JPH0778897B2 - 光学式情報記録再生装置 - Google Patents
光学式情報記録再生装置Info
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- JPH0778897B2 JPH0778897B2 JP62215449A JP21544987A JPH0778897B2 JP H0778897 B2 JPH0778897 B2 JP H0778897B2 JP 62215449 A JP62215449 A JP 62215449A JP 21544987 A JP21544987 A JP 21544987A JP H0778897 B2 JPH0778897 B2 JP H0778897B2
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、記録媒体に情報を光学的に記録あるいは再生
する光学式情報記録再生装置に関し、特に記録再生用光
ビームのトラッキングを制御するオートトラッキング制
御装置の改良に関するものである。
する光学式情報記録再生装置に関し、特に記録再生用光
ビームのトラッキングを制御するオートトラッキング制
御装置の改良に関するものである。
［従来の技術］ 従来、光学式情報記録再生制御装置の光ヘッドは、レー
ザ等の光源と、この光源からの光束を平行光束とするコ
リメータレンズおよびこの光束を絞り込み微小光スポッ
トとして記録担体の記録面上に照射する対物レンズ等の
光学系と、この記録面で反射された光束を受光するため
の光検出器等により構成されている。
ザ等の光源と、この光源からの光束を平行光束とするコ
リメータレンズおよびこの光束を絞り込み微小光スポッ
トとして記録担体の記録面上に照射する対物レンズ等の
光学系と、この記録面で反射された光束を受光するため
の光検出器等により構成されている。
記録時には、所定の情報により変調され対物レンズによ
り集束された光束を記録担体の記録面上に照射し、この
記録面に温度上昇あるいは化学反応等を起こさせて情報
を記録する。また、再生時には、記録面から反射され、
記録情報により光学的に変調を受けた光束を光検出器に
て受光し、ここで検出した光信号を電気信号に変換して
所望の再生情報を得るものである。
り集束された光束を記録担体の記録面上に照射し、この
記録面に温度上昇あるいは化学反応等を起こさせて情報
を記録する。また、再生時には、記録面から反射され、
記録情報により光学的に変調を受けた光束を光検出器に
て受光し、ここで検出した光信号を電気信号に変換して
所望の再生情報を得るものである。
このような光情報の記録／再生に用いられる記録担体と
しては、光学式ビデオ・ディスク、光学式デジタル・オ
ーディオディスク、光カード等がある。記録される情報
は、例えば、ディスク状の担体（以下、光ディスクと称
する）の場合は同心円状または螺旋状のトラックに、カ
ード状の担体の場合は平行に配置された複数の直線状の
トラックにそれぞれ記録される。この情報トラックへの
記録は、凹凸、ビットの有無、反射率の変化、磁化方向
の変化等によるものである。
しては、光学式ビデオ・ディスク、光学式デジタル・オ
ーディオディスク、光カード等がある。記録される情報
は、例えば、ディスク状の担体（以下、光ディスクと称
する）の場合は同心円状または螺旋状のトラックに、カ
ード状の担体の場合は平行に配置された複数の直線状の
トラックにそれぞれ記録される。この情報トラックへの
記録は、凹凸、ビットの有無、反射率の変化、磁化方向
の変化等によるものである。
情報トラック間での交叉等のトラブルを生ずることなく
正確に情報を記録していくためには、前記光スポットの
照射位置を情報トラックの走査方向と垂直な方向で制御
する必要がある（オートトラッキング、以下「AT」と称
する）。また、光スポットを光カードの曲がりや機械的
誤差にもかかわらず安定した微小スポットとして照射す
るためには、記録面に垂直な方向で制御する必要がある
（オートフォーカシング、以下「AF」と称する）。ま
た、再生時においても上記AT,AFが必要である。
正確に情報を記録していくためには、前記光スポットの
照射位置を情報トラックの走査方向と垂直な方向で制御
する必要がある（オートトラッキング、以下「AT」と称
する）。また、光スポットを光カードの曲がりや機械的
誤差にもかかわらず安定した微小スポットとして照射す
るためには、記録面に垂直な方向で制御する必要がある
（オートフォーカシング、以下「AF」と称する）。ま
た、再生時においても上記AT,AFが必要である。
第５図は、光カードの情報記録再生装置の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
同図において、システムコントローラ50は、モータ51お
よび52、ATおよびAF制御回路53および54を制御して光カ
ードＣに対する情報記録再生をコントロールする。
よび52、ATおよびAF制御回路53および54を制御して光カ
ードＣに対する情報記録再生をコントロールする。
モータ51は、光カードＣを図の矢印ａ方向に往復運動さ
せるもので、それにより光カードＣの情報トラックに沿
って光ヘッド55から光スポットが照射される。モータ52
は、光ヘッド55を光カードＣ上の情報トラックを横切る
方向に移動制御するためのものである。
せるもので、それにより光カードＣの情報トラックに沿
って光ヘッド55から光スポットが照射される。モータ52
は、光ヘッド55を光カードＣ上の情報トラックを横切る
方向に移動制御するためのものである。
光ヘッド55は、半導体レーザからなる光源55aと、この
光源55aからの光束を平行光束とするコリメータレンズ5
5bと、ビームスプリッタ55cおよび対物レンズ55dとを有
し、光カードＣの記録面に記録／再生用の光ビームを照
射する。
光源55aからの光束を平行光束とするコリメータレンズ5
5bと、ビームスプリッタ55cおよび対物レンズ55dとを有
し、光カードＣの記録面に記録／再生用の光ビームを照
射する。
また、光ヘッド55は、ビームスプリッタ55e集光レンズ5
5fおよび55g、光電変換器55hおよび55iを有し、光カー
ドＣの記録面上で反射した光ビームを光電変換器55hお
よび55iでトラッキング信号およびフォーカシング信号
に変換し、AT制御回路53およびAF制御回路54に供給して
いる。
5fおよび55g、光電変換器55hおよび55iを有し、光カー
ドＣの記録面上で反射した光ビームを光電変換器55hお
よび55iでトラッキング信号およびフォーカシング信号
に変換し、AT制御回路53およびAF制御回路54に供給して
いる。
AT制御回路53およびAF制御回路54は、光ヘッド55のトラ
ッキングコイル55jおよびフォーカシングコイル55kに駆
動電流を流すことにより、対物レンズ55dを移動させてA
TおよびAFの制御を行なう。
ッキングコイル55jおよびフォーカシングコイル55kに駆
動電流を流すことにより、対物レンズ55dを移動させてA
TおよびAFの制御を行なう。
第６図は、AT制御回路53の構成を中心とするAT制御系の
ブロック図であり、第７図は、その動作を説明するため
の波形図である。
ブロック図であり、第７図は、その動作を説明するため
の波形図である。
第６図において、光電変換器55hの光電変換素子1aおよ
び1bの出力SaおよびSbは、トラッキングエラーアンプ２
でその差が増幅されてトラッキングエラー信号Scとして
抽出される。トラッキングエラー信号Scは位相補償回路
３で適切に位相補償されてトラッキングサーボ回路４に
入力され、前述のトラッキングコイル55jを駆動する。
び1bの出力SaおよびSbは、トラッキングエラーアンプ２
でその差が増幅されてトラッキングエラー信号Scとして
抽出される。トラッキングエラー信号Scは位相補償回路
３で適切に位相補償されてトラッキングサーボ回路４に
入力され、前述のトラッキングコイル55jを駆動する。
また、トラッキングエラー信号Scは、低域通過フィルタ
ー（LPF）５にも入力される。LPF5は、対物レンズ55dが
ATアクチュエータの中立点からズレてくると、その距離
に応じてトラッキングエラー信号Scの直流成分Sd（第７
図Ａ）が増加してくるので、その直流成分Sdのみを通過
させヘッドムーブコンパレータ６に入力する。コンパレ
ータ６では、ATアクチュエータのどの方向にズレている
かを検出し、そのズレている方向に応じて信号Se（第７
図Ｂ）またはSf（第７図Ｃ）を出力し、ヘッドムーブコ
ントローラ７に入力し、光ヘッド駆動信号Sg（第７図
Ｄ）を出力する。信号Seは、ヘッド方向信号としても利
用され、信号Sgと共に所定の方向に光ヘッド55を移動さ
せる指令信号としてシステムコントローラ50に出力され
る。
ー（LPF）５にも入力される。LPF5は、対物レンズ55dが
ATアクチュエータの中立点からズレてくると、その距離
に応じてトラッキングエラー信号Scの直流成分Sd（第７
図Ａ）が増加してくるので、その直流成分Sdのみを通過
させヘッドムーブコンパレータ６に入力する。コンパレ
ータ６では、ATアクチュエータのどの方向にズレている
かを検出し、そのズレている方向に応じて信号Se（第７
図Ｂ）またはSf（第７図Ｃ）を出力し、ヘッドムーブコ
ントローラ７に入力し、光ヘッド駆動信号Sg（第７図
Ｄ）を出力する。信号Seは、ヘッド方向信号としても利
用され、信号Sgと共に所定の方向に光ヘッド55を移動さ
せる指令信号としてシステムコントローラ50に出力され
る。
また、光電変換素子1a,1bの出力Sa,Sbは、和信号増幅回
路８で加算増幅され、コンパレータ９に入力される。コ
ンパレータ９は、光量が所定の範囲内であるか否かを比
較電圧Vrと比較して検知し、光量が低下したときは、ト
ラッキング異常検知信号Snをシステムコントローラ50に
出力し異常を通報する。システムコントローラ50は、直
ちに記録を中止する指令を出すなどして重ね書きの防止
をする。
路８で加算増幅され、コンパレータ９に入力される。コ
ンパレータ９は、光量が所定の範囲内であるか否かを比
較電圧Vrと比較して検知し、光量が低下したときは、ト
ラッキング異常検知信号Snをシステムコントローラ50に
出力し異常を通報する。システムコントローラ50は、直
ちに記録を中止する指令を出すなどして重ね書きの防止
をする。
［発明が解決しようとする問題点］ このような従来例では、常に同一のAT異常検出感度でAT
異常を検出しているため、記録時に外部からの衝撃や記
録担体自体の欠陥でAT制御が外れかかったり、あるいは
外れた状態でデータを記録した場合、再生時にその記録
したデータを再生できない場合があり、重要なデータを
損失してしまうという問題点があった。
異常を検出しているため、記録時に外部からの衝撃や記
録担体自体の欠陥でAT制御が外れかかったり、あるいは
外れた状態でデータを記録した場合、再生時にその記録
したデータを再生できない場合があり、重要なデータを
損失してしまうという問題点があった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、トラッキング制御
異常検出手段の検知感度を再生時より記録時、ベリファ
イ時の方が高くなるように変化させることにより、デー
タが消失するようなことがなく、データ再生信頼性の高
い情報記録を行うことができる光学式情報記録再生装置
を提供することを目的としたものである。
異常検出手段の検知感度を再生時より記録時、ベリファ
イ時の方が高くなるように変化させることにより、デー
タが消失するようなことがなく、データ再生信頼性の高
い情報記録を行うことができる光学式情報記録再生装置
を提供することを目的としたものである。
［問題点を解決すべき手段］ 本発明の目的は、記録媒体上に設けられた複数のトラッ
クの内の所望のトラックに対してトラッキング制御され
た光ビームを照射することにより情報の記録、ベリファ
イ、再生を行う光学式情報記録再生装置において、前記
トラッキング制御の異常を検知するトラッキング制御異
常検知手段と、前記トラッキング制御異常検知手段の検
知感度を再生時より記録、ベリファイ時の方が高くなる
ように変化させる検知感度変化手段とを備え、記録、ベ
リファイ時において前記トラッキング制御異常検知手段
がトラッキング制御の異常を検知した場合、前記トラッ
キング制御異常が検地されたトラック以外のトラックに
再記録を行うことを特徴とする光学式情報記録再生装置
によって達成される。
クの内の所望のトラックに対してトラッキング制御され
た光ビームを照射することにより情報の記録、ベリファ
イ、再生を行う光学式情報記録再生装置において、前記
トラッキング制御の異常を検知するトラッキング制御異
常検知手段と、前記トラッキング制御異常検知手段の検
知感度を再生時より記録、ベリファイ時の方が高くなる
ように変化させる検知感度変化手段とを備え、記録、ベ
リファイ時において前記トラッキング制御異常検知手段
がトラッキング制御の異常を検知した場合、前記トラッ
キング制御異常が検地されたトラック以外のトラックに
再記録を行うことを特徴とする光学式情報記録再生装置
によって達成される。
［実施例］ 次に、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
る。
第１図は、本発明の光学式情報記録再生装置におけるオ
ートトラッキング制御装置の一実施例を示すブロック
図、第２図は、その動作を説明するための波形図であ
る。
ートトラッキング制御装置の一実施例を示すブロック
図、第２図は、その動作を説明するための波形図であ
る。
第１図において、第６図と同一部分には同一符号を付
し、これらの説明はここでは省略する。
し、これらの説明はここでは省略する。
本実施例においては、第６図のコンパレータ９に代えて
AT異常検出回路10を設け、この検出回路10の感度を切換
信号CSwおよびCSvによって切換えるようにした点を除い
ては第６図と同様の構成を有している。ここで、切換信
号CSwは記録時と再生時とで感度を切換えるために前述
のシステムコントローラから出力される信号であり、切
換信号CSVは記録後の検証（Verify）時の感度を切換え
るためにシステムコントローラから出力される信号であ
る。
AT異常検出回路10を設け、この検出回路10の感度を切換
信号CSwおよびCSvによって切換えるようにした点を除い
ては第６図と同様の構成を有している。ここで、切換信
号CSwは記録時と再生時とで感度を切換えるために前述
のシステムコントローラから出力される信号であり、切
換信号CSVは記録後の検証（Verify）時の感度を切換え
るためにシステムコントローラから出力される信号であ
る。
このような構成において、和信号増幅回路８で加算増幅
された信号は、トラッキング中はAT精度範囲内の所定の
光量変動幅に入っているが、外部衝撃や記録担体上の欠
陥等によりトラッキングが外れかかったときや外れてし
まった場合は、所定の光量変動幅を越えてしまう。AT異
常検出回路10は、この和信号増幅回路８の出力信号レベ
ルを監視し、かつ、AT異常検出感度を切換信号CSwおよ
びCSVにより切換えることが可能で、第２図に示すよう
に切換信号CSv（第２図Ａ）およびCSw（第２図Ｂ）に応
じて検出回路10のAT異常検出感度（第２図Ｃ）が切換え
られる。各感度において所定のレベルを越える信号が入
力されたときには、AT異常検出信号Shとしてシステムコ
ントローラに出力される。なお、再生時の感度をLA、記
録時の感度をLBおよび検証時の感度をLCとすると、各感
度は、LA＜LB＜LCの関係となるように設定されている
（第２図Ｃ）。
された信号は、トラッキング中はAT精度範囲内の所定の
光量変動幅に入っているが、外部衝撃や記録担体上の欠
陥等によりトラッキングが外れかかったときや外れてし
まった場合は、所定の光量変動幅を越えてしまう。AT異
常検出回路10は、この和信号増幅回路８の出力信号レベ
ルを監視し、かつ、AT異常検出感度を切換信号CSwおよ
びCSVにより切換えることが可能で、第２図に示すよう
に切換信号CSv（第２図Ａ）およびCSw（第２図Ｂ）に応
じて検出回路10のAT異常検出感度（第２図Ｃ）が切換え
られる。各感度において所定のレベルを越える信号が入
力されたときには、AT異常検出信号Shとしてシステムコ
ントローラに出力される。なお、再生時の感度をLA、記
録時の感度をLBおよび検証時の感度をLCとすると、各感
度は、LA＜LB＜LCの関係となるように設定されている
（第２図Ｃ）。
以上のように本実施例によれば、記録時および検証時の
感度を再生時の感度よりも高く設定することにより再生
時にAT制御が外れるおそれのある様なトラック欠陥や、
記録時に外部衝撃等などによりAT制御が外れなかったも
のの蛇行しながら記録したため再生時に正常に再生出来
ないようなトラックを記録時や検証時に予め発見し、そ
のトラックには正規の記録を行わず、次のトラックに記
録し直すことによって記録したデータの再生が必ず出来
るように信頼性を確保するようにしている。
感度を再生時の感度よりも高く設定することにより再生
時にAT制御が外れるおそれのある様なトラック欠陥や、
記録時に外部衝撃等などによりAT制御が外れなかったも
のの蛇行しながら記録したため再生時に正常に再生出来
ないようなトラックを記録時や検証時に予め発見し、そ
のトラックには正規の記録を行わず、次のトラックに記
録し直すことによって記録したデータの再生が必ず出来
るように信頼性を確保するようにしている。
第３図は、本発明の他の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
本実施例においては、前述の対物レンズ55dのAT方向の
移動速度を検出する検出器20を有し、さらに和信号増幅
回路８およびAT異常検出回路10を含むAT異常検出部30を
有する点を除いては第１図と同様の構成を有している。
移動速度を検出する検出器20を有し、さらに和信号増幅
回路８およびAT異常検出回路10を含むAT異常検出部30を
有する点を除いては第１図と同様の構成を有している。
AT異常検出部30は、増幅回路８および検出回路10の他に
比較器31、判定信号発生器32および33、切換スイッチ34
および35、そしてアンド回路36から構成されている。
比較器31、判定信号発生器32および33、切換スイッチ34
および35、そしてアンド回路36から構成されている。
検出器20の出力は、比較器31の一方に入力され、この比
較器31の他方には切換スイッチ34を介して判定信号発生
器32および33から判定信号SWおよびSRが入力される。切
換スイッチ34は、切換信号CSWで切換制御され、記録時
は信号SW、再生時は信号SRをそれぞれ比較器31に入力す
る。
較器31の他方には切換スイッチ34を介して判定信号発生
器32および33から判定信号SWおよびSRが入力される。切
換スイッチ34は、切換信号CSWで切換制御され、記録時
は信号SW、再生時は信号SRをそれぞれ比較器31に入力す
る。
比較器31の出力は、AT異常検出回路10の出力と共にアン
ド回路36に入力され、その出力は切換スイッチ35に入力
される。切換スイッチ35の他方の入力には、AT異常検出
回路10の出力が直接入力されている。切換スイッチ35
は、切換信号CSVで切換制御され、検証時には検出回路1
0の出力を、記録時および再生時にはアンド回路36の出
力をそれぞれAT異常検出信号Shとしてシステムコントロ
ーラに出力する。
ド回路36に入力され、その出力は切換スイッチ35に入力
される。切換スイッチ35の他方の入力には、AT異常検出
回路10の出力が直接入力されている。切換スイッチ35
は、切換信号CSVで切換制御され、検証時には検出回路1
0の出力を、記録時および再生時にはアンド回路36の出
力をそれぞれAT異常検出信号Shとしてシステムコントロ
ーラに出力する。
このような構成によると、まず、記録時は切換信号CSW
が「１」となるので切換スイッチ34が図示の状態にあ
り、判定信号SWが比較器31に入力され、信号Smが信号SW
より大きいか否か比較される。大きいと比較信号Snを出
力し、アンド回路36を開いてAT異常検出回路10の出力信
号を通過させる。このとき切換スイッチ35は切換信号CS
vが「０」となるので図示と反対の方向に切換えられて
おり、アンド回路36の出力がAT異常検出信号Shとして出
力される。
が「１」となるので切換スイッチ34が図示の状態にあ
り、判定信号SWが比較器31に入力され、信号Smが信号SW
より大きいか否か比較される。大きいと比較信号Snを出
力し、アンド回路36を開いてAT異常検出回路10の出力信
号を通過させる。このとき切換スイッチ35は切換信号CS
vが「０」となるので図示と反対の方向に切換えられて
おり、アンド回路36の出力がAT異常検出信号Shとして出
力される。
再生時は切換信号CSWおよびCSVが共に「０」となるの
で、切換スイッチ34が図示と反対方向に切換えられ、比
較器31で信号Smと信号SRとが比較される。信号Smが信号
SRよりも大きいと比較信号Snが出力され、記録時の場合
と同様にAT異常検出回路10の出力信号がアンド回路36お
よび切換スイッチ35を介してAT異常検出信号Shとして出
力される。
で、切換スイッチ34が図示と反対方向に切換えられ、比
較器31で信号Smと信号SRとが比較される。信号Smが信号
SRよりも大きいと比較信号Snが出力され、記録時の場合
と同様にAT異常検出回路10の出力信号がアンド回路36お
よび切換スイッチ35を介してAT異常検出信号Shとして出
力される。
検証時は切換信号CSVが「１」となるので、切換スイッ
チ35が図示の状態になり、AT異常検出回路10の出力信号
が直接AT異常検出信号Shとして出力される。
チ35が図示の状態になり、AT異常検出回路10の出力信号
が直接AT異常検出信号Shとして出力される。
このように、本実施例によれば記録または再生時はAT異
常検出回路10が検出信号を出力しても、同時に対物レン
ズの移動速度が所定値以下であればAT異常は検知され
ず、他方、検証時は検出回路10の出力を直接AT異常検出
信号Shとして出力するようにすることにより、AT異常の
検出感度を記録時および再生時よりも検証時の方が高く
なるように切換えている。
常検出回路10が検出信号を出力しても、同時に対物レン
ズの移動速度が所定値以下であればAT異常は検知され
ず、他方、検証時は検出回路10の出力を直接AT異常検出
信号Shとして出力するようにすることにより、AT異常の
検出感度を記録時および再生時よりも検証時の方が高く
なるように切換えている。
また、判定信号SWおよびSRのレベルをSW＜SRとなるよう
に設定しておけば、再生時の感度よりも記録時の感度が
高くなる。従って、再生時に正常に再生出来ないおそれ
のあるトラックを感度の高い記録時および検証時に予め
排除することが出来る。
に設定しておけば、再生時の感度よりも記録時の感度が
高くなる。従って、再生時に正常に再生出来ないおそれ
のあるトラックを感度の高い記録時および検証時に予め
排除することが出来る。
第４図は、本発明のさらに他の実施例を示すブロック図
である。
である。
本実施例においては、対物レンズ55dのAT方向の移動速
度を検出する検出器20と、AT異常検出部40とを有し、対
物レンズの移動速度の判定のみでAT外れを検出するよう
に構成されている点を除いては第１図と同様の構成を有
している。
度を検出する検出器20と、AT異常検出部40とを有し、対
物レンズの移動速度の判定のみでAT外れを検出するよう
に構成されている点を除いては第１図と同様の構成を有
している。
AT異常検出部40は、比較器41、判定信号発生器42および
43、切換スイッチ44、アンド回路45およびオア回路46か
ら構成されている。
43、切換スイッチ44、アンド回路45およびオア回路46か
ら構成されている。
検出器20の出力は、比較器41の一方に入力され、比較器
41の他方には切換スイッチ44を介して判定信号発生器42
および43から判定信号SVおよびSWが入力される。切換ス
イッチ44は、切換信号CSVで切換制御され、検証時には
信号SV、その他の時には信号SWをそれぞれ比較器41に入
力する。
41の他方には切換スイッチ44を介して判定信号発生器42
および43から判定信号SVおよびSWが入力される。切換ス
イッチ44は、切換信号CSVで切換制御され、検証時には
信号SV、その他の時には信号SWをそれぞれ比較器41に入
力する。
比較器41の出力は、アンド回路45に供給され、切換信号
CSWおよびCSVの論理和をとるオア回路36の出力信号によ
りゲートされてシステムコントローラに出力される。
CSWおよびCSVの論理和をとるオア回路36の出力信号によ
りゲートされてシステムコントローラに出力される。
このような構成によると、記録時は切換信号CSWが
「１」、切換信号CSVが「０」となるので、切換スイッ
チ44が図示と反対の状態となり、判定信号SWが比較器41
に入力され、信号Smが信号SWより大きいか否か比較され
る。大きいと比較信号Snをアンド回路45に出力する。オ
ア回路46の出力は「１」であるから、比較信号SnがAT異
常検出信号Shとして出力される。
「１」、切換信号CSVが「０」となるので、切換スイッ
チ44が図示と反対の状態となり、判定信号SWが比較器41
に入力され、信号Smが信号SWより大きいか否か比較され
る。大きいと比較信号Snをアンド回路45に出力する。オ
ア回路46の出力は「１」であるから、比較信号SnがAT異
常検出信号Shとして出力される。
検証時は信号CSVが「１」、信号CSWが「０」となるの
で、切換スイッチ45が図示の状態となり判定信号SVが比
較器41に入力され信号Smと比較され、記録時の場合と同
様に比較信号SnがAT異常検出信号Shとして出力される。
で、切換スイッチ45が図示の状態となり判定信号SVが比
較器41に入力され信号Smと比較され、記録時の場合と同
様に比較信号SnがAT異常検出信号Shとして出力される。
再生時は、切換信号CSWおよびCSVが共に「０」となり、
アンド回路45が閉じるので比較器41の出力は無視され
る。
アンド回路45が閉じるので比較器41の出力は無視され
る。
このように、本実施例によれば判定信号SVおよびSWのレ
ベルをSV＜SWとなるように設定しておくことにより、再
生時よりも記録時、記録時よりも検証時の感度が高くな
り、再生時に正常に再生出来ないおそれのあるトラック
を記録時または検証時に予め排除することが出来る。
ベルをSV＜SWとなるように設定しておくことにより、再
生時よりも記録時、記録時よりも検証時の感度が高くな
り、再生時に正常に再生出来ないおそれのあるトラック
を記録時または検証時に予め排除することが出来る。
なお、前述の説明においては、記録・検証・再生の各切
換信号を２信号ラインでAT制御系に供給するようにした
が、１信号ラインで各切換信号をシリアルに供給するよ
うにしてもよい。また、AT感度の切換えをAT制御系内で
切換えるようにしているが、AT感度を一定にしておいて
対物レンズの速度情報をシステムコントローラに送り、
システムコントローラ側でAT異常を受け付けるか否かを
判定し、結果的に感度切換を行うようにしてもよい。
換信号を２信号ラインでAT制御系に供給するようにした
が、１信号ラインで各切換信号をシリアルに供給するよ
うにしてもよい。また、AT感度の切換えをAT制御系内で
切換えるようにしているが、AT感度を一定にしておいて
対物レンズの速度情報をシステムコントローラに送り、
システムコントローラ側でAT異常を受け付けるか否かを
判定し、結果的に感度切換を行うようにしてもよい。
［発明の効果］ 以上説明したように本発明は、トラッキング制御異常検
出手段の検知感度を再生時より記録時、ベリファイ時の
方が高くなるように変化させることにより、再生時にト
ラッキング制御が外れる恐れのある欠陥トラックや記録
時に外部衝撃等によりトラッキング制御が外れなかった
ものの蛇行しながら情報を記録されたトラックを記録時
やベリファイ時に厳しく検知することができる。従って
その検知に基づいてトラッキング異常のトラック以外の
トラックに再記録を行うことにより、データ再生の信頼
性の高い情報記録を行えるという効果がある。
出手段の検知感度を再生時より記録時、ベリファイ時の
方が高くなるように変化させることにより、再生時にト
ラッキング制御が外れる恐れのある欠陥トラックや記録
時に外部衝撃等によりトラッキング制御が外れなかった
ものの蛇行しながら情報を記録されたトラックを記録時
やベリファイ時に厳しく検知することができる。従って
その検知に基づいてトラッキング異常のトラック以外の
トラックに再記録を行うことにより、データ再生の信頼
性の高い情報記録を行えるという効果がある。
第１図は、本発明による光学式情報記録再生装置の一実
施例を示すブロック図、 第２図は、その動作を説明するための波形図、 第３図は、本発明の他の実施例を示すブロック図、 第４図は、本発明のさらに他の実施例を示すブロック
図、 第５図は、光カードの情報記録再生装置の構成を示すブ
ロック図、 第６図は、従来のオートトラッキング制御装置の構成を
示すブロック図、 第７図は、第６図の動作を説明するための波形図であ
る。 1a,1b……光電変換素子 ８……和信号増幅回路 10……AT異常検出回路 20……検出器 30,40……AT異常検出部 31,41……比較器 50……システムコントローラ 53……AT制御回路 55……光ヘッド 55d……対物レンズ Ｃ……光カード
施例を示すブロック図、 第２図は、その動作を説明するための波形図、 第３図は、本発明の他の実施例を示すブロック図、 第４図は、本発明のさらに他の実施例を示すブロック
図、 第５図は、光カードの情報記録再生装置の構成を示すブ
ロック図、 第６図は、従来のオートトラッキング制御装置の構成を
示すブロック図、 第７図は、第６図の動作を説明するための波形図であ
る。 1a,1b……光電変換素子 ８……和信号増幅回路 10……AT異常検出回路 20……検出器 30,40……AT異常検出部 31,41……比較器 50……システムコントローラ 53……AT制御回路 55……光ヘッド 55d……対物レンズ Ｃ……光カード
Claims (1)
- 【請求項１】記録媒体上に設けられた複数のトラックの
内の所望のトラックに対してトラッキング制御された光
ビームを照射することにより情報の記録、ベリファイ、
再生を行う光学式情報記録再生装置において、 前記トラッキング制御の異常を検知するトラッキング制
御異常検知手段と、前記トラッキング制御異常検知手段
の検知感度を再生時より記録、ベリファイ時の方が高く
なるように変化させる検知感度変化手段とを備え、記
録、ベリファイ時において前記トラッキング制御異常検
知手段がトラッキング制御の異常を検知した場合、前記
トラッキング制御異常が検知されたトラック以外のトラ
ックに再記録を行うことを特徴とする光学式情報記録再
生装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62215449A JPH0778897B2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 | 光学式情報記録再生装置 |
| EP88307626A EP0306179B1 (en) | 1987-08-31 | 1988-08-17 | Information recording and/or reproducing apparatus provided with means for detecting any abnormality of tracking servo |
| DE3887601T DE3887601T2 (de) | 1987-08-31 | 1988-08-17 | Informationsaufnahme- und/oder -wiedergabegerät mit Mitteln zur Feststellung aller Spurfolgefehler. |
| US07/233,489 US4982393A (en) | 1987-08-31 | 1988-08-17 | Information recording and/or reproducing apparatus provided with means for detecting abnormality of tracking servo |
| CA000575302A CA1311557C (en) | 1987-08-31 | 1988-08-19 | Information recording and/or reproducing apparatus provided with meansfor detecting any abnormality of tracking servo |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62215449A JPH0778897B2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 | 光学式情報記録再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6459642A JPS6459642A (en) | 1989-03-07 |
| JPH0778897B2 true JPH0778897B2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=16672547
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62215449A Expired - Fee Related JPH0778897B2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 | 光学式情報記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0778897B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3768415B2 (ja) | 2001-05-30 | 2006-04-19 | 富士通株式会社 | 書き込み／消去方法及び記憶装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5677018U (ja) * | 1979-11-19 | 1981-06-23 |
-
1987
- 1987-08-31 JP JP62215449A patent/JPH0778897B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6459642A (en) | 1989-03-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |