JPH0776001B2 - 横形製袋充填包装機の四方シール包装用のウエブ巻装ロール用ロールホルダー - Google Patents

横形製袋充填包装機の四方シール包装用のウエブ巻装ロール用ロールホルダー

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JPH0776001B2
JPH0776001B2 JP9678290A JP9678290A JPH0776001B2 JP H0776001 B2 JPH0776001 B2 JP H0776001B2 JP 9678290 A JP9678290 A JP 9678290A JP 9678290 A JP9678290 A JP 9678290A JP H0776001 B2 JPH0776001 B2 JP H0776001B2
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web winding
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秀樹 酒井
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株式会社川島製作所
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、フレーム側チャック爪と装填側起伏チャック
爪によってチャックされるウエブ巻装ロールの装填側端
からロール長さの1/4の位置が、製袋包装部の袋幅中心
と常に一致するように、装填側チャック爪とフレーム側
チャック爪とが三対一のピッチストロークで互いに接
近、離隔調整自在であうとともに、ウエブ巻装ロールの
装填及び取外しに際して装填側チャック爪が起伏自在で
あり、該ウエブ巻装ロールの装填及び取外しに際して装
填側チャック爪が起伏自在であり、該ウエブ巻装ロール
の装填及び取外しが極めて容易である横形製袋充填包装
機の四方シール包装用のウエブ巻装ロール用ロールホル
ダーに関する。
[従来の技術] 横ピロー包装機により四方シール包装を行う場合の従来
のウエブ巻装ロール用ロールホルダーへのウエブ巻装ロ
ールの装着方法と、ウエブ巻装ロールから繰り出される
ウエブをフォーマーへ導く方法を第3図(a),(b)
及び第4図を参照して説明する。
第3図(a),(b)に示すように、先ず、ウエブ巻装
ロールRとウエブ巻装ロール用ロールホルダーHに装着
する。この装着は、ねじ軸30から張出側のダブルナット
31a,31b及びチャックコーン32を取外し、ウエブ巻装ロ
ールRをねじ軸30に通して再びチャックコーン32を嵌合
し、ダブルナット31a,31bを締付けるものである。第3
図(a)の場合はウエブ巻装ロールRの長さが最大であ
り、第3図(b)の場合はウエブ巻装ロールRの長さが
最小である。
第3図(a)でウエブ巻装ロールRの長さを寸法3lとl
とに内分する位置と、第3図(b)ではウエブ巻装ロー
ルRの長さを寸法3l′とl′とに内分する位置とが製袋
包装部の袋幅中心と一致している。このように、ウエブ
巻装ロールRは、長さが大きくても小さくても、チャッ
クされた状態のときに、該ウエブ巻装ロールの装填側端
からロール長さの1/4の位置が製袋包装部の袋幅中心と
一致するように、両側のダブルナット31a,31b,33a,33b
の締付け位置を調整してチャックコーン32と34とで両端
チャックする。
そして、第4図に示すように、該ウエブ巻装ロール用ロ
ールホルダーHに装着されたウエブ巻装ロールRから繰
出されるウエブUは、ウエブ幅が半分となるようにカッ
トして、ウエブ巻装ロール装填側の半分の第一ウエブU1
を流れが左右に少しも振れないようにして製袋包装部へ
導く。
すると、上述したように、ウエブ巻装ロールRの装填側
端からロール長さの1/4の位置が製袋包装部の袋幅中心
と一致するようにねじ軸30に位置決めチャックされてい
るから、該第一ウエブU1は、ウエブ幅中心が製袋包装部
の袋幅中心に一致する。
他方、機械フレーム側の残り半分の第二ウエブU2は、下
方の三角板35に導いて、該ウエブの表裏の反転と該ウエ
ブ幅の分だけ装填側へ位相ずれを行わせることにより、
前記製袋包装部への流れを前記第一ウエブU1の下に重な
って流れさせ、さらに、前記第一ウエブU1は、所定長さ
の手繰りを入れて該第二ウエブU2とアイマークがずれな
いように流れさせる。
[発明が解決しようとする課題] 従って、従来のウエブ巻装ロール用ロールホルダーによ
れば、 ウエブ巻装ロール用ロールRの装着、取外しに際し
て、ねじ軸30から張出側のダブルナット31a,31b及びチ
ャックコーン32を取外しを行う必要があること、及びダ
ブルナット31a,31b,33a,33bの締付け位置の調整を行う
必要があることから、ウエブ幅が異なるウエブ巻装ロー
ル用ロールRの装着、取外しは大変面倒であり手間がか
かる。
ウエブ巻装ロールのロール長さが小さいときは、ねじ
軸30がウエブ巻装ロールRの端面から大きく張出してい
ることになり、作業者が頭をぶつける危険がある。
そこで、張出側のダブルナット31a,31b及びチャックコ
ーン32を廃止し、起伏自在な装填側チャック爪を設け
て、ウエブ巻装ロール用ロールRの装着、取外しを迅
速、容易に行えるようにしたいとともに、該起伏自在な
装填側チャック爪とフレーム側チャック爪によってチャ
ックされるウエブ巻装ロールの装填側端からロール長さ
の1/4の位置が、製袋包装部の袋幅中心と常に一致する
ように、装填側チャック爪とフレーム側チャック爪とが
三対一のピッチストロークで互いに接近・離隔自在にし
たい。そしてさらに、ロールホルダーの長さをチャック
すべきウエブ巻装ロールのロール長さに合わせて変化さ
せることができて、ウエブ巻装ロールのロール長さが小
さいときに軸が大きく張出さないようにしたいとの要望
がある。
該要望に対して、特開昭62−−167919号に係るウエブ巻
装ロール用ロールホルダーは、装填側チャック爪が起伏
自在であるという点についてのみ解決され、装填側チャ
ック爪とフレーム側チャック爪とは一対一のピッチスト
ロークで互いに接近・離隔自在するようになっており、
ウエブ巻装ロールのロール長さが小さいときにホルダー
軸が短くなることはない。
本発明は、装填側チャック爪とフレーム側チャック爪と
が一対三の割合のピッチストロークで互いに接近、離隔
調整自在であることによってウエブ巻装ロールのロール
長さが大小どのような場合でも該ウエブ巻装ロールの装
填側端からロール長さの1/4の位置が製袋包装部の袋幅
中心に一致するように位置決めチャックできるととも
に、装填側チャック爪がウエブ巻装ロールの装填及び取
外しに際して起伏自在で該装填及び取外しが極めて容易
であり、ロールホルダーの長さをチャックすべきウエブ
巻装ロールのロール長さに合わせて変化させることがで
きて、ウエブ巻装ロールのロール長さが小さいときに軸
が大きく張出さないようにして作業者が頭をぶつけてし
まう危険を回避できる横形製袋充填包装機の四方シール
包装用のウエブ巻装ロール用ロールホルダーを提供する
ことを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記課題を解決するための手段として、 機械フレームに水平に回転可能に片持支持される筒軸1
と、 基端が該筒軸1に収容されて該筒軸1と一体回転される
第一中空軸2と、 該第一中空軸2の張出端に固定されたヘッドブロック3
と、 円筒素材に軸方向に長尺な第二スリット4aを複数開設し
て両端に円筒状端部4b,4cを残すとともに該両円筒状端
部4b,4cを連結する連結兼ガイド部4dを残す形状であ
り、基端円筒状端部4bが前記第一中空軸2に軸方向に摺
動可能に収容されているとともに連結兼ガイド部4dが前
記ヘッドブロック3に設けられたガイド部3aに案内され
るように通され前記第一中空軸2と一体回転される第二
中空軸4と、 該第二中空軸4の基端及び張出端に固定された一対の軸
受部材5,6と、 該第二中空軸4内に通されて該一対の軸受部材5,6に両
端支持されかつ張出端においてハンドルにより回転され
または張出側の軸受部材6に固定されたモータにより回
転駆動されるようになっており、張出端側の所要長さに
ねじ部7aが形成されかつ該ねじ部7aが前記ヘッドブロッ
ク3の中心に貫通形成された雌ねじ3bに螺合されている
とともに基端側の所要長さに相手に対して摺動可能に係
合し得かつ回転を伝達し得る非円形軸部7bが形成されて
いる操作軸7と、 前記ヘッドブロック3と前記基端側の軸受部材5との間
に収容されて一端を前記ヘッドブロック3の中心に軸支
され内側に前記操作軸7を通しており外面に前記操作軸
7のねじ部7aの三倍ピッチの同一方向のねじれを有する
雄ねじ8aが形成された筒状ねじ軸8と、 該筒状ねじ軸8の自由端に固定され前記操作軸7の非円
形軸部7bに摺動可能に被嵌された回転伝達ピース9と、 前記筒状ねじ軸8の雄ねじ8aに螺合されたナットランナ
ー10と、 該ナットランナー10に等配置に三個以上固定され前記第
二中空軸4の第二スリット4aを通りさらに該第二スリッ
ト4aと一致するように前記第一中空軸2に軸方向に長尺
となるように開設された第一スリット2aを通って外部に
突出しており、張出端側の側面に形成された傾斜面11a
でウエブ巻装ロールRの中心孔をセンタリングチャック
するフレーム側チャック爪11と、 前記第二中空軸4の張出端に摺動可能に固定された起伏
チャック爪用支持筒12と、 前記張出端側の軸受部材6または前記第二中空軸4の張
出端に形成され該起伏チャック爪用支持筒12が前記第二
中空軸4の張出端から抜け落ちないように停止する停止
部13と、 前記起伏チャック爪用支持筒12と前記張出端側の軸受部
材6にリンクされ前記フレーム側チャック爪11に対向し
て設けられ前記起伏チャック爪用支持筒12を該停止部13
から離れさせたときに前記第二中空軸4の第二スリット
4aを通して内部へ沈み込み状態となって外側にウエブ巻
装ロールRを通過させ得るとともに、前記起伏チャック
爪用支持筒12を戻して該停止部13に当接させたときに起
上がって傾斜面14aでウエブ巻装ロールRの中心孔を支
持してセンタリングチャックする装填側起伏チャック爪
14とからなり、 フレーム側チャック爪11と装填側起伏チャック爪14によ
ってチャックされるウエブ巻装ロールRの装填側端から
ロール長さの1/4の位置が、製袋包装部の袋幅中心と一
致するように、該フレーム側チャック爪11と該装填側起
伏チャック爪14が位置されている,ことを特徴とする横
形製袋充填包装機の四方シール包装用のウエブ巻装ロー
ル用ロールホルダー。
[作用] 先ず、ウエブ巻装ロールRを装填するには、起伏チャッ
ク爪用支持筒12を停止部13から離れさせて装填側起伏チ
ャック爪14を第二中空軸4の第二スリット4aを通して内
部へ沈み込ませ、ウエブ巻装ロールRを通過させヘッド
ブロックの上に位置させる。
その後、起伏チャック爪用支持筒12を停止部13に当接さ
せて装填側起伏チャック爪14を起立させ、しかる後に、
操作軸7を引込んでいく方向に回転させる。
すると、第二中空持2が一体に引込んでいくとともに筒
状ねじ軸8が該操作軸7によって一体に回転され、ねじ
部7aと雄ねじ8aのネジピッチの比が一対三なので、ナッ
トランナー10が操作軸7に引込方向と反対方向に該ナッ
トランナー10の1/4の速度で移動することになる。
従って、装填側起伏チャック爪14とフレーム側チャック
爪11は一対三の速度で互いに接近していき、ウエブ巻装
ロールRを芯出し状態に両端チャックすることになる。
結局、ウエブ巻装ロールRの装填側端からロール長さの
1/4の位置は、ロール長さがいかなる大きさの場合も常
にヘッドブロック3の所定位置と一致する。
また、ウエブ巻装ロールRを取外すには、操作軸7を引
出す方向に回転させて、第二中空軸2を操作軸7と一体
に引出し、装填側起伏チャック爪14とフレーム側チャッ
ク爪11を一対三の割合のピッチストロークで互いに離れ
させてウエブ巻装ロールRをヘッドブロック3の上に位
置させた後、起伏チャック爪用支持筒12を停止部13から
離れさせて装填側起伏チャック爪14を内部へ沈み込ま
せ、該ウエブ巻装ロールRを通過させて取外す。
[実施例] 第1図及び第2図(a),(b),(c)は本発明の横
形製袋充填包装機の四方シール包装用のウエブ巻装ロー
ル用ロールホルダーの好ましい実施例である。
先ず、第1図を参照して構成を説明する。
符合1は筒軸であり、包装機フレームの固着部材15a,15
bにより両端支持されており、外面に設けられたプーリ
ー部1aが、図示しない回転制御装置(ブレーキ力を調整
自在なブレーキ装置)の外部接続プーリーとの間でエン
ドレスロープ16が捲掛けされ自由回転に対する制動がか
けられ、さらにまた回転停止されるようになっており、
内側に第一中空軸2を収容支持している。第一中空軸2
は、基端が該筒軸1に軸方向移動可能に収容されてお
り、該筒軸1に穿設された長孔1bに嵌入されたすべりキ
ー17が固定されて一体回転されるようになっている。該
第一中空軸2は、張出部分に軸方向に長尺な第一スリッ
ト2aが円周等配置に開設されかつ張出端がヘッドブロッ
ク3を支持する円筒支持部2bとなっている。該ヘッドブ
ロック3は、該第一中空軸2の張出端を閉じるように固
定されており、第二中空軸4の連結兼ガイド部4dを軸方
向に案内するガイド部3aと、中心に貫通形成された雌ね
じ3bとを有している。該第二中空軸4は、円筒素材に軸
方向に長尺な第二スリット4aが円周等配置に三個開設し
て両端に円筒状端部4b,4cを残すとともに該両円筒状端
部4b,4cを連結する連結兼ガイド部4dを残す形状であ
り、基端円筒状端部4bが前記第一中空軸2に軸方向に摺
動可能に収容されているとともに連結兼ガイド部4dが前
記ヘッドブロック3に設けられたガイド部3aに案内され
るように通され前記第一中空軸2と一体回転されるよう
になっている。
該第一中空軸2の張出端には軸受部材18が固定され、該
軸受部材18に蛇行操作軸19が枢着されている。該蛇行操
作軸19は、鍔19aを有し該鍔19aが図示しない制御アクチ
ュエータと連結されて軸方向に押されたり引かれたりす
るようになっている。
この構成部分は、必要により取付けるもので、ウエブ巻
装ロールRのウエブが図示しない製袋器へ引込まれる際
にウエブロール長さ中心が若干寸法、例えば2mm左右ど
ちらかにずれたときに、これを光電管スイッチ等の位置
ずれセンサーにより検知し制御アクチュエータが駆動し
て蛇行操作軸19をウエブの位置ずれを修正するように軸
方向に押されたり引かれたりするようになっているもの
である。第二中空軸4の基端及び張出端には一対の軸受
部材5,6が固定され操作軸7が両端支持されている。
基端側の軸受部材5は操作軸7の基端側軸部7cをベアリ
ング20を介して一点支持しており、張出端側の軸受部材
6は操作軸7の若干長い張出端側軸部7dをベアリング2
1,21を介して二点支持している。該操作軸7は、張出端
に固着されたハンドル22を回すことにより回転駆動され
るようになっている。
そして、該操作軸7は、張出端側の所要長さにねじ部7a
が形成されかつ該ねじ部7aが前記ヘッドブロック3の中
心に貫通形成された雌ねじ3bに螺合されており、また基
端側の所要長さに相手に対して摺動可能に係合し得かつ
回転を伝達し得る非円形軸部7bが形成されている。この
実施例の非円形軸部7bは角軸とされているが、スプライ
ン軸やキーが固設された軸でも良い。
ハンドル22は、操作軸7に嵌着されたかつボルト23で固
定されたヘッドプレート24に起伏自在に取着されてお
り、ウエブ巻装ロールRの装填、取外しに際して操作軸
7を回転させる際は二点鎖線にように引起して手回しす
るものであり、その他のときは実線に状態にヘッドプレ
ート24の前側に倒して置くようになっている。
なお、ハンドル22はメガネレンチ形で操作軸7に直接着
脱できる構成でも良い。なおまた、図示しないが、ハン
ドル22に変えて、正逆回転自在なトルクモータを張出端
の軸受部材6に固定設置して操作軸7と直結させ、その
モータ配線を操作軸7を中空にしてそこに通し操作軸7
の基端より筒軸1の外面に設けられる給電ブラシに接続
させることにより、該トルクモータにより操作軸7が回
転駆動されるようになっていても良い。
前記ヘッドブロック3と前記基端側の軸受部材5との間
に収容されて一端を前記ヘッドブロック3の中心に軸支
され内側に前記操作軸7を通しており外面に前記操作軸
7のねじ部7aとの三倍ピッチの同一方向のねじれを有す
る雄ねじ8aが形成された筒状ねじ軸8がある。
該筒状ネジ軸8は、自由端に固定れた回転伝達ピース9
が操作軸7の非円形軸部7bを軸方向に案内しているの
で、実質的には両端支持されており、操作軸7の回転に
より一体回転するようになっている。そして、該筒状ね
じ軸8は、雄ねじ8aにナットランナー10が螺合されてお
り、該ナットランナー10にフレーム側チャック爪11が取
着されている。
該フレーム側チャック爪11は、等配置に三個以上固定さ
れ第二中空軸4の第二スリット4aを通りさらに該第二ス
リット4aと一致するように第一中空軸2に開設された第
一スリット2aを通って外部に突出しており、張出端側の
側面に形成された傾斜面11aでウエブ巻装ロールRの中
心孔をセンタリングチャックするようになっている。
第二中空軸4の張出端側の円筒状端部4cには起伏チャッ
ク爪用支持筒12が摺動可能に固定されており、張出端か
ら抜け落ちないように停止する停止部13が前記張出端に
形成されている。
なお、該停止部13は、円筒状端部4cより設けても良い。
起伏チャック爪用支持筒12は、手で持って停止部13に対
し離れさせたり当接させたりするものであり、移転させ
易いように環状に凹んだ握り部12aが形成されている。
該起伏チャック爪用支持筒12は、ウエブ巻装ロールRを
通し易いように、両端部が端面に近づくに連れてテーパ
状に縮径しており、ヘッドブロック3と対峙する側に装
填側起伏チャック爪14の基端をピン25により枢着支持し
ている。該装填側起伏チャック爪14は、ホルダー軸に垂
直な方向に貫通する開口14bが中途に配設され、さら
に、該開口14bを画成する側壁部に傾斜した長孔14cが開
設されており、該開口14bに前記張出端側の軸受部材6
に固定されたL形のブラケット26の張出端26aが収容さ
れ、また両側の長孔14cが該張出端26aの両側に突出する
ように設けられた固定ピン27に係合案内されている。
従って、装填側起伏チャック爪14は、前記起伏チャック
爪用支持筒12を該停止部13から離れさせたときに前記第
二中空軸4の第二スリット4aを通して内部へ沈み込み状
態となって外側にウエブ巻装ロールRを通過させ得ると
ともに、前記起伏チャック爪用支持筒12を戻して該停止
部13に当接させたときに起上がって傾斜面14aでウエブ
巻装ロールRの中心孔を支持してセンタリングチャック
するようになっている。なお、装填側起伏チャック爪14
は、起伏チャック爪用支持筒12を移動することにより、
起伏自在となっていれば良い。
そうして、装填側起伏チャック爪14とフレーム側チャッ
ク爪11の位置関係は、両者間の距離の1/4の位置が製袋
包装部の袋幅中心と一致している。
次に、作動を第2図(a),(b),(c)を参照して
説明する。
先ず、第2図(a)のように、起伏チャック爪用支持筒
12を該停止部13から離れさせ装填側起伏チャック爪14が
第二中空軸4の第二スリット4aを通して内部へ沈み込ま
せ、ウエブ巻装ロールRを通過させ第2図(b)のよう
にヘッドブロック3の上に位置させる。再び、起伏チャ
ック爪用支持筒12を停止部13に当接させて装填側起伏チ
ャック爪14を引起し、次いで、ハンドル22を起し、操作
軸7が引込んでいく方向に回転させる。この場合、操作
軸7のねじ部7aが右ねじならば右回転させれば良い。ハ
ンドル22をねじ部7aのねじれ方向に回転させることによ
り、第二中空軸2が操作軸7と一体に引込んでいく。筒
状ねじ軸8は、操作軸7の非円形軸部7bと回転伝達ピー
ス9が軸方向に摺動可能に嵌合しているので、操作軸7
の回転と一体に回転することになり軸方向には移動しな
い。他方、ナットランナー10は、操作軸7のねじ部7aの
三倍ピッチの同一方向にねじれている筒状ねじ軸8の雄
ねじ8aに螺合されており、かつ、フレーム側チャック爪
11が第一スリット2a,4aに軸方向に案内されるように係
合していて回転不能となっているから、ヘッドブロック
3の上に乗っているウエブ巻装ロールRに接近する方向
に対向する装填側起伏チャック爪14の1/4の速度で移動
されることになる。
従って、装填側起伏チャック爪14とフレーム側チャック
爪11が一対三の速度で接近していくことになる。このよ
うに、ハンドル22を回転させ装填側起伏チャック爪14と
フレーム側チャック爪11を一対三の速度で互いに接近さ
せていくと、ウエブ巻装ロールRの最初に置いた位置に
応じていずれか一方のフレーム側チャック爪が先にウエ
ブ巻装ロールRに当接するようになり、該先に当接する
フレーム側チャック爪はウエブ巻装ロールRを押してい
き、この結果、第2図(c)に示すように、装填側起伏
チャック爪14とフレーム側チャック爪11は、ウエブ巻装
ロールRの装填側端からロール長さの1/4の位置がヘッ
ドブロック3の張出端寄りの所定位置(この位置は製袋
包装部の袋幅中心位置と一致する。)に常に一致して両
端チャックすることになる。そして、この場合、装填側
起伏チャック爪14とフレーム側チャック爪11はそれぞれ
円周等配置に三個以上設けられており、かつ、各対向端
面には傾斜面14a、11aが形成されているから、ウエブ巻
装ロールRの中心をロールホルダー軸芯に一致させるよ
うに両端チャックすることになる。この時点で、ウエブ
巻装ロールRの装填が終了する。そして、ハンドル22
は、二点鎖線のように畳み込んでおく。
該ロールホルダーの使用時、すなわち、包装機の運転時
は、フリー回転自在な筒軸1に第一中空軸2を初めとし
て全ての構成要素が支持されているから、ウエブ巻装ロ
ールRのウエブが図示しないウエブ移送手段により引張
られると、起伏フレーム側チャック爪14とフレーム側チ
ャック爪11によりチャックされたウエブ巻装ロールRが
回転しウエブが繰出されていくことになる。そして、該
ウエブの幅中心が製袋包装部の袋幅中心から左右どちら
かに僅かにずれるようになると、この僅かなずれを解消
するように図示しない制御アクチュエータが駆動して蛇
行操作軸19を押すか引くことになり、もって、該ウエブ
の蛇行が修正される。そして、ウエブ巻装ロールRが速
く回転しウエブがたるんで繰出されることがないよう
に、フリー回転自在な筒軸1は、図示いない回転制御装
置によりエンドレスロープ16を介して自由回転がコント
ロールされることになる。
続いて、ウエブ巻装ロールRを取外すときは、ハンドル
22を上記とは反対回転させれば良い。すると、第2図
(b)のように装填側起伏チャック爪14とフレーム側チ
ャック爪11が一対三のピッチストロークで開いていきチ
ャック解除し、ウエブ巻装ロールRはヘッドブロック3
の上に位置されることになる。
そこで、第2図(a)のように装填時と同様に、起伏チ
ャック爪用支持筒12を該停止部13から離れさせて装填側
起伏チャック爪14を第二中空軸4の第二スリット4aを通
して内部へ沈み込ませれば、ウエブ巻装ロールRを通過
させて取外すことができる。
以上の操作により、該ロールホルダーは、第2図(c)
に示すロール長さがWminからWmaxの範囲のウエブ巻装ロ
ールRをチャックする場合、該チャックされたウエブ巻
装ロールRの装填側からロール長さの1/4の位置が常に
製袋包装部の袋幅中心と一致するように両端チャックで
きる。
[発明の効果] 以上説明してきたように、本発明の横形製袋充填包装機
の四方シール包装用のウエブ巻装ロール用ロールホルダ
ーによれば、 操作軸を回転することにより装填側起伏チャック爪とフ
レーム側チャック爪とが三対一のピッチストロークで互
いに接近、離隔調整自在であり、ウエブ巻装ロールのロ
ール長さがいかなる寸法であっても該ウエブ巻装ロール
の装填側端からロール長さの1/4の位置が製袋包装部の
袋幅中心と一致することになるから、横形製袋充填包装
機の四方シール包装用に採用することができ、ウエブ巻
装ロールの装着、取外しが迅速、容易、正確に行うこと
ができる。
また、本発明の横形製袋充填包装機の四方シール包装用
のウエブ巻装ロール用ロールホルダーは、ウエブ巻装ロ
ールの長さに合わせて軸長を大小変化させることができ
る。すなわち、ウエブ巻装ロールの長さが小さいければ
小さい程、操作軸が引込んでいき、該操作軸の端からウ
エブ巻装ロールまでの長さが、ウエブ巻装ロールの長さ
に関係なく常に最小寸法となるように抑えられるから、
従来のようにねじ軸が大きく張出して作業者の頭がぶつ
かるの危険が回避される。ちなみに、本発明装置では、
操作軸の端からウエブ巻装ロールまでの長さは、10cm前
後に抑えることができるのに対し、第4図(a)の場合
は、対応寸法が30cmにもなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の横形製袋充填包装機の四方シール包装
用のウエブ巻装ロール用ロールホルダーの実施例を示す
縦断面図である。 第2図は(a),(b),(c)は第1図に示す横形製
袋充填包装機の四方シール包装用のウエブ巻装ロール用
ロールホルダーの作動工程を説明するための異なる工程
を示す縦断面図である。 第3図(a)は従来のウエブ巻装ロール用ロールホルダ
ーにより最大寸法のウエブ巻装ロールを取付けた状態と
製袋包装部との位置関係を示す立面図、第3図(b)は
同上のロールホルダーにより最大寸法のウエブ巻装ロー
ルを取付けた状態と製袋包装部との位置関係を示す立面
図である。 第4図は横型製袋充填機において四方シール包装を行う
場合における従来のウエブ巻装ロール用ロールホルダー
に装着されたウエブ巻装ロールから繰出されるウエブを
製袋包装部へ導く状態を示す斜視図である。 1……筒軸、 2……第一中空軸、 3……ヘッドブロック、 3a……ガイド部、 4……第二中空軸、 4a……第二スリット、 4b,4c……円筒状端部、 4d……連結兼ガイド部、 5,6……軸受部材、 7……操作軸、 7a……ねじ部、 7b……非円形軸部、 8a……雄ねじ、 8……筒状ねじ軸、 9……回転伝達ピース、 10……ナットランナー、 11……フレーム側チャック爪、 11a……傾斜面、 12……起伏チャック爪用支持筒、 13……停止部、 14a……傾斜面、 14……装填側起伏チャック爪、 R……ウエブ巻装ロール、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機械フレームに水平に回転可能に片持支持
    される筒軸と、 基端が該筒軸に収容されて該筒軸と一体回転される第一
    中空軸と、 該第一中空軸の張出端に固定されたヘッドブロックと、 円筒素材に軸方向に長尺なスリットを複数開設して両端
    に円筒状端部を残すとともに該両円筒状端部を連結する
    連結兼ガイド部を残す形状であり、基端円筒状端部が前
    記第一中空軸に軸方向に摺動可能に収容されているとと
    もに連結兼ガイド部が前記ヘッドブロックに設けられた
    ガイド部に案内されるように通され前記第一中空軸と一
    体回転される第二中空軸と、 該第二中空軸の基端及び張出端に固定された一対の軸受
    部材と、 該第二中空軸内に通されて該一対の軸受部材に両端支持
    されかつ張出端においてハンドルにより回転されまたは
    張出側の軸受部材に固定されたモータにより回転駆動さ
    れるようになっており、張出端側の所要長さにねじ部が
    形成されかつ該ねじ部が前記ヘッドブロックの中心に貫
    通形成された雌ねじに螺合されているとともに基端側の
    所要長さに相手に対して摺動可能に係合し得かつ回転を
    伝達し得る非円形軸部が形成されている操作軸と、 前記ヘッドブロックと前記基端側の軸受部材との間に収
    容されて一端を前記ヘッドブロックの中心に軸支され内
    側に前記操作軸を通しており外面に前記操作軸のねじ部
    の三倍ピッチの同一方向のねじれを有する雄ねじが形成
    された筒状ねじ軸と、 該筒状ねじ軸の自由端に固定され前記操作軸の非円形軸
    部に摺動可能に被嵌された回転伝達ピースと、 前記筒状ねじ軸の雄ねじに螺合されたナットランナー
    と、 該ナットランナーに等配置に三個以上固定され前記第二
    中空軸の第二スリットを通りさらに該スリットと一致す
    るように前記第一中空軸に軸方向に長尺となるように開
    設された第一スリットを通って外部に突出しており、張
    出端側の側面に形成された傾斜面でウエブ巻装ロールの
    中心孔をセンタリングチャックするフレーム側チャック
    爪と、 前記第二中空軸の張出端に摺動可能に固定された起伏チ
    ャック爪用支持筒と、 前記張出端側の軸受部材または前記第二中空軸の張出端
    に形成され該起伏チャック爪用支持筒が前記第二中空軸
    の張出端から抜け落ちないように停止する停止部と、 前記起伏チャック爪用支持筒と前記張出端側の軸受部材
    にリンクされ前記フレーム側チャック爪に対向して設け
    られ前記起伏チャック爪用支持筒を該停止部から離れさ
    せたときに前記第二中空軸のスリットを通して内部へ沈
    み込み状態となって外側にウエブ巻装ロールを通過させ
    得るとともに、前記起伏チャック爪用支持筒を戻して該
    停止部に当接させたときに起上がって傾斜面でウエブ巻
    装ロールの中心孔を支持してセンタリングチャックする
    装填側起伏チャック爪とからなり、 フレーム側チャック爪と装填側起伏チャック爪によって
    チャックされるウエブ巻装ロールの装填側端からロール
    長さの1/4の位置が、製袋包装部の袋幅中心と一致する
    ように、該フレーム側チャック爪と該装填側起伏チャッ
    ク爪が位置されている,ことを特徴とする横形製袋充填
    包装機の四方シール包装用のウエブ巻装ロール用ロール
    ホルダー。
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