JPH0780646B2 - エレベーターの制御装置 - Google Patents

エレベーターの制御装置

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JPH0780646B2
JPH0780646B2 JP63063341A JP6334188A JPH0780646B2 JP H0780646 B2 JPH0780646 B2 JP H0780646B2 JP 63063341 A JP63063341 A JP 63063341A JP 6334188 A JP6334188 A JP 6334188A JP H0780646 B2 JPH0780646 B2 JP H0780646B2
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torque
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brake
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    • B66B1/28Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration electrical
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    • B66B1/304Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration electrical effective on driving gear, e.g. acting on power electronics, on inverter or rectifier controlled motor with starting torque control

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エレベーターの制御装置に係り、特に起動時
のショックをかご内荷重検出器を使用しないで起動補償
を行なう装置に関する。
〔従来の技術〕
従来は、特開昭50-149040号公報や特公昭50-2275号公報
で提示されているように、かご下に備えた荷重検出器の
信号により起動補償を行なうものが一般的であった。
また、特開昭62-56277号および特開昭62-116478号公報
には、かご下の荷重検出器を用いることなくブレーキ装
置に加わるアンバランストルクを検出して起動補償を行
う例が開示されている。
更に、特開昭57-1180号公報には、ブレーキ装置に、エ
レベーター機械室構造物に対して変位可能なブレーキシ
ュー部を持つように構成し、この変位量を検出してアン
バランストルクを検出し、エレベーター制御に利用する
ことが開示されている。更にまた、ディスクブレーキの
分野においては、特開昭58-109741号公報に、ディスク
ブレーキの固定ディスク側を変位可能に基礎側ブラケッ
トに取付け、この固定ディスクの変位を検出するスイッ
チを設けてブレーキの作動状態を検出することが開示さ
れている。
ところで、前述した特開昭62-56277号公報等に開示され
た従来のエレベーターの起動補償装置においては、ブレ
ーキ装置に加わるアンバランストルクをトルクセンサで
検出して、この検出値に見合う起動補償を行なってお
り、トルクセンサは、アンバランストルクに対してリニ
アで連続性のある出力が得られるものでなければなら
ず、さらに、このトルクセンサの精度が起動補償の成否
に直接影響してしまう。
従って、トルクセンサを含めた制御系が高価で複雑なも
のとならざるを得ない欠点がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、簡単な構成で起動補償を実現するエレ
ベーター制御装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のある一面においては、乗かごとつり合いおもり
とのアンバランストルクを静止保持するブレーキ装置を
電動機軸に対して回転弾性支持し、エレベーターの起動
時に、ブレーキ装置が作動している状態で、ブレーキ装
置の変位の方向に応動してアンバランストルクを打ち消
す方向にトルクを漸増させ、変位が所定値以下(零にす
るのが望ましい)になったときの電動機トルクに保つよ
うに構成する。
〔作用〕
エレベーターの停止中は、乗かごとつり合いおもりとの
アンバランストルクはブレーキ装置によって静止保持さ
れている。エレベーター起動時には、このアンバランス
トルクと電動機発生トルクが一致している状態でブレー
キ装置を開放すれば、エレベーターの起動ショックは生
じない。
このアンバランストルクを求めるために、かご内の荷重
を検出する従来装置では、かご構造が複雑となる外、か
ごから機械室へ荷重信号を伝達しなければならない。
減速機として、ウォーム歯車減速機を用いた従来のエレ
ベーターにおいては、電動機トルクを、減速機を介して
シーブ,ロープおよび乗かご,カウンターウェート側へ
伝える正効率に比べ、これらの乗かご,カウンターウェ
ート,ロープおよびシーブ側から、減速機を介して電動
機へ伝える逆効率が著しく低い。このため、電動機軸側
で、アンバランストルクを検出すると精度が悪い。
ところで、減速機として、平行軸歯車減速機を用いれ
ば、上記逆効率は格段に向上する。従って、電動機軸側
においてアンバランストルクを検出することが可能とな
る。
そこで、電動機軸に連結されたブレーキ装置を、機械室
構造物に対して変位しうる構成とすれば、この変位によ
ってアンバランストルクが検出される。
しかし、このブレーキ装置に設けるトルクセンサを、ア
ンバランストルクに対して、連続的でかつリニアな特性
を持つように構成することは、複雑化,高価格化を招
く。
本発明の望ましい一実施態様においては、ブレーキ装置
に設けるトルクセンサと、これと組合せる電気装置とに
よって、アンバランストルクの方向と、ブレーキ装置に
加わるアンバランストルクが所定値以下であることを検
出するようにする。
そして、ブレーキが作動している状態で、検出したアン
バランストルクの方向によって、このアンバランストル
クを打消す方向に、モータトルクを漸増させてゆく。
次に、ブレーキ装置に加わるアンバランストルクは次第
に減少するので、それが所定値以下となったことを検出
すると、モータトルクを一定値に保持させる。
これによって、トルクセンサと、これに組合わされた電
気装置は極めて簡易な構成であっても、起動補償量とし
て必要なモータトルクが容易に得られ、円滑なエレベー
ターの起動が実現できる。
上記、トルクセンサは、ブレーキ装置の変位の方向によ
ってアンバランストルクの方向を知ることができ、この
変位が所定値以下となったことによってブレーキ装置に
加わるアンバランストルクが所定値以下となったことを
検出することができる。
この変位可能量を乗かごの許容着床誤差以内に設定して
おけば、従来技術に述べた歪ゲージなどと比較して格段
精度のよい検出が可能である。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図から第4図は本発明の一実施例を示す。
第1図は本発明の一実施例の全体構成図である。かご1
とつり合いおもり2はロープ3により結合され、巻上機
4の一部であるシーブ5を介してつるべ状に配置してあ
る。巻上機4の駆動軸には駆動用電動機6が結合されて
いる。この電動機6は、直流電動機であっても良く、ま
た誘導電動機や同期電動機であっても良い。本実施例で
は三相誘導電動機IMで示している。巻上機4は、電動機
軸と出力軸とが平行な、平行軸減速機である。
電動機6の軸に直結したロータリエンコーダ7の信号は
エレベーター制御装置8のトルク制御手段81に入力され
る。
一方、エレベーターを静止保持するブレーキ装置は機械
室構造物例えば巻上機4に対し弾性体91を介して取付け
られており、ブレーキ装置9の作動状態では、かご1と
つり合いおもり2とのアンバランストルクにより弾性体
91が少し変位する。すなわち、ブレーキ装置9が巻上機
4に対して、アンバランストルクにより回転変位する。
この時、ブレーキ装置9の突起部材92もブレーキと同方
向に回転する。一方、巻上機4側に固定支持された2つ
のマイクロスイッチ10,11が前述した突起部材92によっ
て動作するように配置される。例えば、かご1の方がつ
り合いおもり2より重い場合、弾性体91はそのアンバラ
ンストルクにより変位し、ブレーキ装置9は反時計回り
に回転変位し、突起部材92はマイクロスイッチ10に接触
し、このスイッチ10がONする。反対につり合いおもり側
が重い場合は、ブレーキ装置9は時計方向に回転変位
し、マイクロスイッチ11がONする。また、平衡負荷の場
合、かご1とつり合いおもり2とはバランスするのでブ
レーキ装置9の回転変位せず、マイクロスイッチ10およ
び11の両者共、OFFしている。
従って、ディスクブレーキの変位の方向を検出する手段
であり、かつ、その変位量が所定値以上か否か検出する
手段を構成する。
つまり、2つのマイクロスイッチ10と11により、かご1
とつり合いおもり2とのアンバランストルクの方向が検
出でき、また、後述するが、エレベーター起動時に起動
補償を行なう時、電動機トルクと前述したアンバランス
トルクとが平衡する点も両マイクロスイッチの不動作状
態によって検出できる。
さて、一例として、かご1がつり合いおもり2より重い
場合を考えよう。前述した様に、この時、ブレーキ装置
9は反時計方向に少し回転変位し、マイクロスイッチ10
がON、11がOFFしている。エレベータ起動指令が発生す
ると、ブレーキ装置9は作動したままの状態でトルク指
令発生装置82がトルク零から順次増加する時計回り方向
のトルク指令を発生し、トルク制御手段81に出力する。
トルク制御手段81は周知のベクトル制御を用いたインバ
ータ装置で構成され、トルク指令に従って、電動機6の
発生トルクを制御する。やがて、エレベーター側のアン
バランストルクと電動機の発生トルクがバランスに近づ
くと弾性体91の変位量が零近辺になり、ブレーキ装置9
も回転変位がなくなる。すると、マイクロスイッチ10も
OFFする様になり、この時、マイクロスイッチ10と11の
信号がトルク指令発生装置82に入力されており、両者の
信号がOFFしている時、トルク指令を現状まで増加した
値に保持するようなトルク指令とする。
トルク指令が保持された時、あるいは、マイクロスイッ
チ10,11がOFFした時、ブレーキ装置9のコイルを励磁す
る接点93がONしブレーキ9を開放しても、電動機6とエ
レベーター側のアンバランストルクとがつり合っている
ので起動ショックは発生しない。そして速度指令発生装
置83は速度指令Siを発生してトルク制御手段81によりエ
レベーターを上昇または下降運転する。
第2図は以下の説明をタイムチャートにしたものであ
る。
かご側が重いのでブレーキ装置は反時計方向に回転変位
し、スイッチ10がONすることとなり、スイッチ11はOFF
したままである。エレベーター起動指令がONすると、ス
イッチ10と11の信号によりアンバランストルクと反対の
方向すなわち、時計回り方向のトルクを印加する必要が
あるので、トルク指令発生装置82は順次増加するトルク
指令を時計回り方向に発生する。このトルク指令には時
計回りと反時計回りの両方向のトルク指令を発生させる
ことができ、それぞれにトルクリミッタTmaxが設定され
ている。(スイッチ11がONした場合には反時計回り方向
のトルクを印加する必要がある。) さて、トルク指令に従って電動機のトルクTMは時計回り
方向に漸次増加し、やがてアンバランストルクTLとつり
合う点Pにくると、マイクロスイッチ10がOFFし、その
信号でトルク指令をその値で保持すると共に、ブレーキ
のコイルを励磁する接点93をONさせ、ブレーキを開放さ
せる。これは、ディスクブレーキの変位量検出手段の出
力に応動し、変位量が所定値以内となったことに応動し
てディスクブレーキを開放する手段を構成している。ブ
レーキの開放指令は、本実施例のようにスイッチ10、ま
たは11がOFFした時であっても良いし、電動機トルクTM
が保持された時でも良い。また、エレベーター起動指令
後ある所定時限後であって、エレベーターの定格負荷に
対して十分電動機トルクTMがつり合える時限より長く設
定した時限TBRA後にブレーキ開放指令をONしても良い。
これは、エレベーター起動指令に応動し、起動指令発生
後、所定時限後にディスクブレーキを開放する手段を構
成している。
そして、速度指令発生装置83から速度指令Siが送信され
ると、エレベーターの運転が開始される。この時、速度
指令Siはブレーキの機械的な動作遅れTBRを考慮して、
所定時限遅らせて発生する様にしてある。
このように、当実施例においては、エレベーター駆動用
電動機6と、該電動機6によつて駆動されるシーブ5
と、該シーブ5にロープ3を介してつるべ状に吊り下げ
られた乗かご1及びつり合いおもり2と、これらエレベ
ーター運転系を静止保持するブレーキ装置とを備えたエ
レベーターにおいて、 上記ブレーキ装置を、その動作状態において、上記乗か
ご1とつり合いおもり2とのアンバランストルク及び上
記電動機6の発生トルクに基づいて上記ブレーキ装置に
加わる回転トルクよって回転変位可能なように、弾性体
91を介して機械室構造物例えば巻上機4に設置されたデ
ィスクブレーキ9で構成するとともに、 上記ディスクブレーキ9の回転変位の方向を検出する手
段、例えばマイクロスイッチ10、11と、 上記ディスクブレーキ9の動作状態において、上記回転
変位方向検出手段10、11の出力に応じて上記回転変位を
打ち消す方向に、上記電動機6に漸増するトルクを発生
させる手段、例えばトルク指令発生装置82及びトルク制
御手段81と、 上記回転変位が所定値以内となったことに応動して上記
発生トルクの漸増を停止させる手段、例えば上記マイク
ロスイッチ10、11とトルク指令発生装置82と、 を設けている。
尚、第1図の構成において、特に速度指令発生装置83や
トルク指令発生装置82はマイクロコンピューター内のソ
フトウエアで処理可能であり、当業者なら容易に実施で
きるので具体的な説明は省略する。
尚、実際のエレベーターの起動に際しては、アンバラン
ストルク以外にかごあるいは巻上機の静摩擦力と動摩擦
力との差によって起動ショックが発生する場合がある。
これを考慮して、アンバランストルクTLに対してつり合
うモータトルクTMに所定の補償を行なう構成としても良
い。すなわち第2図で点P以降にモータトルクTMに一定
のバイアス値を加減算して印加すると更に起動ショック
の改善を図ることが可能となる。またバイアス値は可変
としたり、一定時間だけバイアス値を加えてオーバーシ
ュート等を防止することもできる。
第3図は第1図のブレーキ装置9の正面図である。ブレ
ーキ装置9は巻上機4に固定された部材94と弾性体すな
わちゴム911〜913を介して結合され、ブレーキ部材95の
内部には周知のディスクブレーキとしてのコイル961,96
2,バネ97,スプライン98,ライニング99等が内蔵されてい
る(第4図参照)。また、ブレーキ部材95には突起部材
92が設けてあり、エレベーターのかごとつり合いおもり
とのアンバランストルクが巻上機の軸12を伝わってくる
のをブレーキ部材95が静止保持するため弾性体911〜913
が変位し、ブレーキ部材95が固定部材13(機械室構造
物)に対し回転変位する。そうすると突起部材92も同様
に回転変位し、固定部材13あるいは巻上機に設置された
2つのマイクロスイッチ10および11と突起部材92が接
触,解放するので、スイッチ10および11がON,OFFし、エ
レベーターのアンバランストルクの方向及び起動補償後
のバランスを起立する信号を発生することができる。
第4図は第3図のブレーキ装置9の断面図である。ブレ
ーキ部材95には、停止時にはバネ911〜913で可動部材35
を押しライニング34との摩擦力にてエレベーターを静止
保持し、コイル31を励磁すると可動部材951を吸引しブ
レーキ力を解放しエレベーターを運転することができ
る。
本実施例ではブレーキ装置9は巻上機4の軸と直結する
様な構成としたが、巻上機4と電動機6との間に配置し
ても良いし、また電動機6の反負荷側に配置しても同様
の効果が得られる。
また、機械室構造物に対してブレーキ装置を弾性支持と
せず、単に空隙を若干設けるだけでも構造物(固定部)
に対してブレーキ部材が回転変位するのでアンバランス
トルクの方向の検出と、バランス状態の検出は可能であ
る。
以上述べた様に本実施例を用いれば、安価に精度よく起
動補償を行なうことができる。さらに、ロープ重量によ
る補正も不必要となる。
本発明の他の実施例を第5図及び第6図を用いて説明す
る。第5図は他の実施例の全体構成図である。第1図と
同様、エレベーターを静止保持するブレーキ装置9は弾
性体91を介して機械室構造物例えば巻上機4に弾性支持
されているが、ブレーキ装置9には突起部材は設置され
ておらず、従ってマイクロスイッチも備えていない。代
りに、エンコーダ7の出力が、パルスカウント手段84に
接続され、その出力はトルク制御手段81と、パルス数を
記憶するメモリ85に接続してある。周知の様に、最近の
エレベーター制御にはマイクロコンピューターを搭載
し、電動機の回転あるいはエレベーターの走行に応じて
出力するパルス発生器7のパルス数を積算して、エレベ
ーターの位置検出器としたり、あるいは、単位時間当り
のパルス数を計測して速度検出器としたりする例が多
い。本実施例のエンコーダ7もまさに上記の機能を目的
として備えてあるが、エンコーダ7のパルスをカウント
して起動補償にも応用するものである。
第6図はエンコーダ7を用いた起動補償のタイムチャー
トである。第6図(a)はエレベーターの速度特性を示
すものである。エレベーターが走行を終了して停止した
瞬間(時刻T1)では、まだブレーキは開放しており、エ
レベーター運動系のアンバランストルクは電動機6のト
ルクによって保持されているわずかの時間TENCが存在す
る。第6図(b)のブレーキ動作図にそのTENCのタイミ
ングを示す。この図でON区間はブレーキ装置9が動作し
ブレーキ力を発生してエレベーター運動系を静止保持し
ている状態を示している。第6図(d)はエンコーダ7
のパルス数を計数する手段84の出力値で、エレベーター
の走行に応じてこの出力値が変化し、エレベーターの現
在位置を示すものである。時刻T1の時のパルス計数値が
PN1とすると、実際にブレーキが作動して完全に静止保
持するまでの時間TENCの間は、電動機のトルクにより静
止保持されているので、パルス数には変化が無くPN1の
値を維持している。この瞬間をつかまえて、パルス数を
記憶する手段(通常はランダムアクセスメモリ(RA
M))85にパルス数PN1を記憶する。このメモリはさらに
バッテリーでバックアップし、停電時にも揮発しない不
揮発性メモリとするとさらに効果的である。この様子を
第6図(e)に示す。さて、ブレーキが動作しドアが開
いて乗客が乗降すると、かご内積載量が変化し、弾性体
911〜913が変形し、ブレーキ装置が回転変位する。電動
機軸はブレーキ軸と結合されているので電動機軸も回転
し、エンコーダ7のパルスが発生する。第6図(d)で
は時計T3の間であり、本実施例ではパルスの計数値が減
る方向、すなわち、下降方向に変位し、前回の停止時よ
りさらに積載量が増えたことを意味する。エレベーター
が次の呼びに応じて起動指令(第6図(c))が発生す
る直前、エンコーダのパルス計数値はPN2になり、停止
した時のPN1からΔPN減少した。これらは、ディスクブ
レーキの変位の方向と変位量とを検出する手段を構成し
ている。
起動指令が発生すると(第6図(c)のTST点)トルク
指令発生装置82は、前回停止した時のパルス数PN1を記
憶手段85から読み取り、現在のパルス数PN2をパルス計
数手段84から読み、その大小関係すなわちディスクブレ
ーキの変位の方向で印加するトルクの方向を決定する。
本実施例では、PN1>PN2であり、トルクを上昇方向に印
加し第6図(f)に示す様、漸次増加する起動補償用の
モータトルク指令を発生し、電動機の発生トルクを漸増
させる手段を構成している。モータトルクの漸増によ
り、やがて、電動機は少しずつ回転し、パルス数計数手
段84が記憶手段85の記憶内容つまり、アンバランストル
クに相当するモータトルクが発生して平衡している状態
に到達するとトルク指令はその値で保持され起動補償を
完了する。先の実施例でも述べたが、トルク指令値は、
バイアス値を加減算して可変とすることも可能である。
この完了信号でブレーキ9のコイルを励磁しブレーキ開
放するとともに速度指令を発生してエレベーターは上昇
運転する。従って、カウンタの内容が記憶手段の記憶内
容と予定の関係になったことに応動して電動機の発生ト
ルクを一定値に保持させる手段と、カウンタの内容が記
憶手段の記憶内容と予定の関係になったことに応動して
上記ディスクブレーキを開放する手段と、このディスク
ブレーキの開放と前後してエレベーター運転用の速度指
令を立ち上げる手段とを構成している。ブレーキの開放
指令は、上記したように平衡を検出する代りに、起動指
令が発生してから所定の時限後であって、かつ、エンコ
ーダのパルス数が前回停止した値に近づくのに十分な時
間(第6図(d)のT4)として設定し、電動機にトルク
を発生させ始めて所定時限後にディスクブレーキを開放
する手段としても良い。本実施例によれば、先の実施例
の如くマイクロスイッチ等を用いていないので、新たな
付加装置が不要で信頼性が更に向上する。
さらに、本発明の他の実施例を第7図を用いて説明す
る。第1図と異なるのは、ブレーキ装置9を支持する弾
性体91の変形量をその量に比例して電気的信号に変換す
る変換器13を設け、このアナログ出力でディジタルに変
換するA/Dコンバータ14を介してマイクロコンピュータ
ーから成るトルク制御手段82に入力され、起動時、変換
器時13の出力が零となる様負帰還制御して起動補償を行
なうようにしたものである。従って、本実施例において
もマイクロスイッチなどは省いた構成とすることが可能
である。
以上、本発明の3つの主な実施例を示したが、このそれ
ぞれの方法に対して次の様なかご内負荷検出方法とその
応用が考えられる。
まず、起動補償が完了し電動機トルクとエレベーター側
のアンバランストルクがつり合った時のトルク指令TM
ら逆にかご内積載荷重を推定できる。
一般にエレベーターのつり合いおもりは、 つり合いおもり重量=かご自重+定格積載置×1/2で設
定されている。それで、定格積載量で上昇する時、通常
電動機の定格トルクが必要となる様電動機も設定してあ
るので、下記演算によりかご内積載量を推定できる。す
なわち、 である。
この様に、かご内積載量を演算により、起動時に求める
ことができ、その応用としては、かご内のいたずら呼び
に対し、エレベーター停止後、不要な呼びをキャンセル
する機能や、満員通過機能や、満員灯を点灯したり、ま
た、複数のエレベーターを有機的に制御する群管理エレ
ベーター制御装置にこの積載量の情報を伝送すること
で、より積載量の少ないエレベーターにホール呼びを割
り当てる等、かご下に負荷検出器等を用いることなく様
々な制御が可能となる。
第1図の実施例は、起動補償のみならず非常運転に応用
したものであり、停電時に非常用電源としてエレベータ
ー装置に給電する非常用直流電源15,直流を所定の商用
電源と同様の電圧,周波数に変換するインバータ装置16
を備え、制御装置8と接続する。通常、非常用電源は必
要最小限の容量しかなく、エレベーターのアンバランス
トルクの軽い方向へしか運転する余裕はない。そこで、
停電発生時に、エレベーターが階と階の中間にて停止し
た時、前述したように、マイクロスイッチ10あるいは11
がONするので停電時の非常運転(最寄階へ低速運転)と
して、スイッチがONしている方向へ運転することができ
る。
本実施例によれば、従来の様にかご下に50%負荷検出装
置を用いることなく、軽負荷方向が検出でき、コストダ
ウンに貢献できる。
尚、本発明は、巻胴式や油圧エレベーターにも適用可能
である。
〔発明の効果〕
以上、本発明によれば、簡単な構成で起動補償が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体構成図、第2図は
第1図の動作を説明するタイムチャート、第3図は第1
図のブレーキ装置の正面図、第4図は第1図のブレーキ
装置の断面図、第5図は他の実施例の全体構成図、第6
図は第5図の動作を示すタイムチャート、第7図は他の
実施例の全体構成図である。 1……乗かご、2……つり合いおもり、4……巻上機、
6……電動機、7……パルス発生器(ロータリエンコー
ダ)、9……ブレーキ装置、10,11……マイクロスイッ
チ、81……トルク制御手段、82……トルク指令発生装
置、84……パルス計数手段、85……パルス記憶手段、91
1〜913……弾性体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中里 真朗 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内 (72)発明者 田中 正勝 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内 (72)発明者 高橋 龍彦 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内 (72)発明者 増田 勝太郎 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内 (72)発明者 伊藤 正信 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 戸田 裕二 東京都千代田区神田駿河台4丁目6番地 株式会社日立製作所内 (56)参考文献 特開 昭62−56277(JP,A) 特開 昭57−1180(JP,A) 特公 昭34−3617(JP,B1)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エレベーター駆動用電動機と、該電動機に
    よつて駆動されるシーブと、該シーブにロープを介して
    つるべ状に吊り下げられた乗かご及びつり合いおもり
    と、これらエレベーター運動系を静止保持するブレーキ
    装置とを備えたエレベーターにおいて、 上記ブレーキ装置を、その動作状態において、上記乗か
    ごとつり合いおもりとのアンバランストルク及び上記電
    動機の発生トルクに基づいて上記ブレーキ装置に加わる
    回転トルクよって回転変位可能なように、弾性体を介し
    て機械室構造物に設置されたディスクブレーキで構成す
    るとともに、 上記ディスクブレーキの回転変位の方向を検出する手段
    と、 上記ディスクブレーキの動作状態において、上記回転変
    位方向検出手段の出力に応じて上記回転変位を打ち消す
    方向に、上記電動機に漸増するトルクを発生させる手段
    と、 上記回転変位が所定値以内となったことに応動して上記
    発生トルクの漸増を停止させる手段と、 を設けたエレベーターの制御装置。
  2. 【請求項2】エレベーター駆動用電動機と、該電動機に
    よつて駆動されるシーブと、該シーブにロープを介して
    つるべ状に吊り下げられた乗かご及びつり合いおもり
    と、これらエレベーター運動系を静止保持するブレーキ
    装置とを備えたエレベーターにおいて、 上記ブレーキ装置を、その動作状態において、上記乗か
    ごとつり合いおもりとのアンバランストルク及び上記電
    動機の発生トルクに基づいて上記ブレーキ装置に加わる
    回転トルクよって回転変位可能で、その回転変位可能量
    が上記乗かごの許容着床レベル以内となるように、弾性
    体を介して機械室構造物に設置されたディスクブレーキ
    で構成するとともに、 上記ディスクブレーキの回転変位の方向を検出する手段
    と、 上記ディスクブレーキの動作状態において、上記回転変
    位方向検出手段の出力に応じて上記回転変位を打ち消す
    方向に、上記電動機に漸増するトルクを発生させる手段
    と、 上記回転変位が所定値以内となったことに応動して上記
    発生トルクの漸増を停止させる手段と、 を設けたエレベーターの制御装置。
  3. 【請求項3】上記ディスクブレーキの変位の方向を検出
    する手段は、変位の方向別に設けられた複数のスイッチ
    を含む請求項1または2記載のエレベーターの制御装
    置。
  4. 【請求項4】上記ディスクブレーキの変位の方向を検出
    する手段は、前記電動機の軸あるいは前記ブレーキの軸
    に結合したパルス発生器を備えた請求項1または2記載
    のエレベーターの制御装置。
  5. 【請求項5】上記漸増トルク発生手段はエレベーター起
    動指令に応動し、この起動指令発生後、所定時限後に上
    記ディスクブレーキを開放する手段を備えた請求項1、
    2または3記載のエレベーターの制御装置。
  6. 【請求項6】エレベーター駆動用電動機と、該電動機に
    よつて駆動されるシーブと、該シーブにロープを介して
    つるべ状に吊り下げられた乗かご及びつり合いおもり
    と、これらエレベーター運動系を静止保持するブレーキ
    装置とを備えたエレベーターにおいて、 上記ブレーキ装置を、上記乗かごとつり合いおもりとの
    アンバランストルクによって変位可能なように弾性体を
    介して機械室構造物に設置されたディスクブレーキで構
    成するとともに、 上記ディスクブレーキの変位の方向を検出する手段と、 上記ディスクブレーキの変位量を検出する手段と、 エレベーターの起動指令に応動して、上記変位を打ち消
    す方向に、上記電動機に漸増するトルクは発生させる手
    段と、 上記変位量検出手段の出力に応動し、変位量が所定値以
    内となったことに応動して上記発生トルクの漸増を停止
    させる手段と、 上記変位量検出手段の出力に応動し、変位量が所定値以
    内となったことに応動して上記ディスクブレーキを開放
    する手段と、 を設けたエレベーターの制御装置。
  7. 【請求項7】エレベーター駆動用電動機と、該電動機に
    よつて駆動されるシーブと、該シーブにロープを介して
    つるべ状に吊り下げられた乗かご及びつり合いおもり
    と、これらエレベーター運動系を静止保持するブレーキ
    装置とを備えたエレベーターにおいて、 上記ブレーキ装置を、上記乗かごとつり合いおもりとの
    アンバランストルクによって変位可能なように弾性体を
    介して機械室構造物に設置されたディスクブレーキで構
    成するとともに、 上記ディスクブレーキの変位の方向を検出する手段と、 上記ディスクブレーキの変位量を検出する手段と、 エレベーターの起動指令に応動して、上記変位を打ち消
    す方向に、上記電動機に漸増するトルクを発生させる手
    段と、 上記変位量検出手段の出力に応動し、変位量が所定値以
    内となったことに応動して上記発生トルクの漸増を停止
    させる手段と、 上記起動指令の発生後所定時限後に、上記ブレーキ装置
    を開放する手段と、 を設けたエレベーターの制御装置。
  8. 【請求項8】エレベーター駆動用電動機と、該電動機に
    よつて駆動されるシーブと、該シーブにロープを介して
    つるべ状に吊り下げられた乗かご及びつり合いおもり
    と、これらエレベーター運動系を静止保持するブレーキ
    装置とを備えたエレベーターにおいて、 上記ブレーキ装置を、上記乗かごとつり合いおもりとの
    アンバランストルクによって変位可能なように弾性体を
    介して機械室構造物に設置されたディスクブレーキで構
    成するとともに、 上記電動機の軸あるいは上記ディスクブレーキの軸の回
    転に応動するパルス発生手段と、 このパルス発生手段の出力パルスをカウントする手段
    と、 上記エレベーターが任意の一運転を終了してほぼ停止し
    かつ上記ディスクブレーキが動作する以前の状態での上
    記カウンタの内容を記憶する手段と、 上記ディスクブレーキが動作した状態で上記カウンタの
    内容が変化した方向に応じた方向へ、上記電動機の発生
    トルクを漸増させる手段と、 上記カウンタの内容が上記記憶手段の記憶内容と予定の
    関係になったことに応動して上記電動機の発生トルクを
    一定値に保持させる手段と、 上記カウンタの内容が上記記憶手段の記憶内容と予定の
    関係になったことに応動して上記ディスクブレーキを開
    放する手段と、 このディスクブレーキの開放と前後してエレベーター運
    転用の速度指令を立ち上げる手段 を設けたエレベーターの制御装置。
  9. 【請求項9】エレベーター駆動用電動機と、該電動機に
    よつて駆動されるシーブと、該シーブにロープを介して
    つるべ状に吊り下げられた乗かご及びつり合いおもり
    と、これらエレベーター運動系を静止保持するブレーキ
    装置とを備えたエレベーターにおいて、 上記ブレーキ装置を、上記乗かごとつり合いおもりとの
    アンバランストルクによって変位可能なように弾性体を
    介して機械室構造物に設置されたディスクブレーキで構
    成するとともに、 上記電動機の軸あるいは上記ディスクブレーキの軸の回
    転に応動するパルス発生手段と、 このパルス発生手段の出力パルスをカウントする手段
    と、 上記エレベーターが任意の一運転を終了してほぼ停止し
    かつ上記ディスクブレーキが動作する以前の状態での上
    記カウンタの内容を記憶する手段と、 上記ディスクブレーキが動作した状態で上記カウンタの
    内容が変化した方向に応じた方向へ、上記電動機の発生
    トルクを漸増させる手段と、 上記カウンタの内容が上記記憶手段の記憶内容と予定の
    関係になったことに応動して上記電動機の発生トルクを
    一定値に保持させる手段と、 上記電動機にトルクを発生させ始めて所定時限後に上記
    ディスクブレーキを開放する手段と、 このディスクブレーキの開放と前後してエレベーター運
    転用の速度指令を立ち上げる手段 を設けたエレベーターの制御装置。
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