JPH077372U - 容 器 - Google Patents

容 器

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JPH077372U
JPH077372U JP3651693U JP3651693U JPH077372U JP H077372 U JPH077372 U JP H077372U JP 3651693 U JP3651693 U JP 3651693U JP 3651693 U JP3651693 U JP 3651693U JP H077372 U JPH077372 U JP H077372U
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JP
Japan
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container
display plate
card
hole
container body
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JP3651693U
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博之 川野
大和 藤岡
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第一プラスチック工業株式会社
太洋興業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 育苗種に関するデータを表示する表示板の
取付けが簡単に行え、しかも、表示板が不意に抜け取れ
ることのない確実な取付けが可能な容器を提供すること
である。 【構成】 苗育成用の容器であって、容器本体部と、
この容器本体部に設けられた鍔部と、この鍔部に形成さ
れた孔と、この孔に差し込まれ、前記苗に関する情報が
表示される表示板とを具備してなり、前記表示板の下部
両側には上方に開口する切欠きが設けられてなる容器。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば野菜や花等の苗育成用の容器に関する。
【0002】
【考案の背景】
従来、苗の育成や出荷には、図5に示す如く、区画用の連結ポット11が配置 された育苗箱12の各区画に、ポリエチレン等からなる容器13が設置されたも のが用いられていた。 尚、図5中、14は容器13内に充填された培土、15は種、16は播かれた 種に関するデータ等を表示する為のプラスチック又は紙製のカードである。
【0003】 ところで、この容器では、苗の育成に極めて重要なカード16を培土14に差 し込むことで設置しているから、カード16は抜け取れ易く、紛失することが多 かった。場合によっては、カード16をステイプラによって容器13に止着する こともあるが、これは極めて面倒な作業であり、カード16の脱着が自在ではな い。
【0004】 このような問題点に鑑みて、図6に示すような容器が考案されるに至った。 尚、図6中、17は、側面及び底面に補強用のリブが形成されたプラスチック 等からなる育苗用の容器本体、18は容器本体17の上端縁を一周するように設 けられた鍔部、19は鍔部18に形成された−形状の孔である。 20は育苗種に関するデータ等を表示する為のプラスチック又は紙製のカード であり、このカード20の下部両側には略三角形状の切欠き21a,21bが設 けられている。
【0005】 しかしながら、この容器では、カード20が容器本体17に対して直立し難く 、その上、カード20を容器本体17から取外す時にカード20に上向きの大き な力を加えると、カード20が切欠き21a,21bの最深部から損傷するとい った問題があった。
【0006】
【考案の開示】
本考案の第1の目的は、育苗種に関するデータを表示する表示板の取付けが簡 単に行え、しかも、表示板が不意に抜け取れることのない確実な取付けが可能な 容器を提供することである。 本考案の第2の目的は、育苗種に関するデータを表示する表示板が破損し難い 容器を提供することである。
【0007】 上記本考案の目的は、苗育成用の容器であって、容器本体部と、この容器本体 部に設けられた鍔部と、この鍔部に形成された孔と、この孔に差し込まれ、前記 苗に関する情報が表示される表示板とを具備してなり、前記表示板の下部両側に は上方に開口する切欠きが設けられてなることを特徴とする容器によって達成さ れる。
【0008】 又、苗育成用の容器であって、容器本体部と、この容器本体部に設けられた鍔 部と、この鍔部に形成された略円弧状の孔と、この孔に差し込まれ、前記苗に関 する情報が表示される表示板とを具備してなり、前記表示板の下部両側には上方 に開口する切欠きが設けられてなることを特徴とする容器によって達成される。 即ち、表示板の下部両側に上方に開口する切欠きを設けてなると、表示板を鍔 部の孔に差し込んだ際に、切欠きの存在によって形成される上向きの舌片が、鍔 部の裏面に引っ掛かるので、表示板は簡単には外れないものとなる。
【0009】 そして、鍔部に形成される孔の形状を略円弧状のものとすると、この孔に差し 込まれた表示板は孔の形状に沿って略円弧状に湾曲させられるが、表示板におけ る鍔部との交差部分から下では、これと無関係に原形を留めようとして、上方に 開口する切欠きの存在によって形成される舌部が鍔部裏面に確実に引っ掛かるの で、不意に抜け取れることがなくなる。
【0010】 又、表示板は3点(舌片先端の二箇所、前記二箇所の中間位置)で支持される ようになるから、鍔部に対して直立するようになり、安定した取付状態が得られ るようになる。 更に、孔に差し込んだ状態の表示板を上方に大きな力で引き上げても、この力 は舌片の先端に加わるので、切欠きの最深部から表示板が裂けることはなく、表 示板の破損が起き難いものとなる。
【0011】
【実施例】
図1〜図4は本考案に係る容器の一実施例を示すものであり、図1は容器の斜 視図、図2はカードの平面図、図3はカードの取付け状態を示す正面図、図4は 図3におけるX−X線でカードを切断した状態での平面図である。 各図中、1はポリエチレンからなる育苗用の容器本体であり、この容器本体1 の側面部及び底面部には補強用のリブが形成されている。
【0012】 尚、容器本体1の形状は、図1に示すような四角形のものに限定されることは なく、その他にも三角形や円形等、如何なるものであっても良い。 2は容器本体1の上端縁を一周するように形成された鍔部であり、この鍔部2 に対しても補強用のリブが容器本体1の上端縁を一周するように形成されている ことが好ましいが、一部だけに形成されていても良い。
【0013】 3は、鍔部2に形成された略円弧状の孔であり、苗に関するデータが表示され たカードが差し込まれる。 4は上記の容器本体1を幾つかまとめて取扱う為に用いられる支持枠であり、 この支持枠4には、脚5や容器本体1の形状に合わせた切欠部6、更には容器本 体1の上端縁部を掛止する為の凸片7が設けられており、出荷時におけるアセン ブリ作業が極めてスムーズに行えるように構成されている。
【0014】 8は、苗に関するデータを表示するカードであり、例えば薄いプラスチックシ ート等から構成されている。カード8には、図2に示す如く、上方に開口する切 欠き9a,9bが設けられており、この切欠き9a,9bの存在によって舌片1 0a,10bが形成される。 上記の如く構成された容器において、カード8は、図3及び図4に示される如 く取付けられており、即ち、カード8を孔3の形状に合わせて略円弧状に撓ませ ながら差し込むと、舌片10a,10bが孔3を通過した時点で、カード8はそ れ以上差し込み不可能となり、又、舌片10a,10bが鍔部2の裏面に引っ掛 かるので容易に引き抜けなくなり、図3に示す如く、抜け取れることがない確実 な取付け状態で固定される。
【0015】 ここで、差し込まれたカード8は孔3の形状に合わせて略円弧状に湾曲させら れるから、縦方向の曲げ強度が大きくなり、厚みが薄くとも曲がり難くなり、し かも、カード8の支持は、図4に示す如く、孔3とカード8との接点、及び、舌 片10a,10bの先端と鍔部2の接点との3点による支持であるから、カード 8は鍔部2に対して直立するようになる。
【0016】 更には、カード8の脱着に際して大きな力でカード8を引いても、この力は舌 片10a,10bの先端に作用するので、舌片10a,10bの付け根付近から カード8が裂けるといったことがなく、破損が起き難い。 そして、上記のような容器において育苗が行われた後、出荷に供される。
【0017】
【効果】
本考案によれば、育苗種に関するデータを表示する表示板の取付けが簡単に行 え、しかも、表示板が不意に抜け取れることのない確実な取付けが可能であり、 更には、表示板の破損が起き難い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る容器の斜視図である。
【図2】本考案に係る表示板の平面図である。
【図3】表示板の取付け状態を示す正面図である。
【図4】図3におけるX−X線でカードを切断した状態
での平面図である。
【図5】従来の容器に係る断面図である。
【図6】従来の容器に係る斜視図である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 鍔部 3 孔 4 支持枠 5 脚 6 切欠き 7 凸片 8 カード 9a,9b 切欠き 10a,10b 舌片

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 苗育成用の容器であって、容器本体部
    と、この容器本体部に設けられた鍔部と、この鍔部に形
    成された孔と、この孔に差し込まれ、前記苗に関する情
    報が表示される表示板とを具備してなり、前記表示板の
    下部両側には上方に開口する切欠きが設けられてなるこ
    とを特徴とする容器。
  2. 【請求項2】 苗育成用の容器であって、容器本体部
    と、この容器本体部に設けられた鍔部と、この鍔部に形
    成された略円弧状の孔と、この孔に差し込まれ、前記苗
    に関する情報が表示される表示板とを具備してなり、前
    記表示板の下部両側には上方に開口する切欠きが設けら
    れてなることを特徴とする容器。
JP3651693U 1993-07-02 1993-07-02 容 器 Expired - Lifetime JPH0733640Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3651693U JPH0733640Y2 (ja) 1993-07-02 1993-07-02 容 器

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JP3651693U JPH0733640Y2 (ja) 1993-07-02 1993-07-02 容 器

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Publication Number Publication Date
JPH077372U true JPH077372U (ja) 1995-02-03
JPH0733640Y2 JPH0733640Y2 (ja) 1995-08-02

Family

ID=12471990

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JP3651693U Expired - Lifetime JPH0733640Y2 (ja) 1993-07-02 1993-07-02 容 器

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JP (1) JPH0733640Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5261073U (ja) * 1975-10-30 1977-05-04
JP2015019602A (ja) * 2013-07-17 2015-02-02 株式会社東海化成 育苗ポット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5261073U (ja) * 1975-10-30 1977-05-04
JP2015019602A (ja) * 2013-07-17 2015-02-02 株式会社東海化成 育苗ポット

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