JPH0697506B2 - オ−トトラッキング制御装置 - Google Patents
オ−トトラッキング制御装置Info
- Publication number
- JPH0697506B2 JPH0697506B2 JP21544787A JP21544787A JPH0697506B2 JP H0697506 B2 JPH0697506 B2 JP H0697506B2 JP 21544787 A JP21544787 A JP 21544787A JP 21544787 A JP21544787 A JP 21544787A JP H0697506 B2 JPH0697506 B2 JP H0697506B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical head
- tracking
- signal
- abnormality
- optical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、オートトラッキング制御装置に係り、特にト
ラッキング異常を検出する検出手段の感度の切換え制御
に関する。
ラッキング異常を検出する検出手段の感度の切換え制御
に関する。
［従来の技術］ 従来、オートトラッキング制御装置の光ヘッドは、レー
ザ等の光源と、この光源からの光束を平行光束とするコ
リメータレンズおよびこの光束を絞り込み微小光スポッ
トとして情報媒体の記録面上に照射する対物レンズ等の
光学系と、この記録面で反射された光束を受光するため
の光検出器等により構成されている。
ザ等の光源と、この光源からの光束を平行光束とするコ
リメータレンズおよびこの光束を絞り込み微小光スポッ
トとして情報媒体の記録面上に照射する対物レンズ等の
光学系と、この記録面で反射された光束を受光するため
の光検出器等により構成されている。
記録時には、所定の情報により変調され対物レンズによ
り集束された光束を情報媒体の記録面上に照射し、この
記録面に温度上昇あるいは化学反応等を起こさせて情報
を記録する。また、再生時には、記録面から反射され、
記録情報により光学的に変調を受けた光束を光検出器に
て受光し、ここで検出した光信号を電気信号に変換して
所望の再生情報を得るものである。
り集束された光束を情報媒体の記録面上に照射し、この
記録面に温度上昇あるいは化学反応等を起こさせて情報
を記録する。また、再生時には、記録面から反射され、
記録情報により光学的に変調を受けた光束を光検出器に
て受光し、ここで検出した光信号を電気信号に変換して
所望の再生情報を得るものである。
このような光情報の記録／再生に用いられる情報媒体と
しては、光学式ビデオ・ディスク、光学式デジタル・オ
ーディオディスク、光カード等がある。記録される情報
は、例えば、ディスク状の媒体（以下、光ディスクと称
する）の場合は同心円状または螺旋状のトラックに、カ
ート状の媒体の場合は平行に配置された複数のトラック
にそれぞれ記録される。この情報トラックは、凹凸、ビ
ットの有無、反射率の変化、磁化方向の変化等によるも
のである。
しては、光学式ビデオ・ディスク、光学式デジタル・オ
ーディオディスク、光カード等がある。記録される情報
は、例えば、ディスク状の媒体（以下、光ディスクと称
する）の場合は同心円状または螺旋状のトラックに、カ
ート状の媒体の場合は平行に配置された複数のトラック
にそれぞれ記録される。この情報トラックは、凹凸、ビ
ットの有無、反射率の変化、磁化方向の変化等によるも
のである。
情報トラック間での交叉等のトラブルを生ずることなく
正確に情報を記録していくためには、前記光スポットの
照射位置を情報トラックの走査方向と垂直な方向で制御
する必要がある（オートトラッキング、以下「AT」と称
する）。また、光スポットを光カードの曲がりや機械的
誤差にもかかわらず安定した微小スポットとして照射す
るためには、記録面に垂直な方向で制御する必要がある
（オートフォーカシング、以下「AF」と称する）。ま
た、再生時においても上記のAT,AFが必要である。
正確に情報を記録していくためには、前記光スポットの
照射位置を情報トラックの走査方向と垂直な方向で制御
する必要がある（オートトラッキング、以下「AT」と称
する）。また、光スポットを光カードの曲がりや機械的
誤差にもかかわらず安定した微小スポットとして照射す
るためには、記録面に垂直な方向で制御する必要がある
（オートフォーカシング、以下「AF」と称する）。ま
た、再生時においても上記のAT,AFが必要である。
第５図は、光カードの情報記録再生装置の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
同図において、システムコントローラ20は、モータ21お
よび22、ATおよびAF制御回路23および24を制御して光カ
ードＣに対する情報記録再生をコントロールする。
よび22、ATおよびAF制御回路23および24を制御して光カ
ードＣに対する情報記録再生をコントロールする。
モータ21は、光カードＣを図の矢印ａ方向に往復運動さ
せるもので、それにより光カードＣの情報トラックに沿
って光ヘッド25から光スポットが照射される。モータ22
は、光ヘッド25を光カードＣ上の情報トラックに対して
垂直方向に移動制御するためのものである。
せるもので、それにより光カードＣの情報トラックに沿
って光ヘッド25から光スポットが照射される。モータ22
は、光ヘッド25を光カードＣ上の情報トラックに対して
垂直方向に移動制御するためのものである。
光ヘッド25は、半導体レーザからなる光源25aと、この
光源25aからの光束を平行光束とするコリメータレンズ2
5bと、ビームスプリッタ25cおよび対物レンズ25dとを有
し、光カードＣの記録面上に記録／再生用の光ビームを
照射する。
光源25aからの光束を平行光束とするコリメータレンズ2
5bと、ビームスプリッタ25cおよび対物レンズ25dとを有
し、光カードＣの記録面上に記録／再生用の光ビームを
照射する。
また、光ヘッド25は、ビームスプリッタ25e、集光レン
ズ25fおよび25g、光電変換器25hおよび25iを有し、光カ
ードＣの記録面上で反射した光ビームを光電変換器25h
および25iでトラッキング信号およびフォーカシング信
号に変換し、AT制御回路23およびAF制御回路24に供給し
ている。
ズ25fおよび25g、光電変換器25hおよび25iを有し、光カ
ードＣの記録面上で反射した光ビームを光電変換器25h
および25iでトラッキング信号およびフォーカシング信
号に変換し、AT制御回路23およびAF制御回路24に供給し
ている。
AT制御回路23およびAF制御回路24は、光ヘッド25のトラ
ッキングコイル25jおよびフォーカシングコイル25kに駆
動電流を流すことにより、対物レンズ25dを移動させてA
TおよびAFの制御を行なう。
ッキングコイル25jおよびフォーカシングコイル25kに駆
動電流を流すことにより、対物レンズ25dを移動させてA
TおよびAFの制御を行なう。
第６図は、AT制御回路23の構成を示すブロック図であ
り、第７図は、その動作を説明するための波形図であ
る。
り、第７図は、その動作を説明するための波形図であ
る。
第６図において、光電変換器25hの光電変換素子1aおよ
び1bの出力SaおよびSbは、トラッキングエラーアンプ２
でその差が増幅されてトラッキングエラー信号Scとして
抽出される。トラッキングエラー信号Scは位相補償回路
３で適切に位相補償されてトラッキングサーボ回路４に
入力され、前述のトラッキングコイル25jを駆動する。
び1bの出力SaおよびSbは、トラッキングエラーアンプ２
でその差が増幅されてトラッキングエラー信号Scとして
抽出される。トラッキングエラー信号Scは位相補償回路
３で適切に位相補償されてトラッキングサーボ回路４に
入力され、前述のトラッキングコイル25jを駆動する。
また、トラッキンウエラー信号Scは、低域通過フィルタ
ー（LPF）５にも入力される。LPF5は、対物レンズ25dが
ATアクチュエータの中立点からズレてくると、その距離
に対応してトラッキングエラー信号Scの直流成分Sd（第
７図Ａ）が増加してくるので、その直流成分Sdのみを通
過させヘッドルーブコンバレータ６に入力する。コンパ
レータ６では、ATアクチュエータのどの方向にズレてい
るかを検出し、そのズレている方向に応じて信号Se（第
７図Ｂ）またはSf（第７図Ｃ）を出力し、ヘッドムーブ
コントローラ７に入力し、光ヘッド駆動信号Sg（第７図
Ｄ）を出力する。信号Seは、ヘッド方向信号としても利
用され、信号Sgと共に所定の方向に光ヘッド25を移動さ
せる指令信号としてシステムコントローラ20に出力され
る。
ー（LPF）５にも入力される。LPF5は、対物レンズ25dが
ATアクチュエータの中立点からズレてくると、その距離
に対応してトラッキングエラー信号Scの直流成分Sd（第
７図Ａ）が増加してくるので、その直流成分Sdのみを通
過させヘッドルーブコンバレータ６に入力する。コンパ
レータ６では、ATアクチュエータのどの方向にズレてい
るかを検出し、そのズレている方向に応じて信号Se（第
７図Ｂ）またはSf（第７図Ｃ）を出力し、ヘッドムーブ
コントローラ７に入力し、光ヘッド駆動信号Sg（第７図
Ｄ）を出力する。信号Seは、ヘッド方向信号としても利
用され、信号Sgと共に所定の方向に光ヘッド25を移動さ
せる指令信号としてシステムコントローラ20に出力され
る。
システムコントローラ20では、光ヘッド駆動信号Sg及び
信号Seに基づいて第５図で説明したモータ22を駆動する
ことにより、光ヘッド25をトラッキング方向に移動させ
る。つまり、対物レンズ25dを駆動するATアクチュエー
タと光ヘッド25を駆動するモータ22（光ヘッドアクチュ
エータ）の２段アクチュエータ構成が採られており、対
物レンズ25dがATアクチュエータの中立点からずれたと
きは光ヘッド25を駆動することで、対物レンズ25dがAT
アクチュエータの中立点に戻るように制御される。
信号Seに基づいて第５図で説明したモータ22を駆動する
ことにより、光ヘッド25をトラッキング方向に移動させ
る。つまり、対物レンズ25dを駆動するATアクチュエー
タと光ヘッド25を駆動するモータ22（光ヘッドアクチュ
エータ）の２段アクチュエータ構成が採られており、対
物レンズ25dがATアクチュエータの中立点からずれたと
きは光ヘッド25を駆動することで、対物レンズ25dがAT
アクチュエータの中立点に戻るように制御される。
また、光電変換素子1a,1bの出力Sa,Sbは、和信号増幅回
路８で加算増幅され、コンパレータ９に入力される。コ
ンパレータ９は、光量が所定の範囲内であるか否かを比
較電圧Vrと比較して検知し、光量が低下したとき、即ち
光ビームスポットの情報トラックに対するズレ量が異常
なときは、トラッキング異常検知信号Snをシステムコン
トローラ20に出力し異常を通報する。システムコントロ
ーラ20は、直ちに記録を中止する指令を出すなどして重
ね書きの防止をする。
路８で加算増幅され、コンパレータ９に入力される。コ
ンパレータ９は、光量が所定の範囲内であるか否かを比
較電圧Vrと比較して検知し、光量が低下したとき、即ち
光ビームスポットの情報トラックに対するズレ量が異常
なときは、トラッキング異常検知信号Snをシステムコン
トローラ20に出力し異常を通報する。システムコントロ
ーラ20は、直ちに記録を中止する指令を出すなどして重
ね書きの防止をする。
［発明が解決しようとする問題点］ このような従来例では、常に同一のAT異常検出感度でAT
異常を検出しているため、AT異常を誤検出する場合が発
生する。すなわち、検出感度を光ヘッドが静止している
ときに合わせると、光ヘッド移動中に移動による振動成
分が加算されるため、AT異常を誤検出するおそれがあ
る。また、光ヘッドが移動中の検出感度に合わせると、
移動していないときにATが外れそうになったり、あるい
は外れたときにAT異常を検出できないという問題点があ
った。
異常を検出しているため、AT異常を誤検出する場合が発
生する。すなわち、検出感度を光ヘッドが静止している
ときに合わせると、光ヘッド移動中に移動による振動成
分が加算されるため、AT異常を誤検出するおそれがあ
る。また、光ヘッドが移動中の検出感度に合わせると、
移動していないときにATが外れそうになったり、あるい
は外れたときにAT異常を検出できないという問題点があ
った。
本発明は、上記従来の問題点を鑑み、光ヘッドが移動し
ているときはATの異常検知感度を低下させることによ
り、光ヘッドの静止中、移動中にかかわらず、AT異常を
正確に検出できるようにしたオートトラッキング制御装
置を提供することを目的としたものである。
ているときはATの異常検知感度を低下させることによ
り、光ヘッドの静止中、移動中にかかわらず、AT異常を
正確に検出できるようにしたオートトラッキング制御装
置を提供することを目的としたものである。
［問題点を解決するための手段］ 本発明の目的は、光ヘッドから記録媒体上に照射された
光スポットの前記記録媒体上のトラックに対するトラッ
キング制御を行うオートトラッキング制御装置におい
て、前記光スポットの前記トラックに対するズレ量を検
知し、トラッキングエラー信号を発生するトラッキング
エラー信号発生手段と、前記トラッキングエラー信号に
基づいて前記光スポットをトラッキング方向に移動させ
るトラッキングアクチュエータと、前記トラッキングエ
ラー信号の低周波成分を抽出する低周波成分抽出手段
と、前記抽出された低周波成分に基づいて前記光ヘッド
をトラッキング方向に移動させる光ヘッドアクチュエー
タと、前記光スポットの前記トラックに対するズレ量の
異常を所定の検知感度にて検知する検知手段とを備え、
前記光ヘッドアクチュエータが前記光ヘッドを移動させ
ている時には、前記検知手段は前記検知感度を低下させ
ることを特徴をとするオートトラッキング制御装置によ
って達成される。
光スポットの前記記録媒体上のトラックに対するトラッ
キング制御を行うオートトラッキング制御装置におい
て、前記光スポットの前記トラックに対するズレ量を検
知し、トラッキングエラー信号を発生するトラッキング
エラー信号発生手段と、前記トラッキングエラー信号に
基づいて前記光スポットをトラッキング方向に移動させ
るトラッキングアクチュエータと、前記トラッキングエ
ラー信号の低周波成分を抽出する低周波成分抽出手段
と、前記抽出された低周波成分に基づいて前記光ヘッド
をトラッキング方向に移動させる光ヘッドアクチュエー
タと、前記光スポットの前記トラックに対するズレ量の
異常を所定の検知感度にて検知する検知手段とを備え、
前記光ヘッドアクチュエータが前記光ヘッドを移動させ
ている時には、前記検知手段は前記検知感度を低下させ
ることを特徴をとするオートトラッキング制御装置によ
って達成される。
［実施例］ 次に、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
る。
第１図は、本発明によるオートトラッキング制御装置の
一実施例を示すブロック図、第２図は、その動作を説明
するための波形図である。
一実施例を示すブロック図、第２図は、その動作を説明
するための波形図である。
第１図において、第６図と同一部分には同一符号を付
し、これらの説明はここでは省略する。
し、これらの説明はここでは省略する。
本実施例においては、第６図のコンパレータ９に代えて
AT異常検出回路10および感度切換回路11を設けた点を除
いては第６図と同様の構成を有している。
AT異常検出回路10および感度切換回路11を設けた点を除
いては第６図と同様の構成を有している。
第１図において、和信号増幅回路８で加算増幅された信
号Sa＋Sbは、トラッキング中はAT精度範囲内の所定の光
量変動幅に入っているが、外部衝撃や記録媒体上の欠陥
等によりトラッキングが外れかかったときや外れてしま
った場合は、所定の光量変動幅を越えてしまう。AT異常
検出回路10は、この和信号増幅回路８の出力信号レベル
を監視し、かつ、AT異常検出感度を感度切変回路11の出
力信号により切換えることが可能で、各感度において所
定のレベルを越える信号入力がされたときには、AT異常
検出信号Snとしてシステムコントローラ20に出力する。
号Sa＋Sbは、トラッキング中はAT精度範囲内の所定の光
量変動幅に入っているが、外部衝撃や記録媒体上の欠陥
等によりトラッキングが外れかかったときや外れてしま
った場合は、所定の光量変動幅を越えてしまう。AT異常
検出回路10は、この和信号増幅回路８の出力信号レベル
を監視し、かつ、AT異常検出感度を感度切変回路11の出
力信号により切換えることが可能で、各感度において所
定のレベルを越える信号入力がされたときには、AT異常
検出信号Snとしてシステムコントローラ20に出力する。
前述したヘッドムーブコントローラ７からシステムコン
トローラ20に出力される信号Sg（第２図Ａ）をもとに感
度切換回路11の入力信号Si（第２図Ｂ）が形成される。
この入力信号Siは、システムコントローラ20から実際の
光ヘッド駆動信号として光ヘッド駆動系に出力される信
号で、ヘッドムーブコントローラ７からシステムコント
ローラ20に出力される信号Sgをもとに形成され、信号Sg
に対して若干の遅延時間t1と光ヘッド駆動系に必要とさ
れる遅延時間t2とを有している。
トローラ20に出力される信号Sg（第２図Ａ）をもとに感
度切換回路11の入力信号Si（第２図Ｂ）が形成される。
この入力信号Siは、システムコントローラ20から実際の
光ヘッド駆動信号として光ヘッド駆動系に出力される信
号で、ヘッドムーブコントローラ７からシステムコント
ローラ20に出力される信号Sgをもとに形成され、信号Sg
に対して若干の遅延時間t1と光ヘッド駆動系に必要とさ
れる遅延時間t2とを有している。
感度切換回路11は、ワンショット回路12とオア回路13と
から構成される。ワンショット回路12の入力には信号Si
が入力され、その立上りでトリガされ所定時間T1間のみ
「Ｈ」レベルになるワンショット信号Sj（第２図Ｃ）が
出力される。
から構成される。ワンショット回路12の入力には信号Si
が入力され、その立上りでトリガされ所定時間T1間のみ
「Ｈ」レベルになるワンショット信号Sj（第２図Ｃ）が
出力される。
オア回路13は、信号Siと信号Sjとの論理和をとり、感度
切換信号Sk（第２図Ｄ）を出力する。AT異常検出回路10
は、感度切換信号Skが「Ｈ」レベルの間検出感度が低下
するように制御される。
切換信号Sk（第２図Ｄ）を出力する。AT異常検出回路10
は、感度切換信号Skが「Ｈ」レベルの間検出感度が低下
するように制御される。
以上のように本実施例によれば、光ヘッド駆動信号が出
力している間と信号終了後所定時間の間AT異常検出感度
を下げることにより、光ヘッド移動中の振動増加による
AT異常の誤検出（異常ではないのに異常信号を出力して
しまう）がなく、かつ、光ヘッド駆動信号と実際の駆動
系のズレ（メカニカルなディレイ等）が発生しても終了
後所定時間検出感度を下げることによりAT異常誤検出を
防止する事が出来、誤動作がなくしかも高精度にAT異常
検出を行える。
力している間と信号終了後所定時間の間AT異常検出感度
を下げることにより、光ヘッド移動中の振動増加による
AT異常の誤検出（異常ではないのに異常信号を出力して
しまう）がなく、かつ、光ヘッド駆動信号と実際の駆動
系のズレ（メカニカルなディレイ等）が発生しても終了
後所定時間検出感度を下げることによりAT異常誤検出を
防止する事が出来、誤動作がなくしかも高精度にAT異常
検出を行える。
次に、第３図は、本発明はよるオートトラッキング制御
装置の他の実施例を示すブロック図、第４図は、その動
作を説明するための波形図である。
装置の他の実施例を示すブロック図、第４図は、その動
作を説明するための波形図である。
本実施例においては、感度切換回路11の構成が異なる点
を除いては第１図と同様の構成を有している。
を除いては第１図と同様の構成を有している。
本実施例の感度切換回路11は、ワンショット回路14およ
び15の直列回路と、これらワンショット回路14および15
の各出力のアンド条件を取るアンド回路16とから構成さ
れる。
び15の直列回路と、これらワンショット回路14および15
の各出力のアンド条件を取るアンド回路16とから構成さ
れる。
ワンショット回路14は、入力信号Si（第４図Ｂ）の立上
りでトリガされ所定時間T2の間「Ｌ」レベルとなる信号
S1（第４図Ｃ）を出力し、さらにワンショット回路15
は、この信号S1の立上りでトリガされ所定時間T3の間
「Ｈ」レベルとなる信号Sj（第４図Ｄ）を出力する。こ
のようにして得られた信号S1およびSjは、アンド回路16
は論理積が取られ、切換信号Sk（第４図Ｅ）としてAT異
常検出回路10に入力される。
りでトリガされ所定時間T2の間「Ｌ」レベルとなる信号
S1（第４図Ｃ）を出力し、さらにワンショット回路15
は、この信号S1の立上りでトリガされ所定時間T3の間
「Ｈ」レベルとなる信号Sj（第４図Ｄ）を出力する。こ
のようにして得られた信号S1およびSjは、アンド回路16
は論理積が取られ、切換信号Sk（第４図Ｅ）としてAT異
常検出回路10に入力される。
このような構成によると、光ヘッド駆動信号が出力を開
始して実際の駆動系が動作を開始するまでの時間T2後か
ら駆動系が動作を終了するまでの時間T3の間、AT異常検
出感度を下げることにより高精度にAT異常検出を行え
る。
始して実際の駆動系が動作を開始するまでの時間T2後か
ら駆動系が動作を終了するまでの時間T3の間、AT異常検
出感度を下げることにより高精度にAT異常検出を行え
る。
［発明の効果］ 以上説明したように本発明は、光ヘッドが移動している
ときはATの異常検出感度を低下させることにより、光ヘ
ッド移動中に生じる振動成分によってAT異常を誤検出す
ることがなく、正確にAT異常の検出を行えると共に、光
ヘッドの静止中においてはAT異常の検出感度は移動中よ
りも高いために、精度よくATの異常検出が行え、光ヘッ
ドの移動中、静止中に関係なく、正確にATの異常検出を
行えるという効果がある。
ときはATの異常検出感度を低下させることにより、光ヘ
ッド移動中に生じる振動成分によってAT異常を誤検出す
ることがなく、正確にAT異常の検出を行えると共に、光
ヘッドの静止中においてはAT異常の検出感度は移動中よ
りも高いために、精度よくATの異常検出が行え、光ヘッ
ドの移動中、静止中に関係なく、正確にATの異常検出を
行えるという効果がある。
第１図は、本発明によるオートトラッキング制御装置の
一実施例を示すブロック図、 第２図は、第１図の動作を説明するための波形図、 第３図は、本発明によるオートトラッキング制御装置の
他の実施例を示すブロック図、 第４図は、第３図の動作を説明するための波形図、 第５図は、光カードの情報記録再生装置のブロック図、 第６図は、従来のオートトラッキング制御装置を示すブ
ロック図、 第７図は、第６図の動作を説明するための波形図であ
る。 10……AT異常検出回路 11……感度切換回路 22……モータ 23……AT制御回路 25……光ヘッド 25h……光電変換器
一実施例を示すブロック図、 第２図は、第１図の動作を説明するための波形図、 第３図は、本発明によるオートトラッキング制御装置の
他の実施例を示すブロック図、 第４図は、第３図の動作を説明するための波形図、 第５図は、光カードの情報記録再生装置のブロック図、 第６図は、従来のオートトラッキング制御装置を示すブ
ロック図、 第７図は、第６図の動作を説明するための波形図であ
る。 10……AT異常検出回路 11……感度切換回路 22……モータ 23……AT制御回路 25……光ヘッド 25h……光電変換器
Claims (1)
- 【請求項１】光ヘッドから記録媒体上に照射された光ス
ポットの前記記録媒体上のトラックに対するトラッキン
グ制御を行うオートトラッキング制御装置において、 前記光スポットの前記トラックに対するズレ量を検知
し、トラッキングエラー信号を発生するトラッキングエ
ラー信号発生手段と、前記トラッキングエラー信号に基
づいて前記光スポットをトラッキング方向に移動させる
トラッキングアクチュエータと、前記トラッキングエラ
ー信号の低周波成分を抽出する低周波成分抽出手段と、
前記抽出された低周波成分に基づいて前記光ヘッドをト
ラッキング方向に移動させる光ヘッドアクチュエータ
と、前記光スポットの前記トラックに対するズレ量の異
常を所定の検知感度にて検知する検知手段とを備え、前
記光ヘッドアクチュエータが前記光ヘッドを移動させて
いる時には、前記検知手段は前記検知感度を低下させる
ことを特徴とするオートトラッキング制御装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21544787A JPH0697506B2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 | オ−トトラッキング制御装置 |
| EP88307626A EP0306179B1 (en) | 1987-08-31 | 1988-08-17 | Information recording and/or reproducing apparatus provided with means for detecting any abnormality of tracking servo |
| US07/233,489 US4982393A (en) | 1987-08-31 | 1988-08-17 | Information recording and/or reproducing apparatus provided with means for detecting abnormality of tracking servo |
| DE3887601T DE3887601T2 (de) | 1987-08-31 | 1988-08-17 | Informationsaufnahme- und/oder -wiedergabegerät mit Mitteln zur Feststellung aller Spurfolgefehler. |
| CA000575302A CA1311557C (en) | 1987-08-31 | 1988-08-19 | Information recording and/or reproducing apparatus provided with meansfor detecting any abnormality of tracking servo |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21544787A JPH0697506B2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 | オ−トトラッキング制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6459641A JPS6459641A (en) | 1989-03-07 |
| JPH0697506B2 true JPH0697506B2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=16672510
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21544787A Expired - Lifetime JPH0697506B2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 | オ−トトラッキング制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0697506B2 (ja) |
-
1987
- 1987-08-31 JP JP21544787A patent/JPH0697506B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6459641A (en) | 1989-03-07 |
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