JPH078677A - 自動洗濯機の防振装置 - Google Patents

自動洗濯機の防振装置

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Publication number
JPH078677A
JPH078677A JP5158714A JP15871493A JPH078677A JP H078677 A JPH078677 A JP H078677A JP 5158714 A JP5158714 A JP 5158714A JP 15871493 A JP15871493 A JP 15871493A JP H078677 A JPH078677 A JP H078677A
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JP
Japan
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suspension
vibration
outer tub
force
support
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Application number
JP5158714A
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English (en)
Inventor
Hidemi Fuchigami
英巳 渕上
Toshinari Matsumoto
俊成 松本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 脱水定常時の振動や騒音を大きくすることな
く、脱水起動時の振れ回り振動を低減する自動洗濯機の
防振装置を得ることを目的としている。 【構成】 洗濯機の本体22から外槽15をサスペンシ
ョン20aにより防振支持するとともに、サスペンショ
ン20aを構成する吊り棒21を延長して支持棒21a
を形成する。そしてこの支持棒21aと外槽15間に摩
擦バンド23を掛け渡したものである。これにより外槽
15がサスペンション20aを振らせる力と逆位相の力
が支持棒21aの先端に発生し、摩擦バンド23がこの
力を利用して外槽15の動きを止めるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は家庭用の自動洗濯機に使
用される防振装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動洗濯機は図20・図
21に示すような構造になっている。すなわち、脱水槽
を兼ねた洗濯槽1(以下洗濯槽と称する)の中央底部に
は攪拌翼13を、洗濯槽1の外側には脱水時の水を受け
るための外槽3を設けている。この外槽3に、前記攪拌
翼13と洗濯槽1の駆動用モータ4を取り付けている。
またこの状態で、外槽3は洗濯機の本体2にバネと減衰
器で構成した防振支持具5を介して吊り下げられ防振支
持されている。洗濯槽1の上部には、液体を内封した流
体バランサ6を固着している。さらに外槽3の外周に
は、2本の摩擦バンド14を卷着した横方向の振動を減
衰させる減衰器7を設けている。減衰器7を構成する摩
擦バンド14のそれぞれの両端は、線材を折曲して形成
した弾性体8を介して本体2に取り付けられている。ま
た、摩擦バンド14はその中間付近にコイルバネ9を設
けており伸縮自在となっている。
【0003】上記従来例の自動洗濯機は次のとおり動作
するものである。すなわち、先ず洗濯槽1に給水し、攪
拌翼13を駆動して衣類の洗濯を実行する。洗濯行程を
終了すると排水を行い、次に洗濯槽1を高速で回転させ
て洗濯済みの衣類を遠心脱水する。この脱水行程中で、
洗濯済みの衣類の片寄りが原因して生じる外槽3のアン
バランス振動は、防振支持具5によって吸収されるた
め、本体2にはあまり伝達されない。しかし脱水行程の
起動中は、この洗濯槽1の回転数が防振支持系の共振周
波数を通過する際に、外槽3が大きく振れ回り、最悪の
場合は外槽3が本体2に当たるという事態にもなるもの
である。この共振時の振れ回りを最小に抑えるために、
前記の減衰器7が外槽3に装備されている。すなわち、
外槽3が大きく振れ回るときは、減衰器7を構成する摩
擦バンド14が外槽3との間で摩擦を生じて、この摩擦
損失によって外槽3の振れ回りを抑制しているものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記従来の構成
のものでは、脱水行程で洗濯槽1を起動してこの回転数
が定常状態に達しても、外槽3と減衰器7との間には摩
擦力が作用しているため、外槽3の振動が本体2に伝達
されるものである。脱水起動時の振れ回りを小さくして
外槽3が本体2に衝突しないようにするには、減衰器7
と外槽3との摩擦力は大きいほど良いものである。また
減衰器7の取付位置は、外槽3と本体2との隙間が比較
的小さく、衝突の機会の多い外槽3の上部に取り付けた
方が、その効果が大きいものである。しかしこの二つの
方法は、いずれも脱水定常時における本体2の振動を大
きくすることにつながるものである。すなわち、摩擦力
を大きくすることは本体2に伝わる振動を大きくするこ
とであり、外槽3の上部に減衰器7を取り付けることは
本体2の上部に振動が伝達されやすくなることで、本体
2の上部の横振れを大きくする結果となる。
【0005】つまり従来の構成のものは、脱水起動時の
外槽3の振れ回り振動を抑えると、脱水定常時の振動や
騒音が大きくなるという課題を有しているものである。
【0006】本発明は前記従来の構成が有している解決
しようとするもので、脱水定常時の振動や騒音を大きく
することなく、脱水起動時の振れ回り振動を低減するこ
とができる自動洗濯機の防振装置を得ることを目的とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第一の手段は、脱水槽を兼ねた洗濯槽の外側
に位置して脱水時の水を受ける外槽と、この外槽を洗濯
機の本体から防振支持するサスペンションと、前記本体
の上部四隅に設け前記サスペンションを構成する吊り棒
を挿通した半球状の吊り棒支持台と、この吊り棒支持台
に球面摺動する吊り棒支持部と、前記吊り棒を吊り棒支
持部の上部にまで延長して形成した支持棒と、この支持
棒と外槽間に掛け渡した摩擦バンドとよりなる自動洗濯
機の防振装置とするものである。
【0008】また本発明の第二の手段は、第一手段の摩
擦バンドに代えて支持棒と外槽間に弾性体を設けた自動
洗濯機の防振装置とするものである。
【0009】また本発明の第三の手段は、第二の手段の
弾性体を複数設けた自動洗濯機の防振装置とするもので
ある。
【0010】また本発明の第四の手段は、第一手段の摩
擦バンドに代えて支持棒と外槽間に少なくとも一方は回
転可能とした補助棒を設けた自動洗濯機の防振装置とす
るものである。
【0011】また本発明の第五の手段は、第一手段の摩
擦バンドに代えて支持棒と外槽間に少なくとも一方は減
衰機構を介して回転可能とした補助棒を設けた自動洗濯
機の防振装置とするものである。
【0012】また本発明の第六の手段は、脱水槽を兼ね
た洗濯槽の外側に位置して脱水時の水を受ける外槽と、
この外槽を洗濯機の本体から防振支持するサスペンショ
ンと、前記本体の上部四隅に設け前記サスペンションを
構成する吊り棒を挿通した半球状の吊り棒支持台と、こ
の吊り棒支持台に球面摺動する吊り棒支持部と、前記吊
り棒を吊り棒支持部の上部にまで延長して形成した支持
棒と、この支持棒と前記本体間に弾性体を設けた自動洗
濯機の防振装置とするものである。
【0013】また本発明の第七の手段は、第二の手段の
支持棒を外槽中心部へ屈曲し、この支持棒と外槽間に弾
性体を設けた自動洗濯機の防振装置とするものである。
【0014】また本発明の第八の手段は、脱水槽を兼ね
た洗濯槽の外側に位置して脱水時の水を受ける外槽と、
この外槽を洗濯機の本体から防振支持するサスペンショ
ンと、前記本体の上部四隅に設け前記サスペンションを
構成する吊り棒を挿通した半球状の吊り棒支持台と、こ
の吊り棒支持台に球面摺動する吊り棒支持部と、この吊
り棒支持部と一体となった弾性体よりなる取付部と、こ
の取付部と接続した外槽の外周に取り付けた弾性体とよ
りなる自動洗濯機の防振装置とするものである。
【0015】
【作用】本発明の第一の手段は、摩擦バンドが脱水起動
時においても脱水定常時においても、外槽の動きを低減
するように作用するものである。すなわち、外槽がサス
ペンションを振らせる力は吊り棒支持部を支点に作用す
るため、支持棒先端にはこの力と反対方向の力が発生す
る。この力は外槽上部の振動とは逆位相となっており、
摩擦バンドを通じて外槽の動きを止める力となって外槽
に作用するものである。
【0016】本発明の第二の手段は、弾性体が脱水起動
時においても脱水定常時においても、外槽の動きを低減
するように作用するものである。すなわち、脱水起動直
後の洗濯槽の振れ回り時には、支持棒先端に生ずるサス
ペンションを振らせる力と反対方向の力が、弾性体を通
じて外槽の動きを止める力となって外槽に作用する。ま
た脱水行程に入って洗濯槽が回転を始め共振点時の上下
振動に対しては、弾性体が上下方向に力を発生して、外
槽の振動を低減する。また脱水定常時においても、支持
棒先端に生ずるサスペンションを振らせる力と反対方向
の力が、弾性体を通じて外槽の動きを止める力となって
外槽に作用するものである。
【0017】また本発明の第三の手段は、外槽と本体と
の間の複数の弾性体が、特に脱水定常時に本体の振動モ
ードに対して有効に作用して、一層本体の振動を低減す
るように作用するものである。
【0018】本発明の第四の手段は、支持棒と外槽との
間の補助棒が、支持棒に生ずる力を増幅するように作用
するため、脱水起動時にも脱水定常時にも外槽の振動を
効果的に抑えることができるものである。
【0019】本発明の第五の手段は、支持棒と外槽との
間の回転可能な減衰機構を介した補助棒が、脱水起動時
にも脱水定常時にも外槽の振動を効果的に抑えるように
作用するものである。特に脱水を開始して共振点を通過
するときの上下方向の振動に対して、回転可能な減衰機
構がこの上下方向の振動を抑えるように作用するもので
ある。
【0020】更に本発明の第六の手段は、支持棒と本体
との間の弾性体が、支持棒先端に生ずるサスペンション
を振らせる力と反対方向の力を生じさせ、外槽の動きを
止めるように作用するものである。
【0021】本発明の第七の手段は、支持棒と外槽とを
接続した弾性体が、支持棒先端に生ずるサスペンション
を振らせる力と反対方向の力を受けて外槽の動きを止め
るように作用するものである。
【0022】本発明の第八の手段は、吊り棒支持部の弾
性体よりなる取付部と外槽の外周との間に取り付けた弾
性体が、支持棒先端に生ずるサスペンションを振らせる
力と反対方向の力を受けて外槽の動きを止めるように作
用するものである。
【0023】
【実施例】以下、本発明の第一の手段の実施例の構成に
ついて図1〜図3に基づいて説明する。脱水時の水を受
けるための外槽15を脱水槽を兼ねた洗濯槽18の外側
に位置して設けている。外槽15の下部には、減速機1
6を固着している。この減速機16は、同様に外槽15
の下部に固着したモータ17とベルトで連結されてい
る。減速機16の駆動軸は二重構造になっており、外側
の軸には、外槽15内部に設けた洗濯槽18が固定され
ている。内側の軸には、洗濯槽18内部に設けた撹拌翼
19が固定されている。
【0024】また本実施例の自動洗濯機は以下の防振装
置を備えている。外槽15は洗濯機の本体22の四隅か
らサスペンション20a〜20dを介してサスペンショ
ン支持部15aで防振支持されている。この各サスペン
ション20a〜20dは、外槽15を本体22の四隅か
ら支持する吊り棒21と、この吊り棒21の下端に取付
けた外周に摩擦材を有したバネ支持板30と、前記吊り
棒21に挿通されバネ支持板30を覆う筒状のバネ抑え
28と、バネ支持板30とバネ抑え28との間に介装し
た圧縮バネ29とで構成している。また本体22の上部
四隅には、半球状の吊り棒支持台24と、吊り棒21に
取り付けられた前記吊り棒支持台24に球面摺動する吊
り棒支持部25とを設けている。吊り棒支持台24と本
体22との間には補強板27を設け、脱水時のサスペン
ション20aの振動から本体22を補強している。前記
半球状の吊り棒支持部25の上部には、吊り棒21を延
長して支持棒21aを形成し、この支持棒21aと外槽
15間に摩擦バンド23を掛け渡している。本実施例で
は摩擦バンド23としては、ゴム・ウレタン等の弾性を
有する材料を使用している。この摩擦バンド23は、固
定具26で支持棒21aに固定されている。
【0025】以下本実施例の動作を説明する。布アンバ
ランスWの作用により、脱水行程に入って洗濯槽18が
回転を開始した直後の洗濯槽18の振れ回り運動による
力は、外槽15に対して、サスペンション支持部15a
からサスペンション20aを振らせる力F1として作用
する。この力F1は、外槽15を防振支持している吊り
棒支持部25を支点にして支持棒21aに作用する。支
持棒21aの端部には、外槽15との間に摩擦バンド2
3を設けている。このため支持棒21aの先端には、図
4に示しているように、前記力F1とは反対方向の力F2
が発生している。つまりこの力F2は、外槽15の上部
の振動とは逆位相となっている。従って支持棒21aの
端部と外槽15とを接続している摩擦バンド23は、こ
の力F2を受けて外槽15の動きを止めるように外槽1
5に作用する。このため、この脱水起動時の外槽15の
振動は抑制され、脱水行程の起動が速やかに行われるも
のである。
【0026】また洗濯槽18の回転数が上昇して定常状
態に達したときには、本実施例の防振装置は図5に示し
ているように作動する。外槽15には、前記脱水起動時
と同様にサスペンション20aを振らせる力F1が働い
ている。この力F1は吊り棒支持部25を支点に作用
し、本体22の上部四隅の半球状の吊り棒支持台24に
は力f1として作用する。一方前記したように支持棒2
1aの先端には、力F1と反対方向の力F2が生じてい
る。この力F2は、前記半球状の吊り棒支持台24には
力f2として作用する。力f2は、前記力f1とは方向が
反対であるため、最終的に吊り棒支持台24を介して本
体22に働く力f0は(数1)のように低減されるもの
である。
【0027】 f0=f1−f2 (数1) こうして本実施例は、脱水定常時にも本体22に伝達さ
れる振動を低減するように作用するものである。
【0028】このように本実施例は、脱水起動時には摩
擦バンド23が外槽15の動きを抑制し、脱水定常時に
は、摩擦バンド23を通じて、サスペンション支持部1
5aから外槽15が受けるサスペンション20aを振ら
せる力と反対方向の力が発生して、この2つの力を相殺
して本体22に伝達される振動を低減するものである。
【0029】続いて本発明の第二の手段の実施例の構成
を図6・図7に基づいて説明する。本体22の上部四隅
には、半球状の吊り棒支持台24と、吊り棒21に取り
付けた前記吊り棒支持台24に球面摺動する吊り棒支持
部25とを設けている。また前記半球状の吊り棒支持部
25の上部には、吊り棒21を延長して支持棒21aを
形成し、この支持棒21aと外槽15間に弾性体31で
ある第一バネ31を設けている。その他の構成について
は、前記本発明の第一の手段の実施例と同様である。
【0030】以下本実施例の動作を説明する。前記図4
で説明しているように、脱水行程に入って洗濯槽18が
回転を開始した直後の洗濯槽18の振れ回り運動による
力は、外槽15に対して、サスペンション支持部15a
からサスペンション20aを振らせる力F1として作用
する。この力F1は吊り棒支持部25を支点として吊り
棒21に作用する。また本実施例では支持棒21aの端
部には、外槽15と接続している弾性体31を設けてい
る。このため図4で説明しているように、支持棒21a
の先端では前記F1とは反対方向の力F2が発生してい
る。この力F2は外槽15の上部の振動とは逆位相とな
っており弾性体31に作用する。従って弾性体31は、
外槽15の動きを止めるように外槽15に作用するわけ
である。このため、この脱水起動時の外槽15の振動は
抑制され、脱水行程の起動が速やかに行われるものであ
る。
【0031】また、脱水行程を起動して洗濯槽18の回
転数が上昇して共振点を通過するときに洗濯槽18に生
ずる上下方向の振動は、前記弾性体31が上下方向に力
を発生するため、外槽15に対する伝達を効果的に抑え
ることができるものである。
【0032】また更に洗濯槽18の回転数が上昇して定
常状態に達したときにも、前述した図5のように作用し
て、本体22に伝達される振動を低減するものである。
つまり、外槽15に作用するサスペンション20aを振
らせる力F1は、吊り棒支持部25を支点に作用し、本
体22の上部四隅の半球状の吊り棒支持台24には力f
1として作用する。一方支持棒21aの先端には、外槽
15がサスペンション支持部15aからサスペンション
20aを振らせる力F1と反対方向の力F2が発生してい
る。この力F2は、前記半球状の吊り棒支持台24に力
2として作用する。この力f2は、前記力f1とは方向
が反対であるため、最終的に本体22に働く力f0は前
記(数1)のように低減されるものである。
【0033】以上のように本実施例によれば、支持棒2
1aと外槽15とを弾性体31で接続しているため、前
記本発明の第一の手段の実施例と同様の振動や騒音の効
果が得られるばかりでなく、脱水起動時の外槽15の上
下振動に対しても効果が大きい自動洗濯機の防振装置を
提供することができる。
【0034】続いて本発明の第三の手段の実施例の構成
を図8・図9に基づいて説明する。本体22の上部四隅
には、半球状の吊り棒支持台24と、吊り棒21に取り
付けた前記吊り棒支持台24に球面摺動する吊り棒支持
部25とを設けている。また、前記半球状の吊り棒支持
部25の上部には、吊り棒21を延長して支持棒21a
を形成し、この支持棒21aと外槽15間に本体22と
平行に複数の弾性体である第二バネ32a・32bを設
けている。その他の構成は、前記本発明の第一の手段の
実施例と同様である。
【0035】以下本実施例の動作を説明する。本実施例
においても脱水起動時には、前記図4と同様に動作する
ものである。脱水行程に入った直後の洗濯槽18の振れ
回り運動は、外槽15に対して、サスペンション支持部
15aからサスペンション20aを振らせる力F1とし
て作用する。この力F1は吊り棒支持部25を支点に作
用し、支持棒21aの先端にはF1とは反対方向の力F2
が発生する。この力F2は外槽15の上部の振動と逆位
相となっているため、第二バネ32a・32bを通じて
外槽15の動きを止める力となって外槽15に作用す
る。この結果、外槽15の振動を低減することができ
る。また洗濯槽18の回転数が上昇して共振点を通過す
るときには、このときに生ずる上下方向の振動を、第二
バネ31a・32bが上下方向に力を発生して、これに
よる振動を低減するものである。特に本実施例では、第
二バネ31a・31bを設けた構成としているため、こ
の上下方向の振動は効果的に抑えることができるもので
ある。
【0036】また洗濯槽18の回転数が上昇して定常状
態となったときには、前記各実施例と同様に、本体22
に伝達される振動を低減するよう作用するものである。
この場合、第二バネ31a・31bを設けたため、本体
22の振動を有効に防止するものである。
【0037】続いて本発明の第四の手段の実施例の構成
を図10・図11に基づいて説明する。本体22の上部
四隅には半球状の吊り棒支持台24と、吊り棒21に取
り付けた前記吊り棒支持台24に球面摺動する吊り棒支
持部25とを設けている。吊り棒支持部25の上部に
は、吊り棒21を延長した支持棒21aと、支持棒21
aと外槽15とを接続している第一補助棒33a・33
bを設けている。第一補助棒33a・33bは両端に穴
33cを有しており、外槽15に設けた固定ピン34a
・34bをこの穴33cを使って外槽15に両端を固定
している。また中間部は、支持棒21aに固定具26を
使用して固定されている。また第一補助棒33a・33
bは、支持棒21a・固定ピン34の軸直角方向に回転
可能となっている。その他の構成については、前記本発
明の第一の手段の実施例と同様である。
【0038】以下本実施例の動作を説明する。第一補助
棒33a・33bは、支持棒21aの先端に生ずる外槽
15に作用する力F1と反対方向の力F2を受けて、脱水
起動時の外槽15の動きを防止する。また脱水定常時に
おいても、前記実施例と同様、(数1)に示す相殺作用
によって、本体22に伝達される振動は低減されるもの
である。つまり、外槽15がサスペンション支持部15
aからサスペンション20aを振らせる力F1は、吊り
棒支持部25を支点にして作用し、本体22の上部四隅
の半球状の吊り棒支持台24には力f1として入力され
る。また支持棒21aの先端には、外槽15から第一補
助棒33aを介して、外槽15がサスペンション支持部
21aからサスペンション20aを振らせる力F1と反
対方向の力F2が発生している。この力F2は、半球状の
吊り棒支持台24に力f2として入力される。この力f2
は前記力f1とは方向が反対であるため、最終的に本体
22に働く力f0は(数1)に示すように相殺され低減
される。
【0039】本実施例によれば、発生する反対方向の力
が前記本発明の第一の手段の実施例よりも大きく、起動
時の振れ回りと定常運転時の振動や騒音を一層低減でき
るものである。
【0040】次に本発明の第五の手段の実施例の構成を
図12・図13に基づいて説明する。本体22の上部四
隅には半球状の吊り棒支持台24と、吊り棒21に取り
付けた前記吊り棒支持台24に球面摺動する吊り棒支持
部25とを設けている。また半球状の吊り棒支持部25
の上部には、吊り棒21を延長して支持棒21aを形成
し、第二補助棒33a・33bを備えている。第二補助
棒33a・33bの一端は、外槽15に設けた減衰器3
5a・35bを介して外槽15に取り付けられている。
減衰器35a・35bは、上下の回転方向に対して力が
働く構造となっている。また第二補助棒33a・33b
の他端には穴33cを設けており、支持棒21aに挿入
され、固定具26で取り付けられている。従って、第二
補助棒33a・33bは、支持棒21aの軸直角方向に
回転可能となっている。その他の構成については、前記
本発明の第一の手段の実施例と同様である。
【0041】以下本実施例の動作を説明する。脱水行程
に入った直後の洗濯槽18の振れ回り運動は、外槽15
に対して、サスペンション支持部15aからサスペンシ
ョン20aを振らせる力F1として作用する。この力F1
は吊り棒支持部25を支点に作用し、支持棒21aの先
端には、支持棒21aと、この支持棒21aと外槽15
上の減衰器35aを第二補助棒33aで接続した構成と
しているため、F1とは反対方向の力F2が発生する。こ
の力F2は外槽15の上部の振動と逆位相となっている
ため、第二補助棒33aを通じて外槽15の動きを止め
る力となって外槽15に作用する。このため、脱水行程
直後の外槽15の振動を低減することができる。また洗
濯槽18の回転数が上昇して共振点を通過するときに生
ずる上下振動は、第二補助棒33a・33bが減衰器3
5a・35bによって上下方向に力を発生することによ
って低減することができる。また脱水定常時において
も、前記実施例と同様(数1)に示す相殺作用によっ
て、本体22に伝達される振動は低減されるものであ
る。つまり、外槽15がサスペンション支持部15aか
らサスペンション20aを振らせる力F1は、吊り棒支
持部25を支点にして作用し、本体22の上部四隅の半
球状の吊り棒支持台24には力f1として入力される。
また支持棒21aの先端には、外槽15から第二補助棒
33a・33bを介して、外槽15がサスペンション支
持部21aからサスペンション20aを振らせる力F1
と反対方向の力F2が発生している。この力F2は、半球
状の吊り棒支持台24に力f2として入力される。この
力f2は前記力f1とは方向が反対であるため、最終的に
本体22に働く力f0は(数1)に示すように相殺され
低減される。
【0042】特に本実施例は起動時の外槽15の上下振
動に対しても効果が大きい自動洗濯機の防振装置として
作用するものである。
【0043】次いで本発明の第六の手段の実施例の構成
を図14・図15に基づいて説明する。本体22の上部
四隅には半球状の吊り棒支持台24と、吊り棒21に取
り付けた吊り棒支持台24に球面摺動する吊り棒支持部
25とを設けている。また吊り棒支持部25の上部に
は、吊り棒21を延長して支持棒21aを形成し、この
支持棒21aと本体22間に弾性体である第三バネ36
a・36bを備えている。その他の構成については前記
本発明の第一の手段の実施例と同様である。
【0044】以下本実施例の動作を説明する。脱水行程
に入った直後の洗濯槽18の振れ回り運動は、外槽15
に対して、サスペンション支持部15aからサスペンシ
ョン20aを振らせる力F1として作用する。この力F1
は吊り棒支持部25を支点に作用し、支持棒21aの先
端には、支持棒21aと本体22とを弾性体である第三
バネ36a・36bで接続した構成としているため、F
1とは反対方向の力F2が発生する。この力F2は外槽1
5の上部の振動と逆位相となっているため、第三バネ3
6aを通じて外槽15の動きを止める力となって外槽1
5に作用する。このため、脱水行程直後の外槽15の振
動を低減することができる。また洗濯槽18の回転数が
上昇して共振点を通過するときに生ずる上下振動は、第
三バネ36a・36bが上下方向に力を発生することに
よって低減することができる。また脱水定常時において
も、前記実施例と同様(数1)に示す相殺作用によっ
て、本体22に伝達される振動は低減されるものであ
る。つまり、外槽15がサスペンション支持部15aか
らサスペンション20aを振らせる力F1は、吊り棒支
持部25を支点にして作用し、本体22の上部四隅の半
球状の吊り棒支持台24には力f1として入力される。
また支持棒21aの先端には、本体22から第三バネ3
6a・36bを介して、外槽15がサスペンション支持
部21aからサスペンション20aを振らせる力F1
反対方向の力F2が発生している。この力F 2は、半球状
の吊り棒支持台24に力f2として入力される。この力
2は前記力f1とは方向が反対であるため、最終的に本
体22に働く力f0は(数1)に示すように相殺され低
減される。
【0045】続いて本発明の第七の手段の実施例の構成
について、図16・図17に基づいて説明する。本実施
例では、吊り棒21を延長した支持棒21aは外槽15
の中心部に向かって屈曲した構成となっており、この先
端は弾性体である第一ゴムバンド38によって外槽15
と接続している。39は前記第一ゴムバンド38が外れ
ないように支持棒21aの先端に設けている外れ止めで
ある。その他の構成については前記本発明の第一の手段
の実施例と同様である。
【0046】以上の構成で、前記各実施例と同様、脱水
時の本体22の振動を低減するものである。脱水行程に
入った直後の洗濯槽18の振れ回り運動は、外槽15に
対して、サスペンション支持部15aからサスペンショ
ン20aを振らせる力F1として作用する。この力F1
吊り棒支持部25を支点に作用し、支持棒21aの先端
には、支持棒21aと外槽15とを弾性体である第一ゴ
ムバンド38で接続した構成としているため、F1とは
反対方向の力F2が発生する。この力F2は外槽15の上
部の振動と逆位相となっているため、第一ゴムバンド3
8を通じて外槽15の動きを止める力となって外槽15
に作用する。このため、脱水行程直後の外槽15の振動
を低減することができる。
【0047】また脱水定常時においても、前記実施例と
同様(数1)に示す相殺作用によって、本体22に伝達
される振動は低減されるものである。つまり、外槽15
がサスペンション支持部15aからサスペンション20
aを振らせる力F1は、吊り棒支持部25を支点にして
作用し、本体22の上部四隅の半球状の吊り棒支持台2
4には力f1として入力される。また支持棒21aの先
端には、外槽15から第一ゴムバンド38を介して、外
槽15がサスペンション支持部21aからサスペンショ
ン20aを振らせる力F1と反対方向の力F2が発生して
いる。この力F 2は、半球状の吊り棒支持台24に力f2
として入力される。この力f2は前記力f1とは方向が反
対であるため、最終的に本体22に働く力f0は(数
1)に示すように相殺され低減される。
【0048】以上のように本実施例によれば、脱水時に
本体22に伝達される振動を低減することができると共
に、特にサスペンションの取付部の上部のスペースを有
効に活用することができるものである。
【0049】続いて本発明の第八の手段の実施例の構成
について図18・図19に基づいて説明する。本実施例
では、吊り棒支持部25と一体に弾性体よりなる取付部
25を設けている。また外槽25の外周には固定具41
を設けており、前記取付部25と固定具41間に弾性体
である第二ゴムバンド40を設けている。その他の構成
については、前記本発明の第七の手段の実施例と同様で
ある。
【0050】以上の構成で、前記各実施例と同様脱水時
の本体22の振動を低減するものである。脱水行程に入
った直後の洗濯槽18の振れ回り運動は、外槽15に対
して、サスペンション支持部15aからサスペンション
20aを振らせる力F1として作用する。この力F1は吊
り棒支持部25を支点に作用し、支持棒21aの先端に
は、支持棒21aと外槽15とを弾性体である第二ゴム
バンド40で接続した構成としているため、F1とは反
対方向の力F2が発生する。この力F2は外槽15の上部
の振動と逆位相となっているため、第二ゴムバンド40
を通じて外槽15の動きを止める力となって外槽15に
作用する。このため、脱水行程直後の外槽15の振動を
低減することができる。また脱水定常時においても、前
記実施例と同様、(数1)に示す相殺作用によって、本
体22に伝達される振動は低減されるものである。つま
り、外槽15がサスペンション支持部15aからサスペ
ンション20aを振らせる力F1は、吊り棒支持部25
を支点にして作用し、本体22の上部四隅の半球状の吊
り棒支持台24には力f1として入力される。また支持
棒21aの先端には、外槽15から第二ゴムバンド40
を介して、外槽15がサスペンション支持部21aから
サスペンション20aを振らせる力F1と反対方向の力
2が発生している。この力F2は、半球状の吊り棒支持
台24に力f2として入力される。この力f2は前記力f
1とは方向が反対であるため、最終的に本体22に働く
力f0は(数1)に示すように相殺され低減される。
【0051】以上のように本実施例によれば、脱水時に
本体22に伝達される振動を低減することができるのみ
ならず、弾性体の取付作業が極めて容易となり、生産性
の高い自動洗濯機の防振装置とすることができるもので
ある。
【0052】
【発明の効果】本発明の第一の手段は、脱水槽を兼ねた
洗濯槽の外側に位置して脱水時の水を受ける外槽と、こ
の外槽を洗濯機の本体から防振支持するサスペンション
と、前記本体の上部四隅に設け前記サスペンションを構
成する吊り棒を挿通した半球状の吊り棒支持台と、この
吊り棒支持台に球面摺動する吊り棒支持部と、前記吊り
棒を吊り棒支持部の上部にまで延長して形成した支持棒
と、この支持棒と外槽間に掛け渡した摩擦バンドとより
なる構成として、脱水定常時の振動や騒音を大きくする
ことなく、脱水起動時の振れ回り振動を低減することが
できるものである。
【0053】また本発明の第二の手段は、特に摩擦バン
ドに代えて支持棒と外槽間に弾性体を設けた構成とし
て、第一の手段が有する効果に加え、起動時の外槽の上
下振動に対しても効果が大きいものである。
【0054】また本発明の第三の手段は、特に支持棒と
外槽間に複数の弾性体を用いた構成として、本体の振動
モードに着目した防振装置とでき、特に大きな振動や騒
音を低減することができる。
【0055】また本発明の第四の手段は、特に支持棒と
外槽間に少なくとも一方は回転可能とした補助棒を設け
た構成として、簡単な構成で、脱水定常時の振動や騒音
を大きくすることなく、脱水起動時の振れ回り振動を低
減することができるものである。
【0056】また本発明の第五の手段は、特に支持棒と
外槽間は少なくとも一方は回転可能とした減衰機構を介
して補助棒で接続した構成として、特に起動時の外槽の
上下振動に対して大きな効果が得られるものである。
【0057】また本発明の第六の手段は、特に支持棒と
本体間に弾性体を設けた構成として、特に生産性や耐久
性に優れたものである。
【0058】また本発明の第七の手段は、特に支持棒を
外槽中心部へ屈曲し、この支持棒と外槽間に弾性体を設
けた構成として、特にサスペンション上部のスペースを
有効に活用したものである。
【0059】また本発明の第八の手段は、特に吊り棒支
持部と一体となった弾性体よりなる取付部と、この取付
部と接続した外槽の外周に取り付けた弾性体とよりなる
構成として、特に弾性体の取付けの生産性を高めること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の手段の実施例を示す自動洗濯機
の平面図
【図2】同側断面図
【図3】同自動洗濯機の防振部分の拡大断面図
【図4】同起動時の振れ回り振動を説明する説明図
【図5】同定常運転時の振動を説明する説明図
【図6】本発明の第二の手段の実施例を示す自動洗濯機
の部分平面図
【図7】同自動洗濯機の防振部分の拡大断面図
【図8】本発明の第三の手段の実施例を示す自動洗濯機
の部分平面図
【図9】同自動洗濯機の防振部分の拡大断面図
【図10】本発明の第四の手段の実施例を示す自動洗濯
機の部分平面図
【図11】同自動洗濯機の防振部分の拡大断面図
【図12】本発明の第五の手段の実施例を示す自動洗濯
機の部分平面図
【図13】同自動洗濯機の防振部分の拡大断面図
【図14】本発明の第六の手段の実施例を示す自動洗濯
機の部分平面図
【図15】同自動洗濯機の防振部分の拡大断面図
【図16】本発明の第七の手段の実施例を示す自動洗濯
機の部分平面図
【図17】同自動洗濯機の防振部分の拡大断面図
【図18】本発明の第八の手段の実施例を示す自動洗濯
機の平面図
【図19】同自動洗濯機の防振部分の拡大断面図
【図20】従来の自動洗濯機を説明する側断面図
【図21】同平面図
【符号の説明】
15 外槽 18 洗濯槽 20a・20b・20c・20d サスペンション 21 吊り棒 21a・21b・21c・21d 支持棒 22 洗濯機の本体 23 摩擦バンド 24 吊り棒支持台 25 吊り棒支持部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱水槽を兼ねた洗濯槽の外側に位置して
    脱水時の水を受ける外槽と、この外槽を洗濯機の本体か
    ら防振支持するサスペンションと、前記本体の上部四隅
    に設け前記サスペンションを構成する吊り棒を挿通した
    半球状の吊り棒支持台と、この吊り棒支持台に球面摺動
    する吊り棒支持部と、前記吊り棒を吊り棒支持部の上部
    にまで延長して形成した支持棒と、この支持棒と外槽間
    に掛け渡した摩擦バンドとよりなる自動洗濯機の防振装
    置。
  2. 【請求項2】 摩擦バンドに代えて支持棒と外槽間に弾
    性体を設けた請求項1記載の自動洗濯機の防振装置。
  3. 【請求項3】 弾性体を複数設けた請求項2記載の自動
    洗濯機の防振装置。
  4. 【請求項4】 摩擦バンドに代えて支持棒と外槽間に少
    なくとも一方は回転可能とした補助棒を設けた請求項1
    記載の自動洗濯機の防振装置。
  5. 【請求項5】 摩擦バンドに代えて支持棒と外槽間に少
    なくとも一方は減衰機構を介して回転可能とした補助棒
    を設けた請求項1記載の自動洗濯機の防振装置。
  6. 【請求項6】 脱水槽を兼ねた洗濯槽の外側に位置して
    脱水時の水を受ける外槽と、この外槽を洗濯機の本体か
    ら防振支持するサスペンションと、前記本体の上部四隅
    に設け前記サスペンションを構成する吊り棒を挿通した
    半球状の吊り棒支持台と、この吊り棒支持台に球面摺動
    する吊り棒支持部と、前記吊り棒を吊り棒支持部の上部
    にまで延長して形成した支持棒と、この支持棒と前記本
    体間に弾性体を設けた自動洗濯機の防振装置。
  7. 【請求項7】 支持棒を外槽中心部へ屈曲し、この支持
    棒と外槽間に弾性体を設けた請求項2記載の自動洗濯機
    の防振装置。
  8. 【請求項8】 脱水槽を兼ねた洗濯槽の外側に位置して
    脱水時の水を受ける外槽と、この外槽を洗濯機の本体か
    ら防振支持するサスペンションと、前記本体の上部四隅
    に設け前記サスペンションを構成する吊り棒を挿通した
    半球状の吊り棒支持台と、この吊り棒支持台に球面摺動
    する吊り棒支持部と、この吊り棒支持部と一体となった
    弾性体よりなる取付部と、この取付部と接続した外槽の
    外周に取り付けた弾性体とよりなる自動洗濯機の防振装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8006718B2 (en) 2007-06-21 2011-08-30 Denso Corporation Electric spool valve
CN102286867A (zh) * 2011-08-10 2011-12-21 海尔集团公司 具有双重减振功能的全自动洗衣机
WO2012117643A1 (ja) * 2011-03-01 2012-09-07 ヤマウチ株式会社 洗濯機の振動吸収装置
WO2014035183A1 (en) * 2012-08-31 2014-03-06 Lg Electronics Inc. Washing machine

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