JP2010247921A - エレベータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】かごの走行開始時における起動ショックを長期にわたって十分に低減できるようにしたエレベータ装置を提供する。
【解決手段】巻上機2における駆動軸10の回転方向で回転変位可能に電磁ブレーキ13を支持するブレーキ支持装置14を設け、コントロールユニット12が、かごの走行を開始すべく電磁ブレーキ13を解放する前に、電磁ブレーキ13の変位量を減少させる方向に駆動モータ8を駆動し、その駆動モータ8の発生トルクによってかごとカウンターウエイトの重量差に基づくアンバランストルクを相殺する。
【選択図】図2

Description

本発明はエレベータ装置に関し、特に、かごの走行開始時におけるいわゆる起動ショックを低減したエレベータ装置に関する。
いわゆるトラクションタイプのエレベータ装置において、積載荷重を含むかごの総重量とカウンターウエイトの重量とが不平衡であるときには、かごとカウンターウエイトとの重量差に基づくアンバランストルクが巻上機に作用することになる。したがって、この状態でかごの走行を開始すべく制動機を解放すると、上記アンバランストルクによってかごが移動するいわゆる起動ショックが発生し、乗客に不快感を与えてしまう虞がある。
そこで、例えば特許文献1に記載されているような秤装置によってかごの積載荷重を検出し、かごの走行を開始すべく制動機を解放する前に、かごの積載荷重に応じた大きさのトルクを駆動モータに発生させることが行われている。つまり、駆動モータの発生トルクによって上記アンバランストルクを相殺することにより、制動機の解放後もかごを上記停止階に停止した状態に維持し、かごの走行を円滑に開始するようにしている。
特開平10−120328号公報
しかしながら、特許文献1に記載の秤装置は、かごの枠体とかご室の床との間に介装した防振ゴムの撓み量を差動トランスによって検出することにより、かごの積載荷重を演算するようになっているため、経時によって上記防振ゴムにいわゆるへたりを生じると、かごの積載荷重と上記差動トランスの出力との関係が変化してかごの積載荷重の検出精度が低下することになる。
また、このように秤装置の検出精度が低下することにより、制動機の解放前に駆動モータが発生するトルクの大きさにも誤差が生じることになるから、起動ショックを十分に低減できなくなる虞がある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、かごの走行開始時における起動ショックを長期にわたって十分に低減できるようにしたエレベータ装置を提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、一端にかごが、他端にカウンターウエイトがそれぞれ連結された主索を駆動シーブに巻き掛け、その駆動シーブに連結された駆動軸を電動機によって回転駆動することでかごを移動させる一方、かごの停止時には制動機を作動し、上記かごとカウンターウエイトとの重量差に応じて上記駆動シーブに作用するアンバランストルクに抗して当該駆動シーブを静止するようになっているエレベータ装置において、制動機を上記アンバランストルクに応じて変位するように支持する制動機支持手段と、上記アンバランストルクに応じた上記制動機の変位を検出する変位検出手段と、上記変位検出手段の出力に基づいて上記電動機および制動機を駆動制御する制御手段と、を備えていて、上記制御手段は、上記かごの走行を開始すべく上記制動機を解放する前に、上記制動機の変位量を減少させる方向に上記電動機を駆動するようになっていることを特徴としている。
したがって、この請求項1に記載の発明では、上記かごの走行を開始すべく上記制動機を解放する前に、上記電動機の発生トルクによって上記アンバランストルクの少なくとも一部を相殺するようになっているから、いわゆる起動ショックが少なくとも低減されることになる。
具体的には、請求項2に記載の発明のように,上記制動機支持手段は、上記制動機の可動範囲を規制するストッパ部材と、上記制動機を弾性支持する弾性部材と、を有していて、上記制動機の解放時に、当該制動機が上記弾性部材によって上記可動範囲内の中立位置に保持されるようにするとよい。
望ましくは請求項3に記載の発明のように、上記制御手段が、上記かごの走行開始前における上記電動機の発生トルクが所定の設定値を超える場合に過積載検出信号を出力する過積載検出手段を有していると、かごの積載荷重が定格積載荷重を超えていることを検出するための装置を別途設ける必要がなくなり、コスト的に有利となる。
さらに望ましくは、請求項4に記載の発明のように、上記制御手段が、上記駆動軸の回転変位を検出する変位センサの出力に基づいて上記制動機の変位量を演算する制動機変位量検出手段を有していると、上記制動機の変位を検出するための変位センサを新たに設ける必要がなくなり、コスト的により有利となる。
本発明によれば、かごの走行開始時に、上記制動機の変位を減少させる方向に上記電動機を駆動することで、その電動機の発生トルクによって上記アンバランストルクの少なくとも一部を相殺し、その状態で制動機を解放するようになっているため、かごの走行開始時における起動ショックを長期にわたって十分に低減できるようになる。
本発明の第1の実施の形態としてエレベータ装置の概略を示す図。 図1における巻上機を示す図。 図2におけるブレーキ支持装置を示す図であって、同図(a)はブレーキ支持装置の平面図、同図(b)はブレーキ支持装置の要部を拡大した正面図。 図2に示すコントロールユニットの処理内容を示すフローチャート。
図1は本発明の好適な実施の形態としてエレベータ装置の概略を示す図である。図1に示すエレベータ装置はいわゆるマシンルームレスタイプのものであって、昇降路1の頂部に設けられた巻上機2の駆動シーブ3に主索4が巻き掛けられ、その主索4の一端にかご5が、他端にカウンターウエイト6がそれぞれ吊り下げられている。なお、カウンターウエイト6の重量は、定格積載荷重の50%の荷重を積載したかご5の総重量と同一になるように設定されている。
巻上機2は、昇降路1の頂部に設けられた機械台7上に設置されており、後述する駆動モータ8(図2参照)によって駆動シーブ3を回転駆動することでかご5を昇降させるようになっている。
図2は、巻上機2の概略を示す図である。この図2に示すように、巻上機2のフレーム9は、電動機たる駆動モータ8を支持するモータ支持部9aと、そのモータ支持部9aと所定の間隔を隔てて形成され、駆動モータ8によって回転駆動される駆動軸10を回転可能に軸支する軸受部9bと、モータ支持部9aおよび軸受部9bの上端部同士を連結するブリッジ部9cと、を有しており、モータ支持部9aおよび軸受部9bのそれぞれの下端部が機械台7に着座し、例えばねじ部材に代表されるような図示外の締結手段によって固定されている。そして、モータ支持部9aと軸受部9bとの間には、駆動軸10と一体に回転可能な駆動シーブ3が設けられている。
また、駆動モータ8には、駆動軸10の回転変位を検出する変位センサとしてインクリメンタルタイプのロータリエンコーダ11が設けられていて、そのロータリエンコーダ11は、駆動軸10の回転方向を特定した出力パルスを制御手段たるコントロールユニット12に変位検出信号として出力するようになっている。
一方、軸受部9bの反駆動モータ8側には駆動軸10の回転を制止する制動機として略偏平円柱形状を呈する電磁ブレーキ13が設けられている。この電磁ブレーキ13は、周知のように、駆動軸10の先端に固定された図示外のブレーキディスクを挟持することで制動力を発生するいわゆるディスクブレーキであって、当該電磁ブレーキ13の制動力は、ばね部材に代表されるような図示外の付勢手段によって与えられ、図示外の電磁石を励磁することで解放されるようになっている。そして、この電磁ブレーキ13は、制動機支持手段としての後述するブレーキ支持装置14により、駆動軸10の回転方向における所定の可動範囲内で回動可能に支持されている。
図3の(a),(b)はブレーキ支持装置14を示す図であって、そのうち図3の(a)はブレーキ支持装置13の平面図、図3の(b)は後述するストッパブロック23を拡大した正面図である。なお、図3の(b)では一対のストッパブロック23,23のうち一方のストッパブロック23のみを図示しているが、他方のストッパブロック23も同様に構成されている。また、図3の(a),(b)では電磁ブレーキ13が無負荷の状態を図示している。
ブレーキ支持装置14は、図3の(a)に示すように、機械台7上に固定されたベースプレート21と、駆動軸10の回転方向で回転変位可能に設けられ、電磁ブレーキ13が固定されたブレーキ固定プレート22と、ベースプレート21上に所定の間隔を隔てて対向配置され、ブレーキ固定プレート22の可動範囲を規制するストッパ部材としての一対のストッパブロック23,23と、ブレーキ固定プレート22の両側縁部上端とベースプレート21を連結するように斜めに配置され、ブレーキ固定プレート22を弾性支持する弾性体としての一対のコイルスプリング24,24と、を有している。
両ストッパブロック23,23は、図3の(a)のほか図3の(b)に示すように、上下方向に伸びる角溝23aをそれぞれ有しているとともに、角溝23aを向かい合わせるように対向配置されていて、それら両ストッパブロック23,23の角溝23aにブレーキ固定プレート22の側縁部下端をそれぞれ受容している。なお、両ストッパブロック23,23は、ボルト25によってベースプレート14に固定されている。
ブレーキ固定プレート22は、正面視略矩形状に形成されており、その略中央部を駆動軸10が挿通している一方、当該ブレーキ固定プレート22のうち反駆動モータ8側の面に電磁ブレーキ13が装着されている。また、ブレーキ固定プレート22は、両ストッパブロック23,23における角溝23aの底面同士の間隔よりも幅狭であって、且つ角溝23aの溝幅よりも薄肉に形成されている。
そして、図3の(a),(b)に示す電磁ブレーキ13の無負荷時には、両コイルスプリング24,24により、両ストッパブロック23,23と非接触となる中立位置でブレーキ固定プレート22が保持されることになる。なお、ここでいう中立位置とは、駆動軸10を中心としたブレーキ固定プレート22の回転方向における位置である。すなわち、ブレーキ固定プレート22は、中立位置から駆動軸10の回転方向両側に変位可能になっていて、そのブレーキ固定プレート22の可動範囲を超える回転変位が両ストッパブロック23,23との当接をもって規制されるようになっている。なお、ブレーキ固定プレート22の側縁部下端のコーナー部には、当該ブレーキ固定プレート22の回動時にボルト25との干渉を避けるため、いわゆる面取りの形態をもって傾斜面22aが形成されている。
他方、図2に示すように、コントロールユニット12は、ロータリエンコーダ11の出力パルス数をカウントする制動機変位量検出手段としてのパルスカウント部15と、そのパルスカウント部15の出力であるカウント値に基づいて駆動モータ8および電磁ブレーキ13を制御する主制御部16と、その主制御部16からの駆動指令信号に基づいて駆動モータ8を駆動するモータ駆動部17と、主制御部16からの駆動指令信号に基づいて電磁ブレーキ13を駆動するブレーキ駆動部18と、駆動モータ8の発生トルクに基づいてかご5の過積載を検出する過積載検出手段としての過積載検出部19と、を備えている。また、主制御部16はドア制御装置20に接続されていて、ドア制御装置20が主制御部16からの指令に基づいて図示外のドア開閉駆動用モータを駆動制御し、かご5の出入口を開閉することになる。
より具体的には図4に示すように、主制御部16は、行先階の乗場にかご5を着床させると(ステップS1)、まず電磁ブレーキ13を作動させ(ステップS2)、次いで駆動モータ8の制御モードを位置制御モードに切り替える(ステップS3)。ここで、位置制御モードとは、ロータリエンコーダ11の出力パルスに基づいてかご5の位置を制御する駆動モータ8の制御モードである。また、このステップS2から後述するステップS5までの間においては、主制御部16がかご5を現在位置に保持するように駆動モータ8を制御する。このように駆動モータ8によってかご5を現在位置に保持することで、かご5の積載荷重を含む総重量とカウンターウエイト6の重量との差に基づいて駆動シーブ3に作用するアンバランストルクが駆動モータ8の発生トルクによって相殺されることから、電磁ブレーキ8が作動状態にあっても当該電磁ブレーキ13が無負荷状態となって中立位置に位置することになる。
そして、この状態でパルスカウント部15のカウント値を0にリセットし、ロータリエンコーダ11の出力パルスのカウントを開始する(ステップS4)。つまり、パルスカウント部15は、電磁ブレーキ13の中立位置を基準とし、その中立位置からの電磁ブレーキ13の回転変位量としてロータリエンコーダ11の出力パルスをカウントすることになる。
このようにパルスカウント部15で出力パルスのカウントを開始したならば、主制御部16は、続いて駆動モータ8への通電を休止する(ステップS5)。これにより、上記アンバランストルクが電磁ブレーキ13に作用し、当該電磁ブレーキ13が上記アンバランストルクに応じて駆動軸10とともに回転変位するようになる。
その上で、主制御部16は、ドア制御装置20に出入口開放指令を出力してかご5の出入口を開放させ(ステップS6)、かご5に乗客および荷物を乗降させる(ステップS7)。ここで、かご5に乗客および荷物が乗降すると、かご5の積載荷重の変化によってアンバランストルクが変化し、このアンバランストルクに応じた位置へ電磁ブレーキ13が回転変位することになる。
そして、かご5への乗客および荷物の乗降が完了したならば、主制御部16は、ドア制御装置20に出入口閉止指令を出力してかご5の出入口を閉止させた上で(ステップS8)、駆動モータ8への給電を再開し(ステップS9)、パルスカウント部16におけるカウント値を0に近づける方向に駆動モータ8を駆動する(ステップS10)。つまり、主制御部16は、電磁ブレーキ13の変位量が減少する方向に駆動モータ8を駆動することにより、駆動モータ8の発生トルクをもってアンバランストルクを相殺する。
また、このように駆動モータ8を駆動しているときに、過積載検出手段19は、駆動モータ8の発生トルクに相当する駆動モータ8への供給電力と所定の設定値とを比較し、駆動モータ8への供給電力が設定値を超える場合に、過積載検出信号を主制御部16に出力する。なお、上記設定値はかご5の定格積載荷重に相当している。
一方、主制御部16は、ステップS11で過積載検出信号を受信しているか否かを判断し、その結果、過積載検出信号を受信している場合にはステップS5に戻る。つまり、この場合には、主制御部16が駆動モータ8への通電を再度休止した上でかご5の出入口を開放することになる。なお、このとき、かご5の積載荷重が定格積載荷重を超えている旨をかご5内の乗客に報知し、かご5の積載荷重を減少させるように促してもよい。
さらに、主制御部16は、ステップS11で上記積載荷重超過信号を受信していない場合、ステップS12でパルスカウント部15におけるカウント値の絶対値が予め定めた設定値n未満であるか否かを判断し、カウント値の絶対値が予め定めた設定値n未満であることを条件に、駆動モータ8の制御モードをかごの移動速度を制御する速度制御モードに切り替える(ステップS13)。なお、ステップS12においてカウント値の絶対値が予め定めた設定値n未満でない場合には、ステップS10に戻る。
そして、主制御部16は、ステップS13の後に、電磁ブレーキ13の制動力を解放し(ステップS14)、かご5の走行を開始する(ステップS15)。すなわち、ステップS14で電磁ブレーキ13の制動力を解放するのに先立ち、上記アンバランストルクを駆動モータ8の発生トルクによって相殺していることから、ステップS14で電磁ブレーキ13の制動力を解放してもかご5が移動することなく現在位置に保持され、いわゆる起動ショックを生じることなくかご5が円滑に走行を開始することになる。
したがって、本実施の形態によれば、かご5の走行開始時に、駆動モータ8の発生トルクによって電磁ブレーキ13の回転変位量を減少させ、その発生トルクとアンバランストルクとを釣り合わせるようになっているから、経時によるコイルスプリング24,24のいわゆるへたりに影響されることなく、かご5の走行開始時における起動ショックを長期にわたって十分に低減できるようになる。その上、従来必要としていた秤装置が不要となるため、コスト的に有利となるばかりでなく調整作業が不要となるメリットがある。
なお、本実施の形態では、乗客および荷物がかご5へ乗降するときに、駆動モータ8への通電を休止し、電磁ブレーキ13を中立位置から回転変位させるようにしているが、乗客および荷物がかご5へ乗降するときにも駆動モータ8に電力を供給し、電磁ブレーキ13を中立位置に保持するようにしてもよい。この場合には、乗客および荷物がかご5へ乗降してかご5の積載荷重が変化しても、駆動モータ8の発生トルクによってかご5を現在位置に保持できるようになるから、エレベータの乗り心地をより向上できるメリットがある。
3…駆動シーブ
4…主索
5…かご
6…カウンターウエイト
8…駆動モータ(電動機)
10…駆動軸
11…ロータリエンコーダ(変位センサ)
12…コントロールユニット(制御手段)
13…電磁ブレーキ(制動機)
14…ブレーキ支持装置(制動機支持手段)
15…パルスカウント部(制動機変位量検出手段)
19…過積載検出部(過積載検出手段)
24…コイルスプリング(弾性体)
23…ストッパブロック(ストッパ部材)

Claims (4)

  1. 一端にかごが、他端にカウンターウエイトがそれぞれ連結された主索を駆動シーブに巻き掛け、その駆動シーブに連結された駆動軸を電動機によって回転駆動することでかごを移動させる一方、かごの停止時には制動機を作動し、上記かごとカウンターウエイトとの重量差に応じて上記駆動シーブに作用するアンバランストルクに抗して当該駆動シーブを静止するようになっているエレベータ装置において、
    制動機を上記アンバランストルクに応じて変位するように支持する制動機支持手段と、
    上記アンバランストルクに応じた上記制動機の変位を検出する変位検出手段と、
    上記変位検出手段の出力に基づいて上記電動機および制動機を駆動制御する制御手段と、
    を備えていて、
    上記制御手段は、上記かごの走行を開始すべく上記制動機を解放する前に、上記制動機の変位量を減少させる方向に上記電動機を駆動するようになっていることを特徴とするエレベータ装置。
  2. 上記制動機支持手段は、上記制動機の可動範囲を規制するストッパ部材と、上記制動機を弾性支持する弾性部材と、を有していて、
    上記制動機の解放時に、当該制動機が上記弾性部材によって上記可動範囲内の中立位置に保持されるようになっていることを特徴とする請求項2に記載のエレベータの荷重検出装置。
  3. 上記制御手段は、上記かごの走行開始前における上記電動機の発生トルクが所定の設定値を超える場合に過積載検出信号を出力する過積載検出手段を有していることを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータ装置。
  4. 上記制御手段は、上記駆動軸の回転変位を検出する変位センサの出力に基づいて上記制動機の変位量を演算する制動機変位量検出手段を有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のエレベータ装置。
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