンダ1の作動時、周知のように、ピストン3の作動に
連動してロッド12ひいては弁体11がスプリング14
により図1で左方向へ移動させられ、弁体11のシール
部材15がシリンダボデー2の端壁2aの内面2bに接
触して、シール部材15がシール部材15の軸方向に弾
性変形しつつ連通孔9と圧力室6とを液密的に遮断す
る。この後ピストン3が更に作動されることにより圧力
室6内の液が加圧されて吐出ポート7から吐出される。
又、プッシュロッド15によるピストン3の押圧が解除
された時、ピストン3がリターンスプリング8によって
図1で右方向へ摺動される。この時、圧力室6内が負圧
となればシール部材11が連通孔9と圧力室6間の圧力
差により端壁内面2bから離脱してリザーバ(図示省
略)の液が圧力室6内に汲込まれる。そして、ピストン
3が図1の復帰位置に復帰した時にはロッド12の膨大
部12dとリテーナ16との係止によりロッド12が図
1の位置に強制されてシール部材15が端壁内面2bか
ら離脱した状態に保たれ圧力室6がリザーバと連通す
る。
【0019】マスタシリンダ1の作動時、即ち、弁体1
1のシール部材15が端壁内面2bに接触して連通孔9
と圧力室6とが遮断されている場合において、図示しな
いABS装置が作動されると、弁体11側のブレーキ液
圧、即ち、圧力室6内のブレーキ液圧は、連通孔9側の
ブレーキ液圧、即ち、リザーバの液圧に比べて高圧とな
る。圧力室6内のブレーキ液圧が連通孔9側のブレーキ
液圧よりも高圧となると、この高圧によって弁体11の
シール部材15はシール部材15の径方向内方に向かっ
て付勢されるようになる。この圧力室6が高圧状態の時
に強制的にプッシュロッド15によるピストン3の押圧
が解除されると、ピストン3がリターンスプリング8に
よって図1で右方向へ摺動され、ピストン3が図1の復
帰位置に復帰し、ロッド12の膨大部12dとリテーナ
16との係止によりロッド12が図1の位置に強制され
てシール部材15が端壁内面2bから離脱した状態にさ
れ、圧力室6がリザーバと連通し、圧力室6内のブレー
キ液が連通孔9を介してリザーバに流入しようする。シ
ール部材15に作用しているシール部材15の径方向内
方に向かって付勢する圧力、更には、圧力室6内のブレ
ーキ液の連通孔9への流動により、シール部材15がシ
ール部材15の径方向内方に向かって押圧付勢されて図
4に示すように支持体12aの端壁内面2bに対向する
面の丸みを呈した外周端部12aaを支点としてシール
部材15の径方向内方に倒れ込むことになる。しかしな
がら、ロッド12の支持体12aの外周端部12aaが
丸みを帯びていることから、シール部材15と支持体1
2aの外周端部12aaとの当接においてシール部材1
5が損傷する虞れは無い。
【0020】更に、このシール部材15が倒れ込んだ状
態から再度プッシュロッド15によりピストン3が左方
向へ押動されると、図5に示すように、シール部材15
が内方に倒れ込んだ状態で弁体11のシール部材15が
端壁内面2bに当接して連通孔9と圧力室6とが遮断さ
れることになる。しかしながら、支持体12aの端壁内
面2bに対向する略半球状を呈する面の中心部分が端壁
内面2bと当接し、且つ、シール部材15も端壁内面2
bに当接し、支持体12aの端壁内面2bに対向する面
と端壁内面2bとの当接部位が、シール部材15が内方
に向かって最大に倒れ込んだ際のシール部材15と端壁
内面2bとの当接部位よりもシール部材15の径方向に
おいて内方であることから、弁体11に作用する端壁内
面2bへのブレーキ液とスプリング14とによる押圧力
が、支持体12aの端壁内面2bに対向する面と端壁内
面2bとの当接部位とシール部材15が内方に向かって
最大に倒れ込んだ際のシール部材15と端壁内面2bと
の当接部位とに分配され、従って、支持体12aと端壁
内面2bとに挟まれてシール部材15が圧縮される力が
減少し、シール部材15が潰されて損傷するという虞れ
は生じない。
【0021】以上説明したように、本実施の形態のバル
ブ10によれば、ロッド12の支持体12aの外周端部
12aaが丸みを帯びていることから、シール部材15
の支持体12aの外周端部12aaを支点とする倒れ込
みにおいてシール部材15が損傷する虞れは無く、更
に、支持体12aの端壁内面2bに対向する面が略半球
状を呈しており、シール部材15が倒れ込んだ状態にお
いて弁体11が端壁内面2bに当接しても、支持体12
aの端壁内面2bに対向する略半球状を呈する面の中心
部分が端壁内面2bと当接可能であり、支持体12aの
端壁内面2bに対向する面と端壁内面2bとの当接部位
が、シール部材15が内方に向かって最大に倒れ込んだ
際のシール部材15と端壁内面2bとの当接部位よりも
シール部材15の径方向において内方であることから、
シール部材15が支持体12aと端壁内面2bとにより
挟まれて引きちぎられるというような虞れも生じず、従
って、シール部材15の損傷の虞れの無いバルブを提供
することを可能としている。本実施の形態においては、
シングル型のブレーキマスタシリンダにおいて本発明の
バルブを採用したが、これに限定されるものではなく、
タンデム型のポートレスブレーキマスタシリンダ等の各
種バルブ機構において本発明のバルブを採用しても同様
の作用効果が得られるのは言うまでもない。
【0022】以上、本発明を上記実施の態様に則して説
明したが、本発明は上記態様にのみ限定されるものでは
なく、本発明の原理に準ずる各種態様を含むものであ
る。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、支持体の弁座に対向する面の外周端部が丸みを
帯びていることから、シール部材の支持体の弁座に対向
する面の外周端部を支点とするシール部材の径方向内方
に向かう倒れ込みにおいて、シール部材が損傷する虞れ
が無く、従って、シール部材の損傷の虞れの無いバルブ
を提供することを可能としている。
【0024】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、支持体の弁座に対向する面が弁座と当
接し、且つ、シール部材も弁座に当接し、更に、支持体
の弁座に対向する面と弁座との当接部位が、シール部材
が内方に向かって最大に倒れ込んだ際のシール部材と弁
座との当接部位よりもシール部材の径方向において内方
となることから、弁体に作用する弁座への流体の押圧力
が、支持体の弁座に対向する面と弁座との当接部位とシ
ール部材が内方に向かって最大に倒れ込んだ際のシール
部材と弁座との当接部位とに分配され、支持体と弁座と
に挟まれてシール部材が圧縮される力が減少し、シール
部材が潰されて損傷するという虞れは生じない。従っ
て、シール部材の損傷の虞れの無いバルブを提供するこ
とを可能としている。
【0025】請求項3の発明によれば、請求項2の発明
の効果に加えて、支持体の弁座に対向する略半球状を呈
する面の中心部分が弁座と当接し、且つ、シール部材も
弁座に当接し、更に、略半球状を呈する支持体の弁座に
対向する面と弁座との当接部位が、シール部材が内方に
向かって最大に倒れ込んだ際のシール部材と弁座との当
接部位よりもシール部材の径方向において内方となるこ
とから、弁体に作用する弁座への流体の押圧力が、支持
体の弁座に対向する面と弁座との当接部位とシール部材
が内方に向かって最大に倒れ込んだ際のシール部材と弁
座との当接部位とに分配され、支持体と弁座とに挟まれ
てシール部材が圧縮される力が減少し、シール部材が潰
されて損傷するという虞れは生じない。従って、シール
部材の損傷の虞れの無いバルブを提供することを可能と
している。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態のマスタシリンダの断面図。
【図2】図1の一部拡大断面図。
【図3】図2の一部拡大断面図。
【図4】圧力室6が高圧状態時のバルブ10の開状態の
シール部材15部分近傍の拡大図。
【図5】圧力室6が高圧状態時のバルブ10の閉状態の
シール部材15部分近傍の拡大図。
【符号の説明】
2b 端壁内面 9 連通孔 10 バルブ 11 弁体 12a 支持体 12aa 外周端部 15 シール部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体通路である連通孔を備えた弁座と、
    支持体と該支持体の外周に嵌合されて前記弁座に接触す
    ることにより弾性変形し前記連通孔を塞ぐ環状のシール
    部材とを備えた弁体とを有するバルブにおいて、前記支
    持体の前記弁座に対向する面の外周端部が丸みを呈して
    いることを特徴とするバルブ。
  2. 【請求項2】 前記シール部材が同シール部材の径方向
    内方に向かって倒れ込んだ状態で前記弁体が前記弁座に
    接触する場合に、前記支持体は前記弁座に当接可能で、
    前記支持体の前記弁座に対向する面と前記弁座との当接
    部位が、前記環状のシール部材が同シール部材の径方向
    内方に向かって最大に倒れ込んだ際の同シール部材と前
    記弁座との当接部位よりも同シール部材の径方向におい
    て内方であることを特徴とする請求項1のバルブ。
  3. 【請求項3】 前記支持体の前記弁座に対向する面が略
    半球状を呈していることを特徴とする請求項2のバル
    ブ。
JP1556696A 1996-01-31 1996-01-31 バルブ Pending JPH09210219A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008081100A (ja) * 2006-08-31 2008-04-10 Hitachi Ltd マスタシリンダおよびその製造方法、そのマスタシリンダの逆止弁機構
JP2009035085A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Hitachi Ltd マスタシリンダ
US8286427B2 (en) 2007-07-27 2012-10-16 Hitachi, Ltd. Master cylinder

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