JPH0790956B2 - ウエブ巻装ロール用ロールホルダー - Google Patents

ウエブ巻装ロール用ロールホルダー

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JPH0790956B2
JPH0790956B2 JP26503888A JP26503888A JPH0790956B2 JP H0790956 B2 JPH0790956 B2 JP H0790956B2 JP 26503888 A JP26503888 A JP 26503888A JP 26503888 A JP26503888 A JP 26503888A JP H0790956 B2 JPH0790956 B2 JP H0790956B2
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hollow shaft
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cylindrical
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秀樹 酒井
伴行 若井
裕 玉井
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株式会社川島製作所
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、装填側のチャック爪と軸支持側のチャック爪
とがセンター基準でアジャスト自在であるとともに、装
填側のチャック爪が起伏自在であり、ウエブ巻装ロール
の装填及び取外しが極めて容易かつウエブ巻装ロールの
幅が大小種々に異なっても該幅の中心が一定位置になる
ように位置決めチャックできるウエブ巻装ロール用ロー
ルホルダーに関する。
[従来の技術] 従来、このような機能を備えたウエブ巻装ロール用ロー
ルホルダーには、特開昭62−167919号がある。該特開昭
62−167919号に係るウエブ巻装ロール用ロールホルダー
は、ウエブ巻装ロールの幅が小さいときには軸がウエブ
巻装ロール側面から大きく張出していることになり機械
操作上邪魔になっている。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、特開昭62−167919号とは別に、ほぼ同様の機
能を備えた、すなわち、装填側のチャック爪と軸支持側
のチャック爪とがセンター基準でアジャスト自在である
とともに、装填側のチャック爪が起伏自在であり、ウエ
ブ巻装ロールの装填及び取外しが極めて容易かつウエブ
巻装ロールの幅が大小種々に異なっても該幅の中心が一
定位置になるように位置決めチャックできる機能を備え
たウエブ巻装ロール用ロールホルダーを提供することを
目的としている。
さらに本発明は、上記機能に加えて、ウエブ巻装ロール
の幅に合わせて軸長を大小変化させることができ、ウエ
ブ巻装ロールの幅が小さいときには軸の張出しが小さく
なり、軸が大きく張出して邪魔になることが解消された
ウエブ巻装ロール用ロールホルダーを提供することを目
的としている。
[問題点を解決するための手段] 本発明のウエブ巻装ロール用ロールホルダーは、第1図
に示すように、 機械フレームに水平に回転可能に取付けられる筒軸1
と、 基端が該筒軸1に収容されて該筒軸1と一体回転される
第一の中空軸2と、 該第一の中空軸2の張出端に固定されたヘッドブロック
3と、 円筒素材に軸方向に長尺なスリット4aが円周等配置に開
設されていることにより両端の円筒状端部4b,4cと両円
筒状端部を連結する連結兼ガイド部4dとからなり、基端
円筒状端部4bが第一の中空軸2に軸方向に摺動可能に収
容されているとともに連結兼ガイド部4dが前記ヘッドブ
ロック3に設けられたガイド部3aに案内されるように通
され前記第一の中空軸2と一体回転される第二の中空軸
4と、 該第二の中空軸4の基端及び張出端に固定された一対の
軸受部材5,6と、 該第二の中空軸4に収容されて該一対の軸受部材5,6に
両端支持されかつ張出端においてハンドルによりまたは
張出端の軸受部材6に固定されたモータにより回転駆動
されるようになっており、張出端側の所要長さにねじ部
7aが形成されかつ該ねじ部7aが前記ヘッドブロック3の
中心に貫通形成された雌ねじ3bに螺合されているととも
に基端側の所要長さに相手に対して摺動可能に係合し得
かつ回転を伝達し得る非円形軸部7bが形成されている操
作軸7と、 前記ヘッドブロック3と前記基端側の軸受部材6との間
に収容されて一端を前記ヘッドブロック3の中心に軸支
され内側に前記操作軸7を通しており外面に前記操作軸
7のねじ部7aと同一のピッチ,同一方向のねじれを有す
る雄ねじ8aが形成された筒状ねじ軸8と、 該筒状ねじ軸8の自由端に固定され前記操作軸7の非円
形軸部7bに摺動可能に被嵌された回転伝達ピース9と、 前記筒状ねじ軸8の雄ねじ8aに螺合されたナットランナ
ー10と、 該ナットランナー10に等配置に三個以上固定され前記第
二の中空軸4のスリット4aを通りさらに該スリット4aと
一致するように前記第一の中空軸2に軸方向に長尺とな
るように開設されたスリット2aを通って外部に突出して
おり、張出端側の側面に形成された傾斜面11aでウエブ
巻装ロールRの中心孔をセンタリングチャックするチャ
ック爪11と、 前記第二の中空軸4の張出端に摺動可能に固定された起
伏チャック爪用支持筒12と、 前記張出端側の軸受部材6または前記第二の中空軸4の
張出端に形成され該起伏チャック爪用支持筒12が前記第
二の中空軸4の張出端から抜け落ちないように停止する
停止部13と、 前記起伏チャック爪用支持筒12と前記張出端側の軸受部
材6にリンクされ前記チャック爪11に対向して設けられ
前記起伏チャック爪用支持筒12を該停止部13から離れさ
せたときに前記第二の中空軸4のスリット4bを通して内
部へ沈み込み状態となって外側にウエブ巻装ロールRを
通過させ得るとともに、前記起伏チャック爪用支持筒12
を戻して該停止部13に当接させたときに起上がって傾斜
面14aでウエブ巻装ロールRの中心孔を支持してセンタ
リングチャックする起伏チャック爪14とからなる,こと
を特徴とするものである。
[作用] 第2図(a),(b),(c)を参照して説明する。
ウエブ巻装ロールを装填するには、第2図(a)のよう
に 起伏チャック爪用支持筒12を停止部13から離れさせて起
伏チャック爪14を第二の中空軸4のスリット4bを通して
内部へ沈み込ませ、ウエブ巻装ロールRを通過させる。
しかる後、第2図(b)のようにヘッドブロックの上に
位置させた後、起伏チャック爪用支持筒12を停止部13に
当接させて起伏チャック爪14を起立させ、しかる後に、
操作軸7を引込んでいく方向に回転させれば良い。する
と、第二の中空軸2が一体に引込んでいくとともに筒状
ねじ軸8が一体回転し、ナットランナー10が操作軸7の
引込方向と反対方向に同速度で移動することになり、も
って起伏チャック爪14とチャック爪11がヘッドブロック
3の軸方向の中心付近をセンター基準として同速度で接
近していき、第2図(c)のように芯出し状態に両端チ
ャックすることになる。
また、ウエブ巻装ロールを取外すには、操作軸7を引出
す方向に回転させて、第2図(b)のように第二の中空
軸2を一体に引出し、起伏チャック爪14とチャック爪11
を互いに離れさせてウエブ巻装ロールRをヘッドブロッ
ク3の上に位置させた後、第2図(a)のように起伏チ
ャック爪用支持筒12を停止部13から離れさせて起伏チャ
ック爪14を内部へ沈み込ませ、ウエブ巻装ロールRを通
過させて取外す。
このようにして、装填側のチャック爪14と軸支持側のチ
ャック爪11とがセンター基準でアジャスト自在であり、
かつ、装填側のチャック爪が起伏自在であり、さらにウ
エブ巻装ロールの幅に合わせて軸長を変化させることが
でき、ウエブ巻装ロールの幅が大小種々に異なっても該
幅の中心が一定位置になるように位置決めチャックで
き、ウエブ巻装ロールの幅が小さいときにはロールホル
ダーの張出端が邪魔にならないように軸長を小さくでき
る。
[実施例・・・第1図、第2図(a),(b),
(c)] 先ず、第1図を参照して構成を説明する。
符合1は筒軸であり、包装機フレームの固着部材15a,15
bにより両端支持されており、外面に設けられたプーリ
ー部1aが、図示しない回転制御装置(ブレーキ力を調整
自在なブレーキ装置)の外部接続プーリーとの間でエン
ドレスロープ16が捲掛けされて自由回転に対する制動が
かけられ、さらにまた回転停止されるようになってお
り、内側に第一の中空軸2を収容支持している。第一の
中空軸2は、基端が該筒軸1に軸方向移動可能に収納さ
れており、該筒軸1に穿設された長孔1bに嵌入されたす
べりキー17が固定されて一体回転されるようになってい
る。該第一の中空軸2は、張出部分に軸方向に長尺なス
リット2aが円周等配置に開設されかつ張出端がヘッドブ
ロック3を支持する円筒支持部2bとなっている。該ヘッ
ドブロック3は、該第一の中空軸2の張出端を閉じるよ
うに固定されており、第二の中空軸4の連結兼ガイド部
4dを軸方向に案内するガイド部3aと、中心に貫通形成さ
れた雌ねじ3bとを有している。該第二の中空軸4は、円
筒素材に軸方向に長尺なスリット4aが円周等配置に開設
されていることにより両端の円筒状端部4b,4cと両円筒
状端部を連結する連結兼ガイド部4dとからなり、基端円
筒状端部4bが第一の中空軸2に軸方向に摺動可能に収容
されているとともに連結権ガイド部4dが前記ヘッドブロ
ック3に設けられたガイド部3aに案内されるように通さ
れ前記第一の中空軸2と一体回転されるようになってい
る。該第一の中空軸2の張出端には軸受部材18が固定さ
れ、該軸受部材18に蛇行操作軸19が枢着されている。該
蛇行操作軸19は、鍔19aを有し該鍔19aが図示しない制御
アクチュエータと連結されて軸方向に押されたり引かれ
たりするようになっている。この構成部分は、必要によ
り取付けるもので、ウエブ巻装ロールRのウエブが図示
しない製袋器へ引込まれる際にウエブ幅中心が若干寸
法、例えば2mm左右どちらかにずれたときに、これを光
電管スイッチ等の位置ずれセンサーにより検知し制御ア
クチュエータが駆動して蛇行操作軸19をウエブの位置ず
れを修正するように軸方向に押されたり引かれたりする
ようになっているものである。第二の中空軸4の基端及
び張出端には一対の軸受部材5,6が固定され操作軸7が
両端支持されている。基端側の軸受部材5は操作軸7の
基端側軸部7cをベアリング20を介して一点支持してお
り、張出端側の軸受部材6は操作軸7の若干長い張出端
側軸部7dをベアリング21,21を介して二点支持してい
る。該操作軸7は、張出端に固着されたハンドル22を回
すことにより回転駆動されるようになっている。そし
て、該操作軸7は、張出端側の所要長さにねじ部7aが形
成されかつ該ねじ部7aが前記ヘッドブロック3の中心に
貫通形成された雌ねじ3bに螺合されており、また基端側
の所要長さに相手に対して摺動可能に係合し得かつ回転
を伝達し得る非円形軸部7bが形成されている。この実施
例の非円形軸部7bは角軸とされているが、スプライン軸
やキーが固設された軸でも良い。ハンドル22は、操作軸
7に嵌着されたかつボルト23で固定されたヘッドプレー
ト24に起伏自在に取着されており、ウエブ巻装ロールR
の装填、取外しに際して操作軸7を回転させる際は二点
鎖線にように引起して手回しするものであり、その他の
ときは実線に状態にヘッドプレート24の前側に倒して置
くようになっている。なお、ハンドル22はメガネレンチ
形で操作軸7に直接着脱できる構成でも良い。なおま
た、図示しないが、ハンドル22に変えて、正逆回転自在
なトルクモータを張出端の軸受部材6に固定設置して操
作軸7と連結させ、そのモータ配線を操作軸7を中空に
してそこに通し操作軸7の基端より筒軸1の外面に設け
られる給電ブラシに接続させることにより、該トルクモ
ータにより操作軸7が回転駆動されるようになっていて
も良い。前記ヘッドブロック3と前記基端側の軸受部材
6との間に収容されて一端を前記ヘッドブロック3の中
心に軸支され内側に前記操作軸7を通しており外面に前
記操作軸7のねじ部7aと同一のピッチ,同一方向のねじ
れを有する雄ねじ8aが形成された筒状ねじ軸8がある。
該筒状ねじ軸8は、自由端に固定された回転伝達ピース
9が操作軸7の非円形軸部7bを軸方向に案内しているの
で、実質的には両端支持されており、操作軸7の回転に
より一体回転するようになっている。そして、該筒状ね
じ軸8は、雄ねじ8aにナットランナー10が螺合されてお
り、該ナットランナー10にチャック爪11が取着されてい
る。該チャック爪11は、等配置に三個以上固定され第二
の中空軸4のスリット4aを通りさらに該スリット4aと一
致するように第一の中空軸2に開設されたスリット2aを
通って外部に突出しており、張出端側の側面に形成され
た傾斜面11aでウエブ巻装ロールRの中心孔をセンタリ
ングチャックするようになっている。第二の中空軸4の
張出端側の円筒状端部4cには起伏チャック爪用支持筒12
が摺動可能に固定されており、張出端から抜け落ちない
ように停止する停止部13が前記張出端に形成されてい
る。なお、該停止部13は、円筒状端部4cより設けても良
い。起伏チャック爪用支持筒12は、手で持って停止部13
に対し離れさせたり当接させたりするものであり、移動
させ易いように環状に凹んだ握り部12aが形成されてい
る。該起伏チャック爪用支持筒12は、ウエブ巻装ロール
Rを通し易いように、両端部が端面に近づくに連れてテ
ーパ状に縮径しており、ヘッドブロック3と退治する側
に起伏チャック爪14の基端をピン25により枢着支持して
いる。該起伏チャック爪14は、ホルダー軸に垂直な方向
に貫通する開口14bが途中に配設され、さらに、該開口1
4bを画成する側壁部に傾斜した長孔14cが開設されてお
り、該開口14bに前記張出端側の軸受部材6に固定され
たL形のブラケット26の張出端26aが収容され、また両
側の長孔14cが該張出端26aの両側に突出するように設け
られた固定ピン27に係合案内されている。従って、起伏
チャック爪14は、前記起伏チャック爪用支持筒12を該停
止部13から離れさせたときに前記第二の中空軸4のスリ
ット4aを通して内部へ沈み込み状態となって外側にウエ
ブ巻装ロールRを通過させ得るとともに、前記起伏チャ
ック爪用支持筒12を戻して該停止部13に当接させたとき
に起上がって傾斜面14aでウエブ巻装ロールRの中心孔
を支持してセンタリングチャックするようになってい
る。なお、起伏チャック爪14は、起伏チャック爪用支持
筒12を移動することにより、起伏自在となっていれば良
い。
次に、動作を第2図(a),(b),(c)を参照して
説明する。
先ず、第2図(a)のように、起伏チャック爪用支持筒
12を該停止部13から離れさせ起伏チャック爪14が第二の
中空軸4のスリット4aを通して内部へ沈み込ませ、ウエ
ブ巻装ロールRを通過させ第2図(b)のようにヘッド
ブロック3の上に位置させる。再び、起伏チャック爪用
支持筒12を停止部13に当接させて起伏チャック爪14を引
起し、次いで、ハンドル22を起し、操作軸7が引込んで
いく方向に回転させる。この場合、操作軸7のねじ部7a
が右ねじならば右回転させれば良い。ハンドル22をねじ
部7aのねじれ方向に回転させることにより、第二の中空
軸2が操作軸7と一体に引込んでいく。筒状ねじ軸8
は、操作軸7の非円形軸部7bと回転伝達ピース9が軸方
向に摺動可能に嵌合しているので、操作軸7の回転と一
体に回転することになり軸方向には移動しない。他方、
ナットランナー10は、雄ねじ8aが操作軸7のねじ部7aと
同一ピッチ、同一方向にねじれている筒状ねじ軸8に螺
合されており、かつ、チャック爪11がスリット2a,4aに
軸方向に案内されるように係合していて回転不能となっ
ているから、ヘッドブロック3の上に乗っているウエブ
巻装ロールRに接近する方向に対向する起伏チャック爪
14と同速度で移動されることになる。従って、ヘッドブ
ロック3の軸方向の中心付近をセンター基準として、起
伏チャック爪14とチャック爪11が同速度で接近していく
ことになる。このように、ハンドル22を回転させ起伏チ
ャック爪14とチャック爪11を互いに接近させていくと、
ウエブ巻装ロールRの位置に応じていずれか一方のチャ
ック爪が先にウエブ巻装ロールRに当接するようにな
り、該先に当接するチャック爪はウエブ巻装ロールRを
押していき、この結果、第2図(c)に示すように、起
伏チャック爪14とチャック爪11は、ウエブ巻装ロールR
の幅が大小種々に異なっても該幅の中心がヘッドブロッ
ク3の軸方向の中心付近をセンター基準に一致した状態
で挟圧状態に両端チャックすることになる。そして、こ
の場合、起伏チャック爪14とチャック爪11はそれぞれ円
周等配置に三個以上設けられており、かつ、各対向端面
には傾斜面14a、11aが形成されているから、ウエブ巻装
ロールRの中心をロールホルダー軸芯に一致させるよう
に両端チャックすることになる。この時点で、ウエブ巻
装ロールRの装填が終了する。そして、ハンドル22は、
二点鎖線のように畳み込んでおく。
該ロールホルダーの使用時、すなわち、包装機の運転時
は、フリー回転自在な筒軸1に第一の中空軸2を初めと
して全ての構成要素が支持されているから、ウエブ巻装
ロールRのウエブが図示しないウエブ移送手段により引
張られると、起伏チャック爪14とチャック爪11によりチ
ャックされたウエブ巻装ロールRが回転しウエブが繰出
されていくことになる。そして、該ウエブの幅中心が製
袋機の中心から左右どちらかに僅かにずれるようになる
と、この僅かなずれを解消するように図示しない制御ア
クチュエータが駆動して蛇行操作軸19を押すか引くこと
になり、もって、該ウエブの蛇行が修正される。そし
て、ウエブ巻装ロールRが速く回転しウエブがたるんで
繰出されることがないように、フリー回転自在な筒軸1
は、図示しない回転制御装置によりエンドレスロープ16
を介して自由回転がコントロールされることになる。続
いて、ウエブ巻装ロールRを取外すときは、ハンドル22
を上記とは反対回転させれば良い。すると、第2図
(b)のように起伏チャック爪14とチャック爪11がセン
ター基準で開いてチャック解除し、ウエブ巻装ロールR
はヘッドブロック3の上に位置されることになる。そこ
で、第2図(a)のように装填時と同様に、起伏チャッ
ク爪用支持筒12を該停止部13から離れさせて起伏チャッ
ク爪14を第二の中空軸4のスリット4aを通して内部へ沈
み込ませれば、ウエブ巻装ロールRを通過させて取外す
ことができる。以上のような操作により、該ロールホル
ダーは、第2図(c)に示す幅がWminからWmaxの範囲の
ウエブ巻装ロールRをセンター基準でチャックすること
ができ、Wminのウエブ巻装ロールRをチャックするとき
は、該ロールホルダーの張出端が大きく張出すことがな
いので、運転時に邪魔とはならず、また頭をぶつける等
の危険が回避される。
[発明の効果] 以上説明してきたように、本発明のウエブ巻装ロール用
ロールホルダーによれば、 装填側のチャック爪と軸支持側のチャック爪とがセンタ
ー基準でアジャスト自在であるとともに、装填側のチャ
ック爪が起伏自在であり、さらにウエブ巻装ロールの幅
に合わせて軸長を大小変化させることができるので、ウ
エブ巻装ロールの装填及び取外しが極めて容易であり、
ウエブ巻装ロールの幅が大小種々に異なっても該幅の中
心が一定位置になるように位置決めチャックでき、ウエ
ブ巻装ロールの幅が小さいときには軸長が小さくなり、
軸が大きく張出して邪魔になることが解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のウエブ巻装ロール用ロールホルダーの
実施例を示す縦断面図であり、 第2図は(a),(b),(c)は第1図に示すウエブ
巻装ロール用ロールホルダーの作動工程を説明するため
の異なる工程を示す縦断面図である。 1……筒軸、 2……第一の中空軸、 3……ヘッドブロック、 3a……ガイド部、 4a……スリット、 4b,4c……円筒状端部、 4d……連結兼ガイド部、 4……第二の中空軸、 5,6……軸受部材、 7……操作軸、 7a……ねじ部、 7b……非円形軸部、 8a……雄ねじ、 8……筒状ねじ軸、 9……回転伝達ピース、 10……ナットランナー、 11……チャック爪、 11a……傾斜面、 12……起伏チャック爪用支持筒、 13……停止部、 14a……傾斜面、 14……起伏チャック爪、 R……ウエブ巻装ロール、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機械フレームに水平に回転可能に取付けら
    れる筒軸と、 基端が該筒軸に収容されて該筒軸と一体回転される第一
    の中空軸と、 該第一の中空軸の張出端に固定されたヘッドブロック
    と、 円筒素材に軸方向に長尺なスリットが円周等配置に開設
    されていることにより両端の円筒状端部と両円筒状端部
    を連結する連結兼ガイド部とからなり、基端円筒状端部
    が第一の中空軸に軸方向に摺動可能に収容されていると
    ともに連結兼ガイド部が前記ヘッドブロックに設けられ
    たガイド部に案内されるように通され前記第一の中空軸
    と一体回転される第二の中空軸と、 該第二の中空軸の基端及び張出端に固定された一対の軸
    受部材と、 該第二の中空軸に収容されて該一対の軸受部材に両端支
    持されかつ張出端においてハンドルによりまたは張出端
    の軸受部材に固定されたモータにより回転駆動されるよ
    うになっており、張出端側の所要長さにねじ部が形成さ
    れかつ該ねじ部が前記ヘッドブロックの中心に貫通形成
    された雌ねじに螺合されているとともに基端側の所要長
    さに相手に対して摺動可能に係合し得かつ回転を伝達し
    得る非円形軸部が形成されている操作軸と、 前記ヘッドブロックと前記基端側の軸受部材との間に収
    容されて一端を前記ヘッドブロックの中心に軸支され内
    側に前記操作軸を通しており外面に前記操作軸のねじ部
    と同一のピッチ,同一方向のねじれを有する雄ねじが形
    成された筒状ねじ軸と、 該筒状ねじ軸の自由端に固定され前記操作軸の非円型軸
    部に摺動可能に被嵌された回転伝達ピースと、 前記筒状ねじ軸の雄ねじに螺合されたナットランナー
    と、 該ナットランナーに等配置に三個以上固定され前記第二
    の中空軸のスリットを通りさらに該スリットと一致する
    ように前記第一の中空軸に軸方向に長尺となるように開
    設されたスリットを通って外部に突出しており、張出端
    側の側面に形成された傾斜面でウエブ巻装ロールの中心
    孔をセンタリングチャックするチャック爪と、 前記第二の中空軸の張出端に摺動可能に固定された起伏
    チャック爪用支持筒と、 前記張出端側の軸受部材または前記第二の中空軸の張出
    端に形成され該起伏チャック爪用支持筒が前記第二の中
    空軸の張出端から抜け落ちないように停止する停止部
    と、 前記起伏チャック爪用支持筒と前記張出端側の軸受部材
    にリンクされ前記チャック爪に対向して設けられ前記起
    伏チャック爪用支持筒を該停止部から離れさせたときに
    前記第二の中空軸のスリットを通して内部へ沈み込み状
    態となって外側にウエブ巻装ロールを通過させ得るとと
    もに、前記起伏チャック爪用支持筒を戻して該停止部に
    当接させたときに起上がって傾斜面でウエブ巻装ロール
    の中心孔を支持してセンタリングチャックする起伏チャ
    ック爪とからなる,ことを特徴とするウエブ巻装ロール
    用ロールホルダー。
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