JPH0781520A - 車両の障害物対応装置 - Google Patents

車両の障害物対応装置

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JPH0781520A
JPH0781520A JP5228380A JP22838093A JPH0781520A JP H0781520 A JPH0781520 A JP H0781520A JP 5228380 A JP5228380 A JP 5228380A JP 22838093 A JP22838093 A JP 22838093A JP H0781520 A JPH0781520 A JP H0781520A
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Atsushi Ashihara
淳 芦原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】障害物の自己車両に対する障害の程度に応じて
乗員への的確な報知を確実に行うことができ、また、該
障害物への衝突に対する乗員の保護を事前に行うことが
できる車両の障害物対応装置を提供する。 【構成】車両1の周囲に存在する障害物Aを検出する障
害物検出手段2と、検出された障害物Aの自己車両に対
する障害度を障害物Aの自己車両に対する相対距離D及
び相対速度Vに基づいて判断する障害度判断手段4と、
装着時のベルト張力を調整可能なシートベルト装置5
と、障害度判断手段4により判断された障害度が高い
程、シートベルト装置5のベルト張力が大きくなるよう
に障害度に応じてシートベルト装置5のベルト張力を増
加せしめるベルト調整手段16とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行車両の周囲の障害
物を検出して、該障害物の自己車両に対する障害度を判
断し、これに応じて警報を乗員に与える等の対応を施す
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車においては、レーダ装置等
により、車両の周囲に存在する他車等の障害物を検出し
て、その障害物の自己車両に対する障害の程度を判断
し、その障害の程度を運転者等の乗員に報知したり、車
速や制動等を必要に応じて自動制御したりするものが開
発されている。
【0003】この種の自動車において、障害物の障害の
程度を乗員に報知する場合には、例えば、検出された障
害物が自己車両に必要以上に接近している場合や、該障
害物を回避する必要がある場合、該障害物に衝突する可
能性が高い場合等に、その障害の程度を乗員が認識し得
るように報知し、それにより、運転者等に障害物に対す
る注意を促したり、障害物に対する回避処置を施すこと
を促すようにすることが好ましい。そして、このような
報知を具体的に行うためには、例えば、障害の程度が比
較的高い場合に、警報音を発したり、あるいは、警報ラ
ンプを点灯もしくは点滅させることが考えられ、また、
このとき、障害の程度に応じて警報音の音量や音色を変
化させたり、警報ランプの点灯もしくは点滅の仕方を変
化させることが考えられる。
【0004】しかるに、このように、障害物の障害の程
度を警報音や警報ランプ等により聴覚的あるいは視覚的
に報知しても、運転者等の能力や、走行状態、路面状態
等によっては、障害物を回避する処置を迅速且つ的確に
施すことが出来ない場合もあり、上記の警報により、必
ずしも障害物の回避を行うことができるとは限らず、障
害物に衝突してしまう場合もある。また、警報音による
聴覚的な報知では、車両周囲の騒音や車内音響等によ
り、その報知を聞き逃してしまう場合もあり、これと同
様に警報ランプ等による視覚的な報知では、その報知を
運転者等が見逃してしまう場合もある。
【0005】このため、障害物の障害の程度を乗員に報
知する際には、特に、障害物の回避が必要な場合や、障
害物に衝突する可能性が高い場合等、障害の程度が高い
場合に、上記のような報知を確実に行い、さらには衝突
に対する乗員の保護を可能な限り事前に図ることができ
るようにすることが望ましい。
【0006】この場合、自動車には、シートベルト装置
が備えられており、該シートベルト装置は、運転者等に
装着されたベルトを障害物への衝突時の衝撃に応じて引
き込んで乗員の身体に密着させると共に、その状態にロ
ックするベルト引き込み機構を具備しているので、これ
により、ある程度は衝突の衝撃からの乗員の保護が図れ
るものの、このようなシートベルト装置の作動は、衝突
時に行われるため、その衝突の事前に乗員の保護を図る
ものではなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる背景に
鑑み、障害物の自己車両に対する障害の程度に応じて乗
員への的確な報知を確実に行うことができ、また、該障
害物への衝突に対する乗員の保護を事前に行うことがで
きる車両の障害物対応装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる目的を達
成するために、車両の周囲に存在する障害物を検出する
障害物検出手段と、該障害物検出手段により検出された
障害物の自己車両に対する障害度を判断する障害度判断
手段と、装着時のベルト張力を調整可能なシートベルト
装置と、前記障害度判断手段により判断された障害度が
高い程、前記シートベルト装置のベルト張力が大きくな
るように該障害度に応じて該シートベルト装置のベルト
張力を増加せしめるベルト調整手段とを備えたことを特
徴とする。
【0009】そして、前記障害物検出手段は、少なくと
も前記障害物の自己車両に対する相対距離及び相対速度
を検出する手段を備え、前記障害度判断手段は該障害物
検出手段により検出された前記障害物の相対距離及び相
対速度に基づいて該障害物の障害度を判断することを特
徴とする。
【0010】また、前記障害度判断手段は、少なくとも
前記障害度を前記障害物の回避が必要な回避必要障害度
以上の障害度と該回避必要障害度未満の障害度とに類別
して判断する手段を備え、前記ベルト調整手段は前記障
害度判断手段により前記障害度が前記回避必要障害度以
上の障害度であると判断されたときに該障害度に応じて
前記シートベルト装置のベルト張力を増加せしめること
を特徴とする。
【0011】さらに、前記シートベルト装置は、その正
常装着時のベルト張力を緩和する張力緩和機能を有する
シートベルト装置であって、前記ベルト調整手段は、前
記障害度判断手段により前記障害度が前記回避必要障害
度であると判断されたときに前記張力緩和機能を解除す
ることにより該シートベルト装置のベルト張力を増加せ
しめることを特徴とする。
【0012】また、前記シートベルト装置は、前記車両
の衝突時にベルトを最大限に引き込むベルト引き込み機
能を有するシートベルト装置であって、前記障害物判断
手段は、前記回避必要障害度以上の障害度を該回避必要
障害度と該回避必要障害度よりも高く前記障害物の回避
が不能な回避不能障害度とに類別して判断する手段を備
え、前記ベルト調整手段は、前記障害度判断手段により
前記障害度が前記回避不能障害度であると判断されたと
きに前記ベルト引き込み機能を作動せしめることにより
該シートベルト装置のベルト張力を増加せしめることを
特徴とする。
【0013】また、前記障害度判断手段は、前記回避必
要障害度未満の障害度を前記障害物の回避が望ましい予
備回避障害度と該予備回避障害度未満の障害度とに類別
して判断する手段を備え、該障害度判断手段により前記
障害度が前記予備回避障害度であると判断されたときに
聴覚的又は視覚的な警報を発する警報手段を具備したこ
とを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明によれば、前記障害物検出手段により検
出された障害物の自己車両に対する障害度が前記障害度
判断手段により判断され、その判断された障害度に応じ
て前記シートベルト装置のベルト張力がベルト調整手段
により変化されるので、該障害物の障害度を車両の乗員
が体感的に知覚することが可能となり、これにより障害
物の障害度の乗員への報知が確実なものとなる。そし
て、このとき、障害度が高いほど、ベルト張力が増加す
るので、これにより、障害物に対する乗員の保護が事前
に図られる。
【0015】前記障害物検出手段が、前記障害物の自己
車両に対する相対距離及び相対速度を検出するときに
は、その相対距離及び相対速度により、該障害物の自己
車両に対する接近状態を把握することが可能となり、具
体的には例えば現在の相対速度が維持された場合に何秒
後に該障害物が自己車両に衝突する等の情報を得ること
が可能となり、これにより、該障害物の障害度を判断す
ることが可能となる。
【0016】前記ベルト調整手段による前記シートベル
ト装置のベルト張力の増加は、前記障害物の障害度が前
記回避必要障害度以上であるときに行うことが好まし
い。このようにすることにより、障害物の障害度の乗員
への報知を必要に応じて的確に行うことが可能となる共
に、ベルト張力の増加による乗員の保護を的確なタイミ
ングで行うことが可能となる。
【0017】この場合、前記シートベルト装置がその正
常装着時のベルト張力を緩和する張力緩和機能を有する
シートベルト装置であるときには、前記障害物の障害度
が前記回避必要障害度になった場合に、該シートベルと
装置の張力緩和機能を解除することによりベルト張力が
増加し、これにより乗員への報知と乗員の事前的な保護
とを簡単に行うことが可能となる。
【0018】また、前記回避必要障害度以上の障害度で
ベルト張力を増加せしめるに際しては、該回避必要障害
度以上の障害度を該回避必要障害度とそれよりも高い前
記回避不能障害度とに類別し、該回避不能障害度では、
前記シートベルト装置のベルト引き込み機能を作動させ
て該ベルトを最大限に引き込ませることが好ましい。こ
のようにすることにより、障害物との衝突に対する乗員
の保護がその衝突前に図られ、乗員の保護性を高めるこ
とが可能となる。
【0019】また、前記回避必要障害度未満の障害度に
おいては、該回避必要障害度未満の障害度を前記予備回
避障害度と該予備回避障害度未満の障害度とに類別し、
該予備回避障害度において、聴覚的または視覚的な警報
を発することが好ましい。このようにすることにより、
障害物の障害度が回避の必要な回避必要障害度に達する
事前の段階で、障害物の回避を乗員に促すことが可能と
なり、これにより、乗員は障害度が回避必要障害度にな
る前の事前的な対応を余裕をもってとることが可能とな
る。
【0020】
【実施例】本発明の一例を図1乃至図3を参照して説明
する。図1は本実施例の障害物対応装置のシステム構成
図、図2は図1の装置に作動を説明するための説明図、
図3は図1の装置の作動を説明するためのフローチャー
トである。
【0021】図1を参照して、1は本実施例の障害物対
応装置を搭載した車両、2は車両1の周囲に存在する他
車等の障害物Aを検出するためのレーダ装置3を含む障
害物検出装置(障害物検出手段)、4はレーダ装置3に
より検出された障害物Aの自己車両1に対する障害度を
判断する障害度判断装置(障害度判断手段)、5は車両
1の運転席等に設けられたシートベルト装置、6は車内
に設けられた警報ブザー、7は障害度判断装置4により
判断された障害物Aの障害度に応じて警報ブザー6を駆
動するためのブザー駆動回路、8はシートベルト装置5
のベルト9の張力を障害度判断装置4により判断された
障害物Aの障害度に応じて制御するためのベルト張力制
御装置である。障害物検出装置2及び障害度判断装置4
は、マイクロコンピュータ等を含む電子回路により構成
されている。また、警報ブザー6及びブザー駆動回路7
は、本発明の構成に対応して警報手段10を構成するも
のである。
【0022】障害物検出装置2のレーダ装置3は、車両
1の周囲の複数の領域に指向性をもった電磁波ビームを
車両1の外面部の適所に取り付けられたアンテナ11か
ら送波すると共に、この時、その送波方向に存在する障
害物Aにより反射された電磁波の反射波を該アンテナ1
1により受波する。そして、その受波信号を基に、例え
ば周知のFM−CWレーダ方式により電磁波の送波方向
における障害物Aの自己車両1に対する相対距離を検出
し、また、例えば周知のドップラレーダ方式により電磁
波の送波方向における障害物Aの自己車両1に対する相
対速度を検出する。また、障害物検出装置2は、レーダ
装置3により検出された電磁波の送波方向における障害
物Aの相対距離及び相対速度や、車両1に設けた車速セ
ンサ12及び舵角センサ13によりそれぞれ検出される
車両1の車速及びステアリング(図示しない)の舵角を
基に、車両1の進行方向における障害物Aの自己車両1
に対する相対距離D及び相対速度Vを求める。
【0023】障害度判断装置4は、障害物検出装置2に
より求められた障害物Aの相対距離D及び相対速度Vか
ら例えば図2に示すようなあらかじめ設定されたマップ
に従って、該障害物Aの自己車両1に対する障害度を類
別的に判断する。さらに詳細には、該マップは、障害物
検出装置2により求め得る障害物Aの任意の相対距離D
及び相対速度Vにおける障害度を、該障害物Aの回避が
不能な(即座に回避操作を行っても障害物Aに衝突す
る)回避不能障害度(図2中、網目部分)と、迅速な回
避操作(ブレーキ操作やステアリング操作)が必要であ
って、且つその回避操作により障害物Aを回避し得る回
避必要障害度(図2中、白抜き部分)と、即座の回避操
作は必要でないものの、回避操作が必要になる前に減速
等の回避操作を行うことが好ましい予備回避障害度と、
回避操作を必要としないか、あるいは、回避操作を必要
とするまでには充分余裕のある回避不要障害度とに類別
したものである。
【0024】この場合、回避不要障害度、予備回避障害
度、回避必要障害度及び回避不能障害度は、この順に障
害度が高くなるものである。そして、回避不能障害度、
回避必要障害度及び予備回避障害度は、障害物Aの相対
速度Vが自己車両1に接近する向きとなる領域に設定さ
れ、基本的には、相対距離Dが短いほど、それに対応す
る障害度が高くなり、また、相対速度Vが大きいほど、
それに対応する障害度が高くなるように設定されてい
る。
【0025】シートベルト装置5は、車両1の衝突時に
その衝撃に応じてベルト9を最大限に引き込んでその状
態にロックするベルト引き込み機構14と、ベルト9の
装着時のベルト張力を緩和する張力緩和機構15とを備
えている。この場合、ベルト9は基本的には、引き込み
側に付勢されているのであるが、張力緩和機構15は、
ベルト9の装着時にその引き込み側に付勢された状態か
ら所定量だけ該ベルト9を引き出して保持し、これによ
り該ベルト9の張力を緩和する。尚、このようなシート
ベルト装置5は周知のものである。
【0026】ベルト張力制御装置8は、シートベルト装
置5のベルト引き込み機構14及び張力緩和機構15と
併せてベルト調整手段16を構成するものであり、詳細
は後述するが、障害度判断装置4により判断された障害
物Aの障害度に応じて、ベルト9の張力をベルト引き込
み機構14あるいは張力緩和機構15を介して制御す
る。
【0027】尚、図1において、17は障害物検出装置
2により車両1の周囲の障害物Aを監視しながら、車両
1の図示しないブレーキ装置やアクセル装置等を含む車
両駆動系18を介して車間保持や目的値までの自動走行
等の自動走行制御を行う自動走行制御装置である。この
場合、本実施例においては、運転者は自動走行モードと
手動走行モードとを選択し得るようになっており、自動
走行制御装置17は、自動走行モードが選択された場合
に車両駆動系18を介して車両1の自動走行制御を行
う。そして、該自動走行制御装置17は、例えば車両1
の周囲の状況が複雑で自動走行を行うことが困難である
と判断した場合や、目的地に到着した場合等に、自動走
行モードを解除するようにしており、この時、その旨が
後述するように運転者に報知されるようになっている。
【0028】次に、本実施例の障害物対応装置の作動を
図3を参照して説明する。
【0029】図1及び図3において、障害物検出装置2
により前述したように障害物Aが検出され(STEP
1)、さらに、車両1の進行方向における該障害物Aの
自己車両1に対する相対距離D及び相対速度Vが求めら
れると(STEP2)、その相対距離D及び相対速度V
から、障害度判断装置4により図2に示したマップに従
って、障害物Aの障害度が判断される(STEP3)。
【0030】この時、障害度判断装置4により判断され
た障害度が、前記回避不能障害度である場合(STEP
4においてYES)、すなわち、障害物Aを回避するこ
とができない場合には、これに応じて、ベルト張力制御
装置8がシートベルト装置5のベルト引き込み機構14
を強制的に作動させる(STEP5)。これにより、シ
ートベルト装置5のベルト9が当初の状態から瞬間的に
最大限に引き込まれて、その張力が増加すると共に、該
ベルト9が運転者等の身体に比較的強い力でもって密着
する。このため、運転者等は、障害物Aの障害度が回避
不能障害度であること、すなわち、間もなく自己車両1
が障害物Aに衝突することを体感的に確実に認識するこ
とができる。そして、この時、衝突の事前にベルト9が
最大限に引き込まれて身体に密着するので、その衝突に
対する運転者等の保護が事前に図られることとなって、
運転者等の保護性が高められる。
【0031】また、障害物Aの障害度が、前記回避不能
障害度ではなく(STEP4においてNO)、前記回避
必要障害度である場合(STEP6においてYES)、
すなわち、迅速な回避操作をすれば障害物Aを回避する
ことができる場合には、これに応じて、ベルト張力制御
装置8がシートベルト装置5の張力緩和機構15による
ベルト張力の緩和を解除せしめる(STEP7)。これ
により、シートベルト装置5のベルト9がその緩和状態
から引き込まれて運転者等の身体に密着すると共に、そ
の張力が増加し、このため、運転者等は、障害物Aの障
害度が回避必要障害度であること、すなわち、回避が必
要な状態であることを体感的に確実に認識することがで
き、それに応じたブレーキ操作やステアリング操作等の
回避操作を迅速に行うことができる。そして、この時、
回避操作に遅れ等により万が一障害物に衝突してしまう
ようなことがあっても、衝突の事前にベルト9が引き込
まれて身体に密着するので、ベルト張力が緩和されたま
ま衝突するような場合に較べて運転者等の保護性が高め
られる。
【0032】また、障害物Aの障害度が、前記回避不能
障害度及び回避必要障害度のいずれでもなく(STEP
6においてNO)、前記予備回避障害度である場合(S
TEP8においてYES)、すなわち、即座の回避は必
要ではないが、車間距離の適正な保持等の回避操作が望
ましい場合には、ベルト張力制御装置8はベルト張力を
変化させる制御を行わず、前記ブザー駆動回路7が警報
ブザー6を駆動して警報音を発する(STEP9)。こ
れにより運転者は、障害物Aの回避操作が望ましい状況
であることを聴覚的に認識することができ、その後に回
避が必要な状況になっても迅速に回避処置をとることが
できる。尚、このような報知は、警報ランプ等により視
覚的に行うようにしてもよい。
【0033】また、障害物Aの障害度が、前記回避不能
障害度、回避必要障害度及び予備回避障害度のいずれで
もなく、前記回避不要障害度である場合(STEP8に
おいてNO)、すなわち、障害物Aが自己車両1に対し
て離反していて回避の必要がないか、あるいは、障害物
Aが自己車両1に対して接近しているものの該障害物A
の相対距離Dが充分大きいか、相対速度Vが充分小さ
く、回避が必要となるまでに充分余裕がある場合には、
ベルト張力制御装置8はベルト張力を変化させる制御を
行わず、また、ブザー駆動回路7は警報ブザー6を駆動
せず、従って、現状が維持される。
【0034】このように、本実施例の障害物対応装置に
おいては、障害度判断装置4により判断された障害物A
の障害度に応じてシートベルト装置5のベルト張力を変
化させるので、運転者等はその障害度を体感的に認識す
ることができ、その認識を確実なものとすることができ
る。そして、運転者等は該障害度の認識により、障害物
Aに対する回避処置等を迅速にとることができる。
【0035】また、障害物Aの障害度が高い程、シート
ベルト装置5のベルト張力を増加させて、衝突の事前に
ベルト9の身体への密着性を高めるので、万が一、障害
物Aに衝突するようなことがあっても、運転者等の保護
性を高めることができる。
【0036】尚、本実施例の装置において、前記自動走
行制御装置17は、自動走行モードを解除したときに、
ブザー駆動回路7を介して警報ブザー6を鳴らしめると
共に、シートベルト装置5の張力緩和機構15によるベ
ルト張力の緩和を解除せしめる。これにより、運転者
は、警報ブザー6の警報音とシートベルト装置5のベル
ト張力の増加とにより聴覚的及び体感的に、自動走行モ
ードから手動走行モードに移行したことを確実に認識す
ることができ、これに応じて迅速に手動運転操作等を行
うことができる。
【0037】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
によれば、障害物検出手段により検出された障害物の自
己車両に対する障害度を障害度判断手段により判断し、
その判断された障害度に応じてシートベルト装置のベル
ト張力をベルト調整手段により変化せしめることによっ
て、障害物の障害度を車両の乗員が体感的に知覚するこ
とができ、これにより障害物の障害度の乗員への報知を
確実なものとすることができると共に、その障害物に対
する回避処置等を乗員に迅速に促すことができる。そし
て、このとき、障害度が高いほど、ベルト張力を増加さ
せるので、障害物に対する乗員の保護を、該障害物への
衝突等が生じる事前の段階で図ることができ、乗員の保
護性を高めることができる。
【0038】また、障害物検出手段により障害物の自己
車両に対する相対距離及び相対速度を検出するときに
は、その相対距離及び相対速度により、該障害物の自己
車両に対する接近状態を把握することができるので、こ
れにより、該障害物の障害度を実際の状況に対応させて
的確に判断することができ、従って、障害度に応じたベ
ルト張力の変化による乗員への報知と乗員の保護とを的
確に行うことができる。
【0039】また、ベルト調整手段によるシートベルト
装置のベルト張力の増加を、障害物の障害度が回避の必
要な回避必要障害度以上であるときに行うことにより、
障害物の障害度の乗員への報知と、ベルト張力の増加に
よる乗員の保護とを必要に応じた的確なタイミングで行
うことができる。
【0040】この場合、障害物の障害度が前記回避必要
障害度になったときに、シートベルト装置に備えられた
張力緩和機能を解除してベルト張力を増加せしめること
により、乗員への報知と乗員の事前的な保護とを既存の
装備を用いて簡単に行うことができる。
【0041】また、回避必要障害度以上の障害度でベル
ト張力を増加せしめるに際して、該回避必要障害度以上
の障害度を該回避必要障害度とそれよりも高い回避の不
能な回避不能障害度とに類別し、該回避不能障害度で
は、シートベルト装置のベルト引き込み機能を作動させ
て該ベルトを最大限に引き込ませることにより、障害物
との衝突に対する乗員の保護を衝突前に図ることがで
き、障害物との衝突に対する乗員の保護性を高めること
ができる。
【0042】また、回避必要障害度未満の障害度におい
ては、該回避必要障害度未満の障害度を回避が望ましい
予備回避障害度と該予備回避障害度未満の障害度とに類
別し、該予備回避障害度において、聴覚的または視覚的
な警報を発することにより、障害物の障害度が回避の必
要な回避必要障害度に達する事前の段階で、障害物の回
避を乗員に促すことができ、これにより、乗員は障害度
が回避必要障害度になる前の事前的な対応を余裕をもっ
てとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両の障害物対応装置の一例のシステ
ム構成図。
【図2】図1の装置の作動を説明するための説明図。
【図3】図1の装置の作動を説明するためのフローチャ
ート。
【符号の説明】
1…車両、2…障害物検出手段、4…障害度判断手段、
5…シートベルト装置、9…ベルト、10…警報手段、
16…ベルト調整手段。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の周囲に存在する障害物を検出する障
    害物検出手段と、該障害物検出手段により検出された障
    害物の自己車両に対する障害度を判断する障害度判断手
    段と、装着時のベルト張力を調整可能なシートベルト装
    置と、前記障害度判断手段により判断された障害度が高
    い程、前記シートベルト装置のベルト張力が大きくなる
    ように該障害度に応じて該シートベルト装置のベルト張
    力を増加せしめるベルト調整手段とを備えたことを特徴
    とする車両の障害物対応装置。
  2. 【請求項2】前記障害物検出手段は、少なくとも前記障
    害物の自己車両に対する相対距離及び相対速度を検出す
    る手段を備え、前記障害度判断手段は該障害物検出手段
    により検出された前記障害物の相対距離及び相対速度に
    基づいて該障害物の障害度を判断することを特徴とする
    請求項1記載の車両の障害物対応装置。
  3. 【請求項3】前記障害度判断手段は、少なくとも前記障
    害度を前記障害物の回避が必要な回避必要障害度以上の
    障害度と該回避必要障害度未満の障害度とに類別して判
    断する手段を備え、前記ベルト調整手段は前記障害度判
    断手段により前記障害度が前記回避必要障害度以上の障
    害度であると判断されたときに該障害度に応じて前記シ
    ートベルト装置のベルト張力を増加せしめることを特徴
    とする請求項1記載の車両の障害物対応装置。
  4. 【請求項4】前記シートベルト装置は、その正常装着時
    のベルト張力を緩和する張力緩和機能を有するシートベ
    ルト装置であって、前記ベルト調整手段は、前記障害度
    判断手段により前記障害度が前記回避必要障害度である
    と判断されたときに前記張力緩和機能を解除することに
    より該シートベルト装置のベルト張力を増加せしめるこ
    とを特徴とする請求項3記載の車両の障害物警報装置。
  5. 【請求項5】前記シートベルト装置は、前記車両の衝突
    時にベルトを最大限に引き込むベルト引き込み機能を有
    するシートベルト装置であって、前記障害物判断手段
    は、前記回避必要障害度以上の障害度を該回避必要障害
    度と、該回避必要障害度よりも高く前記障害物の回避が
    不能な回避不能障害度とに類別して判断する手段を備
    え、前記ベルト調整手段は、前記障害度判断手段により
    前記障害度が前記回避不能障害度であると判断されたと
    きに前記ベルト引き込み機能を作動せしめることにより
    該シートベルト装置のベルト張力を増加せしめることを
    特徴とする請求項3記載の車両の障害物対応装置。
  6. 【請求項6】前記障害度判断手段は、前記回避必要障害
    度未満の障害度を前記障害物の回避が望ましい予備回避
    障害度と該予備回避障害度未満の障害度とに類別して判
    断する手段を備え、該障害度判断手段により前記障害度
    が前記予備回避障害度であると判断されたときに聴覚的
    又は視覚的な警報を発する警報手段を具備したことを特
    徴とする請求項3記載の車両の障害物対応装置。
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