JP4726618B2 - テープ保持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、ウェーハなどの製品表面を保護するために貼着されるロールテープを保持するテープ保持装置に関するものである。
一般に、片持ち状態のベースロッドでロールテープを保持するテープ保持装置として、図4に開示されているものがある(特許文献1)。図示されるテープ保持装置100は、昇降フレーム105の壁部105bにボス103を介して水平に突設されたベースロッド101を備えている。ベースロッド101には、円筒状の芯材104aに保護テープ104bがロール状に巻かれたロールテープ104が取り付けられ、ロールテープ104は、ベースロッド101の自由端に装着された止め具102とボス103との間で外れないように保持されるようになっている。
しかし、この従来例は、ロールテープ104とベースロッド101との間の隙間を吸収する手段を持たないために、ロールテープ104の内径寸法のばらつきによってはロールテープ104とベースロッド101との間の隙間が大きくなって、ロールテープ104にがたつきを生じるという心配があった。
上記問題を解決したテープ保持装置の他の従来例として、ベースロッドの端部に設けられたねじを締結することで、ベースロッドに設けられた中子を半径方向外側に移動させ、ロールテープの内面に内圧を作用させて、ロールテープをベースロッドで保持するものがある。
特開平10−35612号公報(第4頁、第4図)
ねじを締結し、中子を移動させてロールテープを保持するテープ保持装置は、ベースロッドにロールテープを付け替える度に、ねじを外し、外したねじを再び締付けなければならず、ロールテープの取付け/取り外しに時間がかかり、作業性が良くないという問題があった。
また、作業者によってねじの締付け具合がばらつき、強く締付け過ぎた場合にはねじ山が潰れたりする心配もあった。空気圧を利用してベースロッドの中子を半径方向外側に移動させることも可能であるが、テープ保持装置が複雑化し、コスト高になるなどの問題があった。
本発明は、上記した点に鑑み、ロールテープをベースロッドにワンアクションで容易に取り付けることができるテープ保持装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載のテープ保持装置は、一端を回動自在の固定端とし、他端を自由端として壁部に片持ち状態で突設され、前記他端から外挿されたロールテープを保持するベースロッドと、該ベースロッドの前記他端に同軸に連結され、該ベースロッドに外挿されたロールテープの内面を押圧して、該ロールテープを前記ベースロッドに保持させるクランピングロッドと、を備えたテープ保持装置において、前記クランピングロッドは、前記ベースロッドの外面から出没して前記ロールテープ内面に内圧を作用させることができるように前記ベースロッドの半径方向に移動可能に設けられたクランプ駒と、前記ベースロッドの軸方向に移動可能に設けられ、前記クランプ駒の内面を押圧して該クランプ駒を半径方向外側に移動させる駒押圧部材と、を備え
前記クランプ駒は、前記ベースロッドの軸方向に移動自在のインナー部材と、前記ベースロッドの半径方向に移動自在のアウター部材とから構成され、前記インナー部材と前記アウター部材とがテーパ面で相互に摺接し、
相互に連結された前記ベースロッド及び前記クランピングロッドの軸中心に貫通孔が形成され、該貫通孔にロッド軸が挿通され、前記クランピングロッド内に位置する前記ロッド軸に係止手段が設けられ、該係止手段が、前記貫通孔内面を規定する前記駒押圧部材の内面に形成された係止部に係合し、前記ベースロッドの基端側に移動した前記駒押圧部材を戻り止めする、ことを特徴とする。
また、請求項記載の発明は、請求項記載のテープ保持装置において、前記クランピングロッドは、前記係止部と前記係止手段の係止を解除させるための係止解除手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項記載の発明は、請求項記載のテープ保持装置において、前記係止手段は、一端が固定端で他端が自由端で前記ロッド軸方向に延び、前記他端の先を前記係止部に係合させて前記駒押圧部材を係止する可撓性の係止片であり、前記係止解除手段は前記係止片に摺接しつつ移動し、該係止片を係止解除方向に撓ませるスライド部材であることを特徴とする。
また、請求項記載の発明は、請求項1記載のテープ保持装置において、前記駒押圧部材と前記インナー部材との間に弾性部材が設けられ、該弾性部材を介して前記インナー部材が前記駒押圧部材に押されることを特徴とする。
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、駒押圧部材をベースロッドの基端側へ押す力がクランプ駒を半径方向外側に押す力に変換され、クランプ駒がベースロッドの半径方向外側に移動して、クランプ駒の外面がロールテープの内面を押圧し、ロールテープがベースロッドに固定される。したがって、ロールテープの内径寸法の違いを吸収できると共に、ロールテープをベースロッドにワンアクションで容易に取り付けることができ、ロールテープの取付作業性を向上することができる。
また、クランプ駒は、ベースロッドの軸方向に移動自在のインナー部材と、ベースロッドの半径方向に移動自在のアウター部材の二部材から構成され、二部材はテーパ面で相互に摺接するから、駒押圧部材を押す力がインナー部材を介してアウター部材を半径方向に押す力に変換され、インナー部材の移動する方向と直交する方向にアウター部材が移動する。したがって、インナー部材のくさび作用により、アウター部材に大きな力を生じさせることができ、ロールテープをベースロッドに確実に固定することができる。
また、クランピングロッドには、ベースロッドの基端側へ移動した駒押圧部材を戻り止めする係止手段が設けられているから、駒押圧部材を係止することでロールテープがベースロッドから外れることを防止することができる。
また、請求項記載の発明によれば、クランピングロッドは係止解除手段を備えているから、ベースロッドに固定されたロールテープを取り外す際の作業性を向上することができる。
また、請求項記載の発明によれば、係止手段は係止片であるから、比較的簡単な構成で駒押圧部材を係止することができる。係止片は可撓性を有しているから、係止解除手段としてのスライド部材をスライドさせ、係止解除方向に係止片を撓ませることで、容易に係止を解除することができる。したがって、係止及び係止解除の操作性が良いテープ保持装置を提供することができる。
また、請求項記載の発明によれば、駒押圧部材とインナー部材との間に弾性部材が設けられているから、この弾性部材を介してインナー部材が駒押圧部材に押されることとなる。このため、クランプ駒は弾性部材の弾性力によって常時付勢され、ロールテープ内面とクランプ駒外面との間に隙間が形成されることが防止され、ロールテープをベースロッドに確実に固定することができる。
以下に本発明の実施の形態の具体例を図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明に係るテープ保持装置の一実施形態を示すものである。本実施形態のテープ保持装置1は、フレームなどの略垂直の壁部3に片持ち状態で水平に突設され、外挿されたロールテープ2(図2)を保持するベースロッド10と、ベースロッド10をその軸線回りに回動する図示しない駆動ユニットと、ロールテープ2に内圧を作用させてクランプするクランピングロッド20とを備えている。ロールテープ2には、図2などに示されるように、従来例と同様に、円筒状の芯材2aに保護テープ2bがロール状に巻かれたものが用いられる。
ベースロッド10は、軸中心に貫通孔14を有する円筒状のロッド本体12と、貫通孔14に圧入されてロッド本体12に一体化された長尺のロッド軸18とから構成されている。ロッド軸18の後端側(基端側)は、軸受5に支持されると共に、端部が駆動ユニットの駆動源に連結されて回動できるようになっている。ロッド軸18の前端側(先端側)は、ロッド本体12の先端面から突出し、ロッド本体12の前端に連結されたクランピングロッド20の貫通孔29に挿入されるようになっている。ベースロッド10とクランピングロッド20は、ロッド軸18を介して同軸に連結されている。
ここで、本明細書の説明の都合上、前後の概念を以下のように定めることとする。前とは、壁部3に片持ち支持されたテープ保持装置1の先端側(自由端側)をいうものとし、後とは、テープ保持装置1の基端側をいうものとする。
ロッド本体12は、外挿されたロールテープ2が外れないように保持できる長さをもち、軸中心にロッド軸18を挿通させる貫通孔14を有している。ロッド本体12の基端は、壁部3にボルト9で締結固定されたボス4を介して壁部3に回動自在に固定されている。貫通孔14は、ロッド軸18の太さに対応して段付形状に形成されており、後端側が小径で前端側が大径になっている。後端側の小径部分14aは、ロッド軸18の圧入部分となっている。ロッド軸18がロッド本体12に圧入されることで、両者が一体化され、駆動源により共に回動するようになっている。後端側の小径部分14aに続く前端側の大径部分14bは、ロッド軸18の周囲に配設された前後二つのコイルばね(弾性部材)7,8が収容される大きさに形成されている。
また、ロッド本体12の長手方向の中間より前端寄りで、ロールテープ2の軸方向の中間に対応する部分に、ロッド本体12の周方向で半径方向外側に移動可能に設けられた複数のクランプ駒22を収容するキャビティ16が形成されている。キャビティ16は、クランプ駒22に対応する形状に形成され、貫通孔14に連通している。クランプ駒22は、その軸方向両側で前後のコイルばね7,8によって弾性支持された状態でキャビティ16に収容されている。また、クランプ駒22は、ロッド本体12の外周面13から出没自在に収容されている。図3に示すように、クランプ駒22の外周部分がロッド本体12の外周面13から半径方向外側に突出することで、ロールテープ2の内面2cが押圧されるようになっている。
駆動ユニットは、駆動源としてのモータと、モータの回転数を減速して出力トルクを高めるための減速器と、モータの駆動力をロッド軸18に伝動する伝動機構とを備えている。伝動機構には、例えば歯車伝動機構やベルト伝動機構などの種々の機構を用いることができる。
ベースロッド10の前端に連結されるクランピングロッド20は、ベースロッド10のキャビティ16に前後のコイルばね7,8で弾性支持された状態に収容されたクランプ駒22と、コイルばね7を介してクランプ駒22を後方へ押す駒押圧部材26とから構成されている。クランプ駒22は、ロッド軸18の軸方向に移動自在のインナー部材23と、ロッド軸18の半径方向(ロッド軸18に直交する方向)に移動自在のアウター部材24とから構成されている。インナー部材23とアウター部材24は、テーパ面23a,24aで相互に摺接し、インナー部材23の移動する方向と直交する方向にアウター部材24が移動するようになっている。
すなわち、インナー部材23のくさび作用により、駒押圧部材26をロッド軸18の軸方向後方Rに押す力がインナー部材23を介してアウター部材24をロッド軸18の半径方向外側に押す力に変換され、インナー部材23の移動する方向と直交する方向にアウター部材24を移動させ、キャビティ16内のアウター部材24の外周部分をロッド本体12の外周面13から突出させる。また、インナー部材23はそのくさび作用により、小さい力で大きな力を発揮し、アウター部材24をロールテープ2の内面2cに強く当接させることができ、ロールテープ2を確実に固定することができる。
インナー部材23とアウター部材24のテーパ面23a,24aのうち、一方のテーパ面には図示しない係合溝が形成され、他方のテーパ面には係合溝に係合する図示しない凸部が形成され、係合溝に凸部が係合した状態で両者が摺接する。係合溝と凸部との係合により、ベースロッド10と共にクランピングロッド20が回動するようになっている。
駒押圧部材26は、対向配置された一対の腕部28,28を有する本体27と、本体27の前端に締結固定されたU字状の把持部材33とから構成されている。本体27の外周面は円弧状に形成され、最大外径は、ロールテープ2の内径及びロッド本体12の外径より小さい寸法に形成されている。本体27の軸中心には、ロッド本体12の貫通孔14に連通形成されてロッド軸18の先端側を挿通させる貫通孔29が形成されている。
本体27の前側部分に設けられた一対の腕部28,28は、後述する一対の係止片(係止手段)40,40及びスライド部材(係止解除手段)45を一対の腕部28,28の間に設けるために、間隔を開けて配置されている。一対の腕部28,28の根元側内面には、係止手段としての一対の係止片40,40の先端に係合可能な係止段部31が形成されている。本体27の後側部分は、ロッド本体12の貫通孔14の前端開口に挿入される大きさに形成されている。本体27の後端面はコイルばね7の端部に当接し、駒押圧部材26の押し込み力がコイルばね7を介してインナー部材23に伝達されるようになっている。
把持部材33は、作業者が駒押圧部材26を操作するために把持する部材であり、本体27にボルト34などの締結手段を用いて固定されている。作業者は、把持部材33を把持しながら、把持部材33を押したり引っ張ったりするだけで、アウター部材24をベースロッド10の半径方向に移動させることができる。
図3に示すように、把持部材33を握って、駒押圧部材26を後方Rに移動させることで、前側のコイルばね7を介してインナー部材23が後方Rに移動し、インナー部材23に押されたアウター部材24が半径方向外側に移動し、アウター部材24がロールテープ2の内面2cに内圧を作用させ、ロールテープ2がベースロッド10に固定される。前側のコイルばね7は、常時インナー部材23を後方Rに付勢しているから、アウター部材24の外面24bとロールテープ2の内面2cとの接触状態が維持される。また、コイルばね7は、自身の弾性力でアウター部材24がロールテープ2の内面2cに加える力を規制し、アウター部材24がロールテープ2の内面2cを一定の力で押すように調整する。インナー部材24を後側で弾性支持するコイルばね8は、インナー部材23を前方Fへ付勢するためのものであるが、前側のコイルばね7より柔らかいものが使用されている(ばね定数が小さく設定されている)。
図2に示されるように、把持部材33に対して、スライド部材45を押し込むことにより、及びローラ48を押すことにより、一対の係止片40,40の各係止端40cと係止段部31との係合状態が解除され、後側のコイルばね8に付勢されたままインナー部材23が前方Fに移動し、アウター部材24が半径方向内側に移動し、アウター部材24の外面24bがロールテープ2の内面2cから離れ、ロールテープ2がベースロッド10から取り外し可能な状態となる。
以上のように、本実施形態のテープ保持装置1は、ベースロッド10の周方向で外側に移動可能なクランプ駒22と、クランプ駒22(アウター部材24)をベースロッド10の半径方向外側に押す駒押圧部材26とを有するクランピングロッド20を備えているから、駒押圧部材26をベースロッド10の基端側へ押す力がクランプ駒22を半径方向外側に押す力に変換され、クランプ駒22をベースロッド10の半径方向外側に移動させることができる。これにより、クランプ駒22がロールテープ2の内面2cを押圧して、ロールテープ2をベースロッド10に容易に取り付けることができる。
更に、本実施形態のテープ保持装置1は、駒押圧部材26を戻り止めするための一対の係止片(係止手段)40,40と、係止を解除するスライド部材(係止解除手段)45とを備えている。図1に示すように、一対の係止片40,40は、ロッド軸18の前端側に設けられている。係止片40は、ばね性を有する金属板をプレスにて打ち抜き、湾曲形成されたものである。一対の係止片40,40は、ロッド軸18を間に位置させて対向配置され、一端40aがロッド軸18の先端側にねじ42で締結され、他端40bが一端40aよりロッド軸18の基端側に延在し、漸次外向きに湾曲した自由端となるように設けられている(図1では、ローラ48が係止片40に乗り上げているため、真っ直ぐになっている。係止片の湾曲している状態は図3に示されている)。各係止片40の自由端の先端側は、鉤状に折曲形成され、駒押圧部材26(一対の腕部28)の係止段部31に当接する係止端40cとして機能する。
一対の係止片40,40が係止手段として機能するのは、図3に示すように、スライド部材45が前方Fへ引っ張られ、駒押圧部材26が後方Rへ押し込まれているときである。すなわち、スライド部材45のローラ48が係止片40に乗り上げていない状態にあり、かつ、係止片40の先端側が外向きに曲がっている状態にあるときである。したがって、本実施形態のテープ保持装置1の係止手段は、ロールテープ2がベースロッド10に固定されている際に機能するようになっている。
係止解除手段は、駒押圧部材26の一対の腕部28,28の内面に沿ってロッド軸18方向に往復移動するスライド部材45である。スライド部材45は、一対の腕部28,28内面に沿って移動する摺接部材46と、摺接部材46の先端にねじ49で締結固定された把持部材47と、摺接部材46の後端側で一対の係止片40,40に乗り上げるローラ48とから構成されている。ローラ48は、摺接部材46の内面からその一部が内向きに突出し、回転可能に設けられている。このスライド部材45が、図1や図2に示すように、後方Rに押されることで、一対の係止片40,40と係止段部31との係止を解除する方向に一対の係止片40,40を内向きに撓ませることができるようになっている。
スライド部材45は、次のように作用する。図2に示すように、駒押圧部材26が後方Rに押し込まれている状態で、作業者が把持部材46を握りスライド部材45を後方Rへ押し込むと、摺接部材46と一対の腕部28,28内面とが摺接しつつローラ48が転動し、更にスライド部材45を後方Rへ押し込むと、ローラ48が外向きに湾曲している係止片40のばね力を受けながら係止片40に乗り上げる。係止片40は内向きに曲がり、係止片40の係止端40cが一対の腕部28,28内面の係止段部31から外れて、係止が解除される。これにより、クランピングロッド20(駒押圧部材26)はクランプ解除方向である前方Fに移動できる状態となり、ロールテープ2がベースロッド10から取り外し可能となる。
次に、一対の係止片40,40を機能させてクランピングロッド20(駒押圧部材)を係止するには、図3に示すように、駒押圧部材26を後方Rに押し込んだ状態で、スライド部材45を前方Fへ引っ張るだけで、再び一対の係止片40,40を機能させることができる。すなわち、スライド部材45を前方Fへ引っ張ると、係止片40に乗り上げたローラ48が転動しつつ下がり、係止片40が自身のばね力で元形状に弾性復元する。外向きに湾曲した係止片40の係止端40cが一対の腕部28,28内面の係止段部31に係合することで、ロールテープ2がベースロッド10に固定される。
このように、本実施形態のテープ保持装置1は、係止手段としての一対の係止片40,40を備えているから、駒押圧部材26の一対の腕部28.28内面に形成された係止段部31に係止片40の先端が係合することで、駒押圧部材26の戻りを防止することができる。また、テープ保持装置1は、係止解除手段としてのスライド部材45を備えているから、係止段部31と係止片40との係止状態を解除することができ、ロールテープ2をベースロッド10から容易に外すことができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、本実施形態のテープ保持装置1は、駆動ユニットを備えているが、駆動ユニットを備えない構成とすることも可能である。また、クランプ駒22は、インナー部材23とアウター部材24の二部材から構成されているが、クランプ駒22をスライドスリーブ50と一部材から構成することも可能である。また、係止手段40及び係止解除手段45を、本発明の範囲内で適宜設計変更したりすることも可能である。また、インナー部材23は前側のコイルばね7により後方Rに付勢されているが、このコイルばね7を省き、インナー部材23の端面に駒押圧部材26の端面を直接に当接させることも可能である。
本発明に係るテープ保持装置の一実施形態を示す一部断面図である。 図1に示すテープ保持装置がロールテープをクランプした状態を示す一部断面図である。 図1に示すテープ保持装置がロールテープのクランプを解除した状態を示す一部断面図である。 従来のテープ保持装置の一例を示す斜視図である。
符号の説明
1 テープ保持装置
2 ロールテープ
7,8 コイルばね(弾性部材)
12 ロッド本体
18 ロッド軸
20 クランピングロッド
22 クランプ駒
23 インナー部材
24 アウター部材
26 駒押圧部材
27 本体
28 腕部
31 係止段部
33 把持部材

Claims (4)

  1. 一端を回動自在の固定端とし、他端を自由端として壁部に片持ち状態で突設され、前記他端から外挿されたロールテープを保持するベースロッドと、
    該ベースロッドの前記他端に同軸に連結され、該ベースロッドに外挿されたロールテープの内面を押圧して該ロールテープを前記ベースロッドに保持させるクランピングロッドと、を備えたテープ保持装置において、
    前記クランピングロッドは、前記ベースロッドの外面から出没して前記ロールテープ内面に内圧を作用させることができるように前記ベースロッドの半径方向に移動可能に設けられたクランプ駒と、
    前記ベースロッドの軸方向に移動可能に設けられ、前記クランプ駒の内面を押圧して該クランプ駒を半径方向外側に移動させる駒押圧部材と、
    を備え、
    前記クランプ駒は、前記ベースロッドの軸方向に移動自在のインナー部材と、前記ベースロッドの半径方向に移動自在のアウター部材とから構成され、前記インナー部材と前記アウター部材とがテーパ面で相互に摺接し、
    相互に連結された前記ベースロッド及び前記クランピングロッドの軸中心に貫通孔が形成され、該貫通孔にロッド軸が挿通され、前記クランピングロッド内に位置する前記ロッド軸に係止手段が設けられ、該係止手段が、前記貫通孔内面を規定する前記駒押圧部材の内面に形成された係止部に係合し、前記ベースロッドの基端側に移動した前記駒押圧部材を戻り止めする、
    ことを特徴とするテープ保持装置。
  2. 前記クランピングロッドは、前記係止部と前記係止手段の係止を解除させるための係止解除手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のテープ保持装置。
  3. 前記係止手段は、一端が固定端で他端が自由端で前記ロッド軸方向に延び、前記他端の先を前記係止部に係合させて前記駒押圧部材を係止する可撓性の係止片であり、前記係止解除手段は前記係止片に摺接しつつ移動し、該係止片を係止解除方向に撓ませるスライド部材であることを特徴とする請求項2記載のテープ保持装置。
  4. 前記駒押圧部材と前記インナー部材との間に弾性部材が設けられ、該弾性部材を介して前記インナー部材が前記駒押圧部材に押されることを特徴とする請求項記載のテープ保持装置。
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