JPH078292Y2 - 車両のインストルメントパネルメンバ取付構造 - Google Patents
車両のインストルメントパネルメンバ取付構造Info
- Publication number
- JPH078292Y2 JPH078292Y2 JP1989048991U JP4899189U JPH078292Y2 JP H078292 Y2 JPH078292 Y2 JP H078292Y2 JP 1989048991 U JP1989048991 U JP 1989048991U JP 4899189 U JP4899189 U JP 4899189U JP H078292 Y2 JPH078292 Y2 JP H078292Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- instrument panel
- panel member
- mounting structure
- vehicle
- body panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Instrument Panels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は、車両のインストルメントパネルメンバの取付
構造に関する。
構造に関する。
b.従来の技術 第4図および第5図は、従来の車両のインストルメント
パネルメンバ取付構造を示すものである。
パネルメンバ取付構造を示すものである。
この従来の取付構造は、図示しないインストルメントパ
ネルの下端部を支持するとともに、衝突時に乗員の沈み
込みを防止する、いわゆるニーボルスタとしての機能を
兼備するインストルメントパネルメンバ1を有する。
ネルの下端部を支持するとともに、衝突時に乗員の沈み
込みを防止する、いわゆるニーボルスタとしての機能を
兼備するインストルメントパネルメンバ1を有する。
このインストルメントパネルメンバ1は、フロントピラ
ー2のインサイドボデーパネル2aにネジ3によって締結
されている。
ー2のインサイドボデーパネル2aにネジ3によって締結
されている。
なお、フロントピラー2は、ドアオープンストッパリー
ンフォースメント部材2bをインサイドボデーパネル2aと
アウトサイドボデーパネル2cとで挟んで互いにスポット
溶接して一体化したものである。
ンフォースメント部材2bをインサイドボデーパネル2aと
アウトサイドボデーパネル2cとで挟んで互いにスポット
溶接して一体化したものである。
c.考案が解決しようとする課題 ところで、衝突時に乗員のひざが当たってインストルメ
ントパネルメンバ1が変形した場合には、フロントピラ
ー2のインサイドボデーパネル2aの溶着部が剥れてしま
う虞れがあった。
ントパネルメンバ1が変形した場合には、フロントピラ
ー2のインサイドボデーパネル2aの溶着部が剥れてしま
う虞れがあった。
このような場合には、インストルメントパネルメンバ1
は、さらに大きく変形されるので、そのニーボルスタと
しての機能を十分に発揮することができなくなる。
は、さらに大きく変形されるので、そのニーボルスタと
しての機能を十分に発揮することができなくなる。
本考案は、上記実情に鑑みてなされたもので、インスト
ルメントパネルメンバの機能を発揮できなくなることを
防止することができる車両のインストルメントパネルメ
ンバ取付構造を提供することを目的とする。
ルメントパネルメンバの機能を発揮できなくなることを
防止することができる車両のインストルメントパネルメ
ンバ取付構造を提供することを目的とする。
d.課題を解決するための手段 本考案では、上記目的を達成するために、アウトサイド
ボデーパネルとインサイドボデーパネルとによってドア
オープンストッパリーンフォースメント部材を挟んでフ
ロントピラーを成し、該フロントピラーにインストルメ
ントパネルメンバを固定して成る車両のインストルメン
トパネルメンバ取付構造において、上記インサイドボデ
ーパネルに孔を設け、上記ドアオープンストッパリーン
フォースメント部材の一部を延設して延設部を設け、該
延設部を上記インサイドボデーパネルの孔を介して外部
に臨ませ、該延設部に上記インストルメントパネルメン
バを固定した構成としている。
ボデーパネルとインサイドボデーパネルとによってドア
オープンストッパリーンフォースメント部材を挟んでフ
ロントピラーを成し、該フロントピラーにインストルメ
ントパネルメンバを固定して成る車両のインストルメン
トパネルメンバ取付構造において、上記インサイドボデ
ーパネルに孔を設け、上記ドアオープンストッパリーン
フォースメント部材の一部を延設して延設部を設け、該
延設部を上記インサイドボデーパネルの孔を介して外部
に臨ませ、該延設部に上記インストルメントパネルメン
バを固定した構成としている。
e.実施例 以下、本考案に係る車両のインストルメントパネルメン
バ取付構造の一実施例について添附図面を参照しながら
詳細に説明する。
バ取付構造の一実施例について添附図面を参照しながら
詳細に説明する。
第1図〜第3図は、本考案の一実施例を示すものであ
る。
る。
本実施例のインストルメントパネル取付構造は、車両10
のフロントピラー11のインサイドボデーパネル12に孔13
を設け、さらに、該フロントピラーのドアオープンスト
ッパリーンフォースメント部材14の一部を延設して設け
た延設部15を孔13を介して室内側へ臨ませ、該延設部に
インストルメントパネルメンバ16をネジ17によって締結
固定した構成となっている。
のフロントピラー11のインサイドボデーパネル12に孔13
を設け、さらに、該フロントピラーのドアオープンスト
ッパリーンフォースメント部材14の一部を延設して設け
た延設部15を孔13を介して室内側へ臨ませ、該延設部に
インストルメントパネルメンバ16をネジ17によって締結
固定した構成となっている。
ここで、フロントピラー11は、ドアオープンストッパリ
ーンフォースメント部材14をインサイドボデーパネル12
とアウトサイドボデーパネル18とによって挟み、それら
の前端部12a,14a,18a同士およびそれらの後端部12b,14
b,18b同士を互いに溶着して一体化させて成るものであ
る。
ーンフォースメント部材14をインサイドボデーパネル12
とアウトサイドボデーパネル18とによって挟み、それら
の前端部12a,14a,18a同士およびそれらの後端部12b,14
b,18b同士を互いに溶着して一体化させて成るものであ
る。
なお、第1図において、19はインストルメントパネル、
10はハンドル、第3図において、21はドアオープンスト
ッパリーンフォースメント部材14の延設部15とインサイ
ドボデーパネル12とをスポット溶接した点を示すもので
ある。
10はハンドル、第3図において、21はドアオープンスト
ッパリーンフォースメント部材14の延設部15とインサイ
ドボデーパネル12とをスポット溶接した点を示すもので
ある。
本実施例の構造では、車両の衝突時等において、インス
トルメントパネルメンバ16に大きな力が加えられても、
該インストルメントパネルメンバがフロントピラー11の
ドアオープンストッパリーンフォースメント部材14に直
接固定されているので、インストルメントパネルメンバ
16から大きく変形することが無くなることから、該イン
ストルメントパネルメンバのニーボルスタとしての機能
を常時発揮させることができ、しかも、フロントピラー
11の前後端はのスポット溶着部が剥れてしまうことも無
くなる。
トルメントパネルメンバ16に大きな力が加えられても、
該インストルメントパネルメンバがフロントピラー11の
ドアオープンストッパリーンフォースメント部材14に直
接固定されているので、インストルメントパネルメンバ
16から大きく変形することが無くなることから、該イン
ストルメントパネルメンバのニーボルスタとしての機能
を常時発揮させることができ、しかも、フロントピラー
11の前後端はのスポット溶着部が剥れてしまうことも無
くなる。
f.考案の効果 以上説明したように、本考案に係る車両のインストルメ
ントパネルメンバ取付構造によれば、インストルメント
パネルメンバをフロントピラーのドアオープンストッパ
リーンフォースメント部材に固定するようにしているの
で、該インストルメントパネルメンバに大きな力が加え
られた場合にも該インストルメントパネルメンバの大き
な変形が防止されるとともに、フロントピラーにおける
アウトサイドボデーパネルとインサイドボデーパネルと
のスポット溶接部が剥れることも防止される。
ントパネルメンバ取付構造によれば、インストルメント
パネルメンバをフロントピラーのドアオープンストッパ
リーンフォースメント部材に固定するようにしているの
で、該インストルメントパネルメンバに大きな力が加え
られた場合にも該インストルメントパネルメンバの大き
な変形が防止されるとともに、フロントピラーにおける
アウトサイドボデーパネルとインサイドボデーパネルと
のスポット溶接部が剥れることも防止される。
従って、インストルメントパネルメンバのニーボルスタ
としての機能を常時良好に発揮させることができる。
としての機能を常時良好に発揮させることができる。
第1図〜第3図は本考案に係る車両のインストルメント
パネルメンバ取付構造の一実施例を示し第1図はその車
両の内部を概念的に示す図、第2図はその要部を拡大し
て示す一部断面斜視図、第3図は第2図におけるA−A
線断面図、第4図および第5図は従来の車両のインスト
ルメントパネルメンバ取付構造を示し、第4図はその要
部を示す一部断面斜視図、第5図は第4図におけるB−
B線断面図である。 10……車両、11……フロントピラー、12……インサイド
ボデーパネル、13……孔、14……ドアオープンストッパ
リーンフォースメント部材、15……延設部、16……イン
ストルメントパネルメンバ、18……アウトサイドボデー
パネル。
パネルメンバ取付構造の一実施例を示し第1図はその車
両の内部を概念的に示す図、第2図はその要部を拡大し
て示す一部断面斜視図、第3図は第2図におけるA−A
線断面図、第4図および第5図は従来の車両のインスト
ルメントパネルメンバ取付構造を示し、第4図はその要
部を示す一部断面斜視図、第5図は第4図におけるB−
B線断面図である。 10……車両、11……フロントピラー、12……インサイド
ボデーパネル、13……孔、14……ドアオープンストッパ
リーンフォースメント部材、15……延設部、16……イン
ストルメントパネルメンバ、18……アウトサイドボデー
パネル。
Claims (1)
- 【請求項1】アウトサイドボデーパネルとインサイドボ
デーパネルとによってドアオープンストッパリーンフォ
ースメント部材を挟んでフロントピラーを成し、該フロ
ントピラーにインストルメントパネルメンバを固定して
成る車両のインストルメントパネルメンバ取付構造にお
いて、上記インサイドボデーパネルに孔を設け、上記ド
アオープンストッパリーンフォースメント部材の一部を
延設して延設部を設け、該延設部を上記インサイドボデ
ーパネルの孔を介して外部に臨ませ、該延設部に上記イ
ンストルメントパネルメンバを固定したことを特徴とす
る車両のインストルメントパネルメンバ取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989048991U JPH078292Y2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | 車両のインストルメントパネルメンバ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989048991U JPH078292Y2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | 車両のインストルメントパネルメンバ取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02141531U JPH02141531U (ja) | 1990-11-28 |
JPH078292Y2 true JPH078292Y2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=31566294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989048991U Expired - Lifetime JPH078292Y2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | 車両のインストルメントパネルメンバ取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH078292Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102171092B (zh) | 2008-12-22 | 2014-03-19 | 丰田自动车株式会社 | 车身前部结构 |
-
1989
- 1989-04-26 JP JP1989048991U patent/JPH078292Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02141531U (ja) | 1990-11-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003127899A (ja) | 車両のピラー下部構造 | |
JPH078292Y2 (ja) | 車両のインストルメントパネルメンバ取付構造 | |
JP2501812B2 (ja) | 自動車の後部車体構造 | |
JPH092333A (ja) | 自動車の車体構造 | |
JPH027076U (ja) | ||
JPH03280U (ja) | ||
JPS5835535Y2 (ja) | ドア構造 | |
JPS59151758U (ja) | シ−トベルトのリトラクタ−取付部のボデイ構造 | |
JPH0431893Y2 (ja) | ||
JPH0422327U (ja) | ||
JP2513499Y2 (ja) | 自動車のニュ―プロテクタ | |
JPH06191276A (ja) | 自動車ドアのインパクトバー取付構造およびその取付方法 | |
JPS6124447Y2 (ja) | ||
JPH028616U (ja) | ||
JPH0761306A (ja) | 助手席用ニーパネル構造 | |
JPH0232462U (ja) | ||
JPH03107387U (ja) | ||
JPS63151327U (ja) | ||
JPS6037474U (ja) | 自動車の後部車体構造 | |
JPH0221054U (ja) | ||
JPS5919474U (ja) | ステアリング・コラムのブレ−クアウエイ・ブラケツト | |
JPS5892136U (ja) | 車両の計器盤のメ−タ取付構造 | |
JPH0315278U (ja) | ||
JPS6165170U (ja) | ||
JPH02698U (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |