JPH077459A - 回線切替え回路 - Google Patents

回線切替え回路

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JPH077459A
JPH077459A JP14732693A JP14732693A JPH077459A JP H077459 A JPH077459 A JP H077459A JP 14732693 A JP14732693 A JP 14732693A JP 14732693 A JP14732693 A JP 14732693A JP H077459 A JPH077459 A JP H077459A
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JP
Japan
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receiver
line
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JP14732693A
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Toshiaki Arai
俊明 新井
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NEC Corp
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NEC Corp
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回線切替え回路において、切替え部自体のア
ラーム情報を出力することにより、切替え部故障時の回
線復旧時間を短縮する。 【構成】 レベル検出部2と切替え部4との間に、片側
が開放状態になった時に共振状態となるような遅延部1
を挿入することにより切替え部4が導通状態か否かをレ
ベル検出部2にて検出する。この情報と切替え制御信号
とを比較することにより、切替え部の故障を判定部3に
て判定し、異常な場合にはアラーム信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回線切替え回路に関し、
特にマイクロ波無線通信回線の切替え回路に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロ波無線通信回線の従来の回線切
替え回路は、図4に示すように切替え部4から成り、切
替え制御信号により、第1受信機または第2受信機の出
力信号を選択し出力していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の回線切替え
回路は、信頼度上の問題からその切替え部4に水銀リレ
ーを用いることが多かった。しかし、デジタル無線通信
方式が広く採用される今日、ヒットレス切替えのため、
この回線切替え回路の手前にヒットレス回線切替え回路
が挿入され、フェージングに起因する回線切替えは全て
このヒットレス回線切替え回路にてなされるようになっ
た。従って、従来の回線切替え回路は主としてヒットレ
ス切替え回路等が故障した際の機器故障救済用として使
用されるようになった。その結果、この従来の回線切替
え回路は、通常運用時にはほとんど切替え動作が行われ
なくなり、水銀リレー特有のソフトスティック現象(接
点が長時間つながったままだと接点が離れにくくなり、
リレー駆動電流を流してもリレーが切替わらなくなる現
象)が発生することが散見されるようになってきた。
【0004】このような時、回線は障害状態となるが、
切替え回路からは一切アラーム情報が発せられないた
め、原因追及に手間取り、回線復旧までに長い時間がか
かる、という問題があった。
【0005】本発明の目的は、このような問題点を解決
した回線切替え回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の回線切替え回路
は、一方の受信機の出力が入力される遅延手段と、この
遅延手段の出力と他方の受信機の出力とを選択し、いず
れか一方を出力する切替え手段と、前記一方の受信機の
出力信号レベルを検出する手段と、このレベル検出手段
の出力と前記切替え手段の切替え制御信号とから切替え
部の故障を判定し、アラーム信号を出力する判定手段
と、を備えることを特徴とする。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
る。この回線切替え回路は、第1受信機と第2受信機と
を切替える切替え部4と、入力部に信号入力レベルを検
出するレベル検出部2と、入力された信号に一定の遅延
を与え切替え部4に入力するための遅延部1と、レベル
検出部2の出力と切替え制御信号とから切替え部4の故
障を判定する判定部3とを備えている。
【0009】次に、本実施例の動作を説明する。
【0010】第1受信機の出力は、遅延部1を通り切替
え部4に入力される。一方、レベル検出部2は高入力イ
ンピーダンスの検波回路であり、第1受信機からの入力
信号の振幅を監視しており、その振幅がある一定値を超
えたか否かを判定部3に出力している。
【0011】ここで、遅延部1の電気長を、第1受信機
出力信号の最もパワーが集中している周波数の1/4波
長になるように選んでおくと、切替え部4の導通(第1
受信機側選択)時には通常の遅延線として働くが、切替
え部4の非導通(第2受信機側選択時)時には切替え部
4側が腹、レベル検出部2側は節の共振器として動作す
ることとなる。
【0012】したがって、レベル検出部2の入力は、切
替え部4が第2受信機側を選択した時には第1受信機側
を選択した時と比較し、その入力振幅が大きく変化する
ため、この振幅を検出することにより、切替え部4が第
1受信機と第2受信機側のどちらを選択しているかを状
態信号として出力することができる。
【0013】このことから、レベル検出部2の出力と切
替え制御信号とを比較することにより、判定部3は切替
え部4が正常に動作しているか否かを判定でき、異常な
時(故障時)にはアラーム信号を出力することができ
る。
【0014】図2は、本発明の他の実施例を示す図であ
る。この回線切替え回路は、図1の回線切替え回路の第
2受信機と切替え部4との間に遅延部5を設け、第1受
信機の出力信号と第2受信機の出力信号とを遅延時間を
一致させることで切替え部4の入力にて位相関係を一致
させ、メンテナンス時にこの切替え部4を切替えた時に
回線瞬断を起こしにくくした例である。
【0015】図3は、本発明のさらに他の実施例を示す
図である。この実施例は、回線切替え回路を1+N予備
方式に用いた例である。各現用部分に回線切替え回路が
実装されている。切替え部4−1は、予備系受信機と第
1現用系受信機とを切替え、一般に切替え部4−i(2
≦i≦Nの整数)は、第(i−1)現用系受信機と第i
現用系受信機とを切替える。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、回線切替
え回路の切替え手段が導通状態になっているか非導通状
態になっているかを、遅延手段の共振特性を利用するこ
とにより検出することが可能となっている。従って、こ
の検出結果と切替制御信号とを比較することにより、切
替え手段が正常な動作をしているか否かを検出すること
ができる。このことから切替え手段が故障した場合や、
水銀リレーのソフトスティック現象が発生してもアラー
ム信号が出力されるため、不具合箇所の迅速な特定がで
き、回線復旧までの所要時間を大幅に短縮できるという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本発明を応用した一実施例のブロック図であ
る。
【図3】本発明を1+N予備方式に応用した一実施例の
ブロック図である。
【図4】従来例のブロック図である。
【符号の説明】
1 遅延部 2 レベル検出部 3 判定部 4 切替え部 5 遅延部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の受信機の出力が入力される遅延手段
    と、 この遅延手段の出力と他方の受信機の出力とを選択し、
    いずれか一方を出力する切替え手段と、 前記一方の受信機の出力信号レベルを検出する手段と、 このレベル検出手段の出力と前記切替え手段の切替え制
    御信号とから切替え部の故障を判定し、アラーム信号を
    出力する判定手段と、 を備えることを特徴とする回線切替え回路。
  2. 【請求項2】前記遅延手段は、前記切替え部が開放状態
    になった時に、共振状態となることを特徴とする請求項
    1記載の回線切替え回路。
  3. 【請求項3】一方の受信機の出力が入力される第1の遅
    延手段と、 他方の受信機の出力が入力される第2の遅延手段と、 前記第1の遅延手段の出力と前記第2の遅延手段の出力
    とを選択し、いずれか一方を出力する切替え手段と、 前記一方の受信機の出力信号レベルを検出する手段と、 このレベル検出手段の出力と前記切替え手段の切替え制
    御信号とから切替え部の故障を判定し、アラーム信号を
    出力する判定手段とを備え、 前記第1の遅延手段は、前記切替え部が開放状態になっ
    た時に、共振状態となるものであり、前記第1の遅延手
    段の遅延時間と前記第2の遅延手段の遅延時間は等しく
    なるように選定されていることを特徴とする回線切替え
    回路。
JP5147326A 1993-06-18 1993-06-18 回線切替え回路 Expired - Lifetime JPH0817340B2 (ja)

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JP5147326A JPH0817340B2 (ja) 1993-06-18 1993-06-18 回線切替え回路

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JPH077459A true JPH077459A (ja) 1995-01-10
JPH0817340B2 JPH0817340B2 (ja) 1996-02-21

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ID=15427659

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03259636A (ja) * 1990-03-09 1991-11-19 Fujitsu Ltd 伝送装置の障害発生時の検出/切替方式

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03259636A (ja) * 1990-03-09 1991-11-19 Fujitsu Ltd 伝送装置の障害発生時の検出/切替方式

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Publication number Publication date
JPH0817340B2 (ja) 1996-02-21

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