JPH0776368A - 緩衝保護装置 - Google Patents

緩衝保護装置

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JPH0776368A
JPH0776368A JP5130795A JP13079593A JPH0776368A JP H0776368 A JPH0776368 A JP H0776368A JP 5130795 A JP5130795 A JP 5130795A JP 13079593 A JP13079593 A JP 13079593A JP H0776368 A JPH0776368 A JP H0776368A
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JP
Japan
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sheet
gas
package
protection device
buffer
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JP5130795A
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English (en)
Inventor
K Jasai Z
ゼット・ケ−・ジャサイ
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BAARINTON KONSORIDEITETSUDO Ltd Inc
Burlington Consolidated Ltd Inc
Original Assignee
BAARINTON KONSORIDEITETSUDO Ltd Inc
Burlington Consolidated Ltd Inc
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/02Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents specially adapted to protect contents from mechanical damage
    • B65D81/03Wrappers or envelopes with shock-absorbing properties, e.g. bubble films

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)
  • Bag Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】種々の形状,大きさの被包装物を簡単な作業で
被包できるようにする。 【構成】ガスバリア性の可撓性壁面11によって囲まれ
た壁間部13を有するシート状包装体1と、混合してガ
スを発生する2種類以上の物質を区画封入し加圧によっ
て物質を混合可能にしたガスカプセル2とを備え、ガス
カプセル2の少なくとも一部にガスのみを透過する部分
を設けてガスカプセル2をシート状包装体1の壁間部1
3の内部に収納した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、緩衝保護装置に関す
る。さらに詳しくは、気体で膨張される緩衝空間を被包
装物の周りに形成するようにしてなる緩衝保護装置にお
いて、その汎用性,取扱性に係る改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、気体で膨張される緩衝空間を形成
する緩衝保護装置としては、例えば、特開昭54−13
6985号公報に記載のものが知られている。
【0003】この従来の緩衝保護装置は、ガスバリア性
の合成樹脂膜で2重構造の密封環状室を円筒形に形成し
たもので、密封環状室の内側に被包装物を挿入した後
に、密封環状室の内部に空気を注入して被包装物の周り
に膨張された密封環状室からなる緩衝空間を形成するも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の緩衝保護
装置では、被包装物を密封環状室の内側に挿入しなけれ
ばならないことから、被包装物が円筒形に対応した筒
形,柱形またはこれ等に類似した形状や大きさののもの
にしか適応せず、汎用性が低いという問題点を有してい
る。さらに、被包装物の挿入,空気の注入等という高度
な機器等を使用しての面倒な被包作業が要求されるた
め、取扱性が低いという問題点を有している。
【0005】本発明は、このような問題点を考慮してな
されたもので、種々の形状,大きさの被包装物を簡単な
作業で被包することのできる汎用性,取扱性の高い緩衝
保護装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明に係る緩衝保護装置は、次のような手段を採
用する。
【0007】即ち、請求項1では、ガスバリア性の可撓
性壁面によって囲まれた壁間部を有するシート状包装体
と、混合してガスを発生する2種類以上の物質を区画封
入し加圧によって物質を混合可能にしたガスカプセルと
を備え、ガスカプセルの少なくとも一部にガスのみを透
過する部分を設けてガスカプセルをシート状包装体の壁
間部の内部に収納してなる。
【0008】また、請求項2では、請求項1の緩衝保護
装置において、シート状包装体の可撓性壁面の壁間部を
介して対面する内側面を部分的に接着したことを特徴と
する。
【0009】また、請求項3では、請求項1の緩衝保護
装置において、シート状包装体の壁間部を複数に区画し
て各区画の内部に夫々ガスカプセルを収納したことを特
徴とする。
【0010】また、請求項4では、請求項1〜3のいず
れかの緩衝保護装置において、シート状包装体の壁間部
を複数層に積層して各層の内部にガスカプセルを収納し
たことを特徴とする。
【0011】また、請求項5では、請求項1〜4のいず
れかの緩衝保護装置において、シート状包装体の可撓性
壁面の外側面にシート状包装体を適当形状に保形可能な
連結手段を設けたことを特徴とする。
【0012】また、請求項6では、請求項1〜5のいず
れかの緩衝保護装置において、シート状包装体の壁間部
の内部に弾性緩衝材を圧縮収納したことを特徴とする。
【0013】また、請求項7では、請求項1〜6のいず
れかの緩衝保護装置において、シート状包装体の壁間部
に連通してガスを壁間部の外部に排出可能な排ガス栓を
設けたことを特徴とする。
【0014】また、請求項8では、請求項7の緩衝保護
装置において、排ガス栓をシート状包装体の壁間部の内
部にガス,空気等を再注入して封止可能な構造としたこ
とを特徴とする。
【0015】
【作用】前述の手段によると、請求項1では、被包装物
を被包する部分がどのような形状にも変形可能な形状,
材質であるシート状,可撓性のシート状包装体であるこ
とから、形状,大きさの異なる被包装物を被包すること
が可能となる。さらに、シート状包装体の内部のガスカ
プセルを押圧するだけで、シート状包装体の壁間部にガ
スを充満させて膨張した緩衝空間を形成することができ
る。このため、種々の形状,大きさの被包装物を簡単な
作業で被包することのできる汎用性,取扱性の高い緩衝
保護装置を提供するという課題が解決されることにな
る。
【0016】また、請求項2では、前述の請求項1の作
用において、シート状包装体の壁間部の一部の接着で緩
衝空間が一部においてのみ異常に膨張するのが阻止され
る。
【0017】また、請求項3では、前述の請求項1の作
用において、シート状包装体の壁間部の区画で膨張する
緩衝空間が区画されまたは選択される。
【0018】また、請求項4では、前述の請求項1〜3
の作用において、シート状包装体の壁間部の積層で膨張
する緩衝空間が積層されまたは選択される。
【0019】また、請求項5では、前述の請求項1〜4
の作用において、連結手段でシート状包装体の被包装物
の被包が保持される。
【0020】また、請求項6では、前述の請求項1〜5
の作用において、膨張した緩衝空間の内部で弾性緩衝材
も膨張充満する。
【0021】また、請求項7では、前述の請求項1〜6
の作用において、排ガス栓を開放することで、緩衝空間
を膨張させているガスがシート状包装体の壁間部の外部
へ放出され緩衝空間が収縮する。
【0022】また、請求項8では、前述の請求項7の作
用において、排ガス栓からガスカプセル以外からのガ
ス,空気等を再注入して封止することで、収縮した緩衝
空間が再度膨張する。
【0023】
【実施例】以下、本発明に係る緩衝保護装置の実施例を
図面に基いて説明する。
【0024】図1〜図12は、本発明に係る緩衝保護装
置の第1実施例を示すものである。
【0025】この実施例のシート状包装体1は、図1,
図2に示すように、1枚の可撓性壁面11を折り返して
3辺に接着剤の塗布,熱溶着等により接着したシール部
12を設けてなるもので、内部に可撓性壁面11で囲ま
れた壁間部13が形成されている。可撓性壁面11は、
気体の透過が不能または極めて透過率の低いガスバリア
性と被包装物Pに対応して柔軟に変形可能な可撓性とを
有しており、単層の合成樹脂フィルムや複数層の合成樹
脂フィルム,金属フィルムをラミネートしたもの等から
なる。なお、シール部12の接着の際には、壁間部13
の内部を脱気した状態として可撓性壁面11の対面する
内側面11a同士が当接するようにして、シート状包装
体1の厚さを可能な限り薄くする。また、可撓性壁面1
1の対面する内側面11aには、部分的に接着剤等で接
着されたスポット接着部14が設けられている。
【0026】このようなシート状包装体1の壁間部13
の内部には、酸素,窒素,二酸化炭素等の人体に無害な
ガスGを発生可能なガスカプセル2が収納されている。
【0027】ガスカプセル2は、図4に詳細に示される
ように、容器体21の内部に隔膜22を設けて液体,固
体等からなる一方の物質Aと他方の物質Bとを区画封入
して、加圧により隔膜22を破壊して両物質A,Bを混
合させ、混合による化学反応によりガスGを発生するよ
うになっている。例えば、ガスGを酸素とする場合に
は、一方の物質Aを二酸化マンガンとし他方の物質Bを
過酸化水素水とする。また、最近、化学実験用,園芸
用,アクアリウム用として気体に水溶性の誘導体を結合
させて固体化したものが各種提供されているが、これ等
を一方の物質Aとし水を他方の物質Bとすることもでき
る。なお、好ましくは、両物質A,Bが高温で反応した
り容器体21を損傷したりするようなものを生成しない
ような化学反応が行われるようにする。また、図4に示
すガスカプセル2では、容器体21の隔膜22を介した
一半部21aを可撓性を有する材料で形成して押圧によ
り変形して隔膜22を破壊することができるようになっ
ており、他半部21bを硬質の材料で形成して押圧や衝
撃に耐えて容器体21自体が破壊されることのないよう
になっている。さらに、容器体21の一半部21aは、
迷路状の微細孔が設けられた合成樹脂材等で形成され、
前記ガスGのみを透過して液体等が容器体21の外部へ
漏出しないようになっている。
【0028】なお、容器体21を透過したガスGは、シ
ート状包装体1の壁間部13に充満し壁間部13を膨張
させて緩衝空間を形成することになる(図3参照)。こ
のとき、シート状包装体1のスポット接着部14が緩衝
空間が一部においてのみ異常に膨張するのが阻止するた
め、被包装物Pに対する緩衝保護機能が被包装物Pの周
りにおいて均等化される。
【0029】このようなガスカプセル2は、図5に示す
ようなリング形の保護環3や図6に示すような皿形の発
泡樹脂材4によって不測の衝撃から保護するのがよい。
【0030】さらに、この実施例のシート状包装体1に
は、壁間部13に連通して前記ガスGを壁間部13の外
部に排出可能な排ガス栓5が設けられている。
【0031】排ガス栓5は、略長方形のシート状包装体
1の一辺から僅かに突出し突出の外周縁に沿って前記シ
ール部12が延長配設された突出片51と、突出片51
付近の可撓性壁面11の外側面11bに一部固着された
封止片52と、封止片52の可撓性壁面11側の非固着
面に設けられた感圧接着剤53とからなるものである。
従って、図7に示すように、突出片51の突出先端部分
を切断するとシート状包装体1の壁間部13に充満して
いるガスGを排出することができ、図8に示すように、
突出片51の切断端からストロ等のチューブTを挿入し
てシート状包装体1の壁間部13にガスG,空気等を注
入することができる。なお、シート状包装体1の壁間部
13にガスG,空気等を注入した後に、図9に示すよう
に、突出片51をシート状包装体1側に折り返して封止
片52を重ねて感圧接着剤53で接着すると、注入され
たガスG,空気等をシート状包装体1の壁間部13の内
部に封止することができる。
【0032】なお、排ガス栓5については、図10に示
すように、突出片51の内側面に多数回の接着,引剥し
が可能な再接着性接着剤54を塗布した簡素な構造とす
ることも可能である。
【0033】このような実施例によると、被包装物Pを
被包する部分がどのような形状にも変形可能な形状、材
質であるシート状,可撓性の薄いシート状包装体である
ことから、図11に示すように包装紙のように被包装物
Pを密着して被包することができ、また、図12に示す
ように一部に折返し部6を形成してスクエアタイプの封
筒を形成することもできる。従って、形状,大きさの異
なるどのような被包装物Pでも被包することが可能とな
る。
【0034】さらに、被包装物Pを被包した後には(被
包形態によっては被包前でも可能)、シート状包装体1
の壁間部13の内部に収納されているガスカプセルを押
圧するだけで、シート状包装体1の壁間部13にガスG
を充満させて膨張した緩衝空間を形成し、被包装物Pを
緩衝保護することができる。従って、被包装物Pを非常
に簡単な作業で被包することができる。
【0035】さらに、被包装物Pの被包を解く際に緩衝
空間が邪魔な場合には、排ガス栓5からシート状包装体
1の壁間部13の内部のガスGを排出して緩衝空間を消
失させることができる。
【0036】さらに、被包装物Pの被包を解いた後に
は、排ガス栓5からガスG,空気等を注入して封止する
ことにより再利用することができる。
【0037】図13は、本発明に係る緩衝保護装置の第
2実施例を示すものである。
【0038】この実施例では、前述の第1実施例のシー
ト状包装体1のシール部12を延長して壁間部13を3
つに区画してある。そして、各区画に夫々ガスカプセル
2,排ガス栓5を設けてある。また、ガスカプセル2が
収納された位置の可撓性壁面11の外側面11bにマー
ク7を記してある。
【0039】このような実施例によると、被包装物Pの
緩衝保護が必要な部分のみの区画を選択してガスカプセ
ル2からガスを発生させて緩衝空間を形成して、被包装
物Pにとって好適な緩衝保護形態を採ることができる。
また、被包中に可撓性壁面11が破損してガスGが漏出
しても、ガスGの漏出が一部の区画に限られシート状包
装体1の全体の緩衝空間が消失してしまうことがない。
また、マーク7が記されている位置を押圧すればガスカ
プセル2を押圧することができるため、ガスカプセル2
が収納されている位置を探す手間が省略される。
【0040】図14は、本発明に係る緩衝保護装置の第
3実施例を示すものである。
【0041】この実施例では、前述の第1実施例のシー
ト状包装体1の可撓性壁面11を3枚重ねとして4辺に
シール部12を設け、壁間部13を2層に積層してあ
る。そして、各層に夫々ガスカプセル2,排ガス栓5を
設けてある。また、前記スポット接着部14に変えてシ
ール部12を部分的に延長してある。
【0042】このような実施例によると、2層の緩衝空
間が形成されて緩衝保護機能が高められることになる。
また、被包装物Pの緩衝保護が必要な厚さ分の層を選択
してガスカプセル2からガスを発生させて緩衝空間を形
成して、被包装物Pにとって好適な緩衝保護形態を採る
ことができる。さらに、ガスG,空気等を注入しなくと
も、各層を個別に膨張させて少なくとも2回の利用が可
能となる。
【0043】なお、この実施例と前述の第2実施例とを
組み合わせた実施例とすることも可能である。
【0044】図15、図16は、本発明に係る緩衝保護
装置の第4実施例を示すものである。
【0045】この実施例では、前述の第1実施例のシー
ト状包装体1の可撓性壁面11の外側面にシート状包装
体1を2つ折に変形保持可能な雄,雌のベルベットファ
スナからなる連結手段8を取付けてある。また、シート
状包装体1の壁間部13の内部に弾性緩衝材9を圧縮収
納してある。
【0046】このような実施例によると、連結手段8を
利用して被包装物Pを簡単に被包することができる。ま
た、また、被包中に可撓性壁面11が破損してガスGが
漏出しても、弾性緩衝材9によってある程度緩衝空間が
保持される。
【0047】以上、図示した実施例の外に、シート状包
装体1を長方形以外の形状にして連結手段8を種々改良
し、鞄のようなもの、人体のギプス,包帯のようなも
の、花等のソフト包装のようなものとして実施すること
も可能である。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明に係る緩衝保護装置
は、各請求項共通として、被包装物を被包する部分がど
のような形状にも変形可能なシート状,可撓性のシート
状包装体であり、ガスカプセルを押圧するだけでシート
状包装体の壁間部にガスを充満させてを膨張した緩衝空
間を形成することができるため、種々の形状,大きさの
被間装物を簡単な作業で被包することのでき、汎用性,
取扱性が高い効果がある。
【0049】さらに、請求項2のみとして、シート状包
装体の壁間部の一部の接着で緩衝空間が一部においての
み異常に膨張するのが阻止されるため、被包装物の周り
での緩衝保護機能が均等化される効果がある。
【0050】さらに、請求項3のみとして、シート状包
装体の壁間部の区画で膨張する緩衝空間が区画されまた
は選択されるため、被包装物の緩衝保護が必要な部分の
み緩衝空間を形成して被包装物にとって好適な緩衝保護
形態を採ることができると共に、ガスが漏出しても一部
の区画に限られシート状包装体の全体の緩衝空間が消失
しない効果がある。
【0051】さらに、請求項4のみとして、シート状包
装体の壁間部の積層で膨張する緩衝空間が積層されまた
は選択されるため、被包装物の緩衝保護が必要な部分の
み緩衝空間を形成して被包装物にとって好適な緩衝保護
形態を採ることができると共に、積層された緩衝空間で
緩衝保護機能が高められる効果がある。また、各層ごと
に緩衝空間を形成することにより、ガス,空気等を再注
入しなくとも積層分の回数利用することができる効果が
ある。
【0052】さらに、請求項5のみとして、連結手段で
シート状包装体の被包装物の被包が保持されるため、被
包装物の被包が容易となる効果がある。
【0053】さらに、請求項6のみとして、膨張した緩
衝空間の内部で弾性緩衝材も膨張充満するため、ガスが
漏出しても弾性緩衝材によりある程度の緩衝空間が保持
される効果がある。
【0054】さらに、請求項7のみとして、排ガス栓を
開放することで、緩衝空間を膨張させているガスがシー
ト状包装体の壁間部の外部へ放出され緩衝空間が収縮す
るため、被包装物の解包を容易に行える効果がある。
【0055】さらに、請求項8のみとして、排ガス栓か
らガスカプセル以外からのガス,空気等を再注入して封
止し収縮した緩衝空間が再度膨張させることができるた
め、再利用が可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る緩衝保護装置の第1実施例*示す
一部切除した斜視図である。
【図2】図1の断面図である。
【図3】図2の作用状態を示す断面図である。
【図4】図2,図3の要部の作用状態を示す断面図で、
(A)〜(C)の順に作用の流れを示してある。
【図5】図4に示した要部(ガスカプセル)の保護構造
を示す断面図である。
【図6】図5の変形例を示す断面図である。
【図7】図1の他の要部(排ガス栓)の使用状態を示す
平面図である。
【図8】図7の他の使用状態を示す平面図である。
【図9】図8の使用状態後の封止状態を示す断面図であ
る。
【図10】図7〜図9の変形例を示す断面図である。
【図11】本発明に係る緩衝保護装置の第1実施例の使
用例を示す斜視図である。
【図12】図11とは別の使用例を示す斜視図である。
【図13】本発明に係る緩衝保護装置の第2実施例を示
す斜視図である。
【図14】本発明に係る緩衝保護装置の第3実施例を示
す一部切除した斜視図である。
【図15】本発明に係る緩衝保護装置の第4実施例を示
す使用状態の斜視図である。
【図16】図15の被包完了状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 シート状包装体 11 可撓性壁面 11a 内側面 11b 外側面 13 壁間部 2 ガスカプセル 5 排ガス栓 8 連結手段 9 弾性緩衝材 A,B 物質 G ガス P 被包装物

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスバリア性の可撓性壁面によって囲ま
    れた壁間部を有するシート状包装体と、混合してガスを
    発生する2種類以上の物質を区画封入し加圧によって物
    質を混合可能にしたガスカプセルとを備え、ガスカプセ
    ルの少なくとも一部にガスのみを透過する部分を設けて
    ガスカプセルをシート状包装体の壁間部の内部に収納し
    てなる緩衝保護装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の緩衝保護装置において、シー
    ト状包装体の可撓性壁面の壁間部を介して対面する内側
    面を部分的に接着したことを特徴とする緩衝保護装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の緩衝保護装置において、シー
    ト状包装体の壁間部を複数に区画して各区画の内部に夫
    々ガスカプセルを収納したことを特徴とする緩衝保護装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかの緩衝保護装置
    において、シート状包装体の壁間部を複数層に積層して
    各層の内部にガスカプセルを収納したことを特徴とする
    緩衝保護装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかの緩衝保護装置
    において、シート状包装体の可撓性壁面の外側面にシー
    ト状包装体を適当形状に保形可能な連結手段を設けたこ
    とを特徴とする緩衝保護装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかの緩衝保護装置
    において、シート状包装体の壁間部の内部に弾性緩衝材
    を圧縮収納したことを特徴とする緩衝保護装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかの緩衝保護装置
    において、シート状包装体の壁間部に連通してガスを壁
    間部の外部に排出可能な排ガス栓を設けたことを特徴と
    する緩衝保護装置。
  8. 【請求項8】 請求項7の緩衝保護装置において、排ガ
    ス栓をシート状包装体の壁間部の内部にガス,空気等を
    再注入して封止可能な構造としたことを特徴とする緩衝
    保護装置。
JP5130795A 1993-06-01 1993-06-01 緩衝保護装置 Pending JPH0776368A (ja)

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JP5130795A JPH0776368A (ja) 1993-06-01 1993-06-01 緩衝保護装置
DE69408723T DE69408723T2 (de) 1993-06-01 1994-05-31 System zum stossfesten Verpacken
EP94303910A EP0627364B1 (en) 1993-06-01 1994-05-31 Impact resistant wrapping system
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JP5130795A JPH0776368A (ja) 1993-06-01 1993-06-01 緩衝保護装置

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US (1) US5476175A (ja)
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JP (1) JPH0776368A (ja)
DE (1) DE69408723T2 (ja)

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