JPH0796786B2 - フーチング部を有する布基礎コンクリートの築造方法及びそれに使用する捨型枠 - Google Patents

フーチング部を有する布基礎コンクリートの築造方法及びそれに使用する捨型枠

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JPH0796786B2
JPH0796786B2 JP63311917A JP31191788A JPH0796786B2 JP H0796786 B2 JPH0796786 B2 JP H0796786B2 JP 63311917 A JP63311917 A JP 63311917A JP 31191788 A JP31191788 A JP 31191788A JP H0796786 B2 JPH0796786 B2 JP H0796786B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は短時間内に行うコンクリート打設により、そし
て少なくとも直立部の型枠を回収することなく一挙に築
造することのできるフーチング部を有する布基礎コンク
リートの築造方法及び該方法の実施に使用する布基礎コ
ンクリート用の捨型枠に関するものである。
〔従来の技術〕
エキスパンドメタルやメタルラスなど金網類や波形金属
板などを型枠に使用する布基礎コンクリートの築造は、
例えば特開昭52−42605号などに開示されている如く広
く実施されている。第4図は従来の布基礎コンクリート
の1例を長さ方向に直角に切断して示す斜視図である。
この第4図のように割栗石8上にフーチング部1aを有す
る直立部1bから成る布基礎コンクリート1(以下、フー
チング部付布基礎コンクリートと言うことがある)を築
造する場合には、従来は先ず割栗石8上に捨コンクリー
ト9を打設した後、フーチング部1aの側面1aaを形成さ
せる堰坂を捨コンクリート9上の両側に配置固定しコン
クリートを打設してその打設したコンクリートが一定の
強度を発現してフーチング部1aとなると、次にこのフー
チング部1aの上に直立部1bの側面1baを形成される型枠
を設置してコンクリートを打設してその打設したコンク
リートが一定の強度を発現して直立部1bとなつて布基礎
コンクリートが築造されていたのである。
このように従来はフーチング部用と直立部用との2度に
分けてコンクリートを打設していたため、第1回目のコ
ンクリートを打設した後に養生期間が必要で、速やかに
次の作業に移れないため工期が長びき、しかも直立部1b
とフーチング部1aとの間にコンクリートの打ち継目がで
きて強度が弱くなるという欠点があつた。
このような欠点の解消を目指し、布基礎コンクリート1
を一度に築造しようとしてフーチング部1aと直立部1bと
の各側面1aa,1baを形成させる全ての型枠を組んでから
全コンクリートを一度に打設することも考えられるが、
この場合には打設時にコンクリートの圧力により型枠が
浮き上がつたり、フーチング部1aの側面1aaを形成され
る堰坂上縁から打設したコンクリートが流出する現象が
発生し、このような現象の発生を防止するためには特殊
な対策を必要とするなどのためコストアツプとなり、一
挙に全コンクリートを打設することの実施は事実上極め
て困難であつた。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上記従来技術の欠点を解消し、短時間内に行う
コンクリート打設によりそして少なくとも直立部の型枠
を回収することなく、フーチング部付布基礎コンクリー
トの築造を竪固に且つ工期短く実施できるようにするこ
とを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは種々検討した結果、2個のハツト形状を連
結した特殊な形状の金属条を所定の間隔で平行に捨コン
クリート上に固定すれば、この金属条に型枠を固定又は
保持させることによつて型枠の位置決めが容易であると
共に、直立部の側面形成に主要部が金網から成る網枠を
使用すればその網枠は以後取り外すことの無い捨型枠と
して使用出来てその直立部はその外面に露出する側面を
モルタル仕上げするだけで済み、更にこの網枠の金網の
下縁をフーチング部の堰板上縁以下の高さに位置せしめ
ることにより直立部とフーチング部との間にコンクリー
トの打ち継目ができなくなつて、前記課題を解決できる
ことを究明して本発明を完成したのである。
以下、本発明方法の実施に好適な本発明に係る捨型枠を
図面により説明する。
第1図は本発明に係るフーチング部を有する布基礎コン
クリート用の捨型枠の1実施例を組立て途中の状態で示
す斜視図、第2図は第1図の捨型枠中に使用されている
2連門型金属条の1例を示す斜視図、第3図は本発明方
法によつて築造されたフーチング部付布基礎コンクリー
トの斜視図である。
図面中、3は本発明において使用する2連門型金属条で
あって、第2図に示す如くウエブ部3bとその両側のフラ
ンジ部3cと更にその両側のリツプ部3aとから成るハツト
形状の2つがリツプ部3aで直列で連結された形状を成し
ていてそれらのウエブ部3bとフランジ部3cとで2つの門
部が形成されている。この2連門型金属条3は、後に説
明する単位網枠5の取付けのために図例の如く細幅の金
属帯をその長手方向に対して直角に順次折曲して製作さ
れたものであり、捨コンクリート9へ固定する場合のた
めに各リツプ部3aに固定用穴3aaが穿設されていること
が好ましい。また、この2連門型金属条3はその素材が
変形し難いものであれば、両端のリツプ部3aの一方又は
両方がなくても実用上差し支えはない。また2連門型金
属条3の両側の門を構成する各2つのフランジ部3cのう
ちの内側のフランジ部3cには、後に説明する単位網枠5
の竪枠5bの下部を固定するためのボルト挿通用の竪長穴
3caが穿設されており、更にその内側のフランジ部3cの
両縁にはそれぞれ相対向する内側のフランジ部3c側に向
けて後に説明する単位網枠5の竪枠5bの下部を挟持する
挟持片3cbが突設されていることが好ましい。このよう
な2連門型金属条3の複数個が第1図に示す如くウエブ
部3bを上にして平行に所定の間隔(後記する単位網枠5
の長さに相当する)に捨コンクリート9上にコンクリー
ト釘で固定される。
4は布基礎コンクリート1のフーチング部1aの側面1aa
を形成させる堰板であつて、2連門型金属条3の2つの
門部のそれぞれの外側部に沿つて配置される。この堰板
4としては第1図に示す如き波型金属板の他、フーチン
グ部1aの幅や高さに応じて平面状の金属板や木質合板等
の材料を適宜選ぶことができ、この堰坂4は2連門型金
属条3の門部の外側部すなわち門部を構成する各2つの
フランジ部3cのうちの外側のフランジ部3cの内面に沿つ
て配置される場合にはコンクリートの打設後に取り外さ
れることは無いが、2連門型金属条3の門部の外側部の
外面に沿つて配置される場合にはコンクリートの打設後
に取り外して再使用されるものが一般に使用される。
5は布基礎コンクリート1の直立部1bの側面1baを形成
する網枠を構成する単位網枠であつて、主要部が矩形状
の金網、好ましくは長手方向に平行に所定間隔で補強帯
5cが設けられている金網から成つていて、少なくとも金
網の長さ方向の両側縁に溶接やボルト・ナツトやブライ
ンドリベツトなどの手段で固定されている竪枠5bが金網
の下縁5aより下方に突設されており、その突設部に前記
2連門型金属条3の内側のフランジ部3cに穿設されてい
る竪長穴3caに挿通されるボルト挿通用のボルト穴5baが
穿設されている。そしてこのような単位網枠5は、第1
図に示す如く2連門型金属条3の両側の門部それぞれの
内側のフランジ部3cの内側面に接して単位網枠5の竪枠
5bの下部を位置せしめ、金網の下縁5aがフーチング部1a
の側面1aaの上縁以下の高さとなり且つ単位網枠5の上
縁が直立部1bのほぼ上縁の高さとなるように高さ調整し
て2連門型金属条3の内側のフランジ部3cに穿設されて
いる竪長穴3caと単位網枠5の竪枠5bの下部に穿設され
ているボルト穴5baに挿通して螺合されるボルト・ナツ
ト7によつて固定される。この単位網枠5は、布基礎コ
ンクリート1の直立部1bの両側面1baを形成する両側の
単位網枠5同士が、細幅の金属帯をその長手方向に対し
て順次所定の角度で折曲して製作された連続帯状体やハ
ツト形状やみぞ形状やZ形状などの折板金属材より成る
間隔維持手段6により所定の間隔(直立部1bの厚さに相
当する)を隔てて相対して並立されている。この間隔維
持手段6の取付個所数は、打設するコンクリートの難度
や布基礎コンクリート1の直立部1bの大きさにもよる
が、打設するコンクリートにより単位網枠5が変形しな
いように補強できる数が必要で、通常上下方向で少なく
とも1ケ所、多くとも4ケ所で良い。そして最終的には
前記の位置にある単位網枠5が各側においてその長さ方
向に隙間なく隣接し連結されて相対する網枠を形成する
のである。この際、フーチング部材布基礎コンクリート
1の或る箇所において次に連続する部分の存在しない切
断面状の端部が存在する場合には、その築造に使用する
捨型枠2の当該端部はコンクリート打設時にコンクリー
トの流出を防止してフーチング部1a及び直立部1bの形状
を正常に形成させるためにそれぞれの端面の位置におい
て第1図中に示す如く堰坂4及び単位網枠5により閉塞
される。
〔作 用〕
本発明に係るフーチング部を有する布基礎コンクリート
用の捨型枠2を前記の如く構成する各部材の具体的な連
結態様の1例を以下に第1図によつて組立て手順と共に
説明する。
先ず、金網の少なくとも両側縁にその下縁5aより下部が
下方に突設された状態に竪枠5bを固定されている単位網
枠5を準備する。図例では、軽量溝型鋼より成る竪枠5b
が使用されていてそのウエブ部が端面となつており、長
手方向に平行に所定間隔で補強帯5cが設けられている金
網の側部が竪枠5bの外側フランジ部の内面に固着されて
いて、竪枠5bの金網の下縁5aより下方に突設されている
突設部にはボルト挿通用のボルト穴5baが突設されてい
ると共に、金網の側縁が位置していないウエブ部には所
定間隔で隣接する単位網枠5同士を連結するボルト挿通
用のボルト穴が穿設されている。そしてこの単位網枠5
同士は、相対向せしめられてその相対向している単位網
枠5同士をハツト形状とZ形状との折板金属材とより成
る間隔維持手段6によりボルト・ナツトやブラインドリ
ベツトにより連結せしめられて、相対向している単位網
枠5間の間隔が一定となりその間にコンクリートが打設
されても金網が膨れることがないように維持されてい
る。
次に、第1図に示す如く2連門型金属条3を所定の間隔
(単位網枠5の長さ)で捨コンクリート9の上面9aに平
行に置いて並べ、2連門型金属条件3のリツプ部3aに固
定用穴3aaが穿設されている場合にはこの固定用穴3aaを
貫通させて、また2連門型金属条3のリツプ部3aに固定
用穴3aaが穿設されていない場合にはリツプ部3aにコン
クリート用釘を打ち込んで2連門型金属条3を捨コンク
リート9に固定する。この場合、2連門型金属条3の固
定位置を調整する必要が生じる場合があるので、リツプ
部3aに固定用穴3aaが穿設されている場合にはこの固定
用穴3aaは2連門型金属条3を構成する細幅の金属帯の
長さ方向に平行な長穴であることが好ましい。次いでフ
ーチング部1aの側面1aaを形成する堰板4を、前記2連
門型金属条3の最外側のフランジ部3cの内側に沿つてそ
れぞれ配置するのであるが、フーチング部1aの側面1aa
を形成する堰板4を前記2連門型金属条3の最外側のフ
ランジ部3cの内側に沿つてそれぞれ配置する場合には、
先ず堰板4を2連門型金属条3の両側の門部内に挿通し
ておいてから捨コンクリート9に2連門型金属条3を固
定する作業を行うことが好ましい。しかる後単位網枠5
の両側の竪枠5bの下部の側面に穿設されているボルト穴
5baを2連門型金属条3の内側のフランジ部3cの縦長穴3
caに合わせてボルト7を貫通させ、単位網枠5の金網の
下縁5aが堰板4の上縁4a以下の高さに位置し且つ単位網
枠5の金網の下縁5aがフーチング部1aの上縁とほぼ合致
するようにその上下方向の位置に調節してボルト・ナツ
ト7で固定する。相対する側についても同様に行い2つ
の単位網枠5を相対して並立せしめる。そして隣接する
2連門型金属条3についても前記と同様に2つの単位網
枠5を取り付け、長さ方向に隣接する単位網枠5の竪枠
5b同士に穿設されているボルト穴にボルトを挿通してナ
ツトにより両者を間隔なく連結する。このようにして本
発明に係るフーチング部を有する布基礎コンクリート用
の捨型枠2は組み立てられる。
このようにして組み立てられた本発明に係るフーチング
部を有する布基礎コンクリート用の捨型枠2にコンクリ
ートを打設するには、並立する単位網枠5の間及び堰板
4と単位網枠5との間に、前者では網枠の上縁まで、後
者では堰板4の上縁4aまでそれぞれコンクリートを流し
込めば良い。このとき、前者と後者とは下部で通じてい
て且つ前者の方が流し込み完了時の高さが高く、下部で
コンクリートの若干量が前者から後者へ移動するので、
コンクリート流し込みの完了は後者を先に、前者を後に
するのが好ましい。
なお、フーチング部付布基礎コンクリート1中に鉄筋を
入れるのが普通であり、この場合は予め鉄筋を組んでか
ら両側に堰板4間の底面に沿つて及び単位網枠5間に竪
方向に沿つて鉄筋を配置してからコンクリートを打設す
る。
そしてフーチング部用の及び直立部用のコンクリートを
打設した後に、堰板4を2連門型金属条3の門部を構成
する各2つのフランジ部3cのうちの外側のフランジ部3c
の内面に沿つて配置される場合にはそのまま、2連門型
金属条3の門部を構成する各2つのフランジ部3cのうち
の外側のフランジ部3cの外面に沿つ配置される場合には
必要に応じて取り外した後、直立部1bの側面1baをモル
タル仕上げし、フーチング部1aの面又はそれ以上の高さ
まで埋め戻せば、第3図に示す如きフーチング部付布基
礎コンクリート1が完成するのである。
〔発明の効果〕
以上詳述した如き本発明に係るフーチング部を有する布
基礎コンクリートの築造方法によれば、フーチング部付
布基礎コンクリート1を築造するに当り、2つのハツト
形状がリツプ部3aで直列に連結された形状の2連門型金
属条3の複数個をウエブ部3bを上にして所定の間隔で平
行に捨コンクリート9上に固定することによつて、フー
チング部1aの側面1aaを形成させる堰板4をこの2連門
型金属条3の最外側のフランジ部3cに沿つてそれぞれ配
置し、直立部1bの側面1baを形成するための主要部が金
網から成り両側縁に少なくとも竪枠5bが固定されている
と共にその竪枠5bの下端が金網の下縁5aより下方に突出
されている単位網枠5を金網の下縁5aがフーチング部1a
の側面1aaの上縁以下の高さとなり且つ金網の上縁が直
立部1bのほぼ上縁の高さとなるように高さ調整して前記
2連門型金属条3の両側の門を構成する各2つのフラン
ジ部3cのうちの内側のフランジ部3cの内側面にそれぞれ
前記竪枠5bを固定することによつて両単位網枠5間に所
定の間隔を維持させて相対して並立せしめることができ
るので、フーチング部用及び直立部用のコンクリートを
短時間内に打設できるためフーチング部用と直立部用と
の2度に分けてコンクリートを打設する必要がないので
第1回目のコンクリートを打設した後の養生期間が必要
なくなつて速やかに次の作業に移れて工期を大幅に短縮
できると共に直立部1bとフーチング部1aとの間にコンク
リートの打ち継目が生じないので強度が弱くなるという
欠点もなく、本発明に係るフーチング部を有する布基礎
コンクリートの捨型枠2を使用すれば比較的安価な材料
を使用して組立が容易であると共に諸部材を回収使用し
ないから施工全体を非常に能率良く実施することができ
るのであり、しかも打設されたコンクリートは直立部1b
の外面に露出する側面をモルタル仕上げすることより外
観も良好なものとなるのであり、建築分野に貢献すると
ころの非常に大きなものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るフーチング部を有する布基礎コン
クリート用の捨型枠1の実施例を組立て途中の状態で示
す斜視図、第2図は第1図の捨型枠中に使用されている
2連門型金属条の1例を示す斜視図、第3図は本発明方
法によつて築造されたフーチング部付布基礎コンクリー
トの斜視図、第4図は従来の布基礎コンクリートの1例
を長さ方向に直角に切断して示す斜視図である。 図面中 1……フーチング部付布基礎コンクリート 1a……フーチング部 1aa……フーチング部の側面 1b……直立部 1ba……直立部の側面 2……本発明に係る捨型枠 3……2連門型金属条 3a……リツプ部 3aa……固定用穴 3b……ウエブ部 3c……フランジ部 3ca……竪長穴 3cb……狭持片 4……堰板 4a……上縁 5……単位網枠 5a……金網の下縁 5b……竪枠 5ba……ボルト穴 5c……補強帯 6……間隔維持手段 7……ボルト・ナツト 8……割栗石 9……捨コンクリート 9a……上面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−168725(JP,A) 実開 昭62−175152(JP,U) 実開 昭56−159447(JP,U) 実開 昭62−89331(JP,U) 実公 昭62−12032(JP,Y2)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フーチング部(1a)とその上に一体に設け
    られる直立部(1b)とから成る布基礎コンクリート
    (1)を築造するに際し、2つのハツト形状がリツプ部
    (3a)で直列に連結された形状の2連門型金属条(3)
    の複数個をウエブ部(3b)を上にして所定の間隔で平行
    に捨コンクリート(9)上に固定した後、フーチング部
    (1a)の側面(1aa)を形成させる堰坂(4)をこの2
    連門型金属条(3)の最外側のフランジ部(3c)に沿つ
    てそれぞれ配置し、直立部(1b)の側面(1ba)を形成
    するための主要部が金網から成り両側縁に少なくとも竪
    枠(5b)が固定されていると共にその竪枠(5b)の下端
    が金網の下縁(5a)より下方に突出されている単位網枠
    (5)を金網の下縁(5a)フーチング部(1a)の側面
    (1aa)の上縁以下の高さとなり且つ金網の上縁が直立
    部(1b)のほぼ上縁の高さとなるように高さ調整して前
    記2連門型金属条(3)の両側の門を構成する各2つの
    フランジ部(3c)のうちの内側のフランジ部(3c)の内
    側面にそれぞれ前記竪枠(5b)を固定することによつて
    両単位網枠(5)間に所定の間隔を維持させて相対して
    並立せしめ、しかる後にフーチング部用及び直立部用の
    コンクリートを短時間内に打設した後に、少なくとも直
    立部(1b)の外面に露出する側面をモルタル仕上げする
    ことを特徴とするフーチング部を有する布基礎コンクリ
    ートの築造方法。
  2. 【請求項2】2連門型金属条(3)の両側の門を構成す
    る各2つのフランジ部(3c)のうちの内側のフランジ部
    (3c)の内側面にそれぞれ竪枠(5b)を固定することに
    よつて所定の間隔を維持させて相対して並立せしめる両
    単位網枠(5)にその間隔を規定する間隔維持手段
    (6)を固定せしめておく請求項1に記載のフーチング
    部を有する布基礎コンクリートの築造方法。
  3. 【請求項3】両側の堰坂(4)間の底面に沿つて及び単
    位網枠(5)間に縦方向に沿つて鉄筋が組まれている状
    態でコンクリートを打設する請求項1又は2に記載のフ
    ーチング部を有する布基礎コンクリートの築造方法。
  4. 【請求項4】フーチング部(1a)とその上に一体に設け
    られる直立部(1b)とから成る布基礎コンクリート
    (1)を築造するのに使用されるコンクリート打設用の
    捨型枠であつて、捨コンクリート(9)上にウエブ部
    (3b)を上にして所定の間隔で平行に固定される2つの
    ハツト形状がリツプ部(3a)で直列に連結された形状の
    複数個の2連門型金属条(3)と、両側縁に少なくとも
    竪枠(5b)が固定されていると共にその竪枠(5b)の下
    端が金網の下縁(5a)より下方に突出されていて金網の
    下縁(5a)がフーチング部(1a)の側面(1aa)の上縁
    以下の高さとなり且つ金網の上縁が直立部(1b)のほぼ
    上縁の高さとなるように高さ調整されて前記2連門型金
    属条(3)の両側の門を構成する各2つのフランジ部
    (3c)のうちの内側のフランジ部(3c)の内側面にそれ
    ぞれ前記竪枠(5b)を固定される直立部(1b)の側面
    (1ba)を形成するための主要部が金網から成る単位網
    枠(5)と、該両側の単位網枠(5)に固着されて該両
    側の単位網(5)を所定の間隔を隔てて相対して並立せ
    しめる間隔維持手段(6)とより成ることを特徴とする
    フーチング部を有する布基礎コンクリート用の捨型枠
    (2)。
  5. 【請求項5】2連門型金属条(3)の両側の門を構成す
    る各2つのフランジ部(3c)のうちの内側のフランジ部
    (3c)の両縁にそれぞれ相対向する内側のフランジ部
    (3c)側に向けて単位網枠(5)の両側縁に固定されて
    いる竪枠(5b)の下部を挟持する狭持片(3cb)が突設
    されている請求項4に記載のフーチング部を有する布基
    礎コンクリート用の捨型枠(2)。
  6. 【請求項6】2連門型金属条(3)の最外側のフランジ
    部(3c)の内側に沿つてそれぞれ配置されてフーチング
    部(1a)の側面(1aa)を形成させる堰坂(4)を備え
    ている請求項4又は5に記載のフーチング部を有する布
    基礎コンクリート用の捨型枠(2)。
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JPS58168725A (ja) * 1982-03-27 1983-10-05 Ryusuke Nojima 住宅コンクリ−ト基礎型枠装置
JPS62175152U (ja) * 1986-04-18 1987-11-07

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JPH02157325A (ja) 1990-06-18

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